moonshine  エミ




2002年10月31日(木)  それがスタートでありますように

 9時半過ぎまで、会社。
 今日はいろいろ仕事が重なるとわかっていたので、まあ、こんなもんかな・・・。

 入社して一年半、10人の同期に、初めて退職者が出た。
 女の子。今日までだった。
 それが、かなり突然の退職で、みんな驚かされて。うーん、なんていって送り出していかわからないような、そういう辞め方で・・・。

「悩んでること、気づいてあげられなくてごめんね」
「相談に乗ってあげられなくてごめんね」
 すごくそう言いたい気持ちに駆られたけれど、同時に、なんとなく言いたくなかった。
 そういう言葉は、本当に彼女のために言うのならいいけど、
 なんていうのかな、
『そうやって謝ることで、自分を納得させる、少しは自分の気がすむ』
 という面があるのなら、それはエゴを重ねることだ、という気がしてしまったんだ。
 だって本当は、みんな気づいていたはずなんだ。
 彼女がだんだん、元気がなくなってきてたこと。
 仕事のこと、愚痴さえも話さなくなったこと。
 笑顔で挨拶しなくなったこと。
 サインはいっぱいあったんだもの。
 今まで何にもしてあげられなかった私たちが、ごめんね、なんて言うのは、お門違いだって気がした。
 彼女のほうにも、問題はあった・・・とも、正直、思わないこともない。
 やっぱり、仕事なんだから。仲良しサークルじゃないんだから。
 自分からいい関係をつくろうと心を開いていくことも必要だ。待ってるばかりじゃいけない。みんな、仕事で辛いこともあるし、それを、時には愚痴って、時には発散して、毎日をやっていってるから。
 でも、それにしても、彼女と私たちの間にできていた心の隔たりに、今さらながらしゅんとした。
 だって、たとえば私たちが「ごめんね」とか、「がんばってね」とか言う言葉に、彼女がどういう気持ちを持つのか、もうそれさえもわからないくらいに、離れていたんだ。

 同期から花束を渡したときに、彼女が久しぶりにいい笑顔をしてくれたのが、救いだった。
「この花の色、みんな好き」と彼女が言って、何だか理由のよく分からない涙が出そうになった。でも、それこそ傲慢でしょう、と思って、こらえた。

 ただ、会社を辞めるっていうのは、別にそんなに悲しむべきことなんかじゃない。明日からも同じように彼女の人生は続いていく。
 私たちは会社勤めで、彼女は辞めたけど、もちろん、どっちの生活がいいかなんて、全然そういう問題じゃないから。
 会社の中に生活があるんじゃなくて、ひとりひとりの人生の中に、たまたま今の会社で働く時期っていうのがあるだけだから。
 その時間とか、それに置く比重とかは、みんな当然違う。
 いちばん大事なのは、その人がその人らしく、なるべく楽しく生活してくことで、今日会社を辞めたことが、何か新しい、もっと楽しい生活の始まりになったんだな、と彼女がいつか思えることを、これだけは本当に心から、願っている。  
 
 さて、なんということか、去年の10月31日の日記にも、会社を辞めるということについて、書いている。
「本当は前から決まっていること」
 このときの気持ち、今も変わっていない。 
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2002年10月30日(水)  花も嵐も

 「エンピツ」で書き始めてからの日記のカウンタ、10000こえました。
 
 それほどアクセス数にこだわってないんだけど、やっぱり嬉しいものです。(まあ、10000のうちの500回以上は自分かも。)
 いやはや、よく書いてるよね>自分
 内容はともかく、継続しているのがすばらしい。
 
 よくさ、通信教育のキャッチコピーなんかで
「一日20分の勉強で○○の資格が」とか「英会話の力が」とか、
 あるいはダイエット器具とか体操とかの宣伝でも
「一日15分で○○キロやせました」
 とかって、あるじゃないですか。
 ああいうのって、本当に地道に20分とかやれば、けっこう効果が出るものなんでしょう、実際。
 でも、その一日20分、とかってのを続けるのが、すごく難しかったりしませんか?
 最初はすごくやる気があったり、一日1時間とかやったりするけど、月日を重ねていくと、先細りになったりしてね。(ダイエットの場合は細くならないが)

 仕事でくたびれた日も、
 楽しく遊び疲れた日も、
 相棒や友だちとケンカした日も、
 落ち込んだ日もハイな日も、
 ほとんど、書いてきた。
 なんの義務も、見返りもない。日記を書くのが生活のメインでもない。
 ただ、書きたいだけ。
 こんなに続いてるんだから、それで書きたい気持ちもなくならないんだから、多分、純粋に好きなんだ。といっていいでしょう。
 それで読んでくれて反応してくれる人もいて、ほんと、ありがとう。
 
 まだしばらくこの日記は続きます。
 
 たとえばこれから、親が病気に倒れたり、しんちゃんと別れちゃったり、仕事のことでもっともっと悩んだり、そういう日もくるかもしれないなあ・・・と思う。
 そんなときに、書いていけるのかな、とか、ぼんやり考えたりする。
 書けなくなったら、そのときはそのときなんだけどさ。
 でも、もちろん、もっともっと楽しいこともこれからあるはずだ、とも思ってます。
 もっと大きな山、もっと大きな谷、
 花と嵐の日々がこれからも続くんでしょう。
 よろしければ、お付き合いくださいな。
 
 とりあえず、仕事が忙しい日々は続いています。
 ぐっとがんばってます。
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2002年10月29日(火)  K ・ I ・ C ・ K

 日記のカウンタが10000に近づいてます。
 明日、明後日くらいに越えるかな。
 踏んだの気づいたら、教えてくださいな。

◆◇◆
 夕飯どき、日朝交渉のニュースをテレビで見てると
「クアラルンプールって、なんか、好き」
 と、母親が言う。今日、そこで交渉があったんよね?

エミ「なんで?」
母 「なんか、アナウンサーが発音するたびに、くすぐったいと」
  (母・・・「一杯飲んじゃお」と、熱い日本酒を飲みながら。
       ちなみに、お猪口でなく、湯呑みです)

 語感が好きらしい。

エミ「リオデジャネイロって都市もあるよ」
母 「へ~、それもいいね~」

 続けて、「スリジャヤワルダナプラコッテっていう都市も・・・」と言おうかと思ったが、やめた。

◇◆◇ 
 森博嗣の「浮遊工作室」7月29日(vol.36)を読む。

住宅において、「明るい」ことが絶対的な「良」だというイメージがあるようです。
 それ以外にも「明るい部屋」「明るい家族」「明るい生活」「明るい性格」など、「明るい」はどれもプラスのイメージ。反対に「暗い」という言葉は、このところは悪いイメージばかりでした。
本当にそうでしょうか? 
  (中略)
 絶対的な価値観に対して「はたして常にそうですか?」と疑問を投げかけているだけです。人は、絶対的な価値観を本能的に求めるもの。
 何故ならば、「決めてしまえば、あとが楽だから」です。
 そうした「単純化」こそが、人に歳をとらせる主たる要因といえるでしょう。決めていることが多いほど老人だと思います。
「まだわからない」「まだ決めていない」「もう少し考えたい」
と言える方が若いし、その方が自由では?


 この人のこういう姿勢が好き。とても好きだ。

 たとえば、友だちが
「彼氏ができたの」と、言う。
「へえ、何をしてる人?」
 という質問が、必ず出る。
「○○○(まあ、そこそこ著名な企業だったり)の主任なの」
 とでも言えば、
「へええ、なるほどねえ」
 と、周りは安心感を得る。
「うーん、フリーターなの。日雇いとか」
 とでも言えば、その場は何となくぎごちない雰囲気になる。
 こういう既成概念って、知らず知らずのうちに自分にも備わりがち。
 でも、何が幸せかは、わからない。
 日常に巣食う固定観念に飲み込まれずに、キックだ!
  
◆◇◆
 今日のMDウォークマンは、ニルヴァーナの「Never Mind」
 もう10年以上も前なんだねぇ。
 ’90年代、といえば、間違いなく挙がるアルバム。
 やっぱりかっこいいねえ。衝撃だっただろうねえ。21世紀になった今でも、こういうサウンド、全然ふつうに耳にするもん。すごい影響力だねえ。
 気分が高揚するような、沈みこむような、ノイジーだけどメロディーが耳に残る絶妙な感じ・・・。
 明日もこれで行きます。
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2002年10月28日(月)  Fの謎

寒いぃぃぃ~!!よね?

