竜の爺の戯言日記
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2004年12月09日(木) 帰り着く田畑は既に野へ戻り 木枯らしさえも吹きて舞い行く

おはー というべきか、ぐったりというべきか、とにかくこのサイトが開いて入れたことに、自分の腕を感謝しながら(笑)全く、ツンベェ桟敷でインターネットに繋がらないしメインのサイトのmanの情報もなく悪戦苦闘していた竜の爺でございまして、はい、12月ですが、コン月は・・・。巷のうわさでは中国の市場の好景気を反映して、日本の主産業の鉄鋼だとか、造船だとか、自動車関連が黒字に・・・と思っていたら・・為替で利益が吹っ飛び、過ってのリストラ旋風にも何とか残った正社員を、カット、さらにボーナスもカットで、疲れ果てて田舎に帰ろうかという御仁から色々話を聞きましたが、まぁねぇ、田舎でも、帰れる人は良いとして、これから寒くなる冬に、懐が冷えるような話で、ハイ。

ほんまぁに、非デーめに、あわーしやたねぇ

全てのサイトから拒絶されておりまして、もーーーどうしょうも無いなぁ、ITなるもの主のプロパイーがこけてしまったらお手上げではないかと、やや憤慨交じりの昨日今日、え、ところが、またしても、偶然というべきかPCを立ち上げたらmanと回線が繋がっているというお知らせマークがチカチカしていて・・・で、今まで繋がらなかったのは何故なんだ・・・・小躍りすべきところだが、頑として究明すべきだと、頑固ジジイとしては(笑)よーーーは、いい加減なんですなぁ、日本のIT社会も、ハイ、関っている人間すべてがいい加減ですから、目くじら立てるほうが可笑しい、と言う声があるのも充分承知はしていましても、ですねぇ。

もう古い話になるが第161回国会(臨時会)が終わって参議院総務委員会における総務大臣の感想発言(概要)が総務省のホームページに掲載されていて

「・・・情報通信いわゆるICTにつきましては、「u‐Japan構想」により、
2010年に向けて「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」簡単にネットワークにつながるユビキタスネット社会が実現するよう全力で取り組みます。まず、幅広い分野で活用できる電子タグ・センサー、情報家電等によるユビキタスネットワークの実現、情報セキュリティ確保、人材育成等に全力を挙げます。また、新規事業創出のため、競争環境の整備、次世代ネットワーク基盤の強化に取り組むとともに、電波利用料制度の見直しなど「電波開放戦略」を推進します。

さらに、地上デジタル放送の全国展開を一層加速させるとともに、デジタルディバイドの是正、消費者行政の更なる充実、「アジア・ブロードバンド計画」など国際戦略の推進に積極的に取り組みます。電子政府・電子自治体につきましては、インターネットでの多様な行政サービスの提供や、業務やシステムの最適化に取り組み、あわせて、その基盤となる行政機関個人情報保護法等の施行に向けた準備を進めます。さらには、オンライン申請の基盤となる公的個人認証サービスの普及を図ります」
とわれわれの取り巻くIT及びネットワーク社会の更なる構築に向けて取り組む事を述べ立てる。

ここで特に注目されているのが電子タグによる国民管理で本来は物品の流通管理の為に開発されたものだが
国民基本台帳に活用すべく研究開発に予算計上するという。ここに儲け話がごろごろしていて、あれこれといち早く企画を立てている企業の話は、今は別にして、ここではお膝元、総務省の職務の話だ。国民を管理するのは国の仕事だから当たり前として総務省がきっちり管理しなければならない選挙のためのお役目に付いては案の発言は微塵もない。何で? どーーしてなのか教えてーーーな。

自民党旧橋本派の政治団体「平成研究会」が実体のない繰越金を政治資金収支報告書に記載していたとされる問題で、民主党の国会議員が8日、同派会長だった橋本元首相ら3人に政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いがあるとして、東京地検特捜部に告発状を提出した。告発状を発せられる前に自らの職務として総務省がしなければならない仕事があるはずだと・・・・まぁ、竜の爺は思っているが、この問題の当の橋本氏としては「記憶にない」というこれまでの主張に「客観的事実から考えると、私が受け取って滝川さんに渡したのだろう」と追加して述べているが、1億円の金額は記憶に残らない金額なのか、竜の爺としては1億円という金額がどれ程のものか知っているだけに、記憶に無いないというこの辺りの政治家の常識が理解できない。

