お祭りが終わりましたね。 雨の中 よさ恋ソーランを披露した年長さん。
感動しました。
保護者の皆様にも 「いつ抜けてもいいです。 こんな雨のなかです。 子どもを一番に考えてください」とお伝えしていましたが、 体調が悪かった方を除き 大抵の方が 最後まで参加されました。
いや、子ども達の あの様子をみて 途中でやめさせることができなかったのかな。
それでも 体調管理をしっかりしてくださり お休みせずに多くのお子さんが 今日も元気な顔を見せてくれました。
ありがとうございました。
私はといえば 年長さんを横目にみながら 風船をせっせと作っては 配っていました。
雨の中でしたが 結構な数のお客様がいて 用意した風船も ドンドンなくなりました。
帰ってきてから ぬれた物を拭き拭き 先生たちと反省会。
それぞれに子どものがんばりと 自分達がよりよく行動できるにはと 反省もありました。
その中で、主任が 「子ども達のがんばりをみて 先生たちも、雨の中 笑顔でいられたことが とても印象的でした。 動いて外れてしまう、子ども達のレインコートの帽子を 目に留めてかぶせていたことも、 いつも以上に 子ども達の様子を見ながら 動いてくれたことに 感謝します。よくやったね」
保護者の方から見たら まだまだの先生たちですが それでも、子どもと一緒に 少しずつ成長しているのだと 私も嬉しくなりました。
今日からは、3日間 マーチングの仕上げです。 といっても、衣装を合わせたり 細かいところの色々で なかなか思うように進みませんが くいのないよう 子ども達とともに やりきりたいと思います。
応援してください。
今日の子どもの話。
虎舞を見に行くとき 沢山の栗をポケットにつめていたA君。 「栗、どうするの?」と聞くと 「虎舞の口にいれるんだよ。ありがとうって」 なるほどね。といったら
「でもさ、口の中から手が出てきて 『いらない』って言われたら、どうしよう・・!」
A君の、なんとも言えずユニークな感性に 先生たち一同、思わず笑いが出ました。 本人も、虎舞の口から手が出た様子を浮かべて 大笑い。
子どもの感性は、大人にも周りにも 沢山の「スマイル」を作り出してくれます。 A君のようなお子さんがいることで きっと沢山の幸せと笑いが 家族の中でも生まれているんだろうな。
その子のよさ、って こんなところにあるんだと思います。
よさは時にやりすぎると 短所に見えるときもあるでしょう。 表裏一体なら 良いほうを沢山認めてあげたいですね。
あなたのお子さんのよさは なんですか?
うちの子は・・・
もう、今日は仕事を納めて 大事なわが子の元へ帰ろう!
副園長 松橋でした。
明日はいよいよ、お祭り参加です。
とにかく、天気になあれ!!! 皆さんでお祈りしましょう。 お天気ダンスを踊ってみるのも良いかも。 とにかく、心からお天気を願わずにはいられません。
さて、細かいことですが、お祭りにも百石幼稚園ならではの こだわりがあります。
その一つが、お菓子です。 この辺の地域の方にはおなじみの お祭りのお菓子。
山車の引き子の子ども達に配られます。 ちゃんと最後まで参加しないともらえないことになっていて このお菓子欲しさに、 暑い中、沿道をがんばって歩くのです。
幼稚園の山車も当然 お菓子を準備しています。
でも、その御菓子は その辺の駄菓子ではありません。 内容にこだわっています。
副園長自ら買出しに行き 定員さんに「あの人何かしら?」と怪しい目で見られようと なんのその。 納得できる物を探すまで、ぐるぐると店内を回ります。 袋を取っては裏返し、材料、添加物、着色料などを細かく調べます。
もちろん、良いお菓子はありますが 予算もありますし、ボリュームも考慮しなければなりません。 いくら良いお菓子でも 子ども達が「ちょっぴりだ〜」などと思うのは 本意ではありませんから。
むしろ、よい御菓子探しよりも、その御菓子でいかにボリュームを出すかが、難所です。
子ども達の喜ぶ顔を想像しながら 厳しい目で商品を選び 何とか合格したものが 子ども達に渡されます。
また、最近は小さいクラスもありますので そちらはますます 材料に加え、食べやすさ、保管のしやすさなども考慮して 別に用意しています。
くー、あの御菓子袋を見て そこまで想像はできないだろうな。 でも、良いのです。
百石幼稚園は いつだって、どんなときだって 子どもによいものを提供したい。 子どものためになることをしたい。 その思いを貫いていきたいのです。
駄菓子だと 低予算でボリュームも種類も豊富で 「お祭りのときぐらい良いんじゃないの?」という方も まれにいますが、 いえ、そんなときだからこそ 手を抜くわけにはいきません。
ちなみに、ちゃんと見本を用意して 味見までしているのですよ。 これは、実益も兼ねていますが。
といったように 精魂こめて選んだおやつ。 ぜひ、山車を引いてがんばったね!と 渡してあげたいです。
天気になれ!!! エスパー再び???
