moonshine  エミ




2004年05月31日(月)  遥かなエンドマーク、それでいい。

しんちゃんの足の何が悪いのかと言われると、うまく説明できない。
彼自身たぶんはっきりとは分かっていないんだと思う。
分かってたらもっと早く、ちゃんと治ったんだろう。
今回の手術は、もっとも表面化している患部を切除するもの。
左の足裏の一帯を、その上についている小指もろとも、切り取ってしまった。

病気のところだから切る。ごく当たり前のことのようにも思える。

足の裏といえば皮膚なのに、それがまるで爪みたいに硬くなって(むろん爪よりもずっと大きい範囲)、少したくさん歩くと、割れて血が滲んで靴下が真っ赤になる。本人は靴を脱ぐまで気づかない。痛いという神経が鈍っているのだ。痛みはずっと遅れてやってくる。膝や足の付け根まで痛くなる。高熱が出たりもする。
それを庇ったりほったらかしにしたりで、前の手術から7、8年。緩慢にでも確実に悪くなってきて、福岡にいた頃からまた通院しだしたけれど、目に見えて良くはならない。
でも、お風呂のときもあまり濡らさないように、お風呂上りにはいつも消毒をして薬を塗り、サポーターを巻いて、そういうふうに、体の中でいちばん気を使って世話していたところを、切ってしまう。(もちろん指なんてもう生えてこない。)

切らなきゃしょうがないし、いろんな病院に行ってきた彼が、この病院なら手術してもいいと思えたのはいいことなんだろうと思う。
手術をしたのは前向きなことなんだと思う。

でもなんか、悲しい。
それは多分、そばにいられないからなんだろうけどね。

手術をしたからってこれで終わりだとは思ってない。
それはしんちゃん自身が一番そう思ってるはずだ。

私たちくらいの年ならば、自分もそうだが、大きな病気をしたことがない人が多い。
悪いところがあれば安静にするとか、病院にいって処置してもらうとか、
それで解決することがほとんどだ。

でもしんちゃんと一緒にいて、
そうじゃないってことが、いつからかよくわかるようになった。
すぐに治らない病気をもって生きるということは(何だか大げさですが)、
その疾患そのものだけではなく、
それにまつわるもろもろとも付き合わなければいけないということだ。
体の不調は心の不調にもつながる。風邪や一時的な怪我だってそうだろう。
いわんや、持病。

誰にでも何かしらのコンプレックスがあるように、
若い頃からの病気というのは、その人の人格形成に大きな影響を及ぼす。
もちろん、いい影響もいろいろある。
克服しようとする負けん気、我慢強さや、人の痛みへの想像力、つらいときをやり過ごす仕方。
でも、人間、調子のいいときばかりではない。
人が当たり前にやっていることができない苛立ちや、不安。劣等感。
周りの人にどう見えているだろうか、ということ。
どうせ完全にはよくならない、という悲観。
そういうものをずっと抱えてここまできた。
そんなの気にしたってしょうがないやん、
なんて一言では、とてもすませられない。
疾患とは直接関係のない場面でも、そういうコンプレックスは常につきまとう。

いちばん悪いところがなくなっても、膝は悪いだろうし、
しんちゃんの左足に右足と同じような筋肉がこれからつくとは考えにくいし、
骨を切ってしまったことで、本来の自然な骨格にどう影響がでるかもわからない。
初めての手術ではないのだから、今回が最後の手術になるかどうかもわからない。

何より、これで彼の中で醸造されてきたコンプレックスが解消されるとは、
やっぱり思えない。
コンプレックスってそういうものだものね。
それをすべて許容する気はないし、彼にはこれからもっと強くなってほしいと思う。
自分がいちばん、そうなりたいと思ってるだろうけど。
で、私は、彼の何もかもを理解できているとは到底思えないけど、
そう簡単に人のこと理解できてると思うほうが傲慢だと思うけど、
何ができるわけでもないけど、
たぶん、伴走していたいと思ってるんだと思う。
しんちゃんを見て、しっかりしろよ!と思ったり、苛々したりしながら、
一緒にいたい。
それが永遠に続く気持ちだなんて確信はいまだにないけど、少なくとも今はまだ。

いま現在、距離があるからそれが全くできてないとは思っていないけれど、
やっぱり、遠い。
電話をしてくれるのを待つだけなんて、さみしい。
この手術が決まってから、ずっと、やりきれない。手術が無事に終わった今も。

でも今の自分の生活も大事。何もかも放り出して、ってのもなんか違う。
難しいな。


今朝は雨が降っていたのでバスにて通勤。
えーそうなん?!とちょっとぶすくれる事態で8時半まで残業をした。
でも、最近聞いた言葉を思い出して、がんばった。つもり。←弱気。
帰りは家まで歩いてみた。20分あまり。通勤時間帯はバスとそう変わらない時間かも・・・。
久しぶりにお味噌汁を作って、切干大根と薄あげ、にんじんの炒り煮を作って、ご飯を炊いて、つつましく夕食。
と、酔っぱらった人が次々に来襲。
そうね、今日、月末だったもんね・・・。
うちの部署は月初もいろいろやることあるし、今週は監査だし、
明日は焼肉だし明後日はキューティーハニーだし、
今日はとても打ち上がるどころではありません。
が、来るなら来い、という感じで少し一緒に飲みました。

しかし深夜1時に今から出て来いって電話、そりゃ無理よ。うちはもっと無理。
無理すると明日よけいにきついって分かりきってるのに、
本当に面白くてたまらないわけじゃないことにしょっちゅう精を出して飲み続ける。
それも悲しい性ってヤツなのか、ほかに面白いことがないのか、
面白いと思い込もうとしているのか、そんなの全く個人の自由なんでしょうが
私はそんなお付き合いはたまにでいいな。
たまにだから楽しいことだと思うんだけどね。
(で、飲みすぎておおごとになるんですけどね・・・)

しょっちゅうでも会いたい人とはなかなか会えないのに、ままならんなぁ。





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2004年05月30日(日)  まだまだ寝る人

さわやかな朝を満喫すべく7時に目覚まし時計をセット、さすがに起きれるだろうと思ったのですが・・・(前日の日記参照。)
はい、起きたら、10時でした。なぜ?! なぜこんなに眠れる? しかも目覚まし時計を止めた形跡なし。

そうじ洗濯に朝ごはん、すべて汗だくで行う。蒸してます。雨だけど、洗濯機3度も回してみました。
バスに乗って皿山は安田さんの事務所へ。体調戻ったようで、よかったですね。私も「最近、仕事落ち着いたみたいね。」と言われる。一目瞭然で愚痴が減ったそうです。そうですね・・・。ギターを少し教えてもらうも、自分のあまりのできなさがむしろ面白くって、笑いすぎてボディーで歯を打ってしまった。安田さんのIん評「あいつは、なんか、植物みたいな奴なんよ。」にも笑いつつ感嘆。

そして帰宅後、また寝る。しかも3時間も。なぜ?! なぜこんなに眠れる? しかも目覚まし時計を止めた形跡なし。(←コピー&ペースト)

夜ご飯は、昨日残ったグラタンをオーブンで焼いて、半分は明日のお弁当に詰めて、それと、水菜入りラーメン。と、水菜の浅漬け。水菜って、一晩寝かせただけでしおしおと萎れてくるので、すごく焦ります。でも残さない。昨日今日で、ひと袋、全部たいらげました。好きなんだよねー。

あれやこれやしてお風呂の掃除なんかもして、今は2時です。確かに寝るには遅い時間だけれど、この2日間、起きてた時間より寝てた時間のほうが断然多いな。もちろんこれからまた寝ます。すとんと眠りに落ちてすやすやでしょう。寝坊しないようにせねば・・・。しんちゃんもこんなに安らかに眠れているといいけれど。入院生活って夜眠れなさそう。眠れないのってきっと、眠くてたまらないよりも、ある意味つらいんじゃないかと思う。





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2004年05月29日(土)  よく寝る人

いちど11時だか12時だかに目が覚めたんだよ。目が覚めたのみならず、起き上がった。パソコンの前に座ったからね。でも30分でベッドに逆戻り。次に起きたら4時半なんだもん。参った。15時間睡眠ってそれ、平日の2日分、下手すりゃ3日分じゃないですか。

ゆうべは夜ご飯もろくに食べていなかった、いったい何時間ぶりのまともな食事でしょう。とはいっても、ありあわせどんぶりです。
豚肉、筍、玉ねぎ、ピーマン、水菜をしょうが焼きっぽい味つけでごはんにドーン。こういうのっておいしいんだよね〜。なんとなく男子高校生っぽい食事でした。ベーコンと水菜とちりめんのイタリアンサラダつき。

満腹になったらまたゴロン。ほとんど牛だね(牛の生活ってよく知らないが。) 買った本や借りている本を気ままにめくる至福のひととき。でもこれで一日終わるのはさすがにどうかと、着替えて出かけることにする(でもすっぴん)。外に出たら唖然としました。す、涼しい。うちは本当に風通しが悪いの。

いつも横目で通り過ぎていたニューオータニ近くのスーパーに入ってみる。業務用スーパーって感じで、調味料にしろお酒にしろ野菜や肉にしろ品数が豊富で量も多い。昭和を思わせる内装や雰囲気も妙にツボでした。一人暮らしには向かない品揃えだけど、愛しちゃうなァこういうお店。クリームチーズが安かったので購入。業務用だけあって、シティ情報ふくおかの最新号がもう入荷していた。普通の書店やコンビニより2,3日早い。

渡辺通りの路地裏を自転車でうろうろ。天神周辺だから飲食店が多い、でも大名とか今泉あたりとは一線を画した雰囲気です。こじゃれた店がまえはほとんどありません。しゃれこむのではなく、しけこむんだよね。「一杯やってく?」「メシでも食うか。」そんな言葉がぴったりです。むくむく湧きあがる、この通りの常連になりたい、という気持ち。こういうときって恋人が近くにいたらねー、と思います。でもご近所のしずどんとかを誘って行って見よう。その前に外食の原資が乏しいか・・・。

薬院に戻って本屋さん。腕が痛くなるまで立ち読み。雑誌や料理本など。ドラッグストアもさながら親の敵のように目を凝らして見て回る。日焼け止めを購入(すると翌日、梅雨入りだった。当分、日はささないのか・・・)

いつものスーパーで買出しをしたあと、再び自転車に乗って今度は少し南へ下りまた路地裏探検。素敵なバーを発見。行ってみたい。ここはお酒に詳しいお姉さまをお誘いして・・・(と、妄想だけは膨らみ続ける。)

6時前に家を出て、帰宅すると9時。思えば昔から一人でうろうろするのが好きな性分でした。部屋でごろごろするのも好きだし、退屈知らずとは私のことです。ほんと、「ヒマだなー」って思ったのはいつが最後だろう? 考えても思い出せない。こういうときです、「私って、お妾さんに向いてるんじゃないかしら?」て思うのは。

夜ご飯は、イカとたまねぎとピーマンを入れてマカロニグラタン。市販のソースに「4人分」と書いてあったけれど、何を恐れることがあろうか、と一気につくる。さすがに一度では食べませんでしたが。また水菜サラダ。今度はちりめんのほかにワカメを登場させて、ポン酢でいただきました。

今夜は朝まで眠れないんじゃないだろうか、という危惧はあっさりと払拭される。2時を前にしてトロンとしてきたので消灯。さすがに明日の朝は早起きできそうだなーと思った、の、ですが・・・(明日の日記に続く。)





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2004年05月28日(金)  私は元気です。

3時間あまりの睡眠だから当然か、起きてもまだ酒が残っているよう。
頭も少し痛い。
トーストは食べられそうになかったので、
少量の筍ををチンして鰹ぶしと麺つゆをかけて朝ごはん。
会社に行ってしばらくすると、気分もよくなりおなかもすいてきた。
若さですね。
(といって、あまり図に乗りすぎないようにしよう・・・)

会社での力仕事も嫌いではない(というかむしろ好きかも)ので、
つい張り切っていたら足のつけねの筋を痛めた。
・・・・・・・。
ショックーーーー!!!
重度ではないようで歩いたり自転車に乗ったりに支障はないものの、
この状態でのランニングはやはり負担がかかりすぎる気がするし、
それに、あぐらをかくと痛い! 
あぐらがお行儀が悪いと言うなら(でも圧倒的に楽だもん。)お姉さん座りも痛い!

