moonshine  エミ




2005年12月31日(土)  大晦日の静かな夜

大晦日。わかめ・玉ねぎのお味噌汁とから揚げの残りで朝ごはんをすませ、のんびり入浴し、昼ごろ、賢ちゃんちを出る。ガソリン入れる。薬院まで送ってもらって、自分の部屋をまた少し掃除し、準備して、実家に帰る。昨日と今日の日経新聞を読む。

料亭からとっているおせち料理を31日の夜から食べるのがここ数年の実家の習慣だ。おせちにも辛子明太子が入っているのは博多ならではか。ビール飲み飲み、紅白を見る。石川さゆり「天城越え」が私にとってのベストパフォーマンスで、あとはパッとしない感じ。パッとしないと言いつつ、これからも見るんだろうな。というか、家族で紅白を見ながらだらだらする大晦日の夜に、「今年も無事にこの夜を迎えられてよかった。」と思うのが幸せなのだ。あ、卒業したモーニング娘。たちの「LOVEマシーン」も良かったかも(アイドル好き)。

年の明けるころにはお風呂に入っている。あがって、母親におやすみを言って、自分の部屋でしばらく本を読んでから寝る。いずれもここ数年の大晦日のとおり。
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2005年12月30日(金)  充実の休日とはきっとこんな日

9時半起床。『ほぼ日刊イトイ新聞の本』(糸井重里 講談社文庫)少し残っていたので、最後まで読む。ぐっとくる。そうだ、こういうことを「意気に感じる」のが私のいいとこだよね、なんちゃって思う。「幸せって、『夢中』ってことじゃないかと思う。夢中になるっていうのは、つまり、『全力を尽くせる状態』じゃないかと思う」ってくだりに、思わず手をたたくような気持ち。

部屋の掃除。本棚の見直しする。どんどん増えていくので、置き場所に困る。もう少し増えたら、また一部を処分しよう。なるべく持ち物はシンプルに行きたいな、と思う。それにしても、増殖する本棚を眺めてボーゼンと、「これ全部で、簿価、いくらだろう・・・」と考えてしまった。しかし時代は当然、取得原価主義ではなく時価会計だ! 含み益をもってたいね、いつでも。そういう意味でも、スリムな生活でいたいものです。

天気がいいので、久しぶりに走りに行く。やっぱり走るのって、走るのって、気持ちいい。

走っていると、たいしたスピードでなくても、歩いている人より断然、早い。どんどん追い抜いてく。走る人と走らない人ではどんどん差ができていく。走るのはエネルギーを使うので、苦しさを知ることもできる。きついなあ、でも、走りたいなあ、やっぱり走ろう、という気持ちも大事。だけど、あまりに疲れて足を止めたら、結局は歩いている人のほうが早くゴールするかもしれないし、長い距離を行けるかもしれない。ゆっくり行くことで、見逃しがちないろんなものを見られるかもしれない。結局、どっちがいいかを判断することがいちばん大事だな。それができるのが人間ってもんだ。

・・・なんて、つらつら思いながら走って、ランニング日和の今日は、10キロ無事に制覇。爽快。帰ってお風呂に入る。

夜、賢ちゃんと待ち合わせて、忘年会と称して焼き鳥屋さんに行く。お店は大繁盛。ひとしきり飲み食いして、さあ、腹ごなしに赤坂駅まで歩こうか、なんつって歩き始めたらついつい長浜まで行ってしまって「元祖長浜」でラーメンを食べる。そして、量が多いのが評判のこの店でついつい替え玉までして、二人で3玉たいらげる。「ほんっと、よく食うねえ、おまえ・・・」と半ば感心、半ば呆れられながら、姪浜に帰り、2次会だーとか言ってワイン飲みながら、『ルパン3世 カリオストロの城』を見る。クラリスのかわいいけどそれだけじゃなくってかなり勇敢なところが、さすが宮崎駿監督作品って感じがした。おもしろかった。登場人物がみんなかっこいいんだよね。
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2005年12月29日(木)  仕事納めて思う

8時〜17時、仕事。例年通り、大量の伝票を処理する仕事納めの日。しかもこれまた例年通り、「・・・全部処理しきらんね。これとこれは、来年にしよう」となるわけで。

納会のあと、同期に「おつかれさま」のブーケとメッセージカードを渡す。しんみり。赤ちゃんを産むために辞めることになったというわけで、文字通りおめでたいことではあるんだけど、やっぱり寂しくなる。

