moonshine  エミ




2002年12月31日(火)  暮れる2002

 実はもう12時過ぎてるんだけど。

 3時まで起きてて本を読んでて、目が覚めた大晦日は既に12時間を切っていた。
 とりあえず読書。
 今年最後の読書は『退屈姫君伝』米村圭伍。
 これも、森博嗣に気をとられて未読になっていたもの。すごくおもしろい。

 部屋の片付け。
 ついに片付いたよ! やったよおかあさん。
「見えるところからキレイに」というスローガンを掲げて始めたこの大掃除。
 目標どおり、見えてるところはとっても整理整頓された。
 なかみが大切なのは言うまでもないが、そとみも大切なのである。
 しかも、見えるところをスッキリとするには、多くのものを見えないところに収納せねばならず、必然的に見えないところまで一部かたづけて、キレイになっているのであった。
 これぞ一石二鳥というものであろう(?)

 それから、今年最後のランニング、6.5キロ。
 んー、大晦日の空気は、普通の冬の空気! 満喫しました。

 そして窓拭き。大掃除といえばこれですな。

 7時には食卓について、さあ、準備万端! 
 紅白歌合戦を見た。

 中島みゆき。
 堪能した。
 母親が横で
「いや〜きれぇか〜〜〜。ヴィーナスのごたぁあるね〜」
 と感嘆していた。
 50歳にしてあの美しさ。魔女め! 
 『地上の星』歌詞を始めてじっくり見た。さすがだ。

 夏川りみ、なんて晴れやかな歌声。
 松浦亜弥、ズバッとかわいかった。
 キンモクセイってあれかー。いい歌。
 平井堅には文句タラタラだが、『大きな古時計』、フルコーラスで聞くと、結局涙をこらえることになる。
 石川さゆり。やったー、天城越えだった! あの情念で迫られたら・・・「たたられる・・・」とビビッて即オチるでしょう。

 ともかく、紅白歌合戦って、一言で言うと
「洗練されてない!」
 これに尽きる。
 
 キック・ザ・カンクルーのバックに、花笠おどりみたいな人たちが出てくるわ。
 前川清のコーラスをRAG FAIRがやってる必然性もまったく不明だわ。
 美川と小林、もはや誰も歌なんて聞いてないのだが、二人とも「わびしい素朴な日本の歌・・・」に、あんなど派手な衣装つかってるわ。
 幕あいのショー「静かな湖畔」の輪唱は、イマイチすぎるわ。
 曲紹介も予定調和の連続、寒い寒い。
(先週、偶然に見た15年前の紅白歌合戦(再放送)で、『いま流行りのラップで曲紹介!』というのをやってたが、なんと今年もそれとまったく同じやり方で紹介する場面があった。しかも、ラップ力が15年前と全然変わってないのが笑える)

 とにかくごった煮。こういうのに、
「そうくるか〜い!」
 と家族で突っ込みを入れながら、しかしところどころで
「いや〜キレイな着物やねえ。」とか、
「こん人たち、今年はよう見たね〜」とか、
「さすが、演歌歌手はうまいね〜」とか、
「いかん。涙が出てきた・・・」とか、
「あ、そろそろ、年越しそばにしよっか?」とか、
 てんで気ままに感動したり感慨深くなったりかわりばんこにトイレに立ったり食べ続け飲み続けたりするのが、紅白の醍醐味なのである。
(つまり、うちもちっとも、洗練されてない。)

 さて、それでとっくに夜も更け年も明けたわけだが、
 静かな部屋で、テレビも音楽も消してこうしてパソコンに向かっていると、大晦日だろうが元旦だろうが、いつもの夜である。
 花も鳥も風も月も、いつもどおり。
 それをこんなにヤンヤと大騒ぎできるのが、人間の面白さであり、くだらなさなのでしょうかしら。

 2003年は、宵っぱりグセをやめたいものです。
 12月31日 25時40分。「退屈姫君伝」の続きを読みながら寝ます。

 去年の今日はどんな日記を書いとったかいな?
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2002年12月30日(月)  花の40代へ(まだたった24歳。)

 仕事納めで、午後には納会があった。
 いつものオッサンが、相変わらずつまらないクダを巻いていろんな人に絡んでいる。
 私も毒素をふりまかれたが、もはや慈母の心で接するしかないな〜と思った。
 かわいそうな人。上に立つ地位にありながら、そうやって下の者の悪口ばかり言ってるひとに、誰もついてきてないよ。
 あなたは、もはや余生を送ってるのね。
 あなた自身が、それを選んでいるのよ。

 私の一年は去年よりずっと忙しく、去年よりずっと楽しかった。
 これからなんだなァという気がする。
「がんばる心の拠りどころだな。」
 と思える人をたくさん目の当たりにした。
 
 さすがなのは、40代前後の人々。
  博多・ザ・ブリスコのギターボーカル、ジャガーさん
  くじら結成20年の杉林さん
  国立大建築学科の助教授にしてミステリィ作家の森博嗣
  あいかわらず悠々自適に気まま、銀色夏生
  レッド・ホット・チリ・ペッパーズの懲りない面々
  それにうちの部長も入れとこう。
 (部下にこんなふうに言われるなんて、部長ってシアワセ者? いや、やっぱり彼もさすがなのだ。)
 
 こういう人たち見てると、
「若いうちが華」なんてフレーズ、丸めてくちゃくちゃにしてポイ、だ。
 ココロにほんとうの花を持っている人たちは、30代になっても40代になっても、毎年毎年、咲かせることができる。
 枝が伸びて葉が広がり、根を深く張って、もっと大きく、もっと匂いたつ花を。
 
 好きなことのルーツというのは、もうローティーンの頃にできていたとしても、子供にはお金もない。行動範囲も狭けりゃ視野も狭い。
 20代になってやっと、自分の生活をもてるようになって、
 それから30代にかけて、
 結婚とか子供できたりとか、人によっては離婚とか転職とか、親の看病とか死とか、
 自分で決める、あるいは自分の力ではどうにもならない人生の大きな転機があったりして、
 うれしいことも悲しいこともたくさんあって、
 それでもその間ずっと自分のやりたいこと、好きなこと、進むべきところをちゃんと見据えて行動し続けてきた人だけが掴む40代の花、そんな気がする。
 その花の色の深み、人をひき寄せる匂いのかぐわしさは、若い花とは全然ちがうんだきっと。
 
 もちろん、可能性が広がってる10代や(宇多田ヒカル筆頭。)、
 同じときを生きる20代(まわりじゅうの友だちたち、若いバンドマンたち、中田に中村、松井といった世界を舞台にしたスポーツマンたちとか)
 着実に歩み続ける30代(私を最も近くで指導してくれる職場の先輩たち。ギタパンのりをさんとか、よしもとばななだってそうだし、武豊も、奥田民生、小沢健二、他にももう、たっくさん。)
 実りと更なる挑戦の50代60代(椎名誠に宮本輝、小田和正や小澤征爾なんてまさにそう。)
 それぞれにすばらしい人たちをたくさん見て、新しい、数々の才能をたくさん知った。
 
 でもとにかく、40代だ。手の届きそうな30代や、さすがに親の世代の50代以上ではなくて、40代。
「40代でかっこいいと思う人は誰ですか?」
 て、10代や20代の若者にアンケートをとったとき、すらすら何人も挙げられる人って、もしかしたら多くないんじゃないかな?て気がする。30代なら、まだちょっと多いだろうけど。
 私は幸運だ。
 かっこいい40代をいっぱい知ってる。
 いつのまにか「40代かっこいー!」と思えるようになっていた自分の、なにげなくもいろいろ選んだきたこの一年の生活は、ほめてあげていいじゃないかな?と思ったりする。
 もちろん、尊敬する40代の人々や、私に影響を与えてくれたいろんな世代のあらゆる人たちにはかぎりない感謝を。

 人生のピークが若いうちなんて生き方はしたくない。

 花が咲くのはずっと先。焦らなくていい。でも、怠惰な心で過ごさないこと。
 2002年ありがとう。
(・・・あの、明日も、日記書きますけどね 笑)
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2002年12月29日(日)  あなたは誰に似てますか。

 のびのびにしてた美容室へようやく。
 
 自分のそっくりさんがこの世に3人いるかどうか知らないが、まあ、「○○に似てるね〜」と言われる人って、けっこういるのではないかと思う。
「あの、誰かに似てるって言われませんか?」
 最初、今日はどういうアレンジするか、というお話をするのだが、開口二番くらいに美容師さんが言った。
「は、あんまり、言われませんが・・・誰かに、似てますか?」
 半分ウソの答えを返すと、
「上原多香子、似てますよね」
 と、美容師さん、キッパリ。
「そ、それは一度も言われたことありません、気のせいですよ〜」
 さすがに恥ずかしいよ。似てないってば。

 私に対して「誰かに似てる」という奇特な人は、だいたい年に2−3人あらわれる。
 なんで奇特かって、その人にとっては「私が似てる」らしいのだが、その意見が重複することは、まずないからだ。
 例外は立花理佐で、これは、小中学生のとき、主に姉の友人を中心に、何人にも言われた。
 私の世代は立花理佐全盛時代(そんなもんあったのかな・・・)を知らないので、微妙にうれしくなかったものだ。
 なんだか中途半端なアイドル、という印象の人なんだよね(ゴメンナサイ立花さん)
 ま、芸能界において彼女の存在感がどんどん薄くなっていくのにつれ、「立花理佐説」もまた消滅の一途をたどり、今では私に理佐の影はない(?)
 
 理佐説にかわり新たに浮上した説は、てんでバラバラで、しかも、何の統一性もない。
 挙げてみよう。
 ・さとう珠緒
 ・CHARA
 ・加藤あい
 ・中沢裕子
 ・吉川ひなの(!!)
 ・桜庭あつこ(覚えてますか、あの、羽賀研二と噂のあった巨乳さんデス)
 
 これに上原多香子が加わるんですよー!
 どんな顔やっちゅうねん。
(あの、私、化粧で顔が七変化するタイプじゃありませんから。
 いつも割と薄化粧だと思うし・・・←めんどくさがりや)

 さて、それはさておき、今日の美容師さんは、プロだった。
 技術の腕はよくわかんないけど、接客のプロ。
 優しく、細やかで、かつ、おしつけがましくない。
 私は今はめっきり会社に引きこもった(笑)事務職だが、
 高校大学と、7年間はおもに接客業のアルバイトを、比較的激しく(笑)やっていた。
 フェイス・トゥ・フェイスは仕事の基本。
 難しい。でも、おもしろい。
 プロのサービスを受けるのは、本当に気持ちがよく、得した〜って気分になるね。

 カラーリングもしたので、ちょっと時間がかかり、その間ファッション雑誌を2冊読んだ。
 久しぶりに、「きれいになりた〜い。おしゃれした〜い。」という欲がふつふつと湧いてきた。
 しかし、美容室を出た直後に、マルキョウ(ダイエーよりも、さらに庶民的なスーパーと思ってください。)の二階で、500円の長袖Tシャツをほくほくと買う私であった。500円だよ。
 なんせ、一緒に買ったババシャツよりも安かった!
 だって何か、かわいかったんだもん。
 高い服は、いい。それは当たり前のこと。
 いい年だから、それなりの服を持ってTPOに合わせるのは大切なことだと思ってる。
 でも、高い服にしか目がいかない人間には、まだならなくていいのだ。わたしは。

 本屋。
 珍しく、絵本コーナーにも行ってみた。
 記憶のアンテナにふとひっかかったものを手に取る。
『おおきなかぶ』
 最近の絵本作家さんが書いたらしい、あたたかくも新しい絵だったけれど、読み進んでいって、ああ!と思い出した。
「うんとこしょ、どっこいしょ、まだまだかぶは ぬけません」
 ね?
 このフレーズ、知りませんか?!
 おもしろかったー。
 しかも、不朽の絵本て、ほんと、深いよね。 
 この「おおきなかぶ」、原作は何と、トルストイなんだって。
 そう、あの(読んでないけど)『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』等を著した大文豪ですよ。