8時過ぎに帰宅すると、同僚がワインと生茶を片手に訪ねてくる。
部屋が蒸し暑いので、来客時にはゆるく冷房をつけるこのごろです。
夏が思いやられる。
でも夏は好き。

日記を休んでいた数日、こんな感じで過ごしておりました。
しんちゃんの手術とタイムリーに重なっていましたが、
彼の容態に重大な異変が起こったわけではないのでご安心ください。
とはいえ、これを書いている今現在、彼に何かが起こっていても知るよしもないけれど。

三日連続の酒とゆうべの睡眠不足でへろへろ。
同僚が帰ったあとベッドに倒れこむ。が、最後の力を振り絞って起き上がり、
シャワーを浴びて、眠い眠いとつぶやきつつ、
往生ぎわ悪く森博嗣の日記エッセイをちょっと読む。
それでも1時過ぎには寝た。





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2004年05月27日(木)  俺は帰ってきた

タイトルは、魚座の曲名より。わたしこの曲、確か1回しか聴いたことないなー。

業者に出していた原稿が返ってきて、修正作業が始まるなど諸々に追われ、
約一週間ぶりの残業になる
とはいえ8時過ぎの退社なんて、この2ヶ月を振り返るとかわいいもの・・・のはずだが、
楽な状態への順応性ってすこぶる高いもので、ちょっと疲労感。

ピーマンと筍が冷蔵庫にあったので、牛肉を買い足し、たまねぎを刻んで、
チンジャオロース(のようなもの)を作る。おいしかった。

と、携帯電話が鳴る。ディスプレイの表示は『公衆電話』。
飛びつくように出ると、やっぱり、しんちゃんだった。
「おー、元気かー?」
と、なつかしささえ感じる第一声。
それはこっちのせりふ! もっとも、元気なわけないよね、と思いきや、
ごはんももりもり食べてるみたいだし、意外に快活な声で心から安心。
それでも手術後のゆうべは大変だったらしく、
「全身麻酔から本格的に覚醒したあとは、まったく眠れず、
 暗いなか時間もわからず、喉が渇きおなかが空くも、ごはんは勿論、水も飲めず、
 腰が痛いが寝返りも打てず、時間もわからないから夜明けがあまりに遠い」
というちょっと発狂しそうな状態だったとのこと。

「病院のごはんはどう?」
と聞くと、
「うーん、味が薄いね・・・。
 でも、今日の朝ごはんは最高に感じたよ。
 味噌汁の塩気がたまらんくてねー、しょっぺぇー!みたいな」
と言っていた。
切った足はまだ見ていないらしい。車椅子で病室を出て、電話をかけてきてくれた。
今夜も電話がなかったら、しびれを切らして明日の朝、
「内縁の妻ですが・・・」
とか適当に言って、病院に問い合わせようかと思ってた。よかった。

11時半も過ぎて、同僚(と言っても年はゆうにひと回り以上・・・)より呼び出し。
お風呂もすませてあとは日記を書いて寝るだけ、という状態だったので、
かなり渋るも、だんだん断るほうが面倒くさくなってきて、出かけることに。
すっぴんなので、家近くで朝までやっている店を指定する。
良識ある大人の行動とはいえませんが、なかなか有意義な飲みになった。
彼に人望(しかも、年上年下関わらず、有望な人たちからの。)が集まるわけがよくわかった。
べらべらしゃべったり騒いだり冗談や下ネタ言ったり、そういうことしてても、
人間としての品位を損なっていない感じがする。
同僚なのでどうしても会社の話になったりするが、
どんなこと対しても人間性を否定しない言い方をするし、言葉を選んでいる。
空手の話なども実に興味深かった。
強い人なのだと思う。
劣等感や怠け意識を正しく克服してきた人特有の、自分に対する相応の自負を持っている。
すばらしいな、と素直に思う。
そして、そうやって生きてきた人には、
もう人間の弱さを理解するのって難しいだろうな、とも思った。
2杯目からスピードを上げるする悪い習慣で4杯ほど飲む。それほど酔わず。





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2004年05月26日(水)  こんなに満腹でどうしよう

しんちゃん、手術の日。
なんとなく落ち着かない気持ち。
本人は私に「たいした手術じゃないよ」と言うし、実際そうかもしれないが、
なんせ、すぐに見舞いにかけつけることはおろか、
こちらからはおちおち連絡もとれないのである。

しかし、心配しつつも人は楽しむもので、仕事のあとは舞鶴へ。
新婚ごっこでメールをやりとりしつつ到着すると良い匂い。
若妻まきちゃんはダーリン(私)のために、
鯛の煮付け(!)を作っていてくれたのだった。
ツナ入りポテトサラダ、自家製ピクルス、魚の干物を焼いたもの(これがまた、干物とはいえ大物かつ、高貴なお生まれを想像させるたたずまい。)など、出てくる出てくる、おいしい食べ物。
ビールのあとは、奈良漬やイカの塩辛など、豊富なおつまみとともに日本酒をたしなむ。
旭菊の古酒、琥珀色。すっきりした味わいでどんどんいけます。すっきりひと瓶あける。
白ご飯と、なすと玉ねぎのお味噌汁もいただく。おかわりもする。
今日も、実によく食べ、よく飲みました。

私との「日本酒の会」のあとはサニイサイドの練習が待っているたなかまさんである。
かしわいさんがやってきて、夕食をとり、お別れしました。

たなかまさんは旅と仏像と文学を愛する料理上手のウッドベース弾き。
(ほかにも愛するものはいろいろあるでしょうが・・・)
そんな話で盛り上がる。

「古事記といえば、何年か前に出た、あの、話題になった・・・」といえば、
「ああ、あの、緑の装丁の!」と。

「仏像ってどんなのが好きでした? 
 私は中学高校のときは、半伽思惟像が・・・」といえば、
「ああ、あれって外国的だよね!」と。
 たなかま講師の日本文学史も受講する。

「こういうの、人を招待して彼氏のアルバムを見せるみたいで気がひけるけどさ」
と言いながら、鳳凰堂の中供養菩薩の写真集を出してこられるに至っては、
ほどよく入った酒も手伝って、しばらく笑いが止まりませんでした。

父の里で作られた柴漬けと、おすそわけのおすそわけの素麺、
それに『発奮忘食対談』(椎名誠・東海林さだお 文春文庫)
を手みやげに持っていっていたのですが、
ごはんとお酒をごちそうになるにとどまらず、
いかの塩辛ひと瓶、べに花油をいただき、それに本を3冊も借りて帰ってきました。

『冥途』 (内田百�痢,舛�ま文庫)
『見仏記』(いとうせいこう・みうらじゅん 角川文庫)
『鬼平料理帳』 (池波正太郎 文春文庫)

しあわせだなー。

帰宅後しばらく動けず。
酒に酔ったのではない。おなかがいっぱいで苦しかったのだ。
こんなの久しぶり。シズラー(大学時代のバイト先)のサラダバー以上かも。

エミ史上最古の男友達(つまり幼馴染み)、トモからメール。正月以来だ。
結婚して今は千葉にいる彼、他愛ない近況を書いたものだったが、
しんちゃんの手術の日の偶然。ちょっと不思議。





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2004年05月25日(火)  フルムーンはまだ遠い

うつうつとしがちな気分を体の疲労にすりかえて昇華させるのは、健康的かつ少々自虐的で好きです。仕事のあと、納豆ごはん(三日連続!まめまめしいオンナと呼んでいただきたい。)と小松菜の中華炒めを食べて走りに行く。1時間ほどかけて10キロ走った。相変わらず欠けた月、でも満月に向かって着々と身を太らせている。私は痩せたい。Tシャツ絞れるくらいの汗かいて、息きらして喉渇かせて、満足した。

自分のことをやたら熱い性格だと思うときもあり、
冷めきった人間だと思うこともある。
今日は後者だった。もっと優しくなりたいのに。

明日のお昼ごはんは、パスタツール(最近いたくお気に入りの冷凍ペペロンチーノと、かつおぶしと、ベーコン)、トマト、小松菜、ネーブルです。ちょっと楽しみ。現地=会社のレンジでチン、とやって、持参するカラのお弁当箱に入れかえて、トッピングをほどこして食べるつもり。スプーンとフォークも用意しました。ある意味、楽しみなお弁当。

お友だちに強制貸出しようと本棚を物色して、一冊選んで手にとってページをめくりはじめたら、しばし夢中になって読んでしまった。ばかばかしーいこの本、いいなあ。

お風呂に入っている間に、しんちゃんからメールが届いていた。昨日はごめんね、とある。しんちゃん殊勝だな〜、いいの、いいんだよ〜!(←あまあまですな。) 明日、手術なので、もう今夜からご飯が食べられず空腹のもよう。結局たばこをやめないまま臨むのだろうな。彼の足は神経までまいっているので、全身麻酔を施すのです。(しかも通常は外科医がやるところを、病状を慮ってちゃんと麻酔科の医師がくるらしい。つまりその分、お代も高くなる。)全身麻酔は肺に負担がかかるので、たばこをやめておくように申し渡されていたのですが・・・。

寝ようと思ったら意外な電話が入り、しんみり。ありがとうございます。何もかも必然でしょう。





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もしや、共鳴してるのか?しんちゃんに。マンガみたいに。
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2004年05月24日(月)  時間は流れつづける

城南線と呼ばれる大きな通りを自転車で通っているが、通勤時間は車道よりも歩道のほうが交通量が多くて危険度も高いと断言したい。自転車と歩行者が同じ道路を通るのってお互いに不幸。双方、専用道ができんかね・・・。

本屋へ行く。
並ぶ本すべてが面白そうに見えるという、ばら色(そしてある意味、冬。読みたい本をすべて読むなんて、いろんな意味で不可能だもん)の時期が到来。
周期的にやってくるようだ。
『空から恥が降る』(藤原新也 文春文庫)
『三四郎』(夏目漱石 新潮文庫)
『数奇にして有限の良い終末を』(森博嗣 幻冬舎文庫)
と、ひとまず3冊購入。
持ち合わせがなかったのでカードを切った。本を買うためにカードを使ったことはこれまでにも何度かある。

先だって映画を見に行った、
『赤目四十八瀧心中未遂』の原作(車谷長吉 著:文春文庫)を立ち読む。
勝手に新潮文庫だとばかり思い込んでいて、どこの本屋にもないと怒っていた。
15分ほどざらーっと読んだ。
それだけでこの世の底にひきずりこまれるような気分になった。
すごい筆致だ。
映画も暗かったけれど、あの原作に比べたら、きれいすぎたかも。
プロローグ、そしてエピローグ的な部分は映画にはなかった。
そこが、いっそうの、明けない闇だった。

自分のことをしつこい性格だと思うときもあり、
飽きっぽい、忘れっぽいと思うこともある。
今日は前者だった。とある計算を一生懸命している自分に苦笑した。

『恋忘れ草』(北原亞以子 文春文庫)を読了。しみじみ悲しくなる。

エビチリをつくる。海老の背わたをとるなんて、生まれて初めてだった。
おいしくできた。簡単だった。
大部分は明日のお弁当で、今夜は6尾ほどだけ食べる。レタスの千切りと一緒に。
ゆうべの煮物の残りと、納豆も食べた。

少し電話で話したが、しんちゃんの機嫌がよくなくて気がふさぐ。
仕方がない。誰だって、心配してほしいとき、放っておいてほしいとき、
気にかけてほしいけどその言葉が欲しいんじゃない、というときがあるだろう。
全然、腹は立たなかった。そりゃナーバスになるだろうなと思う。
ただ、私も、いつでも的確に相対することはできない。
心の細かな機微なんて、たとえ一緒に住んでいてもわからないときはあるだろうし。
でも今は、とにかく、離れている。
何も言わずに毎日そばにいる、ということができない。
今いちばんそうしたいし、彼にとっても今はそれが一番いいんじゃないかなと思う。
あー、これでしばらく話せないんだな。と思うと少し泣けた。