帰って、本屋に行き、2冊購入。たくさんお洗濯。お風呂に浸かって、買った『ほぼ日刊イトイ新聞の本』(糸井重里 講談社文庫)読み始めると、のぼせてしまった(おもしろさと、湯あたりで)。しばらく仕事も休みというのも手伝って、はればれとした解放感に包まれる。そう、こういう時間が大切なんだ。

この家に引っ越してきたとき、今よりもっとずっとお給料も安くて、一人暮らしをすると経済的に苦しくなるのはわかっていた。お買い物も、派手な遊びもしなくていい、本を読んだり、音楽聴いたり、料理つくったり、小さな遊び心で私はじゅうぶん楽しめるはずだと思った。

それが、しばらくしてから、周りの環境が大きく変わって、仕事にかかる比重がぐんと大きくなって、それにつられて生活パターンもどんどん変わった。ここ1年半くらいのことだ。それはそれで後悔してない。仕事しててどうしようもなく感じる怒りとか、悔しさとか、そういうマイナスのことが原動力になって、突き動かされるように働いたし、勉強もした。尊敬するまわりの大切な人たちとのつながりもできた。若い私にとってはずいぶんプラスになったと思う。ああいう時期がもてたのは、幸運だったともう既に思えている。

ただ、今のような生活で自分が100%満足しているわけじゃない。これまでは、マイナスをプラスに変えていくことがテーマの生活だった。来年は、プラスとプラスの相乗効果を狙ってくようにしたい。仕事の充実が自分自身にいい影響を及ぼすように。プライベートを楽しむことで、仕事のやる気につながるように。

夜更かししないで、11時前には寝る。明日早起きしたほうがきっといいもん。
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2005年12月28日(水)  がんばっていくのだ

8時〜18時、仕事。日経新聞がおもしろい朝だった。もうやめらんないな、購読、しばらく。(ただし『愛の流刑地』はいいかげん、終わってくれんものだろうか。なんと映画化までするらしいし。まったく・・・・。)そして朝いちから会社の超後ろ向きな決断を聞く。ほんとに、うちの経営陣、ばかなんじゃないかと思う、時々。と暴言を心の中で吐いてみる。

仕事の後、同期と一緒に、出産のため明日で仕事をやめる同期の子にあげる花束、プレゼントを調達に行く。お花屋さん、雑貨屋さん、そしてホテルの中のちょっとおしゃれな居酒屋さん。OLらし〜い、とやや興奮。帰る時間が違うことがほとんどなので、同期の女の子と飲む機会はほとんどないのだ。ほんとはもっと、いつも、いろいろ話したいのだ。
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2005年12月27日(火)  寝てもさめても

8時〜21時、仕事。ものわかりの悪い、でもけっこうしつこい性格の自分をつくづくと感じながら年の瀬の残業。おかしいな、うちの部って、年末は仕事なんてしないくらいの勢いのはずなのに・・・

その後、同僚と焼き鳥屋でプチ忘年会。よくそんなにビールが入るね、と言われる。ええもうすっかりビール党です。別れてからも、仕事のこと考える。翌朝も、起きた瞬間から仕事のこと考えてた。久しぶりにこういう精神状態になった。あんまりいい状態じゃない。だけど思う。あたしはそれだけ一生懸命だ。それがいいとか悪いとかじゃなくて、とにかく、真剣なのだ。
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2005年12月26日(月)  いっしょだよ、みんな

8時〜19時すぎ、仕事。年明けの四半期決算の準備をしている。

夜、花畑のみなこちゃん夫妻亭で、シズラーっ子年末鍋大会。二日連続のキムチ鍋だ! 新婚さんちって、何度か招かれたことあるけど、本当に幸せそうだ。8人もいたのに、一人もお酒を飲まないで超盛り上がる会だった。なっちゃんがおめでたを発表。会社の同期と同じころに生まれるらしい。すごい。お母さんになるんだ。顔つきが、明らかにやわらかくなっていた。赤ちゃんは女の子らしい。

帰りの車の中で、一人の子がちょっとした打ち明け話。もう一人の子は、最近転職した職場の話。おんなじお店で長くバイトした同じ年頃の仲間のいろんな話を聞くと、しみじみと刺激を受ける。みんな、変わらないけど、いろいろある。私にも、そう考えてみたらいろいろあったように。みんなおんなじなんだ。そして違う日々を送っていても、友だちなんだ。
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2005年12月25日(日)  クリスマスだ

一夜明けてクリスマス。豆腐とわかめと玉ねぎのお味噌汁作って、情報番組(のDVD)見ながら朝ごはん。しばらくこたつで読書・ネットなどして、車でお昼ごはん食べに出る。最初はモスバーガーを目指してたのだが、車中で牛丼の話を始めたら猛烈に牛丼モードに入ってUターン、「すき家」に行く。

