はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2010年09月30日(木) 真っ最中!

マーチングは終わりましたが

百石幼稚園の
メインイベント
作品展が
もうすぐです。

ただ今
作品作り真っ最中です。

子供達は
次々と作品を作っていますが
その様子をみていて
「日頃の保育だな」と
改めて思います。

短い時間の中でも
手を動かし
頭を動かし
多少口も多く動かしながら
作っていけるだけの
力が
少しでも身についていると
改めて思います。

まあ、そうはいっても
マーチングと違って
子供達は楽しい時間。
あれこれ沢山作っては
面白い、うまくいった、もっとやると
互いの作品も見ながら
活動しているのでした。

大変なのは
先生たち。
私に、だめだしされて
やり直したり
仕切りなおしたり・・・
ここ何日かは
遅い帰りになる先生も。

夜だってきっと
準備やなにやかにやと
寝ないでやっているはずです。

でも、先生たちのがんばりで
子供が
短い時間に
沢山の体験ができるのですから
そのためなら
エンヤコラ!

確実に自分の力にもなるわけだし
私も手を抜かずに
しっかりと指導しています。

作品展の今年のテーマは
「あむ・おる・つなぐ 命のかがやき」
子供達に大切な学びを
手を動かし
心を動かしながら
学んでもらいたいと思います。

ぜひ沢山のお客様に
子ども達の力作を
ご覧いただきたいと思います。

本当に、子供はすごいです。

ご近所お誘い合わせの上
見に来てくださいね。

まってます。

副園長 松橋でした



2010年09月23日(木) 終わりが始まり

終わりました。マーチング大会。

朝早くから
大会のために
ご協力いただいた
保護者と
子供たちに
ありがとうございました。

そして、
いろいろありましたが
今年のマーチングが終わりました。

これまでの取り組みを振り返って
子供たちは
やっぱりすごいです。
短い期間で
本当によくがんばってくれました。

その気持ちは
見ていた方にも
伝わったと思います。

がんばってくれてありがとう。

私たちはといえば
職員一丸となってがんばれたことは
とてもよかったです。
でも、
反省もしきり。

理事長には
大人が悪いと
思い切り怒られました。
アンプが悪い、音が悪い・・・(新しいの買ってくれ)
構成が悪い・・・(審査員はほめてたけど)
指導が足りない・・・(時間もたりないんだよ)
これなら出るな・・・(出なかったら、失敗もできません)

・・・・すみません
心の声が・・・
いや、理事長の言い分も一理ある。
気をつけます。
改善します。

おっと、少し愚痴めいてしまいました。
失礼しました。

私たちも
試行錯誤の毎日で、
すべてうまくいった!と思えるときは
百にひとつあればよいほう。
それでも毎回
できる限りがんばっていますが
ハプニングあり
トラブルあり
それに対応できるようになったら
きっと一人前になれるのかな。

終われば
また反省し
次が始まります。

子供と一緒に
学ばせてもらっています。

いい話もしましょうね。

全国のマーチングの理事長をしていた先生など
審査員の先生からは
おおむね、お褒めの言葉をいただきました。
特に
音や構成のバランスがよい、と言われました。
幼児は、
太鼓でも大きい音を出すのが難しいし
つい、電子楽器を使うけれども
電子楽器が大きすぎては
生の音を殺してしまう。
そのバランスが
ちょうどよくて
幼児の部では
全国的に見ても
ハイレベルですよ、といってもらえました・・・!

