はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2010年10月30日(土) つらかったです

ハロウィン!無事終了しました!

今年は久しぶりに町歩きをしました。
子供達は、ワクワクいっぱいで
先生たちはドキドキでした。

多賀台方面は車が少なく
子供達が自由に家々を訪問しました。
百石方面は、今回車がたくさんで
気をつけながら、でもたくさんの人に声をかけられて
楽しくおやつをもらってあるきました。

おかげさまで、事故や怪我なく終わることができました。

今回、迷ったのですが
ハロウィンの前にお手紙を出しました。
皆さんご覧になったと思いますが・・・

何だか書いていてつらい手紙でした。
皆さん、よくわかってくださっている保護者様なのに
あえて、注意書きをする必要があるのか
迷いました。

でも、わかってくださっているからこそ
この手紙の意味も
よく考えてくださるかと
思い切って出しました。

沢山の方が集まると
色んな意見があります。
その中でも
私がいつも見失わないようにと
心がけているのは
「全ては子ども達の成長のために」と言うことです。
もちろん、保護者の喜びを沢山じゅんびして
喜んでもらいたいですが
幼稚園はまず
子供のためのものだから。

この辺、
簡単なことですが
対応は難しいです。
子供のために行うことに
大人が自分達の欲求を満たそうとすると
教育が
見世物になってしまうのです。
それは、子供にとってどうなのか?
常に考えています。

でも、お手紙をご理解いただいて
こっそり見に来た方
見に来るのをやめた方
いらっしゃったでしょう。
ありがとうございます。
見ていないところで
子供が育つことも
沢山あります。
子供の様子は、別の形でご報告したいと思っています。

一つの行事をするたびに
これで良いのか?もっとよい方法はないのか?
模索の日々です。

でも、ぶれてはいけないことは
しっかりと守っていこうと思います。
それが、きっと子供のためになるから。

同じ親の立場としても
皆さんのお心に寄り添えることがないかも
常に考えています。

未熟で
申し訳ないです。
もう少し、ビシッとできれば良いのだけれど。

意外とくよくよしやすい

副園長 松橋でした。



2010年10月26日(火) 偶然じゃないね。

晴れましたね。サッカー大会!

天気予報では雨。
開始直前も小雨。

でも、
「やるよ、1試合でも多くやろう!
帽子さえかぶってれば平気だよ。」と
開始を決めたのでした。

だって、こんな天気なら
いつもの遊びを考えれば
序の口ですから。

雨が本降りになってきたら
中に入ればよいのです。

などといいながら
はじめたのですが、
雨が上がりました。
見事に。

これはもう
偶然じゃないですね。
はい、何かのパワー〜〜〜!!

そして、今年は
とても見ごたえのある試合でした。
毎日の積み重ねと経験が
やはり大切なのだと実感。
今年の子供たちは
遊び時間でもサッカーをするほど
サッカー好きが多かったのです。
断然動きが違いました。
子供たちも
いろいろ考えて
固まらないように動いたり
していましたね。

応援に来てくださった方
ありがとうございました。
子供たちもとても喜んでいました。

わが子も
こんな日が来るのかと思うと
とても楽しみです。

子育ては大変だけれど
一方で、大人の生活だけでは味わえない
たくさんの体験を運んでくれますね。
ゴール近くで
お子さんに声をかけていたお母さんもいました。
子供のために必死になったり
自分のほうがどきどきしたり
そんな経験は、子供がいるからこそ。
ずーっとカメラを回していたおじいさん。
孫がいるからこそ
撮影のしがいがありますね。

子供がいるって
本当にうれしい!

なかなか子供に恵まれず
養子に来てもらってでも、子育てしたい!と
思うほどだった私には
ますますその貴重さが
身に染みるのです。

天下の(か??)アイドル(だった)
スピードが
歌の中で笑顔の写真を見せる場面がありました。
その写真は
自分の子供
子供がいない人は、姪や甥

そうでしょう、
うちの子一番!と親が思わず
誰が思う!

わが子を目で追う保護者の姿に
子育ての喜びを見たのでした。

百石幼稚園は
子供が輝く環境であることはもちろん
保護者にとっても
子育ての喜びを感じたり
大変なときは相談して乗り越えたりできる場で
ありたいと思っています。

子供がいてくれたから
出会えたご縁ですから。
大切につむいでいきたいです。

そのために
頭をひねるのが私の仕事。
さあ、次は何をするかな・・・!

