衛澤のどーでもよさげ。
2006年01月31日(火) 休むのも仕事のうち。

学生だった頃は「頭痛」を「ずつう」とは言っていなかったように思います。たとえば学校で、
先生「××さんは今日はおらへんのか」
生徒「えらいあたまいたで来られへん言うてました」
(対訳:大変な頭痛で来ることができないと言っていました)
こんな感じ。訓読みさんだったのさ。

そんなことを思い出す、あたまいたで起きているのがつらい日。眼精疲労のせいなのか筋肉疲労のせいなのか歯痛のせいなのか判りませんが、痛くて眼を開けていられないので取り敢えず本日は臨時休業にします。おやすみー。


【今日の10年目の変声期】
10年間聞き続けた声が少しでも変わるとやっぱり判ってしまいますね。光彦くんのナルシズムが少し薄れた感じ。

2006年01月30日(月) 整理する。

携帯電話のメールを整理しました。
年末のことに、年始に或る場所で会合を開くから集まるように、という示達事項を友人各位に一斉送信したところ、立て続けに返信が来ました。それがまだ残っています。受信と確認をしたときは特に何も思わなかったのですが、その件名は、

「御意なり」
「OKなり」
「わかったなり」

みなさん揃って「なり」って、何でやねんな。


【今日の希望的観測】
次の冬が来るまでには四〇〇枚口一本が仕上がっている……はず。

2006年01月29日(日) 或るいは著しく偏って。

自分より年長の人、同い年くらいの人、年少の人。男性、女性。
それぞれ組み合わせると六種類。私が出会う人をこの六種類に分類してみると、どうやら私は「年少の男性」と最も話が合うようです。それも一〇代以下の人と。

話す内容が著しく幼いのでしょうね。


【今日の飲んで一ト息】
温かい韓国ゆず茶、ほっとするよー。

2006年01月28日(土) 中の人なんていないんだぞ。

今朝起きたときにたまたま点けたテレビに、ASIMOくんが映っていました。ASIMOくんはまた性能が向上して、時速六キロで駆け足できるようになったそうです。彼が駆け足している姿は今年になってから流れていたホンダ社のCMでみなさんも御覧になったことがあるかと思います。
自律二足歩行かつ動歩行で駆け足なんてすごいよねー。

それだけではありません。
ASIMOくんはコップを載せたトレイを、コップの中身をこぼさないように運んで、更に運んだ先でも中身をこぼさないでコップを手渡しできるそうです。
すごいな、ASIMOくん。ぼくより高性能だ。


【今日の俺色に染まれ】
毎日テレビ画面の前でココアをつくっていたら、知らないうちに画面がほんのりココア色。

2006年01月27日(金) ひ。

いつ見ても思う。
「ひ」って平仮名は、緊張感がないよな。


【今日の錯誤】
ペンタブレットが、ほしいような気がする。いったい何を書くのかは不明。

2006年01月26日(木) 叫べ快哉!

体重が減らなくても身体が細くならなくてもいいから減ってほしいな。ずっとそのように願っていたにもかかわらずなかなか変動がなくて半ば諦めかけていた体脂肪率が急にがくんと減りました。体重に変化がないので見過ごすところでした。

生えてほしいと願っておきながら実際に生えてくると手入れが面倒な髭。何が面倒かと言えば、いちいち泡をつけて剃刀で剃って剃ったあとを水洗いしてローションをつけておかなければならないこと。一ト晩で眼につくぐらいに伸びるので毎日剃らないといけません。電気剃刀で剃れば手間はぐんと減るのですが、髭が硬くないと電気剃刀は剃ってくれないんですよ。それほど硬い髭はなかなか生えてこないもので。でも。
剃れるようになりました。電気剃刀で。
今日はじめて電気剃刀で髭を剃りました。 実家から強奪してきた 亡父の形見分けで貰った電気剃刀がこれで役に立つってものですよ。

今月納稿分の連続短編が仕上がってほっとするのも束の間、急に読切短編を別に一本書かなくてはならなくなってしまいました。
三日で仕上がりました。
ブラボー自分。こういうときは臆面もなく自分を讃えておきます。偉いぞおれ。ビバおれ。オレ様フー。
(原稿が上がるって、↑これくらいうれしい)

朝には太陽が昇ってやがてその太陽は沈み、夜には月が出て、そして次の日にはまた太陽が昇ります。そうして同じ日が同じように繰り返されているように見えますが、ちょっと気を付けてみればうれしいこと愉しいことが毎日少しずつ新しく起きています。
うれしいことが起こるとうれしい。愉しいことが起こると愉しい。それをよろこべることを私はよろこんでおこうとしています。


【今日の最近の私のキモチ】
あっ、「山田奈緒子 with ダウンローズ」がテレビに出てる!

