そのまま通り過ぎようと思っていましたが、最後の日になるとやはり振り返ってしまうものですね。その年の最後の日というだけで過去四〇〇日近くを振り返ってしまうのですから、生涯最後の日とか世界の終わりの日とか、最早や振り返るまいとは思っていても、四〇〇日よりももっと長い時間を振り返ってしまうのでしょう。
そんなことを思う二〇〇七年末。窓外は晴れておりますがちらほらと小雪が舞っております。

今年も無事に暮れていきます。無事に暮れを過ごせております。有難う有難うみなさま。みなさまの御陰でございます。

また来年。


【今日の予定】
例年通り色違い歌合戦→蕎麦→若者たちとカウントダウン。

も少し料理ができるようになりたいと思い料理本などを購入してみるのですが、一ト通り購入した本を読んでしまうとそれだけで満足してしまって料理本を料理本として活用する頻度が著しく低いことを、来年こそは何とかどうにかしたいと思っています。

あー長い文章。

蔵書率と料理の腕は比例しないんですよ。


【今日の宿望】
我が郷土にショ○プ99を！

いままで食べるものをつくったときには写真を撮ってこの頁にも掲載したりしていたのですが、そう言えばそれは御菓子をつくったときばかりで毎日の食事はお見せしたことがありませんでした。
見せるほどのものでもないと思っていたので。
しかし今回は見せてほしいというリクエストを頂きましたので、本日の夕食を紹介致します。


玄米飯、鰹の煮もの、ほうれん草のお浸し、味噌汁。鰹は昨日のうちに二切れ煮ておいた残りの一ト切れ。今日調理したのはほうれん草のみ。調理と言ってもゆでて水にさらすだけです。
体調がよろしいときはこんな感じで自分で調理したものを食します。

下の写真は午前中につくり置きして昼食に少し食べた烏賊と大根の煮もの。


さしてめずらしいものではありませんが、これをつくってラップをかけてうっかり台所に放置していたら同居猫がこっそりラップを爪で破って烏賊を一ト切れ強奪していきまして、それがとても口惜しかったので写真を撮ってみました。
何で写真か、と訊かれましてもちょっと困ります。器はポン・デ・ライオンどんぶりです。


【今日の年末特番】
文句を言いつつもやっぱり見てしまいますよ潜水艦映画。潜水艦好きだも。

私は毎日の行動や体調や、購入したものやその金額、食べたものなどを手帳に記録しています。逐一見直すことはしてはいませんが、何かのきっかけで過去を振り返るときに役立っています。「何かのきっかけ」というのは、高い確率で心身の不調だったりします。

今年は夏が暮れて秋が過ぎるにつれて体調が下降して、実は一二月に入ってからはまともに活動できた日がほとんどありませんでした。これをきっかけに過去三箇年の手帳を繰ってみると、何れの年も一〇月の終わりくらいから持病のため体調を崩しはじめていて、一二月の終わり頃までは伏せっていたと記されていました。
どうして不調を来したのかと言えば「そういう時期」としか言いようがありません。台風みたいなものなので、「来るかな」と思ったらそれなりの装備をして通り過ぎるのを待つしかないのです。

で、過ぎるのを待っていましたらどうやら過ぎたようなので、ぼちぼち動き出しました。伏せっていたところ急にフル活動すると却ってエンストしがちなので、ぼちぼちと。先ずは自分の世話を焼くところからはじまります。食事を整えたり、身体を浄めたり、室内を掃除したりです。持病が出てくるとこれ等のことさえ儘ならなくなってしまうので厄介です。

久し振りに煮炊きしました。冬至に食べ損ねた南瓜と、スーパーマーケットで安く買えた鰹を煮て玄米飯と一緒に食しました。こうして自分の世話をようやくのことで焼くことができますと、これだけのことでほっと致します。
「ただこれだけのこと」に安心できるということは、ほんとうに安らかであります。


【今日のプエラリア】
違うと判っていてもいつも脳裏に浮かぶのはプラナリア。分裂するよ。

怠けぐせなのかそういうものなのか、自宅ではなかなか仕事が進みません。
そんな訳で、手書き原稿が仕上がった後にPCの打ち込みが終わった状態の原稿があるので細部修正を外でやろうとマイクロSDカードに原稿ファイルを移しました。これが昨夜のこと。

今日。所用が終わってドーナツ専門店に入り、お気に入りのパイとカフェオレを注文。食べて仕事をしようとPDAでマイクロSDカードを読み込んでみたら、昨夜移したはずのファイルがありません。
パイ食べてカフェオレ飲んで帰りました。

帰宅してPCを起動して、ちょっと泣きながら原稿修正をしました。締切に間に合うかどうかひやひやものだった原稿は、何とか仕上がりました。

今日は「鏡餅の日」だそうです。
「鏡餅の日」という日があったこと、今日がその日だということを私は今日はじめて知ったのですが、それよりも「鏡餅ばんざい！」なる曲に軽く衝撃を受けたのでした。鏡餅ったら鏡餅。何故かサンバ。

随分更新をさぼっていました。こんなに更新が長く滞ったのははじめてかもしれません。
何をしていたかというと、体調を崩したり整えたりはじめての仕事に七転八倒したり締切間際に原稿依頼を貰ったり、いろいろです。

