moonshine  エミ




2002年11月30日(土)  バイバイマシン

 小雨の土曜日、終日、しんちゃんと過ごす。

 私がいま、愛用してるメビウスくんは、今年の3月2日に買ったものですが、
それまでは、しんちゃんのお下がりのパソコンを使っていました。
 2002年も暮れようとしてるけど、この先代のパソコンをしんちゃんが買ったのは、1997年の春。
 そう、もう、すっかりすっかり、陳腐化してしまっています。
 そして古いだけに、ものすごく図体の大きいヤツです。
「もう、捨ててもいいかな、これ?」
 というと、しんちゃん、
「捨てるなら、返して」と言う。
 もちろん、しんちゃんだって、家にパソコンはもっているのです。しかも、既に2台(デスクトップとノート。)
 それでも、要るっていうんだからねえ・・・。しかも、春には愛知に行くって決まってるのに・・・。あんなでっかいもの。
 でも、しんちゃんて、こういう人やんね。彼らしい。
 それで今日は、しんちゃんちまでパソコンを運びました。
 
 すっかり古くなったあの子だけど、あの子のおかげで、パソコンの面白さを知って、HPまで始めた私なのです。
 どうもありがとね。

 底冷えのするしんちゃんちでだらりと楽しく過ごし、夜は焼肉を食べに行った。初めて、焼肉屋さんで、石焼ビビンバを食べた。おいしかったー。
 そして、焼酎50円期間中らしい、としんちゃんが言うので、居酒屋「みのり」へ。
「何杯でも飲んでいいよ! 焼酎なら!」
 と、しんちゃんに言う(私がオゴるわけではないけどサ)。

 8万円を12で割ったらいくらになる?
 えーと、ちょっと難しいね。
 と私が言ったとき、ちょっと酔ってるにもかかわらず、
 すかさず
「とりあえず8を4で割って、3分の1をかければいいんだ」
 と彼が言ったことに妙に感嘆。
 これが理系というものであろうか。

 私はしんちゃんが“情けは人のためならず”という格言の意味を正しく知っていることに驚き、
 彼は私が5次曲線の形まで描けたことに驚いていた。お互いに相手を見くびっている(笑)

 そして帰り、箱崎駅まで一緒に歩いていくと、ななんと、今日で最後の営業! !Σ(◎o◎;)
 そう、明日から、JR箱崎駅は、450メートルほど離れた、新駅舎に移るのです。
(しかも、それに伴って運賃も上がります。博多からだったら片道40円も・・・あこぎ!!)
 この場所に112年間もあったらしい。実は古い駅やったっちゃね! 
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2002年11月29日(金)  みんなひとり

 咳をしてもひとり。
 という詩があるよね。句? 尾崎放哉か。

 今日のライブ@デジャヴ出演者は、みんな、ひとり。弾き語りだった。
 私もひとりで行った。
 7時15分の時点では、「うーんどう急いでもあと2時間はかかるな。」とあきらめながら仕事をしてたのに、7時40分に突然、隣の先輩が片付けに入り始めた。
「えっ帰るんですか〜〜〜?!」と聞くと「うん」だって。(そういえば小さい娘さんの誕生日だったのだ)。
 すかさず、
「えーっじゃあ私も帰りた〜い。仕事終わってないけど・・・。でも明日は、会社来たくな〜い」
 と、ゴネてみる。ほんと、こうやって書くと、ゴネてるとしか言いようがないな。
 言ってみるもので、「わかった、じゃあ残りはやっとくよ」と言ってくれる。わーい!! いや、もともと私が全部やるべき仕事じゃなかったのよね。
 そんな『神様がアタシを見てるのね』的タイミングで奇跡の脱出に成功。8時やや過ぎにデジャヴに着いたのでした。

 マーブルがいたテーブルに一緒に座る。初めて会うかわいい女の子がふたり。二人でデザインチームをやってるんだって。ステッカーとか、見せてもらった。すごい! センスある〜〜〜。みんな、いろんなことやってるんだなあ。
 フランスパンのトーストを頼んで、4人とも貪るように一瞬で食べる。
 
 今日はほんと、心をつかまれたな。
 初めて見た丸さん、声がすごくかっこよくて。見た目もすごくかっこよくて。曲も良くて。うわー、と見入った。途中で「IN MY LIFE」を日本語でやった。私が持ってるのはベット・ミドラーがやってるバージョンだけど、元々は誰の歌なのかな。弾き語りはフォークロック調、ともいえる感じだったので、いきなり「IN MY LIFE」はじまってちょっと驚いた。
 こないだ見たぱるこがやったシンディー・ローパーといい、みんな心の中の宝物に、いろんな音楽あるんだな。

 フラッシュバック9のフラッシュさんの弾き語りも初めて見た。「フラッシュ・ザ・徒歩5分」なんだって。チョコラBBの瓶をマラカスがわりに振ったり。ギターを置いて、カセットでフラッシュバック9のオケを流しながら「カラオケ風です」なんてマイク1本もって歌ったり。ほんと、おもしろいなあ。『ブランコ』が好き。あの雰囲気いいなあ。こないだJAJAでもやったインスト、『赤茶けた・・・(首のうら、だったっけ?)』もいいなあ。哀しい感じなのに熱い、そんなギター。
 そして今日は最後に『いい夢をみたいなら』が聞けた。

 魚座のふじいさんの弾き語りは、ぜひ見たかったもののひとつで。
 初めて見た。かなり内省的でびっくりした。文学肌。言葉の選び方、曲への乗せ方が独特で、のめりこんじゃった。もちろん声がいいしギターもすごくいい音を鳴らす。ものすごく“伝わる”歌を歌うひと。あんな歌をどうやって作るんだろう? 本当に、かなしく、やるせなく、ねじれて、はっとする気持ちにさせる歌だった。自分では決してあんなこと思いつかないけど、聞いたら、わかる気がする歌。想像とは違ったけれど、想像以上だった。私、暗い感じのものも好き。というか、どこかに負の部分が感じられないものに、芯から感動できるだろうか?
 本人も(これは、100%いい意味で)とても羞恥心を感じさせる人だった。でもライブが終わったらみんなに弄られてて、よく笑ってて、それがまたいい感じ。

 ライブの後は、しばらくおしゃべりタイム。
 じゃあね、と別れてしんちゃんとちょっと電話で話して、博多駅までてくてく歩く。もう12時近い。
 でも、あんまり寒くない。
 いい音楽を聴いたあとだし、明日はお休みだし、ひとりでも平気。
 遠くに「博多駅」って赤く光る文字が見えてきた。
 私はこの街でずっと暮らしてきた。見慣れた道々、店々、人々。
 でも、いつか、この街を離れる日が来るかもしれないな。それもまた、いいかもしれないな。
 そんなことを考えてちょっとおセンチ☆な気持ちになってたら、あれれ? 眼前にギターを背負った男の子と、自転車を引いて歩く女の子。
 マーブルとひろのぶくんやん!(彼は今日、デジャヴの前座をつとめた。なつかしく大好きな歌を2曲。)
 さっきバイバイしたばっかりなのに。結局、おんなじ電車で帰った。

 バンドの音はもちろんいいけど、弾き語りもいいな、と思った晩秋の夜だった。
 みんな、ひとりひとり、世界をもってる。それがさらけ出される場。音と心、歌い手と聞き手が、とても近く、向かい合う場。
 
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2002年11月28日(木)  ろくでなし人生

 オエッ。泥酔のあとの一日が終了・・・。
 あんなにつまらない酒を飲んだのは初めてかも。オエッ。「も〜飲むしかない。酔わないでいられるか!!」という状況であった。オエ〜
 しかし飲みすぎはいかん。いかんぞ。と、痛感。
 いつも痛感してるのにねえ・・・。

 信頼する人に、ゆうべのあらましをメールした。
 理解してくれる人がいると思うことは、なんという救いだろう。

 先輩らとお茶して帰る。
 さすがに酒は飲めんかった。大変有意義な会合であった、まる。

 あまりにも忙しいので、この事件については週末に書きます。
 書かずにはいられん! うがーっ!
 
 さて、今日は、なんかいい記事を読んだ。ヤフーニュースにて。
 サッカーのこと。
 ジーコが「30代選手をリストラするJリーグは破滅の危機」と言った、ということ。
「Jリーグは若い選手ばっかりで、何が何だかわからない」というのが、野球に比べてサッカーの30代動員数が増えない理由のひとつ、というところとか、興味深かった。

 今日はメールに忙しい一日だったなあ。オエオエ。
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2002年11月26日(火)  そこにもここにも意志を

 いつも昼食は同期と一緒に食べているが、今日は仕事の関係で時間が少し遅くなったので、ひとりで会社ちかくに食べに行ってみた。
 
 森博嗣のミステリ小説に夢中になっている。
 今朝、シリーズ4冊目『詩的私的ジャック』のいいとこまでいってたので、続きが気になってた。(満員電車の中でも読んでます。)
 ひとりでゆっくりご飯を食べながら、ドキドキワクワクしながら、そして戦慄しながら読んで、読み終わった。
 うううう。
 おもしろい。
 早速、帰りがけに5冊目『封印再度』を買う。
 森博嗣の小説にはどれも英題がつけられているのだが、この「封印再度」に対しての英題は、『who inside』 そう、たぶん密室の話なんでしょうが・・・。邦題、英題、どちらも声に出して読んでみてくださいな。ははは。