2006年01月25日(水) ひたひた。

本州で最も南に位置する我が県でも最低気温が零度を下まわる日が続いておりますが、そういう寒い日でも私は汗をかいております。

汗だくざんす

上の写真はTシャツの背中側。写真下側が裾。トレーニングが終わって直ぐ脱いで撮ったものです。
寒いと言っても、屋内は暖房が効いているのですが。

昨年九月に入院して一時トレーニングを中断していたために筋肉が痩せて、年末辺りまでは胸囲が一〇〇センチを切っていたのですが、一〇月にトレーニングを再開、近頃ようやく大胸筋が再発達して一〇〇センチを上まわるようになりました。
乳房があったときは胸が大きいのが厭だなあと思っていたものですが、乳房がなくなってからは胸が大きくなったことをよろこんでいます。随分勝手な話です。乳房がない現在の方が乳房があったときよりも胸囲が大きかったりするのですけどね。


【今日のどうしたの】
近頃コーヒーが旨くないなあ……。

2006年01月24日(火) 父さんほんとに。

トレーニングジムのテレビにアニマル浜口さんが映っていて、相変わらず騒々しくてパワフルでほがらかだった。
テレビの次の場面はまったく関係がない人の単独インタビューだったのだけど、画面の外で浜口さんは「気合いだ!×10」をやっていて、マイクから遠く離れているはずなのにインタビューを妨害していた。それがおかしくて、ぼくはウエイトから手を離してしまいそうになった。

好きだなあ、この人。

こんなお父さんがほしかったし、こんなお父さんになりたいと思った。どちらの望みも、叶うべくもないのだけれど。


【今日の今日も年寄り】
蛯原友里さんとユーリ海老原選手は同一人物なのだと、つい先刻まで思っていました。あらー。

2006年01月23日(月) 定番ってそうでしょ?

「何だかんだ言って、みんなこれが好きなんだよねー」ということが割りと頻繁に言われているのを聞いたり、自分でも言ったりします。もうちょっと突っ込んで言うと、大部分の人は「何だかんだ言えるもの」こそが好きなんだよねー。

何だかんだ言える隙がないような完璧さやうつくしさを持ったものは、大抵の人は敬遠して遠くから見てしまうんだ。自分が隙だらけだということを知っているからさ。
怖いんだよ、みんな。


【今日のおれも年喰ったなあ】
「レミオロメン」と口に出す度に「いま正しく言えたかな?」と不安になる。

2006年01月22日(日) 音を立てて。

尻が裂けた。

割れたんじゃないよ裂けたんだよ。いわゆる肛門裂傷ではなく臀部が裂けたんだよ、ぷちっと。
さけるチーズ」の気持ちがちょっとだけ判ったような気がした。


【今日の許容範囲】
ダニエル・ラドクリフくんの眼鏡の似合い方は許されないと思います。

2006年01月20日(金) バシッときたよ。

兼業漫画描きの鑑と言えましょう月ノ瀬りとなさんから「そんなこと聞かれてもバトン」がバシッと届きました。何だそのバトンは。というのは、そんなこと訊かれてもな、て質問ですか?

----------------------------------------------------------- ここから↓

Q1:モミアゲとあごひげの真ん中辺りの毛に生まれ変ったらどっちに所属したいですか?
A1:髭希望。毛髪はいつかリストラされそう。
  
Q2:ガチャピンとムックにしゃべって欲しい方言は何弁ですか?
A2:ガチャピン氏…静岡弁。ムック氏…イスパニア弁。
  
Q3:カレー曜日を作るとしたら何曜日と何曜日の間が良いと思いますか?
A3:木曜日65%金曜日35%の辺りに。もしくは水曜日と風曜日の間。きみをつれて。
  
Q4:大根おろしに別名をつけるとしたら何が良いですか?
A4:惨殺大根稀れに人間入り。
  
Q5:猫科以外で豹柄でもいいじゃん!と思う動物は何ですか?
A5:大阪のおばちゃん。あ、既に豹柄か。
 
Q6:日本武道館を1日借り切ってやってみたい一人遊びは何ですか?
A6:縦横無尽に午睡。
  
Q7:人間とはなんでしょう?
A7:カミサマの残業。
  
Q8:次の人に答えさせたい「きかれても困る質問」を書いて下さい。
A8:「手のひら」は手の裏ですか表ですか。

Q9:前の人の質問8に答えてください
A9:(前の人の質問…「どんなことを聞かれたら困りますか?」)
  「あなたはいつになったら大人になるのですか?」こっちが訊きたいよ。

Q10:次に回す5人
A10:それは「そんなこと訊かれても」ってことを訊く五人は誰ですかってことですか。
   そんなこと訊かれてもな。
   北海道方面、東北方面、関東方面、瀬戸内方面、九州方面にそれぞれ飛ばしますから、
   飛んでるのを見つけた方は答えてください。
   どなたかが見つけてくださるように(-人-)。

----------------------------------------------------------- ここまで↑


【今日の窮めて】
千里くんの「Do it」で脳が沸騰しているかのようなハイテンション。「おねがい天国」よりもハイ。

2006年01月19日(木) 「あればいいな」ではなく。

ほしいものが増えてきました。

電子辞書。
国語大辞典と漢和大辞典と古語大辞典と類義語大辞典と英和英辞典が入っているやつ。システム手帳程度の大きさで字が大きいのがいい。逆引き国語大辞典や独和独辞典が入っているとなおよし。国語辞典は大辞典でないと使えない。
それ以外のものは入っていない方がいい。
類義語辞典が入っている電子辞書って少ないみたいだ。

シュレッダー。
A4判以上の大きさが処理できて、場所と電力を喰わないやつ。できるだけ安くて駆動音が静かなのが望ましい。ハンドルを自分でまわすやつでは処理しきれない。フィーダのようなものが使える機械はあるのかな。