お店には、まだお昼のピークといってもいい時間なのに、バイトの男の子が二人だけ。ああ、クリスマスとかって、バイトの人数少なくなるんだよなあ、休みたいバイトの子だっていっぱいいるから、と思い出す。牛丼と卵とお味噌汁とおしんこのセットを食べる、おなかいっぱい。
「これで今日3杯目の味噌汁だね」
「クリスマスに牛丼食ってる俺たちって相当しょぼいカップルかいな」
「・・・そういえば、若い(しかも、そう若くもない)カップルは私たちだけだ」
「しょぼいね」
「いや、いいとよ! ただ、つきあって4ヶ月なのにすごい落ち着きっぷりだね」

小戸のマリノアシティではキャミソール・友だちへのプレゼント・クッション・ざぶとん・パスタソースなど、橋本のミスターマックスではスリッパ・ペットボトルの水・i-podの充電器・フライパン・眉ペンなど、買う。いくら車だからとか、安いものばかりだとはいえ、いつも帰りの荷物が多い気がする私たち。併設されているハローデイ(スーパー)で夜ご飯の買い物をしようとしたら、なんだか野菜が高い、そしていつもに比べてきれいでない。
「・・・やめようか、今日は、ここ。西鉄ストア行こうか」
と言いだす賢ちゃんにびっくりしつつも力強く賛成する。
「今日は西区から一歩も出てねえな、クリスマスなのに」と言いながら帰る。まったくOKです。

夜ごはんはキムチ鍋。市販のスープにいまいちコクがない。「(朝の残りの)味噌汁入れろ。全部、実ごと入れろ」と言われて、どばっと投入。一味唐辛子もどばっと投入。汗して食べる。録っておいた有馬記念を見る。ディープ、負けた。競馬が大好きだったころのこと思い出した。そう、中山ってゴール前に坂がね、とか。杉本さんも吉田均さんも宮川一朗太も元気そうでよかった。

「昨日、箱(24缶入り)買いしたのに、もうすぐなくなる・・・」と賢ちゃんが悲痛な声を上げる。
「だ、だいじょうぶ、もう、しばらく、私、来ないから」
「そうなん?」
「うん・・・たぶん、一週間くらいは」
「・・・(苦笑)」
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2005年12月24日(土)  いつもどおりみたいでも聖なる夜

ゆうべの片付けものの続きして、天神で賢ちゃんと待ち合わせ。昼は新天町でパスタ食べる。からーいパスタが食べたかったので、タバスコふりかける。

あちこち見てまわって地下鉄で姪浜へ、いったん荷物置いて、BOOK OFFとか酒屋さんとかスーパーとかまわって、ケンタッキーでチキン買おうと思ったら75分待ちだったのであきらめる。しょげながらロッテリアでチキン買って帰る。

クリスマスって私はプレゼントも要らないし、ガンガンお金かけて特別なことしようとも思わない。でもその日がお休みで、好きな人がいたら、一緒に過ごしたいなと思う。だからとても満足。サラダ作りながら家で待ってたら、車を置きに行ってた賢ちゃんがシャンパン買ってきてくれた。冷たくて辛めのやつ。飲み食いしながら、最近ハマってた3年くらい前のドラマ『ビッグマネー』をDVDで見る。なんと6話も連続で見てしまった。相変わらず自分の家ではまったくテレビをつけないけど、賢ちゃんちでは驚くほどブラウン管に釘づけになってるときがある。人とテレビ見るのって、けっこう幸せだなーと思うこのごろ。

『ビッグ・マネー』でいちばん面白かったのは第3話、そのテーマは「会社は誰のものか?」ってこと。ついつい、自分の会社と照らし合わせて考えちゃう。
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2005年12月23日(金)  あなたと何度目の飲み会だろう

3連休初日。家事して買い物へ。「寒いからあったかい服買いに来たんですー」とか言って。なかなか満足いく収穫を得る。お買い物は楽しいね。

部屋片付けて、お料理して仕事帰りのゆうきちゃんを迎える。ゆうきちゃんとこの形式の飲み会で、新妻のようにいそいそと料理して、胸ときめかせて待ってるのが好き。

今日のメニューは、レタス・きゅうりのサラダと野菜たっぷりスープとトマトソースのパスタ。クリスマスプレゼントに、かわいくて楽しいキャンドルもらった。さんざん飲んで、いい気分でいろいろ喋る。ゆうきちゃんといるときの私はとってもリラックスしてて、はしゃいでる。そして勇気づけられるような気持ちになる。(しゃれではない。)
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2005年12月22日(木)  忘年会シーズンたけなわ