子供たちの太鼓の音を大切に
音楽性も気をつけて
構成していたことを
感じてもらえて
うれしかったです。
先生たちも
いろいろ工夫して
考えて準備した甲斐がありました。

もちろん、基本的な動きなど
まだまだできることはありますが
ほかの活動などもあわせて考えると
子供たちはよくやっていると思います。

理事長に怒られるのも(ちょっと引きずっていますが、結構落ち込むタイプです。これでも。)
よりよくするための
大切な助言。
いってもらえるうちが
花だと思って
次は作品展に向け
がんばります。

とにかく、ほっとしました。

こうしていると
長い2学期も
あっという間なんですよね。

今日はゆっくり寝ます。

副園長 松橋でした。





2010年09月20日(月) 心強い友

百石祭りが終わりました。

おとうりとお帰りが
どちらも雨に見舞われて
大変なお祭りでしたが
何とか終了です。

今日は
プライベートで
地元の山車組に参加して
お祭り気分を楽しみました。

といっても
参加したのはほんの15分ぐらい。
雨が強くなってきて
帽子の嫌いなわが子は
もう、限界になって
早々に引き上げたのでした。
わが子的にはもっと参加したかったと思いますが
雨にぬれて
かぜでもひくと
まだマーチングも控えていますから
親の都合で
退散です。

それでも、
終了地点のところへ先回りして
屋根のあるところで
お祭りも見ました。
息子は大変興味をもって
両手を挙げて
喜んだのでした。

来年は、もっと参加したいですね。

地元に来ると
あ!!と
久しぶりに会う友と
アイコンタクト。
それもまた
祭りの楽しみです。

なんといっても
青森県知事の
三村申吾さんも
百石町の出身ですから
お祭りへ参加していました。
地元にくると
いつもの笑顔が
もっと笑顔になっていて
楽しそうでした。

うちの息子も
一緒に写真をとってもらって
記念になりました。

友のいる地元は
とても心強いものですね。
普段はほとんど付き合いがなくても
お祭りを通じて
また昔のように
楽しい時間を共有できます。

この地域は
引越ししてきたかた
引越ししていくかた
たくさんいます。
だからこそ
地元のイベントにも参加して
帰ってきたときに
「ふるさと」になるように
思い出をたくさん作って欲しいです。

ふるさとは遠きにありて思うもの。

たまに感じる
ふるさとのよさ。
祭囃子と一緒に
今年も楽しい季節がひとつ
過ぎていったのでした。

百石幼稚園も
子供たち、そして保護者の
心のふるさとであり続けたいと思っています。
10月の作品展には
たくさんの方が
来園してくれることでしょう。
懐かしい顔に会える日を楽しみに
がんばりたいと思います。

先日、中学の時の
書道の作品が出てきて
「地域貢献」!?と書いてあり
壁にはりました。

副園長 松橋でした。



2010年09月19日(日) ほっとしました。

お祭りお疲れ様でした!!

なんと、昨日の雨を覚悟していましたが
子供たちが終わるまで
雨が降りませんでしたね〜
エスパー伝説、更新??

 子供たちの日ごろのがんばりを
お天道様も見ていたと思います。
何はともあれ
雨が降らずに本当によかったです。

年長さんは、パレードの先頭を飾る
マーチングでした。
楽器を持って、よくがんばって歩きましたね。
たくさんの拍手をいただきました。
ありがとうございました。

 山車チームは
年中さんが、踊りや掛け声太鼓をがんばり
年少さんも一緒に踊りました。
つぼみさんもよくついてきました。
そのほか、遊びの広場のお友達や
卒園児もたくさん参加いただき
盛り上がりました。

お手伝いのお父さんたちも
素敵な働きぶり!
本当に助かりました。
プラカードをもった
実習生と保護者の方。
ありがとうございました。

最近では山車組でも人が集まらず
「幼稚園の山車がうらやましい」と言われます。
本当に、にぎやかに運行できました。
ありがとうございました。

山車のテーマは
「ヤマタノオロチ」でした。
いかがでしたか?
全部幼稚園と保育園で作った
完全自作です。
今年はまた、理事長ががんばって
おろちの首を作って
なかなかよかったと思います。

とにかく、ひとつ終わってほっとしました。
事故や事件もなく
(以前は、帰ったはずの子供が親とはぐれて
先生たちがみんなで探し回ったこともありました。)
無事に終了できました。

毎回思いますが
ひとつの行事が滞りなく終了するには
たくさんの人の影の努力があってこそです。
そして、子供たちが
楽しい体験をつめるのです。

心から感謝です。
保護者の皆様も
ぜひ、見えないところでがんばってくれた
ほかの保護者や先生たちに
ねぎらいを。

次は、マーチングだ!

