衛澤のどーでもよさげ。
2008年03月26日(水) 愉しみ。

今日の夜から明日の夜にかけて一泊入院します。検査入院です。睡眠障碍の検査で、頭に電極をつけてまる一日の間、眠っている間も起きているときも脳波を取ります。Yesか脳波。

病院大好き、検査大好きなのでいまから愉しみです。
関係ありませんがチロルチョコのリラックマミルクプリンにいま夢中です。

2008年03月19日(水) 乱気流。

県外へ出掛けて行って具合いが悪くなってまる二日間寝込んだかと思ったら急に具合いがよくなって一日で短編小説を書き上げたりと、体調の上下動がはげしい毎日を過ごしています。

あと、髭男爵のDVDを買いました。ルネッサーンス。

2008年03月16日(日) 脆弱。

昨日と今日とは大阪は高槻市でGID(性同一性障碍)学会が開かれています。例年各都市持ちまわりで開催されていて、今年で一〇回めにして私の居住地から最も近い開催地です。出席しない手はありません。
しかし、季節は春先。私の厄介な持病がひどくなる時期でもあり、例年「今年はやめておこう」と出席を控えていたのでした。でも今年は……何とかなるんじゃないかな、と思いました。ここ数日体調がよろしかったので。

しかし念のため、二日間開催される一日めをお休みして、その夜に開かれる関連イベント「全国トランス交流会」に参加して、様子を見て学会二日めに出席するか否かを決めようと考えていました。
「トランス交流会」の「トランス」とは変圧器でもトランスフォーマーでもなく「トランスジェンダー」のことです。学会のために全国から集まってきたトランスジェンダー、性同一性障碍当事者が学会一日めの夜を利用して交流を深める会です。私はここから参加して一晩泊まって学会二日め……のはずが、交流会の途中で最終電車が出るぎりぎりの時間に突然「帰ります」と知人友人への挨拶もそこそこにリタイヤしてしまいました。

「全国」交流会を、甘く見ていました。全国からGID関係者が集まってくるのですから大人数になることは予想していなければならなかったのです。しかしそれができず、会場の人口密度の高さに持病のパニック障碍の発作を軽く起こしてしまい、滞在は無理と判断して終電がなくなる前に帰らせて頂いた次第です。自分が思っているより自分は脆弱でありました。
突然帰ると言い出して会場を離れてしまったので関係者諸氏には大変ご迷惑をお掛けしてしまいました。この場で改めて御詫び申し上げます。

御迷惑をお掛けしてはしまいましたが、私は交流会に参加してよかったと思っています。交流会で開かれたシンポジウムは大変興味深い内容でした。中でも或る方が仰った「当事者のヒール(悪役)がいて、はじめてノーマライゼーションが可能になる」との発言がとても心に残ったので、ここに記録しておきます。
この発言をした方の存在はもう一〇年以上も前から存じ上げていて、一度直接御話してみたいと思っていて、昨夜それが実現しました。とても理知的な文章をお書きになる人で、もしかしたら私なんぞいい加減なことを一喝されてしまうのではないかと想像したりもしていましたが、快く口を聞いてくださいました。うれしかったです。これだけでも行ってよかったです。

そのほかにも、数えるほどしかお会いしたことがないのに私を見掛けてお声掛けくださった方もいて、よくぞ私のことなんぞ憶えていてくださいましたと感謝の念に堪えません。私が他人さまの顔を覚えるのと大勢の中から特定の人を探し出すのが苦手なものでこちらから御挨拶に伺えず御免なさい。

今日は学会二日めです。朝からとてもいい御天気です。出席したかったなあ、と煌々と射す朝日を見ながら思っています。

2008年03月12日(水) 何たる。

朝。起きたら大惨事でした。



戸棚に片付けてあったはずのお好み焼き粉が取り出された上、撒き散らされています。同居猫の仕業。
開き戸でも器用に開けるので困ります。現在は抽斗を開ける練習をしている模様。

粉の除去も含めて自宅の掃除を午前中にして、午後から単車で長距離を走る練習をしてきました。脆弱さなら右に出るものノーバディと言われる単車チョイノリが何処まで走れるのか確認しておかなければなりません。
インターネット上では数百キロメートル走破や峠越えの話もちらほら見聞できますが、果たしてチョイノリ+私の組み合わせだとどうなのか。三つ向こうの市まで行ってきました。隣県です。