8時〜18時半、仕事。仕事のやり方考えて同僚と話とかしてたら、頭かきむしりたいような気持ちになった。このままではやっぱり悪循環になりそうな気がする・・・。

夜、うちの部と監査法人とで合同忘年会。前にも部署の飲み会で行ったことのあるおいしいお店。今回は冬仕様で鍋がでてきた。うまー! しかもタダー!! 途中、繰延延税金資産の一般に公正妥当と認められる処理について、なんて話が出るところが、この会ならではだった。仕事関係の飲み会も、こんなふうだと悪くない。
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2005年12月21日(水)  小さなことでいい

8時〜21時、仕事。早く引き上げようとした割にはけっこう遅くなった。帰りは雪の降る町になってた。凍りつくような寒さの中、ビールを買って帰る女、それが私です。

本を読みながらお風呂に浸かって、ちょっとお風呂を磨いて、台所片付けて洗濯物たたんで洗濯して干して、朝にはお弁当も作れたし(豚肉を解凍する余裕がなくて、急遽ベーコンにご登場願うことにしてメニュー変更したけどそこはご愛嬌。)、夜も残ってた小松菜をおひたしにしたりして、雑誌めくってみたり、小さな余裕をもてた一日だった。もうすぐ12時半。早く寝て、明日はちゃんとした朝ごはんを食べよう。雪が積もるかもしれないから、早めに家を出よう。そういう、心がけと行動を積み重ねていきたい、それが今の希望。

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2005年12月20日(火)  それもまた必要なプロセスかしら

8時〜21時、仕事。どんどん片付けねば年が暮れてしまう・・・。

あなたという人に理由があるというわけじゃないんだけど、とにかくただ「約束をしたくない」って理由で、会う日を決めておきたくない。「今日は、いけそうな感じだな」って夜に、ふらっと誘ってふらっと行きたい。そんなことってないだろうか。私には、ある。

プライベートな時間に予定がどんどん埋まっていくことに、息苦しさを感じてしまうこと。かといって、「2週間先までほぼ毎日、放課後に予定があっても平気!」という時期もある。仕事の状況、心境、いろんな要因でその差は生まれるのだが、それをほかの人に説明して理解してもらうのはとても難しいことだ。

休み明けにはいろんなことを考える。追われる生活、ってのに疑問をもつんだろうね。自分にとって大切なことってなんだろう。もう何度も何度も繰り返される、自問自答の週明け。週の半ばにさしかかってくると、目の前のことに追われてあんまり考えなくなる。週末が近づくと、楽しい予定を励みにする。そして休日がきてまた週明けが来て、そうやって、気がつくと月日が流れていく。ふう。社会人だなあ。

週明けには、答えを求めるわけでもないけど、なんとなく、恋人に電話しちゃう。
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2005年12月19日(月)  生きる力をもつ男

月曜日、互いに有休。連日の早寝の賜物で、驚くことなかれ、6時過ぎに起床。また露天風呂に入りに行く。合計3回、家族風呂でもないのに、二人露天であった。外は氷点下にもなろうかという冷え具合なのに、温泉の沸き具合といったら! 思わず熱湯コマーシャルみたいなリアクションになる。

食堂で朝食食べ、部屋の炬燵でしばしまったりしてからチェックアウト、午前10時。有名なお店で、おみやげにロールケーキ買う。「今日はどこに連れてってやるかなー」とどこでも詳しい賢ちゃん、それじゃあ黒川温泉にでも足を伸ばしますか!とチャレンジするも、チェーン規制のかかった道路にチェーンを履かずに入ってみると、まったくホワイトアウトの世界。いくらABSがついてるからってブレーキきかないのは怖すぎる、ってんで引き返す。

目的地変更して一路、別府へ。本屋でめぼしいところを見つけて、青空の下、また露天。今度は男女別であったが、月曜日の真昼間とあって客はおらず、戸板越に会話しつつ入浴。冷たい風が吹いても、のびのび風呂に浸かっていればびくともしないでよい。すっかりすべすべになって上がる。「今なら桃井かおりにも勝てる」と自分の肌にご満悦のオトコ30歳、賢ちゃん。昼食に回転寿司食べ、名物の地獄蒸しプリンと地獄蒸し温泉卵でさらにお腹をみたし、別府満喫して帰途に着く。当然、下道だ。(しかし雪を慮って、一区間だけ高速に。) 途中、日田で津江茶ソフトクリーム食べる。

