はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2011年08月31日(水) 生まれた!

生まれました!

わが園のアイドル
まいこ先生の赤ちゃんが生まれました!
おめでとう・・・・〜!!!

女の子だそうです。

親に似て
律儀に予定日ぴったり。
すごいなあ〜

早速子ども達と喜びを分かち合いました。

おめでとうメールをすると
A君が
「先生、赤ちゃんがいるなら、車の運転気をつけてとメールして。」
という、優しい言葉にホロリ’’’

女の子だと言うことで
どんな名前が良いかなと
勝手に話し合っていると
「さくらんぼちゃん」が良いとのこと。

フルーティーですねえ。

さて、どんな名前になるのかな?
楽しみです。

最近の職員出産ブームのなかで
初の女の子!
良いポジションです。

母子共に元気に過ごして欲しいです。

日記をご覧の皆さんに
速報でお伝えします。

子どもの存在って
本当に
光です。

周りが明るくなります。

自分の事も思い出すな。
今日は息子に
優しくなりそうな

副園長 松橋でした。



2011年08月30日(火) 素直さの効用

政治の世界が、また騒がしい。

本当に、トップが替わると、色々変わって
人事にはしていられないです。

私達の、施設に対する対応も
お役所の胸先三寸だったりするので、
本当、やってられない。

誰のための仕事なのか、誰のためによい対応をするのか
しっかりと考えて取り組んで欲しいです。

ちなみに、がんばっている人もいます。
本気で、町民・市民のためにと
工夫してくれる人もいます。
感謝しています。そういう人が増えてくれればと思います。

心が明るくなる話を。

親子教室に来ているお母さんで
本当に感心したのでそのお話を。

お母さん達へ子育ての知恵として
ママ講座を開いています。
私が勉強したり、実際の子育てで感じたことをお話していますが
先日、あるお母さんが
「夜のオムツも取れました。先生の言う通り、思い切ったらよかったです」とおっしゃっていました。
以前も、お箸の持ち方をお話したとき、すぐに実行なさって効果があったと喜んでいらっしゃったのです。

これは、ひとえにお母さんの「素直さ」の効果だと思います。
そうか、やってみよう!と素直に取り組めること。
意外と大人になるとできないものです。

職場でも、いつも話しているのは
素直でいること。
注意をうけても、指導を受けても
素直に受け入れ実行してみる。

素直な人は、飲み込みも早いのです。

これは自分への自戒でもあります。
何でも頭でっかちになって
何でも自分流になって
うまくいかないこと、あります。
人の意見に耳を傾け
とりあえずやってみる。

そういうことが必要だと。

もちろん、このお母様は
お子さんのことで疑問に思うことは
よく調べたり、周りに相談しながら
慎重に進めています。
その辺のころあいが
ちょうどよく上手なのだと思います。

見習わなくちゃね。

ママ業も
仕事も

学び多き日々です。

副園長 松橋でした。



2011年08月24日(水) 身の回りのもので

2学期の親子教室「遊びの広場」がスタートしました。

魚釣りごっこをする予定を
ジャガイモ掘りとわざわざ交換したのに
雨が降ってしまった今日。

予定通り
魚釣りをしました。

スチロールのお皿から切り出した
魚に
クリップを付けて
磁石を付けたさおで
魚をつりました。

非常に簡単な仕掛けですが
子供たちは楽しんでくれたようです。

百石幼稚園の製作には
できる限り身近な材料を使うようにしています。
以前に
「身近なものを使っているんだから
教材費は必要ないんじゃないですか!」と
いわれてしまったほど。
(教材費は、陶器や特殊な材料に使っているのですよ。念のため)

身近なものを使うのには理由があります。
子供たちは
ひとつの製作をすると
また作ってみたくなるものです。
その製作が
魅力的なものであればあるほど。

そのときに、特別な材料でなければ作れないものだと
「幼稚園でしか」できなくなります。
しかし、子供たちの興味は
家庭でも続いていくわけですから
そしてその興味が
さまざまな学びに発展するので
できる限り身近なもので製作することで
「子供たちが、ずっと楽しめる」ものに
しているわけです。

ところが、いうほど簡単ではないのですよ。
見慣れたものほど
どんな風に斬新に使っていくか
本当に頭をひねります。

先生たちは、教材研究といって
あれこれといくつも作っては話し合い
やっと作品になりそうなものを見つけ出すのです。

コロンブスの卵と一緒で
出来上がりをみると
「なるほどね」と思うだけですが
それを考え出すには
先生たちの汗と本気の涙が
入り混じっているのです。

今日のお魚も、家でも作れるものです。
もし、楽しんだようでしたら
ご家庭でも作って遊んでくださいね。

身の回りのものを使うことで
子供たちも発想力が鍛えられます。
今の子供たちは
自分でおもちゃを作り出すチャンスを
ことごとく奪われていますから
いったんはまると
とても楽しんで集中して
「自分のおもちゃ」作りにのめりこみます。

これぞ生きる力。
おもちゃって、買わなくてもいいんだと
本気で思えるほど
手作りは楽しくてわくわくするものができます。

私は作り物が好きなので
こんな風にいってしまうのかも。

製作苦手な先生は
もっともっと、考えてと頭を絞らせる
私の顔が
宇宙人に見えていると思います。
「頭の中が、自分と絶対違うものでできてる」なんてね。

そうかも知れません。

私の頭の中も
牛乳パックや、トイレットペーパーの芯や
ペットボトルなどでできていたりして!!