 連続殺人事件が起きて、その犯人を捜していく、なんて話に、自分がこんなに夢中になるなんて思わなかった。
 トリックを解くのが大好きってなわけでもない。
 マンガみたいな、日常から遠い設定。
 でも、この人の小説を読んでいると、背筋が伸びる。不思議に元気づけられる。
 流されないで生きようと思う。

 仕事は、準・最悪の日程になった。
 最悪マイナス7日間、日程が早まった。(最悪だったら、当初より14日間早まることになっていた。)

「今週の金曜と、来週の水木金土は、遊ぶ予定入れないでね」
 だって。
 今週の金曜?
 もうバッチリ、予定いれてるよ〜〜〜!!
 しかも来週の土曜まで出勤なのか?!
 ・・・と、ちょっとげんなりしながら、帰ってきました。 
 あーあ。あーあ。
 いろんなこと諦めて、いやな思いもしながら仕事して、あっという間に月日が過ぎて、でも、そうやってるうちに、いつの間にか仕事の力がついていくものなのかな。
 とにかく、意志をもたないと、やってらんない。
 
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2002年11月25日(月)  リリース

 残業と修正を繰り返してきたアレを、ついに脱稿。胸が昂ぶって落ち着かず、思い切って6時半に仕事を上がる。
 充実感、なんてもんじゃなくて、とにかく落ち着かなかった。
 でもまあとにかく、私の手からは離した。
 本屋に寄る。三島由紀夫の十代の頃の書簡集が文庫で出ていた。
 ぱらぱらと立ち読み。
 やっぱり天才なのかなあ。あんな文章。手紙だってのに。
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2002年11月24日(日)  赤いギタリスト

 昨日に引き続き、九大の学祭へ行く。
 学祭、と聞いて私の心にパッと浮かぶのは、「どんな有名人がゲストにくるの?」なんてことじゃなく、運動場や道々に居並ぶ出店の数々でもなく、野外や講堂などに大々的につくられたステージでもなく、暗幕で覆った教室にビール箱組んでつくった高いステージ、そこで文字通りやってる朝から晩までのライブ。

 昨日に引き続き、しんちゃんが二つのバンドに出演。どちらも、学祭の大学生の中では、かなりいい線いってた。
 今日はしんちゃんのギター、非常にかっこよかった。
 そう、しんちゃんて、こんなにうまかったよな〜そういえば、と久々に思い出した(^-^;

 今日、いっこめのバンドは「Staiths」よ、読みにくい・・・。
 いわゆる「学祭バンド」、ふだんは別々のバンドで活動してる人たちが、お祭りの日に「いっちょ、楽しいことやるばい!」というノリで集まることを言います。
 全曲、洋楽のコピーで、やった曲は(昨日と今日、順不同)

 ビートルズ「I Want You (She's So Heavy)」
 THE WHO 「My Generation」
 THE WHO 「Baby Don't You Do It」
 イギー・ポップ「Search and Destroy」
 クーラ・シェイカー「Hush」
 レッドホットチリペッパーズ「Stone Cold Bush」

 という、なかなかパンキッシュなリスト。
 かっこよかった! ひとりひとりがレベル高い。急ごしらえのバンドだけど、さすが全員5回生以上だけある貫禄。いやーこんな曲をキメるのは、難しいよねえ。私、やっぱりこういう曲って好きだな〜と改めて思ったなー。血が騒ぐ・・・。

 二個めのバンドは、「月詠」こ、これも、やや読みにくい・・・ツクヨミと読みます。
 ボーカルは先々々々代の部長で(うっ年取ったな、われわれも・・・)、しんちゃんと同じ学科で寮でも同室だった男です。学生時代は、しん氏のみならず私もいろいろ、世話になった。彼の喉、昨日に比べるとやや疲れぎみだったようだが盛り上げじょうずで、伝えよう!て力をビシビシ放つ。 
 こっちは、オリジナルの曲をやる。
 昨日とは全く違ったセットリストだった。どの曲も、なかなかかっこいいじゃないの! グルーブとファンクの匂い。 
 ボーカルはメンバー紹介の最後にしんちゃんを紹介するとき、「on ギター」じゃなくて、「マイ・ベスト・フレンド」と言って、しんちゃんと二人ならんで肩を組んだ。けっこう胸が詰まった。ぐすん・・・。青春の日々よ・・・! 
 しかし、メンバー紹介のとき、紹介されたパートがソロを弾くのに、ギター以外のときでもギターの音が一番でかく聞こえたぞ、しんちゃんよ 笑。

 今日のしん氏は、音づくりも弾きっぷりも、なかなか持ち味が出てたな。ソロも彼らしく、フィーリングっぽくも、なかなか決まってた。あの安いギターを入学以来、6年間使い続けて、あれだけの音を出すのはエラいと思うよ、ほんとに。
 見に来てくれたマーブルにも言われたけど、しんちゃんて結構はげしい存在感のギター弾くのだよね。大学のサークルの中にいたら、まあ間違いなく、うまいし。
 正統派なギタリスト、って感じ。
 歌心のあるギタリストじゃなくて(一時期ギターボーカルやってたのが嘘のようだ・・・)、まさにギターをギュイギュイ泣かせるタイプです。彼の好きなギタリストは、ジミヘンやレイヴォーンやCHAR。
 好きなことには大熱中する、凝り性でひそかに負けず嫌いの部分が、ギターにはテキメンに出ますなぁ。特に今日は。

 しんちゃんの学祭出演も今回で、つ、ついに、ラスト。
「最後」だなんて思うと、その最初のときから一緒にいたジョーカノ(笑)としちゃあ、感慨もひとしおってもんですな。感傷的にならないようにつとめた。最後なんてありはしない。生きてるかぎり、これから続く続く続くのだ。誰かとわかれてもその人の人生は続いてく。それは一瞬を光らせるよりずっと難しかったりすることなのだ。
 でも、ちょっとね。やや平常心でいられなかったかもね。
 ライブ中、写真いっぱい撮ろうとか思ってたのに、すっかり忘れてたもんなあ。

 月詠の最後の曲では、ボーカルにあおられてステージに上がった部員たちが踊る(と、いうか、暴れる)。
 最後には、しんちゃんもギター持ったままステージから客席(と、いうか、教室の席なんだけど・・・)に飛び込んだ。
 うわっ1メートルはあるステージなんだぞ! 足は大丈夫か〜と一瞬あせったけど、ギターは途切れず、バリバリ弾きまくってる音。
 私の席からは見えにくかったけど、どういう体勢で弾いてたのかね。あおむけか?
 楽しかった。
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2002年11月23日(土)  教室にステージを

 今このタイトルを書いて思った、10年以上前だと思うが、紡木たくが書いた「机をステージに」ってマンガがあったよね。少女マンガなのに、女の子の目がちっちゃい!!という点でちょっと衝撃の漫画家だった。似たふうの絵柄で、いくえみ綾という人のほうが好きだったけど・・・。

 いきなり逸れたけど、今週末は九大の学園祭。溶けるように眠い中、早起きして(っていっても9時過ぎだが・・・)行くことにする。
 なつかしい六本松キャンパス。
 学園祭の風景は変わらない。変わったのは私だ。なつかしいと感じる私だ。

 113番教室が、毎年Qフォーク部のライブ会場。
 朝から晩まで3日間まるまる、途切れることなくライブをやってます。
 ビール箱組んでダンボール敷いて、1メートルほども高さのあるステージつくって。窓一面に暗幕を張って。ちゃんとした照明器具やでっかいスピーカー、もってきて。大変だけど楽しい作業で、教室がライブハウスに様変わり。手作りだけどなかなか立派です。なつかしいな。ミラーボールまであって。
 
 しんちゃんのバンドが、この教室でひとつ。それとは別に、野外の(要するに運動場)ステージでもひとつ。どちらもかっこよかったねえ。予想以上に楽しかった。リズム隊がぴしゃっとしてて、ボーカルが前面に出るキャラで。ボーカルって、やっぱ、声が良かったり歌がうまいほうがいいのはもちろん、踊るのが上手な人がいいねえ。客の目を集める人が。
 しんちゃんは自分のギターに満足いかなかったらしく、へこみぎみだったけど。まあしんちゃんて、雰囲気で弾くタイプだから(←けっこう適当なのかも)そのときどきで違うんだよな・・・。今日は全体的にギターのボリュームが小さかったような。しんちゃんの音作り、だいたいいつも好きなんだけど、今日はいい音が聞こえては、聞こえなくなるといった感じだった。
 特に野外は難しいね。また明日に期待。

 なつかしい顔、久々の人びととあいさつしたり、しゃべったり。みんな変わってないけど、現役の大学生(学部生)たちの中にいると、やっぱりチクと、もう違うね。大人っぽいというかふけたというか。。。まあ私も含めて。
 あ、でも私、一人でフラッと歩いてたら、たちまちいろんなサークルの食べ物宣伝隊につかまってしゃべって食べたけど、24歳っていったらエーッて言われたよ。社会人?! ほんと?って。
 ゴキゲンになってしんちゃんに報告すると、「誰にでもそう言うっちゃろ。商売しようっちゃけん」とつれない返事・・・。

 途中、ゲストとして、福岡のいろんなライブハウスでやってるシュンゴエクスプロージョンも出た。さすがのステージに、客の入りも上々。タダ同然(100円)で見られることなんて、滅多にないもんね! ビバ学祭。ああいう人たちもさ、教室でやることなんてあんまりないだろうから、楽しかったんじゃないかな? 客は大学生がメインだし。

 明日も楽しみやねー。
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2002年11月22日(金)  やっと会えたね。