先生たちが本当にリラックスできるのは
もう少し先ですね。
がんばろうね。
何よりも、子供のためだからね。

今日はゆっくり休んで
次に備えましょう。

ほっと一息

副園長 松橋でした。







2010年09月18日(土) 理由ですが

さて、といきなりはじめますが
年長組が
どうして追加練習を行うことになったか
その理由ですが

それは、私たちのせいでした。

金曜日の練習を見て、園長が一言。
「先生たち!何を指導しているの!」
そして、子供には「自分の場所は、自分でしっかり覚えなさい!」

一喝されて
大人も子供も
緊張感が高まったせいか
今までどうしてもそろわなかったところが
数回の練習でできるようになりました。

その一言で気がついたのです。
「私たち、子供の気持ちを大切にするその方向が
間違っていた」と。

 マーチングのように
みんなで一斉に何かに取り組むこと。
子供にとっては、好きなことではありませんね。
しかし、集団生活を送る上で
とても大切なことです。

これは、幼稚園だからできることなのです。

それなのに、
一斉の活動が苦手な子がいて
保護者にも「子供の意思を尊重してください」といわれたりして
それをそのまま
「そうだよね、苦手なのによくがんばったよね」と
子供の気持ちを大切にしたつもりになっていたのです。

違う違う、私たちの役目は
そうじゃなかった。

集団だからできること。
友達と一緒だから乗り切れること。
子供にとっては苦手でも
いつか乗り越える必要があって
それが力になる活動を
一緒に進んでいくこと。

それが幼稚園の先生がすることだったのです。

保護者にとっては
「別に、やらなくてもいいんじゃない」と思われることも
プロとして
「今、お子さんにはこのことが必要ですよ」
「ここから、お子さんがたくさん学ぶのですよ」と
確信を持って伝えながら
多少の厳しさが子供の背中を押すことだってあると
成果を見せて納得してもらいながら。

園長の一喝は
子供たちの心に
「今は、やるんだ!」という気合となって
伝わりました。

上手にできるようになって褒められたら
次はもっと意識して取り組めました。
本当は
苦手だから、たくさん体験させて
次のステップへ押し上げてあげる必要があるのですよね。

保護者の中には、まだこんなに小さいのにと
思っている方もいるでしょう。
でも、子供たちの秘める可能性を発揮するように
きっかけを与えることまで
奪ってはいけないと思うのです。
子供はすごいですよ。

集団で生活することは
思いとおりにならない中で
何とかやっていくことです。
そのことができない子供が増えていて
小学校でのトラブルや、小1プロブレムと呼ばれる
問題がおきているのでしょう。

確かに、今の子供たちは
幼稚園児のみならず
小学生でも
先生に友達のように接したり
学校で家庭のように過ごしたり
集団=社会を意識してすごすことが
できないように思います。

子供の気持ちを大切にするけれど
集団の中で、がんばるところや厳しいところも
伝えていかなければ
わがままな常識のない人間を育ててしまうことになるのですね。

幼稚園の子供たちは、
小学校では、態度がよいですよと
褒められますが
それでも、もっとできることがあったのだと
本当に反省しました。

残すところ、あと2日の練習となったマーチング。
できるところまで
精一杯取り組んで
子供たちが「がんばってよかった」と思えるような
大会にしたいと思います。

応援よろしくお願いします。

園長にあんなに怒られたのは
何十年ぶりの

副園長 松橋でした。



2010年09月17日(金) ふるさとの思い出

お気づきの方も多いでしょうが
私の忙しさが
そのままホームページの更新頻度に比例しています。

というわけで
最近、更新できず
申し訳ありません。
明日・・・とか?
更新したいと思っています。

日記もそのとおりで
ここ何日が
目の回るような忙しさで
本当にご無沙汰していました。

何でそんなに忙しいかというと
もうすぐのお祭りと
マーチング大会に向けて
私も子供たちと一緒に活動しつつ
通常業務をこなす日々なわけで
パーマンがいたら
身代わり人形を借りたいぐらいなのです。