今日は仕事がひと段落したのをきっかけに、帰る。
7時半。
計画的に考えれば、もうちょっと頑張ったほうがよかったかも。
なかなか、じっくり取り組めないなぁ。ばたばたしてる。
初めてやる仕事、今週こそやらないとまずいので、腰をすえていかないと。

博多駅の井筒屋がリニューアルして2週間超、ようやく、帰り際に寄ることができた。
閉店時間が8時なので、かなり急ぎ足でフロアを見て廻った。
うちのおねーちゃんの誕生日プレゼントを探しています。
いくつか、候補をピックアップ。
いかんせん時間がなく、5回のHMVにたどり着いたら、8時になってしまった。

昨日やろうと思ってたことがなかなか進まなかったのは、本を読んでしまったから。
先週土曜日に買った本、4冊。

・「毎日は笑わない工学博士たち」森博嗣
・「すべてがFになる」森博嗣
・「退屈姫君伝」米村圭伍
・「小さな海辺の町」宮城谷昌光

「すべてがFになる」に手をつけちゃって、止まらなくなって、3時間以上かかって読了。
いやぁ・・・おもしろかった!
Fって、なるほどねーー!!
やっぱり、面白いものにジャンルとかって関係ないね。
想像どおり、登場人物たちが魅力的だった。
瀬名秀明の解説もよかったね。
読み終わって、「はー、おもしろかった・・・」と余韻にひたって、
ちょっとたってから解説を読んでそれが素晴らしいと、なんだか得をしたような気持ちになります。
そいで、解説が面白いと、解説を書いた人の本も読みたくなります。
文庫が好きな理由はここにもある。リンクリンク。世界は繋がっていく。
シリーズ全10作かあ。
次々読みたい衝動に駆られるなあ。でも、本ばっかり読んでるわけにもいかないんだよなあ。時間がたりない。

今日は少しだけ、簿記の勉強ができました。
すっかり忘れてるなあ、えーん。

明日のウォークマンの中身、なんにしようかな。
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2002年10月27日(日)  おおごとしてます

 ユウウツな日曜日の夜。
 あれもこれも終わらず。
 消化不良っていやなもんだ・・・。
 
 恋に落ちたという友達に勧めたaikoのアルバム「桜の木の下」を、昨日、自分でも久しぶりに聞いてみた。
 このみずみずしさ・・・!
 一曲目「愛の病」のイントロの、切迫した感じそれでいてポップなの、すごいよなあ。
 気持ちいい程度の張りつめかたが、最後の曲までずうっと続く。
 よいアルバムっていうのは、一枚通しての集中力を感じるんだけど、これも、そのひとつです。

 きのう買ったのは、
 ビートルズの「ABBEY ROAD」と、
 ファンカデリックの「ONE NATION UNDER A GROOVE」

 ビートルズは、アンソロジーとか赤盤・青盤とかのいわゆるベスト盤ではなくて、オリジナルアルバムを少しずつ集めていこう、としばらく前から決めてた。
 まずは、「リボルバー」か、「ラバーソウル」から買おうと思っていたのに、なんとなく店頭で、アビイロードを手に取ってしまった。
 奇しくも(なんて大げさやね)、ビートルズ最後のオリジナルアルバムを、最初に手にしたことになる。
 一曲目、「COME TOGETHER」これ、好きなんだよねー。
 こんなに抑えた感じでビリビリくるのって、すごいよ。かっこいい。
 
 ファンカデリックは、1978年作品。
 ちゃんと聞いたの初めてなんだけど、思った以上にギター弾いてるなあ。
 かなりきもちいい。

 大成功の購入でした。 
 ・・・って、どちらも誰もが認める名盤なんだから、あたりまえか。

 うっもう25時になっちゃうよー。
 かなりユウウツ。
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2002年10月26日(土)  友だち王国

 午後から天神へ。
 なみちゃん、よりちゃんと一緒に、今度結婚する友達のための贈り物を選ぶのが本日のメインテーマ。
 また、ソラリアプラザにて待ち合わせ。
 私の裸眼視力は限界に近づいているので、もう人ごみのなか目を細めて相手を探すのなんてキッパリあきらめて、向こうが見つけてくれるのをじっと待つ。
 見つけてもらいました。

 コンランショップで、電気を買う。
「円満ライト」というコードネームで呼ぶことにする。たいへん気に入りました。
 かわいくも、シックにも、おしゃれな感じにも、どんな部屋にも似合いそうなライト。

 オクタカフェで三人それぞれ、かわいおいしいデザートを食べ、長いことおしゃべりをする。
 ここのところいろんな人に、私のある友人について、ひどく感動した話をしてて、今日の二人にもその話をした。
 彼女たちの反応が、私が感動したポイントを一番はっきりと理解してくれたようなものだった。とても嬉しかった。私としては誰にでも同じくらいの長さで、同じように話したつもりなのだが、
「あのぅ、えーとね、私が訴えたいのは、そこじゃなくて・・・・」
 というような反応になった人もいたから。
 まあ、今日の二人は長いこと仲が良い子だから、私の言いたいところを(言外まで)汲んでくれるってのもあるし、仲良しの子というのは基本的に感覚が似通ってる部分もあるだろうから、当然の結果かもしれない。
 
 友だちっていうのは、普段は他愛のない話をしたりふざけあったり、だらだらと一見ムダなような行動を共にしたりするものだけれど、やっぱりここぞというときに威力を発揮(?)するなあ。
 友だちに感動することって、多々あるなあ。
 すごい行動力で外国で生活、とか、こんなハードですごい仕事を、とか、そういう目に見えてはっきりした部分だけじゃなくて、ふと発した言葉とか、行動の底とか、日々の過ごし方とか、なにげないところから見え隠れするその人の生きる姿勢、みたいなものに触れるのが楽しい。・・・し、そういうところに感動できる気持ちをもちたい。
 
 今日の二人、なみちゃんは一見、天然さんのように見えるけど、すごく誠実で、思慮深く論理的。
 よりちゃんは、人のいいところをとても素直に受け止められる天賦の才能を持ち、だからこそ誰からも愛される。
 二人に比べると、私はだいぶかわいくない性格だなあ・・・(と、卑屈になるところがいけませんね、はい)

 それに二人のファッションも、すごくいい。
 私は、その人がその人らしい格好をしているのがとても好き。
(その人の内面以上にいい(=高かったり、大人っぽすぎたり)格好をしているのが、一番ダサいことだと思う)

 なみちゃんの、かわらしいときもマニッシュなときも、共通してクラシカルな、芯の通った雰囲気のある格好も好き。
 よりちゃんの、どんな色合いでどんな素材でも、どこかあったかさを感じさせる格好も好き。
 二人に共通してるのは、やたらとファッションにお金をかけたり、いわゆる「いつでも上質なもの」にこだわってるわけじゃなさそうけど、自分が好きなファッションを楽しもうっていう、小さなひと工夫が感じられるところ。それは、手作り感のあるバッグだったり、お母さんから譲ってもらったアクセサリーだったり。
  
 
 さて、お給料が入って最初の週末。
 といえば、そう!資産の取得です。

  ★今日のお買いあげ★

 と、書き続けようとしましたが、既にだいぶ長くなってるので明日にします。明日・・・日曜日・・・やりたいこと(&やるべきこと)がいっぱいありすぎるよー。とても時間が足りないよーーーー。
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2002年10月25日(金)  cheer me up,baby

 つよい心をもちたいな、と思う今日このごろ。

 いやぁ大変な一週間だった。
 今週はイレギュラー業務に追われたので、本来のスケジュールは、まるまる一週間、遅滞しているといっていい。
 むなしい・・・。
(そういえば、奥田民生の歌に「674」という歌があったね。暗くて。好きです)
 でも、むなしいなりに、いろいろ考えた。
 
 森博嗣は日記の中で
「ビジネスとはお金とひきかえにみっともないことをするってこと」
 と書いている。
 お金を得るためだからこそ、言いたくないことを言ったり。やりたくないことをやったり、下げたくない頭を下げたりしなきゃいけない。確かに。

 仕事は結局メシの種であり、また「みっともないことをやる」中で、やりたいことだけやってくのとは全然ちがった人間としての成長が得られたりもする。
 これは、好きなことを仕事にしてる人だって同じことで、
 家で好きな本を読んだり、おもしろい映画を見たり、仲が良い友達や家族と旅行に行ったりするのとは全く違って、
 結局やりたいことであれ、それが仕事になれば、必ず何かしら、意のままにならない部分というのは生じるはずだ。

 人間、それを乗り越えながら大きくなっていくもので、考えてみれば、そこから学ぼうとする意志があれば(いや、そんなものがなくてさえ)、結局は何もかも自分に還元されるんだろう。

 だから、落ち込んでも、落ち込んでしまうことはない(変な日本語。)
 さいごは自分のためじゃないか。
 何もかもうまくなんて、いくわけないんだから。

 ・・・・・・。
 と、いう、気持ちもあるのだが。

 それにしても、どうしてこうもわかりあえないんだろう?と、思う・・・。
 職場の先輩が、今週号(?)の「AERA」の記事のいくつかを読むよう、すすめてくれた。
 ひとつは「経理部残酷物語」。身につまされる。
 もうひとつは、「内外デリカシー」の問題。
 最近の私のテーマが「想像力」なので、興味深かった。みんなが、自分の狭いテリトリーの外にまで、想像力をはたらかせることができたら。
 もっといい環境ができるんだろうけどな。
 
 つよい心をもちたいな、と思う。
 わかってるはずなのに、時々、自分にとって大事なことに、ちょっと膜が張ることがあるから。
 悩んでもへこんでもいいから、見失わない力、追い求めるつよさを。
 もっともっと。

◆◇◆
 
 エラく悩んでいるような日記ですが、今日は飲み会だったのです。
 入社して半年だけ在籍していた部(その後、今のとこに異動してきました。)の、飲み会。
 いまだに誘ってもらえるところが嬉しいじゃないの。
 20分くらい遅れたけど、なんとか仕事にキリをつけて(ほんとについてるのか?!)、8時前に合流した。
 気持ちよく飲ませてくれる。あの部の飲み会の雰囲気のよさは、本当にいいなーと思う。
 ちょっと飲み足りなかったかな(はい、出たよ)
 2次会でカラオケという案が出たが、金曜の天神はどこも待ち時間が長くて、カラオケ屋の1階にあるゲーセンで遊ぶ。
 ダンスダンスレボリューションなるものを、先輩と一緒に初めて(もう、とっくにブームもいっちゃってますが・・・)やる。
 あまりの出来なさに、3回続けてやってしまった。
 おもしろいじゃねえか・・・・・!!
 すっかり酒も抜けて帰宅。もうちょっと飲みたかったかな(しつこい)。
 またゆっくり行きましょう。って誰に言いようと?

 それにしても、毎月アクアボムのライブに行きたいと思っているのに、その日には決まって会社の飲み会が入ってしまうなー。
 しかも来月は福岡ではないみたいだし!!