でも、泣いていても仕方がないので、本を読んだ。
すると、今日買った森博嗣の日記本に、
「大垣は日本のベニス、安城は日本のデンマークと呼ばれている、
 と習ったが、誰も呼んでいない。」
と、例によってどうでもいいことが書いてある。
よ、読んでるよ私が! 友だちにも話してるよ!
愛知県安城市はしんちゃんが住んでいる町なのだ。
ミステリー作家森博嗣の本業は、名古屋大学建築科(今は名前が変わったらしいが)の助教授なのです。

今日は6時過ぎに会社を出て帰ってきた。
本を読んで、ご飯を作って食べて片付けて、本を読むなどして、
時計を見たらまだ10時だった。
びっくりしてしまった。これからしばらく、こんな夜を過ごせるんだな。
時間、大事に使お。





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2004年05月23日(日)  サニーサンデイビューティフル

今日は12時に起きることができた。やったー! ベーコン、まいたけ、たまねぎ、水菜の雑炊ときゅうりの朝昼ごはん。

洗濯日和の日曜日。ひととおりの家事をすませて天神に出かける。こんなに近くに住んでいるのに、天神、なんか久しぶりって気がする。未確認だが実際たぶん久しぶり。(しず亭以外で。)

西通りで「My Little Space展」を見る。去年の夏にゆうきちゃんがポストカードを出した場所だ。展示販売されているたくさんのもののなかから、髪ゴムや小さなお菓子受け(にしようと思う)、ポストカードなど何点か入手。こういうところに来ると、絵や写真やアクセサリーなど作っている人は本当にたくさんいるものだが、それを発表する場がもっとないといけないのだろうなあと毎回思う。もっとたくさんの人を巻き込むやり方が。

おいしいお茶を淹れてもらって、あれこれスタッフのお兄さんと話す。お兄さんは面白いやり方をいろいろ考えている。新風社がイムズに出している「マウンテンルート」についての意見はほぼ一致。あそこはおしゃれだけど本が選びにくい(暗すぎる、本が多すぎる、通路が狭い)。お茶を飲むにもちょっと落ち着かないと思う。そう、いったい何で売り上げを上げているのだ? でも、ともかく知名度を上げるという意味はある場所なのだろうなあ。

その他、ソラリアプラザで目標物を購入。消耗品類、ベッドシーツ(好きだなあ、また買っちゃったよ)。百貨店で珍しくOLさんらしいショップや化粧品カウンターなどのぞき回る。ここしばらく服を買っていない。欲しいなあと思うけど、もうしばらく我慢することに。なければないでだいじょうぶなのだ。着飾ることは、我慢しはじめればできる。先延ばしにするだけでも節約効果はあるものだ。zuccaの靴は全部Sサイズがあるらしい、ちょっと感激。でもいかんせんお値段が・・・。

項目別のお手製出納帳をこまめにつけて金銭の出入りを(出るばっかりのような気がするが・・・)常に把握する。残業代はないものとしてひとまず貯金する。給料日あとに気を大きくしない。というのが私のささやかな節約術。・・・と思いきや、サンダルを買ってしまう。あーしまった。靴に財布の紐をゆるめがちな私。なかなかサイズがないから、巡りあったときに買わなければという気になるのです。

豆とねぎづくしの夜ごはん。大豆とこんにゃく椎茸にんじん大根の煮物。サーモンとしいたけエノキダケたまねぎのバターしょうゆ焼き、納豆。すべてにこれでもか!とねぎをふりかけて、食べた。





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2004年05月22日(土)  ふりきるように走る

首相の訪朝ということで、出社してからも数十分に一度はヤフーニュースをチェックする。

朝から読みあわせで瀕死。3ページ分の時間、意識が遠のいた。
しかしその後はゆるやかに作業する。
きな臭い話も聞こえてくる。この手の話にももう食傷気味だ。

お弁当なしだったので、「またおしゃれビッグランチを・・・」と心は騒ぐが我慢。
リンガーハットで皿うどんを食べる。おしゃれランチの半額だ。
『サマータイム』(佐藤多佳子 新潮文庫)を読み読み、食べる。
連作の短編4つから成る物語。最初から3つを昼休みの時間で読了。
“サマータイム”というタイトルは、ガーシュインがつくり、ジャニスやサラ・ヴォーンがカバーしているのでも有名なあの曲からきている。
最後の一つが楽しみだな。

本屋に行くと、読みたかったものがいくつも文庫化されて登場している。
森博嗣の日記本の最新刊も出ている。
まだ家に未読了の文庫があるので、今日のところは「クーネル」の最新号のみを入手。

激務の4月になってからというもの、部署では誰ひとり一日も休んでいない。
連続8週に及ぶ土曜出勤マラソンは、今日でめでたく最終回である。
まだ決算作業が終わったわけではないが、ひとまず週6勤の日々は完走。
おつかれ、自分!ということで、いったん家に帰ったあと、本当のマラソンに出動。
なんと3ヶ月ぶり。それに、夜の大濠公園は初めてだ。
細い細い月を見上げながら、8キロ走る。
久しぶりに体と一体化した感じ。
走るごとにつまんないうじうじはだんだん消えていく。

帰宅後すぐにお湯をためてお風呂にのんびり浸かり、山盛りのサラダを平らげる。
今日ばかりはテレビをつけて、特別番組をじっと見る。
涙が出てきてしまった。

まだ風邪ひきのしんちゃん、もともと本もマンガも読まない男だが、
愛知に行ってからはちょくちょくマンガ喫茶に出入りしているようだ。
今日はあずみを10巻まで読んだらしい。
(あずみに)最初仲間が10人くらいいたのに、今もう一人ぼっちだよ、
と言っていた。
私もとあるマンガ喫茶の会員カードを持っている。今度、行こうっと。





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2004年05月21日(金)  standin' crossroad (with alcohol)

ゆうべあまり食べなかったので、起きた瞬間から空腹でした。睡眠不足の累積した金曜日、の割に妙に目覚めが良かったのは、空腹のせいに違いない・・・。いや、もしかしたら、ゆうべから飲み始めたりんご酢の効能かもしれない(だとしたらすごい即効性!)。なんて言いつつ、電話がかかってきて起きたんですけどね。ねぼけた頭で「まだ7時半か〜」と呟いたらさすがに呆れられました。繰り返しますが8時45分始業です。いったい何時まで寝るつもりだ。

ない知恵しぼってうんうん唸ってたここしばらく反動のように、ひとり、力仕事や単純作業にふける一日。重い資料を両腕に抱えて、3階の職場と地下一階の倉庫とをひたすら往復したり綴じ込んだりという、あるいみ至福の業務を続けました。うっすらとかく汗すら快感。なーんにも考えなくていいのに、身の回りがすっきり整理されていくのです。おまけに適度に体を動かしたことによって気分もさわやか。やっぱりこうゆう時間も必要。

夜は二日連続でお客さん。一ヶ月半ほどぶりになる、ゆうきやんだ。お米のおすそわけをおすそわけするよ、という触れ込みで呼びつけたのだけれど、ゆうきちゃん、米よりよほど重たい箱をどーん!とバッグからひっぱりだす。「な、何これ?」それは季節を先取り、長崎は南高来郡のお素麺でした。す、すごい、いったい何把あるんだー! 

ということで、来たるべき夏に向けて、大量のお素麺を入荷していますので、こちらも日頃お世話になっているみなさんに、おすそわけのおすそわけをしたいと思います。勝手に持ち込んだりもするだろうけど、欲しい人いたら声かけてね。
そうそう、昨年末に会社の納会でせしめたコーヒーも、来月末あたりで賞味期限を迎えようとしているのです。まだまだありますから、こちらも、おすそわけリストに乗せたほうがいいなあ。ご近所の方など、ぜひ、一杯飲みに来てね。

で、ゆうきちゃんとは野菜サラダやポテチなどをつまみつつ、久々のおしゃべり。彼女の仕事も見せてもらう。自分の仕事柄(こちとら、なんせ机で数字ばっかり転がしてますからね)、メーカーにしろクリエーターにしろ、「モノ」をつくる仕事っていいなーと羨ましく思うことがしばしばなのだが、もちろんそれは大変なことでもある。作業量とか時間とかにはまったく比例せず、つくったものでしか評価されないのだから。それでもやっぱり、成果が「形」として目に見える仕事っていいなあ。

ま、私も、苦労してつくった公的資料の類の完成を見ると感慨がなくもないが。私は私で、日進月歩に七転八倒しながら、紆余曲折を経てやってるわけで、ことさらに自分の仕事を卑下するつもりもないけどね。大変でないとか楽しいとかいう仕事なんて、どこを見渡しても、そうそうないものだ。

ハードな生活のゆうきちゃんは、酎ハイ一缶で朱を散らしたように顔が真っ赤。お互い明日も仕事を抱える身であるし、お米授与式を執り行って早めに解散。ひとりになって鏡を見たら、自分もじゅうぶん赤くなってました。金曜日って本当にお酒が早く回る。

しかしめげず(?)に、マ・マーの冷凍ペペロンチーノをチンして、刻んだ三つ葉とかつおぶしを盛大にふりかけ、さらにいそいそと冷蔵庫から発泡酒を出してくる私なのでした。飽き足らず入浴後には、ノーブラノーメイクで(なのでジャケットを着込み帽子をかぶって)下のコンビニへ。金曜日の11時過ぎに焼酎の大ビンとスルメのみを買い求める若い女って、いやねえー。明日は普段どおりの出勤です。が、なんせ締切を終えた身、ずいぶん気が楽ですこと。(こういうときが、一番寝坊しやすいので注意すること!←自戒)



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2004年05月20日(木)  5月の涙を僕らは誇りに思う

丑三つ時の悪夢。
やばいやばい寝らな、とベッドに倒れこんだゆうべの午前3時10分、
習慣的に全身伸びをしたその瞬間、激痛が走った。
足がつった。
左足の内側、土踏まずあたりが、ありえない力で内に曲がろうとしている。
慌てて親指を手でつかんで反らせた。
痛い痛い痛い!
体を起こしてじっと回復を待つ。
親指から手を離すと、途端にまたムキになる筋。
30分間つり続けていた。いったい何。なんなん?! 寝かせてくれよ〜! 頼むよ。
ほんと、遅刻しないでよかった。7時45分起床。

午後イチで原稿を業者に送って、ほっと一息。
どうやら山を越したようだ。
今日は7時ちょっと過ぎに退社。空はまだ暮れなずんでいる。
夢のようだー。鼻歌唄う勢いで帰る。
夜の時間が私に戻ってきた。
ああ。
これからの日々を思うと、むしろ悲しいくらいに胸がいっぱいだ。
仕事で悩むのはむしろ楽かもしれないな。
仕事のせいにできるってことは。

同僚が訪ねてくる。また体重計に乗せる。少しやせたようだ。
足がつったときは、くるぶしの上を押さえるといいよ、と教えてくれた。

明日のお弁当は麻婆春雨ですよ。

鏡を見たら、目が真っ赤。
どう考えても睡眠不足・・・。
寝よ寝よ。

タイトルはフリッパーズ・ギター『偶然のナイフ・エッジ・カレス』





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2004年05月19日(水)  ノーサンキュー、レトリック

8時起床。繰り返すが始業は8時45分。
あんなに自己主張して見向きもされない目覚ましたち、うちでは鳴りがいもなかろう。
(それでも)弁当を詰める。(それでも)朝食。駆け出す。ところどころ立ちこぎ。

仕事、明日の午前中にとある締切を控えての追い込み。ひたすら修正作業。
飽くほどあのファイルたちと付き合っている。しかしまだ掴めていない私・・・。
新たなストレス源に心乱れがちのこのごろ。気に留めるなと思うほどに気になる。
附属明細書の誤りに気づく、今さらありえなーい。落ち込む。