政治資金に全て電子タグを貼り付けるという方法でも総務省は考えたら、と思ったりして。

政治資金規正法
http://www.houko.com/00/01/S23/194.HTM

総務省のホームページ麻生太郎総務大臣の挨拶
http://www.soumu.go.jp/d-news/2004/h1026_1.html

見送りし父母も居ぬ家閉ざされて 今は戻らぬ竈の暖も


2004年12月05日(日) 人の金自分の財布分からない 首相の晩年誉れは捨てて



 老いの恐ろしさを痛切に感じるのだが、朦朧とした意識しか持ち合わせなくなった人間が、これまで座り続けてきた椅子から離れがたくしてその職に留まり続ける結果、朦朧とした意識の世界に付き合わされる影響下の人間は溜まったものではない。この朦朧とした意識の人間が、たとえば核の発射ボタンを押すという役職をもっていたら、これはもう、日本の国だけに限らない世界の亡滅と関りあってしまう事なのだ、という事を枕にして竜の爺の戯言を(笑)


 1億円献金隠しで政治資金規正法違反の罪に問われた派閥の会計責任者は、派閥の長から「はい、これ。日歯からです」と小切手を渡されたと説明していたそうだ。竜の爺が立ち会ったわけではないから、真偽の程は不明だが、橋本元首相が衆院の政治倫理審査会で話した内容のお粗末と、この政治倫理審査会での質疑を問うた野党の段取りの悪さ(問題の本質を的確に捉えられないのか、あるいは八百長なのかーー笑)にあきれ果てて竜の爺はついに寝込んでしまった。(笑)

 寝込んだといっても竜の爺は熱があるわけではない。疲れていた上に、こんな馬鹿馬鹿しい振る舞いの行状説明に、国民の大多数の人間が何も言わないというお粗末な頭の回転状況を眺めていて、あきれ果てた為空腹を覚え、その結果腹いっぱいに駆け込んだ夕食が苦しくて、それで横になってしまったのだが(笑)まあ、衆院の政治倫理審査会で審査をするために開いた時間がなんと非公開でわずか1時間半だけだということに釈然としない人間はいないのだろうか。日本歯科医師連盟から旧橋本派への1億円献金問題が発覚してからなんと既に4カ月半が過ぎていて、橋本氏はやっと国会議員の質問に答えるというポーズの為に出席した。出席はしたが日本歯科医師連盟から旧橋本派への1億円献金は「事実だと思う」と本人が言う。え? 「事実だと思う」と言う事は「事実でないのかもしれない」という裏返しの意味を内蔵している。事実である、と断定しないことが授受の責任回避につながっていて、朦朧とした意識しか持ち合わせなくなった老人の思考回路であると認めてしまうのか国民は。日本歯科医師連盟から旧橋本派への1億円献金は「事実だと思う」と本人が言う事を理解してしまうのか、当然だと。
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2004年12月01日(水) 2005年、巨人軍またも優勝できずして 史上最強の打線の代償

清原の残留決まるという話で、やっぱり巨人は清原和博内野手のゴネを受け入れて内紛をウヤムヤに受け入れた。まぁ、当初、これまで優勝を逃した巨人の戦力総評の結果、堀内監督は2005年度を“スピード野球”に徹することを掲げ、このテーマには馴染めないとして来季の戦力構想から清原選手を外していた。まぁ、スポーツ新聞その他ポロポロとした情報の繋ぎ合わせの感想では、同じ新監督として補強もしなかった落合監督に優勝を浚われて、長嶋茂雄名誉監督(名誉監督等と言う持ち上げ方はワベツネの好きな、お笑の名称贈呈だけれど)が「史上最強の打線」と命名したにも関らず、成果を挙げられないスピード不足を堀内監督は痛感したのだろう。まぁ、年寄りの高額所得者を集めてコレラらを見世物にするのも、サーカスのような興行と同じで、なんたって人が集まって収益が上がればよいと考えていた巨人軍経営陣としては当然の事だが、プロ野球機構の内紛で、誰も手を付けられなかった巨人軍の改革にこの時とばかり手を上げた堀内監督率いる巨人軍は落合監督の強力な対抗者になりうる、と、まぁ、竜の爺は考えてはいたが・・・ホント。

