2011年06月25日(土) |
子育てはママのキャリア |
先日、園長の応援に青森市まで行ってきました。
高級レストランで、おいしいランチを頂き 話に花が咲きました。
その中で、出たのが子どもの人数。 「子どもは沢山欲しい」 『でもお金がかかるし、子どもを育てているうちに 年をとって、年齢制限に引っかかるよね」
なんてもどかしいのでしょう。 それが今の日本の現実です。
子どもを沢山生んで育てる人ほど 仕事に復帰しづらい。
「これは大変!ママたちが働ける会社を作らなくちゃ〜」と 私が言うと、すかさず 「その話、乗りますよ」と合いの手。
今の経済志向は 女性と子どもで成り立っているでしょう。
それなら、子育てで感じたことや 身に付けたこと、アイディア そこで鍛えられた 「こなす力」 絶対、使えると思うんですけど。
子育てしたことは 大きな資格として キャリアになるべきです。
子ども3人なんていったら 「ぜひうちに来てください」と 引く手あまたになるぐらい。
当園の職員も そういえば子沢山。 国家資格はなくても 素敵な子育てをしているお母さんに声をかけて 働いてもらっています。
子育ては時間を費やしていますから そこに表れる「生き方」は 変えようのない「その人の生きた履歴書」
何だか、私も身が引き締まります。
子どもとしっかり向き合って 社会の素晴らしい一員として 育てあげることは とても素晴らしい仕事です。
子どもがいるから何もできない ではなくて 子どもがいるから 人としてキャリアアップできる。 そう考えたいですね。
実際親になることは 試練の連続。人として鍛えられる場面がたくさんです。 思い通りにならないことばっかり〜!
〜それにしても、困りごとは発明の母。 家庭や子育ての試練は 絶対素晴らしいアイディアになると思うんですけど。 当園のお母さん達も すごいアイディア持ってますよ。〜
社会の皆様! 素晴らしい宝を 発見してくださいね!
ご連絡は下記
副園長 松橋でした。
先日のママみがきの続きで・・
なんと、ママ磨きおいらせ探検隊の後 2次会をしたチームがあったそうです。
それはそれは楽しそうな様子でした。
良いですよねー 理想です!
ママ磨きは 自分も楽しく 友達も出来るし 輪も広がる。
今年の幼稚園のテーマは 「ひろがる・つながる・絆の輪」です。
まさに、体現してくださっています。 ありがとうございます。
ママが元気だということは 家族の元気に繋がります。
嬉しいつながりを感じて 私まで元気になりました。
百石幼稚園の自慢は 素晴らしい保護者が 素敵なつながりをもって ご協力いただいていることです。
これからも ママたちを(もちろん、パパ達も) 応援できるように 楽しい企画を贈りますね。
大好きなままたちへ 愛をこめて
副園長 松橋でした。
今日のまま磨き おいらせ探検隊。
とーっても楽しかったです。 なんと23名、バスにびっちり乗って 書ききれないほどの 楽しさ。
ぜひ、参加したかたに 聞いてみてください。
お腹いっぱい、 心もいっぱい。 ちょっとほろ酔い 大人の遠足。
ガイドの私も 達成感があります。
藤が森の歴史も 「へ〜」と皆さんが喜んで・驚いてくれた顔。 忘れません。
今回かなわなかった方も 次回是非!!
ガイドもします。
副園長 松橋でした。
ただ今、百石幼稚園では 素敵な本を伝える「ブックフォワード」を 行っています。
ただでさえ忙しい子育て中のご家庭に 本を届けるわけですから もし、読んでいただいて もし、どなたかの子育てのヒントになればと思い まわしています。
そうしたら、早速 感想をくださった方がいました。 ありがとうございます〜!