22時15分退社。

オンナ25,6の会@しず亭。しずどんの手料理をふるまわれる。
じゃがいもの煮物、ニラとひき肉と卵の味噌スープ。白米。美味。
つくづく、昔から、何をやってもうまい女である。
食べ終わるが早いかすかさず連続攻撃をくらう。大阪みやげの赤福。思わず2個ぺろり。
テレビをちらちら見ながらだべる。
スポーツニュースを見ながらしずどん、
「尾花ピッチングコーチ」と静かに突っ込む。えっそこ突っ込みどころ?!
私は品川庄司を知らないことを告白。
しずどんの最近のお気に入りは、「安田大サーカス」とのこと。誰それ・・・。
私たち三人はうまいこと男の趣味がかぶらない。

24時も過ぎた頃、ゆいどん、本日のメインテーマを切り出す。驚く。
でもゆいちゃんは地に足がついてるなあ。いつでもかわいいのにはただただ感心。
私たちはいつでも遊ぼうよ。

25時15分帰宅。しかし、しず亭とうちは近いな。一直線だ。
しん氏に電話。まだ風邪がひどい。心配。
最低限の家事。弁当の準備。明日は手抜きだ。
入浴。やばい、濡れるとひときわ耳が痛い。

現在26時55分。
明朝、早めに出社しようと思っていたのに・・・(既にあきらめ気味。)

うれしくは思うけど、ごめんね、レトリックで包んだってだめだから。
そこんとこの本質は見えてるから。
でもやっぱり、ありがとう、かな。
なーんて、思うところあり。





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2004年05月18日(火)  予定調和の着地点

「寝る前に水分を摂りすぎると、翌朝、顔がむくむんだってよ」
と同僚が教えてくれた。
そういわれれば、理にかなっているような気もする。
日記はだいたい一日の用事をすませて寝る前の時間、
パソコンの横に水割りだとか紅茶だとか何かしらの飲み物を用意して書いている。
こりゃむくみ一直線だわぁ、と思い、飲み物レスで書いてみることにする。
でも、よく考えたら、顔が多少むくんでも、別に困りはしないだろうから、
長くは続かないでしょうな。

親米派。
今夜は仕事を8時半に切り上げて、米屋敷、もとい同僚の家に行く。
実家から米がバンバン送られてくるらしく、何と45キロにも達しているという。
私ひとり分より重い。立派に小藩を養える蔵屋敷くらいのレベルでは?
お言葉に甘えて、謹んでおすそわけにあずかることにする。
ご近所のかしわいさんに車をだしてもらう。
「昔つきあってたけど、今はクルマだけの関係ってことにしよう」
などと言いながら、仲良く(?)姪浜へ。
おすそわけが10キロだもん。すごいよ。
「で、これであったかいご飯を炊いて、なんか食べさせてくれるっちゃろ?」
と言われるも、そんな気の利いたオプションもなく、
仲良く(?)5キロずつ分け合って、それぞれの家に帰る。
ありがとうございます。
かしわいさんの車は今日もいい音楽がかかってた。

鶏肉と野菜各種のオーブン焼き、トマトソースの上にとろけるチーズを乗せて。
チーズって焼くといい匂いがするねえ。

キーポンミュージックで魚座の藤井さんのブロッグを読んでいて、
最近よく見るエロサイトで・・・て文章があって、
ドアーズがかっこいいとか自分でがんもどきを作るのが楽しいとか、
それとまったく同じテンションでそのエロサイトが好きだ、
って書いてあって、そんな藤井さんが何かいいなあー。と思った。
だいたい、エロって言葉は何だかとても正確な響きをもってると思うのだ。

たまに我に返るんですが、日記を読まれているって恥ずかしいことですね。
本当に書きたくないことは書いていないし、
無意識のうちに演出してるところもあるのだろうけれど、
そういうことすら行間から読まれているかもしれないわけで、
なんとなく匂いたつ自分のしょーもない人間性を毎日毎日・・・。
公開している、とか、あの人が読んでいる、とかわかってはいても、
書くときはそんなことも考えてないことも多いし。
ときどき自分の書いたものを読み返してみると、
とても素直で、甘ちゃんで、でもかわいげない。そして暗い。
それでもこういうことを続けてる自分は自分をかわいがってるなあと思う。
ああー、恥ずかしい。
でも今日、とある場面で「出たよ、いじいじ星人!」と言われてすごくおかしかった。
日記なんて読んでなくても、いじけた性格だって重々承知している人もいるものだ。

そして結局、今日もそんな恥ずかしいことを書く私であった。
結局、書きながら水割りつくってしまった。





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2004年05月17日(月)  その場所に思いをはせることができる希望

先月に続き、またも仕事が終わらずフラッシュさんのライブを見損ねる。
間に合うんじゃないかと思ったんだけどなあー。
フラッシュさんの歌が聞きたかったのになあー。
ウーララも久しぶりに見たかったのに。
甘かった。今週は思い切って山場だった。
こうやって、4月になってからというもの、
(そしてもう5月も半ば! 長いなあ繁忙期、去年までの比じゃない。)
いろんな楽しい予定をあきらめている。やっぱり悲しい。
そのかわりに、いくばくかの残業代を受け取るわけだけどね。
仕方ないかー・・・。お金、大事に使お。

毎月当たり前にフラッシュさんの歌が聞けてた日々がなつかしい。
ずっと続くなんてこと、なかなかないのね。
また来月も福岡でやってくれるかなあ。
やらない気がする。なんとなく。悲観的な私。
でも、自分は見にいける状態なのに歌ってくれない、というよりは、
自分は忙しくて見られないけど、フラッシュさんは歌ってる、
という状態のほうが、やっぱり、いい気がする。
私はやってる。あの人もやってる。
タイミングが合えば、またいつか見られる。
そう思えるということには、希望がある。
誰でもいつまでも、ってわけにはいかないのだろうけれど、
どうか、好きな人たちが、できるだけ長く、好きなことをやり続けられますように。
もちろん、自分もね。

9時半に会社を出て、買い出しして、10時にうちの下で安田氏と物々交換。
お互いにけっこう疲れがにじんでいるというか、一瞬の邂逅って感じだった。
ブツと一緒に、あんずチーズパイを1個もらいました。おいしかった!

筑前煮ぎみなものを作る。
鶏肉、だいこん、しいたけ、たまねぎ、にんじん、で作ったけど、
うーん・・・。
筑前煮って、何が入ってるんだっけ? 博多人のくせによくわからん。
あ、筍か?!
ま、いっか。
おいしいっぽくできた。食べるのは明日の昼夜。

三つ葉を早く食べてしまわないといけないので、和風サラダを作る。
大根ときゅうりも一緒に、うすーく切って塩をわしわしすりこんでたら、
指の、特に第一関節から下くらいに、猛烈にしみてヒリヒリ痛くなった。
いいかげん春も半ばなのに、まだけっこう手が荒れている。
もともと遺伝的に皮膚が弱いし、たかがひとり分でも家事してるとどうしてもね。
しかし、傷口に塩、って、ほんと痛いのねえ。

シェリル・クロウのライブアルバムを久しぶりに聞いたんだけど、
クラプトンが出てくるとこからすごくかっこよくなってわくわくする。
シェリル・クロウて、ものすごく曲がいいとかアレンジが好きとか思わないんだけど、
何となく、いかにもアメリカンていう感じのロックだからたまに聞きたくなるのかな。

一日のうちでいちばんきついのって夕方6時から7時くらいの間だ。
終業時間が過ぎてだんだん人が減っていくから、
「私も帰りたいよお症候群」が出るってのもあるのだろう。
ものすごく疲れを感じる。
その時間に、伊藤園とかカゴメとかの野菜ジュースを飲むのが、
最近のマイブームっつーか儀式っつーか。
野菜の甘みが体にしみこんでいきます。
毎日飲むとちょっとお金がもったいない気もするけど、
体に悪いものじゃなし、繁忙期の必要コストだと割り切って、ちびちび飲んでます。
飲み終わる頃にはちょっと元気が出てくる気がする。





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2004年05月16日(日)  でもお酒は飲んでないからね。

またも見事な日曜日の暮らしぶり。先週、10時に目覚ましをかけて失敗したので、「そうよ、休みの日に10時なんて、どだい無理なのよネ。」と学習して、今朝(と既に言えない時間だが・・・)は12時にセットしてみた。

起きたら2時。・・・・・・。そうか、この時間まで寝ないと気がすまないんだね!

目が覚めた瞬間からおなかがすいていたので、すぐにうどんをゆがいて、冷奴にきゅうりとか玉ねぎとか刻んでかつおぶしかけてがつがつ食べる。

しばらく書見(雑誌だが・・・)したあと、食事の後片付け、掃除、せんたく、などと1時間半ほど動き、また書見。北原亞以子の短編集、『恋忘れ草』(文春文庫)の最初の1編「恋風」を読む。江戸の市井の話はいろんな作家が書いているが、今のところどの人が書くのを読んでも好き。

本はベッドで読むことが多い。そのままくーっと眠くなって、寝る。いちおう7時半に目覚ましをかけてみた。起きたら9時。・・・・・・。そうか、日曜は14時間くらい寝ないと気がすまないんだね! 先週は、朝(夕)起きたのは同じ2時でも夜12時に寝てたのだ。昨日の夜は3時だった。だから昼(夜)寝が必要だったんだね! 

目覚まし時計は、鳴った形跡はあるが止めた形跡はなし。昼(夕)寝でなぜそこまで熟睡するかな〜。

呆然と一時間ほど過ごしたあと、我に返って買い物に出かける。ポイント5倍の日だったので思わず2,000円ほど買い込む。

ベーコンと玉ねぎと三つ葉のスープを作る。
ポークビーンズも作る。豚肉、しいたけ、玉ねぎ、にんじん、パプリカ・・・
と次々に材料を刻んでいたら、大豆の入る隙がないくらいになる。
ぎゅうぎゅうに詰め込んで、レンジでチン。むちゃくちゃおいしいじゃない!

それが夜12時すぎ。
1時にしん氏より電話。

エミ「まだこれからいろいろすることがあるんだよ・・・」
しん「なに?」
エミ「制服にアイロンかけてー」
しん「かけなくていいんじゃない?」
エミ「食器とか洗ってー」
しん「明日でいいんじゃない?」
エミ「お風呂に入ってー」
しん「それは入ったほうがいいかも。でも、髪は乾かさなくていいんじゃない?」

こういうしんちゃんと暮らすのは、とても楽で、とても大変なことだと思うのだ。
でも、とてもおかしかったので、お返しに昨日の私の秘密を告白した。
笑い飛ばしてくれてありがとう。もうしません。私がバカでした。

そして今は朝5時。今日は会社よね・・・。あらあら。寝ましょ。





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2004年05月15日(土)  夢見てすてきランチ(big salad arrangement)

アラームの記憶は一つも無く、でも何となく嫌な予感がして携帯を開いてみたら8時だった。20分で家を出ました。会社に着いて仕事を始めて、一時間おきくらいに席を離れるごとに、口紅を塗り、眉を描いて、チークを乗せて・・・と1行程ずつ化粧していった。

今日はもともと外で昼食を、と思っていたので、寝坊のためにお弁当が作れないという異様な悔しさを感じずにすんだ。先日、日替わりランチで牛フィレステーキが出た!と歓喜した店にゆく。これまでは社外の人を昼食に連れて行くときのみの使用、ひとりで行くのは今日が初めて。(つまり、自腹で行くのも今日が初めて。)

おっさんの街・博多には珍しいカフェ飯・カフェバー系でなかなか人気の店である。おしゃれに凝っているという雰囲気ではなくて、風通しのいい気がする店内。食器もシンプルで感じがいい。「CAFE SWEETS」という、もとは飲食業界向けの洗練された雑誌のバックナンバーがずらり並んでいて、それがじっくり読みたかったのも一人で行ってみようと思った一つの要因です。

そしてうちの部長は「70点」と言っていたけれど、日替わりランチに関して言えば(牛フィレじゃないときも!)私はここの料理がとても好き。といってもランチしか食べたことないんだけどね。ちょっとこじゃれた店だからって、ちまちました料理が出てこないところがいいんです。

