あたしが手を伸ばした先に 誰が居るかなんて知らない
あなたかもしれないし 彼かもしれない でもきっとあなたじゃ無い
身体中に染み込んだあなたが あたしから抜け落ちるコトは無いでしょう ずっと一緒は嘘じゃ無かった あたしはこれからもあなたと生きられる いつか出逢う誰かにもそれは打ち明けたい それでも愛してくれる誰かと結ばれたい
だからもういいよ 今日は空が澄んで綺麗だから 泣き虫なあたしの涙も出ないんだ
2005年12月30日(金) |
brand-new lover |
倖せになる為の別れなら あたしは倖せになんかなれなくたって良い
もちろん倖せの為だなんて そんなの嘘の温度でバレバレだけど
あなた新しいあの娘 どれだけ好きなの あたしより
男って自分勝手で我侭な生き物 傷付けたく無いなんて微温湯ね
出逢いと別れが繋がって居るなら 永遠なんて何処にも存在しないの あなたと見れなかったモノ 他の人と見れるなんて想えないわ
倖せになる為に出逢ったのに あなたの倖せは何処へ逃げて行ったんだろう
2005年12月29日(木) |
the universe |
惑星になりたい あたしはあなたの衛星じゃ無いわ
太陽のように誰にも負けない唯一の輝きを放つ 月のように満ち欠けたり消えたりなんかしない
あたしだけの光を手に 今歩いていける
胸が苦しくても 涙止まらなくても
永遠では無い時を切り裂いて生きたい
2005年12月28日(水) |
establishment |
あなたに巡り逢えて 神様も信じられる気がしてる 大気に感謝の気持ちを込めて するりと歌い流しても消えない 次々と浮かび上がる情景に 幼心を重ねてみたりもする
あなたに辿り着けて 永遠だって見れる気がしてる 大地に平等の鼓動を高めて さらりと踏み鳴らして震える
あたしの世界はあなたの手で構築されるの
2005年12月27日(火) |
ask for permission |
どうしよっかな
迷って迷って 結局この指が 這う貴方の首
夢見がちだね
あの言葉を口にしてよ そうじゃなきゃ嫌だよ 許しを請うのはやめて
最後の決断かな
ゆっくりと力を入れる 想い出に惑わされずに きっと永遠を手にする
2005年12月26日(月) |
starting sound |
始まりの音が聴こえた
それは凛とした空気に漂う 一筋の光になって差し込む 小さな精霊の確かな魂の声
一歩ずつが無理ならば 半歩ずつでも構わ無い 未来への歩幅は狭くても 確実に近付いて居る事実
終わりの音は無いけれど
殺伐とした世界を救う メシアを望んだ訳じゃ無い あたしが此処に居ても良いと 其れだけを認めてくれる あなたが欲しかっただけ
2005年12月25日(日) |
unnameable |
一瞬の内に急上昇 逢いたいと素直に想う 夢を現実に変える力を あなたは持って居るのね
夕刻に告げる鐘の音が響く いつの間にか輝く一番星 逢いたくても逢えない その間に自分の気持ちを確かめたいの
傷はそう簡単には癒えないモノだから 全てをあなたに託して良いのか まだ惑うコトもあるけれど 信じたい 信じて欲しい
産まれ始めたこの感情に名を付けるのは もう暫く先でも良いよね
2005年12月24日(土) |
sing maniacally |
夢見心地が一挙転落 右往左往と無我夢中
ああ良い様だわ
溺れ切って息さえ止まれば あなたへ泊まるコトも無い 耽美な黎明に呼び覚まされて 博愛主義者が聞いて呆れるわ
意味なんか無くて良いの
沈み切って鼓動が止まれば あなたにときめくコトも無い 甘美な融通に引き止められて 使者選別といきますか
もう戻りたいとも想え無いのよ
2005年12月23日(金) |
reincarnation |
分け合った喜びは昨日の捏造を棄てて 訳あった哀しみは机上の空論を育てる
発狂しそうな満月の夜には 孤独を謳う吟遊詩人の響き 願って居ない救世主の登場
流されて闇に囚われたまま 変えられない全てを抱えて あなたの匂いにだけは敏感 手探りで辿り着けるように 生まれ変わっても覚えてる
何年待っても芽が出ない 小さな花も咲きはしない それでも水を与えては 永遠に繰り返し種を撒く
あたしはずっと種を撒く もし花が咲かなかったとしても 後悔なんかしないくらい あたしは種に総てを賭ける
毎日毎日与えた水と栄養と愛情
いつか
花
開け
2005年12月21日(水) |
profoundly |
やっと見つけた あたしの本当の運命の人
今までの気持ちが嘘のように 軽くなって消えていくわ
あなたが居れば構わない あなたが生きてくれれば あたしは其れだけで良い
もう惑わされ無い もう振り返ら無い
強い足取りで前へ進んで行ける
2005年12月20日(火) |
trailing rose |
哀しくなるのです
海が啼いて居るから 花が揺れて居るから
空が繋がって居るから 虹が架かって居るから
命が燃えて居るから 時が蠢いて居るから
君が何処にも居ないから 君が此処には居ないから
もう永遠は終わってしまったから
ヴァニラの香りを首に付けて 無理矢理作られた倖せ抱いて 涙隠して憎しみ消して笑って 乾燥した薔薇を未だ棄てずに
哀しみで満たされ切ったら この絡み切った蔦を離さず また微笑んで咲いてくれる?