 やれやれ。やっと一週間おわったよ。
 きつかった。
 来週の前半にひとやま。
 上のほうで検討してる事項、どうかどうか、最悪の事態になりませんように。最悪の事態(激激多忙スケジュール)になる確率、30%てとこかな。そうなったら12月上旬は日記もあきらめます(;д;)

 今日はライブに行くのをとりやめて(ど〜せ間に合わんかったし)、急遽、関東から来たスナフご夫妻とプチ飲み会。
 ぜひとも「あうんぬくぬくや」に連れていってあげたかったけど、予約で満席・・・。さかな市場へ行く。が、旦那さまのほうが、お刺身が苦手だと判明(*_*) しかも、私が8時の約束にも仕事が終わらず間に合わなくて、ほんと、バタバタして申し訳なかった。ごめんなさーい・・・。
 でも、とっても楽しかった♪
 スナフちは、私が大学生だった頃のアルバイト先にも、2回ほどご飯を食べに来てくれたことがある。ゆっくりご一緒したのは初めてだけど、気がつけばもう3年近くのおつきあい。話がはずんだ。年上の方に失礼かもしれないけど、スナフちてほんと、かわいらしくて、なんかずっと見つめてしまった^^
 とってもお似合いのご夫婦。そう、「夫婦だなあ・・・」という感じがしみじみした。よいなあ。奥さんが日本酒ガンガン飲んでて、旦那さんがオレンジジュースってのもステキ☆ 
 民生ライブを終えたQさんも駆けつけて、さらに場は盛り上がる。
 聞く話聞く話、おもしろくって、あっという間の時間だった。
 不思議だなあ。出会いってすばらしい。これからもよろしくね。
 
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2002年11月21日(木)  ゆうべのライブと今夜のワイン

 楽しかった夜、その翌日の仕事はつらい。
 それでも、社外団体とのレビューという(私の中での)大きなひとやまを越えて、次の峰はまたすぐそこに迫りつつも、今日は早めに・・・と8時に会社を出ようとすると、とある先輩に@「軽く一杯?」と誘われる。
 思わず、ノコノコついていく。(この辺が・・・)
 でも、同じ環境にいる同性の人に、最近感じていた仕事上のことなど、ひとしきり話して、ちょっとスッキリした。
 わかってる人はわかってくれてる、と思う。
 しかも、軽いコース、オゴリでしたし。 食前のシェリー酒(シェリーといえば尾崎豊ですが、シェリーって食前酒?)と、ワインボトル1本つき。
 今日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日だったんですって? 
 いやー、ゆうべとはまた違った意味で、潤った。ゲンキン・・・。

 そんなわけで、今の私には、ほどよくアルコールが入っておりますが。
 
 ゆうべのライブ。
 最初のバンドは、若かった・・・!
 若くて青くて、ひとこともしゃべらず、立て続けに4曲。まさにJ−ROCK。ちょっとつらいなーなんて思って聞いてて、ボーカルがやっと曲の合間にしゃべると、何とも毒っ気なしのいいコで、これまた拍子抜けした。
 若いんだから、自分たちが信じた音楽やって、演奏がまだ一流でもなくて、客がどういう反応でも、もっとギスギス尖ってもいいんじゃないのかな、なんて逆に思ったくらい。でも、がんばってた。
 ウーララの尖り方とか、かっこよかったよ。なんて、ウーララは演奏も一流だけど・・・。そういえばこの日はウーララのボーカルの赤星さん(だよね?)がドリンク担当してて、「ウーララの方ですよね?」って話しかけてみたら、これが尖って飛ばすステージとはうってかわって、いい人だった。心憎いほどのこのギャップ、さすが。
 最近、いいライブばっかり見てきたから、正直あらさや青さが目に付くけど、“伝わるライブ”するのはそれだけ難しいことだよなあ、と思った。


 2番目がフラッシュバック9。一ヶ月ぶりだった。
 ここんとこの定番、フラッシュバック9のテーマ(と、私が勝手に思っている)「♪ギターとベースとドラムそろったら〜♪」って歌ではなくて、
 フラッシュさんのソロの『ブランコ』で始まった。
 おお、そうくるか!という感じ。
 ギターパンダとのツアーのときなどの、まさに「ザ・ベスト・オブ・フラッシュバック9」という感じのセットリストとはだいぶ違って、もしかしたら、お客さんもちょっとついていききれない感があったかも。
 私も含めて、固定客ってのはこの辺、勝手かも・・・ってところがあって、いつも同じような曲順や雰囲気だったらそれはそれで違うものを求めるだろうし、かといってこういう、定番をくずす感じだと、妙な消化不良感が残ったり。
 確かに私も、最後に「いい夢をみたいなら」が聞きたかったといえないことはない。
 でも、絶対、何かちょっと新しいもの、いつもと違うものを見せようとするほうが、いい。どんなことでも同じだろう。
 この日のフラッシュバック9は、甘さやほのぼの感を少し抑えて、ガッと発散するのとグッと内面に向かうのの2本立てだった。
(↑ガッとかグッとか、なんかこの文、まるで長嶋さんだな 笑)
 これからこういう方向に行くのかな。たまには、ってことなのかな。どっちでもいい。やりたいようにやってくれたら。それを好きかどうかは、あとは聞き手に委ねられる問題だ。
 ギターに聞きほれた。
 最後の曲は「のびたの決意」で、この曲の、せつないギリギリみたいなフラッシュさんのソロの後で、ダンッとドラム・ベースが入るとこの、一瞬の緊張感の気持ちよさ! 耳がそこを待って、「キた!」という瞬間、わーっと熱くなる。

 最後は、ぱるこ。
 大人の男の人ひとりの、エレアコ弾き語り。噂もきいたことなく、先入観まったくなしで聞いた。CD発売記念だったらしい。
 1曲目で、ああ、いい感じだ絶対、この人。と、もう、すぐにわかった。こういう勘は、だいぶ冴えてきた。
 声が良くて、いかにもってギターの音。風貌も素朴ながら味がある。シンプルでほどよいせつなさの曲、歌詞。
 さりげなーく、「こんばんは、オジー・オズボーンです」なんて言ってた。「こんばんは、ディープ・パープルです」とも。あはは。
 
『HAT FULL OF STARS』の日本語版ひきがたりもあった。
 おお、ここでこんな歌、聞けるとは!と驚いて嬉しかった。
 同名タイトルのシンディー・ローパーのアルバム、持ってます。高校生のときに買った。なつかし〜。訳は自分でしたのかな。忠実な訳だった。
 シンディーの曲は、舌足らずで甘くてヘタウマ?という印象もあるが、難しいので(もっとも、この歌の原曲は、違う人がやってるらしいが・・・)、男の人が歌うには、ちょっと不安定ではあったかも。でも、大好きな歌だったので、きゅんとした。

 最後の曲が、今回のアルバムタイトルにもなっている曲で、「街をいろどる声」というタイトルだと聞いて、すごーく、腑に落ちた! それまでやってきた曲たちのイメージが、「街」ってキーワードに集約された。
 不特定のたくさんの人が行きかう町、その、せわしくてちょっと寂しい感じ、それでいて、街で生きてくしかない人々のあったかい悲しい感じがぼわわんと伝わる人だった。
 
 そいで明日もフラッシュバック9はライブがある。天神のプレアデスで、イベント。かなり行きたいけど、仕事がなあ・・・。
 大詰めだからしかたないけど、最近の仕事はほんとにきつく、だからこそ楽しいことに参加したいものだが、どうにも、ままなりまへん。ニントモカントモ。
 
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2002年11月20日(水)  うるおい、しみこむ

 と、化粧水か美容液のキャッチコピー(だとしたら、えらく安直か・・・)のようなタイトルにしてみた。

 シズちゃんと、ライブに行ってきた。@西新JAJA。
 仕事、あやうく抜けられない雰囲気になりかけて焦ったが、なんとか7時過ぎに退社。おちおち約束もできないなぁ・・・。

 今日のライブは、なかなかよかったな。
 感想を書きたいが、いま書くと(現在AM1:30)走り書きになってしまいそうなので、ちょっとあっためて、あした書くことにしましょう。

 仕事がきつくて、けっこうツラい毎日だ。
 もっと忙しい人もいっぱいいるだろうに、もっとすごい仕事やってる人なんて、そりゃあそりゃあイッパイいるだろうに、愚痴ばかり書くようで気がひけるけど、きついです・・・。
 またかよー、とか、んなこと言われても・・・とか、あーん進まないよーとか、うそ! あたしのバカバカ!! とか、
 やや、くじけぎみ、へこみぎみです。
 
 そういう日々なので、生で、よい音楽を聴いて、ハラリとしたね。いや、泣いてないけど。
 心が潤った、ほんとうに。中までしみこんだ。
 こうやって好きなものに触れて盛り返すのは、いいね。
 ライブはいいね。音楽はいいね。

 そいで、おうちに帰ってメールチェックやBBSを見ると、書き込みあったりして。
 ありがとう。

 考えることって難しく、だからこそ、面白いよね。
 昨日の日記で書いた問題の答えはBBSに。
 と、わざわざサイトまで足を運ばせるような、イヤなやりくちですね。
 だって来て欲しいんだもんねー。
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2002年11月19日(火)  それが答えだ!