書棚。
棚板が狭い、つまり薄い書棚がほしい。売っているけど、買っても置く場所がない。現在使っているスライド書棚を処分してそちらに全部の本を入れ替えたいのだが、その作業をすることを思うとちょっと気が重い。本は書棚に収まっている見掛けの三倍以上はあると思っておいた方がいいからな。スライド書棚を引き取ってくれる人もほしい。

加湿器。
寒くて乾燥した日は「明日こそ買おう」という気になるが、やっぱり何処に置くかを思案しなければならないし、冬以外に使うときがないような気もする。メンテナンスは大変ではないだろうか。

テンピュールの枕。
或る筋から聞くところによると、ほんとうによく眠れるのだそうな。昨夏に買った三〇〇円の蕎麦殻枕はもう駄目になってしまったよ。
にゃも先生と同じのでなくてもいいです。

姿見。
自分の姿を見るのは厭な性分ではあるのですが、ときどき全身図を見ておかないと自分の姿を忘れてしまうので。
探してみると壁掛け型ばっかりだった。床置き型でキャスターが付いているやつがいい。見たくないときは壁側に向けておけるように。
……自分を見ると何だか憂鬱になるんだよ。

こうしてあれこれほしいと言いつつ、もしも金持ちになったとしてもほしい全部は買わないような気がします。幼い頃に自由帳に書いた「ほしいものリスト」に列挙したものを実際に稼ぐようになってから買ったかと言うと、そうでもないもんね。
じゃあ、金持ちになっても生活はいまのままか、と言うと、やっぱり違うのだろうと思います。表面上変わりがなさそうに見えて、少ーしずつ部屋の中にデアゴスティーニの雑誌が増えていったりするんだよ、きっと。


【今日の疲弊】
電話をかけるって、とっても疲れる。

2006年01月18日(水) 全身で感じる。

「ハナコアラの見直しダンス」を練習する。
♪みなおそうみなおそう♪じどうしゃほけんをみなおそう♪そんぽにじゅうよんでみなおそうみつもりだみつもりだ♪
ポイントは腰。難しい。

正しく憶えたい方はこちらへ。


【今日のヲタク心を直撃】
銀河漂流バイファムCOMPLETE BOX! 「バイファム13」は要らないから20000円引いてくれッ!

2006年01月17日(火) 非注意。

所用があって、中央保健所に行ってきました。

よーし、行くぞー自転車で行ったので、駐輪場に先ず入りました。駐輪場には左図のような屋根が取り付けてあって、正しくは屋根が開けている方から入るのですが、無精して左図のように入ろうとしました。足許には縁石が出っぱっているので爪突かないようにしなければ、と気を付けながら進みました。

あいた!そうしたら足許に気を付けすぎて、帽子の鍔の向こうに屋根があってそれが自分の頭の高さだということにまで気がまわらなくて、まともに頭をぶつけました。
ごーん、というでっかい音が辺りに響いて、まるで漫画みたいです。ほかに誰もいなければ何もなかったことにもできますが、駐輪場に隣接した駐車場にはアイドリング中の自動車もいて、運転席には人もいて、ばっちり目撃されてしまいました。
こうなると素知らぬ顔をするのも却って恰好がよくないので、無声映画時代の喜劇役者のように身体一杯に大きく驚いておいて、自転車を停めてから建物の中に入ってしまうまではぶつけたところをさすりながら歩きました。
自動車の中にいた人は愉しんでくだすったでしょうか。見知らぬ人にもサービスサービス。

保健所には通院医療費公費負担制度の申請のために行きました。申請には申請書や主治医に発行して貰う患者票などが必要なのですが、これ等書類にもやっぱり性別欄があります。
患者票

これを何喰わぬ顔で提出する訳ですが、窓口の人も何ひとつ不思議に思わぬ様子で受理してくれます。
ということは、この性別欄は不要なものではないか、という疑問が湧いたので、訊いてみました。「どうしてこんな不要なものがあるのだ」という不満ではなく、実際に手続きをする人たちはこの欄を利用しているのだろうかという純粋な疑問から。

受理してくだすった窓口の人の御話。
男女何れかの性別がきちんと記入してあって、保険証などの書類との相違がなければ手続きは滞りなく進むので、記入さえしてあれば特に入念に見ることはないそうです。
逆に言えば、未記入だと「どっちだ」ってことで詳細に調べられて、申請者に問いただすと言うこともやむを得ずしなければならなくなることもある、ということですね。
たった一ト文字書き込んでおくだけで役所の人も自分も負担が少なくて済むので、妙にこだわったりせずに書いておけばいいよね、なんてぼくは思うのですが、この欄があるために苦しい思いをしている人もおられるのですよね。


【今日の元気印】
元気が減ってきたらカレーだ!