 久しぶりに、寒気が緩んだ日。
 走りに行きたくてムラムラ、いやこの表現は変か、ムズムズ(これだな。)したけど、そのパワーを部屋の片付けに注ぐ。
 私の部屋には本棚が大小6つあって、レイアウトを大幅に変えてみた・・・のだが、CDとMDの収納が気に入らない。
 これは、またやり直しだな。

 夜は、今日買った雑誌をめくりました。
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2002年12月28日(土)  大々的に鍋

 日本の12月は本当に慌しい。クリスマスが終わって一気に年末モードになる感じは嫌いじゃない。

 今日は11月に結婚した友だちの新居にて、7人での大★鍋大会。
 買出しが終わってから合流したのだが、その量に圧倒される。
 白菜2玉、肉4パック、さらにつみれを作る用の肉、まいたけ3袋にマロニー3袋、えのきだけ6袋、にんじん、白ねぎ、エビ、ちくわ、もち、白菜キムチ。
 お菓子はパーティ用のポテチを筆頭に、カントリーマァムのこれまたパーティ袋、プリッツ、ポッキー、オレオ、なぜかカステラまで。
 もちろん飲み物も、ビール・すごい種類の酎ハイ・ワイン・冷酒・ジュースにお茶、各種とりそろってまーす♪
「おまいらアメリカ人かーい!」
 と突っ込みたくなるほどのボリュームである。

 寒い季節にぴったりのキムチ鍋、おいしくできた。
 苦しくなるまで食べた。最後はマロニー地獄。
 でも、鍋って何であんなにおいしいんでしょうね。何であんなに幸せっぽいんでしょうね。
 広々として新しくキレイな新婚さんの家、明日はさぞやキムチくさいことだろう・・・。
 
 食後には、大きなパイナップルをまるごと切って、きれいに盛りつけて食べました
(サラダバーのある店で働いていた経験、こういうところで生かされます←私が切ったんじゃないけど。)
 パイナップルを肴に、おいしい冷酒をちびちび飲んだ。
 最近、酒の肴に対してとても寛大になってきた私だ。
 こないだなんか、アイスクリームの盛り合わせを肴に、地焼酎をくらったもんね。
  
 さて、『有限と微小のパン』ゆうべ読み終わった。
 10作つづいたシリーズのラスト、説明しつくさない、オチをつけすぎない感じがとてもこの作者らしいなあ、と思った。
 いっぱい食べたけど、もっと食べたいかも、でもああ、すごくおいしかった♪というような、すばらしい読後感。涼やかに終わっていった。
 
 昨日買った本4冊もすべて読み終えた(1冊はめくっていく雑誌だけど・・・)
 森博嗣作品に気をとられて、未読になっていた『海辺の小さな町』という小説を読み始めたところ。というか、半分くらいまで読んでます。どうなるのかな? 
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2002年12月27日(金)  打ちどめました。

 本日が仕事納めだという方々の日記など読みつつ、はぁ〜私は月曜も会社か〜と、ぶすくれる。
 とはいえ、連休やら有休やらで、出勤よりも休勤のほうが多いこの頃。
 会社がすごーく、「薄く」感じる。

 今日の午後はチームで、金庫室や地下倉庫の資料の整理をした。
 大きなダンボール3箱分の帳票を、ひたすらシュレッダーにかけた。
 何とうちの会社のシュレッダー、吹きさらしの廊下にあるのです。廊下とは名ばかりで、そこは既に屋外(といっても過言ではない。)
 シュレッダーだけで、たっぷり一時間はかかった。
 ま、部署の人とはそれなりの信頼関係があるので、そんなに不機嫌な仕事ではない。
 通りかかった人たちが、いろいろ声をかけてくれたり、いっぱいになったゴミ袋を運ぶのを手伝ってくれたり、くずを掃いてくれたりした。
 会社には何の期待もしてない。でも、小さな優しさ、少しの連帯感に心が和むときもある。
 良くも悪くも、働いてるのは結局、人間どうしだ。

 先輩に飲みに誘われたが、さすがに最近よく遊んでお財布も寒いので、おことわりした。
 が、紀伊国屋に寄ったが最後、たっぷり一時間はウロウロして、雑誌に小説にエッセイに詩集、3,000円分も買ってしまった。しくしく。これって浪費かしら。違うよね・・・。
 交互に読んで、4冊とも半分くらい目を通した(こういうとき、本ってほんとに私の趣味だなあと感じる)
 これから寝る前に、昨日から読み始めていた『有限と微小のパン』の続きを読みます。
 これは文庫のクセに870ページもあって、さすがに鞄に入れて持ち運ぶ気にはならん。あと250ページくらい。今夜中に読み終わってしまうかも。悲しいなあ。
 
 しんちゃんの熱は下がったらしい。
 うちのお姉ちゃんはインフルエンザを発症しているらしい。
 ひどいというほどではないけれども私は喉が痛い。
 会社で隣の席の子も喉が痛いというので、のど飴をあげた。
 この季節、誰かしら周りに風邪っぴきがいるものだ。ちょっと微笑ましい。

 明日は友だちと鍋大会だ。なんだか悪いなあ。誰にうつるやら。でも行くけどね。
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2002年12月26日(木)  a cold day

 本日も有休なり。
 
 相方しんちゃんの風邪が悪化。
 39度1分まで熱がはねあがったらしい。
 映画を見に行こうと話していたが、もちろん予定変更。
 見舞いに行く。(看病ではないらしい・・・笑)
 
 病院でブスっと注射したらしく、家に行った時はやや熱も下がっていた様子。
 15年くらい前の紅白歌合戦をテレビでやってて、おもしろく、見る。
 司会は、加山雄三と斉藤由貴。
  小泉今日子「夜明けのMEW」
  少年隊「仮面舞踏会」
  中森明菜「Desire」
  荻野目洋子「ダンシングヒーロー」
 など。
 加山雄三は、少年隊の歌を紹介するとき、思いきり「仮面ライダー!」と言ってるし。
 キョンキョンは、どう見てもかわいくないぬいぐるみを抱いて歌ってるし。
 紅白歌合戦て、ほんと、闇鍋のように何でもありだ。(けっこう好き。)

 きのう買った本『有限と微小のパン』を持っていって、しん邸で250ページほど読む。

 帰るころにはしん氏の熱は再び上昇。おだいじに・・・。
 
 そして夜、何だか喉が痛い。体もだるい。
 まさかとは思うが、うつったのだろうか・・・。
 即効性ありすぎ。
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2002年12月25日(水)  He's the man of talented

 最近、日記が冗長になる傾向にあります。
 カウンターだけ見ると廻っとりますが、もはや、毎日全部読んでくれている人はいないと思われる・・・。
 少し反省するが、まあ、好きなように書くのがよかろう。

 クリスマス。寒くなった。
 私は今日は代休で仕事が休み。みんなが働いてるときに休むって・・・うれしいんだけど、休んでる間に、自分のすごい失敗が発覚して周りがそれに対処してるんじゃないかとか、少し心配になったりする(小心者)

 さて、しんちゃんは、風邪をひいた。
「熱の子? ハナミズの子?」と聞くと、
「咳。と、寒けがする。・・・単に寒いだけかいな」と、言う。
 しん氏、長年、冷暖房完備の家に住んでいるだけあって、暑さ寒さに強い(ということが、彼の家に行くとよくわかる。)のだけど。
「しんちゃん、体の外側が寒いのか、体の内側が寒いのか、よぅく考えてごらん。」と言うと、
「・・・どっちも・・・」と答えていた。かわいそうに。

 私はライブへ行く。@天神プレアデス。
 最初のヤドカリの後半から入った。
 心に響く歌をうたう、ギターとジャンベの二人組。独特のカラー。
「ロボット」「ランデブー」、あと、海に行きたいな〜っていう歌など、とても好き。
 
 ヤドカリ終わって次のバンド始まるまでの間、BGMでボガンボスのCDが流れてた。きのう、アクアボム(のベーシストが、ボガンボスのメンバーだったのよね。)の最後にやった「夢の中」も流れた。やっぱりすごくすごくいい歌。
 
 2番目、フラッシュバック9。
 昨日のJAJAと同じセットリスト、今日はいつものギターだった。良かった。
 違うギター持つと、歌もこんなに違うもんかなあ、と思った。
 お客さんも、ステージ脇に陣取った今日のライブに出るほかのバンドマンたちも、ニコニコ。
 もちろん私もニコニコ。
 ライブ中、フラッシュさんが飛ばした星のかけらが、こっちに飛んできました。(ひろのぶ氏がゲット。)
 最後の『ビールと君を』で、途中に「サンタが町にやってきた」を挟んで、また元に戻るとことか、フラッシュバック9らしいこまやかさで楽しませてもらいました。一年間(夏からですが・・・)楽しませてもらいました、フラッシュバック9のみなさん。

 次、魚座。
 先月、藤井さんの弾き語りをみて、絶対バンドが見た〜い!と思っていたバンド。
 打たれた。と、いうか、撃たれた。
 何度も鳥肌が立った。
 なんて歌を歌うんだ、藤井!(と、なぜか呼び捨て)
 酒が入った状態で見たら、泣いたかもしんない。
 弾き語りのときも思ったんだけど、魚座の詞って、かなり内省的で文学的で、何かに象徴させたり、情景や物語を綴っていったりしながら、心の内奥を掘り下げてく感じなのね。
 でも、それが、ちっともウザッたくないんだ。すごい。
 突き刺さる。
 ここまで、表現できるもんか、音楽って・・・と、思った。怖いくらいに、藤井さんの奥から聞いてるこっちの奥まで。
 バンドの音も最高で、もはやどのパートがうまいとかじゃなくって、バンド一体、渾然となってせめてくる。(でも、特にドラムに感嘆した。)
 終わってから、藤井さんと少しお話した。ライブのあとは平然としてる(あたりまえか・・・)
 ちょうど今日読んだ、「パイナップルヘッド」(吉本ばなな)の一節を思い出した。
『天才はみんなそうだが、会うと普通の人のふりをしている。そして自分の持ち場に行くと、突然恐ろしい能力を発揮するのだ。』
 えっと、「普通の人のふり」っていうのは、別に装ってるって意味ではなくて、「てめー、普通のふりしてるだろっ」て突っ込みたくなるくらいに、持ち場で発揮する才能がすごいっていうふうに、解釈してください。
 そういう人でした。

 次、クロウマ。
 初めて見た・・・んだけど、私は魚座から戻ってこれない状態だった。
 これから、の、バンドなのかな? ドラム、うまいんだけど、音が大きすぎやしませんか? まあ、評論家みたいなことを言うのはやめよう。

 最後、バックヤード。
 見るの2回目。この人たち好き。
 東さんの声は、なんて希望に満ちてることだろう。
 不思議な明るさがあるバンド。今でも充分いいし、しかも、これからまだまだ良くなるなって確信もっちゃうようなバンドだなあ。
 ・・・なんて思ったところで、こないだ作ったという彼らのCD、アルバムタイトルが「フロンティア」だってこと、思い出した。うーん、いいなあ。

 そう、今日、マーブルにくじらのMDをもらった。
「電球王国」すんごい不思議な歌詞のうた。やったー、聞きたかったのよ。やったー、これから、聞きます。

 そうそう、今日のタイトルですが、of句が前の名詞を形容している・・・という構造、高校の頃習ったような気がして付けてるんですが、間違ってないでしょうか。
 talentedは「才能のある」って意味だったと思うのですが、使い方、間違ってないでしょうか。
 英語のタイトルはいちかばちかだわ。メリークリスマス。やっぱり今日も長くなってしまったわ。
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2002年12月24日(火)  The Strawberry Holy Night ( I Can't Explain)

♪ジングルベ〜ル ジングルベ〜ル
 はいっ、クリスマススペシャル・・・何日目だっけ? (^-^;
 イブですよぉ!
 ・・・なんて言ってる今はとっくに25日ですが(現在AM2:30)、さくっと記録!

