凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2004年10月25日(月) 来月の憂鬱

来月、夫がやってくる。
電話の向こうの夫の声は久々に嬉しそう。
「金曜の夜からこれそうだから」だから、土日丸々こちらで過ごせる、と言う事らしい。
はぁ。そうですか。
正直、憂鬱なので来て欲しくない。

うちへくると、夫はすっかりお客さん気分なので以前より邪魔。
前回は運動会の時に来たが、こちらはただでさえ、運動会の弁当だのなんだのの用意で忙しいのに、いつもはいない夫の分まであれやこれや用意したり忙しさに輪をかける腹立たしさ。
上げ膳据え膳お風呂に子供と入るのだってこちらが言わないとやってくれない。
「二人とも俺が入れるの?」当たり前です。
私がずーっとやってきてることです。
たまにはあんたがやっても罰は当たるまい。
あげく、当日ビデオの充電もやってなかった。
ビデオはあんたの担当でしょうが。
「だってどこにあるかわからなかったもの」
それなら前夜に聞け。
ビデオの用意まであたしがしなきゃいけないのか。
五時起きで弁当つくりに励んでいたので運転する気力がない。
車を運転できない男なので、会場までは夫は自転車。
私とアユムはタクシーだ。
あぁ高くつくこと。
運動会翌日、夫は一人で髪切りに行きやがった。

なんでわざわざこっちで髪を切りに行く。
単身赴任先で一人の時間は腐るほどあるだろうに。
その間、髪なんかいくらでも切りにいけるだろうに。
なぜわざわざこちらで。
あんた私がいつから髪切ってないかわかってないでしょう。昨年秋あたりからずーーーーーーーーっと髪切りに行かせてもらってなかったのよあんたが土日も忙しいって家にいなかったからあたしは子供二人と24時間べったりの生活なのよそれがどんなに煮詰まるかあんたわかんないでしょう一人の有り余る時間を孤独だとかなんとかほざいてるあんたには


アユムを託児所に預けて、アイの延長保育をお願いして行けば行けない事も無いけれど、そうすると髪切るだけでいくら割り増しになるんだという考えになってしまって、なんかうんざりしちゃってなかなか行く勇気が出ない。

夫もそうだが世の単身赴任の男共はどうしてあんなに女々しいのだろう。
自分の身の回りを自分で世話するという、当たり前の事をして、自分だけの時間を自由に使えるという恵まれた環境をなぜ孤独だとかわびしいとかわけわからない事言うんだろう。

甘えてんじゃないよばーか。あんたのカミサンはカミサンであって、子供の母親ではあるけれど、あんたの母親でも家政婦でもダッチワイフでもないんだよ。てめーの世話くらいてめーでやれ。当たり前だろうが。こっちだって子供の世話全面やってるんだ。あんたは家でくらい息抜きしたいとか思うのかもしれないけれど、それじゃそのあんたのために快適な家を用意しておかなければならないあたしはどこで息抜きすりゃいいんだ。喜んであんたの世話してるとでも思っているのか。女であるだけで無条件に家事が好きだとても思い込んでいるのか。そんなのあるわけねぇだろばーか!家政婦だって給料貰うから働いているんだよ。なんの報酬も無い空しいルーチンワークの家事労働が楽しいわけねぇだろうが!

電話口の夫は風邪を引いた、と鼻声だった。
それってあんたのお得意の持論、「風邪を引くのは自己管理がなってないからだ」ってのに当てはめていいわけだよね。
ざまーみろ

荷物を二つ送っておいたら、ひとつは丸々人にあげる物?と聞いてきた。
開けてみて、その中にさらに箱があるので、それを渡してくれ、と答えると
「あぁ聞いてみて良かった」だと。

わざわざ電話して聞かないでも両方とも開けてみればわかることなんですけど。ちゃんと説明用の手紙入れてたし。
自分で判断しないで人に聞いて動く所も大嫌い。
あげく、文句たれるし。だったら最初から自分の意見で動けよ。
後から「そう思ったんだ。」「おかしいと思ったんだ」「そうだろうへんだもの」なんて言うなよ。
そう思ったんならその時言えよ。
後から正解が出てから言う卑屈さが嫌いだ。
間違っていた時は自分の中にしまっておくくせに。


夫がずっと単身赴任ならいいのに。
もう一緒に暮らすのうんざり。





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