途中に道の駅を発見したのでちょっと休憩。この道の駅は最近できたもののようです。はじめて訪れる場所です。



ここは難関の峠の真ん中辺り。道路にはまだ工事中の部分も多く、大型の工事車両が沢山走っていて怖かったです。

しかし道の駅から三〇分ほど走って峠を越えてしまい、無事に目的地には到着できました。行った先は郊外型大規模ショッピングモール。そこの或る御店で、先日友人に教えて貰ったものを購入しました。



マンゴーシリーズ。マンゴーソープとマンゴーホイップボディローション。わたくしマンゴーファンでして、過日岩盤浴に一緒に行った友人が持参していたボディローションに一ト目惚れ。早速購入した次第です。甘くておいしそうな匂いがするのです。
マンゴーソープは御店で見掛けたので衝動買い。御風呂が愉しくなりそうです。
これを購入した御店はおじさんが一人で入るような雰囲気ではなくてちょっと恥ずかしかったです。

別の御店ではこういうものを見つけました。「飲む」チロルチョコ。



店頭のポップには「チョコとコーヒーを足したような味」と書かれていました。まだ飲んでいないのでどんな味か判りませんが、ひどいめに遭ったらきっとこの頁に書きます。後日談がなかったら無難な味だったのだと思っておいてください。

2008年03月10日(月) 調整。

単車に乗るようになって機動力が上がったのはいいが、運搬力に欠けていて少々難儀していました。そこで、オプション品のリアキャリアを取り付けることにしました。メーカー純正オプションです。



これだけでも荷物を運搬することはできますが、いちいち荷縄を掛けなくてはいけません。それは少々不便なので、更にカゴを取り付けます。



純正品を付けるとお高くなってしまうので、ホームセンターで自転車用の後ろカゴを購入して、自分で取り付け。純正品の半額以下で済みます。お安いカゴを択んだので車体に合わせて色を択ぶということができませんでしたが、運搬能力に変わりはありません。これで買いものなどが随分楽になります。

こうして愛車がバージョンアップして気分も軽くなりながら、昨日は同級生たちとこんな御店に行ってきました。



銀座の高級クラブっぽい地下の御店ですが、ここは御風呂屋さんです。温泉が湧いています。温泉に入るのはまだ気が引ける私ですが、岩盤浴をしてきました。身体の裏も表も遠赤外線でこんがり。いい汗を沢山かいて気分爽快であります。
そのときは気付かないものですが、岩盤浴って時間差で疲れが出てきますね。汗をかくと運動したのに似た疲労感が遅れてやってきます。心地いい疲労感です。

ああ、そうだ。初体験もしたのですよ。足つぼマッサージ。テレビのバラエティ番組でよくやっているように悶絶するほど痛かったりするのかとどきどきしながら施術を受けましたが、マッサージ師さんが痛くないように上手にやってくれました。おかしみには欠けますが、気持ちよかったからいいです。

2008年03月08日(土) ちゃー。

またも御無沙汰です。暫くネット落ちしていました。というのも、約八年振りにコンピュータRPGに取り組みはじめたからです。
これまで長い間コンピュータゲームから遠ざかっていたのは、所有ゲーム機が悉く稼働不能になっているからです。任天堂紅白機から初代PSまで、博物館並みに所有している機械が悉く、です。

仕事の妨げにならなくていいか、と思っていたのですが、春先の頭の中がぬくくなる頃合いにちょっと錯乱して衝動買いしてしまいましたニンテンドーDS Lite。機械がほしかった訳ではなくて、どうしてもRPGを遊びたかったのです。
という訳で、同時購入ソフトは「世界樹の迷宮2」。ダンジョンRPGで桝目マッピングが愉しめると聞いて「ウィザードリィ」大好きの私はウキウキしながらゲームショップから帰ったのでした。