 仕事はそこそこに。
 明日と明後日は代休&有休、ニコニコ顔で「メリークリスマス!」と告げて職場を去る。
 西新でしんちゃんと待ち合わせ。
 イブの晩餐は、ラーメン屋「しばらく」。もちろんトンコツ。
 バーン!と替え玉もして腹ごしらえ、トポスでくまなく家電コーナーを見て、JAJA入り。
 始まる直前にゆうきちゃんも合流。

 最初は、フラッシュバック9。
 いきなりカラオケの「メガネ IS MY LIFE」で始まり、「いい夢をみたいなら」「KISS ME AGAIN」と立て続けにヒットナンバー。
 クリスマスナンバーは、ジョンレノン「HAPPY CHRISTMAS」に日本語の詞をつけたもの。「わーわー騒いで〜 いつもの仲間と〜」(War is Over If you Want it のフシで)。
 今日は新人の(中古の)ギターの調子がよくなかったのか、サックリと終了。あしたもあのギターでやるのかな?

 2番目、羅生門克日郎&ザ スターキー。
 初めて見た。すごくよかった!
 名前がゴツいので、「・・・おじさんバンド?」て思ってたけど、若い。でも、ボーカルの羅生門さん、すごい喉だった。テンション高い。
 曲もいい。ノッた。クリスマスソングは、オリジナル? ノリノリだった。
 コーラスもドラムもよかった。
 ベースの人、「吉本?」てくらいに、しゃべるしゃべる。あそこまで喋らなくても・・・て思うほど、次々に笑わせてた。
 ボーカル「このあともいいバンドが出るから、帰ったらいかんよ。
      ・・・じゃあ最後の曲、『おうちに帰ろう』」
 それダメやろ! とすかさずベースの人が突っ込んでた。
 また見たい人たちだった。

 3番目、トミー&アジ。
 ギターボーカルと、ジャンベの二人組。
 ファンがかなり多くて、この辺からお客さんがどんどん増えてきて、大盛況に。
 それも頷ける、堂々としたパフォーマンスっぷりだった。
 ビールでいい気分になって、焼酎のロック飲みながら見た。声あげて踊ってる人、多数。
 トミーさんの声はグルービー。客を煽るのも慣れてる。
 ジャンベ、さすがにうまい。憑かれたみたいに叩いてるときあり。アフリカン・アメリカンな味? ジャンベにぶらさがったやつが、時々シャラララリと、星が流れるように鳴ったりして、「ここ、どこの国?」て気分にさせる。ゆらゆらしながら、時々ぐぐっとグルーブに乗った。こういう音楽、もともとそれほど聞くほうじゃないけど、やっぱすごいな。

“だめ大人連盟”でお世話になってるさちゑさん(ええ、私も会員ですとも!)と初オメミエしてごあいさつ♪ してる間に始まった・・・
 そう、クリスマススペシャル恒例、プレゼント大抽選会。
 司会進行の成人さん、
「当たったら、『ヘ〜イ!!(裏返り声で)』と叫んでよ〜」
 と言って、番号呼び始める。
 焼酎を飲み終わってさらにゴキゲンになり、再びビールを買い求めに行ってる間に、ちゃっかりゆうきちゃんの番号が呼ばれて、な、なんと、
「JAJA一年間フリーパス」が当たってた!
 うおおおお〜、2回目の来店でこれが当たるとは、何と強運な!と興奮してると、次々と番号が呼ばれ、な、な、なんと、私の真横で
「ヘ〜〜〜〜イ!!」と裏返り声が。
 しん氏ではありませんか!!
「はい、愛知に就職が決まったアナタもね、また愛知から来てください」
 なんて言って、成人さんが取り出したものは、なんと、またもや一年間フリーパス!
 まじっすか〜〜〜〜! と絶叫。
 ゆうきちゃんもしんちゃんも、今日のライブに誘ったのはこの私だというのに・・・。
 2枚しか出ないフリーパスが、60人はいた会場内で、私の連れ二人に当たるとはどういうことなんでしょう、サンタさん! 
 ま・・・通算でいくと、しんちゃんのほうがJAJA通い回数が多いから(出演もしてたし)、しかたないとするか・・・。
 でも、すごいけど、興奮して嬉しいけど、悔し〜〜〜あたしも欲しかった〜〜〜。
 
 興奮冷めやらぬまま、イブを締めるアクアボムに突入。
 いや〜、噂には聞いてたけど、すごかった!
 トランスの打ち込みガンガンかけっぱなしで。
 ファンキッシュなベースとドラムとギター、3人で重ねて。
「今日も着陸しました、メッセージは、マッサージ」
 って、2m級か?ってくらい背の高いDr.Tosh、ベース弾きながら、ほんとにちょっと宇宙人じみた声でノセるノセる。「ナ〜イスキャッチ!」
 総立ちで踊る私たち客は、『ストロベリーピープル』。
 地下鉄の終電で帰らなきゃ。と、しんちゃんと言ってたのに、もうそれどころではなくなってしまった。
 あれ聞いたら踊らずにいられない。体ん中から反応するかんじ。もうわけわかんない。どんなふうに踊ってたのか自分でもわからん。(酒も入ってたし)
 恍惚の時間だった。メッセージはマッサージ! 
 みんながあんなにアクアボム、アクアボム言う意味がわかったよ〜。
 あれァクセになる。フロア中、踊って声出して、ゆらゆらゆらゆら永久遊泳。鳴り止まないSE、ぴしゃりかぶさる楽器・・・メッセージは・・・(マッサージ! だめだ、まだ頭がストロベリー・・・)
 Dr.Toshって、元ボガンボスのベーシストなのね。
 最後の曲はボガンボスの曲だったみたい。それはそれはすごい曲で、今日のほかの出演バンドの人たちが何人もステージに上がって楽器弾いて、私たちもわーっと声を出して、歌った。
  
 ゆうきちゃんを下まで送って、マーブル・ひろのぶくんと4人で、ちょっと歩いてからタクシー拾って帰宅。

 ほんとにすごい、イブライブだった。
 これはちょっと、ずっと忘れらんないな。奇跡みたいなクリスマスナイト。横にしんちゃんがいてさー。
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2002年12月23日(月)  throw away,and I'll be free still more

 今日は外出の中休み。
 部屋のそうじ、どんどん捨てる。
 まだまだ捨てられるものがあるようだ。
 モノが少ない部屋って、かっこいいよなァと思う。
「これがないと、生きていけな〜い」
 なんて執着するものが少ない人って、ちょっと憧れる。
 もちろん、何にも興味がない人じゃなくて、心の中に、無形のモノをたくさん持ってる人。 
 たとえば大地震がきたり、いきなりミサイルが撃ちこまれたりしたら、形あるものなんてこっぱみじんなのだ。
 最初から持っていなければ、それで強い心でいられたら、どんなにいいだろうと思う。
 まー私には、まだまだ無理なお話。

 吉本ばなな『体は全部知っている』を読む。
 今月、待ちに待った文庫版が発行されたのだ。
 まだ半分くらいまでしか読んでないけど、ものすごく吉本ばなならしい作品。いい本だ。しんとした気持ちになった。

 クリスマスケーキを食べる、が、甘くてオエッ。
 梅干とお茶で口直しをした f(^-^;
 あんまり甘くないものを頼んだつもりだったのに・・・。失敗。
 甘いものって好きなんだけど、あんまり大量には食べられないし、チョコレートよりおまんじゅうより、ケーキが苦手。生クリームとスポンジが苦手なのだよね、多分。

 久しぶりにテレビ欄をチェック。ビストロSMAPのゲストがアン・ジョンファン!
 喜び勇んで見る。
 もちろんテレビ用の顔なんだろうけど、あたりさわりのない会話だけだったけれど、とてもとてもかっこよかった。
 礼儀正しく、凛としてて、静かな雰囲気だけれど男らしかった。
 何かに秀でた人って、見ていて本当に興味深い。
   
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2002年12月22日(日)  Christmas full of variety

 クリスマススペシャルウィーク3日目、12月22日の日曜日。
(最近、日記が一日遅れになっとります)

 本日は相方しんちゃんのうちへ。
「クリスマス前倒し処理」だが、色気もなんもないテーマ同様、特に普段と変わったところはナシ。
 
 新しい箱崎駅に降り立つ。白い。広い。慣れないので妙な落ち着かなさ。しかも駅ってもんは、ふつう大通りに面して表口をつくるものだとばかり思っていたが、新しい駅は表通りに背を向けてつくられている。後ろ向き・・・。ちょっとおかしい。

 しんちゃんちまで歩く道で、大学時代のバイトの後輩くんに会う。久しぶりだったので、
「元気? いまバイト何しようと? 単位取れよう? 学部の後は院?」
 など、矢継ぎ早にいろいろ聞こうとするも、私たちの真上を箱崎名物の飛行機が。
 おそろしい轟音が通り過ぎるまでの数十秒、お互いに立ち止まってニコニコしながら、黙っていた。
 ちょっと面白い、箱崎ならではの絵。

 普段は全然持ち歩いていないしん邸の合鍵を、特に深い考えはなくふと、バッグに忍ばせた今日、なんという偶然か、私が箱崎に着いた時間にしんちゃんは外出中。(コインで乾燥機を使いに行っていた)意気揚々と合鍵を使ってIN。
 普段は全然持ち歩いていない髪を結ぶためのゴムを、なぜかコンビニで買って持参していた今日、なんという展開か、しんちゃんが帰ってきて、なぜか(別に意味なし、その場のノリか?)昼間から風呂に入ることになる。意気揚々と髪を結んで風呂にIN。
 これが虫の知らせというものだろうか。

 有馬記念は、やや荒れ。引退レースのナリタトップロードは4着。彼らしい。勝った馬の末脚はよかったけれど、直線の最後でイマイチ興奮できないレースではあった。まあ、着々と馬から足を洗いつつある私です。

 先日しんちゃんが出席した、友人リョーマくんの結婚式での引き出物を賞味。
 古くからある酒蔵に併設された会場で結婚式と披露宴が行われ、引き出物は当然、そこで作られた新酒。と、ペアの小さな杯。
 幕末の島津藩から伝わる「色被せ硝子」とかいう手法でつくられたもので、一つは赤、もう一つは青い色の杯。カッコイイ。
 お酒はスッキリと爽やかな飲み口だった。うーん、しゃれたことするなあ、彼ら。  

『三人の侍』
 奥田民生、山崎まさよし、CHARの三人が、札幌でやったイベントライブ。
 数日前にケーブルテレビで放送があったのを、しんちゃんがビデオに録画していた(しかし最後の30分、テープが切れていたのだが・・・)
 ZEPP札幌か? それほど広くはない会場に、椅子が三つ置かれる。
 かわるがわる三人が出てきて、あるときは一人で、あるいは二人で、アコースティックギターだけでの演奏(あ、山崎はハープも)。
 ごっついシンプルで、何の演出もない、ギターと歌と、時々のMCで勝負。んー、おもしろかった。さすがだねー三人とも。あれを生で見たら、スゴイだろうなあ。
 しかし、CHARと一緒だと、民生も山崎もえらく若くかわいく見えたもんだ。CHARのギターは魔術の域に達している・・・。もちろん二人のギターもいい。「さすらい」「ヘヘヘイ」かっこよかった。
 テープが切れて見られなかった最後、ネットで調べると、三人で「Come Together」をやったらしい。く〜、見たかった!

