2005年11月30日(水) |
plastic umbrella |
明日から晴れるかもって 言いながら傘を持って出掛ける 曇り空は今日も重たく 太陽のご機嫌伺ってみても 何も見えやしないんだ
廃線を何処までも歩く ごつごつとした転がる石 似たもの同士揃いも揃って 本当の意味で何処にも行けない そんな惨めな生命の息吹
ぱらぱらと傘を開く 雨音は今日もあたしにだけ優しい
2005年11月29日(火) |
expostulation |
苦し紛れに発した一言
「馬鹿じゃ無い?」
飛び抜けたあの山々を越えて 遥かなる大地を通り過ぎて 純真の天へ辿り着きたい
君がくれるどの言葉もが 全てが僕に影響を 時に起爆剤として 時に安定剤として 与えてくれるのも時間の問題だろう
そんな自分自身に問いかける
「馬鹿じゃ無い?」
判って居るから
「馬鹿じゃ無い」
2005年11月28日(月) |
Lonly Girl |
淋しがりの道化師 涙を流しながら笑う
誰にも届かない 誰にも知られない 静かな仮面の下に 隠された素顔と瞳
泣いて居るの? 笑って居るの?
痛い程シンクロする その表情があたしの本当を導き出す
希望的観測 焦点の合わない世界の揺れを ひしひしと体感する時空列 恋煩いの幸福と痛切を知る あなたはたった一人の契約者 あたしだけの契約者
虹を架けよう遠くの国へ あたしの知らない小さな国へ お姫様も王子様も夢を見続ける 恋の呪いから解けない国へ 足を踏み入れたら最後 もうあたしは戻れないと知って居ても
あなたを想い続けられるのならば あなたを愛し続けられるのならば 呪いでもなんでも構わないの
この世の果てには何があるものだろう 確かめる術も持ち合わせずに
続いていく魂の螺旋に 生まれ変わりの記憶混濁 夢を見て居たいのはお互い様 魂が呼び合う時に 生命の危機は忍び寄っている
紅葉に染まれば 夕陽が色を整える 終わりが見えてしまっても ほうきで片付けたりしないで 最期まで優しく見守ってよ
この世の果てには何があるんだろう? 無限大に広がる君の存在が きっと何処までも広がって居るはず
2005年11月25日(金) |
It was destiny. |
失くした永遠を探しに 旅に出た僕達は 知らない間に迷子になって 離れ離れで求めていたね
お互い全く違う虚像を作り 幸福を重ねて過ごした年月 無駄じゃ無いと信じたい 夢見るよりも甘い夜には 二人語り合った未来さえも 今では儚く砂のように 僕の手のひらから零れ落ちるよ
今君は何を想って居るの? 失くした永遠に辿り着けずに 僕は一人立ち尽くしたまま 君を待ち続けて居るというのに
運命と奇跡がクロスしたら もう一度君に逢いたい
2005年11月24日(木) |
to be continue |
また今日も延滞料金 かじかむ手は何を掴む? あたしの命はいつまで続く? 膨れ上がった恋の嵐 生かされてるってコト? 判ってるつもりになってる?