 そうです
 考えてみればミスの季節なのです。
 帳簿の間違いなどは一ヶ月くらい経って発覚するもの。
 10月になって決算に追われ、ついつい日ごろの伝票に注意がおろそかになったり、チーム内のチェック機能もはたらかなくなる、
 そういうツケが廻ってくるのがこの季節(半年前もそうだった。)
 今日もやられました・・・。
 
 おまけに今日は5時から新役員とのグループ面談
 これがまた、あやしゅうこそものぐるおしけれ(意味不明。こそ・・・けれ、係り結びの法則、はいココ試験に出るよ〜)っていうか、けっこう不愉快に。
 株でいったら、あの人に対して評価損を計上した、私の中で。
 私たちにも自我というもの、自尊心というものがあるのです。恥を知れ!
 
 そして、当たり前の話、気分が乗ろうと乗るまいと、仕事は待ってくれません。
 今日も9時まで残業。毎日は続く。睡眠不足で。

 何だか今日は泣きたいくらいに腹が立ち、腹が立ちながらも周りを見ると心が落ち着いた。
 こんなにも心が昂ぶるくらいに一生懸命やってるんだ、と、そのことには少し満足してもいいだろうと思う。私の日々はのんべんだらりと惰性では続いていない。
 自分の心の針がどっちに向いてるのか、それを常に意識しよう。
 
 ゆうべは12時半近くになって、もう寝よう・・・と思いつつ、ちょっとだけ、とベッドで本を開いた。森博嗣『笑わない数学者』
 いけないいけない、と思いながらもやめられず、ああ、やばい、もうすぐ人が死ぬ(ミステリ小説なので。)、そこまで読んだら絶対やめられない、というところで辛うじてストップ。1時半でした。
 今日は絶対読まないぞ、と誓っていたのだが・・・。いざベッドに入ると・・・。ああ・・・。自制心に自信がない・・・。

 その小説中で出てきた問題
 ちょっと頭の体操です。

「10が二つ、4が二つある。
 どんな順番でもよいから、これらを全部つかって、
 足したり引いたり、掛けたり割ったりして、
 答えを24にしたまえ」

 わかった方は掲示板にでも書き込んでってくださいな
 ちなみに私はこういう問題が大の苦手です。
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2002年11月18日(月)  かっぱかっぱ

 自分のうっかりミスで、朝からバタバタ。すっかり消耗する。
 きれいな言い方じゃないけど、やっぱりケツ拭いてくれるのって、上の人だなあ。
 いつも感謝してます、先輩! って、ここで言っても見てないけど(っていうか、見てたらすっごいヤだ。)
 かわいくない後輩にならないよう、もっともっと深いとこまで連れてってもらえるようにしなきゃな。してるつもりだけど。

 その後は、持ち直す。
 
 昨日受験した簿記の検定の解答がネットにのってるの見たけど、かなり微妙な線までいってる・・・! 
 いい線までは行ってないけど(^ー^;A
 70点いくかいってないか、ってとこっぽいなァ。
 まあ、好意的にみたらいってるってぐらいで、多分いってないでしょう。
 精算表とか完璧に出来てるけどなあ。
 やっぱ実務に無い部分が全然ダメ。あと、実務と検定に違いがあるところ。
 
 くじらの「KAPPA」がお気に入り。
 トラックといい歌の入りといい詩といいコーラスといい独特で。
 何より、サビでガラッと変わるとこ。
 どうやったらあ〜なるのだ? 気持ち悪さが気持ちいい〜〜〜
 ♪カッパ カッパ 踊るよ カッパ 
  靴を脱いでいっしょに〜♪
 はて、靴を脱ぐのは誰だろな???

 まだまだゆっくり本が読める秋の夜は遠い・・・。
 
 
 
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2002年11月17日(日)  生涯の恋人

 試験の日曜日、すっかり開き直った朝は、特にジタバタ参考書をめくったりもせず、のんびりご飯を食べて出発。
 外に出ると、雲ひとつない青空じゃないの。
 陽のあたるところはあったかくて、小春日和とはこのことね。
  
 福岡大学にて受験。
 わからないなりに一応答案をつくって(もう、やけっぱちのパズル気分で適当に数字を埋めてった)、時間がきて、ふと我に返ると、ワー、アハハ・・・と中庭のあたりからはしゃいだ声がする。
 大学だけど、日曜だし近所の子供が来て遊びまわってるのかな・・・?と思って窓の外を見ると、遊んでいるのはまさに大学生でした。どうもかくれんぼと鬼ごっこがまざったような遊びをしてるようで、走り回っては息をきらして歩いたり、追いかけたり。
 んー、平和だなあ。

 この日記をいつも読んでくれてる人には、おなじみ(かもしれない)、私の相棒のしんちゃんですが、春から仕事で愛知に行くことになりました。
 まだいまいちピンとこないなりに、既にさみしい。
 先週の火曜に判明して、その日のレッチリのライブの前に知らされました。それもあって、本当に、夢の中にいるようなライブだったよ、まったくよぅ。夢のように楽しく、得がたいときだった。

 しんちゃんと付き合い始めたのが19歳の秋で、次の春から私がマンションを借りて、二年間ほぼ一緒に暮らした。
 いま、私たちは24歳。
 書けないようなキツいことも、まあそれなりにあったけど、今も変わらず仲良し。
 お金が無くても、どこに行かなくても、同じ部屋にいて別々のことをしてても、どれだけずうっと一緒にいても、しっくりくるのが二人だと思っていたのに。
 福岡−愛知間なんて、それほどの距離でもないけれど、やっぱり会いたいと思ったときにすぐに会えるとこじゃない。お互い仕事もあるんだし。
 距離が開くことで、一緒に出来なくなるいろんなことや、寂しかったり不安になったり、めんどくさくなったり(笑)する、そういう様々な気持ちを想像して(←そう、こういうことを具体的に次々と想像するのは得意だったりして ^^;)、けっこうしゅんとした。
 まあ、私にとって一緒に行くっていう選択肢は当分ないし、しんちゃんにとっては新しいおめでたい出発なんだから、寂しがってばかりもいられませんな。

「胸焦がす情熱は 過ぎ去っても
 今も 誰かに あなたのこと話す時には
 声が 知らずに やさしくなる
 静かな 静かな この気持ちを 何と呼べばいい?」

吉田美和 “生涯の恋人”


 周りには、遠距離の恋を実らせた人も終わらせた人もいろいろいる。私たちはどうなるんだろうね。
 自分の気持ちが案外あっさり変わることも知ってる。
 しんちゃんだって、しゃちほこのようにピチピチした(?)名古屋美人にクラリといくかもしれません。

 でも、お金もないクルマもない、閉塞感と希望がごちゃまぜになった若くて青い二人の日々が、お互いにちょこっとずつ大人になりながら、まるまる5年も続いてる、その今は、真実なのだよね。
 いろんなことを感じられる、自由な心の若い時間を、こんなにも仲良くなれる人と一緒に過ごせてよかった。すごいことだ。
 いつか別れてしまうとしても、そのときにたくさん泣いて傷つけあったとしても、やっぱりしんちゃんは私の心の、生涯の恋人だろう・・・と、思う。

 と、なんかもうお別れみたいな文章を書いとるな、わたしャ。
 そんなわけで、春からは私にとっても、新しい日々になりそうです。
 日記の10000ヒットのときに、「花も嵐も」てタイトルで書いたけど、ほんと、嵐は突然やってくるもの。
 こりゃ目が離せませんな。
 そして、しんちゃんは、私のこのかわいい気持ちを、心して受け止めるように。いいね?
  
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2002年11月16日(土)  未熟モノめ。もっと考えなさい。

 明日は試験だっていうのに、ちっとも勉強欲が湧かず。
 問題集とか見ても、
「と、とても一夜漬けでは・・・」と、いう感じ。
 是非もなし。もはやこれまで・・・。なんて。

 10月に入ってからというもの、ずっと仕事が忙しく、勉強をする時間もなかなかとれなかった。
 まあ、しかたないかな。
 また試験はあるんだし。
 また次回、受ければいいし。

 なんて、自分を許すのは実は簡単なことで。
「自分はごまかせない」「自分に嘘はつけない」
 なんてよく言うけど、人間、誰だって自分がかわいいもので、自分に言い訳して許してもらうのは、日常茶飯事だったりする。
 いいんじゃない? 
 がんばってるんじゃない?
 しかたないんじゃない? 
 なあなあな自分との関係。

 ほんとにがんばった?
 もっとがんばれたんじゃない?
 あと30分、15分でも、やれたんじゃない?
 また今日も、ごまかしてない?
 そんなふうに自分を厳しく問い詰めることが、どれくらいありますか?
(註・自分に言ってます)

 時間がないからじゃない。
 忙しい。そりゃ忙しいよ。
 でも、本当にやらなければならないことなら、
 本当にやりたいことなら、
 やらずには、いられないはずだ。
 もうとっくに、始めてるはずだ。
 それができていないのは、まだ本当に追い詰められていないからだ。
 
 やりたくないけれど、どう考えてもやらなきゃいけないこと、
 漠然とやりたいと思っているけど、なかなか始められないこと、
 そのどっちにしても、本気だったら、真剣に考えるはずだ。
 実行を難しくする、様々な生活のうえでのしがらみを泳ぎきって、どうやって実現したらいいのか。
 どうやって時間をつくる?
 実現のためにどういう計画を立てる?
 くじけそうな心をどうやって励ます?

 物事にはもちろん勢いでやってしまえるものもあるけど、そうじゃないものもあるから。
 そういうものを実行できてないのは、時間がないとかそういうことじゃなくて、そもそもの考えが足りてないときが多いのだと思う。
 
 決算で忙しいのはわかっとったやん?! 
 残業とか、休日出勤とか、あるってわかっとったやん?!
 友だちの結婚式とかそのお祝いの準備とか、ライブに行かずにはいられない自分、飲みに誘われたら断れない自分、そんなの全部、わかっとったはずやん?!
 そのうえでどうやって勉強するか、考えとったと?!
 始めっから、本気やなかったやろ。
 落ちたって誰に怒られるわけでも迷惑かけるわけでもないし、まーいっかって思っとったやろ?!

