凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2004年12月20日(月) 自転車に乗れた日

片方だけ補助輪をはずしていた自転車。
後ろを持って走らせれば、なんか補助なしてもいけそうだったので
意を決して、もう片方もはずしてスタンドをとりつけた。
「えーこわいー」と言いながらもアイは破顔。嬉しくてたまらない様子。
「補助なしになったらもうバカにされないね」と嬉しそう。
おお。バカにされてる、と子供心に感じてたのね、正解。
あんた補助なしの子にバカにされてたもんね。

後ろを支え、自転車と共に走る。
ベビーカーに拘束されたままのアユムが降ろせと泣き叫ぶ。
すまん。あんた背負って自転車を押して走るのは無理。
無視してアイと走る。
うわぁ息が。ぜいぜいぜい。
スタートが難しいらしく、漕ぎ出せないが、そこを支えてやれば後は走れるようになった。
しばらくすると、そのスタートも克服できた。
「できた〜!!」と叫ぶアイ。
嬉しいらしく、猛スピードで走り回る。
途中でお友達の男の子が来る。
「補助はずれたの?」と一緒に走り回ってくれる。
おお走れ走れ。
今日はアイの「自転車に乗れた日」だ。
その瞬間ってかなり気持ちいいらしいよね。

男の子のママさんが来て「アイちゃん補助はずれたのね!」と喜んで下さる。
「これでアイちゃんは自分で自転車に乗ってもらって、アユムちゃんだけ乗せて自転車でいけば、買い物とかもずいぶん楽になるね」
……あの……
「あ!そっか!お母さんが乗れないんだったっけ!」
そうです。はい。

やっぱり次は私が特訓する番かなー
自転車の必要性は確かに感じてるのよね…
だとしたら、アイに内緒で練習しないと。
でもどこで。アイ以上に子供達にバカにされそう。とほほ。





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