6時半姪浜着、買い物に行って、簡単晩ご飯、麻婆豆腐と小松菜のおひたし作り、ちりめんじゃこを肴にビールを飲む、飲む、飲む。

旅の段取りや車の運転や、一期一会の人々との接し方、なんにつけても、「だてに30じゃないな」って思う・・・というと賢ちゃんは心外だ、と言うかもしれないけど、確かに彼は大人だ。生活力がある。お金、って意味じゃなくて、スマートって雰囲気でもなくて、とにかく質実剛健なのだ。
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2005年12月18日(日)  雪の湯布院、熱露天風呂と浴びるほどの麦酒

驚異の早寝のため、8時過ぎにはすっかり起床。お風呂に入って、旅の準備して11時に家を出る。

遠出も高速にゃ乗らんよ、てのが私たちのポリシー。BGMにMD10枚ずつ選んだ。昼食にうどん食べ、途中高塚地蔵を見に寄ったりしつつ、湯布院市街地に入る。「ビール持ち込むか」という話はふたりの間であっさりまとまり、ダイエーでごっそり買い込む。いつもは発泡酒で満足してるけど、今日は旅だし豪華に行こうさ〜なんつって、いろんな銘柄を各2本ずつ、5セット。ずっしり重くなった鞄で、そこここに雪の積もった湯布院の町、予約しといた旅館にチェックイン。

鄙びた旅館である。10畳の和室の真ん中に鎮座するのは大きな炬燵。アットホームといえば聞こえはよいが、ええ、部屋の暖房がまったくといっていいほど効かないゆえの配置でありましょう。「ゴミ箱、こっちに持ってこようぜ」なんつって、すっかり「ここは家だな」状態・・・苦笑。しかし由布岳を目の前にした部屋は、全9室の中でベストと確信。「仲居のおばちゃんに3000点」と賢ちゃん。そりゃーおもしろい人だったんです。

露天風呂→ビール→食事(&ビール)→露天風呂→ビール、ですっかり出来上がり(よくよく考えると非常に体を痛めつけるメニューだ・・・)、なんと9時半には就寝。翌日の賢ちゃんコメント「30歳になってから今んとこ、平均10時に寝とるな。」いやー、30代は違うね!
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2005年12月17日(土)  ともあれおめでとう

昼前に起きてベッドでうだうだ本を読み、家事をして、プレゼントの用意、荷物まとめて、姪浜へ。30歳になった賢ちゃんに、開口一番、怒られる。この人の叱り方、ほんとに父親みたい。しゅんとするけど、素直にごめんなさい、って言える感じ。

買い物して、賢ちゃんの友人宅で4人で鍋。最後、キムチ入れたら相当おいしかった。ビールたくさん飲んで、ともども酔っぱらって歩いて帰る道は、絶対この冬一番!と断言できるほどの寒さだった。遭難しそうだった。

帰ったのは10時まわったくらいだったんだけど、酔いで二人ともあっさり寝る。「私が顔洗ってる間に、賢ちゃんが寝とうけんさ〜」「おまえが『もう寝よう、寝よう』って主張しよったけんたい」と、互いに相手のせいにする翌朝。
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2005年12月16日(金)  1年、そして10年の節目、3年の差

8時〜21時過ぎ、仕事。早くは帰れなかったけど、それほど厳しい仕事をしたわけでもなく、明日から3連休だと思うと(注:詳しくは後述。)気持ちは穏やかな金曜日。まっすぐ帰ってきて、キャベツとツナをレンジでチンして、黒胡椒ふって食べて、一人で乾杯。

どうして乾杯かというと、今日は賢ちゃんの誕生日イブである。彼は明日で30歳、そう、今日が、20代最後の日だ。どんな気持ちだろう。(感慨深いような、どうってことないような、って感じ、とのコメントをいただきました。真理だろうね。)3年なんて、普段はそんなに感じない差だけど、やっぱり賢ちゃんは年上なのだなあ。だって自分の3年後なんて、ぜんぜん想像つかない。これから3年間なんて、どんなことが起きてもおかしくない気がする。でも、案外ぜんぜん変わらずに、独身のまんまで今の会社で働いていそうな気もするなあ。ま、性格なんてきっと変わってないだろうしね。

それでも3年前を思い出してみると、なんと自分の若かったことよ。若さに罪はないけれど、というか若さはかなり得がたいものだけど、でもやっぱり未熟さを思うと3年前には戻りたくないな、と思える部分もたくさんある。今日までの約1000日間で、得たことのいろいろ。これから1000日間で得ていくことのいろいろ。きっととても大きい。