2005年12月19日(月) |
fight for my ideals |
可愛い女の子になろう。
夢中になって目が離せないような 永遠なんて言葉も信じられるような 心の片隅にいつでも存在出来るような
格好良い人間になろう。
尊敬と敬愛の眼差しを向けられるような 確固たる意思を持って前へ進むような 夢を現実に変えてく力を持つような
素敵な素敵なあたしになりたい。
2005年12月18日(日) |
swim freestyle |
何をするでも無く 流される時に溺れて 助けを求めたって 皆必死にクロール
泡になって消える 泳げない人魚姫
2005年12月17日(土) |
do whatever is necessary |
あたしなんて要らないんでしょ 誰からも必要とされて無い気がするの
居ても 居なくても 同じような
そんな気がして仕方が無いんだ だから あたしは今日も呟いて口角を下げっ放し
頭上を通り過ぎる流星群を見逃してる でもぶつかってくれなきゃ判んないよ
ねえ其処に居るの? あなたは其処に居ますか? 此処まで来てくれますか?
ねえ? あたしなんか要らないんでしょ。
2005年12月16日(金) |
early-morning awakening caused by you |
寒い朝目が覚めて 温もり求めても 隣には冷えたシーツ あなたはもう何処にも居ない
白さを増してく空 あなたの影も全て 薄めて明るく染まっていく愛の形 解き放つ鍵を持てど
未来 見えない 現在 越えない 過去 棄てない
棄てられない過去という産物 見るはずない未来という希望 越えられない現在という絶壁
2005年12月14日(水) |
biting chill |
移ろい変わり行くモノだと 初めから判って居たけれど もしかしたらの永遠を見て あたしは一人浮かれて居た 未来の話はしないあなたの 本心が今なら判る気もして それは哀しい現実になって 今夜は雪になるでしょうね とてもとても此処は寒いわ
2005年12月13日(火) |
anathematic |
もう帰り道が判らない
呟きは白い息で消えた
貴方に出逢ってしまった
その運命を愛しい程にも呪う
2005年12月12日(月) |
welter in sin |
我慢しなくちゃいけない関係 理性も飛んじゃう秘密の空間 最後とか絶対無いはずの親密 君と倖せになれ無いのは承知 輪廻転生に全てを賭ける人生
そういうのもいいんじゃない?
2005年12月11日(日) |
not give the slightest attention to |
プラットホームで交わした約束に なんの効力があるの 黙って二人目配せすれば 判り合えるなんて想って無い
口先だけならオウムでも言える その向こう側にあるモンが あたし達にはあると信じてる
だんだん意味を失くしていくのが 怖くて口を噤んだ あの日言えなかった言葉を このメロディに乗せて あなたの細胞に届けば良い
どんな刃になって返って来ても あたしは傷を受けよう あなたにまだ意味を求めてしまうから まだまだ終わりを認められないから
最後のプラットホーム見つめるのに なんの意味も無いの あなたの後姿は何も語らず 人波の中へとそっと消えていく
最近は唇が乾燥してる 君と長らく キスしてないせい?