 ・・・まー、確かに、今回合格しなければならないってものでもないんだけど。
 決算も落ち着いてる次回の2月に受けることにしよっかな、って、ちょっと迷ったときに、
「いや待てよ、最初から棄権して楽になるより、
『自分で決めたのにまだ達成してないことがあるんだぞ』
 ってことを忘れないように、やっぱり受けるって枷を自分につけといたほうがいいかな」
 と思って申し込んだ、という経緯だったけど。

 でも、やっぱり自分を責めよう。
 誰にも迷惑をかけない、誰のためでもないことだから、誰も叱ってくれないし、誰も頼れないもんね。
 しっかりしなさい! わたし。
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2002年11月15日(金)  音の海

 なんとか今週中にするべき資料の叩き台が完成ー! ふう。
 けっこう苦労したのに、まだ叩き台だもんなぁ・・・くそぅ。きついぜ。
 そして月次の資料がまだ終わってないし、次の資料の叩き台もつくらなきゃいけないし。
 まあ来週が山場かな。(←ってなんか、毎週のようにこんなこと言ってるような・・・)

 日曜日が試験なので、金曜日だけど直帰した。なんて言っても仕事終わって帰ってきたのは8時すぎだけど・・・。
 今週は火曜からぜんっぜん、勉強できなかった。ライブと(これは、自分で入れた予定だけどさ。でも、半年前からチケット取ってたんだし!)残業でキツくて。もう棄権したいくらいだ(涙) いや、受けるけどね。受験料払っちゃってるし。

 夜ご飯を食べてる間だけ、ミュージックステーションを見る。
 Do As Infinityの曲が、けっこういい感じだった。ちょっとソウルを感じたね。そのあとのLIVはひどくて、けっこう不愉快になった(^-^; 音楽ですから、すきずきあるんでしょうが、あれはいただけないなー。
 などと思って見てて、そのあとしんちゃんと電話で話したら、なんかほぼ同じ意見。

 先月にライブを2回見たギターパンダ、一ヶ月以上経って、やっぱりどうしてもCDが欲しくなって、通信販売を申し込んでいたのが、早速届いていた。
「ロックンロールギタリスト」というアルバム。
 ライブで聞いて好きだった曲が何曲か入っている。詞も曲もいいなあ。
 
 売れている音楽にはもちろんいいのがいっぱいあるけど、セールスとは関係なく、ピカピカの新譜でなくても、いい音楽は無限のようにあるよなあ。
 音楽が好きでやっている人、すごくいい音楽を、ずっと続けてる人がいるということ。
 そして、テレビにも出ないし街でも流れないそんな音楽を、好きでずっと静かに、熱く、応援している人がいるということ。
 そんな隠された宝物のような音楽をコッソリ見つけて、「わー、いい音楽だー! 好きだー!」と心から思える自分がいること。 
 そういうことのすべてに励まされ、どこかで支えられている。

 FTPを使って、しんちゃんが立てたサーバーから、彼のパソコンの中の音楽フォルダの一つをダウンロードさせてもらう。
 15曲。そのうち5曲は、私も音源を持ってるんだけど。
 彼に以前教えてもらってダウンロードしたアプリケーション「Winamp」にて、次々聞く。
 かっちょいい曲ばっかり。フォルダの中には、ちゃんと歌詞のテキストも入ってた。全部英語だから、意味が完璧にわかるわけじゃないけど・・・。
 しんちゃんて、こういう、自分の好きなことに対してぐっと熱心なところがあるのよね。何かに心を傾ける情熱がある人と一緒に、いいものに対して「いい!」と感動しあえるとこ、しんちゃんと私の関係で好きなとこだ。

 壊れかけのラジオ、もといコンポには、3枚のCDが入ってる。
 くじらが2枚と、レッチリ。
 オートチェンジャーって、私にとっては超魅力的な装置なんだけど、思ったとおりココから壊れていったようだ、どうも。
 来月新しいものを買おうと思ってるけど、もうオートチェンジャーはやめたほうがいいかなあ。ラジカセタイプにしちゃおうかなあ。どうしようかなあ。

 パソコンのハードディスクの中と、CD&DVDドライブ。
 コンポの中に3枚のCDと、1枚のMD。
 MDウォークマン。
 インターネットで聞ける無数の音楽。
 音楽環境はどんどん良くなってって、私はそれらをけっこう活用してるほうだと思う。
 けど、音楽ソフトの売上は低迷の一途。一途ではないのかな?
 もちろん、レンタルとかダウンロードとかインターネットなどが発達してるからってのもあるけど、やっぱり、生活の中で音楽の占める割合って、そんなに大きくないものなのかな?なんて思ったりもする。

 私は、尾崎豊の『路上のルール』っていう歌がすごく好きで、サビの
街の明かりの下では誰もが目を閉じ 闇さまよってる
 あくせく流す汗と音楽だけはやむことがなかった

 という歌詞が、いまこうやって書くだけで切なくなるほど好き。
 明かりに溢れた街でも、本当のことはなかなか見えない。
 生活のための労働はやめることはできないから、汗が流れ続ける。
 でも、音楽も、心の中ではやむことがないんだよ。大事な音楽は、離さない。
 そういう歌詞。
 音楽は、生活の中で欠かせないささやかな幸せ、そうも取れるし、尾崎にとってはそれが、逃れられない宿命みたいにつらいものでもあったんだろうな、と思う・・・。
 10代でこんな歌詞を書いて、何かを失いながら疾走するような曲を作って乗せた尾崎、やっぱり凄いな。すさまじい。 
 
 えっと、話が逸れたけど・・・。
 わざわざ家に帰ってからの時間に、テレビをつけるんじゃなくて音楽を鳴らす人って、どれくらいいるのかな。案外いないものなのかな。
 アメリカでは、5%のミュージシャンが国全体の音楽産業の95%を売り上げてるって、雑誌で読んだ。日本もそんなものなのかな。
 いいものっていっぱいあるのにね。
 まあ、いっか・・・。世の中のいいもの全てに触れられるなんてそんなこと、短くて忙しい人間の一生であるわけがないもんね。
 私だって、すくいあげていないものはたくさんあるんだし。
 
 何を長々と書いてるんだろう?
 ともかく、私は今日も、音の海にゆらゆら浮かびながら寝るのです。

(この日記、ジャンル登録は「読書」だってのに、最近音楽の話が多いな・・・。読書は、あさっての夜に解禁です。いまは禁本令施行中。)
 
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2002年11月14日(木)  ブリーフに感激する人々

 ライブに行った日から、2ちゃん★るでレッチリのスレッド(掲示板)をチェックしてるんだけど、これが面白い。
 ライブ直後から、続々と
「こんな曲やった」「こんなパフォーマンスがあった」「アンコールはどんなだった」
 とか、生で情報がどんどん入る。
 
 それに、2ちゃんはひどいとこもいっぱいあるけど、ここはかなり優良スレッドで煽りや荒らしも少ない。
「福岡組、おつかれ!」とか、
「名古屋組、楽しんできてね!」なんて言葉のかけあいも沢山あるわ、
「ここの掲示板いいやつばっかりだねー!」とか、
「レッチリも、ここの掲示板の奴らも大好き!」とかって素直な書き込みもいっぱいあるわ。
 いやー、これもレッチリの偉大さだ!
 こんなに2ちゃんで叩かれてない、こんな大物ってなかなかおらんよ。まー、今がツアー中だから、テンションあがって煽りや荒らしが駆逐されてるんだろうけど・・・
 
「福岡、C−1ブロックにいたよ」
 なんて書き込みが入ると、「おれも!」「おれも!!」なんて書き込みが続いて、
 あのブロックは客のノリが良かっただの悪かっただの、あのブロックはベースに近すぎてベース音がでかすぎただの、自分が味わった以外の、あのライブのいろんなことがわかる。
 カチンとくる書き込みや、「あー見るに耐えない」なんて書き込みもあるけど、2ちゃんの情報の早さや多さはすごいと思う。
 やっぱり全否定なんてできないね。

 でも、レッチリのスレッドときたら、
「フリーのブリーフ一枚の姿が見られた〜感激!!!」だとか
「ブリーフ一枚で逆立ち、見たかった〜!!!」だとか
「跳びすぎて筋肉痛・・・」だとか、
 オモロいよね。40歳のオジサンのブリーフ姿を見て、こんなにみんなが喜んでるんだから。レッチリばんざーい!!

