はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2011年05月30日(月) 花開く

先日の土日は
運動会デーでした。

小学校の運動会に、ちょこちょこと顔をだして
懐かしい子ども達の様子を見てきました。

どの子も大きく立派に成長し
高学年になると
「あれ??」と思うほど
顔つきも変わっていたりして
それもまた嬉しいものです。

嬉しいといえば
運動会で久しぶりにあった
元保護者の方とのおしゃべりも
へ〜と思いがけない情報や
思い出話にはながさいて
本当に楽しいです。

そのなかで、
思いがけず嬉しいお知らせをいただきました。
幼稚園時代、なかなか積極的になれなかったお母さん。

「でも、先生、幼稚園のお陰で
その後、ずいぶん積極的になれました。
自信をつけていただいたお陰で
思い切って役員活動をしたり
そして、なんと新しく資格をとったんです。
もし、何か恩返しできればと思っています。
ぜひ声をかけてくださいね。
幼稚園に出会って、先生たちに出会えて
本当によかったです。」

これ以上の喜びはありません。
お母様がお元気だということは
子どももまた
前向きに生活しているということです。

本当に嬉しい限りでした。

私達は、子どもと、それを取り巻く家庭と、そして地域を
元気にしていきたいと考えています。
でも、これは本当に
言うほど簡単なことではありません。
良かれと思ったことも
裏目に出ることもあります。

だからこそ
1人でも
このようなお母さんのお話を聞くと
励まされます。またがんばれます。

励ましをくれたお母さん。
私達こそ
「ありがとうございました」

そして、思いは花開くことを
実感させていただきました。

ありがとう
ありがとう

これからのお母さん達も、もちろんお父さん達も
また、お1人でも
幼稚園との出会いが、人生の喜びであっていただくよう
日々、こつこつと
丁寧に
幼児教育に取り組んでいきます。

副園長 松橋でした。



2011年05月24日(火) もっと時間があればな〜

 今日は、PTA総会でした。
役員のかた5名と
おいしいお食事と楽しい時間を過ごしました。

 PTAは皆さん元気があって
本当に刺激されますね。
どの園でも、子ども達のためにと
張り切っていらっしゃいました。

やはり、わが子のことですから
お客様になって、みていてはつまらない。
自分でやって
倍楽しいというものです。

 それに加えて
このPTA総会はおいしいお食事が出ます。
そして、際限なく繰り広げられる
ママトーク。
本当に、もっと時間が欲しい〜
まだまだお話していたいぐらいでした。

今年は、パパ磨き、ママ磨きを充実させて
保護者の皆様にも
学ぶ楽しさ、知る喜び
なにより、子育てを通じて出会える喜びを
感じてもらえればと思います。

総会の詳細等は
できる限り早くお手紙にてお知らせします。

端から見ていてはわからない
楽しい世界
それがPTA

こちら側へ早く
いらっしゃ〜い!

私も、役員やってみたい!
 
副園長 松橋でした。



2011年05月23日(月) 次回は、参加でお願いします。

 土曜日は、あいまいな天気の中
ふれあい参観日が行われました。

 たくさんの保護者様にご参加頂き
幼稚園での様子も見てもらったり
子ども達と触れ合ったり
いつもとは違った時間を過ごしていただけたと思います。

今日、参観日の感想もいただいて
保護者の皆様が実に子ども達の様子をよくご覧くださったり
幼稚園の活動の目的をわかってくださって
安心しました。

ご協力ありがとうございました。

 さて、ふれあい参観日。
実は10年ぐらい前までは
「父親参観日」という名前でした。
今とは違って
お父さん達が園行事に参加することは少なく
年に1回だけでも
お子さんの様子をご覧いただきたく行っていました。

そのため、お父さんが参加できない家庭は
お母さんの参加、だったのです。

でも、最近は
様々なご事情で、お父様の参加が出来ない家庭もあり
配慮するということで
「ふれあい参観日」になりました。

本来求めるものは
「お父さんの参加」なのですよね。この辺の事情をもっと説明すべきだったと反省しています。
来年は、そのつもりでお知らせします。

その名残で、普段お子さんと関わる時間が取りにくい
お父さん達でも
スムーズに参加できるよう
お散歩などの活動を取り入れているのです。
これまた、説明されれば
「なるほど」ですよね。

 大事なのは、まだあります。
ふれあい参観日の終了後行われる「父親会」。
って、飲み会です。
これがまた、お父さん達限定で飲んで食べて
交流を深めようという会です。
なかなか重要なのです。
お父さん達は、お母さん達と違って
初対面の人たちと打ち解けるのに時間がかかります。
行事でちょっとあったぐらいでは
まず、なにもないですよね。
ですから、父親会を通じて新たな出会いをして欲しいのです。

面倒くさい、そんなの必要ない
そう思っている方ほど
ぜひ、参加を。
だって、参加している人が「この会で、貴重な出会いをして本当によかった」と
オススメしているのです。
仕事がらみなしの出会いです。
そして、思いがけないところで、仕事にも生きてくることもあるでしょう。
とにかく、貴重なチャンスを、ぜひ物にしてください。

今年も、参加者が9名と、寂しいものでした。(会は楽しかったですよ)
今回参加した方が、
「ぜひ、次回はもっと集まっていただいて、楽しく飲みましょう!」ということで、
なんと、初めて「父親会、セカンドステージ」を行います。

日程等は、おってお知らせします。
そうそう、ここで、夫婦の親密度もわかるとか・・・!
お母さんが、父親会について
お父さんにお伝えしてくれているか
夫婦の会話があるかどうかだよ!と参加者の方が言ってました。

子供がいてくれて、出会える人がいます。
ぜひ、そのチャンスを無駄にしないで
人生のフィールドを広げてください。

副園長 松橋でした。



2011年05月18日(水) 遊びって、本当に大切

今日から、親子教室がはじまりました。

昨年好評だったママ講座、今年もがんばります。
私自身も、自分の子育てを通じて
「やっぱり!、なるほど」と実感したことを
お伝えします。

今日は、「子どもの遊び」についてお話しました。
遊びは学びということで
「子どもの遊び」という言葉を
「子どもの学び」という言葉に置き換えながら
書いていきました。

すると、なるほど、ほんとうに
子どもの「学び」は大切です。
一日中学んでいる
子どもってすごいですね。
学ばせれば学ばせるほど
伸びるのは当然。

詳しくは、園に掲示しておきますので
ご覧くださいね。
もし、リクエストがあれば
HPにも掲載する??