◆◇◆
 
 思わず長くなりました。
 
 あと2ヶ月で、今年も終わるのですね。
 ふと日記を読み返すと、1月1日に、今年のテーマとしてこんなことを書いていた。 
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2002年10月24日(木)  不夜城

 先週だったか、隣の部の部長が、うちの部を称して言った。

「企画は、不夜城やね」

 そう、今日も、うちの部(8名)は、7時を過ぎても、8時を過ぎても、9時になっても一人も減らない。こんなことはザラだ。
 フロアに残って仕事をしてるのは11,2人という状態なのだが。
 だらだら仕事をしてるわけじゃなくて、一人一人の能力が劣っているわけでもなくて、本当に、どうしようもないくらいに忙しいのだ。そして、みんなそれぞれが、代わりがきかない。

 隣の部の部長の言葉には、同情も軽蔑もなくて、ストレートで好感が持てた。
 不夜城、というその言い方、なんとなく気に入った。
 明かりを煌々とつけて、我々の仕事は続く。

 そうかと思えば、今朝、また別の部の部長からは、いやなことを言われた。
 私が今の部署に移動して1年、それなりの技能も身についたと思うが、自信を持って言えることの一つが「力持ちになった」ということ(註:エミちゃんは事務職です)
 なんせ、すごい量の帳票をわんさか抱えてあちこち動くので。
 
 金庫室でダンボールを引っ張り出して、去年の伝票を探している私に(伝票と言っても紙切れじゃないのです。ものすごい量が、ものすごく重い箱にドッサリ入っています。)
 よその部長は言いました。

「おまえんとこの部は、女の子にこんな肉体労働をさせて、
 男どもは席でのうのうとしとるっちゃね」
 
 それは、私に対する同情も混じっていたかもしれないけど、根本的に冷ややかな言葉だった。
 思わずムッとして、
「いや、のうのうとしてるわけじゃないですよ・・・」
 と言ったけど。
 確かにうちのチーム、女の子は私一人。しかも私はチビッコで、まあ小柄だけど。
 男の人たちは、私の10倍は急ぎの、重い仕事を、10倍以上の量、してるのだ。
 誰一人のうのうとなんてしていない。
 少なくとも、彼らには相手の人格を尊重する力があるし、簡単に人を傷つけるようなことなんて絶対に言わない。
 彼らより10年以上もキャリアが少ない私が、このクソ忙しいときに、資料集めをして多少重い荷物を扱ってるからって、それが彼らの人格を貶めていい理由になるだろうか?! なるわけない!
 私たちのチームでは、そういう信頼関係のもとに、仕事をやってるのだ。
 
 いくら違う部とはいえ、おんなじ会社、毎日顔を合わせて何年も仕事をしてる同僚のはずなのに、このディスコミュニケーション。
 よその部はよその部で、うちの部署に不満はあるだろうが、あんな不用意な言葉を、うちの部署の人員である若い私に、よその部の部長が言っちゃいけないね。
 うちの会社の弱さを感じた朝だった。あー気分悪い。
 
 そんな朝から12時間以上、私は会社にいたわけですが(笑)、まあ、気持ちの切り替えの早さは必要不可欠。
 ニッコリ笑って仕事をしております。

 本当の敵はアンタなんかじゃないのだ。
 いつまでも、かかずらわっちゃいられないのだ。

 明日は金曜日、元いた部の飲み会に誘われていますが、行けるでしょうか・・・。仕事はてんこ盛り状態。このまま嵐の10月が過ぎて、また嵐の11月に突入するのね。きっと。
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2002年10月23日(水)  5000本の桜、300万本のポプラ

 急に寒くなった、ここ二日。
 こないだまであんなに暑かったのに。
 かならず秋が来て冬になる。
 そのあとには、また春が来てまた夏になるわけで、それを毎年毎年繰り返しているわけで、地球って、すごいよなあ。
 何もかもが奇跡のように思えるときって、あるでしょう?

 先週だったか、おうちに帰ったら「プロジェクトX」をやってたんだけど、
 ゴビ砂漠に300万本のポプラの木を植えた日本人の話。
 95歳のおじいさんと、5000人の日本人ボランティア!
 ポプラの森には畑ができた。不可能なはずの緑化が実現してきてる。
(実は、私が帰宅したときは終了10分前くらいだったけどね。もっと見たかった 涙)

 このあいだ読んだ、高村薫の『李歐』という長編小説、
 アジア中を舞台にした15年にわたるドラマティックなストーリー。
 ラストは中国の大地、李歐が植えた5000本の桜の中だ。
 満開の5000本の桜・・・うっとりとその様を想像しながら、読了の感動にひたった私だったけど、まさに事実は小説より奇なり。
 砂漠に、300万本のポプラとは。
 人間だって、奇跡を起こせる。
 途方もない夢と、たゆまぬ力を尽くして、だけど。

 今日は家に帰ったら、「そのとき歴史は動いた」が終わる5分前。
 この番組はあまり好きではないのだが、予告を見たら、来週は、野口英世らしい。ちょっと興味あるな~。
 野口英世のお母さんは、学校にもほとんど行っていない人だったらしい。
 彼女が、研究者になってアフリカ(だったかな)にいる息子、英世にあてて書いた手紙、有名なやつ、すごく泣けるんだよ。
 こないだ本屋さんで見て、立ち読みなのに、あわや本当に涙が出るところだった。一途で正直で。愛にあふれて、だからこそ遠く離れた寂しさが哀しすぎる手紙。全部ひらがなで。
 斉藤孝さんが編んだ『理想の国語教科書』という本(最近出てけっこう売れたみたいなので、大きな本屋さんに行けば必ずあるはず。)に全文が載ってます。
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2002年10月22日(火)  あの山を越えれば

 お風呂の中でジャニス・ジョップリンの「メルセデスベンツ」(1970年ごろ。)を口ずさむ。
 この歌、とってもシンプルな歌詞で。
(だからこそ口ずさめるんだけどさ。それでも半分くらいは日本語でも英語でもない不思議な言葉で歌ってるような・・・)

「神様、おねがい、あたしにベンツを買って。
 友達はみんなポルシェだから、違うのがいいの。
 一生働いたって、誰も助けてくれないわ。
 だから神様、お願い、ベンツを買って。

 神様、お願い、あたしにカラーテレビを買って。
 配達されるまで、毎朝3時まで待ってるわ・・・」

 無邪気で無茶なお願いごとがかわいくて切ない。
 決してかなわない。

 お風呂の中ではとりとめもなくハナウタを歌ってしまうんだが、
 次に口をついてでたのは南野陽子だった・・・。
 
 ナンノといえば、「はいからさんが通る」「吐息でネット」とか明るい正統派アイドルって曲よりも、初期の、ちょっとダークな感じのするほうが好きだった(小学校低学年の頃なのに・・・)
 「楽園のDoor」とか。
 あと、「風のマドリガル」ね!

 かなりマイナーな曲調で、

「小さな涙の海を船が行く 哀しみの風が帆を運ぶ
 泣かないで青い小鳥たち 翼いたむほど 明日に行けるから」

 と、はじまる。よく覚えてるナァ。やっぱり子供の記憶する力ってすごいなあ。
 そしてここで、劇的にメジャーに変わって、

「いつか母のように 命あるものはすべて
 ぬくもりの両手だきよせて 許しあう人になるわ」

 と、サビ。(ちょっと歌詞違うかも、でも、こんな感じ)
 うーん妙に壮大な歌だった! 確か。
 誰が作った歌だったんだろ?

 やっぱり、マイナー → メジャー に変わると、すごいカタルシスが得られるんだよね。
 ジミ・ヘンドリクスの「Little Wing」もそうでしょう。
 メジャーに変わった瞬間、「おお~飛んでいく~」て感じがするもんね。
 

 招かれざる客の対応に追われて、本来の仕事がなかなか進まない。
 ストレスと閉塞感。
 でも、がんばってたらいつかカタルシスが・・・
 と、むりやりまとめ。 

「あの山を越えれば海が見える」
 
 という一節で始まる短い小説が、確か中学校の国語の教科書に載ってたと思うんだけど、あれも好きだったなあ。
 
 
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2002年10月21日(月)  もうわかってる

 今日も遅くなった。9時まで会社。
 また、濃い一週間になりそうだ。
 今日が締め切りの研修だったレポート出すの忘れた。明日、怒られるなあ。そうして遅れて出す私のレポートには、研修への批判的な意見が書かれている・・・(もう、書いてはいるのだが、上役の印鑑をもらうのを催促し忘れていた)
 まあ、たいしたことねえや。
 ・・・・と思ってるけど、はい、わかってます。
 期日は守らなければいけませんね。
 
 ゆうきちゃんから手紙が届いた。
 私がこないだCDを焼いて送っていたので、その感想など。
 静かに感動。胸がきゅんとした。
 いじらしいなあ。懸命だなあ。
 わたしも頑張ってるよ。
 お互い自分をごまかさないで生きよう。
 またすぐに返事を書くからね。

 会いたい人がたくさんいます。


 前髪が伸びてきたけど、髪切る用のハサミが見つからない。
 しょうがない、普通のはさみで切るか・・・。

 ええと、立ち止まってるような気がするとき、ほんとに止まってるのか否かをきびしい目で見きわめるのが大事だと思う。
 安易なポジティブシンキングに疑問を感じることがある。


 
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2002年10月20日(日)  いい夢を見たいなら?

 トイレはすませておきましょう。(BY flash back 9)

◆◇◆

 10月に入って、初めての土日連休。
 だというのに、なぜ、二日とも雨なんだ~~~!

