| 島田美沙の日記...島田美沙 |
金曜日 - 2004年10月29日(金)
今日は夕方に管理会社の立会いのもと、隣のお店の黒人たちと話し合いをした。
問題は隣から聞こえる騒音。
外国人が集まるCLUBなんだけど、隣がそういうお店だというのは六本木だし仕方がないとしても静かに営業しているウチのお店にまで音がもれてきてる。
おまけに曲調も違う。
向こうはダンスしたりしてるからHIP HOPとかをガンガンやってるんだ。
話は平行線。
ぜんぜん前に進まない感じだ。
連れの黒人にバカヤローと罵倒された。
すごく気分が悪い。
いつになったら落ち着くんだろう。
あ〜やだやだ！
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三日目 - 2004年10月28日(木)
ジャズクルージング最終日。
VOCALのMが遅刻気味にやってきた。
最初の音出しを7:30PMでお願いしてるのにぎりぎりまで姿を現さないのでビックリ。
既に到着してチューニングをしているDUOの相手に聞くと、
「あの人、いつも遅いんです……」
と悲痛な顔をしている。
期間中のお客様は各店舗のスケジュールを見て忙しく周っているので、きちんと演奏時間を守らないと事務局にクレームされてしまうのだ。
不安な気持ちで待っていると、本人がふらふらと歩いてやってきた。
「すぐにこのまま演奏できますから」
とは言っても、お客様の見てる中で自分の荷物を置いたり、マイクスタンドの調節をしたり楽譜のやりとりの段取りをつけてるのはダサかった。
他のミュージシャンは早めにきてスタンバイしてるのに……。
疲れたし、頭にきた。
当分、彼女はブッキングしたくない。
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二日目 - 2004年10月27日(水)
ジャズクルージング二日目。
今日は川島智子がトリオでの出演。
狭いクリマにウッドベースも入って、見た目にも窮屈な感じだったけどやっぱりベースが入ると雰囲気がいいね〜。
川島さんがパーマをかけてイメチェンをしてきた。
私はいい感じだと思ったけど、お客様は様々な反応。
「どうしたの、アタマ爆発してるよ」
とか言ってる。
男の人にはウケないのかな〜
「今日のピアニストと川島さんの髪型、同じですよ」
とM君も言っている。
ふと見るとピアニストはハカセタロウみたいな髪型のオジサンだ。
私は思わずM君に人差し指を立てて「し〜」とやってしまった。
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初日 - 2004年10月26日(火)
今日はジャズクルージング初日。
あいにくの雨だったけど、それなりにはお客様がきてくれた。
クリマではチケットが売れてないのが残念だけどね……。
さがゆき(vo)
安井さち子(p)
二人の演奏はとっても素敵だった。
さがゆきさんは声量もあってカッコいい。
前にお客様が言ってたけど、ジャズ歌手の声って２０代じゃまだ全然イケてないらしい。
３０代・４０代以上になってやっとシビれる歌声が出るんだとか。
さがゆきさんのお歳は知らないけど、歌声はかなり熟成してると思った。
いい感じだ。
安井さんは相変わらずのパワフルな演奏で、うちぐらいの小さなお店では臨場感たっぷり！
でも安井さんは私の指を見て、ビックリ仰天していたよ。
「え〜、そんな怪我なんてしたら私なんて仕事キャンセルしなきゃいけないよ」
「痛そう、怖〜い」
さがゆきさんも
「骨折した瞬間を想像するだけで気持ち悪い」
と気味悪がっていた。
どうせ私は怪我人ですよ……。
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前夜祭 - 2004年10月25日(月)
今日はジャズクルージングの前夜祭が六本木プリンスであったから出席。
人前で少し挨拶をして、出演ミュージシャンの演奏を聴いたりしていたら
「島田美沙さんですよね」
と懐かしい人から声をかけられた。
12年前に初めてのお店を開店し、ワケも解らず頑張っていた頃に応援してくれたG氏だった。
最後に連絡をとった3年前にはお勤めなられていた会社を退職し、就職活動中とのことだったので連絡しにくくて疎遠になってしまっていたので久しぶりの再会。
G氏の連れも誘って3人で知人の経営するイタリアンに行き楽しく談笑した。
ちょっとだけ難しい話にも花が咲く。
それから自分のお店に戻って、ぶらりと来た広告代理店のI君となぜか泡盛を飲み、いい気分になって別のお店にGO！
行き先は水野シローの経営する「ラビアンローズ」。
むかし「かわいい人よ」という歌で有名になった人だ。
いつ見てもスリムなGパンを穿きこなし、いつまでも少年っぽさを演出して頑張っているオジサンだ。
月に二度はプラセンタ注射もしているらしい。
私も見習わないとね。
つくづく今日はクリマであまり飲まない日だった。
でも明日からのクルージングは気合で乗りきるぞ〜