 さてさて、ライブを思い出すと興奮してくるのですが、
 一日の軽く半分以上を会社で過ごしてる私、やれやれ、キツいのう。
 元気を出さねば。
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2002年11月13日(水)  まだたりないからもっと

 仕事がたんまり。9時まで粘ってもなかなか思うように進んでいかない。
 明日あさってでどこまでやれるのやら。
 おうちに帰ってごはんを食べてお風呂に入っただけでもう11時じゃないの。あー。
 
 8時を過ぎた会社で、あーでもないこーでもないと、先輩と検討しながら興味深い話を聞く。興味深いながらも、またうちの会社にがっかり。
 仕事の進め方に反感をかわれることが多いうちの部長だが、彼のよいところは、自分の部下を的確に、評価すべきところはきちんとしているところだと思う。救いというか。

 何気ないひとことにその人を見るのが私は好き。
 でも、なにげない一言にイヤな印象をもってしまったら、それは払拭される日がこないかとできるだけ心待ちにして、その後はさらに冷静に相手をみつめたい。
 あまりにも単純に、自分の基準だけで他人を評価して、いったん自分が下した評価を変えるということができない人間にはなりたくない。

 言葉が好きで、大事にしたい。
 それは発された言葉を鵜呑みにするのではなく、
 葉っぱに表とうらがあって、
 光のあたらない葉のうら側からだって実は多くの酸素が取り入れられるように、
 言葉のうら側や後ろ側にある部分にまで、大事なことを見るため、見逃さないために目を凝らしたいのです。 

 まわりにステキな人はたくさんいると思うけど、ほんとのこというと、もっともっと恵まれたい。これ、正直な気持ち。
 求めるだけではだめだということも分かってるけど、でもね。
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2002年11月12日(火)  !!!RED HOT!!!

 現在も活動してるバンドで一番好きなのは?って聞かれたら、
「RED HOT CHILI PEPPERS!!」
 と答えます。
 英語がわかんないとか、奴らを目の前にしちゃぁ、もうそんなん関係ない。
 ライブ@マリンメッセ福岡に、しんちゃんと行ってきました。初めて! 
 
 いやはやいやはや。
 予想以上のもんだったよ!
 とにかく、席に着いたときから感無量。
 チケットをとったのはちょうど半年前。
 よくぞ、よくぞあれからメンバーの誰も、薬物や暴力や痴情のもつれなどで警察のご厄介にもならず、無事に半年過ごして、福岡に来てくれたもんだ・・・と思って(^^;

 ステージにメンバーが登場したとたん、ベースのフリー(←袴とチョンマゲのかつらで登場)が、
「アリガト ゴザイマス アリガト ゴザイマス
(↑まだ演奏もしてないくせに) 
 イチニ サンシッ イチニ サンシッ」
 と叫んで、つかみはオッケー。
 予想通り、最新アルバムのタイトルにもなっている『BY THE WAY』から始まったライブ。
 王者のライブパフォーマンス!!!

 曲は、最新アルバム「BY THE WAY」と、そのひとつまえのアルバム「CALIFORNICATION」からが7-8割で、あとがもっと前の曲。
 イチモツに靴下をつけてハジケまくってた奴らももうメンバー中3人は40歳。さすがに全裸にはならず。
(しかしフリーは袴をすぐに脱ぎ捨て、その後はライブ終了までずっとブリーフ一丁に帽子と靴だけだった!)
 新しいアルバム2枚からもわかるように、ファンクやパンクの色は薄くなったけど、印象的なリフやピシャリのリズム、ハッピーながらもどこか哀愁ただようメロディーで大いに楽しませてくれました。
 
 やった曲、(正確じゃないかも。2ちゃんねるからのコピペですが・・・)
 By The Way
 Scar Tissue
 Around the World
 Universally Speaking
 Otherside
 Suck My Kiss
 Zephyr Song
 Parallel Universe
 Don't Forget Me
 Throw Away Your Television
 Right on Time
 I Could Have Lied
 Can't Stop
 Californication
 Venice Queen
 give It Away

■Encore
Under the Bridge
search and destroy
 ???

 どの曲もライブらしいアレンジで、曲の始まり方とかワクワクさせられた。
 やっぱり言葉が通じないのでMCは必要最小限で、媚うるような日本語でのあいさつも最初のフリーのツカミ以外は一切無く、そのかわりに、曲と曲の間にはメンバーの誰かの即興みたいにラフな短いソロなどがはさまれた。
 そのひとつひとつがもー、かっこいいったら! 
 ステージも過剰な演出は無くシンプルなつくりで、でもさすがにセンスが良くて、4分割のスクリーンとかめちゃカッコよかった。照明もやっぱりいいねー、でかいとこは。
 サポートミュージシャンはなし。バンドの4人以外の音は一切なし。いやーストイックでグレイトなロックだったよ。
 

「ユニバーサリー スピーキング」でトラブル発生、ベースの音が出てない。ちょっとハラハラしたけど、フリーはベースをおろすとブリーフ一枚の姿でめちゃめちゃに踊りだす。(脱ぐんじゃないかと思った・・・・←ちょっと期待してた?!) 

 最初ちょっと調子が悪い?て思ったアンソニーの声も尻上がりに良くなってったし、
「Suck My Kiss」で、ボーカル・ギター・ベースが3人中央に集まって弾いてるのもかっこよかったし、
「パラレルユニバース」の単音ピッキングも聞けたし、
「Californication」みたく、ライブには向かない?と思うような暗めの曲もしっかりやってくれてグルーブよかったし、
 一部ラストの「Give It Away」はさすがにすごい盛り上がりで跳んだし、
 アンコール一曲目の「アンダー ザ ブリッジ」でのスポットライト浴びたジョン、二曲目イギーポップのカバー、「サーチアンドデストロイ」の初期を思い起こさせるパンク、そしてラストの15分くらいにわたってリズムも雰囲気も変えながら延々と続くジャムセッション、
 最後はフェイドアウトするみたいに一人ずつステージから降りてって、ギターとベースの超近距離での掛け合いがさらに延々と続いて細く長く絶頂に達して消えてった。
 
 とにかく、やっぱ、一流だ! プロだよ! 
 特にギターとベースが印象的だった。
 ジョンのギターはバッキングもソロもどれもこれも圧巻。
 フリーは客を楽しませるパフォーマンスをしながらも、CD以上の早弾きベースや「こ、これがベース?!」みたいな音を次々炸裂。
 あー・・・書き足りないけどもう2時近いので、この辺で。

 終了後は50分くらい、マリンメッセから博多駅まで興奮と余韻と寂しさに浸りながら歩いて、ご飯を食べてワインを飲んで帰ってきました。
 
 大・大・大・大・大満足!

 ガッポリ儲けてもらっていいから、また福岡にきてほし〜〜!!
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2002年11月11日(月)  あした、あした。

 寒くない月曜日の朝、電車を降りて会社まで、久しぶりに遠回り公園ルートを歩く。
 すがすがしい月曜日の始まり、だったのだが。
 
 仕事。職人ふうの資料作成は、気を使う割に細かい作業なのでなかなか形として進まない。こういうのってストレスがたまる。
 線を一本、引くべきか引かないべきかの適切な判断をするまでも、長い道のりだ。
 毎日、ネットで他社の資料をたくさん収集したりチェックしたりしなければならないけれど、我が社のはまだブロードバンドでないし。遅いのなんの。これまたイライラ。ブロードバンドを想定してネットに乗せられてる資料だと思うんだけど。設備投資してくれよ・・・。

 席を立って、むっとする暖房から逃れて、心の中でちょっとくじらの歌を口ずさんでみる。少し、鎮まる。

 明日はこれまたくじらとは対照的な、爆音ライブ(たぶん・・・)に行きます。
 半年前からチケットとってた、Red Hot Chili Peppersの福岡公演なり。
 あー、どんな音を聞かせてくれるんだろうな。
 思い切りバカやってくんないかなー。
 でも、奴らももう大人になってきたみたいだしなー。っていうかメンバー4人中3人はもう、40歳だよ。
 ま、楽しみ楽しみ。
 仕事うまく抜けられますように。
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2002年11月10日(日)  くじらのおなかで夢を見る

 ああ、やっと日記が書ける。

 土曜日の夜は、楽しみにしてた「くじら(正確には、ひとりくじら)」のライブを見に唐人町へ。

 もう一年くらいになるのかな? HPで知り合ったQさんも、急遽来てくれることになって、初めてお目にかかる。
 Qさん、やっぱり人なつこくて(年上の方にこの表現は失礼かしら?)、お話がとても上手で、しっかりした大人の女性だった。
 不思議だなあ、と思う。これは、夏にユミさんとお茶したときも感じたことだけれど。
 Qさんも私も、お互いの日記を読んでて、その人となり、を知ってるわけだよね。だから初対面ってのとはだいぶ違って、実際にお話をするのは初めてだけれど、もういろんな話ができる。
 仕事を通して、あるいはプライベートだって、初めてお会いした方で、社会経験も私よりずっと豊富な大人の人と、あんなに親しくいろんなお話ができるってことはなかなかないと思うんだ。もちろん、Qさんが年の差とか気にせず本当に親しくお話してくれるようなステキな方だから、なんだけど。
 とても嬉しかった。すごく頼りになる、年上の友人ができた、っていうか、もう既にできてたんだな、私。と思った。どんどん仲良くさせてもらっちゃお、これからも。と思ったよ。

 ライブ会場は、商店街の中の施設、甘棠館show劇場。
 着いたらマーブルとひろのぶくんがいて、物販の準備とかしてた。
 そう、彼らはこのライブの功労者。
 小さいときからもう10年以上もくじらを愛してやまないマーブルが言い出して、10年以上も福岡に来なかったくじらを誘致したのだ。
 純粋な情熱、その強さ!!

 ステージにはアンプもモニターもない。マイクすらない。
 時間になって、ひとりくじらの杉林恭雄さんが登場する。
 シールドなんてついてないギター1本、肩にかけて、身軽に歌い始める。生の声で。
  
 なんて不思議な人、不思議な曲に不思議な歌詞。
 かわいらしいけど大人の人。(だってもう20年もくじらをやってる)
 優しいけれど力強い。
 語りかけるように歌うけど、時々自分の世界にスッと入っていく。そしてまた、スッと戻ってくる。なに、この存在感?
 