 天神へ。
 人が多い。
 ソラリアプラザの1階でまりちゃんと待ち合わせていたが、とてもじゃないけど見つけきらん。メガネをかける。
 最近、裸眼の限界を感じ始めてます。今の視力、たぶん0.2。
 
 来月の結婚式(私のじゃないよ。当然)のための、ストールを購入。ああ貧乏。まりちゃんも洋服を買っていた。私も大好きな店で。私も普段の服が買いたかったけど、ああ貧乏。ああ我慢。

 そして4時前に怒涛のごとく、携帯にメールが届く。
 すべて馬仲間より、馬の話題(^-^;
 菊花賞で、武豊騎乗の一番人気、ノーリーズンが落馬したらしい!!(いや、落馬したのは武豊か)
 すごい配当になってたなあ・・・。
 馬も騎手も無事だということで、よかったよかった。
 いやー、馬券を買ってないと、人間、冷静に温かい心で見守れるもんです。天皇賞は買いたいなあ、でも、佐賀までは行けんな。
 ウインズ作ろうよ~~~>福岡市
 福岡ボートが天神近くにあるので、笹川財団の圧力で、なかなか作れないと聞くが。

 ピエトロで早めの夜ご飯。

 ビブレホールにてフラッシュバック9のライブ。
 見るたびに面白くなっていくバックさん・・・。
「キスミーアゲイン」が最近、神がかり的になってきた。
 久しぶりに「幸せの回収宣言」をライブで聴いた。回収ってことは、まず、蒔いてるってことだよね。その次にやった曲は初めて聴いた。ぱっと聞いた感じは何だかロマンティック。でも、フラッシュバック9らしい毒が、どこかに仕込んであるのかな? 興味津々。

 今日の対バンは、ムムム・・・。
 najioという人が、すごかった。子供が手にしたおもちゃのように、ピカピカ光るギターを、おもちゃのようにかき鳴らす。
 いい、悪いというのでないのは勿論、うまい、へたの問題でもなく、もはや好き、嫌いで語ることすら違うような音楽だった。
 音楽というのも違うくらい。リズムとかグルーブとかも関係ないって感じの・・・。あの人は音楽をどうとらえてるんだろう?
 とても切実なようで、とても大雑把なような・・・。なんとも不思議な。

 まりちゃんとスターバックスでコーヒーを飲んで、帰宅。
 彼女は明日から六本松の英語のTAをするらしい。いいなー英語の授業。ちょっと受けたいな。あっ受けるわけじゃないのか。

 さて、明日からまた一週間ですな。
 仕訳問題でもチラリとやって、寝るか・・・。いい夢を見たいなら?
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2002年10月19日(土)  雨の土曜日

 さて、いま私は面白くてしかたない本を読んでいてかなり幸せだ。
   森博嗣『すべてがEになる』
 彼の簡単なプロフィールを示すと、
 1957年生まれ。某国立大学工学部助教授して人気ミステリ作家。
 彼の本を読むのは、私はこれが初めて。ミステリ作家とはいえこの本はミステリではなく、HPに掲載されていた毎日の日記・雑記をまとめたもの。
 ユーモアと批判精神に満ち溢れていて、自分の価値観が確立されている。

 ええ、けっこう暇ですよ。食事は1日1食ですが、ちゃんと5分くらいなら座っています。通勤時間は約8分ですし、お風呂は3分くらいですね。大学の仕事だって15時間くらいに抑えていますし、最近、土日はたまに休むことがあります。森よりも忙しい人は世の中にたくさんいます。だって、仕事の合間にスキーしたり、毎晩わざわざ町へ出てお酒飲んだりね・・・、ほんと忙しそうだ。

 この20年間、収入の1割は模型につぎこんできました。GNPに対する防衛費のようなものです(違うぞ)。模型には、うんと浪費しています。だから、立派な趣味です。趣味というのは浪費しなければなりません。浪費することが誇りなのです。少しでも実益があるものは、趣味の風上にも置けないのであります。健康に良いとか、人間関係が築けるとか、家族も一緒に楽しめるとか、彼女にウケが良いとか、そういう実益があるものは不純です。


 こんな感じで、快哉を叫びたくなるような文章の連続。
 趣味は、実益は、出るもんだと思う。(おおっとこの文の主語はどっちだ? 言語学の授業でこういうのあったな。私は言語学専攻でした。専攻というのが恥ずかしいほど、勉強しませんでしたがね。「趣味は」は、トピックですね)友達ができるとか。
 ただ、それは結果であって、目的じゃないよね。いや、目的でもいいんだけどね。人それぞれだから。
 でも、続いたり浪費したりするのは、純粋な「好き」という気持ちからだよね。
 これについては確か鷺沢萠もいい文章を書いてて、出典を失念してしまったが、
「趣味なんて探したり見つけたりするものじゃない。本当に好きなことは、やらずにはいられないのだ」みたいな趣旨だった。私の主観が混じった解釈かもしれないが。
 純粋に「好き」な気持ち、それがあるからこそ、趣味は人間関係を築けたりする。
 純粋な気持ちほど、訴える力があり、人を巻き込むものだ。

 最初に引用した文からわかるように、森博嗣という人は変わり者かもしれない。でも、面白い。自分が何をやりたいかをわかってて、実践してる人だから。
 最近ほんとに思うんだけど、私がつきあっていきたいのは、想像力のある人。
 理解が及ぶ範囲が狭い人間には、なりたくない。
 自分とちょっと環境が違うと「わからない」「信じられない」「興味がもてない」「変わってるね~」そこから、考えが発展しない人。これじゃあ、つまんないと思う。
 
 キャパシティーが広い人。想像力が豊かな人。それに、いろんなことに、ぐっと心が動いて、感動を持てる人。自分の感想を持てる人。
 
 私の理想の友人は、今は、これだな。
 もちろん、そんな友人がもっといっぱい欲しけりゃ、自分もそういう人々に「コイツとつきあいたい」と思われるようにならなければいけません。

 日々精進だな。

 ゴホン。
 今日は休養日ってことで、いちにち家にいたので、長い日記になってます。まだ、続きます。

 閑話休題。
 ああ、良かった、この本を手にとって。
 自分が好きなものを、もっと「好き」と言えそうだ。自分が進みたい道をもっとしっかりと見極められそうだ(その道をいかに進むかは、自分の腕の見せどころ。)
 きっと遠からず、この人の小説も読むことになるだろう。私がまだあまり開拓してないミステリを書くというこの人。きっとミステリにも興味をもつようになるだろう。うれしいなったら。

 走ろうと思って外に出たら、雨だった。
 上等だ!
 濡れながら走る。
 が、だんだん雨量が増えてきたので、3キロ付近ですごすごと終了。
 夜は水炊きにする。久しぶりに料理などしてみた。
 そう、この日記をいつも読んでくれてるアナタなら、うすうす気づいていただろう。料理関係の話、まったく出てきませんね。ハイ、してません。
 こないだ包丁を持ったのは、会社でカステラ切ったときだったな・・・(遠い目)
 自分の中で、いつか料理ブームがくるだろう、とその時を待ってもう、24歳になってしまった。できないことはないけれど、当然レパートリーは少なく、応用力もなし。
 いいお嫁さんにはなれそうもありません。まあいいや。生活力をさらに一層磨いていこう。料理ブームがいつか来ないとも限らないしね。
 今日の水炊きはおいしかったです。
 まあ水炊きなんて、まずくできるはずないけどね、ははは。
 私の自慢は、一人暮らし(二人暮しか・・・)をしてた二年間に、一度も家で揚げものをしなかったことです。砂糖も一度も買わなかったな。あーあ。
 カレー、これも一度も作らなかった! レトルトのカレーは買いだめして、頻繁に食べてましたが。シチューはけっこう作った。
 ところで、水炊きって九州以外ではメジャーでないのですか?

 そういえば、10月6日の日記に「でも、まっとうって、なんだ?」と書いてるが、森博嗣の文章にも似たようなのがあった。ちょっと嬉しかった。

 今日の日記は原稿用紙5枚と半分でした。読んでくれた人、ありがとさん!
 あ、昨日の日記も今日書きました。この下↓ 
そして、これ読んで、さらに読んでくれる!!という優しい人は、HP「薔薇とダイナマイト」にもおいでください。
 掲示板にも、すごくいっぱい書いた、今日って日でした。よほど森博嗣に感銘を受けているらしい。
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2002年10月18日(金)  今宵良い酒に酔いながら

 金曜日。

 仕事、忙しく、疲れる。
 7時半頃にしんの字と待ち合わせていたのに、監査法人の方々、帰らない。観念して、私が先に帰ることにする(←これは観念とは言わんね)
「えー、監査中ではありますが、本日はそろそろ、帰らせていただきます・・・」
 と先輩に申し出ると、
「財布を落とさないようにね」
 と、間髪入れずに返される。えー、そうですよ、飲みに行くんですよ・・・。

 お気に入りの店が数ヶ月前に博多にもオープンした。そこへ。
 満席必至なので、しんちゃんに予約してもらっていた。こういう一手間をやってもらうと、妙に嬉しい。
 食欲、あまりなく、食べられない。
 ビールが異常にうまい。中ジョッキ2杯飲んで、焼酎にうつると、これまたうまい。好きです、文蔵さん。熊本の米焼酎だったかな? しんちゅわんは王道、八海山(フロム新潟)を飲み続けていた。「酒といえば、米どころ、雪解け水やろ」と言う。米どころ、雪解け水。米どころ、雪解け水。口に出していうと、なんとなくいい感じ。なにが? 
 えー、今ちょっと、夕べのお代の内訳を調査してみました。
 酒代:食事代が2:1ですね。まあこんなもんでしょうか。焼茄子(330円)があまりに美味しくて、「なんじゃこりゃあ!」と言いながら、2度オーダーする。
 いい感じでほろ酔いながら、熱く語り合う。デビッド・ボウイを絶賛。布袋の「starman」のカバーを絶賛。ビートルズを絶賛。キャナルシティ博多を絶賛。友人・先輩・後輩たちを絶賛。酔うと好きな人や好きなものたちを絶賛するくせがあるようだ。我々には。あっ会社をけなしてたんだった、私は(苦笑)

 良い店。良い酒。良い食事。
 酔い店。酔い酒。酔い相手。
(↑特に意味ナシ)

