はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2010年12月28日(火) 年末に感謝を込めて

今日は御用納めです。

幼稚園も、今年は今日まで。
明日からお休みをいただきます。

とか言いながら
1人、年末に仕事なんてことにならないように
今日はめいっぱい仕事して
年末は
主婦らしく
掃除したり、御節作ったりしようと思います。

今年は
重箱を新調しました。
なんと、松の柄の重箱が
セールになっていて
新婚時代にかった重箱は
ミニサイズだったので
息子が大きくなる未来を想像しながら
大きいサイズをゲット!
家族が増えるって楽しいですね。

さてさて

今年も、保護者の皆様をはじめ
関係各位の皆様には
大変お世話になりました。
ありがとうございました。
百石幼稚園も少子化の荒波にもまれながらも
おかげさまで園児100名を抱えて
なんとか前進しております。

また、新年度も保護者様や卒園児の保護者の皆様から
沢山ご紹介頂き
おかげさまで何とか賑わってスタートできそうです。
もちろん、まだ受付していますので
お知り合いの方にはぜひお知らせ下さい。

百石幼稚園が好きで
百石幼稚園を選んでいただいて
そんな保護者がたくさん集まっていて
本当に感謝です。

来年は楽しいことを沢山しようと思います。
まずは、ママ磨き。【1月20日】
おいしいおかゆ、一緒に食べましょう!

そして、講演会。【1月26日】
かむことの大切さを知って
早速うちの息子にも、取り入れたいと思っています。

子どもをもつと
環境の大切さを
改めて感じます。
そして、自分達がやってきたことが
良い方向へすすんでいることもわかりました。
また、もっともっとよくしようと
貪欲になってます。

『百石幼稚園にして、よかった』
そういわれるような
子どもの根っこがしっかりと育ち
保護者が育児と育自(自分育て)を実感できる
幼稚園作りをめざして

来年も、がんばります!

全ては
子ども達の未来のため!

来年も
どうぞよろしくお願いします。
一緒に
すすんでいきましょう。

感謝を込めて

副園長 松橋でした。



2010年12月20日(月) 感動したよ!君達は素晴らしい!

今日、思いがけず
園長の代わりに
百石中学校の合唱コンクールに行ってきました。

感動しました。
涙がでそう、いや、半分出てしまって
あわてて静かに
鼻をかんでいました。

卒園児も沢山いました。

『中学生の君達へ」

幼稚園の、しかもブログなんてほとんど見ないだろうけど
どうしても伝えたくて
書きます。

君達の歌は
素晴らしく感動的でした。
3学年縦割りチームでおこなっている
その様子も、素晴らしかったです。

先生も子どもが生まれたせいかも知れないけれど
君達若者が
がんばっている姿を見るだけで
それだけで、感動します。
大げさに言えば
そこに命があって、ドゥンドゥンと
生きていることに
感謝したくなるような感じです。

君達には、そんな素晴らしい力があることを
ぜひ知っておいてください。
君達の存在自体が
素晴らしいということです。

合唱は、それぞれ甲乙つけがたいものでした。
明日にも結果が発表されるそうですが
きっと泣き笑いがあるのでしょう。
勝って嬉しいのはもちろん
負けて誰かを攻めたり
自分に悔やんだり
そんなマイナスの感情もまた
若いときのエネルギーになります。
今はまだわからないだろうけど
その1つ1つが
自分を創って行くのです。

自分も学んだ体育館で
君達が素晴らしい合唱をするのを見て
自分の昔も思い出しました。

あのころは
考えるよりも
勉強したり、部活をしたり
けんかしたり、言い争ったり
楽しんだり、ふざけたり
いろんなことをしていて
このときが大切なことは
ほとんど気付かずにいました。

でも、一生懸命自分のためにしていたことが
回りの大人をきっと
少しは元気にしていたのかなと
今の君達をみて思います。
昔の自分も、少し認めてあげようと思いました。
よくがんばっていたよね。