そんなわけで、賢ちゃんのお誕生日を祝って・・・というわけでもないが(え)、月曜日は有休をとって、3日間、遊ぶつもり。あさっては温泉に泊まるつもり。やったー温泉! 湯治だ湯治だ。
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2005年12月15日(木)  君だからできる。

8時〜22時、仕事。もりだくさんな一日。久しぶりに寝違えて、昼間は痛みに悶えて仕事に支障がでるほど。賢ちゃんがよく寝違えて苦しんでるけど、そのつらさが身に沁みてわかった・・・。

先日、唐突に会社の給与制度が改悪としかいいようのないふうに変更され、その基準でボーナスも配分されたこの冬。それについて各部署内でヒアリングを行い、部署単位で意見書を出せという。うちの部では、各人が意見をエクセルにまとめて上司に電子メールで送り、それに基づいて一人ずつ、上司が面接をするという方法をとった。その結果を上司がまとめたものを読むと・・・まあ、出るわ出るわ、クレームの雨嵐。風通しの悪すぎるうちの社内で、こんなに赤裸々な、でも至極まっとうな意見を、浴びせるほどに書いて提出するのは、きっとうちの部署だけだろう。これをこのまま出すという上司の心意気に、私は衷心から敬意を表する。誰にでもできることではない。社内全員に、このエクセルファイルを添付して送って、読んでみてほしいものだわ。

帰って、ビール飲みながら、たまってた洗濯をする。

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2005年12月14日(水)  得がたい人材

8時〜19時半、仕事。なかなか終わらない案件あり。早く軌道に乗せたい。

夜になり、上司、「早く帰っていい?」と言う。もちろんダメなんて言うわけない。
「でも、なんで?」
「今日、嫁さんの誕生日やけん。きのう夜中にケーキ作ったんだ。今日は入刀。」
ぷっ。しかも先週の金曜日にも似たようなやりとりがあった。
「悪いけど、今日、俺、早く帰るけん。」
「なんか飲み会ですかー?」
「来週、嫁さんの誕生日やけん。今日は帰ってケーキの試作するんだ。」
し、試作までするんですかー! 作るのは奥さんで、そのあいだ子供の面倒を見る、とかって話じゃない。正真正銘、上司が作るのだ。

それで自分も早く帰ることにして、いつものお店で飲む。マスターからお店所蔵のCDを3枚借りる。ビール2杯とグラスワイン4杯。酔っぱらったけど、いい感じ。体調の回復を確信する。やっぱりお酒をおいしく飲めるかどうか?が、健康のバロメーターだわ。連れが最後に飲んでたシーザーってカクテルがすごくおいしかった。今度ためそう。

11時過ぎ帰宅し、するっと寝る。
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2005年12月13日(火)  楽しいことを選びたい

8時〜18時過ぎ、仕事。やっと読み合わせ終了。もう、アレに関することは当分、したくない・・・。

夜は、3部署合同での忘年会。この形式の飲み会が、実はけっこう好きである。別の部の人たちには信じられないかもしれないが、意外と盛り上がるんです、これが。好き放題、言いたいこと言える会社の飲み会って、良い。こうでなくちゃと思う。一次会でさっくり終わるのもうれしいところ。

22時前には帰宅し、その後来客あり。ワインをもらうがまだ酒は控えている身。おでんだけいただく。寝るのがすっかり遅くなる。
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2005年12月12日(月)  特別じゃない月曜日

8時〜21時、仕事。読み合わせやってるので、ほかの仕事にはなかなかまとまった時間をかけられない。たまっていってる、、、と思いながら毎日が過ぎるのって、けっこうストレスだ。

帰ってきて、にんじん・玉ねぎの味噌汁作り、わかめを投入して食べる。取引先のお歳暮で自分宛に買った粒ウニが到着した今日は、当然、ウニごはんも一緒。でも、ウニはちょっと、今の私の胃にはまだヘビーだった・・・。

あいてる時間には、株とi-podのこと考えてるここ数日、それはそれでちょっと楽しい。今の心配事、親知らずがまた伸びてきたみたいってこと。左の、下の奥歯が、しくしくと痛い。
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2005年12月11日(日)  いっぱいいっぱい