 私はアルコールそれ自体が好きでほろ酔いになるのも好きであれこれしゃべるのも好きなので、お酒の好きな気の合う人はほんとにありがたい。
 ただ、お酒を飲んでいるときというのは、基本的に非日常。(ああ、いま、非日常、という言葉を見たら、非正常、という会社用語を思い出した。・・・・・。)
 日常に何をやるか。ってのが問われるところです。
 と、自分たちを戒めてみる。
 
 帰り道、弱いがけっこうな雨が降っていた。
 上等だ! 
 濡れながら帰る。
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2002年10月17日(木)  らららん。

 今日は8時に退社した。なんかこれでもかなり早く感じて、帰り際にやにやしてしまった。
 飲み会でもライブでもなくこんなに早く、まっすぐおうちに帰るの、かーなーりー、久しぶり! といっても家に着いたのは9時近くだけど。

 財務諸表のための数字、私の担当する大物はとりあえず全部あがった(厳密にいうとあと一個あるけど)。ほっと一息。
 今後のスケジュールを再度確認してみる。
 ううっ。まだ先は長いなあ。短信、半報・・・12月まで続くなあ。
 今週は監査、来週は税務調査、再来週はまた監査。心の平安はどこに。
 でも、さすがに毎日10時過ぎまで会社、土曜も日曜も会社ってこたぁ、ないだろう。10月前半、やっぱり冷静に考えてオーバーワークだった。今後も残業の日々は続くだろうが、毎日残業なら、やっぱりせめて8時くらいまでにしたい・・・。ま、これからは大丈夫だろう。毎日アフター5を確保、とまでは言わないけど、アフター8くらいはねえ。

 なので、来月半ばの日商簿記2級を申し込んでみた。あと1ヶ月で何とかなるのでしょうか。
 ならないような気がするが(^-^; 棄権するよりも、受けて落ちるほうが、さっぱりするような気がする。
 強制された試験でも勉強でもないこと、以前だったら「時間がもったいないよ、そんなことするの~」なんて思いそうだけど、今の部署に落ち着いてからの私はなんとなく前向き。長い目で見て、時間を無駄にしないようにしたい。
  
 yumさんの日記に、きのうの私の日記がとりあげられてた。
 東京に住んでるyumさん。お互いの日記を通して知り合って、夏に、機会があったので福岡でお茶することができた。
 こんな出会いもあるのよね。大事にしたいです。
 で、今の私は、yumさんがダビングして送ってくれたリップスライムのMDを毎朝、毎夕、聴いている。いいな。やっぱりいいな、リップスライム。心がパーッとして、時々キュンとする。なんて明るく、新しく、そして古きよきものをリスペクトしながら、ユニークなサウンドと言葉を発する人たちだろう。福岡のライブ行きたいな。誰か一緒に行こう~!
 
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2002年10月16日(水)  なんのための日記?

 残業削減計画、さっそくつまずく。10時近くまで。
 ふえーん。くす玉を割るのは(←いま私が作っている資料に限って、チーム内では完成することをこう呼んでいます)、明日以降に持ち越し。
 ストレスが溜まった一日だった。

 マイ登録してるyumさんの昨日の日記に書いてあったけど、
 こうやって毎日の一生懸命な気持ちを書きとめておくことで、 
 のちのち、励まされる。自分の日記に。
 たった数ヶ月前の日記でも、読み返すと顔から火を噴きそうに恥ずかしいものもあるが、しみじみと自分をかわいく思えるものもある。
 なんだかんだで、がんばってるや~ん、なんて。
 私の日記の一番の読者は、私だ。
 疲れる毎日だが、きょうの、明日の自分のために、一生懸命書いている。
 ほかの誰かのためじゃない。誰かに何かをしてあげてるんじゃない。
 書き散らしたものを、読んでもらってありがとう。してもらってるのは、私のほうなんです。ここを間違っちゃいけない。
 読んでくれてる人たちは、なんだか心の支えです。やっぱり、人とつながっていたいんだね。
 パラパラめくってふと目を留める雑誌みたいに、気軽に読んでくれたらうれしい。
 そして何か思うことあったら、書いてくれるとうれしい。私は毎日、パソコンの向こうにいるので。私が書いてることと、関係あることもないことも。
 そんな感じでこの日記を書いてます。
 
 あれっ? なんでこんな話になったんだろうな。

 残業時間になって、所用でちょっと会社を抜けて、ついでにササッと本を買いました。
 森博嗣『すべてがEになる』
 こないだから目をつけてた本です。疲れた夜でも、気軽に読めそう。ベッドに入ってからのひと時の読書は、小さな、確実な楽しみ。
 そんな感じで、毎日を過ごしています。
 
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2002年10月15日(火)  宮本輝 『海岸列車』 男の子・女の子

 昨日の読書、『海岸列車』の続きを最後まで読んだ。
 10回目、いやもっとかな? でも、久しぶりだった。こないだ読んだのはいつだったんだろ・・・? 初めて読んだのは20歳くらいのとき、もう今は主人公のかおりとほぼ同じ年だわ。

 教育、政治、文化、
 意気に感じること、
 人間の品性、運命、
 生と死、
 道徳、
 心のよりどころ。

 もりだくさんの小説だ。

 男と女の、恋し方の違いって、なんだろ? と、読み終わってちょっと考えた。最近、考えるともなく考えてたこと。
 うむ。肉欲(うっ、なんか凄い言葉)と精神の結びつき、これ絶対、違うよね。
 若い女の子が、好もしく思ってる男性と初めてチューをしたら、多分メロメロになるでしょう。
 女の子は、好きでもない人とチューなんて絶対したくない!という子が多いと思うけど、
 その分、好きな人とチューをしたら、そして体を触れ合って優しく激しくされたら、あっというまに夢中になっちゃうんじゃないかな、その人に。これ、絶対あると思う。みんながみんなとは言わないけど。
 子どもの頃、本や映画に出てくる悪い男が、
「な~に、女なんて、一回やっちまえばこっちのもんよ」
 なんて言うのがわかんなかったもんですが、今考えれば、あれも一理ある。(しかし、ピンとこないながらも、鮮明に覚えてるんだから、子どもってあなどれないな。)

 好きな人に優しく楽しくチューされたら。強く求められたら。
「わたし、すごく、愛されてる」て気になっちゃう。
 おうちに帰って、チューしたことを思い出すのは、すなわち大事にされた記憶をなぞること。彼と私だけの、ラブラブな秘密で結ばれること。
 これは、男の子が好きな女の子とチューをしたいとか、チュー(またはその先)をしたあとの気持ちとは、だいぶ違うような気がするな。
 言葉足らずだけど、ぜったい、違うと思う!

 ・・・と、熱く語る必要も特にないのだが。

 ともかく、たまには「読書日記」らしく。(註:この日記はそういうジャンル登録になってます)
 『海岸列車』ぜひ読んでみてください。中年女のヒモ、夏彦が、かっこいーんだ、これが。 
 
 今日は9時過ぎに仕事が終わった。
 残業、徐々に減らしていくぞ。おー!
 
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2002年10月14日(月)  迷いどころとライブ回想。

 今日はお休み。
 部屋の掃除をする。
 机の上もきれいに片付け、一冊の問題集が、今、乗っている。
「日商簿記検定2級 模擬試験問題集」
 買ったのは先月のはじめだが、まだ、1ページもやってない。
 来月に試験がある。まだ申し込んではいない。
 最近の仕事の調子じゃ、とても家に帰って勉強なんて、できそうにないなァ。
 でも、早いとこ受験して、合格したいなァ。
 どうしよう。

 さて、10日に行ったライブのことを、まだ書いてなかったので、簡単に。
「ドリームボート」というライブハウス。
 木の感じが素朴な、テーブルや椅子がたくさんあって、基本的にごはんやお酒を楽しみながら音楽を聞くつくりになってる。
 
 最初はサニーサイド。
 もう、だいぶ長いことやってるバンドだ。
 あったかいけど、どこか寂しさ漂うサウンド。なかなかいい雰囲気のバンドです。
 とびきり演奏がうまい!というわけではないけど、何となくそれも味のような気がする不思議さ。
 ギターボーカルのかしわいさんは、毒舌家との噂(?)も聞いたことがあるが、ライブで見ると、シャイな感じ。私より4つくらい年上かな? これは悪い意味じゃ全然なくて、いつまでも大人になりきらない感じのする人だ。

 次はフラッシュバック9。
 セットリストは、1日にJAJAでやったのとほぼ同じ。あ、「ビールと君を」がなかったから、1曲2曲、少なかったのかな? 
 でも、けっこうアレンジとか工夫されてた。1日のJAJAとはだいぶ違う雰囲気だった。JAJAでは、思い切り気合が入った弾け方ながらも、かなり綿密な打ち合わせがなされてるような印象だったが、この日はすごく、ラフだった。
 ステキに大ざっぱ。でも、荒くはない。ものすごく神経質にならなくても、ピシャッピシャッと要所が締まってる。つよい感じだった。そして、ツアー最終日、ていうお祭りっぽいムードがムンムンだった。フラッシュさんのしゃべりも、ナチュラルハイ。ギターも、いつもよりちょっと太めの音だった気がしたなあ、特に最初のほう。

 最後、ギターパンダ。
 こないだとおんなじ着ぐるみで登場、のりをさん。
 でも、こちらはこないだと違う曲もけっこうやってた。
 なんだかドリームボートが似合うなあ、この人たち。
 先にやった二つのバンドと比べると、のりをさんの歌う歌は大人だなあ、と思った。どっちがいい、とかいうことじゃなくて。
 遊び心がたっぷりな歌でも、もうじゅうぶん大人になった人が歌う歌だった。私は、「でももう今では、パパとママより僕のほうが君のことをよく知ってる」というようなフレーズがすごく好きだった。大人になるって、そういうことだ。
 このライブの数日前がフラッシュさんの誕生日だったので、コール&レスポンスで、お祝いする歌も歌った。会場じゅうの人たちに「ハッピバースデイ、フラッシュ~♪」と歌われて、ステージ衣装を着替えて帽子も脱いだフラッシュさん、ステージに出てってピースサインで踊ってた。
 とにかく、愛のあるロックをやる人たちだ、ギターパンダ。
 伝えようとする力が、すごい。
 アンコールでまた、「スタンド・バイ・ミー」のカバーをやったけど、それも、ちゃんと日本語の歌詞になっている。英語でさらっと歌うのは簡単だしおしゃれだけど、ちゃんと歌詞を伝えようとしてくれてる。
 お客さんも満員。
 初めて見たしんちゃんや、りょうまくん(来月結婚します。)も、彼らのすごさにびっくりしてた。大盛況のライブだった。