今年の山車は
「ヤマタノオロチ」です。
昨年は、かぐや姫でしたね。
ここ10年ほど、私が山車のデザインを担当していますが
昨年は出産前に描いて
その後はお任せでしたので
今年はまた、新たな気持ちで製作したのでした。

日記に出てくることの少ない
当園理事長も
山車作りは、寝る間も惜しんで作っておりまして
今年もまた、力作ではと思っています。
毎年のことなのに、
今年はなんだか調子が狂って、
夏休み中には手がけている山車作りが
押せ押せで、なんと今日の夜まで
明日も少々、前日までかかっているのですから
それもまた、忙しさに拍車をかけるのでした。
今日、夕方に作っていたら
ランニングをしていた卒園児のお父さんがきて
「よくできてますね〜」と声をかけてくれました。
ありがとうございます!

マーチングは
今年初めて「追加練習」をすることになり
明日の土曜日、年長さんに登園してもらうことになりました。

何でそうなったかは
明日の日記に書きますね。

子供たちは、よくがんばってくれています。
大人もがんばってますが
やっぱり、大切なことが間違っていると
どんなにがんばっていても
うまくいかないんだと反省しました。
なにが・・・?ですよね。
とにかくそれは、また明日。

明日は、百石祭りのおとおりです。
ぜひ晴れて欲しいです!

百石生まれの私は
お祭りの音を聞くと
いてもたってもいられません。
これが環境ですよね。
そして、原体験。

卒園児が実習生になってきて
山車作りを手伝ってくれ、実習日誌に
「自分が子供のとき、すごいな!と感動していた山車作りに参加できて嬉しかった」と
書いていました。
そうか、だから私たちは
夜までかかっても
この作業は続けよう!
子供にふるさとの思い出を残そう!と
思うのでした。

祭りがあるって
いいことです。

息子が大きくなったら
今すんでいる町内には山車がないので
それなら、私が作ろうか!!と
いらぬ気合が入る
(自分がお祭りしたいだけなんじゃないの?)

副園長 松橋でした。



2010年09月11日(土) ランチを終えて

親子登園教室「ほっとクラブ」を始めて
5ヵ月がすぎました。
今では、登録19組。
先日は9組の方がきて、
親子ですので兄弟いれて20名ほど、和気藹々と楽しみました。

この場で知り合って
仲良くなったかたと、時間を忘れて語り合う方。
子供同士遊ばせながら
子供も、親も仲良くなっている方。
先生とじっくり子育ての悩みを話す方。
いろんな方が利用しています。

そして、今回初めて
ワンコインランチを限定3組ですが行いました。
幼稚園自慢の給食を召し上がっていただこうと言う企画です。

予約はすぐにいっぱいになり、
お断りした方、申し訳ありませんでした。
次回、また、申し込んでくださいね。

ご飯を食べた方から
感想がメールで届きました。
内容は
「ご飯のおいしさはもちろん、もっと感動したことは
子供達にこんなに手間と愛情をかけた料理を
毎日提供してくれていること。
百石幼稚園がもっと好きになりました」
(短く要約しています)

特に、給食の先生は
励みになる!!また、がんばります!と
喜んでいました。

百石幼稚園の給食は
地元の食材の使用を心がけ
添加物は極力排除し
出来合いのものは使わず
手作りに徹しています。

当たり前だと思われますか??