2006年01月16日(月) 映画の栄華。

映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を観てきました。

「炎のゴブレットを手に入れるため、ハリーは仲間とともに広大な迷宮に挑む!」という感じの御話かな、と勝手に表題から想像していましたが、違いました。「炎のゴブレット」というのは「レイダース」のアークみたいなものかなあって。原作本は購入したものの包装を剥がないまま手離してしまったもので。「アズカバンの囚人」までは読んだのですが。

映画は……薄味?
上映時間が157分(うち20分近くはエンドロール)と前三作よりも長めになっていますが、原作も上下分冊になっていることだし、半端に尺を伸ばすくらいなら前後編にするなどして二本に分けた方がよかったのではないかと思いました。一年の移ろい方が前三作に比べて判りづらかった。
後半の「迷路」は原作でもあんな感じだったのかなあ。冒険系ファンタジイのファンとしては喰い足りないような……「迷路=地下砦城」とまでは思ってはいないつもりですが。
あの迷路やガレー船を潜航させる案は、如何にも女性の発想だと思いました。

キャストの男性陣はクラム以外みんな髪が長くてうっとうしかった。クラムのファストネームはビクトール。和風に言うと「勝彦」か(勝手に訳すな)。
クィディッチ観戦の場所は上の方がいいのではないのでしょうか。ほとんど空で行なわれる競技なんだから。間違ってますか。
取り敢えずの今作の見どころは
・ハリーあわあわ入浴シーン
・ハーマイオニーのドレス姿
の同率一位です。ちっちきちー。ロン役のルパート・グリントくんの細かい演技は全作通して愉しめます。表情の小芝居が巧い。

「ハリー」本編よりも、予告編で気になったものが。
SPIRIT」。ジェット・リーさんの三節棍演武の動きが素敵すぎーッ! 何しろうつくしい! 強い拳武は流麗でもあるのですよ……これだけで観賞料金はペイしてしまうでしょう。
もしも「リー・リンチェイ少林拳演武」なんてDVDでも発売されようものなら私は間違いなく購入するでしょうし、うっとりとしながら何度も何度も繰り返して延々と何時間も見続けるに違いありません。それほど彼の演武はうつくしいのです。……演武DVDが出るなら全編単演がいいな。
リー・リンチェイ時代から(むしろ当時の方が)好きです。「少林寺」を劇場で観て以来のファンで、この映画がなかったらおいら少林寺拳法やってなかったよってくらいに人生左右されてます。リバイバル上映でもされたらもう一度入門し直して白帯からやり直すかもしれません。初段取ったときと名前や性別が違うしさ。


【今日の叛逆】
ドラマ最終回までに「白夜行」を読破したい衝動。でも品薄。

2006年01月15日(日) 失念さん。

秀念さんや陳念さんと一緒に安国寺で失念さんが修行していたらおもしろいなあ、とほんとうにどーでもよさげなことを日曜日の気怠げな午後に考えて、今日の表題です。厭な出家名だ。

この二、三日は身体も気持ちも怠くて難儀だったのですが、今日は思いのほか好調です。おそらくこのまま快復して更には快調になるでしょう。
よく考えると、現在年明け間もないのですよね。つい先日まで年末だったり年始だったりしたのをころっと忘れていました。その時期を挟んでいたがためにホルモン注射の周期がずれていたことも。

ホルモン剤というのはごくごく少量でほんとうに大きな変化を身体にもたらすもので、バランスを崩すと体調も精神面も同じように崩れてしまいます。年末年始の病院が休みの時期を挟んで投与の周期がずれたために不調を来していたのですね、きっと。
今年最初の注射をして貰ったのが一昨日、ホルモン剤が身体に馴染むまで二、三日、そして馴染んだ頃の今日復調の兆し。なるほど、です。

近い将来にはホルモン投与もパッチ剤(貼り薬)でできるようになるという話を聞きました。そうするといちいち病院で施術して貰わなくても済むので、連休の時期でもバランスを崩さなくなるでしょう。
テストステロンパッチというものは既に存在するのですが、GIDの治療に適用されるようになるのはずっと後のことかもしれません。

調子が戻ってきて何をしていたかというと、似顔絵をつくっていました。既製のパーツを択んでくっつけて顔をつくる、というツールです。
似ているような似ていないような似顔絵
左の絵がツールを利用してできたもの。……ものすごく半端に似てしまいました。念のために言いますと、自画像をつくったのです。
「激烈にそっくり」だったらそれなりに使いようがあるのですが、この半端さだとこうしてこの頁で報告する程度のことしかできません。
ツールを使うにしてもやはり絵心のある人にやって貰うのがいいのでしょうね。パーツだけ見ても似ているかどうか、絵を描く手を持たない人間には判らないもんなあ。この絵も似てなくはないのですけどね。

せっかく体調がよくなったのなら仕事しなきゃさ>自分。


【今日の御三時】
寒い時期の甘味は和菓子の方がいいなあ。小倉餡。

2006年01月14日(土) だれかー。

二、三日前からアタマのチューニングが巧くいかなくて仕事どころか生活が滞っています。今日も一度に五〇〇ミリリットル飲める保温カップになみなみとココアを入れて五杯ほど立て続けに飲んだりして、これはきっと糖分摂取過多です。
調子がいいときは全然喫わない煙草も一日で一ト箱失くしたり。自分で調整できる不調だったらとっくに調整してるよう。昨日の定期受診時に主治医先生に「とっても好調です」などと言ったのも不調のせいかもしれない。

食べたいなあと思って買ってきたものを帰宅後手にしてみると全然食べたくなかったり、経理の都合上購入は来月期にまわそうと考えていたものを発注してしまったり、沢山駄目です。


【今日の夏が来れば】
エルトゥールル号について現地調査に行ってみたいが、眼を診て貰いに涼しいところへ行くかもしれない。

2006年01月13日(金) おもくてへこむぞ。

「拝読して頂く」―――誰に対しての敬語かね。

「配信不要な方は」―――その不思議な形容詞は何処の国のものかね。

間違っていることを知りながら気分よく間違える愉しみまでをも他人さまから奪おうという気は更々ないが、こんなことを書いたメールをよこす人とは仕事をしたくないよ。


【今日の固いこと言わずに】
薬用リップクリームはリップ以外の場所にも効くんだよ?