副園長 松橋でした。
明日から百石祭りです。 子ども達は、お祭りをとても楽しみにしています。
年長さんはよさこいソーラン。 年中さんは山車のリーダー 年少・つぼみ・にこにこさんは引き子です。
子ども達みんなで作りあげてきたお祭りです。 大人は夜な夜な山車を作ってきました。 とても素敵な山車ができています。
お祭りは、子ども達の原体験となって きっと心の栄養になります。 地元に山車がある子供は参加できますが 山車がない子にとっては、幼稚園の山車が「ふるさと」の山車です。 だから、今年も良い山車を作ろうとがんばることができます。
ぜひ、何とか晴れて 山車を出せますように。 9月18日 14:30スタート。 皆さんの応援をお待ちしております。
ちなみに・・・・ お祭りに続いて、9月23日にはマーチング大会があります。 年長と年中は お祭りの練習とマーチング練習を 同時並行でやってきました。
今日は、全学年へのお披露目をしました。
見学したほかの学年の子ども達は 真剣に見ていました。 先生たちはみんな、 感動して泣いていました。 子ども達の真剣なまなざし、素晴らしい演奏演技そして あんなに小さかった子達が・・・・という 成長の喜び。 子どもたちは いるだけで、素晴らしい存在です。 3歳までに親孝行を済ませるというほど 喜びと、感動と、学びと、幸せを 与えてくれます。
この子ども達に関わることができて、 私達は本当に幸せです。ありがとうございます。
子ども達が幼稚園で輝いている様子を 少しでもご紹介したいと思い これから、日記の中に少しずつ書いていきます。
楽しみにしてください。
百石祭りで育ちました。
副園長 松橋でした。
2011年09月09日(金) |
保育に欠けさせないで |
先日、ある会議に行ってきました。 子ども子育て新プランの中間報告の説明でした。
これからの子ども達をどうするか と言うはなしかと思いきや 待機児童の解消や、学童保育の話で よく聞くと 元は、緊急経済対策からスタートしたとのこと。
つまり、 どうやって女性に働いてもらい 就業人口を確保するかと言うことらしいです。
がっくり。
しかも、失業率が高まっている今、 女性の働き口は パートや臨時が多く、 子どもがいるだけで 仕事を断られる一方で 低賃金でよく働くのは女性で そんなところを うまく使いたいという いやらしさを感じました。
そして、 資源のない日本は、よい人材こそが宝だと言うのに その根本をなす子ども達を 母親から引き離して 働かせることに 日本の未来は大丈夫なのか!!!!!と 本当に苦しくなりました。
私も働く母として 当然、子どもを預けたりするわけですが 事情が許せば 早く帰りたいし一緒にいたいし 長時間見てもらうよりも、 働き方を調整してもらうほうが ありがたいのです。
そう思って、百石幼稚園では 女性の働きやすい職場作りに 励んでいます。 子どもが輝く世の中でなければ よい未来はやってきません。 母親に笑顔がなければ 明るい家庭は築けません。 母親だけが育児をするわけではありません。 当然そうですが 赤ちゃんは、母を求めます。 父だけを求める赤ちゃんはいません。
せめて小さいうちは 社会が 家族で子育てする時間や余裕を 確保してくれる そういうことを求める家庭は多いのではないでしょうか?
子ども子育て新プランには 「保育に欠ける子ども」に対する対策が盛りだくさんです。 そして、保育に欠ける子どもを見る施設に対する 補助や援助のことが 沢山決められています。 そこには、保育にかけない子どものことは ほとんどありません。
そもそも「保育に欠ける」子どもの姿は 普通なのでしょうか? 保育に欠けるというのは 親が共働きで、子どもを養護できない、 介護や出産で子どもを見られないなどがあげられます。
保育に欠ける状態は 一生のうちでは、どの家庭でもあるでしょう。 一方で 「ずっと保育に欠け続ける」と言うのは いかがなのでしょう?
特に、仕事をするにしても 子どもが小さいうちは 短時間にするなどして 保育にかけない時間を少しでも確保することが 「子育て期」のあるべき姿でしょう。
社会が、子育て期でも同様に仕事をしなければ キャリアを落としたり 奪ったりしなければ 当然子育て期を満喫する親子の姿が 多く見られると思います。
力を入れて 国の政策として取り組む方向が 思い切りずれていると思います。
働く母も 子育ての母も 子どもといて幸せを感じる時間があるならば 声を上げましょう。 「子ども達との時間を返して」と。
家計が許せば 働かずに、子育てを望む方もいるでしょう。 仕事が好きな人も 余裕を持って子育てできる そんな制度を手に入れて良いのです。
本当に 歯がゆすぎる。
子どもの声は ママといたい 家族で過ごしたい。 その声はいったいどこへ響いているのでしょうか?
熱くなりすぎました。
とにかく 子育ての幸せな時期を 逃して欲しくないのです。 取り戻せないものも あるのです。
私も日々悩んでいるからこそ
伝えたい 副園長 松橋でした。
今日から実習生が2名幼稚園に来ました。 どうぞよろしくお願いします。
実習生がくると、現場の先生たちは 子どもへの教育に加え 実習生の指導も増えるため 実際大変です。
でも、園長は 「明日の素晴らしい先生をつくるため 協力できることは惜しまないように」と言います。
そうそう、未来の子どもを育てる 未来の先生作り。 それもまた大切な仕事です。
特に、この仕事は実践から学ぶことがたくさんあります。 だからこそ、実習が必要なのです。
朝会で実習生を紹介し 「新しい先生たちに、子ども達から何かメッセージはありませんか」と聞いたところ、 年長の女の子が手をあげて 「百石幼稚園に来てくれて、ありがとうございました」と言いました。 すると、他の学年の子が 「ボクのクラスに来てくれてありがとう」と 続けました。
子ども達の心に ジーンときたのでした。
優しさを育てる 思いやりを育てる。 言うのは簡単ですが 見えにくいだけに その成果はわかりにくい。
でも、今日のような場面をみて 「あ〜心が育っているな」と 確認できるのです。
まだまだ足りないところばかりですが 先生たちも 前向きな気持ち 感謝の気持ちを 沢山伝えるように 日頃から心がけています。
教員の研修では 前向きな気持ちをどう教育に生かすか そんな話を大切にしています。
心がほっとした 朝の風景でした。
実習生はどう思ったかな? 子ども達の言葉に 感動できる先生であってほしい。
副園長 松橋でした。
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