うーむ、風邪の治りが遅い、、、というか、体力の回復が遅い。年なのか。慢性疲労か。

土曜日はまた体調最悪。熱はそれほどなかったと思うけど、貧血と嘔吐との不快感で一日苦しんでいた。夕方近く、やっと体を縦にして姪浜まで行ったものの、地下鉄を降りて一歩も動けず、しばらく寒いホームの椅子に座りこみ、やっとのことでトイレまで行って嘔吐。えーん、どうしたあたし。予定変更してもらい、賢ちゃんにも悪いことをした。だらりと部屋で過ごして、夜になってやっとふらふらと近くまで一緒に買い物に行って、なんとか水炊きを作って(でも美味しくできた。)、食べた。しかし肉はほんの3切れくらいしか食べられなかったし(あ、じゅうぶんですか?)、酒ももちろん飲めず。

日曜日の今日はだいぶ回復して、車でヨドバシカメラまで連れてってもらって、携帯の機種変更、賢ちゃんの誕生日プレゼント購入、そのあと東光寺にできた新しいショッピングモールをぷらっとして、ごはん食べて、送ってもらって早めに帰ってきた。そしたら早く寝ればいいんだけど、いろいろやってるとつい遅くなるのだよ。時間が足りないよ。余裕がなさすぎる。

いやはや。なんかね、大変。いろいろとね。
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2005年12月08日(木)  上司とさしむかいで河豚鍋!

8時〜21時仕事。午前中いっぱい読み合わせして(途中吐き気をもよおして涙目になりながら読み続ける読み役の私でした)、午後は午後で、飲み物も飲まずトイレにもずっと行かないほどの妙な集中力で仕事した。

そのあと、不意にフグを食べに行く。5年目にして初めて、上司にサシ飲みに誘われたのである。・・・といっても、今度の監査法人との忘年会のための下見だったんですけど。でもとってもおいしかったー。彼の鍋奉行っぷりは完璧だったし、いろいろ話せてとても満足した。会社でも毎日毎日一緒にいるし、夜遅い時間になったら特に、よく二人きりになる(ぷっ。でも男女的に怪しいことは何ひとつ起こりえないのがまた、すばらしいところ。)ので、まああれこれ話をする機会はけっこうあるのだけれど、やっぱり、会社という場所じゃなく、おいしいものを目の前にして、っていうシチュエーションだとやっぱり違うもの。

上司で好きだと思うところはいろいろあるんだけど、自分に妥協しないところ、人に優しい気持ちをもてるところ。頭がいいところ。自分の仕事が何なのか、はっきり理解しているところ。

そして、リーダーシップがあるところ。部下に対して、「そうねそうね、そうだよね」って相槌を打って理解を示すだけじゃなくて、新しい視点を授けることができるところ。理解を示した部分には、「わかるけど我慢してね。組織だからさ」っていうんじゃなくて、改善のために実行してくれるところ。上に対しても、(時には自分の立場を悪くしてでも)正しいアピールをしてくれる。ただし、甘やかすんじゃなくて、こちらに求めるところはちゃんと言い含めるところが、「なめられずに、慕われる」上司の要件をみたしてる。つまり私の上司は、「筋を通せる人間」だと思う。うーん、べたぼめだな。

ちなみに、私は上司が大好きなので、賢ちゃんにもよく彼の話をするんだけど、賢ちゃん曰く、「あのさーもしかして、おまえの上司と俺って似てない? なんか、その人が言ってることって、いっつも共感するんやけど・・」とのこと。うーん確かに、筋を通すことにかけては、どっちもどっちってくらいに頑固者だと思う。見た目とか雰囲気は、ぜーんぜん!っていっていいくらい違うんだけど。まあ賢ちゃんに言わせれば、私も相当の頑固者らしい。・・・自覚がないことはない。上司から見ても、私ってがんこな部下なのかしら?

ただ、私の体がいまいち本調子でなくて、ほとんどお酒を飲めなかったことが唯一の心残りです。リベンジを期す。

今日も、いったんUPしたあとに追加。私って人間は、いま上司について書いたように、「これについて、こういうところが好き、嫌い」っていう漠然とした感覚を、なんとか言葉にしようという気持ちが強いみたいだ。そこがある意味かわいくないんかねー。でも、自分では、無邪気ではないけど、私はとても素直な人間だと思う。読んでる皆さんもそう思われませんか?
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2005年12月07日(水)  ありがとう忘れない

8時〜20時、仕事。目が覚めたら、タイマー予約していたお米が炊ける匂いにウッときて、少し吐いてしまった。これではまるでつわりではありませんか。

会社に行くと、当然仕事はたまっており(まあ、2日も休んでなんにも仕事がなかったらそれはそれで凹むだろうけど)、おまけに税務調査も来ている。やっとコイツが戦線復帰したよ、的な扱いでわけもわからず前線に放り込まれるが、抗議する余地なんてないわけで。でもあたし、まだ負傷兵呼ばわりしてもらってもいいんですけど、、、!