2006年01月11日(水) つやあり。

季節の変わり目になると手指に逆剥けができたものですが、去る秋から冬にかけてのぼくの指はいたって健康で、なかなかよろしいと思っていたのですが、年末押し迫った頃にぼそぼそと爪の周辺がささくれはじめました。
放っておいても痛くはないのですが、何かの拍子にささくれ立った端っこを引っぱって指から剥がしてしまったり、剥がれるまでいかなくとも引っぱって傷ができたりすると痛いので、処置をすることにしました。

例年、逆剥けが痛むと救急絆創膏を指に巻いていました。しかし、手に力を入れるようなことをすると、指と掴んでいるものとの摩擦で剥がれてします。トレーニングジムでウエイトのシャフトを握っているとすべって危険です。それに、剥がれる度に新しい絆創膏を出してくると消費量がはげしくて、今度は指でなく懐が痛くなります。
そこで、以前から興味があったサカムケアを購入しました。判りやすいネーミング。判りやすい使用法。小林製薬大好きです。

容器の中には透明粘質の液体が入っていて、蓋には刷毛が付いています。蓋を容器から外せば直ぐに液体、つまりサカムケア本体を刷毛で患部に塗ることができます。塗りやすいし、乾きやすいので使い勝手はよろしいです。水仕事をしても剥がれないし、塗った部分がつやつやに光るので何となく御洒落のような気がしないでもありません。
女性には「マニキュアみたい」と言えば判りやすいのかもしれません。でも、ぼくはこれを塗った指の光沢を見るにつけタミヤセメントを思い出してしまいます。塗り心地と言い乾いた後の光沢と言い酢酸エチル臭と言い、そっくりです。乾いた後、ぺりぺりと剥がすのが愉しいのも似ています。剥がすなよ。


【今日の類似】
ネーミングセンスはとても似ているのに大抵の理髪店に常備されている「チトマール」は小林製薬の製品ではないらしいです。

2006年01月10日(火) ヲがぼんやりと。

粉末ウコンの輝かんばかりの黄色さと匂いの強さに悶絶中の衛澤です。指が真っ黄色だヨ!

今日は「ヲ」の話を。
「ヲ」の正しい言葉はそのまま外国でも通じるようになって、欧米などでは「ヲ」と言えば特定の分野にとても詳しい人という意味合いを伴って誉め言葉ですらあるというのに、国内ではまだ嫌われていたりするのですが、嫌いな人も今日は我慢してくれなさいよ。何故ってこの頁を書いている人が「ヲ」だからさ。
物語を書いている人間なんてみんな「ヲ」だぞー? 逆に「ヲ」ではない物語作家というのは信用できない気もします。ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン先生なんて言語学ヲタクだったしね。

さて今年は「名探偵コナン」のアニメーション版が放送10周年ということで、昨夜も特別番組が放送されました。年明け第1回めの放送というのは毎年特別版で放送枠が2時間取られているのですが、今年は2時間半。本編のロールを考えると映画とほぼ同じ尺です。日本テレビ放送網のこの作品への期待と自信が窺えますね。
でもねえ。
正月特番と春公開の劇場版とに制作スタッフを持って行かれてしまうので、毎年テレビ放送版は年末から春先まで作画がガタガタになってしまうので一長一短という感じです。

原作は現在第51巻まで発行されていまして、今月には第52巻が発売になります。WEBサンデーではまとめ買いもできるので、いっちょはりこんだろかというお金持ちのあなたはどうぞ。一気読みは3日ほど掛かると予想しておいてね。一般的な漫画と比べてずっとネーム(活字)が多いからさ。あと、全頁ノド(綴じ込み部分)以外裁ち切りでノンブル(頁数)がないから栞を用意してね。
アニメーション版は10周年ですが原作は連載12年になります。ちなみに私が読みはじめたのは7年前、第25巻が発売された頃です。原作はとても長いスパンで御話が組み立てられていて、丁度その頃は物語の大きな転換期でした。第24巻FILE7「裏切りの街角」からはじまるAPTX4869(新一さんがコナンくんになった元凶の薬)データへの接触シリーズや、第25巻FILE9「手負いの探偵団」から第26巻FILE7「思い出の場所」に掛けての「生命懸けの復活シリーズ」はいま読み返してもどきどきするし、第26巻の124頁なんて頁を繰った途端に涙ぐんだりしたものです。当時30歳目前だったけどね、わし。
ちなみの話が随分長くなってしまいました。興味がおありの方は第1巻から順番にどうぞ。第24〜26巻辺りのサスペンスフルなせつなさや最早や伝説の第42巻の吃驚は、順番に全巻を読んできた人だけが貰えるとびっきりのボーナスだと思うのですよ。そこだけ読んでもつまらない。