猫が丸くなるみたいに眠るあなたを 起こさないように優しく撫でる いつまでもこんな時間が続きますように その寝顔を見つめてあたしは そっとささやかな願い事をしてみる
あまりに無防備なあたしとあなた だから二人知らないうちに 傷を付け合ってしまったんだね だから二人笑顔のままで 抱き締め合って居られたんだね
残された一人のベッドで あなたの温もりを探すあたしは 子猫のように儚くしっかりした声で泣く
2005年12月08日(木) |
There isn't anything that's constant. |
永遠とか一生とか絶対とか 無いんだってコト知ってしまったから あなたを失ってからの世界は 色を抜かれた薔薇のように崩れて見える
永遠とか一生とか絶対とか 無いんだってコト言ってしまったなら あなたを失った世界もきっと 再び色に染まる時が来るんだと想う
だって あなたの存在があたしと繋がって居ないこの現実も 永遠でも一生でも絶対でも無いのだから
2005年12月07日(水) |
planetarium |
目が覚めればすっかり夕刻 君はまだ眠ってる こっそりとベッドから抜け出してみると カーテンを少し開けてみるんだ
小さな物音で目を覚ました 君の寝ぼけ顔を 見るとつい微笑んでしまう僕は そっと天に向かって指を差す
今語り継がれる星物語 輝く命続いていくように この繋いだ手から生まれ落ちる 新しい二人だけの物語だから
じゃれて飛び掛る狭いキッチン 君とお揃いエプロン 包丁が苦手な君は隣でまじまじと 僕の作る山を眺めてる
そうぐつぐつと煮る換気扇から 昇っていく煙は夜空に溶け 満天の星空は僕らを包む 新しい二人の為の物語を
2005年12月06日(火) |
instruction booklet |
あなたがあたしに手を焼くなら もっと見て隅々まで読んで 一字一句間違え無いで その頭にインプットしてね
哀しみも喜びも 二人なら廃棄処分
手探りで試さないで 気紛れで射止めないで 真実を見つけないで 幻想を抱かないで 「愛してる」なんて惑わさないで
小難しい分厚い本だから 根気良く読み深めてみてよ 水晶に浮かぶ笑顔眺め その頭に確実に映す
涙とか孤独とか 二人なら臨界点
存在を作らないで あなたを憎ませないで 恋人になどしないで 快楽に溺れないで
手探りで試さないで 気紛れで射止めないで 真実を見つけないで 幻想を抱かないで 「壊して欲しい」の躊躇わないで
2005年12月05日(月) |
at the end of winter |
光の螺旋を描くように 水中から生じる気泡と 戯れて交わってしまえ 何の意味も無い行為も 君は雪原の大地包んだ
大好きだったのぬいぐるみ 綿中温まる為の記録と記憶 差し伸べてそれを あたしを受け入れて欲しいのに
2005年12月04日(日) |
enduring memories |
棄てられない過去の遺産に まだ縋り付いてるあたしは あなたを忘れるコトなど きっと一生出来ないのでしょう
その一言で人生を大きく変えてしまえる程 あたしは心底あなたを信頼して慈しんでる 眠ってしまった間に何が出来たのかな? あなたは抱けないからせめて声に包まれたい
爪を剥がすならお構いなく あなたを想う痛みに比べたら それくらいどうってコト無いのよ
才能なんて無いモノが足掻いても無駄ならば 世の中に蔓延る人類という知的生命体は滅んでしまえば良い 高等だと自信に満ちた横柄な態度を改めずに 世の中に蔓延る人類という地球生命体は消えてしまえば良い
それでも残って良いのはあたしだけで きっとあたしは人類の枠を超えた存在 神に最も近い哀しみの淵に浮かぶ希望
塵の徘徊する部屋に篭って一人見る夢は 日替わりの洋服に準えて移り行く消耗品 病んで壊れた人形の瞳だけが廊下で叫ぶ 愛憎に餓えたあなたへ送る唯一の鎮魂歌
これから歌って良いのはあたしだけで きっとあたしは地上の域を越えた存在 神に最も近い愛された闇に広がる切望
さあ根から枯らす悪魔の歌を今こそ歌うべきなのです
生体を保つ為に 剥製にしてしまえ
その姿をありのままに残したら その魂も永遠になるの?
それならあたしの気持ち 今のうちに殺して 剥製にしちゃいたいな
2005年12月01日(木) |
between asleep and awake |
誰も来ないのは淋しい でも一人が好き 誰かに逢うのは 夢の中でだけで良い
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