そうだ、ぜひ講演会に来てください。
きっと親子の楽しい思い出になります。
私も、子供を連れて行くつもりです。

講演会の準備もあったよ。
とたんにあせる

副園長 松橋でした。



2010年10月23日(土) 忘れないで!

生涯フェスタ、お疲れさまでした。
年長児は新曲に挑戦しました。
昨日まで、何とかがんばっていましたが
今日はとてもまとまっていました。

昨日までリズムが合わずに
「合奏はあわせる演奏という意味だよ、
心を合わせて、指揮をしっかりみてね!」と
話し合いながら進めました。

そして今日
よくがんばっていました。

あのように、たくさんの団体が演奏すると
それぞれ比べたりするので
今日はじめての演奏は
少し物足りなく聞こえたかも知れません。
年長さんの保護者は
演奏も沢山聴いていて
耳も肥えてきているでしょうし
ますます、いろんな感想をお持ちでしょう。

発表すると
「完成したものをみる」という意識が強くなりますね。
ですから、理事長によく言われます。
「中途半端ならやらないほうがいい。
その場で見る人は
それまでの経緯も知らないし、
そのものがうまいか下手かしか
判断できないのだから。」

そうですが・・・
あえて言わせていただきます。
百石幼稚園は
子供達にたくさんの経験・挑戦をさせたい。
そのためには
沢山の「初めて、なれない」時期があります。
それがたまたま
何かの発表だったとしても
そして完成形が
園内だけの発表だったとしても
子供の育ちの流れにそって
力をつけていって欲しい。
子ども達の発表は
園の宣伝道具ではないから。


それにしても
すごい!と改めて思いました。
今回の新曲、1週間半の練習と言いましたが
実際毎日忙しい ももようっこは
一日に1時間も練習できればよいほう。
つまり、10時間にも満たない時間で
1曲演奏できるようになるって
これはもう
天才児ですよ。
沢山の経験の積み重ねで
短時間で身に付ける力が
ぐんとついていることが
証明されました。

忘れないで下さい。
皆さんの子供達は
すごいことをしているのです。
日々当たり前のように感じているかも知れませんが
本当に、これだけのことを
毎日している園児はいませんよ。
遊んで、作って、学んで
日々が充実して、ぐんぐんと成長する。

実際、ここ1週間は
毎日演奏がうまくなるのが
手に取るようにわかって
聞きにいくのが
楽しみでした。

この調子で小学校も中学校も過ごしたら
本当に何でもできる天才になります!

自分達の活動を誉めるようで
気が引けるけど
でも、見えない部分なので
今日は思い切って言います。

皆さんのお子さんは
すごいですよ!
何でもこなす
スーパー園児ですよ!
そして気持ちも優しくて
頑張り屋さんの良い子達です。

短い練習期間のなかで
嬉しかったエピソード。
太鼓の子のリズムが早かったので
「先生の指揮と一緒にたたいてね」と言ったら
1回でリズムを合わせて
ピタ!っと曲が決まったのでした。
漫画のように目から涙が飛び出すほど
感動しました。この子も天才だ!すごい!そう思いました。

私達が目指す完成形は
子ども達の20年後です。

今、良いところを取り繕って
そのために子供を追い込んでも
何にも良いことはありません。
子供からあふれる力を
上手に流れるように調整していく時期です。

それでも子供達は
今今も
素晴らしい力を見せてくれます。

そのことに
慣れないようにしよう。
子供ができるのは「あたりまえ」じゃない
沢山の経験の実りと
努力のあと。

まあ、皆さんは
きっとわかっていると思います。
改めて言わなくても。
ただ、しみじみ思ったので
長文ですが、お伝えしました。

思えば、卒園まであと5ヶ月。
ああ、また出発のときが来る。

残された時間はもう少し。
最後まで、子供の育ちを広げたい。

副園長 松橋でした。







2010年10月17日(日) 多様性ってすばらしい!

 久々に、休みです。
作品展が終わったと思っていたら
すぐ、入園者見学会。
結局先週も忙しかったので・・・。

このスケジュール
自分で決めたのです。
あとで後悔したりして。

もう少し、余裕のあるスケジュールが組めないのかな?

でも、ほら、
先延ばしにすると
また、いつまでも気になるので。

休みになったら
いろいろと考える私。
時間があれば
考えているか
本を読んでいるか
掃除しているか
眠っているか。
(もちろん、子育てしているのが一番時間を割いていますよ)

そうしたら、最近よく耳にする
「種の多様性」について
考えたのでした。

バザーの手作り会。
今年はホントに
多様
でした!!