昨夜放送の「ブラックインパクト!」は原作第48巻〜第49巻掲載の、これまで最大の物語のうねりで、アニメーション版も丁寧に制作されていて一ト安心でした。それだけに更に心配になるのは今年4月公開の劇場版第10作「探偵たちの鎮魂歌」です。これね……とても心配なんです、ほんとうに。
10周年というのは確かに節目でもあるし、お祭りだし、大騒ぎするのも決していけないことではないとは思うのですが、「オールスター」はシリーズものの鬼門だと思います。誰も彼もを登場させてどいつもこいつもスポットライトが当たるように、なんてことをしたら御話が薄くなるのは見え見えですから。ぼくはそんなブロマイドをつぎはぎしたようなものは観たくないな。などと言いつつ前売券を購入してまで観に行くのですが。

でも映画前売券購入特典クリアファイルの図柄を見てみると如何にもそんな匂いが芬々で半泣きになりそうです。登場がテレビ版1回こっきりの萩原・松田両刑事まで「輪っか」付きで混じってるしな。そんなに視聴者に媚びちゃ駄目だ! ……とか思ってたら劇場版サイトで原作の青山剛昌先生が「お祭りだから」みたいなコメントしてましたー。脚本段階で大きく関わる人がこんなことをーあああ。
という訳で、これまでコナン映画を観たことがなくて、これを機会に観てみようと思っていますなんて仰る人は、第10作は避けた方がよいのではないかと思います。第6作(ベイカー街の亡霊)と第9作(水平線上の陰謀)も可能なら避けて頂きたい。はじめて御覧になるなら第4作(瞳の中の暗殺者)か第5作(天国へのカウントダウン)がいいんじゃないかな。うん。第1作から順番に観るのが一番おもしろいのは言うまでもありません。

第10作の「さよなら、コナン」というコピーもあざとい、よねえ。「謎の男」の正体は「闇の男爵=優作パパ」でした、というベタベタなオチもありそうで怖いです。10周年で子供向けに原点回帰、なんてことが考慮に入れられていたらこの可能性は多分にある……原作の読者層もアニメーション版の視聴者層も入れ替わっているでしょうし。ううう。
テレビ版の10周年記念主題歌(何でも記念しちゃうんだね)がB'zというのは、選択を間違ってしまったのではないかとぼくは思っています。アーティストの名前が大きければいいというものでもないのでは、ということです。これまでの馴染みのアーティストの中に充分に番組内容を考慮して曲をつくってくれる人たちがいるんじゃないのかな、と。B'xファンであるぼくがこう思うのだからB'zが特に好きでもない「コナン」ファンはもっと首を捻っているのではないでしょうか。
劇場版の主題歌はまだ発表されていないようですが、これもB'zなんてことは……ないように御願いしたいところです。双方のファンであるぼくから見るとB'zと「コナン」の組み合わせは、互いを損ない合っているように思えるのですよ。劇場用第6作のエンドロール(ベイカー街の亡霊/Everlasting)で確信に近いものを感じました。

(後日追記:本文中に結構重大なミスタイプがあります。おもしろいから訂正せずに置いてあります)


【今日のそれにしても】
ウコン単品の匂いは精神衛生上よろしくないと思います。

2006年01月09日(月) 指ぱっちん。

年末に調髪しなかったので、寝ぐせがつくほど髪が伸びてしまいました。短くすると寒いけどいい加減うっとうしかったので、理髪店に行ってきました。自分の調髪のために美容院に行くことはぼくの場合はまったくなく、いつも理髪店です。技術だとか店舗の清潔さだとかは考慮に入れず、料金が安い御店に遠くても行きます。

行きつけの理髪店は通いはじめてから七、八年になります。いつも店長氏に刈って貰います。ぼくが通う店は店員の入れ替わりがはげしくて、いままでに三回店長が変わっていますが、ずっと店長氏がぼくの頭を管理してくれています。
今日も三人めの店長氏に刈って貰っていたのですが、今日の店長氏は何だか動作がぎこちない。いつもなら顔に髪の切りくずが沢山かかることなんてないのですが、今日は「おれはちらし寿司か」と言いたくなるほどぱらぱらと黒いくずが顔面に散っていて、店長氏は何度も「御免やで」と言いながら馬毛ブラシで払ってくれました。

わしのあたま

上の写真は仕上がり直後のぼくの頭です。これくらい短く刈って貰うのですが、これは理容師さんの技術の限界に挑戦する短さらしいです。仕上げに掛かったときに店長氏は「今日は手がたどたどしくて御免ね、鋏で切ってしもて」と仰いました。見ると、店長氏の左手の薬指は指先から第二関節辺りまで絆創膏とネットに覆われています。絆創膏は市販の救急絆創膏ではなく、ガムテープみたいな大きなやつです。
そう言われてみればいつもより仕上げが荒いかなあ。

何人か前の御客さんの調髪をしている途中で、自分が右手で扱っている鋏で左薬指をぱっちんと切ってしまったそうです。理美容師のみなさんは鋏を使う際に指先に沢山の小さな切り傷をしょっちゅうつくるのだという話は聞き及んでいますが、店長氏の傷はその話やそこから想像し得る範囲のものではありません。二センチくらいの長さを切り裂いて、出血が止まらなくて救急病院に行って縫って貰ったと仰っていましたから。
理容鋏の動尖と静尖の動きは即ち親指と薬指の動きです。この二本の指がそんな長さを切り裂くだけの力を生み出すことと、よく手入れされた理容鋏の鋭さに甚だ驚いて、料金を支払うのを忘れるところでした。