今日の合唱の練習の裏には
色んな出来事もあったでしょう。
嬉しいことも、いやなこともあったかも知れない。

でも、合唱一つに
熱くがんばれる今という時は
人生の中に、そう何度もあるものではありません。
大いに、熱くなってください。

保護者の皆さんが
みんなの歌に投票するそうだけれど
きっと自分の子に一票入れます。
あの素晴らしい歌を聴いたら
親なら感動する。君達にはそういわないかも知れないけど。
いろんな意味で
少しづつ大人になっている君達は
時に親の言葉も
カチンとくるだろうけど
君達の成長を一番喜んで一番心配しているのは
他でもない
お父さんとお母さんだよ。
先生も、自分の子があんなふうに歌っていたら
もう、ぼろぼろ泣いちゃうな。
大きくなってありがとうって思うよ。

幼稚園のときを思い出して
あの時も立派だったけど
今はもっとすごくなっていました。
嬉しかったのは、指揮や伴奏の中に
幼稚園の卒園児がたくさんいたこと。
幼稚園のときの経験が少しでも生きて
音楽を楽しんでいるのなら嬉しいなと思いました。

君達は、あっという間にぐんぐん育って
すぐに大人になってしまうね。
自分を大切に、過ごしてください。

先生も、幼稚園の子ども達が
君達のようにたくましくなる日を想像しながら
今日も精一杯
可能性の芽を育てる体験を
一緒にしていきたいと思います。

大切な、君達へ



副園長 松橋でした。



2010年12月17日(金) 餅つきましたよ

 今日はお餅つきしました。
楽しかったです!

 杵とうすでついたおもちも
大変おいしかったですよ。

 百石幼稚園では
年中行事を大切にしています。
どうしてか・・・

それは真の国際人として、必要なことだからです。

先日、親子教室遊びの広場でもお話しましたが、
これから、子ども達が国際的な場に出て行ったとき
(もしくは、たくさんの外国人がと一緒に日本で働くとき)
日本人として、日本の文化や歴史を知っていることは
とても大切なことになります。

しかし、日本は島国のせいか、意外と自国の文化に対して
思い入れがないようです。
愛国心がないというわけではないと思います。
ただ、当たり前になっているような気がします。

外国の方とお話しすると、たいてい自国の文化の話になります。
文化、歴史をベースにしたお話も多いのです。
映画でも、日本で忠臣蔵が毎年放映されるように
ローマ神話やキリストの逸話、英雄伝などが必ず出てきますね。
アニメでもよく出てくるようです。
日本人が倫理道徳を、桃太郎や浦島太郎のお話で学ぶように
小さいときから偉人や英雄のお話を聞かせて
侵略や戦争の話なども教えていくのです。

そこから、自分の国を意識するのですね。

アイデンティティーの源になります。

まあ〜、難しく考えないにしても
今は日本に興味をもって沢山勉強している外国の人がいます。
「お茶はどういう歴史から?」
「いただきますって、どうして言うの?」【本当にされた質問です)
「日本の文化を教えて?」