そのおかげで
いつもは日用品の安さに押されて
後回しになりがちな手作り品に
たくさんの人が詰め掛けていて
反省会でも
「今年は、手作り品、よかったですよね!」と
うれしくなるお言葉が。

なにより、皆さん楽しく参加していました。
そして、
新しい会員の方の力も
存分に発揮されました。
すばらしい!!

プロで石鹸を売っているお母さんが
バザーのために
すごく協力してくださって
素敵なデコ石鹸やデコスイーツものが
たくさん並びました。
その傍らでは
地道に、でも楽しそうに
女の子たちが喜ぶ
ミニハットを作っていたチーム。
ホットボンドをお貸ししたら
大変感激していました。
来年は、ハロウィンに使えるハット作ります!と
今から意気揚々。
もちろん、今年のハットもすべて売り切れ!

その横では
手芸は苦手!といいながら
フェルトの小物を
お持ち帰りしてまで
こつこつと作ってくれたかた。
若さとセンスを生かして
今まで売れずに(!?)いたものを
見事にリメイクして
お客様のお手元に届けたかた。
ナチュラル系のママたちは
かわいい〜これ買ったら高いよね!というような
素敵なアクセサリーを
作ってくれました。

スモック作りに専念した方。
スモックは鉄板ですから!
いつも、ありがとうございます。

忘れちゃならない
楽しく真剣に手作りに励むママの
子供たちを
ミニ幼稚園といわんばかりに
上手にまとめて遊んで、面倒を見てくれた方。
そういう人がいるから、安心して作れましたよね。

というわけで
いろんな人がいろんな方向で
それぞれの役割を果たすと
こんなにすばらしいものが
楽しく出来上がるのだと
関心させられました。

ありがとうございました。

百石幼稚園は
父母会の活動が楽チンだと
いわれているようですが
ちょっと違うと思います。
皆さんが
楽しんでできる。
子供がいて
新しい出会いができて
楽しい!と思っているから
苦にならないというのが
本当のところでしょうか。

まあ、
強制されるような活動がないのは
本当です。
唯一
バザーの手伝いは
少ない人数なので
皆さんでやりましょうということになっています。

多様だということは
自分と違うことがあって
それを認めつつ
共存していくこと。

これから子供たちが生きていく世界は
まさに多様な世界です。
だから、
子供たちは心大きく育てたいですね。
そのためにはまず
大人から、でしょうか。

私もつねづね
包容力のある人になりたいと思っています。
なかなか難しいですけど。

保護者の皆様に教えられ
自分を磨いていきたいものです。

休みの日は考えている

副園長 松橋でした。



2010年10月16日(土) 約束してもらいました!

 15日金曜日
おいらせ町の
町長さんと会ってきました。

園長と、私と
父母の会のお母さんと
下田幼稚園の園長先生と
「おいらせ町私立幼稚園協会&父母の会」です。

内容は
第三子のすくすく子育て補助金を維持してもらうこと、
幼稚園を応援してもらうことを
お願いするためです。

伺って説明したら
「わかりました、大丈夫ですよ、維持しましょう」と
快諾!
お〜!!
約束の証拠に記念写真も取ってきました。

子育てにはお金がかかるのです。
町長さん、よろしくお願いします。

思いのほか、スムーズで
びっくりしました。
でも、説明されれば当然納得いただけること。

これで、おいらせの方は
安心して3人目を産めますよ!
おめでとう!

いま、少しずつ子供をめぐる環境が
変わりつつあります。

少子化って
とても大変なことなのです。
だって、日本人がいなくなるんですよ。
そういうことです。
日本がなくなるのです。

困るでしょ。
人が少ないと
税金も少ない
商売も賑わわない
経済もだめになる。
国が成り立たなくなる。

その大元を支える
家庭を
絶対応援しなくて
どこを応援するのですか!!

だから、諸外国は
どこでも少子化の問題に真剣に取り組んでいます。
でも日本は
すご〜く遅れています。

家庭が、個々にがんばって
何とか支えている状態。
本当に、皆様のお陰なんです。

というわけで
非常に有意義な時間で
ひとまず安心。

ひとまず、というのは
これが本当に実行されるまで見届けて
約束が果たされたことになりますので
それまでまた、
町長さん
よろしくお願いしますね。

子供と家庭のために
がんばるぞ!

副園長 松橋でした。



2010年10月13日(水) 応援します!