本というのは 個人の好みが出ますので お互い、どんなところで感動し どんなところで涙したか わかると、互いの理解が深まると思います。
感想を見ると 当然ながら、私とは違った見方で なるほど、と感心することも。
人と人のコミュニケーションの面白さは その微妙な違いにあるような気がします。
コミュニケーションといえば 当園のおたより帳もそうです。 保護者の皆様とのやり取りが詰まっています。
私は保育園に勤めていたこともあるのですが 保育園は、お昼寝のとき子ども達が寝ているそばで じっくりとお便りを書くことができました。 でも 幼稚園は、お昼寝もないし 先生たちがじっくりとおたより帳を書く時間はありません。 それではいつ書いているかといえば 自分が昼食を食べ終わった後 子ども達の様子を見ながら ほとんど神業のように お便り帳を書いているのです。 (だから、大抵の幼稚園では連絡帳は連絡事項だけ。 シールを貼って帰ってくるのです。)
ひとえに、 保護者の皆様と コミュニケーションをとって 互いに協力しながら 子ども達の育ちを進めていきたいからです。
(手前味噌ですが 先生たち、よくやっていると思いますよ。)
いつもやり取りしていると 「あれ、最近お便りないな、お母さん、忙しいかな?」 などということも 感じたりします。
きっと保護者の側からすると ベテランの先生と 新人の先生の違いを 連絡帳で感じたりすることもあるでしょう。
互いを分かり合う 大切な「お知り合い」ツールです。
そんな中、私の印象に強く残っている出来事。 あまりお便りを書かないお母さん。 お子さんも多いし、忙しいのだろうと思っていました。 ある日、ふとした会話の中で 「書きたいことは沢山あるけど 先生たちも、返事を書こうとおもったら 忙しい時間にご迷惑になるでしょう。 だから、本当にたまにだけ 書くことにしているの」
目には見えないことの中に 沢山の優しさがあったと知って 自分の単純さを反省し 思いやりに感謝したのでした。
色んな形の 色んなコミュニケーション。
いつも楽しみにしています。
副園長 松橋でした。
先週の土曜日は 祖父母の皆様と園児が交流する ふれあいデーでした。
子ども達が摘んできたよもぎを使って ヨモギ団子を作って 一緒にいただきました。
と〜ってもおいしかったです! お土産に持って帰ったご家族もいましたね。 お味はいかがでしたか?
団子作りは各学年でおこなったので まっている間は昔遊びをしながら過ごしました。
おじいさん、おばあさん達に お手玉、ビー玉、竹馬などなど・・・いろいろ教えていただきました。 さすが、上手でしたよ。
今風に言えば 指先を使ったり、空間を量ったりする遊びは 脳にもたいへんよいと思います。 昔は、今よりも沢山の勉強をこなしたり 集中できたり、考える力があったのは、 こういう遊びのお陰もあると実感! 早速、幼稚園でも続けていきます。
子ども達と一緒に、 ラジオ体操やお遊戯も踊っていただきました。 「ピンポンパン体操」も踊りました。 和やかに楽しそうに踊っている中 その歌詞を聴いて(今までだって、何百回も聞いているのですが) ぴ〜ンときたのです。
まさに、高度成長時代の歌なのでした。 「がんばらなくちゃ、がんばらなくちゃ」と何度もくりかえす歌詞。 世の中ががんばってがんばって、がんばれば何とかなると 希望を持っていた時代。
今を振り返ると 「がんばらなくていいよ」「そのままでいいよ」 そんな歌詞があふれています。 時代が成熟してくると 人よりぬきんでることは容易でなくなります。 その中で、がんばることだけが目的になると 自分を見失ったり、自分の能力の限界を突きつけられて絶望的になるのかも。 そんな時代に 今の子は生きているのです。
なんだか、切ないな。 「がんばれ!」といって がんばったかいのある、社会で生きていくのは 成果も見えやすく、人は充実感を感じやすい。
自分のよさを認め、他人のよさも認め 「足るを知る」人生を送るのは すばらしいことです。が、 社会が成熟していないと、多くの人がそういう達観した感覚で 平和に暮らしていくのは、きっと難しいのではと思います。
思えば、江戸の文化はまさに円熟していました。 互いを思いやって「江戸しぐさ」なども定着し それぞれの幸せを追求していたのでしょうか。
今、時代が変わるといわれています。 大震災で、それまでの価値観が(勝ち組、負け組みといった) 通用しなくなっています。
変わるなら、よいほうに。 それを作るのは 今いる「私達の世代」なのだと 心しなければ。
戦後の復興を支えた世代に感謝しつつ 本当の意味で 「日いづる国、日本」が 世界のお手本になるべき 「自分も他人も大事にして、 それを幸せと感じられる国」を 作っていくときなのかも知れません。
何だか、深すぎる??
ふれあいデーの、感想です。
副園長 松橋でした。
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