自分の食卓を振り返っても
冷凍物をつかったり
出来合いのものを使ったりすることもありますよね。
それが、大量に作られる給食の現場では
時間を短縮したり
手間を省くために
当たり前に使われています。
添加物だって
出汁一つとっても
さらさらと入れればうまみが増す
便利なものがあって、おまけに安い。
使っているのが
当たり前なのかも知れません。

でもでも
百石幼稚園は
家庭の手作りご飯の愛情と安全性にこだわって
手間をかけ、材料費もかけて
おいしく作っているのです。
だって、わが子が毎日口にする料理ですから。
料理は体を作るのです。
健康な体を作るためにも
安心安全かつおいしい料理は欠かせません。
それも、
質の高い教育の一環だと
考えているのです。

子供達にとっては
当たり前の給食風景。
「先生お変わりいってきま〜す」
「わ、がんばって食べたね」
「このメニュー大好き!」

自園で行う給食だからこそできる
子ども達との大切な時間です。

幼稚園で考えれば
自園給食をしているところは
全国の幼稚園でもわずか
18%!!!!!
その中でも
こわだっているのです。

保育園は給食があるのが当たり前ですが
保育園の給食にだって
負けない自身があります。
(あちらは、材料費も人件費も幼稚園とは桁が違います。うらやまし〜)

外遊びでお腹ペコペコの子供達が
おいしい給食を心待ちにしている。
いただきます!と元気な挨拶
おかわり!の声
パワーを充電して
また午後の活動に出発!

そんな毎日を支えている
おいしい給食の裏側の努力を
感じていただけて
すごく嬉しかったです。

次は10月中に一度の予定。
親子登園教室のかた限定で申し訳ありません。
保護者の方は
お誕生会のときに
少しだけですが試食していただいています。

私も
この給食を当てにして毎日過ごしています。

副園長 松橋でした。



2010年09月08日(水) 先生のこと

昨日のPTAの研修会で
PTAがが大変だと言う話を聞いて
わが園のお母さん達は
"ほとんど共感できない話ですね〜
幼稚園では楽しいことばかりで
大変な活動って、ないですものねといってくださいました。

しかし一つ
"他の園の先生は、発表会前には
衣装を準備して徹夜するんですって〜"といっていましたので
"うちの園でもそうですよ"いうと
"え〜 !"と驚かれました。

先生たちが
普段、どんな生活をしているのか
なかなか知る機会がありませんものね

というわけで、今日は先生のことかいてみます。

 先生たちの朝は、早いです。
百石幼稚園は朝の7:00から始まりますから、
早番の先生は、その前に来ています。
くると、一通り鍵を開け
冬であれば、ストーブをつけ
留守電などを確認したら、掃除です。
前日もしてから帰りますが、朝もします。
とくに、朝は外掃除が中心です。
そうしていると中番の先生が出勤してきます。
そして、バスの乗車のため、7:30には園を出ます。
パートの先生も8:00前から来て、早番の先生と一緒に
子供たちを見ています。
外掃除はかなり時間がかかるので、子供を見る人、掃除する人に分かれます。
送りや、バスの子供たちが次々にきたり
朝は電話がなり通しです。
遅番の先生も加わり
対応をしながら、あっという間に9:30。
子供が来れば、活動に入ります。
まず外遊びですから、百石幼稚園の先生たちは
外にいる時間が長いですね。
昼は、ご飯を食べたら、連絡帳を書きます。
子供たちと一緒にいますから
なかなか休まりませんが
とにかく、連絡帳を書いているときが
唯一、いすに座っているときでしょうか。
トイレに行くのを忘れているときもあります。
連絡帳を早々に書き上げ
子供たちと外に出て、また一遊び。
新人の先生は、この部分で時間がかかり
ご飯を食べないこともあったそうです。(今はそんなことがないように大変なときは手伝いに入ります)
午後の活動をして
2時にはお帰りの準備
15分から帰りの会をして
当番の先生たち以外は各部屋の掃除をして、すぐバスに乗っていきます。
バスの先生は2回のバスの乗車をすると
帰ってくるのは4:30
当番の先生は子供たちと外へ出ます。
そのほかの先生は
掃除。
そして、打ち合わせ報告会。
早番は4:00終了ですが
自分のクラスの明日の準備が間に合わず
居残りしていることも多いです。
そのほかの先生も
明日の準備、行事の準備で
あっという間の5:00.
遅番の先生は預かりのこと一緒に過ごして
6:00終了。掃除をして帰ります。
何もないときは、この時間で帰れるようにがんばっています。
行事の時はどうしても遅くなりがちです。
一日は、本当にアットゆうまに終わります。
もちろん、終わって帰っても
教材研究や、子供たちに製作させるための試作作りや、
子供の記録の歩みの下書き、日誌など
私も現場時代は12:00に寝ると決めて
寝る直前まで何かしていましたね。