 子供でも喜びそうなシンプルさ、素直さの歌だけれど、すごくねじくれてるものもあって、そのねじれ方が不思議でならない。
 私、「ねじれ」といったらビートルズを思い浮かべる。素直なのも、ビートルズを思い浮かべる。確立されて、もう長いこと使われてる黄金のコード進行ってあるでしょう。
 くじらは素直でポップだけど、ポップスやロックの常識なんて、「何それ?」って軽々と飛び越えるようなコードだったり、メロディーだったり。
 それが最初、無意識の抵抗感の原因だったけど、あるとき、スコーンと抜けたのよ。気持ちよくなった。うわーーーなんだ?てくらい耳が体がなじんだ。それからは早かったね、ハマるの。

 この日初めてくじらを聞いたしんちゃんは、「コード、展開しねえ!ってずっと思ってた・・・」と言う。そう、くじらの歌は、たった二つのコードで一曲ができてるのが半分くらいあるんじゃない? 
 現代人の耳に慣れきった、黄金だけど手垢のついたコードを使わない曲をいっぱいもってる人なのよ。
 続いてしんちゃんが言うことには「5弦も小指で押さえとった」「ああいうやり方もあるんだ・・・一拍おくだけで、随分感じが変わるね」「ギターの弾き方はストーンズを思わせたけど、若い頃好きやったとかな?」など。自分ももうすぐ大舞台を控えたしんちゃん、得るものはあったでしょうか。

 お客さんは、ほとんどが長い間くじらを大好きな人ばっかり。
 杉林さんに合わせて一緒に歌う、そしてつわものは何と、ハモる。杉林さんが生声だからこそできる、ライブの醍醐味だ。
「久しぶりに来たから、何か、聞いておきたい歌があったら言ってくださいよ」
 なんて言って、恒例らしいリクエストコーナー。
 「ラジオ」
 「ハモニカ」
 「ヘブン」
 「エアアタック」
 なんて、次々と客席から声が上がる。
(ね、くじらの歌って、タイトルもすごくシンプルでしょ?!)
 杉林さんときたら、「えーと、じゃあ、その中から・・・『アザミ』を」
だって。(アザミは、誰も言ってないーーー!) 
 先に立って手拍子を誘って、みんながその通りにやると「あれ、逆かな?」なんて。
 やさしいうた。
 そのあとはリクエスト曲をいくつかやってくれたけど、
「えーと・・・実はリクエストコーナーを終わろうとしてるんですけど・・・」 曲がいっぱいあって(なんせ20年だからねえ)すぐには思い出してやれないのもあるみたい(笑)
 私のリクエスト「ジャム」も、マーブルのリクエスト「I LOVE YOU」もやってもらえなかった・・・(^ー^;A

「さっきリハーサルで、ピンでスポット当てたら、月みたいに見えたんだけどやってもらえますか?」
 と、照明係に声をかける。
「そう、それです・・・もうちょっと大きく」
 まっさらなステージのバックに、ポッカリと満月がのぼる。
 新曲の『満月』が始まる。
 かなしいうた。
 歌の世界には赤いお城、影絵のように男と女が浮かび上がる。それを見下ろす満月。
 雨が降り、男と女は濡れた体を横たえる。それを見下ろす満月。
 沈むボートの中で、男と女はキスをする。
『眠れ 眠れ よい子たち・・・』
 こんなに哀しくて、大人っぽい、官能的な歌なのに、子供の子守唄にもなりそうな。
 こんな不思議な世界、知らなかったよ。
 シンプルだからこそ、想像がふくらんで、心の、普段は使わない部分が動いていくような感じ、その気持ちよさ。

 あっというまの2時間だった。
 マーブルが大阪に見に行ったときのこと、「狐につままれたみたいなライブだったよ」と言ってたけど、まさにそのとおり。
 狐につままれた・・・というか、くじらのおなかに包み込まれたんだよね。ほんとうに。
 
 最後の歌、『夢見るための花』。すごく聞きたかった歌、イントロからもうすごく美しくて。

「眠りのための鍵 その鍵穴 のぞくライオン
 ピアノの中の草 埋まる男 遠い稲妻
 胸の上で鬼百合を揺らしながら作り出す嵐
 体の果てまで 流されてしまえ

 夢見るための花 その花束 雨のサバンナ
 シーツの中の水 泳ぐ女 最後のつま先
 膝の上の鬼百合が崩れながら見せてゆく嵐
 体の果てまで 流されてしまえ

 夜明けのための羽
 祈りのための草
 戦うための石
 眠りのための鍵 その鍵穴」

 詩人だなあ。
 彼のえがく詩は、原初の世界。会社とか国とかない世界。
「カッパ」とか、「SANSO」って歌があるように、普段は目に見えないものも見えるような世界。
 花が咲き、星がまたたき、動物がいて、そして男と女がいる。
 やさしい。あたたかい。
 だけど、雨は降り、稲妻が光って、嵐が起こる。涙もある。
 そんな哀しさを描いている。
 世界は美しく、それでも、存在すること、ただそれだけで生まれる哀しみがある。
 そういう世界。
 美しいから悲しいのか、悲しいから美しいのか。
 簡単な言葉で、メロディーで、ときに飛躍して、子供みたいな気持ちにさせる。空を見上げて、雨の音を聞いて、それだけで楽しかった不思議だったころの気持ちに。そう考えると、子供って、哲学者だなあ。
 杉林さんはすごいなあ。
 すごい人をまた知った、私は幸せ。

 そのあともアンコールが何曲もあって、惜しまれながらライブは終わった。一曲一曲、すごい拍手で。
 うーん不思議な夜だった・・・。こういう気持ちになることってないよね、大人になって生活してて。

 帰り、箱崎にて、しんちゃんとちゃんこ鍋を食べました。
 最後の雑炊はガマン(←節約。現実はこれです。大丈夫、夢はある程度おなかを膨らませてくれます。あくまで、ある程度だけど・・・)   
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2002年11月08日(金)  ああ、グッと。

 タイトル、
 こういうマッチ(註:近藤真彦のことですよ。)の歌、あったよね、確か・・・。

 金曜日、会社の先輩に誘われる。
 一週間おとなしくしてたので(笑)、かなり飲んでしゃべりたかった。
 行くと決めて、その後ものすごく集中して仕事をする。

 中ジョッキ3杯と、焼酎を3杯と、梅酒を飲む。
 飲むごとに機嫌よくなってって、明日のライブのこととか考えると、意味もなくニコニコした。

 何だか楽しいことがいっぱいあるような気がしてきて。

 こういう夜があってもいいよね。
 もちろん現実はそれだけじゃないけどさ。

 
 ぐっと心を。
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2002年11月07日(木)  核心

 大きなカミナリが鳴って、にわかに激しい雨。
 明日も雨みたいね。
 福岡、水不足なので降らんと困るけど。

 寝不足のせいで鈍い頭痛にとりつかれてる。

 友だちが「こないだ、友だちの間で南京の虐殺とか朝日新聞とかの話になって・・・」と言い、ちょっと話す。
 ひとりごと。
 乱暴な言い方だけど、虐殺があったのか無かったのかということはある意味、枝葉の問題で、いちばん大切なことは、政治もマスコミも教育さえも、人為的な思惑や駆け引き、圧力が及ばないところはないってことに気づくことじゃないかな。
 中国や韓国などが今なお虐殺や慰安婦や教科書にこんなにも敏感なのはどうしてか?と考えて欲しい。
 政治家自身の保身とか、何より「国益」を求めてるから、という部分だって絶対にあるはず。
 日本が謝罪を続けるのはどうしてか? それで得たものと失ったものは何か?という疑問をもちたい。
 グローバル化とかいうけど、どの時代だってどこの国も、自国の利益を追求するもので、それも当たり前のことなんだろう。

 私は甘ちゃんなので、理想論が大好き。
 人間、理想を胸に抱かないでどうする?と思うし。
 でも、ふりかかる火の粉を自分で払うすべも考えないで理想だけを口にする人間にはなりたくないっていうか・・・。
 ひどいことをしてごめんなさい、平和を祈ります、っていう人間としての気持ち・みんなの心を一つにして平和を実現しよう、っていう理想と、平和なんて実現したことのない人間の世界でどうやって平和を実現していくか、とりあえず、どうやって自分の大事なもの(小さく言うと家族だったり、地域だったり。そして国だったり)を守っていくかっていう方法論とは、ある意味まったく違うと思うんだ。
 もちろん、平和を祈ろうと呼びかけることは、方法の一つではあるけれど・・・。それが全てじゃないんじゃない?

 人と話して「あ、そうだ! 私ってこう思ってるんだ!」と発見することもあり。
 言葉にすればするほど核心から離れていくような気がすることもあり。
 
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2002年11月06日(水)  シンプルライフもいいじゃない?