そんな質問に十分答えられるだけの体験を
実際にしていない日本人も多いでしょう。
だからこそ、知っていることは大切だと思っています。

年中行事は、形骸化しているふしもありますが、
でも、日本の歴史を残しているものです。
ですから、意味をしっかり伝えながら
体験するようにしています。

何でも意味があるんですよ。

やっている子ども達は楽しい!のが一番ですが。
楽しみながら学ぶ、幼稚園です。

今日のお誕生会の保護者は
もちろんお餅を召し上がっていただきました。

「おいしい〜!」と喜んでいただき
何よりでした。

今日の朝、もう少し早く準備できたら
息子も幼稚園によって
餅つきを見せてから
保育園にいこうとおもっていましたが
ママの準備が遅くて
かなわず・・・

まあ、幼稚園に入ってからの楽しみに取っておきましょう。
てことにして・・。

大人ができることは
子どもによい環境を与えること・・・です。
やっぱり、朝の準備、もっとがんばって早くしようと
心改めた

副園長 松橋でした。




2010年12月15日(水) 近日中には

 何だかやっと
平穏な日々が戻ってきました。
いや〜2学期も終わりますね。

 それでも色々と事務的なこともあり
年末までには片付けたいと
がんばっています。

 気付けは、ホームページのアップも
しばらくご無沙汰・・・

近日中に大量アップの予定です。
お待ちくださいね。

ホームページを作っていると
2学期もあれこれイベントがあったと
改めて思います。

楽しかったですね。

子ども達も成長し
本当に嬉しい限りです。

子どもの成長は親の喜びです。
でも、子どもの成長が親の評価ではないことも
心に留めておきましょう。
子どもが誉められると喜び
子どもに問題があると自分を責める。
そのような姿を見て子どもは
「親の喜ぶことをしなければ
自分に価値がない」と思うそうです。
すると、子どもは自分ががんばっても
達成感を持ちにくくなり
自己肯定感の低い(つまり自分に自身のない)子どもになるのだとか。
大人になっても
そういう思いを感じる方多いと思います。

親は良かれと思ってやる場合が多いそうですから。

では、どんな風に対処するのか。

子どもが喜んだことは一緒に喜んでやり、
子どもが問題と感じたことは
ともに考えてあげる。
ただし、幼稚園時代はまだ小さいので
特に子どもが乗り越えるべき課題は
(子どもが苦手なことや、もっと体験しておくこと)
親が気付いて
できる限り体験できるようにしてあげると良いそうです。

親の仕事は難しいですね。
私も子どもにとって
よくなくてもよいから
せめて、悪い親にはならないように
気をつけようと思っています。
心理学を勉強していますが
最近は、親のかかわりがもたらす子どもの問題について
より気になるようになりました。

機会があれば、どこかでお伝えしたいと思います。

雪が降ってきました。

足元に気をつけながら
残り少ない2学期を
子ども達とともに
楽しく過ごしたいと思います。
明日はお店屋さんごっこをします。

副店長

あらため
副園長 松橋でした。



 



2010年12月09日(木) 復習している??

発表会おわりました。
おかげさまで、無事に終了です。

子供たちは・・・
なんと、今でも毎日
「発表会ごっこ」をしています。

「先生、あの曲踊りたい!」
「バラ組さんのやつかけて」などなど

すごいことに
どの学年も
互いの踊りを覚えているんです。
すご〜い。
特に何度も見たわけではないはずなのに
なぜ??

そして、もっとも驚くべきは
先生たちが
発表会の当日に見せた
「6匹のねこ」の歌や踊りを
なぜか子供たちが
歌い、踊りまくっていることです。

どうやら、
発表会を撮影した
家庭のビデオで
それぞれ復習をしているらしく・・・・

道理で、
一度しか見せていないのに
すごいと思った!

それほど、子供たちに喜んでもらって
本当によかったです。

百石幼稚園の子供たちは
たくさんの体験を
自分たちの遊びに変えて
ぐんぐんと吸収していきます。

ある種の緊張から解き放たれて
まさに自由奔放に
学びを
楽しんでいるんです。

子供って、いいですよね。


先生たちも
子供のパワーをもらって
あともう少しの2学期を
乗り切ろうと思います。

猫の歌、必死に歌って、のどががらがらの

副園長 松橋でした。



2010年12月05日(日) 楽屋裏

終わりましたね。
おゆうぎ発表会。

これが終わると
長い長い2学期の終了が
見えてきます。

発表会では、皆様のご協力のもと
無事に終了できました。
ありがとうございました。

終わったからいえる
裏話・・・を少々。
これでますます、感謝が深まります。
本当に、皆様のおかげです!