狭い視野で閉じ篭って 何も見えなくなるよりは 痛いコトも全部見つめたい
薔薇の雫飲み干して 故郷の味想い出して 夢が無い現実等 不協和音の妄想世界 巨大なラビリンス 迷って行き止まるよ 宝箱なんて何処にも無いし
今日も眠りに付く前に あなたの頬に触れたいわ 涙で沈んでいくその前に あたしの髪にキスするわ
小さくて間抜けなその音が 身体中を駆け巡る瞬間
あたしを愛した罪な人 永遠に償い続けると良い あたしを殺しても構わないけれど
急に鞄が欲しくなった 洋服を詰めて想い出を連れて あたしは旅に出よう
あなたを探しに 終わらない旅へ
お気に入りのワンピース あなたの為に着飾って 少しでも良いよ 出逢ったら最初に 可愛いねって一言頂戴
あなたが好き
感情よりも先に動くモノ レベルの低い生命体かも それでも良いわ あなたが傍に居なくても あたしはずっと傍に居るから
届かない あなたが好き
キャラメルみたいな溶けてく魔法 にわか雨まで予測出来たら あたしはいつまであなたの隣で 笑って過ごして居られたのかな
戻らない あなたが好き
あなたが好きよ
零してく伝う窓に打ち当たる 涙も紺碧の宿に寝てしまえば良い 遠い御加護に礼拝を 過度に期待せずさあどうぞ 一時の真に吸収し 冷酷なその眼より さあ
恋する蝶の羽ばたきを しかも平気で戦おうとするならば もう泳げない聡明な夜 きっと愛するならば蛾のように 所謂虫のひとつとして扱って 飛んで行こうあなたの元へ 間に合うかしら
夢見がちに綴る気持ちこそ真実 何よりも揺るが無いわたくしの現実
埋めてしまえば終わるのに 息を止める気配すら消して 確実に忍び寄る奇術師の予言 乾燥させて散り散りにして 大切に扱って頂きたいのに
太陽は敵と仰れば わたくしは永遠の夜を 手に入れて差し上げましょう
されども 今宵も濡れては溺れるわたくし 声を降らせて下さいませ 何よりも揺るが無いわたくしの幻想
2005年11月17日(木) |
Rosen Love |
乙女は散り行く薔薇舞う中で 白い一角獣と出逢い契約を
溺れるくらい飲み込んだ鍵を 取り出す出口はひとつだけ
魔法の解けない王子様より 愛を謡うあなたが好きよ
2005年11月11日(金) |
thirty-one syllables -Lost- |
◇何も無い判って居るけど帰りたい眠りたく無い夜の街まで
◇染み込んだ匂いはもうすぐ消えるのに感覚だけは残されたまま
◇死にたいと呟いたのは本音だよこの温もりが嘘になる前に
◇いつからかヒットチャートは目もくれずあなたのくれる音に夢中で
◇積もらない東京の雪この恋の行く先を告げ涙を誘う
◇永遠と呼ばれるモノは無いなんて知りたくなかった夢見たかった
◇飲み干したミルクティは冷めて居てあの頃にはもう戻れないんだ
◇淋しさで誰とでも寝るくらいならいっそあたしを殺して欲しい
◇誰よりもあなたの笑顔を願ってるのはこの世でそうあたしだけだよ
2005年11月10日(木) |
Dreaming Girl |
揺るがせて相異 君と僕の共通項 見落とした準備 君が僕の核兵器
夢見がちな少女 あながち間違いでも無く 夜の帳に啼く女 演技力で生きる夢食い虫
金が降ると自我を忘却 夢を悟ると自我が暴走 結局はエゴイストの発言
奇妙な夢は漂う真昼に 蜘蛛の這う頬に口付け 冷たい虹が架かるのは ついこの間の君の台詞
嘘じゃない 愛してるよ 嘘じゃない 騙されない
僕が求めてる永遠の中で 少女は今日もひたすら夢を見続けて居る
2005年11月09日(水) |
and I love this world |
死ねば良いのに 死んでやるのに 簡単に言える程 あたしは生きて無い 簡単に想える程 あたしは病んで居る
翼を広げたら飛べる気がしてたから あの狭い鳥籠から二人で そう二人で 乗り越えていけるはずだった
信じて居たモノが崩れ去って 途方に暮れるあたしに いくつもの手が差し伸べられて 一時の温もりに抱かれてみて 安心してみたって変わらない 根本的には何も変わっちゃ居ない
淋しい淋しい淋しい 一人にしないでどうか お願い
2005年11月08日(火) |
Double Cast |
時間を紡いで君に届けよう 扉の奥で声がしても 今だけは聞こえないフリも出来る
チェンジ
何も変わらない あたしはあたし 何処へ行っても 戻って来ても良い?
子猫が欠伸をするみたいに 無邪気なその声をいつまでも あたしにだけ伝えて欲しいの
にゃあお
可愛い可愛いあたしだけのにゃんこ
2005年11月01日(火) |
out and away |
生きてるって実感 身体で心で抱き止める その瞬間を愛してる
最高に気持ちが良い たった数ミリの違い 生じるのは二人の夢
飛んでるって感覚 空よりも海に近いけど 確かに懐かしいかも
経験値貯まったから 強くなるんだ今から 昨日のあたしよりずっと あなたの知ってるあたしよりずっと
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