 えー、そのライブのはないけど、ライブの写真、見てみてくださいな。
 先月の、「MUSIC CITY TENJIN」の。


 そして話は今日に戻って、夕方、ランニング。
 6時過ぎると、あっという間に暗くなっていくのが、すごくよくわかる。
 昨日までも明日からも忙しいので、あんまり疲れないようにしよう、今日は4キロくらいでやめよう、と思ってたけど、走り出すと止まらない。
 結局6キロ走ってしまう。しかし、好きだなあ、私も。
 
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2002年10月13日(日)  謎と祭りに乾杯

 今朝は起きれなかった。
 日曜日なのでタイトな出勤時間が決められているわけじゃないからいいのだが、目覚ましが鳴ってる・・・とぼんやりと気づきながらも、起きるって行為を脳が全然、命令しないという感じ。
 目覚ましが鳴り出して45分くらい起きだせず、その間におかしな夢と現実を行き来していた。
 
 シズラー(私が大学時代に2年半ほどアルバイトしたレストラン。)に久しぶりにバイトに入ったら知らない子ばっかり、20歳前くらいの若い子ばっかりになってて、
「ああ、もう、私の知ってるシズラーじゃないんだなあ。
 働きづらくなっちゃったなあ。新しいバイト、探そう。anを買って帰ろう。」
 なんて思ってる。
 それでふと、ジリジリ言ってる目覚ましに気づいて、「あー、朝だよ。夢かー」て気づくんだけど、ボケボケでまたすぐ現実じゃない世界に入っていって、
「あれ? シズラーでなんて、バイトしてないよね、わたし? 
 なんでバイトしてないのに、日々お金使ってるんだろう?
 だから貧乏なんだ! バカバカ! 早くバイト探さなきゃ!」
 なんて、考えてる。
 バカバカ、だなんて、あたしの大バカ! 就職してるんやん!!
 
 ようやく起きて、会社に行く。
 今日は10月13日、まだ10月に入ってから一度しか休んでない・・・。時間外労働は軽く40時間を越えている。もちろん、もっともっと過酷に働いている人は世の中にいっぱいいるんだろうけど、やっぱりこれはキツいです。大半、サービス残業だし。
 仕事もあまりはかどらず、5時過ぎには退社することに。
 古い友達のしずちゃんに電話して、ご飯を誘う。
 ちょうど、天神にいたらしい。都合を聞くと、「ちょっと待ってね」と、その場に一緒にいたらしい彼氏に聞いて、すぐに「OKよ~」と言う。
「え? 彼氏と一緒なんでしょ? じゃー、いいよー」と言うが、大丈夫らしい。そんな対応が、なんだか逆に、彼と彼女の仲良しさを感じさせる。彼氏を優先して断られるよりも、もっと。

 天神で合流して、パスタとワインの夕食、その後、場所を移してデザートとコーヒー。おなか、ぱんぷくりん。女の子ちっくな楽しさ。
 しかし、妙に深く語り合う。深い議題だった(←既に討論会と化している)。しずは相変わらずの芸人肌なトークを展開してくれて、内心その変わりのなさがおかしかったが、突っ込んだ話ができる友達の一人だ。
「しんちゃんとまだ続いとうっちゃねー。もう、人生の4分の1くらい一緒におるんやない?」
 と言われ、そういやそうだな~、と我ながら感心するが、私としずりんは、これまでの人生の半分、友達じゃないか。小学校(私が転入してから)、中学校、大学が一緒。今では全然ちがう仕事をしてるけど、立ち位置が今でも似てるな、と何となく思う。
 向上心を持ち続けたい、なんて言葉は、大げさで面映いからお互い口にはしないけど。
「有意義な会合だったね~」と、別れぎわ。
 
 明日は、休むばい。
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2002年10月12日(土)  悩んで学んで

 今日は朝っぱらから夕方まで、会社の研修だった。
 入社3年目以下の女子社員向けの、研修。こういうのって必要だとは思うんだけど、ところどころ面白いって思うとこもあるけど、やっぱり、全体的につまらない。
 17時に研修が終わって、部署に戻って仕事をする。
 今日は早く帰ろうと思ったのに、なんだかんだでトラブって23時。はー、今日は土曜日だってのに・・・。
 しかたがない。そういう時期なのだ。
 同じチームの人がみんな優秀で面白くて人間ができあがってて尊敬できるのが、救い。わたしは、驚くほど優秀じゃないなー。あの人たち、ほんと、賢いよなー。
 今の部署で仕事をしてて、チームの先輩にムカッてきたこと、皆無!といってもいい。いつも面倒みてくれて、ほんとにありがとうございますって思う。
 なので明日もめげずに仕事に行くよ。3連休なんて、もう、いいよ。
 ちがうもので元取ってやるから。
 それにしても、さすがに、疲れてます。
 
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2002年10月11日(金)  捨てたもんじゃない

 シャバダララバダラッダララ
 疲れちゃったよん
 
 ゆうべの面影 抱きしめながら
 今日も 数字と取っ組み合って
 大丈夫 けっこう張り切ってやってるよ
 捨てたもんじゃないよ
 日常ってやつも。

 疲れちゃったよん
 でも お風呂でハナウタ 
 今日もがんばったのよん

◆◇◆◇◆

 さて、今日は10時ちょっと前に仕事が終わって、
 さすがに女子更衣室なんて誰も居ないので、でっかい声で歌を歌ってみました。
 ホームで電車を待つのもダルいから、
 ちょうどいい時間になるまで、更衣室でパシャパシャ自分の写真をとって遊んでみました。
 あんなポーズやらこんなポーズやらして。
 うーん、サミシイ・・・あたしって。でも、会社でこんなことできるの、遅くまでいるからこそだな。
 自虐的な孤独に、ちょっと浸ってみました。
 
 小さく大きく息抜きしながら、目の前にあることに誠実にしゃかりきに、自分の気持ちの面倒は自分で見て、仲良しの人たち大事にして、野望を胸に秘めて、いこう。
 
 ぐはっと疲れておうちに帰って、メールとか書き込みとかあったら、ほっこりします。
 どなたさまもおいでくださいませ。
 明日は土曜日、また会社です。早く寝なくちゃ・・・。
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2002年10月10日(木)  ナマオト

 私は音楽に救われる人間でよかったな。
 と、いつもそう思う。
 人それぞれ好きなものがあって、音楽を(それほど)必要としない人だっていっぱいいるから。
 それがダメだとかつまんないとか言う気は毛頭ないけど、私は、音楽が好きな人間でよかったな。
 
 今日はフラッシュバック9とギターパンダのツアー最終日。赤坂(といっても、福岡のですよ。)はドリームボートにて。サニーサイドも参加。
 今月に入ってずっと残業漬けだけど、
“わたしの毎日なんて、仕事ばっかりで忙しくてつまんなくて・・・”
 なんて後ろ向きにひがみっぽくなるのはイヤなので、こういう楽しいことがある日には、さくっと会社とオサラバすることにする。明日できることは、明日することにする。こういう日は。
 とはいっても、7時半近くまでは残業したけどさ。
 7時になって
「あの、今日は、早く帰りますね。明日、アレとコレとあんなことこんなこと、怒涛のようにやります」
 と言って猛然とシメに入った私を、先輩は一瞬怪訝そうな顔で見たものの、
「はいはい。おつかれさま」
 と送り出してくれた。普段、できるときに頑張っとくと、こういうときには意外と優しく帰してくれるものだ。
 と、(自分に都合よく)解釈するのは、私の楽しく生きる知恵のひとつ。なんちゃって。

 しんちゃんや久々の友達とも、現地で合流。
 ぐいっとビールを飲んで、声を出しながら楽しむライブ。
 その模様はまた明日にでも詳しく。
 CDもコンサートも鼻歌ももちろん好きだけど、やっぱりライブが好きだな。そこで鳴ってる音だけがすべて。おんなじ曲でも、一回一回、絶対ちがう。生身の人間が全身で音を出して、生身の人間が全身で聞くのが。
 大好き。
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2002年10月09日(水)  迷宮のアンドローラ

 迷宮のアンドローラ。
 ・・・って、歌、あったよね? むかし。小泉今日子が歌ってたやつ。
 さわりくらいしか覚えてないけど、なんとなく、好きな感じ。
 アイドル時代のキョンキョンの歌、
「渚のはいから人魚」
「ヤマトナデシコ七変化」
「なんてったってアイドル」
 などなど、アイドルらしいテンションの中にも、キャピキャピでもツッパリでもない、ちょっと異端な雰囲気があって、好きだったな。
「木枯らしに抱かれて」
「夜明けのミュー」
 みたいに、せつない歌も好き。
 で、キョンキョン、アイドルらしく抜群の歌唱力!てわけじゃないのに、自分で歌ってみると、なんかどれも、意外と難しいんだよね。アイドルになりきって歌わないといけませんな。

 そう、迷宮。迷宮に入り込んでいます。
 何をやっても数字が合いません。呪われているかと思うほどだ。ああ、完璧なシステムと完璧な帳簿が、欲しい! 出してようドラえもん。
 日に日に伸びる残業時間。そのうち日付を越えそうで怖いんですけど。