気力体力、頭も体もフルに使って
先生たちは毎日がんばっていると思います。
本当に
好きでなければ、続かない仕事だと思います。
給料などもたくさんあげたいけれど
私立は、保育料が収入源で
そのほかの収益はありませんから
本当に申し訳ない金額だと思います。

本当に、こんな職業をしてくれる人がいることは
一人の親として
ありがたいです。
先生たち、いつもありがとうね。

なんで、この仕事ができるのかとかんがえれば
やはり、子供が好きで
子供の成長に喜びを感じられるからだと思います。
誰でもできるものではありません。

夕方ごろ
事務室で先生たちが並んでいたら
それは、打ち合わせ中です。
決して、何か怒られているとか
そういうものではありません。
でも、みんな立っていると
まるで、コーチに注意される部活動のような
有様なので。
たって会議をするのは、無駄な時間を使わないため。
ただでさえ、忙しくて疲れている夕方です。
(あまり疲れているときは
「座りませんか・・・?」と声がかかります。
そういう時もあります。)

がんばっている先生たちのために
せめてこれだけはと、私が心がけているのは
遅くまで園に残さないこと。
他園では8時9時までいる話もざらですが、
毎日のことだし、
先生が元気でなければ
子供たちへよい保育ができません。
そして、よい先生は
いつまでも、この仕事を続けてもらえるように
できる限り、生活への負担をかけないよう。

そういいながら
今日は息子の調子が悪く
一足先に帰ってきた私。
今、息子が少し大きくなるまで
時間をください。
先生たちも結婚し、子供ができて、それでも仕事を続けられるように
そのときは、みんなでカバーするからね。

職場の環境作りも
子供たちが
よい保育を受けるため。

知恵を絞って
がんばります!

副園長 松橋でした。



2010年09月07日(火) やっぱりお母さん達なんだ

PTAの地区の研修会へ行ってきました。

楽しかったです。

沢山の園のお母さん達と
お話をするのですが
なんとも、それぞれで。

当園のお母さん達も2名
出席しました。

他の園のお母さん達の話を聞いて
「百石幼稚園の父母会のよさを
再認識しました。」と
言っていました。
私もです。

 先日、幼稚園の入園の相談を受けたのですが
「幼稚園も保育園も変わらないですよね、
どちらにするか、迷います」といわれました。

 いや〜、すごく違うんですよ。
と言う話をしました。
何が違うか、
幼稚園の教育のよさもお話しましたが、
なんとも、体験したかたでないと
実感できないかも。
何の話だったら、わかってもらえるかな??
と思って
そうだ、お母さん達だ!とお母さん達の話をしました。

一生懸命なお母さん達が(もちろん、お父さんも)
温かい目で子供を育てている。
そんな環境で育っている子達は
安定感があって
前向きで
とてもすてきなお子さんばかりです。
自分のお子さんの周りに
すてきなお友達がたくさんいるとしたら
その環境は
魅力的ですね。
そして、教育について
前向きに語り合えるママともがいるのも
心強いですね。
わが園のお母さん達は
すてきな方がいっぱいですよ!