【今日の夢見は】
昨夜は一ト晩中、光一くんと水について語り合ったよ……。

2006年01月08日(日) うあちょー。

膝を立てて上半身を起こす腹筋運動は効いているような気がしないしちっとも愉しくないので、器具を使ってみることにしました。ぼくが通っているトレーニングジムにはウエイトプルマシンなども置いてあるのですが、コツが要って難しそうなので、それは避けて扱いが簡単そうなホイールを使ってみました。

ホイールというのは、「フィットネスホイール」だとか「エクササイズホイール」だとか呼ばれる、直径20cm程度の車輪に把手が付いた器具のことです。下の写真が現物です。

通称「腹筋コロコロ」

把手を両手で持って、両膝を床について、床の上を車輪で前後にコロコロするとあーら不思議、腹筋に負荷が掛かっています。これは実際に運動している間はさほど負荷を感じなくて、コロコロするのが何となく愉しいので無闇にコロコロと運動を続けてしまいがちですが、最初はあまりしない方がいいです。
ということを、身を以て知りました。

四つん這いの状態から前へコロコロ、後ろへコロコロの往復で一回と数えて一〇回を二セットだけやってみました。腹筋が弱っていると何でもなさそうなこの動きが一回もできない、ということもあるようですが、ぼくは取り敢えず毎日腹筋台(クランチベンチ)で負荷を掛けているので苦もなく痛みもなくできました。機嫌よく二セット繰り返して、「もうちょっとやろうかな」と思ったのをやめたのです。以前に同じ使い方の別種の器具を使ってみて「きゅー」と言った憶えがあるので。
さて、その日の夜。早くも筋肉痛がはじまりました。あ、あとから効いてくるのねん。

翌日。つまり今日です。
先ず「おはよう!」って起き上が……ろうとすると「きゅー」と腹直筋が痛みます。腹直筋が鈍く重い感じです。起き上がれないほどではありませんが、痛いです。起きて買いものに行ったり洗濯したりしている間にその痛みは少しずつ増してくるのです。
現在。座位から立位に姿勢を変えようとするだけで腹の真ん中に「ずしーん」ときます。効く。効くよ、ホイール。

このホイールという運動器具はかように腹筋にも効きますが、上半身の運動にもなります。御手軽で苦痛もないので、腹筋を引き締めたい&上腕を引き締めたい&バストアップしたい女性にもおすすめであります。但し、侮っちゃ駄目です。地道に効くから。


【今日のささやかな願望】
冴神剣氏に「こどもののみもの」を御酌されてみたい。御店でね。

2006年01月07日(土) 尖らないでさ。

「よく考えてからものを言え」と、ぼくもよく他人さまに対しても自分に対しても思うのだけど、あんまりそれを言うと今度は「考えなしに気儘にものを言う」愉しみがなくなっちゃうよねー。
「言いたいことを言えない環境」は、つくらない方がいいよねー。


【今日の儘ならず】
やる気とやる時間があってもできないこともあるんですって。

2006年01月06日(金) 相不相。

もしかしたら幼少時の写真が必要になるかもしれません。
でもぼくは写真を撮るのは割りと好きだけど自分の姿を見るのは嫌いなので、自分が写っている写真は持たないことにしています。手持ちの写真は、生き方を変えるのだと決意したときにすべて処分しました。だからぼくは三三歳以前の自分が写った写真を持っていません。

このような次第で、実家に立ち寄る用事があったのでついでに旧い写真がないかを訊ねてみました。半分は「ないはずだ」と思いながら。自分の写真はすべて処分してしまったと記憶していたので。
しかし、実家のアルバムには中学校卒業以前の写真が何点か残っていました。最も旧いものはまだ一歳に満たない頃の、最も新しいものは中学校の卒業式当日のものでした。どの写真を見てもぷんぷくりんのぱっつんぱっつんなのは自分でも憶えているのでそれはそれとして、幼稚園の学級写真から中学校卒業の日の写真まで、全部同じ髪型をしているのはどういうことか。
単純にものぐさだっただけなのですが。変わった髪型にするのが面倒だったのです。

ぱらぱらとアルバムの頁を繰るぼくの背後から家族の者がひょっこり顔を覗かせて、言いました。
「あんた、この頃(幼稚園の学級写真)から全然顔が変わってないね」
……否定する材料が何処にもないよ。幼稚園に通っている頃(三〇年前)の写真も、小学生のとき(二五年前)も中学生のとき(二〇年前)も、そしていまも同じ顔をしています。幼かったり若かったり年喰ったりしていません。同じ人相。
「相も変わらず」ってのはこういうことなのか、と思いました(ほんとうは違う)。


【今日の実体験】
「髭が伸びる」というのは「髭が長くなる」ことであって「髭が濃くなる」ことではないんだよ。

2006年01月05日(木) その謎は永遠か。

今日でドラマ「古畑任三郎」の放送が終わりました。「警部補・古畑任三郎」の頃からずっと見ていて、今回の特番枠3本も愉しく見ました。で、終わっちゃいましたーんふふ。

赤い洗面器の謎は何処へ行くのでしょう。

シリーズ通しての謎が宙に浮いたまま。いつも核心直前でうやむやでしたから、これでいいのかもしれませんねえ。んーふふふ。


【今日の危機感】
目蓋を詰めるべきだと思った。余り過ぎ。

2006年01月04日(水) 信じる。

「自分がこうなる」ことが目標の場合の御話。
こう「なりたいな」と思っている人は「こう」はなれない。
こう「なる」と決心して信じていられる人だけが「こうなる」。
自分を少しでも疑うと自分は「こう」はならないようだ。そして「信じる」ということは案外難しい。