そんな年末の今日、或ることを申し立てるために裁判所に行ってきました。実は二年前に同じ申し立てのために一度、裁判所に足を運んでいます。そのときはまだ条件や書類が揃っていなくて申し立て自体はしなかったのですが、裁判所の職員さんに申し立ての手順を丁寧に説明して頂いたことをはっきりと憶えています。

さて、条件も書類も無事に揃った今般、改めて申し立てに行ったのですが、納める手数料を確認しようと担当窓口の職員さんに訊ねてみたところ、どうも私がしようとしている申し立てが法律上可能かどうかも御存知ない様子。さらにはその人だけではなく、ほかの職員さんも同様らしく、数人が額を寄せ合って長い時間相談していらっしゃって、その間ずっと待ち。二年前、私がしようとする申し立てに係る法律ができたばかりだったにもかかわらずそれに熟知した職員さんがいたというのに、いまはどうしてこうですか。
結果、取り敢えず書類は裁判所預りになったがそれが受理されたのかどうかははっきりしない状態に。

年末ぎりぎりに書類が揃ったので駆け込み訴えで何とか申し立てをして、裁判所が忙しくなければ年内に審尋を受けて、年明けには法的手続きをとれるかなーと思っていたのだけど、何だかぎりぎりで駄目っぽい感じです。それでも、年内は無理でも年度内には申し立てが通るのではないかと予測しています。
何の申し立てをしたのかは、審尋が終わった辺りにこの頁で報告すると思います。多分。きっと。


【今日のストラップ】


そんなにあのドーナツ専門店が好きか。

DSで「ナゾラーランド」が出ないかなあ。

携帯電話の機体を新しくしました。これまで使用していた機体は基本ソフトの動作が非常に重く、それが気になってずっと苛々していたし、電話・メール機能の次に大事なカメラ機能（仕事の資料写真を撮影したりする）に不具合が出てきたこと、今秋リリースの最新機種には国際通話機能が搭載されていて、私が近い将来それを必要とするであろうことなどを考え合わせて、幾らかお高い買いものではありますが、えいやっと購入に踏み切りました。

すると、今秋リリースの機種にはもれなくワンセグ放送を受信する機能が搭載されているのですね。「別に要らないなあ」と思っていたのですが、付いていれば意外と使うものです。
仕事部屋とテレビ受像器を置いている部屋を別にしたためにほとんどテレビを見ない生活をしていて、それはあまり困らないことだと思っていましたが、テレビから離れすぎると必要な情報を取り洩らしてしまうこともあるのだと最近判りました。しかし、どうしても見たいテレビ番組もなく、わざわざ仕事の手を止めて、炬燵から出て、寒い部屋でテレビを見る必要性も強くは感じないし……。

そういう訳で、仕事部屋で炬燵に入ったまま流し見できるワンセグケータイは結構重宝しています。


私の居住地が田舎であるためか電波状況が安定しないので画像が途切れ途切れになることもあって、しっかり見たい番組がある場合には不向きではありますが、取り敢えず点けておいて情報を拾う程度なら充分足ります。
モバイル―――移動体ですから自宅ではない場所で活用するのが本来の用途なのでしょうが、私は外出先ではこの機能は使わないだろうなあ。外で見るためには携帯電話に接続できる専用ヘッドフォンを買い足さなければならないし。


【今日の満ち引き】
一日大波、半日小波、半日凪、そして大波。

知人が柿を送ってくれた。一〇個。一人ではちょっと多いかな、と思い、自転車で五分ほどの距離に住んでいる母（と弟）宅に半分持って行った。
玄関前で姉二人と遭遇。その手に柿と林檎。
「秋だねえ」などと言いつつそのまま柿を持って帰ってきた一二月はじめ。

果物は好きなのだが皮を剥くのが面倒だ。私はものぐさ。
でも、この日は「面倒」よりも「食べたい」の方が強かったので自力で剥く。剥いている間中、同居猫が足許にまとわりついていたので、熟してやわらかくなっている部分を少しだけ与えてみた。
喰った。
更に要求された。
数個剥いたうちの一ト切れを細かく刻んで御飯皿に入れておいてやったら、全部きれいに食べてしまっていた。猫って柿を食べるんだね。

最近、キャベツばかり食べている。一ト玉ごろんと買ってきて、半分にざくっと切って、その半分を適当にざくざく粗めに刻んで、炊飯器に入れる。少量の水とほかの葉っぱものや肉やら魚やら、食べたいものを適当に一緒に入れる。炊飯器のスイッチを入れて小一時間ほど放っておくと煮えているので、ぽん酢やら胡麻だれやら柚子胡椒やらそのときの気分でつけて食べる。
半煮えのキャベツは、案外旨い。一人で半玉ぐらいぺろりと食べてしまう。

食べている間中、魚や肉を食べていてもとんと寄ってこない同居猫が食卓周りをずっとかぎまわっているので、キャベツを一ト端取って細切れにして御飯皿に入れてやった。
喰った。
更にもの欲しそうに見つめられる。
葉っぱ一枚分くらいを細かくして御飯皿に入れておいたら、全部きれいに食べてしまっていた。この間は白菜を生で食べていたっけね。秋のはじめには焼き芋蒸しパンを一ト片強奪して行ったっけね。


【今日の諦念】
風呂の掃除だけは玄人にまかせた方がいいような気がしている。