今日は、遊びの広場でした。

小麦粉粘土、楽しかったですね。
あの手触りが最高です。

お母さん達も楽しんで作っていました。
来週は、ハロウィンのバックを作ります。
これも楽しみです。

それと、今日は木の積み木のモニターをすることになっていました。
でも、青森からきてくださって、時間が少し遅れて、
広場の方も、帰り時間を取れる方に参加していただきました。
お母さん達の意見
的確でしたね。
さすがです。

モニターしたのは、
tecoLLCという会社で、
青森県の委託で業務を実施しているそうです。

県産のヒバや杉をつかい
藍染めで色付けした積み木など
数種類持ってきてくれました。

おもちゃにこだわりのある私としては
大変楽しい体験でした。

一部園児にも遊んでもらいました。

いつも、木のおもちゃで遊ばせているかいがありました。
とても、いろいろ遊んでいて
よいモニタリングができたそうです。
よかったよかった。

幼稚園でも色んな木のおもちゃを使っていますが
県産のものがあったら使いたいと探していたのですが、
なかなか、幼稚園で使えるようなものがないのです。

応援しますので、ぜひよいおもちゃを作ってください。

さて、作品展も終わり
子供達も先生も
ほっと一息、次はハロウィンだねと話しながら
ゆっくりしていました。
年長さんに
「作品展では、どの作品が一番好きだった?」と聞きました。
すると・・・
「親子制作!」

むひょ〜
そう来たか!
やっぱりね、親子の絆にはかないません。
親と一緒にやること
子供達にとって、本当に嬉しいんです。
それが、親子制作の一番の目的ですから。
目的達成!

でも、寂しいな
あんなに考えて色々作ったのに・・・
と思ったら
「ダンボール人形も楽しかった。
私は、マフラー!」
などなど
意見がでました。
(よかった、一応、覚えててくれたんだ・・・。)

来年は、どんな作品展になるのか
いまからまた、アイディアをためていきます。

それにしても、子供ってすごいですよね。

子供の力に
いつもパワーをもらっている

副園長 松橋でした。



2010年10月11日(月) バランスをとって

作品展、終わりました。
たくさんのお手伝い、本当にありがとうございました。

今回は、いろんなことがたくさんあって
苦しくも、学びの多い作品展になりました。

あ、子供たちは楽しく過ごしましたよ。
私自身のことです。
本当に、たくさんたくさん考えることがあって
そのことについては
後日何かの形でお伝えするかもしれません。

さて、今日は久しぶりの休みです。
先週末は、作品展の準備で休む間もなく
その前の週は研修
その前はお祭りで
一ヶ月ぶりに
心身ともに休んだ感じです。
ふ〜

ちょうど懇意にしている整体の先生の予約が取れて
駆け込むように、いってきました。

「うわ〜、過労だね」と
あきれられました。
そうだったと思います。

子育てしながらの作品展は
正直きつかったです。
何日も夜中近くに帰って
4日目にはついに息子が変になり
泣くやらおこるやら
情緒不安定。
母業と仕事の間で
葛藤の日々でした。きっと男の人にはわからないな。
お仕事をしているお母さんたちは
よくやっていると
ますます感心したり
どうやってこんなときを乗り切っているのか
たずねてみたくなったり。

まだ夜中に起きる息子を
寝かせてから、また仕事。
不安定だから
いつもにもまして
たびたび起きる。
・・・ママは寝不足。

何とか、作品展は終わりましたが
さまざまな面で
保護者にもご迷惑をかけたと思います。
十分に準備できず
本当に心苦しい。
子供にも申し訳ない。

私は、仕事を続けられるの??と
とても不安になりました。

整体にいって
体のバランスをとってもらったら
心も少し落ち着いてきたようです。

何事も、バランスだ。

今までの、一人身の(結婚してたけど、結構自由に仕事をしていた自分)
私と
今の私は違う。
同じようにしようとしても
できっこない。
なら、
違う方法を考えて
目的を達成できるようにするしかない。

私の目的は
幼稚園の子供たちが
よりよく育つために環境を整えること。
そのためにどんな方法が
今の自分にできるのか
考えようと思いました。

きっと今の私の悩みは
これから、結婚、出産、育児をする職員も
悩む道だろうし、
ここでしっかりと
築いておきたいと思います。

結婚も出産も育児も
経験することで
この仕事にプラスになることがたくさんあります。
私がそれを実感しています。
子供の教育のことも
保護者の気持ちのことも
今まで以上に
深く考えられるようになりました。