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卒業研究 - 2004年10月24日(日)
今、大変な問題に直面している。
大学の卒業研究の提出期限が近いのだ。
本当は一昨年に提出して無事に卒業……のはずだったのだがワインバーの開店で忙しかったために未提出で、同じ学費で再度の履修ができると思っていたが（実際、できるんですけど）期限内にそういう申し入れを書面で提出しなかったために、翌年に申請をしなおして……現在に至る。
もうずいぶんと長く学生をやっている。
一応は女子大生だし、映画も安く観れるからいいんだけどね。
それにしても難航中。
ちゃんと提出できるかなぁ。
それに今回は担当の指導教官のゼミに一度も出てないんだけど。
いきなり提出しても単位はとれないかもしれないな。
初回の通知がきたときは体調不良で行けなかったんだけど、その後は何時どこで開かれているのかがさっぱり判らない。
一昨年と同じ教授だし、そのときと同じテーマだからとりあえずこのまま進めてみるしかないな。
あ〜時間がない！！
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黒マジック - 2004年10月23日(土)
骨はまだくっついてないけど、固定は外してもらっている。
完全に骨がくっついてしまうまで固定していると、関節が硬くなって曲がらなくなるらしい。
でも、たった２週間ちょっと固定していただけなのに人差し指が曲がらないよ〜。
無理に曲げようとすると痛いのなんのって。
パソコンのキーボードが打ちづらい。
なんだか次に生えてくる爪が変形して生えてくるような気がする。
内出血の部分が盛り上がってるだけならいいけどね。
子供が悪戯で黒マジックをぬったようになっている私の指。
あ〜情けない。
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ワイン - 2004年10月22日(金)
今日は夕方に西麻布にあるラ・シュエットでお食事をして、クリマでも美味しいワインをご馳走になり……良い日だった。
久しぶりに来てくれたK氏が私の誕生日のお祝いにとリシュブールを飲ませてくれた。一ヶ月遅れの誕生祝だなんてこじつけかと思ったら、なんと花束まで用意してくれていた。
その花束も、どうせその辺の街角で（六本木に着いてから）買ったんでしょう……と思っていたら、ちゃんとしたデパートに入っている花屋さんでセンスも良かった。
Kさん、すみません。
ちょっと自分を反省しました。
明日からもっと素直な子になります。
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台風一過 - 2004年10月21日(木)
昨日の台風はすごかった。
もちろん誰も来なかったのでクリマは少し早めに閉めました。
ところで骨折の話の続きだけど……しばらく固定してたら関節って動かなくなるもんだね。
あまり知識がないもんだから、固定を外したらすぐ指を動かせるもんだと思っていた無知な私です。
折れてないところの関節まで、一緒に固定されてたら曲がらなくてビックリ！
今、整形外科のリハビリ室に通っています。
リハビリ室の整体師みたいな人に聞いたら、早くても６週間ぐらいかかるんだってさ。
ただ、指ってよく使う場所だから良くなったり悪くなったり……が続くし、内出血して折れた爪の部分が治るまでは一年ぐらいかかるらしい。
つくづくあ〜あ！
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事件です！ - 2004年10月02日(土)
10月1日の夕方、右人差し指を骨折しました！
この日記はさかのぼって10月21日に書いています。
なぜかって！？
固定中だったから左手しか満足に使えず、パソコンのキーボードが打てなかったのさ。
本当に今回は酷い目にあった。
しかもすごいドジ！
自宅ドアの閉める元の部分に挟んでしまったんだよ。
メチャ痛かった〜
今でも内出血で爪が真っ黒で、しかも思いっきり折れてる。
子供が悪戯で黒マジックを指に塗ったみたいになってるんだよね。
あ〜今でも信じられない。
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美人ソムリエール - 2004年10月01日(金)
8月末からクリマには新人ソムリエールが入店しています。
木・金曜日の11PMまでなんだけど、また一段とお店の雰囲気が良くなった気がする今日この頃。
彼女が他のワインバーで働いていたときに知り合ったんだけど、その頃から「感じの良い人だなぁ」と思っていて、その後にお辞めになられたと噂に聞いて「また会いたいな」と思っていたら不思議と再会できたんですよ！
人の縁って不思議ですね。
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