 夜は、しん邸から歩いて10分たらずの居食酒屋「アンシャンテ」にて。
 ビールと枝豆。あさり。中華風スパゲティ。生春巻き。カクテル。
 熱燗ともつ鍋。
 赤ワインとトマトスライス。
 久しぶりのコーヒー。
 食べたいものを食べたいように、飲みたいものを飲みたいように。
 20日のクリスマスライブ(さすがにしん氏の見方は深い。)や「三人の侍」についての感想を話し、アルゴリズムとフーリエ変換についてしん氏から教わったりして約5時間の楽しい晩餐を過ごしたのであった。
 ごった煮クリスマスに乾杯。 
 
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2002年12月21日(土)  with a little help from my friends

 クリスマススペシャル2日目は、11時に目覚ましをセットしておいたのに、起きたら1時すぎ! Σ(→o←;;;
 疲れるまで・・・とか言っておきながら、ぐっすり寝てしまった(^-^;
 てへへ、と笑って前日の日記を書き、それからごそごそ起き出しごはんを食べたのが既に3時。洗いものや片付けなどして、準備して、天神へゴー。

 ものすごい人出である。ヴィトンやエルメスに人々は群がり、ティファニーの明るいグリーンの袋をもった女の子もチラホラ。
 みなさんがんばってますなー。
 私は、といえば、やっと年賀状を買う。

 そして福岡に戻ってきたゆうきちゃんと待ち合わせ。
 久しぶりにカラオケに行く。ウタ本の新譜のコーナーを見るけど、歌えるほど知ってる歌がぜんっぜん、ほんとにぜんっぜん、なかった。
 「やばいよね〜」なんて言いあうけど、ほんとは特に困ってません。私が選んだ音楽を。

 カラオケを出ると・・・
 ゆうきちゃんのチャリがなくなっている(|||_|||) 
 だーれーだーーーー盗ったのは!!!
 チャリパクは死刑ですぞ。というのが我々の主張するルール。
(しかし、人間は一生で3台までなら、チャリパクが許されるというルールもあるのだけど・・・)

 ほとほとと歩いて、赤坂まで。で、警固まで戻って、ゆうきちゃんが発見したお店に。
 夫婦でやってる。白が基調の店内。
 おしゃれだけどおしゃれすぎず、清潔で、ご夫婦も笑顔がよく、でもちっとも押し付けがましくなく、いい感じ。
 優しさのために、自己主張というものをできる限り抑えたようなお店だった。
 私自身は新しいお店を開拓するのにそれほど熱心ではなくて
(むしろ、どちらかというと、気に入ったところに通いつめるタイプ。やっぱり一途なのね)
 でも、やっぱり知らなかったいいものを知るというのは楽しいもの。もっぱら私の情報源になってくれてるお友だちたちにお世話になってます。
 
 お互いの近況・心境など、かなり力を入れておしゃべり。ゆうきちゃんいわく「しゃべり倒した・・・」
 ゆうきちゃんと私は、常時連絡を取り合うってわけじゃないんだけど、ちょこちょこメールしたりたまに手紙おくったり、そして1ヶ月か2ヶ月にいっぺん会ったときは熱く、お互いにとってちょうどいい距離で、つきあってるって感じかな。
「もう、ほんと、バッカじゃない?!て思う」
「若いうちだけが華じゃないよね〜」
「自分にとって気持ちのいいやり方で」
 など、楽しくしゃべり続けた夜。

 ちなみにこの店、ごはんもとってもおいしかった。凝ってるし。
 で、やさし〜い感じの若いご夫婦だけど、酒はかなりホンモノ。
 あれは多分、「カシスオレンジ」とか頼んでも、ちゃーんとアルコールの味がしたに違いない。
 酒好きの方もぜひ。でも、あんな店では、まちがっても泥酔しちゃーいけません、でしょうな。
 それで、えーっと・・・・。なんて名前だったんだっけ、あのお店?

 タイトルは、ビートルズのナンバー。
 リンゴ・スターのつくった曲のはず。
 ウッドストック'69では、ジョー・コッカーが歌ってます。これがまあ、すごいんだわ!!
「あんた、クスリやってるやろ?!」と怖くなるくらいの力の入り方でありながら、胸にズキズキ響くすばらしさなのです。
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2002年12月20日(金)  X'mas Special

 昼ごはんを食べながら、同期が大みそかにカウントダウンに行くって話をしてて、
「でも、人が多くて、疲れるだろうねえ・・・」
 なんて反応もあったんだけど、彼女が
「いいと、疲れても!! 若いんやけん」
 て言ったのが印象的だった。
 そう、疲れたっていいやん! こんなに(いや、それほどでもないか・・・ショボン)若くして、ラクしてどうする。

 と、いうわけで、今日からもう、クリスマススペシャルです。
 適度に予定を入れてます。
 その合間を縫って、
 部屋かたづけて(何か日記読み返してたら、始終かたづけものをしているようだ。だが、いまだ整頓されないこの部屋・・・。モノが多いのか、やっぱり)、
 ささやかに(ホントささやかに)親孝行とか、本読んだりとか(いつもと同じやん)、HP整備したりとか(できるかな・・・)、したいと思っているのですが、さてさて。
 
 あ・・・あと、年賀状・・・。これは極力サックリと。
 あれもこれも、疲れるまで、ガツガツと、ね。
 
 なんて言いながら、3連休。
 ンのあと、24日は仕事で、25・26とまた連休で(代休+有休とりました)、27日仕事で、また土日は休みで・・・。
 こんな飛び石出勤。ほんとに会社員か、わたし?
 忙しい営業部門の人には申し訳ないかぎり。でも、10・11月と今月前半は、目がまわる忙しさだったことだしね、私も。
 ・・・季節労働者、という言葉がふと頭をよぎる。

 まあ、ともかく仕事をサックリ終えて西新へ。 
 ライブハウスJAJAではこの日から6DAYS、“クリスマススペシャル”と銘打って、人気バンド・実力バンドを一日4つもブッキング。
・各バンド最低一曲は、クリスマスソングをやらなきゃいけない
・毎日豪華大プレゼント抽選会が催される
 という何だかワクワクの一週間。
 しんちゃんとマックでごはんを食べた後、JAJA入りすると、入り口にも中にもクリスマスツリー。
 あちらこちらに置かれたちっちゃいツリーのちっちゃい電球が、薄暗いフロアで赤・青・黄・緑・ピンク、ピカピカ光ってなんだかかわいい。
 が、司会の成人さんは(そう、クリスマススペシャルでは、JAJA名物の司会復活です。)
「バンドブームのときは、最高7本あったんですけどね〜このツリー。今は3本です」
 なんて、ショッパナから自分で落としていた(^-^;
 ん? “しょっぱな”は、方言じゃないよね?
 
 この日の出演バンド、最初はメロウイエロー。
 4年以上ぶり2回目に見る。あたりまえだけど随分かわってた。
 前に見たときは、もっと古めのロックンロールをちょっとスカした感じでやってたけど、今はバリバリのパブロックになってる。
 パブロックはもともと好きだし、楽しめた。
 音が大きくて、ギターのいかにもって感じもよかったし、ボーカルも声が太くてうまかった。
 渋いのとポップ風味のどっちもよかったな。ポップなのがキャッチーなので耳に残ったけど、男気あるやつもかっこよかった。
 曲と曲の間のMCで、演奏の雰囲気が途絶えないのもさすがだった。
 ボーカルの人、最初のMCで息きらしながら、
「オレは今夜、死にます。そこで(とドリンクコーナーを指差し)ガソリン売りようけん、みんなどんどん飲んで」
 だってー。やりかぶりさんだった。
 どうやら、メンバー全員、風邪(インフルエンザ?)だったらしい。ライブ後はみんな大きなマスクをしてた。(なるとさんには、「狂牛病」と言われていたが)
 クリスマスソングは知らない洋楽のカバーだったみたいだけど、かっこよかった。パブふう。
 
 2番目はサニーサイド
 大学の先輩・同級生のバンド。
 なんだかんだと月に1回くらい見てるけど、今日が一番よかった感じ。
 幕があいて1曲目がクリスマスソング。「きよしこの夜」だ。
 しかも
「♪き〜よし〜 こ〜の夜〜 
  ラーララー ラーララー(以下すべてラララハミング)」
 サニーサイドらしい。そしてボーカルのかしわいさんは、クリスマススペシャルでもアロハシャツ。
 二曲目 手紙の歌、ドラム南くんがメインボーカルの歌、ハッピーバースデイの歌、どれもこれまで聴いたことあったけど、「へ〜こんなにいい歌やったったい? また、聞きたい。」とこれまでで一番思った。  
 サニーサイドが良かったのかな? 私の耳が慣れてきたとかな? たぶんどっちもでしょう。
 白っぽいギターはかしわいさんにすごく似合ってて、音作り研究するの好きなんだろうな〜とつくづく思う。
 はっとするような音が、次々出てくる。
 
 3番目はウーララ
 かなり激しいロックブルースバンド。見るの2回目。また見れてうれしい。こないだ見たときよりも、ずっとゴキゲンがうるわしかったのか、こないだが特別ゴキゲンが悪かったのか、この日のボーカル赤星さんは明るくて、あんまり怖い人じゃなくなってた。
 かっこいー曲キメたあとで、スタッフにガラガラ声で「すいませ〜んお茶くださ〜い」なんて言ったり(この人も風邪だったようだ。)「メリーな夜」て連発してた。
 一曲目、クリスマスソング。ステレオハイファイレビューの二人が、ゲストで参加。
 そのあとはもう、シッチャカメッチャカでした。
 あ。“しっちゃかめっちゃか”は、さすがに、方言ぽいね。でも、雰囲気でなんとなくわかるでしょ? 意味。
 赤星さんはギターもすごくうまかった。かなり顔で弾いてた。もちろんギターの人もギターがうまい。赤星さんにマイク向けられても決して歌わないあたり、しんちゃんを思い出させるギタリストだった(笑)
 このバンド、一曲一曲が、長い。
 長く長く続くけど、途中で何度もリズムを変えたり、ギターがそれぞれソロやったり、歌と楽器がかけあってバトルしたりしながらで、全然、飽きない。赤星さんの声が好きで、ほれぼれして見ちゃう。でも、やっぱりちょっと、風邪だったみたいね。
 最後の曲、赤星さん、アンプが飛んだと思ってギターおろしてマイクだけでやったけど、しん氏いわく「ジャックが抜けてただけやろ。気づいてなかったのかな?」
 まあ、アンプが飛んでもおかしくないくらいの、やりかぶり方ではありました。クラッカーもパンパン弾けまくってた。
 
 この合間に、プレゼント抽選会。
 私もしんちゃんも当たらなかった。
 この日出たプレゼントは、靴下(3足)、シャンプーとリンスセット(?)、エプロン、リュック、鍋など。そして、JAJA一年間フリーパスが2枚。

 最後は博多・ザ・ブリスコ
 説明不要のやりかぶりバンド(笑)
 フロアに立った3本のツリー、ライブが終わるまでちゃんと立っていられるかどうかが、私の注目の一つでありました。テンション上がったバンドマンは、ツリーの1本や2本、倒さんでどーする!となるはず。ウーララで何度か危機が訪れたものの、持ちこたえた。
 しかしジャガーは倒しそうだ・・・。(意外とベースのわちさんも危ない)
 白い毛のコート、白い帽子で登場のジャガーさん、この人の声すごいな〜といつも思う。さっそくはじけるクラッカー。 
 ああ、しかし、終電の時間。
「一年に一度だけ」というジャガーさんのクリスマスソング、切ないイントロで始まって
「幸せは 今夜 生まれる」て感じの曲、聞きながら、サニーサイドのみなさんにさよなら言って、いつの間にか降りだしてた雨に濡れて走って、帰った。 
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2002年12月19日(木)  H

 タイトル。浜崎あゆみのHじゃありません。

 本屋さんに寄って帰る。
 
「ダ・ヴィンチ」ってすごい雑誌だと思うしおもしろいし、よく立ち読みするんだけど、これを見てると「本も消耗品扱いだな〜」と感じて少し寂しくなったりする。
 新刊、流行、ランキング。
 まあ、いいけど・・。
 そうじゃなければ雑誌なんて、成り立たないものかもね。
 流行をチェックするのはけっこう好きだけど、メディアってどうしても、流行至上主義っぽくなって、それが気になるときもある。
 心の中の、それぞれのエバーグリーンをもっと叫ぼう!