大きなワンプレート(丸い皿の日と四角い皿の日がある。)にメインとデリ2品が、わさっ、と乗ってくる。今日のサラダにしても、ローメインレタス、きゅうり、ミニトマト、大根、ひげ根をとったもやし、あとなんかわかんない葉っぱ、それに冷たい豚肉とホタテ。品目も量も多い。プラス100円で、ドリンクだけではなく小さなデザートまで出してくれるのも粋である。経費のときはさすがにこれは頼みきれないけれど、今日初めてつけてみました。ガトーショコラ。おいしかった。

たかが昼食だが少しリフレッシュしました。私のしみったれた財政ではこういうランチを頻繁にとることはできないけど、時々のことだからこそ、体の隅々にまでうれしさが行き渡るのかもしれないな〜なんて思いながら、すごすご仕事に戻った。

仕事。朝こそ「数字が合えば気持ちいい」たぐいの資料づくりをしていたものの、その後、11時から7時くらいまで、ひとつの原稿を一人でずーっとチェックしたり修正したりで、ほんと息がつまってくというか、沈鬱なムード。小さい仕事を次々と急いでやらなければならないとか、やたら人と面倒なやりとりをしなければならないとか、そういうのとはまた別の疲れを感じる。

でも、今日で土曜出勤マラソンは7週目。来週が最終回です。ううううれしい。何か自分のごほうびを、なんて思うけど、とりあえず土日が連休ってことが今は何よりの労いのように感じます。

雑誌を2冊買って帰る。雑誌は大好きです。

夜ご飯は、豆腐のピリ辛ひき肉ソース焼きと、いろいろサラダ。お昼の店に負けないように、レタス、きゅうり、パプリカ、新たまねぎ、春雨と種類いっぱいにしてみた。大学時代、サラダバーが売りの飲食店でバイトしてたので、サラダをうず高く盛るのは手なれたものです。お肉やお魚はもちろん好きだけど、サラダをボリュームいっぱい食べるのって楽しいんだよねえ。

食べ終わってから、吉本ばななの『不倫と南米』の短編を4つ読む。

今朝に見た夢の中では、なぜか早朝6時くらいの電車にすっぴんで一人で乗っていた。なぜか隣に座った高校生くらいの男の子に話しかけられて、しかもその問いといったら、なぜか「彼氏いるの?彼氏何歳?」なんてやぶからぼうなもので、「彼氏いるよ。25歳」と答えたら、なぜか「へえ、年下の彼氏なんだ」と言われたので「いや、同い年」とちょっとムッとすると、「えっお姉さん25歳なの? ほんと? 見えない。マジで?!」と驚かれてますますムッとするのと同時に(私って気づかないうちにそんなに老けた印象になってたんだあー)と軽く落ち込んでいた。

男の子との会話は進んで「音楽とか好き?」「好きよ」「ライブとか行く人?」「うん、行くよ」「俺ね、ギターやってんだ」みたいな流れになって、私が降車する駅に着いたところで、「これあげる」とCDを手渡され、見るとその子は(夢の中の世界の)巷で有名になり始めている“新進気鋭の少年ギタリスト!”みたいな子だった・・・という、夢らしくわけのわからない夢でした。





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2004年05月14日(金)  胸には希望

なんですか?これは。
家でも会社でも「お気に入り」に登録してあるココを見て、憮然としてしまいました。
プレ梅雨か?これは。チャリ通させてくれよー!

内輪ウケの話。
来たるべき夏のボーナスに向け、業績評定の用紙がやっと配られた(先輩が死蔵してた)。
書き始めたがどうにも気に入らなくなる。
「あのーこれ、原紙もってます? 書き直したくて・・・」
すかさず横から先輩、
「なに? 上方修正?」
「ええ、上方修正です」(キッパリ。)

いきなりボールペンで書き始める人がありますか、と叱られる。
だってー、どうせー(以下略。)


「おつかれさまでしたー・・・」
週末ではない金曜日の21時半、ひとりさみしく帰りましょうかね、というところに、ちょうど友人も仕事を終えたとの知らせ。おっ、タコスでも食べちゃうか? と待ち合わせて行ってみると、不定期営業のボニータには明かりがついていない。
なのでうちに招く。ろくな食糧がない中、ひとり、冷凍のパスタをチンして食べる。そのままってのも味気ないので、かつおぶしをどばっとふりかける。お、おいしい・・・! 侮るべからず、マ・マーのぺペロンチーノ。100円だぜ!(消費税額は含んでおりません。) アスパラガスの残りもチンして、クレイジーソルトでいただく。
お紅茶とクッキーしか出せなくてごめんね、安田さん。当然、体重計には乗っていただきました。
好きな音楽など次々に聞かせて、ビール→焼酎と酒盛りコース(自分だけ。)

母の日に送った葉書の返事がさっそく届く。便箋のほかに、かわいい切手が数枚と、チープでイカしたネックレスが入っている。ふだん全くアクセサリーを身につけない私、ゴールデンウイーク中に、「えみどん、首にかけるもの買ったら?」などとしん氏にすすめられて、そうねえーと思案していたころだけに、ジャストタイミング。以心伝心か?お母さん。ありがとう。

忙しいけど、のびのび生活する心意気を忘れずにいきたい。
と、改めて襟をただす。
楽しむための小さな工夫を惜しまないでいこう。





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2004年05月13日(木)  大事なことたち

アクシデントは突然やってくる。
多大な負担と責任を背負って働いている私の仕事の師匠にして我が部署の実務責任者である先輩に、昼間、おうちから電話がかかってきた。奥さんが足の骨を折ってしまわれたらしい。幸い入院の必要はなく、奥さんのご実家もすぐ近所ということで最悪の事態とまではいっていないようだけれど、小さなお子さんが二人もいるし、ましてこの時期、大変であることに変わりはない。

でも、電話で知らせを受けた先輩の対応がとても感じよくて、もちろん会社の人の目があるからとはいえ、驚いたり「まったく気をつけなきゃ」なんて叱ったりつつも、気丈な態度、思いやりある口調、言葉。心底感じ入った。夫婦かあ。泣くも笑うも一蓮托生(って言葉が悪い?)、困ったときに助け合える関係って、いいよなあ。

私たちにも「多少、仕事に影響が出るかもしれないけどよろしくね」なんて、プレッシャーをかけるわけではない軽い口調で挨拶したりして、大人だなあと思った。「ここは私たちにまかせて!」などと自信たっぷりに胸をたたけるほど今うちの部署に成熟した力のないのがつらいとこだけれど、私は、こういうことに意気を感じる人間でありたいと思う。この人を盛りたてたい。思うだけじゃなくて行動したい。

今夜は10時に帰宅。
BBSで教えてもらったクレイジーソルトをさっそく購入して、鶏肉とアスパラガスと玉ねぎのオーブン焼きを作った。簡単、なのにおいしーい! すごくうれしい気分。明日のお弁当にもなる。楽しみだ。

しんちゃんと話したあと、すぐにまた電話が。大学時代に親交のあった友人で、3年ぶりくらいに話した。話が積もりつもりすぎていて思わず長電話。「変わってないねーほんと!」と言われたけどそれはこちらのセリフでもある。やっぱり人って、いい意味でそんなに簡単に変化しない。ま、悪い意味でも・・・。

それにしても、こういう久しぶりの人がふと登場すると、自分もけっこう長いあいだ生きてきたんだなーとちょっとしみじみする。いろんな出会い、いろんな日々、いろんな恋。現在は直接かかわってはおらず、ふだんの生活では忘れているようなことも、今の自分のどこかに刻まれている。過去、それはやっぱり血肉なのです。いや・・・骨格か? えーと。もう2時なのでこれ以上考えるのはとりあえず、よそう。

ゆうべ寝る前に吉本ばななの短編「電話」を読んだ。あまりにリアルに共感しすぎて鳥肌が立つほどだった。不倫の話です。(註:私が不倫しているわけではありません。)

「全員が忙しかったからこそ波風があまり立たずに成り立っている生活だった」
「大人のようで実はまだ全員が子供という、よくある話だった。」
「まだ若くて子供じみているというのが、なにか外的な力で、
 本物の人生の重みに多少は変わらざるをえなくなる瞬間がくるだろうと思っていた」

ていう一連のくだり。あけすけで深刻ぶらない、だけどごまかさないものいいが語る真実。そして「愛人に残されたのはタッパーだけだ。」とくる。なんてことない短い話なのだけれど、衝撃だった・・・。

でも、おやすみBGMにベット・ミドラーかけて、案のじょう1曲目でぱたりと眠りに落ちました。





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2004年05月12日(水)  無人の部屋でけたたましく

朝から部長がやる気でびびる。

外部との昼食当番だったので行った店の日替わりランチが、
○周年記念とかでなんとっ!牛フィレステーキだった。
一も二もなく注文する。150グラムはあったね、うん。大満足。

夕方に小さな奇跡(またの名を軽犯罪)。
キラリ☆ 500円玉が落ちていた。
3個組のプリンと、発泡酒と、野菜ジュース買いました。

今夜も同僚と遊ぶ。仕事の終わるのはけっこう遅かったが、うちで軽く飲む。
うちに来た人は有無を言わせず体重計に乗せる。
もちろん数字は見ないよ(見ていいって言われたら見るけど)。
それでも乗せたいの。とにかく乗ってほしいの。

夜の10時に目覚まし時計が鳴りだす。えっ?
「いったい何時に起きるつもりやったん・・・?」
同僚、呆れ顔。私もびっくり。
そうだ、日曜日の朝、10時に起きようとしてセットして、そのままだったんだ。
(日曜日の朝は日記のとおり、まったく気づかずに寝てました。)
月曜は仕事の帰りが遅かった。昨日は映画を見に行ってた。
それで今日まで気づかなかったわけだが、つまり毎朝毎晩、この時間に鳴ってたのね。
ひょえー。
遅刻しなくてよかった・・・・。

明日のお弁当に、鶏と玉ねぎとブロッコリーの照り焼き(ふう)を作る。

あー、今週もまだ半分か。
だけど仕事の進捗を思うとむちゃくちゃ気が重い。
作っても作っても全然終わらん。有報のばか! 
(・・・ええ、わかってます、ばかはあたしです。)





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2004年05月11日(火)  Kingdom named "MYSELF"

「今日のおやすみの音楽はこれ〜」って寝る前にCDをかけてみても、1曲目が終わるころには意識がないなんてザラなこの寝つきのよい国の女王の私が、昨日はCD−Rが終わるまでベッドの中で微動だにせず硬直していた。もう1年と2ヶ月前、しん氏がやってたバンド「月詠」の最後のライブの音源を、こないだエツ亭で落としてもらってきたのだ。なんか、ねえ。危なげある?演奏にいまだに緊張するってのもあるし、しんちゃんのギターに耳をすませてしまったのもあるし、でもきっと私、このバンドの曲がとても好きなんだよね。思わず最後まで聞いてしまったよ。しんちゃんの作る曲はきれいだと思う。

GW中に私のほうが先に目が覚めたのでこのCD−Rをかけたら、ベッドで丸まったままのしんちゃんが「早い・・・早い・・・」と唸りだした。起きるのが早えーよ、って言ってるのか、このときからもう1年以上経ったなんて光陰矢のごとし、って言いたいのか分からないまましばらく放っておいたけど、自分の演奏が「走りすぎている」ことを指していたらしい。

さて、今夜は同僚と『キル・ビル vol.2』を見に行ってきました。時期というものを省みず、非国民的な早さで(6時半)会社を出ましたよ。ごめんなさい。でも、たまにはいいでしょう。息抜き、息抜き。明日からまた(たぶん・・・)がんばる。

タランティーノの作品はこれしか見たことないけど、好きです。面白かった。今回は砂っぽかった。ユマ・サーマンかっこいい。摂生、という言葉が思い浮かびました。だってあの肉体・・・! ほんと、自分も鍛えたい。ジムとか行きたいなあ。エアロバイクとか欲しい。でもまず走らなきゃ。走りたい。もう2ヶ月以上、走ってないんだ。汗をかきたい。