 そんなわけで、キョンキョンの『迷宮のアンドローラ』とともに、
 ユニコーンの『働く男』も、頭の中を流れています。

「♪いつも僕はひとりきり フロに入って寝るだけ
  いつも僕はひとりきり 明日のために寝るだけ」

 ひとりきりってわけじゃないけどね、ありがたいことに。
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2002年10月08日(火)  傷のあるりんご

 5年来の愛過多、あっ間違えた、相方のしんちゃんは、実は少し、左足が悪いのです。私と出会うずっと前から。

 ちょっとあまりない病気で、手術をしたこともありますが、高名な病院にずっと通っても、お医者さんでもどこをどう治せばいいのかはっきりわからないような、そんな悪さです。
 もちろん歩くことはできるし、車にも乗れる、だいぶ仲良くなって長いこと一緒にいないと、人は気づかないくらいです。
 でも、たくさん歩いて調子が悪いと、足が痛くなって、高い熱が出たりします。緩慢に、だけどだんだん悪くなっていくような症状。本人の心の中では嵐もあるでしょう。

 私はもう長いことしんちゃんと仲良しで、2年間はほぼ一緒に住んでいたこともあるので、彼の足のこと、そして彼のことを、この世の中で5本の指に入るくらいに、彼の哀しみが私の哀しみになるくらいには、わかっているつもりです。
 でも、それでももちろん、完全にわかってあげることはできない。私は健康だし、どんなに好き同士の恋人でも、やっぱり違う体で違う人生を送っているから。
 
 しんちゃん。
 小憎らしいことも苛立たしいときもある。若い私たちに5年という時間は長く、その間に他の人によろめいたこともある(お互いにね。)
 でも、しんちゃんのことを考えていて、よく思い出すのは、りんごの話。
 小学生か中学生の頃にマンガで読んだ。
 
 傷のあるりんごほど、甘いんだって。と、登場人物が言う。アメリカのことわざなのかもしれない。
 「どうして?」と問うと、
 「さあね。りんごが努力するんじゃないか?」
 成田美名子の、「サイファ」というマンガ。1980年代のニューヨークが舞台で(だから、りんごなのね。)全12巻。今でも時々読み返す。

 しんちゃんの心根の優しさ、ちょっと珍しいくらいの人間としての心のあたたかさ、その変わらなさは、きっと彼が、傷のあるりんごだからだと思うんだ。19歳になったばかりの頃、付き合う直前から、そう思ってる。今でも変わらない。
 もちろん、私だって傷のないりんごじゃないし、きっと、みんなそうなんけどね。でも、「ああ、この人、あの話の通りだ」って、じんわり思ったのは、しんちゃんが最初で最大。

 実は先週、ちょっとケンカ?してたんだよね。
 ケンカ、というか、たいてい私がボカーン!と申し述べて、しんちゃんは食いついてこないので、ケンカにもならないんだけど(^-^;
 もう、しばらく私からは電話せん!て思ったけど、やっぱり自分からしてしまう。わざと焦らして心配かけちゃお、とか、そういう恋の駆け引きは全然できない。もう、まったく。
 
 今日もやっぱり残業で、会社を出たのは10時半。
 ほとほと疲れて、でもまだ火曜日だから、早く寝なくちゃ。
 だから今日は電話しないけど、今度はいつ会えるかな?
 なんだか早く顔が見たい、夜。
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2002年10月07日(月)  泰然自若(には程遠い私だけど。)

 本日の残業は9時半まで。今週は第一の山場だ。
 今の仕事をやってる限り、4月・10月スタートのドラマなんか見れっこないってことに思い至った。テレビっ子じゃなくてよかった、俺。
 濱マイクが7月スタートで助かったよ。

 新しいアルバムが出たので最近よく雑誌に出てる奥田民生、とある音楽雑誌で、ライターが
「ユニコーン解散後も、ソロでのツアー、レコーディング、プロデュースと絶え間なく活動を続けてきた。悠々自適なイメージで売っているが、奥田民生は長い間、相当忙しいミュージシャンの一人である」
 みたいなことを書いていた。
 なるほど、言われてみればそのとおり。
 ちゃんと活動してるもんね、いつも。

 いつも忙しそうで、精力的に動いてて、元気で、てイメージの素敵な人もいっぱいおるけど、
 ほんとはいろいろやってるのに、のんびりして見える人ってのもいいね。
 民生は忙しいのかもしれないけど、『忙殺』て言葉はあんまり似合わない。泰然とした感じだからだろうな。
 私も心の余裕をなくさないでいこう・・・って、無理だけど、ま、なるべくね。ぼちぼち。
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2002年10月06日(日)  メランコリィ

 なんだか寂しい日曜日。
 ちっとも安静にしていないので治らない風邪、今日くらいはゆっくり寝ることにして、朝寝坊。
 宮本輝の『海岸列車』を読み返す。大好きな大好きな作品。
 久々に読むと、ほんとに訓戒の多い小説だなあと感じる。
 初めて読んだのは、大学2年生か3年生くらいのとき。身につまされた。
 今は、ひとまずまっとうな会社員として(でも、まっとうって、何だ?)働いて、仕事に見合ったお給料をもらっていて、やましいことはない生活なので、余裕をもって読める。
 でも、やめときゃいい道を通ってしまう人生を愛さずにいられない。ただ手を抜かず、一生懸命に生きることだ。

 今日は寒い。そしてしとしと雨が降っている。
 小沢健二の「eclectic」をウォークマンに入れて、てくてく歩いて本屋へ行く。こんなふうにしっとりとした日によく似合うアルバム、心地よいベース音がゆるい酩酊感。オザケン、大人になったなあ。音楽はずっと続けてね。
 
 家ではDavid Bowieのアルバム「ZIGGY STARDUST」を聴いてる。1972年の作品。奇跡みたいにいいアルバムだ。ベストしか聴いたことなかった。もっと早く聞くべきだった。やっぱりベスト盤はあくまでベスト盤、オリジナルアルバムを聴かなくちゃいけないなあ。

 さかのぼって、土曜日のこと。
 会社に行ったけど、なんだか徒労感。
 帳簿とシステムの数字に大きな齟齬が生じているのを発見。あーあ。単にデータから数字を拾っていくんじゃなくて、どのデータが正しいのかを見極めなくちゃいけない。いったい何を信じればいいのさ?!
 
 夜は再会のパーティー。
 学生時代のアルバイト仲間、女の子6人が久々に集まる。
 1年間、それぞれドイツとニュージーランドに行っていたよりちゃんとかなちゃんが帰国したのをお祝いする。
 この日、ひとり来られなかったなっちゃんは東京で働いているのだけど、11月には帰福して、結婚する。来月には7人集まる。
 騒々しくて楽しい夜だった。みんなみんな、自分の道を行く。
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2002年10月04日(金)  夕凪、ほろほろ鳥、博多・ザ・ブリスコ

 金曜日。
 おそろしく早い一週間だった。こんな感じで10月は過ぎていくんだろうな。
 朝起きると、目論見どおりに鼻づまりがだいぶよくなっていた。
 うっしゃっ!と出社。「あれ、来たの?」なんて言われる。連日くしゃみや咳を連発しているし声もひどいので、いいかげん休むと思われてたらしい。
 仕事はけっこういい調子で進む。・・・が、午後になって再び体調悪化。
「今日は早く帰りィ。あまりにも不吉な咳だ」
 などと言われ、8時に退社。
 
 夕凪、ほろほろ鳥、博多・ザ・ブリスコ、これが今日のライブ@JAJAのラインナップ。バンド名だけでも雰囲気ありすぎる!!
 
 着いたら夕凪がもう始まっていた。関西のバンド。
 女性二人、男性三人の編成。
 ボーカルの女の人、とってもいい顔で歌う。首から太鼓をぶらさげて、ほとほと叩きながら歌う。適度に太くて、グルーブ感のある声。キーボードの女の子もとってもキュート。音のバランスのいいバンドだった。ゆらゆらした。

 次のほろほろ鳥、これも関西からきたバンド。
 幕があいた瞬間に、うわあ!と思った。
 5人が5人とも、バラバラのたたずまい。
 客席に横顔で座るキーボードの男の人、背の高いベースの男の人、メガネで仏頂面のドラマー、黒い、生地が少なくい衣装で、腕も太ももも大胆に露出して、長いウエーブの黒髪で、すごいハイヒールの女の人は、サックス。
そしてボーカルの人は、くたくたのシャツにジャケットで、髪がやや長くて。見事に『情けなかっこいい大人の男!』
 ステージには「ほろほろ鳥」の赤いちょうちん。灰皿も。
 
 曲が始まると、もう一気にトリコになった。
 ジャンルとか関係ない音楽だった。もちろん全員すんごくうまくて、芯があって、どこか情けなくてもの悲しく、おかしくて、夜のにおいがするバンドだった。
 スカートのスリットが気になって、なんでだか夜は山芋が食べたくなって、という歌。スリットで、山芋、このセンス! シュール! そこはかとなく漂う、みっともなくてリアルなエロスのかおり!
 
 サックスの女の人は、ほかにも吹く管楽器をふたつ置いていて、使い分けていた。大胆な格好の人だけど、音にはなんとなく品があった。ドラムは、見た感じどおりだなって音、中でもスネアの鮮やかさが印象的だった。この二人は、MCや自分のパートが休みのときは、ステージから無表情にデジカメなんか撮っている。ああ、マイペース・・・。
 
 ボーカルの男の人は、「ああ、この人どれだけ、これまで歌ってきたんだろう!」と感動してしまうような顔、口まわりの筋肉。歌う動きも摩訶不思議。目が離せない。やさしい語り口にバツグンの表現力・・・ああ、だめだ、うまく書けん。とにかく、すごかった! 関西のバンドだなんて、えーん! 毎月見たいよー!!