 日付はもうとっくにかわって、今、7日の1時。
 なんてなんて一日は早いんだ!
 今週、平日が4日しかないのがいっそ恨めしいくらいに、忙しく感じる。
 20時で上がりました。家に帰っても忙しい。あと二日あるんだ。バテないように、慌てずじっくりいかないと。

 魔法にかかったようにくじら熱。
 聞く曲聞く曲、全部がすごく良く感じる、これって気のせいじゃないはず。こんな人もいるんだなあ・・・何だかとても嬉しい。
 ネットで、「くじら 杉林恭雄」で検索し、ライブレポートをいくつも見る。彼の声や表現力や楽曲のよさが、それぞれ強いあったかい思いで綴られている。
 ますます楽しみになってきたな。土曜日。

 いま、私の毎日はとってもシンプル。
 朝から夜まで体も頭もいそがしく働いて、
 おうちに帰って夜ご飯を食べながら家族と少し話して、しんちゃんとも電話で少し話して、
 ネットでお友だちのところとお気に入りのページをササッと周り、勉強して、日記を書いて、明日の準備をして寝る。
 
 日々の息抜きは、通勤のMDウォークマンと、おうちでちょっとCD,お風呂で鼻歌、本はじっくり読む時間がなくて、エッセイを寝る前に、毎日10ページくらい。
 
 プライベートの予定は週に1回くらい。
 先週は結婚式、今週はくじらライブ、来週はレッチリのライブ。再来週はフラッシュバック9。
 合間を見て、ちょっとだけショッピングとお酒。

 浮き沈みがなくはないけど、心の状態はそんなに悪くない。
 考えごと(悩みごと、ってことじゃないよ)は、いつものとおり。いろんなことをふわぐわ、ぐぐっと考えてます。
 
 がんばることがあるのはいい感じ。
 何かに向かってる自分はいい感じ。
 見失ってない自分で周りの人と相対するのは、いい感じ。
 

 
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2002年11月05日(火)  楽をしなくても、楽しいように。

 決算作業と月次作業が重なる、の二月目に突入。
 今月半ばまでは、どっさり残業、げんなり勉強の日々が続くでしょう。
 引き続き、外部の対応にも追われる模様です。(天気予報ふう)

 遊びに行きたい。友達に会ってしゃべりたい。本が読みたい。音楽が聞きたい。お買い物したい。夜の時間をのんびり好きなように、自分のために過ごしたい。
 やりたいことはたくさんある。
 忙しくて、心がささくれだったり、焦点が合わなくなったりする。
 
 でも、「楽しい」ってのは、「楽をする」「きつくない」ってのと同義ではないって思ってる。
 映画や小説の主人公、何かの頂点を極めた英雄みたいに、脇目もふらず一心不乱にはなれないけれど。
 自分の気持ちにひたむきに。
 賭けるように一生懸命になれたらいいと、思ってる。
 
 そんなふうに気持ちを盛り上がらせてベッドに入るけど、翌朝は毛布からなかなか出られない自分が・・・(^-^;
 
 そんな繰り返し、それが生活。
 悪い感じじゃないよ。
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2002年11月04日(月)  くじらのススメ

 くじら、って、知ってますか?
 ここんとこ、私の中でかなり熱い、ミュージシャン。
 2ヶ月くらい前かな? 友だちに教えてもらった人。

 素朴な音、シンプルな言葉で綴られる歌詞、なのにものすごく大きい。深い。
 すべてがこの人だけの音で鳴らされ、この人だけの言葉で語られている。
 太いベースラインや派手なギター、機械でいくらでも作りこめる音、紋切り型の語彙と思考に終始した歌詞に慣れきった私たち。
 そんな私たちだから、うっかり聞き流してしまいそうになる。
 だけど何度も繰り返して聞くうちに、どんどん包み込まれていく。
 歌われる言葉の、言葉にならない部分にも思いを馳せることができるような、大きな歌。

「くじら」って、変わった名前だなーと最初は思ったけど、そのシンプルさ、おっきさが、ぴったりだ。
 
 杉林恭雄さんがギターで弾き語る「ひとりくじら」、今週末に見に行きます。
 土曜日の夜7時から、唐人町商店街の甘棠館show劇場にて。
 杉林さん、福岡に来るのは10年ぶりくらいなんだって! 
 2500円なので、初めて見る方にはちょっと高い・・・と感じるかもしれないけど、こんなに寒くなってきた季節だから、あったかくてちょっと寂しい世界に、ひととき、包まれませんか?
 興味を持った方、一緒に行きましょう。

「くじら」については、コチラ
 音源も聞けます。
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2002年11月02日(土)  海に浮かんだウエディング

 なっちゃんとたけちゃんの結婚式。

 シズラー時代の友だち7人が集まる。
 うち、社員さんだった私たちのお姉さん格、さとさんには、おなかに6ヶ月の赤ちゃん。
 ドレスアップしてかわいいみんなと待ち合わせただけで、もう幸せな気持ちに。
 
 チャペルは7階。
 前面と両側面が、ガラス張りになって、海へ突き出したかっこうになっている。
 バージンロードが、ちょうど、海へ向かって歩くような形になっていて、それほそれはすがすがしく、清冽なチャペルだ。
 真っ白なウエディングドレスを着たなっちゃんが、お父さんとゆっくり、歩み始める。
 待っているたけちゃんがエスコート役を交代する瞬間、やっぱり泣いてしまう。 
 お父さんと組んでいた腕がほどかれて。たけちゃんと寄り添うなっちゃんの背を、お父さんがそっと押して。
 あ、だめだ。思い出しただけで泣けてきた。
 バージンロードなんて絶対歩けないよ、私。泣いて泣いてしょうがないよ、絶対。自分の卒業式とか泣いたことないけど、家族モノには弱いのよ。
 
 披露宴、よりちゃんが友人代表として、彼女らしい心あたたまるスピーチ。
 お料理、めちゃ美味しい!
 シャンパン、白ワイン、赤ワイン・・・ああ、しあわせ。
 今日のよき日のために、なっちゃんのおばあちゃんが詠んだ俳句に泣き。
 なっちゃんがお姉ちゃんに手紙を渡すシーンに泣き。
 新郎新婦から両親への、花束贈呈ならぬ「くまのプーさん贈呈(ちゃんとウエディングドレスと、タキシードを着てる!!)」に泣き。
 泣いちゃあ、食べ。泣いちゃあ、笑いで、忙しく。
 
 
 さて、私もお年頃になってきた女の子、こんなのを見ちゃあ、自分のときについて考えずにはいられません。
 あんまり派手派手しいのは、こしょばい(←こそばゆい、の意ですが、これって方言?)けれど、一生に一度くらい、主役になってもいいかな・・・なんて。
 自分たちらしい演出はもちろんしたいけど、オーソドックスなところを押さえたお式、披露宴、っていうのは、ひとつの親孝行だなあとも思う。
 面倒くさがりの私は、「友だちらだけで、気楽に飲み会するからさ〜」と言いたくなるとこだけど、やっぱり自分たちだけで大きくなったわけじゃないからね・・・。
「結婚式にお金かけるより、そのあとの長い生活のほうが大事だ」
 ともいえるし、
「結婚式も開けない甲斐性なしの二人じゃー、先が思いやられるよ」
 という意見もきいたことがある。
 理想は、これまでお世話になって、これからもお世話になる人たちと、いっしょに楽しめるような心づくしの催しができることだね。
 ま、本気で考えなくちゃいけなくなる日は、まだ当分来ないんだけどね。でもやっぱり、私は結婚式、しない気がしてるんだけど。というより、私なんかが人並に式・披露宴なんて、できないでしょー、という感じ。相手がしんちゃんじゃー、なおさらだ(笑)
 いつの日か、結婚式、どうしよう?て一緒に悩む相手は、しんちゃんなのでしょうか、それとも・・・? 
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2002年11月01日(金)  ひとりでも楽しい時間

 飲みに誘われるも、断腸の思いで(^-^; おことわり。
 明日は、友だちの結婚式なのだ。
 彼女にとって一生に一度の日、私も、万全の体調でのぞみたい、と思って。
 酒飲みの人と一緒だと、ついつい飲みすぎてしまうタチなのだ。

 思いもよらず、監査が早い時間に終了する。
「こ、これは・・・!」 
 と感激し、急ぎ、私も帰ることにする。
 久々に、ほんっとうに久々に、7時前に会社を出る。
 チャンスは逃しません。
 
 井筒屋に寄って、うちのおねーちゃんへの誕生日プレゼントを購入。
 下見で第一候補だったのが、もう売り切れていた。が、第一候補のあった店に、またかわいい品があったので、それにする。
 店員さんが、深津絵里をもっと女っぽくしたような、キュートな人だった。
 紀伊国屋で、2冊購入。
 うれしい。
 やっぱり、会社帰りにお買い物くらいできる時間に帰りたいものだ。
 
 一週間の、そして10月の自分へのごほうびに、ちょっと一人でゆっくり外で過ごしたいなあ、と思い、コーヒーにするかお酒にするか少し考えて、ちょっと考えただけでお酒に決定(←やっぱりね)
 前に一度行った、アイリッシュパブへ行く。なんとなく、一人でフラっと行っても大丈夫そうな雰囲気の店だったので。
 仕事の後のお酒ってものすごい美味しさ。
 アイリッシュリッキー1杯だけ、と決めてたが、やっぱりもう一杯飲むことにする(←ほらね)
 初めて、ギネスビールを飲んだ。
「日本のビールを想像して飲むと、かなり違いますよ」
 とバーテンさんの言うとおり。
 コクっていうのかな・・・深みがあるけど苦いってまでではない、ちょっと私がこれまで知らなかった味がした。おいしい。
 ビールなのに炭酸の味がほとんどしない。
 一気にぐびっと飲むより、ちびちび飲むものなんだって。
 気の利いたバーテンさんやスタッフの人と時々おしゃべりをしながら、買った本をぱらぱらめくりながら、1時間ちょっと、過ごす。
 なんて気どった、贅沢な時間だったことでしょう! 
 私は一人で過ごすのも好きだ。しかも、自分の部屋じゃなくて、外で一人で過ごすのも、好き。一人でのんびり、旅もしてみたい。
 ポッと顔を火照らせながら、寒い道をおうちに帰る。

 11月になりました。
 今月はどんな月になるのかな。
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