この映画が好きなのは、少しもお説教くさくないからだろうな。正しいとか正しくないとか、そんなことが一つも問題になってない。愛する者のためとか誰かを守るためとか、そういうことのために戦う奴も一人もいない。もちろん私だって誰だって、愛する人を大事にしたい、守りたいという気持ちは持っている。でも、そういうのを笑い飛ばすような映画も、いいよね。だって映画だもん。はなはだ身勝手な欲望のために命をかけるようなばかばかしさ。それを表現できる、それを鑑賞できるのがフィクションのひとつの素晴らしさかも・・・。タランティーノ。ばかげたことをひたむきに作る監督。ラストは北斗神拳だった。チープさの追求にも羞恥心を感じるよ。

映画が始まる前に、はやりのお店のメロンパンをひとつかじって、家に帰ってきてからブロッコリーをゆでてぼりぼり食べました。





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2004年05月10日(月)  お金とか余裕とか

3時はありだけど、4時はなし。
というのが、仕事の前の日の私の無意識ルールです。だから昨日も2時からビデオを見始めたけれど、半分でやめた。

それで今朝見た夢の中でわたくし、今まさに福岡市長になろうとするところでした。なぜか会社は辞めていないのがまったく腑に落ちない。つまり副業で市長業をやろうってんだからね。しかも、選挙はおろか信任投票さえ無し。「やってみらんね?エミちゃん。ね、ね。」くらいの軽い感じで依頼を受けてのことでした。そんな奇特なことを言い出す人がどこの誰だったのか気になるが、そこは思い出せず。

「あつかましいにもほどが」
「権力握りたい願望でもあるの?」
「やっぱりあんたはカルタやんなさい」
(↑笑。趣味で百人一首をやっている先輩がいるのです。いわく、競技カルタとは優雅な伝統の遊びなんかではなく、口八丁手八丁の格闘技らしい)
など、当然ながら会社で話すと口々に呆れられました。

しかし、私が欲しいのは権力ではなく(そりゃ権力は英語で『power』というくらいだからあって損するものではないかもしれないが)、お金です。月収200万くらい、とか具体的な数字が出てました。実際、市長の公給がいくらなのかは知らんよ。夢の中ながらに、「おー、副業としては、こりゃいいな。政策のこととかわからんけど、ま、おいおい勉強すればいっか。1年もやれば、親の老後の生活費の足しになるだろう」なんて、さもしいことを考えていた自分をはっきり覚えています。

カネカネ言いたくないけど、やっぱり、お金は欲しいのよ。いま少しお金があったら自分の人生、考えなくてすむことがいっぱいあるのは間違いない。

しかし、考えることによって初めてもたらされるものもあるわけで、そういう意味では、やっぱりこれ。

『持つ者は、持つことを武器にする。
 持たざる者は、持たざることを武器にする。それだけだ。』

原文そのままの引用ではないが、こういう意。
ローティーンの頃にマンガで読んで子供心に強烈な共感をもった、
私が最も好きな言葉の一つです。
何もかもを糧にしていくしかない、なんていうと、
何だか悲壮な悟りみたいで大げさだけど、結局そういうこと。

さて今日は、「あずみ」なんて件名でメールがきたので、てっきりマンガっ子ずっさんからだとばかり思って読んでみれば会社の人からで、そのおよそ2時間後、「定例会議の件」てタイトルのメールが来たので何の会議だ?と開いてみたらばずっさんからでした(オンナ25,6の会の会議ね)。何がなんだか。

うーん、お金はおいとくにしても、今ほしいものと言えば余裕やね。
余裕がない。
仕事してて、時間も、自分の能力も足りない。
部署全体で見ても余裕がない。
異動で抜けた人を思っても、残った人たちを思っても、
こういうこと書くのは悲しいけど、やっぱり現状、余裕がなさすぎる。
逆に言えば、それでまだ何とかもっているのはみんな頑張ってるんだとは思うけど。
買いかぶるわけではなく、冷静に考えて自分はまだ伸びる余地があるはずなので、
(なんせまだ4年目だからね。)まあ、悲観ばかりする必要もないか。
いつ辞めるとかわかんないにしても、いる間は、いろいろ学ぼうと思う。
6月半ばを過ぎたらぐっと仕事量は減って楽になるはずだけど、
そこで、次の中間決算までにどれだけ頑張るか?てのがたぶん、大事なんだろうね。
いま、財規とかじっくり読んで検討するなんて余裕ないもん。
しかし、あー、疲れるよ。まだ月曜日じゃないか。
今週もずっと10時ペースですか? ですよね(涙)

つらいときこそ真価が問われる。
とも、言う。正念場、ってことよね。

くたくたながらも、冷蔵庫の水菜と豚肉も死にかけているので、料理。
手が滑ってオイスターソースをどぼっと入れすぎて焦ったけど、
味見してみたらびっくり、おいしかった。
調味料はケチらないほうがいいんだね、きっと。
どうも全般に味付けが薄い傾向にあります。
そのほうが健康的なのかもしれないけど・・・。今日は食べたあと、けっこう、喉が渇いた。

今夜はわけあって(なんて書くときは大抵、たいした理由はないものだ)、本も読まずに、さっさと寝ます。とはいえもう1時だが・・・。





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2004年05月09日(日)  幸いなるかな日曜日

朝まで寝るつもりが、起きたら2時でした。立派な昼です。

寝る前には、こないだみきちゃんに借りた『ハチミツとクローバー』(羽海野チカ 集英社)というマンガを読んでいた。2巻がどこかへ行ってしまったとかで、1巻と3巻を借りてきていた。ううう、ものすごく面白い。そして切ない。貧乏学生とか、でも夢はあるとか、恋と友情の絡まった群像とか、少しずつ、でも確実に時が過ぎて大人になっていくとか、ちゃんと定石を踏んであるんだけど、やっぱりそういう世界って安心して入り込める。あー、早く続きが読みたい。

後頭部が鈍く痛いのは間違いなく寝すぎたせいだ。ちょっと自己嫌悪に陥りながら、こないだしんちゃんと食べた冷しゃぶのあまりの豚肉を解凍して、またも冷しゃぶを作る。ワンパターンって言わないで。食べたかったんだもん。今朝(じゃない、昼だ)はほうれん草ではなくて水菜を使いました。シャキシャキ。

頭痛はだんだん体を支配してきて、冷しゃぶ食べ終わってタバコ1本吸ったらノックアウト。ベッドに逆戻りする。しかしさすがにもう眠くない。本棚に手を伸ばす。『女王の百年密室』(森博嗣 幻冬舎文庫)。去年の夏に買って、眠り姫さながら百年寝かせるかっちゅう勢いでなぜか読んでいなかった。買ったらすぐ読む私にしては珍しい。

文庫にして600ページもあるつわものだが、あれよあれよという間にエンドマークまで読みふける。久しぶりに読む森博嗣の小説、緻密なようでどこか乱暴な文体と、洗練とねじれの際だつ会話、マンガ的なイメージの登場人物、鮮やかな帰結にすっかりやられた。SFとファンタジーの要素が混ざり合ったミステリー。私は性格が素直なので、「犯人は、トリックは」と疑わずに読み進める。いつも爽快に裏切られることができるので幸せです。

この小説には続編がある。題して、『迷宮百年の睡魔』。よし本屋だ、とその前に食事の後片付けをして掃除して洗濯をして、と念入りにやって家を出たらもう7時過ぎだった。休日は早い。たいてい寝坊してしまうからですが。

しかし続編はとりあえず置いといて、今日買ったのは次の3冊。
  『不倫と南米』 (吉本ばなな 幻冬舎文庫)
  『恋忘れ草』  (北原亞以子 文春文庫)
  『サマータイム』(佐藤多佳子 新潮文庫)
あら、3冊とも作者が女性やね。
前の2冊は、そのうち読もうと思っていて今日タイミングを感じたもの、あとの1冊は本日のめぐりあいです。どれから読もうかな。

スーパーに寄って帰るみちみち、いつも通勤で横を通りながら気になっていた小さな店先に黒板が出ていた。思わず足を止めて見ていると、わんっ!と大きなふさふさの犬が店から出てきた。次いでお店の女の人ふたり。何の店かイマイチわからなくて、何となく(洋服をつくる工房?)なんて思っていたのだが、売りものが置いてあった。誘われるままにお店に入る。今はTシャツフェアをやっていた。いい感じ。持ち合わせがあったら買っていたかも。

「近くなので、また寄ります〜」と、気さくなお姉さんたちに笑顔で手を振って帰りながら、夜の8時半に、長ネギのとびでたスーパーの袋片手にちょっとおしゃれなこんなお店を見るなんて、なんか、都会の一人暮らしだな〜とぼんやり思った。今日は母親としんちゃんと電話で話したけど、実際に顔つき合わせて会話したのはこのお姉さん二人だけ。(と、ワンちゃんもか・・・。名前はベンジー。浅井さんが好きなんですか、と尋ねたかったがやめといた。)

さて、夜ご飯。鹿児島で買っていた切干大根に油揚げとニンジンを加えて炒め煮る。父の故郷の町で作られたもの、袋を開封した瞬間、切干だというのに濃厚な大根の香りがもうっと漂った。さすがは田舎育ち、すばらしい味の大根だった。明日のお弁当にも当然、顔を出します。

今夜のメインメニュウは常夜鍋です。ダシすら使わない簡単料理。
私のささやかなひとり鍋のもようをご紹介。

●鍋に水。お酒もどぼどぼ適当に加え、火をつけます。
●氷水にさらした水菜を手ごろな大きさに切ります。
●鍋が煮立ったら弱火にして、長ネギを入れます。
●続いて春雨も入れます。下ゆで? いえいえ、固いままですよ。
●鍋まわりを片付け、火の前にアウトドア用の小さな椅子を二つ置きます。
 鍋たるもの、火にかけたままいただくのが王道ですよね。
 ちなみにこの椅子は、無印のオフプライスで1脚200円でした。
●一人なのになぜ椅子が2つ? ひとつは当然、私が座ります。
 もう一つは、書見台がわりです。両手を離しても閉じない雑誌などがベスト。
 今日の私のごはんのお供は、『おうちでスープ』という洒落た料理本。
●先に作っておいた切干大根をつまみに、ビールをプシュっとあけます。
 ビールは火の回りに置くとたちまち温まってしまうので、床に直置きっ。
●つまみを食べ終わったら長ネギも煮えたころ。
 水菜と豚肉を、食べるしこ適宜投入しては、ポン酢を入れた取り皿に盛る。
●あとは入れる→しゃぶしゃぶっ→食べる の繰り返しです。
 おなかが膨らんできたら、迷わずジーンズのボタンをはずしましょう。
●常夜鍋。
 とは、一晩じゅう食べても飽きないことからこういう名前なのですって。
 まあ、危険。食べすぎには注意です。

GW中に買ったテレビがしんちゃんの部屋に届いた。相方がうつって彼はひとり部屋の主になっている。17インチのワイド。テレビだけではなく、パソコンのモニターにもなります。
「ステレオのテレビ、初めてだー。エクセルひらいても広いし、PDFで左に目次があってもいい感じにうつる。人はみんな太って見えるけどね〜」と、ご満悦です。ただ惜しむらくは、「リモコンの文字が明朝体なんよ。軽くショックやった。想像して。こんなものに明朝体。カタカナの「ス」が、払ってあるんよ!」とのこと。

今日は母の日。
うちではこういうとき、たいてい姉が贈り物を調達してきてくれます。
ありがとう、お姉ちゃん。
・・・・・・。
母の日には毎年お姉ちゃんにも感謝しています。
顔も出さずに申し訳ない、せめて、と葉書を書きました。
切手まで貼ったのに、家を出るとき持っていくのを忘れてしまいました。
明日、出そう。





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2004年05月08日(土)  このまま朝までGO!