職員も同じはず。
きっと、よりよい先生になれます。
それは園児にとってもよいこと。
もちろん、保護者にとっても。

でもきっと今までは
両立は無理だった。
だって、とてもきつい職場ですから。
職員の努力に支えられてきたと思います。
でも、続かなくなります。
そうして、よい先生が去っていくのは
誰にとっても、損失です。

今が、変革のときなんでしょう。
バランスをとって
幼稚園にかかわるすべての人が
幸せでいられる環境を
作っていかなきゃな。

心と体はつながっているというけど
本当だ。

少し傾きかけていた
私の心も
背骨と一緒に
「ぼき!」と治してもらったようです。

明日からまた、
がんばります。

皆さんに感謝して。

副園長 松橋でした。








2010年10月05日(火) 大きすぎる・・・おいも!

 芋ほりしました!

今年は、猛暑でしたが
さつま芋の生育には
大変好都合でした。

 ビックリするぐらい大きい芋が
ゴロンゴロンと顔を出して、
そのおいもを取った子ども達の顔も
ぴかぴかに輝いていました。

 ジャガイモが不作だったので
とても嬉しい収穫となりました。

 芋ほりをして
子ども達の様子で気になったこと。
とにかく
「先生、とって〜」

 一昔前は
自分達で黙々と探して
やった〜!と歓声が上がり
達成感もひとしおだったのですが
最近は
大人が掘ると
群がって横取り・・・・。
これは、まずいでしょう。

 大抵のことは
大人にやってもらおうという
子ども達の生活が伺えます。
幼稚園では
大勢で生活していますから
自分達でやるのが前提です。
3歳のウメ組でも
やれることは自分でする。
それがまた
自立の一歩なのです。

それなのに
やって〜とって〜
もういい!知らない!と
逆切れする子が増えてきました。

家庭での対応を言われると
私も母親として
耳が痛いのですが
自分で考えて、自分で行うことは
子供の将来の幸せを作るために
絶対必要なことです。

ご家庭で子供の家来になっていませんか?
後で、子供自身が苦労します。
心を鬼にして
自分でやりなさい、と言えるのも
親しかいません。
厳しさもまた愛情なのです。

虐待が取り上げられて
子供に厳しく接すること全てが
悪いような風潮もありますが
極端な話を
普通の生活の指針にしてはいけません。
愛情のある厳しさと
大人気ない厳しさとは完全に違います。

毎年
自分で取った芋は
自分で持ってくるということにしています。
沢山取ったこは
汗をかきかきはこびました
運ぶのがいやで
途中で芋を袋から捨てたこもいました。
(もちろん先生が拾ってきましたよ)
せっかく収穫したのに食べ物を捨てるなんてと
大人の考えで思っては
子供の学びはありません。
自分ができること
できないことを知り
人の手をかり、感謝することも
実体験で学ぶのです。
今年大変な思いをした子は
来年、自分で持てる量を調節したり
重い子を手伝ってあげたりします。

最後に
芋ほりで、思い出すエピソード。
以前、とっても大きな芋を掘って帰ったら
次の日の連絡帳に
「こんなに大きな芋は見たことがありません。
食べれるんでしょうか?もうすこし
普通の芋を持たせてください。」
という保護者のコメントが・・・・

あの時は
唖然としながらも
何とかご理解いただこうなどと
あわてていた自分がいました。
今ならこんな風にいうな・・
「お母さん、お子さんがとても喜んで収穫したお芋ですよ。
その芋の変わりはありません。
食べられるかどうか
試してみるのも、一つの学びですよ。
お母さんの工夫が光りますね。」

なんてね。
まあ、実際言われたら
またドキドキしてしまうかな?
どうだろう。

こんな意見は
本当にまれですが
何かどこかで大人の学びを忘れてくると
本当に、後で困ります。

芋ほり一つ
奥深いですね。

朝から芋ほりして
今日も体が悲鳴を上げてます。
体力勝負だ!

副園長 松橋でした。



2010年10月03日(日) 今日も

今日も

仕事です。

息子がどうもぐずって
家でできる分は何とかやって

印刷やらなにやら
園で行う分を
やりに来たわけです。

他の先生も

来てました。

みんな、詰まってるな〜

あと一週間。
がんばろう。

思いを込めて
作品展します。
楽しみにしていて下さい。

息子が、廊下で叫んでます。
もう帰ろう・・・

副園長 松橋でした。


 < 過去  目次へ  未来 >


はなこせんせい

My追加