 とはいえ、本屋さんで新刊を見るのはいつでも楽しい。
 ファッション誌、音楽誌、文芸誌、タウン情報誌のコーナーをぐるっとまわり、単行本の新刊、豪華で重々しい装丁をながめ、マンガコーナーをさらりと舐めて、文庫本の新刊をじっくりと見てまわる。 

 藤沢周平の「獄医立花登」シリーズが、新装丁版になって発売されていた。
 大好きなシリーズなので、たくさんの人に読まれることはもちろんうれしい。
 江戸時代の、牢獄の医者を職業にした青年の話。時代ものだけど、正統派の青春小説だ。 
 ラストがうれし恥ずかしで、何度読んでも胸が高鳴り顔がほころぶ。
 エッチなことを普通のことのように、でもドキドキさせるように書く作家、好きだなあ。

 だいたい、いい文章、おもしろい作品を書く人は、エッチシーンもまた、すごく素晴らしく書くなあ、って気がする。
 藤沢周平しかり、司馬遼太郎しかり、宮本輝、宮城谷昌光しかり。 
 吉本ばななの、あけっぴろげだけど何だかちっとも下品でない書き方も好き。
 これが山田詠美や花村萬月などになると、「性を描く」というのがテーマのひとつだったりするので、またちょっと違ってくるんだよね。好きだけど。
 基本的に、日常の中にあたりまえにある「ちょっとだけ非日常」なエッチの書き方をするのが、いちばん好きかな。
 それに、それが一番、エロティックな感じがする・・・。変に「失楽園」みたいなのよりも。 

 エッチといえば(・・・と、下ネタって、話が続くなあ)
 ギターパンダに「スペルマ」(笑)って歌があって、これ、コテコテだけど、かなり好きです。
 ついつい、ふだんの生活で口ずさんでしまいそうになる覚えやすいメロディーには要注意。
 罪のない、愛にあふれた歌詞ですが、いかんせん「スペルマ」を歌った詞ですので、ね・・・。
 まあ、この歌きいて眉をひそめるような人間は、ほっときゃいいんだけどね。

 さて、半分まできた森博嗣『数奇にして模型』を読むか。
 ちなみに森博嗣の小説での性の取り扱い方は、抜群にクールです!
 性的描写はまったくないけど、なんか色っぽいところもあって、すごく爽快。

 年賀状の用意もちっともせずに、HPの更新なんてしてる私です。
 どぎつい掲示板とともに、写真のコーナーも。かろうじてクリスマスに間に合った。
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2002年12月18日(水)  The Dogs Bark,but the Caravan Moves on

 朝からショッキング。
 総務部に部員4人で呼び出しをくらったので何かと思ったら、

「7月からの5ヶ月間、残業代の計算を間違えて、多く払いすぎていた。
 ついては来月の給料から、多かった分を引いて、会社に返していただきます」

 だって。(もちろん、恐縮しつつもっと丁寧に申し訳なさそうに言われたけどさ)
 寝耳に水!!!
 残業をつけてた平社員、ほぼ全員、返却が発生するらしい。
 残業が多い人ほど、いっぱいもらいすぎてたためにいっぱい返さなくちゃいけなくて、私は、10000円。うちの先輩は70000円という人もいた。
 こりゃまービックリ。うちの会社、こういうことはちゃんとしてるのに(あたりまえか。)こんなこともあるんだなあ。
 まあ、しかたないか・・・。給与計算担当者は、針のムシロだろうなあ。
 でも、1万円。デカいなあ・・・。まあ、しかたないか・・・(以下エンドレスリピート)
 
 パソコンを開いたら、 
「きっかけの必然」
 と、ひとこと書かれたメールが届いてた。
 差出人は、私。
 時々、心に留めたいことや書こうと思ったこと、思いついたら、忘れないように会社からでも自分宛てにメールを送ることがある。
 これは一週間以上も前に送ってたメールだった。
(この自分宛てのメールは、タイトルを決めて、受信時にフォルダに仕分けられるように設定してて、たまにしかそのフォルダは開かないので、今日、気づいたのね。)
 そう、そんなこと、思ったんだった・・・。
 こないだ、そういうこと、書いたかな、日記に。
 
 さて、少しずつ読んでいる森博嗣『数奇にして模型』は、首を切られた死体が出てきたので、寝る前によむにはけっこう背筋が冷える。(でも読む。)

 いまネットラジオの番組「Rock&Soul X'mas」で、スティービー・ワンダーが流れた。この人の声、改めて聞くとかなり稀有だね! 今度CD借りよっと。

 そう、CD借りる、といえば、今日、会社の帰りに、ちょっと遠回りしてこないだオープンしたTSUTAYAに初めて行ってみた。
 コンポを買ったので、やっとCDもレンタルできるよ!
 なんせ、前のコンポ壊れてて、MDにダビングはできんわ、
 パソコンで焼いたCD−Rは、5回に1回くらいしか読み取らんわで、
 相当つかえんかったっちゃもん。

 それでTSUTAYA。
 洋楽が(私がいつも行ってるレンタルショップに比べて)かなり豊富。
 わー、あれも、これも! おおっ、そっちにも!!
 て感じで、こういうときって、ボフっと鼻血が出そうになる。
(↑これ、かなりリアルな比喩。さすがに、ほんとには出ないけど・・)
 さんざ迷って、今日は2枚、レンタルした。
  BECK 「MELLOW GOLD」
  ブルーハーツ 「SUPER BEST」
 わくわくだ〜。

 そしてもう一つ、ビッグなめぐりあい!
 中古コーナーで、小沢健二の『犬は吠えるがキャラバンは進む』を発見!
 なんと、380円でしたよ、アータ!! いいのか、おい!
 TSUTAYAと私の価値観の違いに感謝感ゲキ。
 高校生のとき、カセットにダビングして、それももう処分しちゃってたんだけど、いつか買おうと思ってたのよ。
 うれしいよォ。
 
 さっそく、聞く。
 胸がいっぱい。
 なんてタイトな・・・!

「友だちは家へ帰ってしまった
 夜通しのリズムも止まってしまった
 大空へ帰そう にぎわう暗闇から涙を拾って」

(暗闇から手を伸ばせ)


 ううう、好きだよ。こんなの。大好き。
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2002年12月17日(火)  girls be ambitious!

 なんかよくわからんけど、会社でりんごをもらった。
 赤くて大きなの、1個まるごと。
 りんごの赤って、なんともいえず、いたいけ。

 仕事の後、天神へ。
 大学時代、バイトで仲良しだった6人で集まる。
 いやー、女3人で「かしましい」、それがダブルです。
 誰が何いってんのか分からなくなるくらいのときさえある。

 先週オープンしたばかりというもんじゃ焼きのお店に行った。
 もんじゃ焼きって、人生で2回目だった。考えると。
 予想以上に楽しかった。
 円卓で、丸い鉄板一面に、じゅうっと生地を広げて。
 じゅわじゅわいってる大きな大きな生地を、ちっちゃいちっちゃい鉄のヘラ(?)で、コセコセこそぎとって、食べる。
 妙にハイテンション。
 もんじゃ焼きだけじゃなく、お好み焼きも焼きそばもじゅわっと焼いて、食べました。

 23歳と24歳の女の子6人だけど、すでに、まあ見事にそれぞれてんでばらばらの進路をいってる私たち。
 みんなの今後が楽しみ。
 私の今後も、楽しみでありたいものだ・・・。
 シズラーのバイト始めたのだって、20歳のころ。
 もう4年も経ってる。もちろんいろいろあったけど、なんて早いこと。
 どんな過ごし方をしても、時間は同じように過ぎてく。
 見たいものを見て、聞きたいものを聞き、触れたいものに触れていきたいもんだ。
 いらないものはバサッと捨てよう。
 いるかいらないかわかんないものを厳しく見きわめる、自分の判断基準をもちたい。
 つまんないことは世の中にいっぱいあるから、そんなんでいちいちグジグジ思い悩むのは、やめよう。と、思う。人生は短く、一度きりだ。
 
 一週間にいっぺんくらいは、こういうふうに、自分に言い聞かせる生活が続いてる。
 それほどに、今の生活では、油断すると心に埃や垢がいっぱいたまっていくってことだろう。
 うーん。もしかして・・・。

 最近のおやすみ前。
『数奇にして模型』を、少しずつ読んでいる。
 それから、スリープタイマーでCDを聞きながら寝る。
 今夜は何のCDにしようかな。(昨日はシンディ・ローパーだった。) 
 
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2002年12月16日(月)  My room acts like a sound box

 おかあさんの具合はだいぶ良くなったみたい。ゆうべの心配ごとって、これ。
 明日は、シズラーの仲良しっ子たちが集まる、当面の最後の日になるのだけど(なみちゃん・かなちゃんが年末年始で離日して、一年は戻ってこないので・・・)、マミーの具合しだいだな、行けるかどうかは・・・。
 
 あんまり寒くないけど、風が強い日。

 6時前に仕事を終えて、素早くヨドバシカメラに寄って、USBケーブルとデジカメ用のコンパクトフラッシュを買う。
 買うっていっても、ニコニコポイント払い。コンポを買ったときについたポイントは、まだなお、余ってます。
 プチュッと、パソコンとコンポを線でつなぎました。

   b(^o^)d うわーお。

 いい音〜〜〜!
 これで、インターネットラジオも、パソコンの音声ファイルも、良好な音で聞ける♪ 
 今は、クラシックソウルチャンネルで、Dusty Springfieldという人の曲がかかってます。んー、アダルト〜。

 しんちゃんはお疲れのようすか。研究室に泊り込む勢いみたいだ。
 
 ゆうべ、携帯のメールアドレスを変えて友人知人一同に知らせたため、この二日間で久しぶりの人からもメールがきた。何人かとは、電話で話した。
 みんな、それぞれいろいろあるんだろうけど、元気でやってるようだ。
 久しぶりの人と話すのは、おなじみの人と話すのとはまた違った、楽しさがある。もちろん懐かしさも。
 いつものアナタも、たまにのアナタも、みんなみんな今年もアリガトウ。 良いお年をお迎えください。
(↑早い。
 アド変更メールでも、
 『このメールをもって年賀状に変えさせていだたきます・・・』
 などと書いていたので、「このダラクサ!」と叱りの声もチラホラ。
 ん? ダラクサって、方言じゃないよね? モノグサって意味よ。)
 
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2002年12月15日(日)  lalala good-night

 ただいま、コンポではギターパンダの「アクセル」がかかっております。

「君を傷つけたのは 君がブレーキを踏んでいるから
 アクセルを踏めよ」

 ぐっと踏み込むのって、けっこう怖かったりするんだよね〜。

 今日もそうじ。昨日も昼間、そうじした。
 いまだ散らかった私のお部屋。
 なんだかんだとモノが多いんだよね。
 大事なものがいっぱい。
 大事なものがいっぱいあると、どうしても、いつかそれらを手放さなければならない日のことを、考えずにはいられない。
 手放してやろうじゃない。ココロの中にあればいいじゃない。
 そう思える日もあるけど、そんな日ばかりじゃない。

 心配ごとの日。

 今日のランニングは、6.5キロで終了。
 こんなもんでしょう。

 HPトップのコトバを更新。
 さりげなく、このコトバ過去ログのお部屋があるって・・・・みなさん、知ってました? f(^-^;

 そうそう、先月やぶれかぶれで受けた日商簿記2級ですが、チャッカリ合格してました。
 チャッカリ83点。70点以上が合格ですから、なかなかの好得点といってもいいでしょう。10月11月、あれだけ残業しながら、よく合格しました。
 エヘン。こんなもんです。ええ、お調子モンです、わたしは。

『すこしエヘン顔してひそかにおり申し候。なおエヘン。エヘン。かしこ』
 と、手紙に書いたのは若き日の坂本龍馬なり。この人の手紙、けっこうな数が現代に残ってるんだけど、これがまあ、どれも名散文ばかり!

 そういえば昨日もそうなんだけど、
 酔っぱらって書いた日記って、朝になったら「へえっこんなこと書いてたんだ?」という部分とかあって、おもしろい。
 これは書いた本人にしかわからないだろうけど、どうも文のテンポが普段とちょっと違う、いい感じ。これまでに何度かそういう文がある。
 
 おやすみラララ。
 穏やかな明日の朝をください。
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2002年12月14日(土)  that's the way love goes

 本日も天神にて飲む予定あり。

 少し一人でウロウロ歩こうと、待ち合わせ時間よりも早めに出る。
 夕方でも込み合った電車のなか、森博嗣のエッセイ『毎日は笑わない工学博士たち』を片手に開き、片手に携帯をもってメールのやりとり。
 天神について、さあ、と顔を上げると、なんと目の前に、昔の彼氏がいた。
 17さいから1年半とちょっと、付き合った人。わたしと13歳ちがいだったから、えっと、いまは・・・さ、さんじゅうなな才か・・・!