今日も仕事。食材が乏しくなって弁当を持参しなかったので、ほか弁で牛塩丼を買う。初めて食べた。おいしかった。しょうが焼き弁当とどちらにするか、店員さんを前に相当悩んだのだけれど、やっぱり牛を選んだ私です。買いに行く途中、ひとり、道路に足を投げ出して座って携帯を見てる若い男の子がいた。そういうことが許される年ごろが何だかちょっと羨ましくなる。

連休明けの土曜日なんて、うちの部署以外だれも出勤してこないだろうと思ってたらひとり来た。この人も何だか毎週のように土曜日見るなあ何を好きこのんで、なんて内心首をかしげたけれど、昨日は奥さんが急病で早く退社したので仕事が残ってしまったらしい。Tシャツにジーンズで、お客さんと会っていた。しかもその前に昼から会社でビールを飲んでいた(らしい)。

私よりもあとに一人暮らしを始めた同僚は、なんともう引越しをするらしいよ。越して早々に宣言していたけれど、もう少し仕事が落ち着いたら物件をあたりはじめるっていうんだから本気だ。すごいパワー。私はベッドを買い替えるかどうかでさえ、(コストという点ばかりでなく手間を考えても)決めあぐねて二の足を踏み続けるだろうな。

3日だから通常の週の半分しか働いていないというのに、この疲れはなんだ。夜はサニイサイドのライブに行こうと思っていたが力尽きてあきらめる。仕事は進まないままに、土曜日だからもう勘弁して・・・と7時過ぎに会社を出てみれば雨が降っている。しかも明日も一日じゅう降るらしい。明日は友だちの引越し祝いに行こうと思っていたけれど、それもやめよう。

忙しくても遊びごとに余念のないときはあるもので、そう考えると今はやっぱり心もちょっと休息を欲しているんだろう。占いなんかを見ると「意外とさみしがりの性格」なんて書かれていることが多い私だが、これは「意外と」ってとこがミソで、基本的にひとりで過ごすのも好き・・・というか一人でなんやかやする時間がないと逆にストレスを感じてしまう。

よし今週末はゆっくり休むとしよう。スーパーに寄って帰った後、すぐ近所のビデオ屋へ。小さな店であまり種類は多くないが、それほどたくさんビデオを見るほうではない私にはさほど不満はない。

その帰りにコンビニへ。マンガ雑誌の連載を2本立ち読む。どちらも途中まで単行本を買っていた。久しぶりに見たが、相変わらずあーだこーだと忙しそうな恋愛模様にドキドキ。ついでに小山ゆうの『あずみ』最新刊も読んでみる。前にも一話分、どこかで読んだけど、これ面白いねー! マンガ喫茶に行ってみようかな。はまって読みたい。上戸彩が好きだから映画版も見たい。

郵便受けをのぞいたら、昨日のサニイサイドからに続いて今日も葉書が2通。一通は、秋に大名のギャラリーでアクセサリーの個展をやっていた人からだった。ふむふむ、また見に行こう。もう一通は、2年前に結婚退職した先輩より。旦那さんの転勤で大阪に引っ越したらしい。こまごまと近況が書いてあり、感激。たった一年の(しかも同じ部署にいたのは半年)おつきあいだったのに、私にまで。ありがとうございます。

とにかく早く寝たくて帰宅後はすぐにシャワーを浴びた。さあベッドへ、と思ったが、ちょっと回復してきたので、あーらよっ。と出前一丁を作って食べた。空腹でぐっすり眠れなかったらいやですからね。食べたらまたちょっと力が湧いてきたので日記を書き始めたらだいぶ長くなってしまいました。さ、でももう寝ますよ。まだ11時にもなってやしません。このまま朝まで。おやすみなさい。





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2004年05月07日(金)  明日に向かって走れ

最近聴いたわけでもないのに、なぜかジャニスの『DOWN ON ME』が頭を流れる日。
サビのフレーズは何となく英語で覚えてるんだけど、はて、なんて言ってるのかな?
家に帰って調べてみた。

  『愛はこの世界では見つけにくいものだけど
   あなたは、あなたなりの愛をみつけ、
   アタシはアタシなりのを見つけるわ
   だけど、まるで世界のみんなが集まって
   アタシをやっつけているような気分だわ』

うわー! 被害妄想的ダウン気分の歌だったのね、どっきり。
(しかしこの訳、なかなかいいな、たどたどしい読点のつけ方とか好きだわ。)

貧血ぎみでつらい一日だった。
きょう楽をしてしまうと、あした地獄が待っている・・・ので、耐えつつ仕事。
10時に終わって、それから同期会に合流した。
男の子が二人、もうすぐ結婚するのである。祝福を兼ねためでたい席である。
そんな中、こんなみみっちいこと考えちゃう自分がどうもイヤだけど、
遅れていったのでみんなよりずいぶん安くしてくれたけど、
カシスオレンジと肉じゃが(の残り)で2000円は、万年緊縮財政の身にはつらい。
あんな安い店で一人5000円だとかって、みんな、いったい何を飲み食いしたん?泣
付け出し2人分食べた。わかめの酢の物だよ。涙。

自分も社員だと思えば面白がってなんていられない話なのだけれど、
一人の男の子がちょっと興味をそそる話をしてくれて、ふむふむと思った。
結局、どこで何をしていてもそれが自分の人生なのだから、
いつも自分の土俵は自分でこしらえて立っていなけりゃいけないのだと思う。

それにしても、会社や仕事に関するどんな話にも心が湧かず、
むしろ、何も言ってくれるな、聞きたくないんだよ、なんて気分なのは、
間違いなく自分の問題で、心が疲れているんだろうと思う。
口角泡を飛ばして語ることなんて何もない。何もかもがうすら寒い。
がんばるとかがんばらないとか不平不満とかすらどうでもいい。
仕事はちゃんとやるよ。だからそれでもういいでしょう?て感じ。
まあ、ただの今日の気分でしょう。
踏ん張れ、わたし。土俵を割るな。

こないだエツやんに借りたベルベッド・アンダーグラウンドを聴いている。
えーと、これは1stになるのかな? とてもいい。好きです。
ガレージ風でもあり、やたらと崇高な感もあり、
枠がなんだ!という気概も感じるけどどこかシニカルで抑制的な気もする。

検針のお知らせがきていて、今月支払う電気料金はだいぶ安くすみそうでうれしい。

2時です。寝るか。
明日も仕事だ! (『118』のフラッシュさん風に)





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2004年05月06日(木)  もの思っても沈まずに

しんちゃんは午前中の飛行機で愛知へ戻った。
朝、私が会社へ行くときに一緒に家を出て、別れた。

日記のデザインを変えたのは確か年末だったと思う。
その前までは、もっと小さなフォントで、左寄せに詰まったのを使っていた。
どうしてこのデザインにしたかというと単なる気分転換だけど、色をなくしたかったのと、もう少しゆったりしたスペースで書きたかったというのもある。前のデザインを覚えている方、そのころよりこの日記のイメージ、静かなトーンになりませんでしたか? 何しろ最近の中身は(仕事のこととか)ギスギスしてることも多いけどね、たはは。

連休明けの体に単純作業をさせながら、つらつら考えた。
「休みの間、ずっと子供と一緒にいたから、会社に出てくると何かさみしい」
と、以前しんちゃんの会社の人が言ってたらしくて、それがその人の普段のキャラとは何だか違う気がしたので意外だったのも手伝って印象に残っている、と彼が話していたが、ちょっとそんな感じ。

一週間のあいだなまけものの男の子と一緒に暮らしていると、多少は手がかかるし(まあお互いに)自分のペースが乱されることもある。
でもまるきりの他人ではなくて、そういう相手と一緒にいるのはどこか心強い。仲の良い恋人とやるのが楽しいこともいろいろある。

恋愛初期ではないんだから、そばにいるときもいないときも、ロマンチックに浸ることもそうそう多いわけないけれど、こうやって休みが終わったら離れて、次はいつ会えるんだろうなとか、仕事にしろ生活にしろ大丈夫だろうかとか、いま感じずにはいられない不安は払拭されるだろうか、この先どうなるんだろうと今の私は考えるけど、とりあえずそういうのが軽減されて、今夜もまた家に帰ったら彼がいて(逆か)、それを当たり前に周りも認めているのが結婚ということなのかなと思う。

身がかたまってる、ってそういうことかねえ。

結婚かー。

それに限らず、どうにも心配ばかりが頭をもたげるというか、「今よりも良くなる」ということに対して懐疑的になって踏み出せないことも多い。
決心のよりどころになる確たるものがほしいなんて思うけど、それは自分の外ではなくて内なるところにあるのだろうね。
何かの拍子で勢いづいたら止まらないくせに。
でもまだ正直、ちょっと現実味がたりない。急ぐ必要ないとも思うけど。
(こんな言い方はあんまりだけど)結婚なんてしてしまえばそれまでだから、こうやっていろいろ考えるのもまた、独身の醍醐味かも。
つらつら。

そんなこんなしているうちに、やれ、伝票の束を処理しろとか、出してた数字にちろりと間違いが見つかったとか、ほおっぺたが丸くなったんじゃないの?とか、他部署に依頼してた事柄の解答とか、一年分の帳票の整理とか、目の前の問題がいろいろ動き始めて追われ、気がついたら今日も会社は人少な、夜10時を迎えていましたとさ。うおー。
仕事だからそれなりにやってるけど、みんな今日はきつかっただろうね。会社の人たちはそれぞれどんな連休を過ごしてたのだろうか。

部屋のドアを開けたら、ちょっとだけ感傷。今朝しんちゃんが淹れてくれたコーヒー、ドリップしたやつが台所に残ってて、まだ少し香ってた。

エリンギと玉ねぎを軽く炒めて、今日で賞味期限切れになる卵をふたつ、威勢良く割ってだしを混ぜてとじて、缶ビールあけて夕食を摂った。冷凍の肉まんもひとつ食べた。ささみを解凍して、残りのエリンギと玉ねぎも一緒に、しょうゆと唐辛子で炒り煮をつくった。こちらは明日のお弁当。
缶ビールはね、会社の冷蔵庫からちびちび拝借してるんです実は。去年の暮れの納会であまったやつが未だに残ってて、上のほうの人がこっそり持って帰んなさい、と言ってくれたのを真に受けてね。まあこれも役得でしょ。人目につかなくなる時間帯まで会社にいるときくらい、いいかなって。

まだ1時か。少し本を読む時間があるかな。





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2004年05月05日(水)  黄金だったかもしれない

♪きしむベッドの上で 優しさをもちより
 きつく体だきしめあえば

なんて歌のように艶っぽくはないんですが、いや、ベッドがきしむきしむ。
思い当たる原因はいろいろあるが、耐用年数を過ぎたというのが最も妥当な線か。
しかし、この部屋に越してきてから急激に傷んだようで、ちょっと反省。
よく乗ってるもんなあー。(背が低いから乗る必要が多いのです)
しん氏の調べによって、明らかにそこの部分の木が鳴っていることが判明。
ひとり暮らしの狭い部屋だから、人が来たときなんかも、
ベッドに座ることって多いじゃないですか。
そのたびに、ギーコギーコと悲しげに泣くんですよ。こりゃどうしたものか。

せめてもの慰めに、というわけではないが、ベッドのシーツをぱっと明るい色に変えた。
枕カバーも変えた。
そして、部屋のライトも変えた(しん氏施工)。2月に名古屋で買っていた。
ライトが変わると、部屋の雰囲気がけっこう変わる。
これでカーテンも変えられればうれしいのだが、なかなかそこまではね。
外したものをしまう場所がないからねえ。

きのう買った『バッテリー』(あさのあつこ 角川文庫)を読了。
面白かった。
「大人も子供も夢中になる! 大増刷!」
なんて帯の文句もダテじゃない。
中学進学前のピッチャーをやってる男の子が主人公の、青春小説である。
両親との微妙なすれ違いとか、わかる、わかるなー!と思いながら読んだ。
私もだいぶ年をとったけど、青春小説って、今でも好きなジャンルだ。