実際に新聞を逆さに振ってみると、11月11日に堀内監督はオーナー、球団代表とのトップ会談で巨人軍は清原選手の戦力構想外を確認しあっている。また28日の新聞に大きく報道されていたは清原選手とオーナー、球団代表との直接会談を「暇がない」の一言で片づけるなど、一貫して清原選手は戦力外として決定した事実として冷淡な態度をとり続けてきた。まぁ、新聞は売れてナンボだから見出しだけでも読んでもらえる記事もとのゴシップには記者は必死で食いつくし、それを逆に利用して自己主張と地位の保全を獲得しようと考えるあたり、堀内監督に冷淡な態度を取られて、今まで巨人に高額で呼び込まれ捨てられた他球団の主力の選手の末路をみている清原和博内野手としては、ここは一番、ゴネを叫ばねば、と考えたのも頷ける話だ。何が何でも中日という竜の爺としては、打てない、守れない、球が見えないという衰えの激しい清原和博内野手やペタジーニ内野手が1塁を交互に守ってくれていた方が安心で、堀内監督の唱える方針に変革したら困り者だ、と思っていた。推定年俸4億5000万円の清原内野手と、推定年俸7億2000万円のペタジーニ内野手とたった一つのポジションを争そわせ、一シーズン12億円もの金の元を取れない試合指揮をしなければ成らなかった2004年の巨人軍のベンチの総責任者としては、当たり前のことだろう。

ところが、だ。巨人のフロントは30日、去就が注目されていた清原和博内野手(37)が、4年契約の最終年となる来季も巨人に残留すると発表したから、え、何だって、と竜の爺は眼をぱちくりしてしまった。新聞の報道によれば、清原は同日、都内の球団事務所で清武英利球団代表と約30分間会談し、残留が決定。その後、2人が並んで記者会見を行ったというが、その席上、清原和博内野手は「巨人のユニホームを脱ぐべきか、もう1年プレーしてもいいのか、本当に悩んだ。でも、(ファン感謝イベントでの)あれだけのを脱ぐのは不本意と思った」と述べ、「自分の置かれた状況の厳しさは認識したが、あえてそのなかに飛び込む。来季はマイナスからのスタートかもしれないが、プラスに持っていきたい」「巨人のユニホームを着るのが小さいころからの夢だったので、最後まで貫き通したい」と語ったと言う。ほへぇぇぇーーっ。

 清武代表は、残留でまとまった事情について、(1)契約があと1年残っている(2)清原の残留意思が強い(3)「残留のためにやり直す」との表明があった(4)堀内恒夫監督を支えると清原が約束した(5)球団や監督、関係者に清原が謝罪する−−と説明。会見で清原も「(直談判などで)球団に言ったことで、球団や監督にご迷惑をおかけしたことをおわびします」と謝罪したと言う内容だが、額面どうり受け取っていいものか。何しろ番長などという恐持てヤクザを連想するような名称を自他共に抱いている清原和博内野手だから、監督といえど使われ者、使われ者の監督よりも、と監督の頭越しに「チーム編成は球団、監督のどちらが主導権を握っているか」と球団首脳と直談判した巨人・清原のことだから、さらに移籍の時にナベツネと取り交わした裏約束をちらつかせて追い討ちの脅しをかけたのではないかと思われる。まぁ、巨人は裏約束を一杯ばら撒いているようだから(笑)球団側はスピード感あふれる機動力野球を目指す堀内監督の方針を支持していたはずなのに、どうなったの。それに監督差し置いて「チーム編成は球団、監督のどちらが主導権を握っているか」と球団首脳と直談判する行為を許すなどという事は、規律ある会社や団体では考えられない事。これで丸く収まった、などと考えているようでは、中日も2005年の対抗者から「巨人」を外すだろうな。多分、うししししと喜んで。


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