 相手は電車に乗ったときから気づいていたらしい。
 正直、話したくなかったが、なんとなく無視するのもおとなげない感じで、少し話す。おとなびたね、といわれた。大人の人っぽいそういう話し方が、付き合っているときはとても好きで、別れるときにはとてもイヤになっていた。後悔はない。とても優しかった人。決定的に過去の人。
 彼は大人かもしれないが、私はもう、ただ大人というだけの人には全然あこがれない。
 
 心が豊かで、感覚が鋭敏で考えぶかい、賢い人。
 不器用で、まだ知らないことがたくさんあって、でも二人ともそうで、一緒に歩いて行きたい人。そういう人と、もう長いこと一緒にいる。

 それがもちろんしん氏なわけだが、しんちゃんは、今夜は友だちの結婚式。私の大学のクラスメイトでもあるリョウマくんが、酒蔵を会場に結婚式を挙げる日だったのである。
 2年ほど前か、リョウマくんの彼女(=今日の新婦)と一緒に食事(酒?)の席をもったとき、私たち彼の友人は
「リョウマはこんなかわいい子とは、もう二度と出会えまい。
 奴は一生の女運を、彼女で使い果たしたね」
 という意見で一致した。
 そんな彼と彼女が、決して短くはない時間、気持ちをあっためて今日という日を迎えたのは、なんと素晴らしいことだろう! おめでとう。心からこころから、祝福したい。
 しん氏は今日も、酒蔵でお祝いのギターを弾いたはず。

 さて、私はといえば、今夜はシズラーっ子と飲み会。
 きくちんが予約してくれた大名の飲み処、よい店だった! また行きたい。
 地焼酎が豊富。いやー、焼酎っておいしいよねえ。庶民のお酒だ。
 楽しい時間はあっという間。
 いろんな恋。その結末。
 傷つけあうことを、誰が止められるだろう?
 失っても生活は続いてく。
 
 今日のタイトルは、ジャネット・ジャクソンの曲から。
 邦題は、『それが愛というものだから』。
 
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2002年12月13日(金)  just thinking of you

 今日という金曜日、飲み会の場所を確保するために、同期と二人でいったい何十件の店に電話しただろう?
 かなり勉強になった、ボーナスあとの金曜日の夜。

 カクテルも「文蔵(米焼酎。)」も竹筒に入った冷酒もそれらが混ざったのも(!)なんかぐちゃぐちゃにいっぱい飲んだけど、今夜は大丈夫であった。
 
 たくさん笑った飲み会であった。
 うーん、おもしろい人って人生には不可欠だ。
 たくさん笑わせてくれい!
 たくさん笑わせたーい!
 笑わすことと笑わせられること、どっちもいっぱい欲しいよ。
 笑ってほしい。笑わせて。
 たくさんの人と。

 そして、何がなくても、あなたと同じねどこに入れたらいいのに。
 最後には、いつも。
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2002年12月12日(木)  trashy

 会社の飲み誘いを断って、6時半に仕事を終え直帰。
 水・木・金・土と飲み続けるのは、さすがにちょっと・・・。実家じゃなければ、たまにはそんなのもいいけどねぇ。
 いいかげん大人の年齢とはいえ、あまりに連続して家をあけると、やはり親の目が冷たい。
 それに、私は元々、それほど体がタフにできていないのだ。(これほんと。・・・の割に、会社を病欠・病遅刻などしたことないけど・・・)

 森博嗣『数奇にして模型』を買って帰る。
 “数奇にして模型=好きにしてもOK”
 なのだそうだ。苦しい。けど、なかなか考えつかないアイデアだよねえ・・・。
 シリーズ9作目になる。700ページほどの本だ。文庫本とはいえ、ここまで厚くなると、携帯にはちょっと不便。そう、携帯してますから。
 今度こそゆっくり読もうっと。今は100ページくらい。

 TOKIOの新曲(?)クリスマスソングを初めて聴いた。
 なんて健全なこと。あんなに「兄貴」っぽく売ってるのに、あの歌か・・・。あれでいいんですかね。
 毒にも薬にもならないような歌って、困るよなあ(何が?)
 あやや、超かわいい。アイドル好きな私です。

 MDウォークマンでは、昨日からバディ・ガイを久々に。
 ジョニー・ラングと一緒にやってる曲が好き。
 熟練と若さの絶妙なミスマッチがゾクゾクする。
 えーと・・・バディってまだ存命だよね?

 ああ、いろいろ書きたいことがあるがここまで。
 12月の駆け足の、なんと速いこと!  
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2002年12月11日(水)  sesibility for LITTLE thing

 仕事が穏やか〜。10月からこっちずっと忙しかったので、楽園のように(それは言い過ぎだ。)ゆったりと感じる。

 定時で上がって、天神へ。
 チーちゃんナオちゃんと、大名のベリーベリーティフィンで食事。
 こうゆうとこでは、オリジナルカクテルを試します。私だって、いつもいつも日本酒や焼酎ばっかり飲んでるわけではないのです。って誰に言い訳してるのだ?
 
 友だちの何がいいかって、やっぱり話が早い。
 一から十まで説明しなくても、言いたいことを汲んでくれることが多い。
 逆に、しゃべりたいことはたくさん喋っても、すぐに話を変えたりせずにじっくり聞いてくれる。お互いに、そう。
 別に、好きなものとか生活・環境がすごく似てるって友だちは、それほどいないんだけどね。
質問や反応も、ピンポイント。
 まあ、要するに、話が合うってことか。だからこそ友だちなんだけど。

 とある話題でチーちゃんが
「これこれこういう話をしてて、ある人がこれこれこうだ、と言ったのが、なんか新鮮だった」と言う。
 えーと、具体的なことを書いてないけん、何がなんだか読んでる人はわからんかもしれんけど、つまり人との会話の中でその人が言った言葉が新鮮だった、という話で、なるほどなぁと思った。
 
 その人が言った言葉というのも、もちろん聞いてて私にも新鮮だったのだけれど、それを新鮮と感じた彼女の感性が、うれしく楽しかった。
 なにげない会話を、ふーん、と流さず、自分にとってピピッとくるところをちゃんとつかんで、心に留めて私たちに話すちーちゃんを、ちーちゃんらしいと思った。 
 
 感性、という言葉はあまり好きではないのだけど・・・。なんかひけらかす雰囲気がある言葉って気がする、というか。
 少なくとも自分に対しては使いたくない言葉だわ。
 あ、でも、中学の国語の教科書に載ってた、茨木のりこの『自分の感受性くらい』という詩は、とても好き。いまふと思い出した。

 さて、男友達が「ボーナスの5分の1はクリスマス予算」といったのに、びっくり。
 おそらく、8万くらいか。
 いったいどんなクリスマスを過ごすんだろう? プレゼント、食事、ホテルにお泊り、とかすると、それくらいかかるのでしょうね。
 もちろん本人たちが楽しけりゃ、まわりがとやかく言うことじゃないけど・・・。そんなにまでして楽しまなければいけないのかな、そんなにまでしないと楽しめないものかな。
 クリスマスって、そんなにシャカリキになってこなさなきゃならない行事なのかな。と、私としては、思ったりなんかしたのでした。
 だいたい、どちらかの誕生日とか、二人にとっての記念日とかってわけでもないのに、世間中が嬉々としてプレゼント交換をしてるってのが、私にはとんと、わからない。
 それも、ちょっと心ばかりの、というわけじゃなくて、なんか、ものすごく気合が入ったものを贈りあってる人々が多い(のかどうかは知らないが・・・)ってのにびっくりしてしまう。

 まあ、去年のクリスマス前、有馬記念で8000円以上スッたあげくに、やけになって酒とカラオケに走った私なんかに言われたかないでしょう(^-^; 余計なお世話、って話やったね、お互いに。
 
 私のクリスマス予算は、ゼロ円。毎年のことです。しんちゃんも同じ。ごはんを食べに行くとは思うけど、外食(と酒)はいつものことなので・・・。
 
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2002年12月10日(火)  am I runnning?

 息が止まるように寒い一日だった。

 さすがに師走というべきか、
 いや、別に師走は関係ないかもしれないが、仕事が落ち着いてもなんだか慌しい毎日。
 友だちからの誘い、まさに断腸の思いで断ったりしつつも、なんだかいろいろ予定が入る。
 今日も、JAJAの好事家の宴に行きたかったけど行かなくて(やや後悔・・・)、仕事のあとはしずと待ち合わせて頼んでたチケットをもらい、お茶した。
 いや、正確に言うと、お茶して、バイバイっていう、ほんと間際に、チケットという本来の目的を思い出したんだけど・・・。
 
 家に帰って、届いていたコンポをセッティング。
 チョチョイのチョイ。
 でも、どこに置くのがベストか、もうちょっと考えたいかな。
 パソコンにつなぐためのケーブルも買わなきゃ。
 
『今はもうない』の続きを読む。読み終わってしまった。見事にだまされた・・・! そうくるか!という怒りと快感。
 あのシリーズも残り2作と思うと、なんだか寂しくなるなあ。少し、ペースをゆるめようか。簿記の検定が終わってから、一週間に2冊ペースで読んでるってことだもんね。

 友だちと、遊びの予定の連絡など、とりあう。

 そんで、この日記を書きながら、HPをアップップ。
 写真のページなり。
 これねー、しん邸で見つけたもの。
 しんちゃんも、誰かわかんないってサ。
 特にサッカーに詳しい人、どうぞ教えてください。

 なんか、気のせいか、奥歯が痛い・・・? という気が今朝からしてて、だんだんゆるやかに痛くなってきたようで、鏡をみると、あれまァ。 
 ニョッキリと親知らずが。
 2002年、正月から親知らずに悩まされた私だった。
 幕あけと幕ぎれは、呼応するものなんだろうか?
 
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2002年12月09日(月)  you'll be there

 6時に仕事を終える。
 本屋には寄ったけど、こんなに早く仕事が終わって、まっすぐ家に帰るのは、ほんと久しぶり。
 うっほほーい。もちろんアラレちゃんふうに読んでね。

 今日の関東の方々の日記とか読むと、雪、すごいみたいね。
 福岡は降らなかったけど、げに寒き一日であったことよ(詠嘆。)

 駅の2箇所の本屋には置いてなかったので、結局紀伊国屋まで行って、森博嗣のシリーズ8作目『今はもうない』を買う。
 なんてミステリィらしいタイトルなのでしょう。
 200ページくらいまで読んだ。全部で500ページ以上あるので、半分もいってない。おもしろくて思わず寝不足になりそう。ほどほどにしないとな。
 
 3日ほど前に、「ラプソディ」というアメリカの音楽サイトでプログラムをダウンロードした。
 有料コーナーもいっぱいあるが、どうやら、無料でもけっこうな数のインターネットラジオが聞けるようだ。
(何しろ英語なので、説明をちょっと読んだだけじゃ厳密な意味がわかんなかったりするのだけど。)
 これまで、しん氏に教えてもらった、これもアメリカの「radiostorm」というところでインターネットラジオを聴いていたが、このラプソディ、かなりビッグで充実してる。
 さっきまで、「ロック&ソウルクリスマス」という特集の番組を聴きながら、HPの編集をしてた。(それは、明日くらいにUPする・・・予定)
 プレスリー、オーティス・レディング、ダイアナ・ロス、WHO、ラモーンズ、coldplayなどなど、新旧取り混ぜ、クールで渋いロックやソウルのアーティストの、クリスマスソングを流す特集ってわけ。
 今は、クラシックソウルの番組に変えて、カーティス・メイフィールドやスティービー・ワンダーなどを、ゆったり聞いてます。
 「エンピツ」のある方の日記から、知ったサイトです。

 こういうインターネットラジオを、私は有線気分で流すのが好きなんだけど、有線よりどこがいいかっていうと、
 もちろん無料っていうのもありますが、流れてる曲名とアーティスト名が、常時、表示されてるってこと。
「ラプソディ」では、収録アルバム名と、そのアルバムのジャケットまで表示される。そのアーティストの簡単な説明も、表示されてる。(英文だけど。)

 時々、「そういうのって、どこで知ったの?」と言われることがある。情報のこと。
 大雑把に、でも的確にいうと、「好きだから、気になってるから」入ってくるんだよね、情報って。
 だれだって、好きなこと、気になってることに対しては、アンテナがピンと立ってるでしょう?