仕訳考えてたら悪寒がしてきたので早めに帰り、お味噌汁つくる。寒くなってからよく作っている。インスタントでじゅうぶん、とも思うけど、やっぱりこしらえたほうが、味噌の味が優しい。具が、多くても少なくても、たいていなんでもいいところも好きです。今日は、かぼちゃとニンジンと玉ねぎ。根菜を入れると冬らしい感じがするのもまた、良い。

お風呂をためて、本を読みながら入る。賢ちゃんから酔っぱらったメールがやってくる。八木山か・・・どこだろう?

今日は涙が出るような別れがあった。といっても、人とのお別れじゃないけど、これが月日というものならば、人間はなんて残酷で、そして幸せなものだろうか。思わず、コンビニに寄ってビールを買って飲んだ。具合悪くなってから禁酒していたので(なんて言ってますがたった2日間ですが)、あっというまにぼうっとなった。このまま寝るか。

と、いったんUPしたけれど、ビールがまだ残っているので書きます。久しぶりだと飲むのも遅い(なんて言ってますが、繰り返しますがたった2日ぶりです)。

それなりの年になって思うことは、今が大事、将来が大事だというのと同じくらいに、これまでの自分、これまでの自分を創ってきてくれたことや人々も大事だということ、そして、これまでを大事にするというのは、結局、今このときを大事にするということじゃないかと思う、ということ。あー、わかりにくい文章。とにかく、大人にとって、「今を大事にする」ということは、刹那的な意味ではなくて、もっと大きくて、いろんなものを包み込むようなことだと思う。若くてかわいらしい人たちの将来に責任をもつということも然り、既に大人の人を大事にするということは、その人の過去をも許容することでもある、ということも然り。そして、自分を形作ってきたすべてものに感謝しつづける、ということでもある。
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2005年12月06日(火)  たまにあらわれる闘病記

やってしまいました。風邪です、かなり最悪の。日曜日の夜半、異変を感じて目が覚めたら既に38度超。それから間もなく胃の腑がきゅーっとなってきて嘔吐(わたし、熱が出ると吐く癖があります・・・)。二日も会社を休んでしまった。寝込んでたってやつです。

しかしまあ、寝込みでもしないと、人間、こんなに文字通りに「休養」しないもので、何日かすれば治るだろう、という楽観のもとに、トイレに立つのもだるいくらいの弱った体を甘んじて受け入れて過ごした二日間だった。なんせ、「今、やるべきこと」と「今、できること」が、どちらも等しく「ただただ、おとなしく寝てること」なのです。ある意味、こんなに単純なことはないかも・・・。

そして、体が横になったままでもできることといえば読書しかない(「しかない」ってのはちょっと個人的な決めつけのような気もするが)ので、体力の続く限りに、読みに読んだ。

「あー、仕事、どうなってっかなー」とか現実的なことを考えなければ、あと、ごはんと掃除と洗濯の世話さえしてくれる人がいれば、それから新しい本を差し入れてもらえればなおさらのこと、もう1週間くらい寝込んでもいいかも。熱に浮かされるのだって、吐き気と腹痛さえなければまだしばらく耐えられそうな気がするし。でも、現実は待ってくれないし、世話してくれる人は当然いないし(お見舞い行くよ、ってのはうれしいけれど、さすがにこの状態で人に会う気になれない・・・)、やっぱりもう床上げしないとね。といいつつ、シャワー浴びた瞬間からまた熱が上がってきたんですけど・・・。もうさすがに会社休めないんですけど・・・。
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2005年12月04日(日)  目が腫れるほど泣く

なんと今週は火曜日で日記が止まっているではないですか。

何をしていたのかというと、水曜日仕事のあとで飲みに行って、木曜日仕事のあとで飲みに行って、金曜日仕事のあとで飲みに行って、土曜日は昼から遊んで夜は飲んで(賢ちゃんと蟹を食べに行った)、日曜日しずと映画を見て(『エリザベスタウン』。いい映画だったが必要以上に泣いてしまった気がする・・・そういう心境だったのです。しかしオーランド・ブルームかっこいい! キルスティン・ダンストやっぱり大好き!)そのあとに飲んで・・・と、要するにお酒をたくさん飲んでいて忙しかったのでした。今月は内臓酷使月間だ! 

しかしぱーぱー飲んでいただけではなく、心の中は嵐でしたよ、いつになく、といってもいいほどに。

すごい勢いで寒くなり、今夜の帰りは雪だった。初雪です。冬です。あったまる小説でも読んで寝よう。剣客商売です。
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