さて、しん氏が帰ってきてからというもの、
寿司、焼肉、焼き鳥、ワインバー、焼肉、すき焼き、と、
どこの殿様だってくらい(大げさ?庶民ですから・・・)飽食の日々である。
大晩餐週間のフィナーレの今夜は、串揚げでした。
私17本。しん氏20本。お茶漬けまでいただきました。
いやあ・・・。ばっちり太りました。

帰ってきてから、しん氏に指導されつつエクササイズ。
「足が逆!」
「腰をひねる!」
「息が大事!」
く、苦しい〜。

明日のお弁当に、ほうれん草とベーコン、エリンギのソテーを作る。
ちょこっとだけ皿に盛り、黒米で赤く染まった冷酒を添えて、しん氏にも差し出す。

4日間、よく休んだ。
せっかく連休だから遠くに行きたい!なんて気分にもならないくらいだったから、
ずいぶん疲れていたのだと思う。とにかく、のんびり、だらりと過ごしたかった。
事実のんびりしました。仕事のこともほとんど思い出さなかった。
しんちゃんともまたしばらくお別れ。
四六時中テレビをつけたがるのにはほとほと閉口するけど、
しんちゃんの生活ぶりに不安がないとは言えないけど、
やっぱり一緒に暮らすっていいよねえ。明日の夜はさみしいだろうなあ。
次に会うのは来月か再来月か8月になるかわからないけど、
手術の後であることには間違いない。

明日からまた忙しい。少し気は重いが、まあ、しかたないね。
社会人ですから。





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2004年05月04日(火)  今夜もありがとう

昔から知っていることとはいえ、毎夜毎夜の私の寝つきのよさに、しん氏、驚く。
そして苦労する。
わたし・・・いびきかく(らしい)んだよね・・・ははは・・・。
しかし、目覚ましをかけないでいい日々って得がたいなあ。

今日の昼ご飯は、冷しゃぶ。
ほうれん草と春雨で作ってみました。
しん氏「肉が少ない・・・」
昨日買っていたパイナップルを切った。大喜びの甘さ。

雨がすっかり上がったので、自転車で出かける。
博多駅で一時別れ、しん氏はヨドバシカメラへ、私は紀伊国屋書店へ。
本屋に行きたくてたまらなかった。読書フェアに入ったことを確信。
4月は本当に忙しくて、ほとんど本を読んでいなかったからなあ。
さんざん迷った挙句、文庫の新刊コーナーに積まれていた、
『バッテリー』(あさのあつこ 角川文庫)を購入する。
女優の浅野さんではありませんよ。

今夜は吉塚のエツ亭で、豪勢!すき焼き大会である。
旧フォーカーを中心に、わらわらと8人が集まる。
エツやんが、そりゃもう感動するほどに、完璧に下ごしらえをしていた。
牛肉1キロ、白菜、豆腐、水菜、こんにゃく、えのき、しめじ、うどん、マロニー。
今夜も順調に食べ過ぎた。
甘くておいしいすき焼きでした。

エツ&みき亭は広く、「家」の雰囲気にあふれている。
食べ終わった後は、こたつ台に残って喋る者、ギターを弾く者(ギタリスト4人)、
パソコンをさわる者、パペットマペットを操る者など、好きずきに過ごす。
あられやイチゴなど、みきちゃんに差し出されるままに、食べる食べる。
仲間が集まったって感じの、いい宴だった。
けんだいくんの「結婚式の上司のスピーチには必ず一言いやみが入る」
みきちゃんの「猫にえさをやっていた話」
など、印象的。
みずなさんに、結婚生活について根掘り葉掘り聞き出す。
りょうま夫妻とけんだいくんが帰った後も、私らとごろうくんは居残って、
さらに飲む。(あんなに飲んでたのは私だけ・・・)
ごろうくんが買ってきたチーズがおいしくてばくばく裂きつつ、
中原中也の詩集なんて見せてもらいつつ、12時過ぎまでお邪魔して、
おみやげにかしわ餅をもらって、20分くらい自転車こいで帰ってきました。

帰り、しんちゃんはコンビニでカレーを買って食べる。
よく食べるなあ・・・・と内心あきれながらも、ふたくちほどもらった。
「うまーい!」
「うまーい!」
大歓声がこだまする真夜中。

しかし、私はちょっと飲みすぎたようですね。
「(マンションのオートロックの)鍵、なかなか開けきれんかったなあ」
と、翌日、しんちゃん。
覚えてまへん・・・・。





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2004年05月03日(月)  気ままに勤勉に

昨日のキャシャーンだけど、予告や宣伝なんかで
『キャシャーンがやらねば、誰がやる』
ってシメのセリフがあるんだけど、あれは映画の雰囲気とは違うよなあ。
と今日思った。
マンガ時代からの決め言葉なのか?

前夜のしんちゃんは午前3時に元気に帰ってきた。
ぐだぐだのべろべろでげーって吐かれたりするかと覚悟していたので、お?という感じ。
結局、5時まで起きていた。
翌日も休みだからなんの不安もなし。ビバ、連休。

昼の2時過ぎに家でブランチを食べる。
今日はコース風にしてみました。
朝ごはん(って食べてる時間はいつも昼)は毎日つくってます。

5時過ぎ、天神へ出かける。
懸案の新しいベッドシーツとまくらカバーを購入した。
渡辺通りをぷらぷら歩いていたら、
自転車でひゅーっと追い越していった背中、
「今の、かしわいさんやない?!」
電話して確かめると、やっぱりそうだった。
洋服の色使いやなんかで、すぐにわかった。

焼肉部短期集中活動プログラム実施中。
ウエストで二人用のセットを注文。あっという間に食べきる。
「なんか、あっけなかったね〜」
「ひたすら食べたね」
「だってえみちゃん、間断なく焼き続けるんやもん」
「だって止められんのやもん」
「酒好きの俺たちの酒が、全然減っとらんよ」

帰宅後、珍しくチェックしていたテレビ番組を、アイロンがけの手も止めて見入る。
スーパーテレビでの、市川新之助の海老蔵襲名の特集である。
すごいな〜、新之助、同じ年代なんだよね、自分と。
テレビっ子のしん氏だが新之助には全く興味が無いらしく、
「やっぱえみちゃん変わっとうよねー、こういうの見るって」
などと言いながら寝てしまった。

うむ。そうかもしれん。
それで、歌舞伎そのものを(テレビでも)見たことが無いのに、
特別、市川新之助のファンというわけでもないのに、
なーんでこの番組を見てるのかしら? 何を興味深く思ってるのかしら?
と考えてみると、すぐにわかった。

どこかストイックなもの。精神のタフさ。
私という人間は、そういったものに心ひかれる性質があるようだ。
それでいて柔軟、というのも、必須条件である。

さて、コーヒーが飲みたいコーヒーが、と言って起き出したしん氏は、
私が知らんぷりしていると、インスタントドリップを見つけ出して
自分で淹れていた。
そして、私のパソコンから、テレビを購入。
寮の二人部屋では相棒のテレビを使っていて、もうすぐひとり部屋になるので、
テレビを買う必要に迫られていたのである。
これです。(たぶん。)
今日、デルのショップで実物を見たけど、なかなかいい感じでした。

激しく降っていた雨だが、夜半には外は静かになった。
しんちゃんがパソコンを使っている時間で、
私は筒井康隆の『エディプスの恋人』(新潮文庫)を一冊、読み終わった。
七瀬三部作の完結編。
ふだんそれほど読まないジャンルだからか、ものすごく奇想天外に思えて、面白かった。
少しぞっとした。





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2004年05月02日(日)  世界は悲しみにみちて

目が覚めきるまで寝て、朝ごはんを作って洗濯して掃除して、出かける。

キャナルシティのAMCで「CASSHERN」を見た。
ネットで酷評もたくさん読んでいたのでどうしようかとも思ったが、
私はこれは外さないだろう、という万人受けするものよりも、
自分のアンテナにちょっと引っかかって、
なおかつ、海のものとも山のものともしれないようなどこか未知の香りがするもの、
を高いお金を出して(映画って高いよね!)劇場で見たがる傾向にあるようで、
やっぱりキャシャーンが見たかった。

そういった意味では、
脚本がいまいち稚拙というか、ハイセンスではなかったけれど、
私の映画に対する冒険心はじゅうぶんみたされた。
何だか妙に切実な気分になった。
ずいぶん純粋な人が作った映画、という感じがした。
後半の救いのなさなんか、特に。
登場人物の誰もかれもが悲しいし・・・。
ただ、だからといって希望がないわけではない。
厭世観だけではあんな映画をつくろうとは思わないだろうな、と思った。
情熱的な人なんだろうなあ、紀里谷和明。
しんちゃんの理解力にも舌を巻いた。
やっぱりあれは感性だな。

そして宇多田ヒカルの主題歌の良さよ。
私が知る限り、これまでの中でいちばん大きなテーマの歌だと思うが、
大上段にかまえた絵空事ではなくて、
シンプルな詞は、しっかり「自分」とつながった世界について表現されてる。
すごいなあ。
思わずHMVでシングル買っちゃいました。
660円だったからってのもあるけど、私、宇多田ヒカル、かなり好きなんです。
しんちゃんはプリンスを買っていた。

映画のあとに「牧のうどん」を食べる。
「この店はキャナルの中では浮いてる気もするけど、ある意味一番すごい。」
と、しん氏、ナンバー1宣言。

彼が学生時代から行ってみたいと言っていた春吉のバーに足を運ぶも、
時間が早かったのかGWだからか営業しておらず、
帰り道にあるワインバーに行ってみる。いい店だった。
ボトルを1本あけるが、酔わず。
この中途半端な強さが、互いに数々の失敗を生んでいる気はするが・・・。
しんちゃんは大学の友だちから電話がかかってきて飲み会に合流しに行き、
私は買ったCDを託され、先に帰ってきました。





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2004年05月01日(土)  you put me to sleep

前夜は(私だけが悪いとは思わないけど!)
ものすごく自分勝手なタイミングで寝てしまった。
疲れていたとはいえ、申しわけない。

土曜出勤マラソンは依然進行中で、何とか起きて出勤する。
さすがにゴールデンウィーク、正規の出勤日である我々の部署を除いては、
出てきている人も少なかった。
男の人が自転車を貸して欲しいというので鍵を渡す。
「どーでした? 乗り心地は。」
帰ってきてから聞くと、
「漕いでも漕いでも進まんね〜」
そりゃそうだ、150センチ仕様だもん。サドルあげなさいよ。

しん氏は私が仕事に行っている間、ぶらぶら電気屋をうろついたり、
自分の友だちと会ったりしている。
まあ、日がなべったりするよりも、これはこれでいいのかも。
彼の会社は連休というと盆正月とGWしかないので(つまり祝日がない。)
めったに帰ってこられないのだものね。
島村楽器で、かなりいいギターを見つけてずっと気になっていると言っていた。

夜は家から徒歩1分の焼き鳥屋へ。
安くておいしいのです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆
数日の雑感。

・エレファントカシマシについて、とある個人サイトのレビューを読みふける。
 あのバンドは前から好きだけど、もっていないアルバムもたくさんある。
 思わず全作そろえたくなった。作品そのものではなく、
 愛のある、かつ冷静さにみちた感想などが与える二次的感動ってあると思う。
 久しぶりにそういうのを感じた。

・『徹子の部屋』に市川新之助が出ていた。もう海老蔵か。
 天衣無縫さの中にも伝統の様式美。未経験の歌舞伎に興味が湧く。

・「刀を傍らにおいて飲む。」 武士ってそうですよね。
 幕末の志士なんて、世の中についてなど激論を交わしながらの酒、
 意見が食い違うと、鯉口を切ったり、その手を止めたり。
 愛読している、とあるブロッグで読んで、
 あー、時代劇や小説でもそうだな、なんて思っていたら、
 先日行った焼酎バーでの箸置きが、小さな刀の形をしていました。
 タイムリーでひそかに面白かった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆
小さな音で弾く、しんちゃんがあたためてきた無数のフレーズを聞きながら、
いつのまにか心地よい眠りに落ちました。
私も明日からゴールデンウィーク。





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