 だから、
「そういうの、面白そうだとは思うけど、なかなかそういうこと教えてくれる人がいなくって・・・」
 とかいうのは、ちょっと的はずれで、ほんとに知りたいと思ってることは、自然に情報を集めるものなんだよね。そして、情報が情報をよんでいくもの。
 詳しくなるって、そういうことだよね。
『詳しく知ってるからおもしろさをわかってる』のではなくて、『おもしろいと思うから詳しくなった』のだよ。
 たとえば私が、本とか音楽にすこぅし詳しいように思えるかもしれないけど(もちろん、もっともっと詳しくてもっともっと愛情深い人は、ゴマンといる)、それは、純粋に、好きだから。
 当然わたしは、高級ブランドの最新情報とか、お化粧品、あそこの口紅の新色がいつ出るかとか、ぜんぜん知らないわけで。それほど興味がないから。
 
 情報を与えられてから判断するんじゃなくて、まず、好きとか知りたいって気持ちがあるんだよ。
 その気持ちがあったら、もう情報は手に入るもの。いま、こうして日本で生きてるんだから。
 好きだからこそ貪欲になるのよ。そうでしょ?
 
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2002年12月08日(日)  one side and the other side

 ゆうべは、深夜一時から森博嗣『夏のレプリカ』を読み始めて大変なことになった。
 読み終わるまで読み続けること2時間強か? 
 がつんと頭を殴られるような結末。
 目をつぶっても眠れなくなって、4時くらいまで起きていた。
 いつまで、こんなふうに、夢中になって本を読めるだろう?と思う。

 で、起きたのは昼の12時過ぎ。
 ごはんを食べて、掃除洗濯アイロンがけ。
 それほどきれい好きなほうではないと思うが、週末に掃除をしないとどうも坐りが悪い。
 そうじをすると気持ちもサッパリする。それはよく知っている。
 あたりまえのことをあたりまえにきちんとすること、その尊さや素晴らしさ(なんて大げさね。)をわかってる。
 でも、同時に、「それがそんなに大切なこと?」と思う自分もいる。
 たぶん両方の気持ちを抱えて生きていく。これからも。
 人間って・・・。

 さて、今日もランニングをば。
 あれ? まだ平気。まだ走れそう。あれ? れれ?
 という感じで、なんとなく、しかし何と、8.5キロも走ってしまった。これまでで最長距離。
 寒いけれど凍えるほどではなく、風も弱く、曇っていて、今日はジョギングびよりだったのだよね。
 しかし、なんという体調の良さだろう。
 というより、水曜日の突然の嘔吐は、いったいなんだったのだろう? やっぱりシュークリームがあたったのか・・・。

 師走って、定説どおり皆さん忙しいんでしょうか?
 私はもうすっかり「あとは年越すのみ」って気分なので、ぼちぼちHPいじったりしようかな〜なんて考えてます。
 とかいって、明日行ったら、膨大な仕事が用意されてたりしたらどうしよう。 
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2002年12月07日(土)  NOBODY KNOWS

 午後、天神でちょこちょこと買い物。
 来週はすごい寒気団が来るらしいので、防寒具を買おうと思って。
(なんて直球の理由だろう! 自然派と呼んでもらいたい。)
 天神だから当たり前かもしれないが、人が多い。12月だしね。
 いつも見に行くショップからシークレットバーゲンのDMが届いていたのに、天神に着いてからハガキを家に忘れてきたことに気づく。
 が、その旨を店員さんに伝えると、「あ、いいですよ。だいじょうぶです」と言って、ちゃんと30%オフにしてくれた。うれしい。安いものしか買ってないけど。
 ちょっと高めでもいいからセーターぽいものを、と考えていたが、これというものがなかったのでまた次回。
 やっぱりなんでも、惚れこんだものを買いたいものです。

 待ち合わせのため、博多駅へ移動。
 しんちゃん、駅のFMブースのそばにある喫茶店でコーヒーを飲みながら待っていた。私は暑い天神を歩き回っていたので、ソフトクリームにする。なんだか久しぶりに食べた。おいしかった、とても。
 新しい箱崎駅の話など聞く。仮ホームは一晩でできたらしい。広い敷地に、切符を買う機械はたった二つしかなく、行列ができているという。・・・・・。
 
 そして、オープンして1ヶ月強、やっとやっと、ヨドバシカメラへ(私としんちゃんが)上陸!
 えっと、ヨドバシカメラは九州に初上陸なのです。
 JR博多駅から徒歩1分ほどのところに、ででーん!!とできました。

 その印象は、「白い」「広い」「在庫がすごい」
 すごーく白っぽく、明るい店内。
 先に天神のほうに上陸していたビックカメラと比べて、通路がかなり広いく、客が多くても何となくゆったりできる。
 そして、恐ろしいほどに積みあがった在庫! もちろん不良在庫にしないつもりで積んでるんだろう。あれだけ仕入れられるのは、すごいと思った。
 
 念願のコンポを購入! 
 もう安くてコンパクトなラジカセタイプのを買おうと思っていたのだが、さんざん悩んで、ミニコンポにした。
 やっぱりラジカセにはいいデザインがない。そして、コンポを聞き慣れた耳でラジカセにすると、音の悪さに腹が立つだろうという、しん氏との共通見解。いやー、安かった! いい買い物をしたよ。火曜日に届きます。楽しみだな。
 そういえばしん氏同伴でコンポを買うのは、2回目だ・・・。

 しん氏は、キーボードとLANボード(これが何なのか、イマイチよくわからないのだが)を買っていた。
 店内のテレビで、宇多田ヒカルのビデオクリップを流していたのに見入る。
「Wait&See」「光」「traveling」。どれも、全編通して見るのは初めて。ミュージックビデオとは思えないほどに、夢中になって見た。すごいよ! なんてスリリングなんだ。
 
 「光」という歌、「travering」や「SAKURAドロップス」ほど売れなかったようだけど、大好き。
 中でも、この部分の歌詞が前から好きだった。

「先読みのし過ぎなんて意味のないことはやめて
 今日はおいしい物を食べようよ
 未来はずっと先だよ
 僕にも分からない」

 じんとくるなあ。うまいこと書くよなあ。さみしくて明るい。
 この歌のクリップも、ものすごくいいんだよね。洗いものをするのみ。光は日常にあるのでしょう、きっと。 

 あれやこれやと見てまわり、結局、2時間もヨドバシカメラにいた。
 しんちゃんが愛知に行ったら、私、誰と電気屋さんに行くんだろう。たぶん、あんまり行かなくなるんだろうな。女の子と電気屋さんに長居したことはない気がするし。やっぱり、電気モノが好きで詳しい人と一緒に行くのが、断然たのしいし。
 そう考えると、つまんないなー。
 
 さて、その後、おいしいものを食べに行く。
 未来はずっと先。
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2002年12月06日(金)  MY・OWN・ジョウギ と、一匹の子羊

 今日で読み合わせも終了。
 おつかれさま、チームの皆さん。おつかれさま、わたし。
 もうすぐあの報告書も私の手を離れていく。
 
 今日は会社の同期会だった。
 きのうまでの頑張りのおかげで、今日は仕事も早く終わって、開始時間にはちゃんと席につくことができた。
 10月末で辞めた子もきて、久しぶりに同期全員がそろった。
 たらふく食べて、飲んで、しゃべる。楽しかった。
 同期はおんなじ時に入社して(←だから同期というんだけどサ (^-^;))
これまでおんなじ期間、働いてきた。
 でも、もう一人会社を辞めたように、入ってからの道すじは、十人十色だ。
 学校じゃない。みんなが同じ授業やテストを受け、単位を取って、おんなじときに卒業するわけじゃない。
 もう自分に委ねられている。
 全員がそろう飲み会も、もうないかもしれない。どんどん人数は減ってくんだろう。
 どうなっていくのかな。1年後、3年後、5年後、10年後。
 仲間は大切にしながら、でも、自分の道を進んでいかなければいけないな。
 そう思った。
 やっと今2年目だけど、いろんなものが見えてきた。
 責任ある立場にありながら好き嫌いで物事を動かす上司、自分のやってる仕事が一番えらいと思ってる男たち、共通の目標意識に乏しく、結局は命令されることに慣れきった会社の体制。
 
 自分のものさしで判断しなければ、流されるばかりだ。
 
 そして自分を、でたらめなものさしで測らないようにしないとな。
 他人を批判するのは簡単で、自分を戒めることは難しい。
 完全無欠な人間になんてなれるわけないけど、自分のずるさや弱さを、あとからでも、ちゃんと認識しなきゃ。
 自己批判のできる人間にならなきゃ。

◆◇◆ 
 会社では、いろいろな回覧物がまわってくる。
 部署でまわされた、とあるペーパーに、おもしろい文章があった。 

『百匹の羊が居て、99匹は社会のしきたりに従って生きていても、
 一匹の迷える子羊が出てきて、
 そんな息苦しい生き方はイヤだ、自分の感性で生きていたいと思うものです。
 人間はみな、この99匹の部分(生活)と1匹の部分(人生)を持っています。
 この一匹の部分に応えるのが芸術であり、私の場合、それが映画でした』

 とある銀行のエライ人(こういう場合、出典をきちんと明らかにしたほうがいいのかな・・・「ほうじん」というペーパーに載ってた、住友信託銀行特別顧問の、桜井修氏の言葉です)が書いていた。
 特に何も期待せずにめくったページに、こういう文を見つけると、なんだか得をした気分になる。
 99匹分の生活と、1匹分の人生、ねえ。

◆◇◆  
 今日の飲み会では、ビールにフルーツワイン、アイスワイン、酎ハイ、普通の白ワインなど、いろいろ飲んだけど、ほとんど酔わず。
 やっぱり、焼酎のロックとか冷酒って、強いんだなあ。
 ・・・・なんて思いながら、電車に乗り込んで本を開いて読み始めると、列車が動き出した。
 ら、電車を乗り間違えていた。
 いやー、おもしろいなあ、自分。
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2002年12月05日(木)  今年の歌の顔

 朝ごはんと夜ご飯のときだけはテレビをつける。
 今日はFNS歌謡祭をやってたな。
 もうそんな季節なのだ。
 クリスマス、年の瀬、お正月。
 なんかまるで実感ないけど、まだ。
 今年の歌・・・といったら、何を思い浮かべますか?
 私は、「楽園ベイベー」と「光」くらいかなあ。好きだった。
 世間一般で売れた、日本のものでは。
 あ、あと、「亜麻色の髪の乙女」かなあ。それほど好きではないけど。

 そのとき街で流行った歌、っていうのは、その他あふれるほど多いそのとき街で流行ってない歌、に比べると、やっぱり独特。
 自主的に聞こうとしなくても、やっぱりお店とかテレビとかで流れて、たくさんの人が聞くわけじゃない?
 本来その曲がもっているものとは、まったく異質のものも含むようになる気がする。
 どんなに暗い哀しい歌でも、時代とリンクしたという華やかさをまとう、というか。
 どんなに純粋で澄んだ歌でも、ところかまわずあちこちで流され聞かれたという、妙に手垢がついてる感じ、というか。
 たくさんの人に共有されることで、心もち、曲自体が胸を張ってる感じもして。
 とにかく独特。
 
 そういうのを、年末の歌番組で感じることもなく感じながら見るの、わりと好きかもしれない。
 だから見ちゃうのかなー。紅白歌合戦(笑) 懲りずに、毎年。

 そういえば、今日の歌謡祭で、J-FRENDSの歌「LOVE ME ALL OVER」をはじめて聞いたけど、R&B色が強かったので、なんか驚いた。
 R&Bとして聞くと、どこも目新しいところはない歌だったけど。
 あれをジャニーズの面々が並んで歌ってるのが、なんか不思議だった。
 いいんじゃない?て思った。
 抑えた感じで、ジャニーズっぽい予定調和な盛り上がりの全然ない歌で、おお、冒険してるのかな?て思った。
 平井堅って、「楽園」でブレイクしたときは、「男性R&Bボーカリスト」ってイメージを前面に出してたのに、もう今じゃ全然、グルーヴのない歌ばかりを歌ってるのが何か私はいつも気に入らなくて
(どうも易きに流れてるように思えてしかたがないのさね。まあそんなこと、ただの一人の聞き手の感想でしかないからどうでもいいんだけど)、
 ジャニーズに越されてるぞ!なんて思ったりした。
 あと、ケミストリー。いつまで売れるんだか・・・。みんなまだ好きなの? 