自分の周りの誰もがひとり残らず「無理」とはっきり言ったとしても、「信じる」ことをやめない覚悟をする。とても馬鹿げたことだと思う人もきっといるのだろうけど信じ続ける。

とても規模は小さいけれど、これがぼくのあと暫くの大仕事。


【今日のちょっとした発見】
身体の性が変わる御話を書く人は男性にも多いけれど、ジェンダーの揺れを御話の中に描くのは女性の方がずっと多い。

2006年01月02日(月) 熱っぽく。

白状します。白状します。風邪ひきました。自爆に近い告白です。
トレーニングジムが休業期間に入って直ぐのことですから、早や5日ほど前です。身体が休むと気が緩むのでしょうか。そのくせ無駄な食欲が出てきて、じっとしているのはよくないことばかりです。
喉ががらがらするなと思いつつ放置していたら大晦日辺りから軽く頭痛がはじまりまして、そうこうしているうちに鼻はぐずぐず言うし喉はいがらっぽくて常に何か飲んでいるか飴を舐めているかしないと咳が出るし、くしゃみは連発するし。くしゃみは出てしまうと気持ちいいのですが、体力の消耗がはげしいので厄介です。

とっとと治ってほしいので、ビタミンCを沢山含んでいるという黄色のドリンク剤を「黄色13号とかたっぷり入ってるんだろうな」などと思いつつ飲んで沢山眠って、疲労に繋がる作業は全部お休み、ということにしました。作業を止めてテレビを見ていたら何にもならないのですが。
テレビって案外疲れるのですよ。「疲れてはいけない病気」(肝臓関係)で入院したときには「テレビ・ラジオ・読書禁止」でした。一日中点滴が繋がっていたし、何をして一日過ごせと?と入院した頃の幼い私も思ってはいましたよ。

テレビで何を見ていたかと言いますと「最強の男は誰だ!筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦XXXI」。もう「XXXI」がいったい幾つなのか私には判りません。「シリーズもののローマ数字撤廃、算用数字で統一」案がすべてに導入されることを願います。
それはともかく。
「スポーツマンNo.1決定戦」が「筋肉番付シリーズ」の元祖だと言えばお判りの方も沢山おられるかと思います。マッチョな兄貴たちが筋力の限りを尽くす番組ですね。「何がおもしろいのか」と思っておられる方も沢山いらっしゃるかと拝察致しますが、私は好きなのです。

特に「ガロンスロー」という競技は、やっていることはとても単純に見えるのですが、それだけに選手の姿がじっくりと見ることができて飽きません。「ガロンスロー」だけ5時間放送してくれてもいいと思うくらい。
何てことはない、木製の樽を背後に向かって頭上越えで投げ上げるだけの競技です。でもこの樽の重さは10kgで、背後に立つ高さ数メートルの壁を越えるように投げなければならないのですよ。腕力はもとより、全身の筋力が必要な競技です。世界記録は8m25cmだそうです。10kgを8m以上も高く投げ上げる筋力と技術がどういうものか、想像がつきますか?

また、この競技に臨んだ選手たちが見事な筋肉の鎧をまとった戦士たちで、その姿を観賞するだけでもこの番組の価値有りと言えましょう。ひとりだけ、みなさまが御存知であろう選手の名前を挙げますと、ボブ・サップ選手。彼が少々小柄に見える顔ぶれをちょっと想像してみてください。
そんな感じの如何にも頑丈そうな体躯の男性たちが、咆哮とともに樽を投擲します。ふくれ上がる上腕筋、躍動する大胸筋、しなやかに伸びる緋腹筋……うっとり。風邪ひいてる場合じゃないぞ自分、という気にもなります。もっと鍛えよう、という動機づけにもなる訳です。

それから、「見ていて安心」できます。近頃テレビに頻繁に映る若い男性は誰もが骨格が細くて顎骨が未発達で、彼等は生物のオスとして大丈夫なのだろうかといつも不安になります。そんな細い手足で戦って生き延びることができるのか、そんな細い顎で獲物を獲って喰えるのか、と。
人間は実際には狩りをしてほかの生命を生きたまま咬んで引き裂いて咀嚼するなんてことはしないのですが(稀れにする人もいるようですが)、それでもそれが可能か否かは生物としての、獣としての基礎があるか否かに繋がるように私は思うのです。
そういう獣としての基礎が欠けている或るいは未発達の青少年が沢山眼につく御時世ですから、骨格や筋肉が発達した人を見ると幾らか安心できるし「自分もこうあらねば」と発奮したりする訳です。
とっとと風邪を追っ払いたいと思います。

さて、今日は思いつくままに長々と書きましたが、明日は当頁の更新をお休みさせて頂きます。という今年はじめての予告。


【今日ののっけから】
何だか腹の傷が頻繁に痛むよー。

2006年01月01日(日) おめでとう!

年が明けたよおめでとう!
何がめでたいのか判んない人もおめでとう!
「おめでとう」を言えるあなたにおめでとう!

正月のめでたさが判ることの倖せにおめでとう!


エンピツユニオン


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