楽屋裏では、お手伝いのお母さんたちが
とてもてきぱきと動いていました。
今年は、人数が多くないのに
とても効率よくお手伝いしてくださり
お母さんたちのコミュニケーションがよくとれていて
本当に、すばらしかったです。
(現場の先生も本当に感謝していました)

そしてスタートした発表会。
年長の演奏。
今年は威風堂々でしたが、この曲、やってみてしみじみ思いました。
難しい。曲のメリハリを付けるのも、同じ繰り返しの部分を
演奏し分けるのも。
選ぶときももちろん、ゆっくりの曲は難しいと思っていましたが
この子達ならできると、選曲しました。
そして発表会。
実は前日まで、細かな直しをしながら
練習していましたので
「できた!よしオーケー!」という感覚がないまま当日を迎えたのでした。
「大丈夫、子供たちはやってくれるよ」
担任に言いましたが、
担任も、緊張はピークでした
でも、やっぱり年長はすごいですね。
みごとにやってくれました。
今まででも、ベストな演奏でした。
これを3月の参観日で演奏するのが
ますます楽しみになりました。
きっと心に残るような素敵な演奏をしてくれると思います。
堂々とした姿で・・・。

劇やお遊戯でも
幕の中でさまざまな出来事が。

小道具が倒れたのを直してくれた子供。
先生は感激。成長を感じて本当にうれしかったそうです。
体調が思わしくなくても、最後だからとがんばった子。
親御さんが様子を見ながら、励まして終わりまでしっかりできました。
まさに親力を見た気がします。
短い時間の中で、しっかりと覚えて踊った年長さん。
特に女の子。さすが3年間バレエをやっているだけあって
飲み込みは早いし、形がきまる。こういうところに成果が現れるのだと実感しました。
緊張で「ママー」と泣き出した子。それをあやしながら
何とか舞台では元気に演技してくれ
先生も「ホ!」日ごろの関わりがいざというときに現れます。

そして、職員劇・・・
もう、ごらんになってお分かりかと思いますが、
今年は、いっぱいいっぱいでしたね。
はじめは、別の劇をしようと準備を進めていたのですが
園長の勘が「それはだめだ」とゴーサインがでず、
結局1週間前に
それでは、6匹の猫で・・とどたばた練習が始まりました。
歌う、踊る、息が切れる。
動く、筋肉痛になる。
でも、とにかくやるしかないよ。
預かり保育の子供たちが帰った後、
発表会の準備をしながら、自分たちの劇練習。
おかげで
先週1週間の記憶が薄い。
あまりにも詰め込まれすぎて覚えていません。
私事ながら
発表会前の数日、息子が熱を出していて
夜中熟睡できずに(ママたちなら、わかってくれる??)
本当に記憶がないのでした。

園長も記憶力の低下に歯止めがかからず
毎回違う台詞を言います。
まあ、内容があってればいいです、と
みんなでフォロー。
今回も、一瞬台詞が出てこなくてあせりましたが、
園長は出るだけで笑いが起こるので
それでもカバーされました。
本人は、この時期ばかりは
自分の加齢を感じるようです。
本当に、お粗末な劇だったと思いますが
子供たちのよく知っているお話だったので
真剣に見てくれていたのが、何よりでした。

そして、サンタさん。
今年は、アメリカ人のお父さんにお願いしました。
実は、火曜日にアメリカへ帰ってしまうのでした。
お子さんも、発表会が最後の幼稚園生活になりました。
引越しのため忙しい中、快くサンタさんを引き受けてくださいました。
きっと、発表会のたびに思い出します。
「アメリカであの子は元気にしてるかな?」と

いろいろあった舞台裏でしたが
事故・怪我なく終了できたのは何よりでした。

2学期も残すところあと少し。

毎日を大切に
子供たちと過ごしていきます。
かわらずのご支援よろしくお願いします。

子供たちは、本当に成長しています。

子供は子供で育つ。
そしてたくさんの体験で磨かれる。

実感した発表会

副園長 松橋でした。




 < 過去  目次へ  未来 >


はなこせんせい

My追加