 それは、とてもいいですね。
心惹かれます。と
幼稚園のよさ
感じてもらえたようです。

 百石幼稚園のよさは
沢山あると自負していますが
お母さん達のよさも
その大きなポイントです。

教育に熱心な方。
お仕事していても、幼稚園に入れたいと
時間をやりくりしてがんばっている方。
自分の子、他の子、たくさん気配りしてくださる方。
できることは言ってくださいと、嬉しい言葉をくださる方。
何も言わないけど、いつも応援してくださるかた。
卒園しても、幼稚園を応援してくれている方。
転勤しても、幼稚園ラブメールをくれる方。
先生、いつも大変だねとねぎらってくれる方。
百石幼稚園に入れて、本当によかったといってくれる方。
子供の成長を一緒に泣き笑いして喜んでくれる方。
沢山のたくさんの・・・・・
すてきなお母さん、お父さん。
このメールを読んでくれている
まさに
あなたに伝えたいです。

ありがとうございます。
百石幼稚園は
代々続く
すてきな保護者に囲まれて
子供のために、がんばってこられました。

なんか、考えたら

涙が出てきた。

すごいことだし
嬉しいことで
ジーンときました。そんな今日の

副園長 松橋でした。

 



2010年09月06日(月) 変化しながら

 年中さんも
 マーチングの練習を始めました。

 今年も、年長さんと一緒に
マーチングに出ることになったのです。

 つねづね、力の有り余っているクラスだと思っていましたが
案の定
ここで力が発揮されました。

 すごいのです。
集中力がないように見えて
ハイはじめ!とやると
形になっているのです。
なんで???

 子ども達の力の出し方はそれぞれ。
大人が変化しながら
その力を引き出していくのですね。
また、子供に教えられました。

 そのため
作戦を立てました。
年長と年中は
練習の仕方も、覚え方も
まったく違うので
それぞれにあった方法で
あった人が指導することに。
年長はじっくり集中して。
年中は、短期でメリハリよく。

同時進行ですすんでいます。
先生たちも総動員です。

 百石幼稚園は
進化する園でありたいと
常々お伝えしています。
子ども達の変わることと変わらないこと
ポイントを見極めて
変化を捉え
対応していくためです。

 2学期の会議では
子ども達の環境を維持しながら
先生達がいかにスムーズに
行事を進めていくかを考え
生活の見直しもはかりました。

 子供が一番。
どんなに忙しくても
この姿勢を崩さないように
がんばっています。
若い先生からも
子ども達の遊び時間の確保について
意見が出されました。

そう、遊びが大切。
どんなに忙しくても
子供から遊ぶ時間を奪わないよう
大人が知恵を絞るのです。
若い先生まで
子供が一番、遊びが大切。
その理念が浸透していると
嬉しくなりました。

 遊ぶから
こんなにたくさんの体験を
する力が身につくのです。

 入園してくださった方は
そのことをご理解いただいていると思います。
先日、ほっとクラブに来た方が
「こんなに伸び伸び遊んでいるのに
沢山の行事をして、いつ練習などしているんですか?」と
驚いていました。

 とにかく
今年のマーチングは楽しみです。
本番、子ども達の力が
十分に発揮できますように。
職員一同
力を合わせて
子供達に音楽の素晴らしさと
考え動き達成する喜びを
感じてもらいたいと思います。
限られた時間の中でたくさんの活動をしますが
子供がいやになるようなやりかただけはしないようにと
きつく園長に言われています。
子供にとって
やってよかった体験になるよう、
取り組みも工夫し
行っています。

 卒園児が、実習生となって
いま、実習中です。
「私達の時にはなかった活動が
沢山あっていいですね」と言っていました。

 進化する幼稚園ですから。
よりよく、子ども達のために。

 私も、子どもたちと一緒に
汗をかいています。

 こうなって改めて
日頃の練習不足を実感する、

副園長 松橋でした。

 


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