今、子どもの学び(遊び)のステージである園庭には
山桜が濃いピンクの色で彩り
急に咲き出した西洋ぐみの花の
濃厚な香りが立ち込めています。

子どものいる環境は
本当に重要です。
失ってからわかるのでは遅いです。

子どもに本当の学びの場を
用意し続けます。

副園長 松橋でした。



2011年05月15日(日) 恩おくり

先日、幼稚園・保育園・小学校連携の会議がありました。

その中の資料に
「恩おくり」という言葉があって
私は「あ〜、これだ」と
とてつもない宝物を掘り当てた気持ちになりました。

恩返し、という言葉は一般的ですが、
受けた恩を、また次の人へ渡していく。
それが恩おくり、です。

実はこれ、ペイフォワードですよね。

最近はご無沙汰ですが
幼稚園では、ブックフォワードという活動をしていて
よい本を、保護者へ回して
みんなで見ようという活動です。

読む時間のない方は
本を回すだけ
読みたい人がよむ。
そんな活動のなかで、感動の本に出会ったと喜んでもらったことが
たくさんあります。

このアイディアは
「ペイフォワード」という映画からヒントを得て
行ったのでした。
その内容は、まさに恩おくり。
チャンスがあったら、この映画見てください。

さて、なぜ恩おくりの話をするかというと
これまた先日、絵画講習会の講師を務めてまいりました。
このお話をいただいたこと自体が
まさに恩おくりだったのです。

なぜ、講師依頼が来たかというと
私が美術の勉強をしてきたということもあるでしょうが
何より、百石幼稚園では
これまでたくさんの絵画の受賞暦があり
百石幼稚園の先生に話を聞けば
何かよい絵を描かせるコツが
わかるかもしれない
ということでした。

つまり、これまでの先生が
子供たちを通して脈々と送り続けてくれた
恩のおかげで
私たちの今があるのだと
本当に実感したのでした。

ありがたい、感謝です。

そして私たちは
これからどんな恩をおくっていけるのか
また真剣に思うのでした。
その答えはただひとつ
ひたすらに子供たちによい環境と
よい教育を与え続けること。

そのためにも、一日を大切に
ひと時を大切に
すごしていきます。

ずっと、大切だと思ってきたことが
「恩おくり」という言葉に出会って
しっかりと形になったのでした。

この言葉が書かれた資料は
本当にすばらしくて
ぜひご家庭で読んで欲しいです。

そうだ、せっかくだから
ブックフォワードしようかな。
本当にひさしぶりですね。

20数ページのもので
すぐに読めてしまいますが
内容は、小説一冊分はありますよ。
私は、30分ぐらいで全部読みました。
泣きました、親なら泣けます。

ご夫婦で読んで欲しいです。

とりあえず、我が家からはじめようかな。

副園長 松橋でした。



2011年05月12日(木) 花は咲く

日々春を感じるこのごろ。

頭の中も春なのか
いや、年度初めは
本当にどたばたの毎日で
今日も大切なものを
家の玄関に準備しておきながら
すっかり忘れてくるという
春らしい行動の
松橋なのでした。(自分がまったく信じられません。どうして忘れたんだろう・・・)

日記もご無沙汰でした。
でも、これからドンドン書きますので
引き続きご愛顧のほど。

お知らせしたいことは
山のようにあるのです。

とってもいい話も聞いて
教えたい!

これからのまま磨き
パパ磨きも
楽しくなりますし、
特に卒園したかたには
ぜひお知らせして
ご一緒したいなと思っています。

ですが、今日は
これから青森にいくので〈知事に、入賞のお知らせです)
一つだけ。

2年前の活動テーマ
「心の花を咲かせよう」で
花いっぱい運動をしました。

そのときご寄付いただいた球根が
今年も見事に
本当に、何事もなかったように
いつもどうり咲いてくれました。

おばあちゃんからもらった
斑入りの黄色いカタクリは
とても珍しいものでしょうが
幼稚園の玄関を
ひっそりと、でも素敵に
飾っています。

スイセンの球根も沢山もらって
職員に植えてもらったら
なかなか帰ってこないので
何をしているのかと見に行ったら
ぼろぼろの、先が欠けたスコップで
「なかなか、穴が掘れなくて・・・」と
汗をかいていたこと。

「あたりまえでしょうが、そのスコップじゃ、夜までかかっても終わらないよ!!」
笑い半分・あきれ半分
新しいスコップを買って
あっという間に穴掘り終了。

スイセンを見るたびに思い出すのでした。

花は今年も
あのときたくさんお花を寄せていただいた
喜びと感謝を
美しい姿とともに
思い出させてくれるのでした。

ありがとうございます。

私達も、この花のように
毎年同じように
でもいつまでも
子ども達の心にささやかな喜びを届ける
存在でありたいと願います。

自然から教えられることは沢山あります。

感謝の

副園長 松橋でした。


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