 今日は各人の仕事が忙しく、ようやくチームみんながそろって別室(=密室)に入ったのが、6時半。
 それから8時半まで、機関銃をガンガン撃つように早く激しく読み合わせ。
 つ、つかれた・・・・。

 体調はゆうべから悪化することはなく、かといって、そう元気があるわけでもなく、まああとちょっとの辛抱、という調子。
 心配してくださった方々、ありがとうございます。
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2002年12月04日(水)  一寸先は

 カンヅメの水曜日。
 20時に人と待ち合わせていたが20時まで読み合わせが続き、約束を21時に変更。
 微妙に体調が急降下してきて、アイスティーのみを頼んで飲むと、なんのアルコール成分が入っていたのか(いるわけない!)具合が悪くなってきた。
 素早く別れ、電車に乗る。
 足がガクガクして胸がムカムカする。
 何度も飲み込む。
 あー、だめだ。
 途中下車して駅のトイレに駆け込んだ。 
 一気に吐いた。
 夜ご飯は食べていなかったので、昼に食べてだいぶ消化されていたものが、かなり出た。
 うーん、どうしたんだろ?
 カンヅメ効果か?
 吐いたらとりあえず少しおさまった。
 忙しくなかったら、これ幸いと明日は休むのだが、なんせ今週はマラソンで言うと40キロを過ぎたところ。
 完走したい。
 これ書いてる今は、やや胃が気持ち悪い程度で、熱もないし風邪ひいてるわけでもないんだ。
 寝たら治るかな。

 そうそう、昨日の日記に「あさってくらいは寝不足かも」て書いてたけど、思いきり昨日の夜、2時くらいまで本を読んでしまったのだよね。
 今朝の電車の中で読み終わった。『幻惑の死と使徒』。
 睡眠不足だしなあ。やっぱ、疲れてるんだろうなあ。
 
 そんなこんなで、今日はもう寝まっす。おやすみっす。
 
 
 
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2002年12月03日(火)  雨の日はダンスを

 ぼうっと朝ごはんを食べながら、テレビを見ていると、
「宇多田ヒカルが映画『たそがれ清兵衛』に感動」というスポーツ新聞の記事が紹介され、続いて映画のVTRが流れ始めた。
 おっと、いけない! いま、知らせないどくれ!
 と思い(ビデオになったら見ようと思ってるから。)、あわててチャンネルを変える。
 と、宇多田ヒカル本人のVTRメッセージが流れていた。めざましテレビにて。
 新曲をつくってるとか、ネットライブをやるとか、そういうことを言ってた(と、思う)
 全然、派手じゃないんだよね、この子の見た目。そこも好き。
 好きだなあ、宇多田ヒカル。
 本当に音楽を作ることが好きで、頭が良く、考え深くて、自分の立場をきちんと把握してて、暗いこともいっぱい考えてそうで、それでいて明るく、ひとり遊びが得意そう。
 結婚とか関係なく、離婚しても子供つくっても、なんだっていいから、いい音楽をつくって、彼女にとってのいい生きかたをして欲しいなあ、と、なんとなく思う。

 雨だ。
 天気予報があたって、帰りは雨になる。
 くじらの「レインダンス」を口ずさみたくなる。
「レインダンス 雨になれ
 レインダンス 雨になれ
 あなたを待つよ」
 なんてシンプルですてきな歌詞。

 ここ福岡は、水不足が懸念されているのです。
 けっこう、水不足になりやすい地域なんよね。
 私が生まれた年もそうだった。
 高校生のときもけっこうひどい水不足になった。
 そのときは、一般家庭でも、夜10時から朝10時まで、つまり12時間の断水になったのよ。福岡市は。それが何ヶ月も続いたはず、確か。
 大きなポリバケツがすごく売れて、毎晩、水を汲んで備えた。
 高校生の頃わたしは、リンガーハットという九州ではおなじみのチャンポンやさんのチェーン店でアルバイトをしてて、夜2時まで営業してたので、大変だったな。
 夜9時半くらいになったら、お冷のピッチャーとかも下げて。もちろん、業務用の大きな大きなタンクのようなものに、いっぱい水を貯めて。それで料理も飲み水も、洗い水も全部、まかなってた。
 
 雨の通勤とか、もちろんダルいけど、でも水不足解消のためならしかたがない。
 レインダンスを歌って乗り切りましょう。

 仕事では明日から、恐怖の読み合わせ。ううっ・・・缶詰めの日々がまた・・・。でも、缶詰めになるってことは、大詰めなのだ!
 こないだの読み合わせの頃は、ワールドカップ真っ最中だった。
 そういえば今日、レアルマドリード対オリンピア?、やってたね。
 ちらちら見ながらごはんを食べてました。

『幻惑の死と使徒』は、半分ほどまで読み進んでいる。
 この辺から、早く早く犯人が知りたい!て気分が高まってしまうのだよね〜。
 この分だと、あさってあたりは寝不足でしょうか。 
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2002年12月02日(月)  死と再生

 死と再生。
 まあなんて、大上段なタイトルなのでしょう。

 これは、私が敬愛する藤沢周平の自伝『半生の記』(文春文庫)の、最後の章タイトルだ。
 今日、友だちと“若い妻を病気で亡くす”という話をしていて、まず思い出した本。
 昭和2年に山形に生まれた藤沢が、郷里や家族、少年時代、教師や旧友、戦中戦後などについて、淡々と綴っている。

 最後の章「死と再生」では、まだ若い藤沢が当時は重病だった結核の療養生活を終え、ようやく東京で再就職を果たそうかというようなところから始まる。
 安い月給の新聞社に勤めをもつことができた藤沢は、やがて悦子という女性と結婚する。
 貧しくて共稼ぎをしても、若い彼らには平気だった。娯楽といえば映画を見るくらいで、あとは金のかからない散歩をする。長女も生まれ、そういう生活がずっと続くものだと思っていた。
 しかし、長女が生まれて間もなく、妻は腹痛を訴え、近くの病院に通っても治らず、ついに精密検査をしてみると予想もしない末期ガンを宣告されてしまう。
 当時の特効薬を求めて藤沢は病院を訪ね歩くが、特効薬は危険も伴うため使用を禁止している病院もある。やっと、その薬を使える病院を紹介してもらい転院させるが、妻はそれから二月も経たず、昭和38年に妻は亡くなってしまう。28歳。
 
『そのとき私は自分の人生も一緒に終わったように感じた。
 死に至る一部始終を見とどける間には、人には語れないようなこともあった。
 そういう胸もつぶれるような光景と時間を共有した人間に、
 この先どのようなのぞみも再生もあるとは思えなかったのである』
 
 幼い子供を抱えた藤沢は、感傷に浸りすぎることはできず、会社勤めも続ける。が、妻の命を救えなかった無念さや鬱屈した思いを吐き出すように、小説を書き始める。そして、年月が過ぎ立ち直り始める。

『昭和44年の1月に、私は現在の妻、和子と再婚した。(少し略。)
 再婚は倒れる寸前に木にしがみついたという感じでもあったが、気持ちは再婚できるまでに立ち直っていたということだったろう』

 和子は年老いた藤沢の母と、先妻との間の娘を世話し、やがて藤沢は「悲運な先妻にささやかな贈り物が出来たようにも感じた」という、新人文学賞を受けて作家になる。

 そしてこの長くはない最終章「死と再生」は、年を経て、藤沢が後妻の和子と亡くなった妻の墓参りをするところで結ばれる。

『私と結婚しなかったら悦子は死ななかったろうかと、私は思う。
 いまはごく稀に、しかし消えることは泣くふと胸に浮かんでくる悔恨の思いである。 
 だがあれから30年、ここまできてしまえば、もう仕方がない。
(墓の)背後で後始末をしている妻の声が聞こえる。
 28だったものねえ、かわいそうに。さよなら、またくるからね。
 私も妻も年老い、死者も生者も秋の微光に包まれている。』

 年に1・2度、思い出したように読み返すこの本だが、この章を、泣かずに読むことができない。

 藤沢自身も亡くなってもうすぐ5年が経つ。彼がこの世に遺した数多くの作品のひとつが、いま話題の映画「たそがれ清兵衛」の原作なのです。
 私の本屋さんにも、彼の棚と、あとココにも紹介があるので興味のある人はどうぞ・・・。
 
 それからこの本のほかに、小学6年生になる前の春休みに読んだ少女小説「AGE」(著:若木未生。この小説がきっかけで、私は尾崎豊を聞くようになりました。)や、
 大学の社会学の先生が言ってた“悪しき経験主義”の話、
 それに中学生の頃に読んだマンガの、“持つ者は持つことを・・・持たざるものは持たざることを武器にする・・・”という一説などを思い出しました。

 心の中に広がる思い。
 
 そんな月曜日は、週明けからの大残業になる。
 今週こそ(・・・来週半ばまでか・・・)最後のヤマバ。
 それが終わったら、思いきり年末モードに入って毎日定時でピシャリと帰るのだ!! 
 ボーナスももらって暴飲暴食暴音暴読だ!!(←さりげなく韻を踏んでる・・・つもり。)
 などと自分を励まして、遅くなった今夜も、さあ寝る準備をしましょう。
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2002年12月01日(日)  夢のまた夢

 11時に目が覚める。
 そのままベッドで読書。森博嗣『封印再度』読み終わる。トリックはともかく、面白かったなあ。
 うどんとおでんを食べる。テレビでは、福岡国際マラソン。
 掃除。久しぶりに本棚の見直し。森博嗣の本は、厚いので場所をとる。
 ネットサーフィン。「エンピツ」以外で日記を書いていらっしゃるお気に入りの方々のを、久々に見に行く。ギター。
 外へ。簿記検定や学祭などいろいろあってここ1ヶ月ほど週末のランニングを欠かしていた。5キロ走る。
 いったん家に帰って着替え、今度は本屋へ。
『封印再度』の次作『幻惑の死と使徒』を買う。これまた分厚い・・・。
 ほかにもいろいろ物色するが、森熱が落ち着くまでは、ほかの本は買わないだろう。雑誌も買わない! ただ、読みたいものを心にリストアップしておく。
 レンタルCDとビデオコーナーも見る。
 映画が見たいなあ。藤沢周平を愛する私が「たそがれ清兵衛」を見ないでいいものか! 
 ビデオも見たい。でも、今のところ時間が・・・。でも、本当に見たくてたまらなくなったら、時間をつくるものだろうから、まあ放置。今月後半になったら、余裕もできるかもしれないし。
 なのでこちらも、そのときに見ようかなと思うものを、心にリストアップ。
 部屋に戻り、少しだけHPを更新。
 通信教育の課題を一気に片付ける。会社から義務付けられていて、きちんと課題を出して修了しなければ、費用が自己負担になるのだ。毎月、月末は憂鬱。でも、人間なんて強制でもされなければ勉強しないものなので、基本的に、この教育方法は間違っていないと思っている。
 利家とまつを見る。「なにはのことも 夢のまた夢」このフレーズ、好き。
 
 今日から12月なのだった。
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