 トリの博多・ザ・ブリスコは、もちろん地元のバンド。博多にブリスコあり!! ストレートでグレイトなロックバンドだ!
 ギターボーカルのジャガーさんは当年とって恐らく40歳、いつもいつでもものすごいエネルギー。ステージをがんがん動く、ステージだけじゃなくて客席もくまなく回り、暴れる。椅子にはガンガン乗るし、テーブルも椅子も倒しまくり、ギターのシールドもからまりまくりなので、客もサポートに忙しい(笑)
 2曲目くらいから、ギターのボディーに血痕が! 指から血を流しながら弾いているのだ。客が指摘すると、「は? なに? ギターが流血?」と、ジャガーさん、気づいてなかったようす。
 しかも、「こんぐらいで驚いとっちゃいかんよ。俺は昔、鼻血を出しながら歌ったことがある。パンクバンドのドラマーに『怖いです』て言われた」だって。やりかねん! あの人なら。
 
 ベースのタッキーは大学ときの3つ先輩で、185cmの長身でめっちゃ細くて、甘~いマスク、女性ファン多し。長いことギターをやってたからか、おそろしく早い指の動きで、ベースでもソロを弾きまくる。コーラスもうまい。ジャガーさんに負けじと、ものすごい速さで客席までダッシュしてきた。ほんと、あの直線ダッシュは生半可じゃなかった・・・。
 
 ドラムのチーさんは、ジャガーさんの奥さんでもある。カッコイイ。若い女の子がいいなんて言ってる男は、チーさんを見たまえ! やりたいことするにはもう遅すぎるなんて言っちゃう人も、チーさんを見たまえ! 37歳でドラムを始めて、今ではスーパードラマーだ!

 ジャガーさんのテンションにあおられて、前に座ってた女の子たちも立って踊り始める。最後の曲は大盛り上がり、歌が終わるとベースとドラムが続く中、ジャガーさんはギターをステージに置いて客席をまわっていく。指タッチ。抱擁まで。そいでステージに戻ってギターをまた肩からかけて、弾く?と思ったら、ドラムセットに登って照明にぶら下がる。あーもう・・・。
 
 ほんと、すごい3バンド、すごい夜だった! 行って良かった! 
 バンドは血の気のありあまってる若ゾーだけがやってるんじゃない。ほろほろ鳥もブリスコも、13年くらいやってるというバンドだ。人間、エネルギーを枯らしちゃいけないな。

 終わったのはちょうど12時。メグミちゃんという初めて会った女の子と、急いで地下鉄の終電に乗る。夜はライブに来て、おうちが遠いので朝まで天神で飲んで、バイトに行って、ライブ・・・というのを3日も連続でやってるらしい。さすが19歳! 若いなー!
 
 帰り道、しんちゃんに電話する。しばらく、私からはかけるまいと思ってたのに、くっそー。次はしんちゃんからかけてくるように。いいね?
 そして明日は土曜日、しかしながら仕事です。南無・・・。

 
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2002年10月03日(木)  嵐が長いのならば

 今さらだけど、関東に上陸した台風は、マジで戦後最大級だったのだろうか? 
 
 毎年、いくつかの台風がやってくる。
 精魂こめて育てていた農作物が根こそぎダメになってしまうとか、そういう本当につらいめにあってないからだとは思うけど、大人になっても、台風は少しワクワクする。
 ダイヤが乱れるな、とか、その程度の面倒くささはあっても、けっこうワクワクしてしまう気持ち、少しわかるでしょう?
 
 嵐は去っていく。
 一日か二日、おとなしく自然の猛威に息をひそめていれば、必ず去っていく。そして嘘のような青空が広がる。からりと乾いて。
 それを日本人はよく知っている。
 私たちは短い嵐には慣れている。待てばいいとわかっている。流れには逆らわず、善良な心でおとなしくしていればいいと。
 だけど長い長い嵐、その中で生きるには、立ち向かわなければいけない。
 方法を考えて、実行しなければいけない。
 日本って、もう長いこと、そういう状況にあるんだろうにな、と、なんとなく思った。

 今日は22時過ぎまで仕事をした。してしまった。
 風邪は今日がヤマバ、て感じだった。
 喉も鼻もひどい状態だけど、明日には回復する・・・ような気がする。
 私も、いま、体の中の嵐は短いものだと思って、薬を飲んだりうがいをしたりと、できることだけをささやかにやって、じっと待っている。
 今はこれでいいんだけど。

 
 
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2002年10月02日(水)  生まれなおす

 風邪悪化。
 まっかっか~の喉に加えて、面白いくらいの鼻づまり。
 いま、とどめの熱が上昇中。
 頭寒足熱、の反対だ。
 頭が熱くて足が冷たいぞ。
 くそぅ。なんだってんだよ~。
 せっかく今朝、生まれ変わったような気持ちだったのにさ。
 ツルッとむけた、というか、ズボッと突き抜けたというか。(こらこら、そこのアナタ、何の想像をしてますか?)

『勝手知ったる少ない仲間と敵だ味方だと騒いでる』 (by 稲葉浩志)
 そう、私は馬鹿馬鹿しいことに付き合ってなんてられない。
 忙しいんだからさ。
 ほんとに見たいものを見よう。
 人の悪口とか、自分をがんじがらめにする色眼鏡とか、バッサリ捨ててさ、ほんとに楽しいことに一生懸命になろう。
 つらいことも当たり前にあるんだから、へこんでもまた伸び上がろう。

 で、昨日の日記でも「色眼鏡」って使ったんだけど、これって一般的な比喩なのか、妙に心配になった。昨日の文脈ってわかりにくかったかな?
 なので辞書を引いてみました。

「色眼鏡:①色ガラスの眼鏡。②偏見や先入観によって物事を見ること。」
(福武国語辞典)

 ほっ。
 そうよね、ピシャリの比喩よね。
 英語で言ったら prejudice? 
 superstitionは、ちょっとニュアンス違うか。でも、なんか今、書いててスティービー・ワンダーが聞きたくなったぞ。

 現在の体温、37度5分。
 不思議だね~、普段の2度も上がってないのに、こんなにきついんだもん。
 人間のからだって。し、ん、ぴ、て、き・・・・・。
 では寝ます。
 明日の朝には、熱下がるかな。下がるよね。まさか上がる?
 当然会社は休みません。だってこんな時期に休めない! 休み、ま、せ・・・・
 休まないですむといいな。

 一晩あけたら、なんでか、ゆうべのライブのあとより、ギターパンダが非常にまた見たくなってきた!! これは、10日、行っちゃうかな、ドリームボート。行っちゃうか~~~!
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2002年10月01日(火)  大忙しの若さ、メガネ doesn't have any color.

(バン!と机を平手で叩いて)
 私は色眼鏡で世界を見ない!!
 フラッシュさんがライブでハメてる色つきグラスは好きだけど、心のメガネのレンズは透明さ!!
 
 と、何やら熱く始まった今夜の日記。もう深夜の1時だ!
 わかっちゃいない奴らの言葉になんか、いちいちぐらついていられねーけど、その色メガネは君の世界を歪ませてるんだぜ!と言わせてくれ。何も言わずに言わせておくれ。ロックは腰だ!

 今日はフラッシュバック9@JAJA。
 ギターパンダとのツアー。
 先にやったフラッシュバック9、さすが、ノッてた。ピシャリ!キメてくれたって感じ。スリリングだった。楽しくてあっという間だった。いつもそう。ニコニコ。メンバー、よく踊ってた。お客の私たちも踊ったらいいのにね。体でコミュニケーションしないとね、ライブは。
 もうCDも持ってるので、だいたいの歌詞とか、ここでシンバル、ベースソロ、とかわかってて、それがライブのときにちょっとアレンジされてたりすると「お?」て思って楽しい。アレンジしたのがしばらく続くと、「あ、今はこのアレンジ、気にいってんのかな」なんて思ったり。
 
 ギターパンダは、ギターとドラムの二人組。
 マジで、すんごいパンダのかぶりもので出てきた・・・。もちろん、ギターをかけている。視界もむっちゃ狭そう! でももちろん、ギターを弾く!歌う!そいでうまい!! すぐに客の心をつかむのはさすが。
 「最初にパンダのかぶりものありき」での、「ギターパンダ」なのか、「ギターパンダ」だから、あのかぶりものを用意したのか・・・?
 とにかく、やっぱり安定感があるなーと思った。ギターもドラムも歌も。全然ブレない。のりおさん、いい声だった! すごいギタリストなのに、エフェクターも並べず、シンプルに弾いて、歌をたっぷり聞かせてくれた。ひとつひとつ、面白い歌だった。もちろんギターの音はすごくクリア! すごいフレーズさらりと弾く。プロだなあ。
 ある歌のイントロで、「Foxy Lady~」とさりげなく言ってた。DJのシマゼンさん、イェ~イってウケてた。ジミヘンネタには、あたしも食いつくぞ。
 ショー、あれはショーだ。そしてロック。アンコールの最後でやった、「Stand By Me」のカバー、ギターパンダバージョン(と、言っていいのかな?)もよかった。ギターがすごくよかった。
 
 でも、小さな声で言うけど(いや、別に、小さくなる必要ないけど)、わたしは、フラッシュバック9のほうが、好きだなぁ。歌も詞もベースもドラムも!(あら、ギターは・・・?)
 もちろんギターパンダ見れて幸せだったけど!!

 はぁ。
 私の毎日は大忙しだ!
 恋も夢も仕事も、音楽も酒も、読むこと書くことも、笑ったりへこんだり考え込んだりも、ぜんぶ一緒くたに迫ってくるのだ!
 どれ一つ、おろそかになったりしない。
 どれ一つ、わたしの心から離れはしない。
 ちっちゃい井戸で泳ぐな、わたし! 人間は考える葦だ。生きてる間は体があるのだ。世界は広い、そして選ぶのはわたしだ!!
 そいでもって、風邪で喉が焼けるように痛いのさ。
 あと5時間したら起きて、また会社に行って涼しい顔で仕事するのさ。
 そんなわけでバイバイ!! (こんなにテンション高くて寝れるのか・・・)
 
 
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