ダンジョンというのは、二〇年ほど前には「地下砦城」という訳語をつけられていたものですが、直ぐに「地下迷宮」という言葉に取って代わられました。地面よりも深いところにある迷宮がそうだと思って頂いてほぼ間違いありませんが、近頃のRPGでは地下ではないダンジョンも多いです。ここで出会った人たちがお付き合いをはじめることをダンジョン交際と言います(ほんとう)。
「世界樹の迷宮」でもやはり地下ではなく、世界樹という巨大な植物の内部にある迷宮を天に向かって上へ上へと昇っていきます。ダンジョンは地下に限らなくなっているのですね。でも屋内です。

フィールドRPGはマッピングがしづらいので攻略本と首っ引きになってしまいますが、桝目ダンジョンRPGだと自分でマッピングできるので愉しくて仕方がありません。
「マッピング」とは地図を書くことです。右も左も判らないダンジョンに足を踏み入れ、自分が通り過ぎたところの地形を方眼紙に書き込んでいくと少しずつ地図ができてきます。その地道というか地味というかの作業が愉しいんです。暗い? 私もそう思います。でもこれが愉しいの。

時間を忘れて熱中しています。もうオトナになったからそれほど集中して何かをできることもなくなってしまったかと思っていたのですが、自分でも驚くほど迷宮探検に夢中になっています。毎日がアドヴェンチャーです。暫くここの記事を書くことも忘れるかもしれません。

2008年03月01日(土) 仕事あれこれ。

■冬眠も視野に
ああ、一〇日も更新を休んでしまいました。「どーでもよさげ。」はじまって以来の長期停滞です。実は持病の調子が甚だ悪くて文章を書く元気がなかったのです。
先週の定期通院日には「入院も視野に入れてたけど、やっぱり入院はなしにしましょうか、ちょっと調子もよくなってきたし」ということになっていたのですが、そこから調子急降下してまして。
かかりつけ医との話し合いで、私の持病の具合いは「冬の間はまったく何もできなくなるので、初夏から晩秋まで調子がよさそうな間に仕事をやりだめしておいて、病状がひどくなる冬の間は冬眠しておきましょう」と、今年はそのような予定で投薬スケジュールを組みましょう、ということになりました。
まだ、仕事に手をつけられるほど元気ではありませんが、今月末か来月辺りからぼちぼち執筆を開始して、夏にはフル稼働して冬の分も仕事しておかなければなりません。我ながら難儀な病気持ちです。

■未知の世界に
年末辺りに書いた原稿の掲載誌が続々届いています。
生まれてはじめてSM雑誌の仕事をしました。私は小説家ですのでSM小説を書いたのですが、それがとても難しいことなのだと、実際にやってみて痛感しました。
縄で縛ったり鞭で打ったり蝋燭垂らしたりすればSMになると思っていたら大間違いなのです。勿論、それ等の描写もSM小説を組み立てる材料にはなるのですが、SMの本質的な部分は情緒的なものなのだそうです。本来のSM小説はサディストとマゾヒストの主従関係における信頼や葛藤などが主になる情緒的・精神性が強いものなのだそうです。
今回の原稿は編集部からの依頼があってお請けしたのですが、正直申し上げて、私はSMというものを甘く見ておりまして、編集部からの御指導で何とかかたちに仕上げたものになっております。次号の原稿も編集部から御声掛け頂いているので、次回はもっと勉強してよりよい作品を書けるようにしたいと心づもりしています。

■漫画原作
二箇月ほど前に雑誌に掲載して貰った中編小説が、早くも漫画化されて別の雑誌に掲載されました。これも掲載誌が手許に届いています。中編小説で、漫画にするには少々長いということで前後編になっていまして、今回掲載されているのは前編だけですが、読んでいてどきどきしました。
原作を自分が書いたものなので筋書きは判っているのですが、漫画になっていると何だか新鮮な気分で読めました。今後の展開も知っているのですが、後編が愉しみです。
掲載誌を紹介したいという気持ちもあるのですが、先に書いたSM誌にしても、今回の漫画化作品にしても、衛澤とは別名義の仕事でして、何れ衛澤と別名義は統合する予定ではいますが、いまはまだ伏せておきます。
或る場所では試験的に公開しているのですが、何せ衛澤が書くものと分野が大きく違うので、別名義と衛澤が同一人物であることを公式サイトで公表するには、ちょっとした度胸が要ります。


エンピツユニオン


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