そんな

副園長 松橋でした。



2011年08月23日(火) 教育って

2学期始まりましたね。

年長さんは、始まってすぐ演奏発表がありました。

子ども達の感心するところは
一生懸命に向かっていくところ。

今回の演奏でも
練習時間も短く、まだ不十分なところもありました。

十分に時間を取れないのは大人の都合なのです。
そして、しっかりと演奏させたいと言うのも大人の都合。

どだい、子ども達は演奏家になるために幼稚園に来ているわけではないのですから。演奏する義務もないわけで。

そのなかで、どうしても演奏の都合上がんばってもらう子もいます。
何年に一度かは
そんなに練習しなくても、天才的に演奏できる子もいますが、
通常は、子ども達の努力の上に
素晴らしい演奏が成り立っています。

本当に頭の下がる思いです。
「今日は練習がんばりすぎたかな?いやになっていないかな?」とおもう日に限って
「今日の練習は楽しかった、またがんばる」なんていわれると
もう、先生は涙が出そうになって
「そんなにがんばらなくても良いんだよ、十分よくやってるよ」と
抱きしめたくなります。

教育って、なんだろうと
つくづく思います。

これが商売ならば
うまくできる子に何でもさせて
見栄えもよく、短時間でと言うことが正解なのでしょうが
私達は教育をしています。

その子が伸びるように
全体が伸びるように。
ゆっくり伸びる子・急ぎすぎる子
色んな子の特性に合わせて
じっくりと取り組んでいく。

いつでも、教育をすることへの
思いと、迷いを繰り返しながら
いかによい教育ができるか
そう問いかけているのです。
出口のないトンネルですが
時折見える、子どもの目覚しい成長が放つ
まばゆいばかりの光が
私達教師を
導いてくれます。

子ども達に教えられる日々。

先日の演奏会では
本当に素敵な演奏をしてくれました。

子どもってすごい。
子どもって
すごい。


2学期にはそれを感じる出来事が
きっと沢山やってきます。

この日記を通じて
皆様にこの感動をおすそ分けできたら
そう思っている

副園長 松橋でした。



2011年08月01日(月) 限界?

8月になりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか?
暑中というには少し寒い日々ですが
お見舞い申し上げます。

今日は、4年生の卒園児が集まるOB会がありました。
久しぶりに見る子ども達の顔は
立派になっていました。
でも、昔の面影もあり
とても楽しい時間でした。

さて、8月になって
お休みももうひとふんばり!と
気合を入れているご家庭もあると思います。

子ども達が一日家にいるということは
その分親も付き合うわけで
もう、限界!と言う方もいらっしゃいますか?

実際、子どもに付き合うのはたいへんな面もあります。
ご飯の準備だけでも
お母さん達のご苦労はいかばかりかと・・・。

こんなときに本当にありがたく感じるのは
遊び相手がいることです。
友達でも親戚でも
遊び相手がいることで
子どもが子どもと遊んでくれる。
大人の労力はずいぶんと減ります。

子どもも楽しいし、たくさんのことを学びます。
幼稚園で過ごすのとはまた別の
学びをしてきます。

集中と開放とでもいいますか
幼稚園の時間と
家庭での時間
両方あって子どもの育ちが加速されると
夏休み明けにはつくづく思います。

特別教室で預かり保育をしている子ども達も
いつもと違う「夏休み」の時間をすごし
変化するのですから
やはり、何事もリズムって大切。

変化にとんだ経験は
子ども達にも刺激になるのですね。

そう思って
もう少し、あと2週間
何とかがんばってください!
もちろん、子どもと一緒に過ごして
たのし〜と言う家庭も沢山あるでしょうが
どちらかと言うと、私自身も
子どもと2人きりだと
力負けしてしまうたちなので
きっと夏休みがんばっている家庭もあるだろうと
想像するわけです。

その苦労は、絶対報われると信じてください。
時間だけが子育てのはかりではありませんが
でも、親と過ごした時間の中に
子どもの心の支えになる
素敵な出来事が生まれることは多いのです。
今日が、明日がその日かも。
そう思って、
また、今をがんばる。

お仕事しているご家庭も
夏休みモードで
ちょっとできることをしてみる。
そんな心を

子どもはちゃんと感じてくれるものです。

「あの時は嬉しかったよ・楽しかったよ」といってくれるのは
20年、30年先のことでしょうが・・・。

子育てって、本当に手間と時間がかかりますね。

素晴らしいお役目をしている
全ての親に
エールを!!

私も、毎日悩み多き子育て中の

副園長 松橋でした。


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