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誰か
麻痺した心に
一雫の
潤いを
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きみがいなくても
意外に平気なもんだ
そぅ 気付いてたけど
感じてしまったら
きっと終わりは 目に見えるとこまで 来てるんだと思った
きみが
今頃どうしてる とか 何考えてる とか 淋しがってるかな とか
段々 頭の隅へ 隅へ 移動して行って
むしろ
この空気に 気楽さを感じたりして
そうなったら
どう思う? この状況。
順応し過ぎか 何かの変化?
たまに きまぐれに
声を聞いてみるけど
別に 平気だったりする
普通 なんだ
淋しくも 孤独感も無い。
現金だね。
目の前の やらなきゃいけないことしか 頭にないもんだから。
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過去のあの人の影が 少しだけ 気になった
きみの後ろにも在るように
僕の後ろにも在るんだ
あの人に 逢いたい
逢って
少しだけ 一緒に笑いたい
くせに なっちゃうかもしれないけど また 切なくなるかもしれないけど
逢いたい な
そんな僕に きみは 気付かないだろぅね
きみの後ろにも 同じ様に
きみに逢いたがってる人が いるんだけど。
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おやすみ
それじゃね
また明日
おやすみ
きみと 逢えない日々は もう 怖くないよ
あの人に 逢えなくなった日々が 少し 淋しいけど
まだ 残留してる感情は まだ 余熱を持ってるのかな
困った ね
変に温かいから
向こうも
覚えていてくれてるかも しれないから
そんな 淡い 期待
きみの影が 脳を過ぎるけど
きみにも いつか 話そう
僕が 大事に想ってた あの人のこと
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寂しいと
感じる日もある
きみに 逢いたいと
素直に
言えればいいのに
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聞きたい事が ホントは たくさんあって
やりたい事が ホントは たくさんあるのに。
いつも
喉の奥に引っ掛かって 出て来ない
時間は 無限にあるわけでは ないのに
きみの手も 声も 顔も
忘れたくないのに
忘れちゃうかもしれないと
泣きたくなるよ
きみが 僕を 忘れてしまうかもしれないと
泣きそうになる。
次逢った時に さようなら と
そう言われてしまったら
どうしようって。
だから
逢いたい 逢いたい
一目だけでも。
この気持ちの意味が やっと 判ったよ
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きみの夢へ 逢いに行ってる ぼくがいる
きみを泣かせたり 怒らせたり 笑わせたり 喜ばせたり
ぼくがなかなか してあげられない事を
たくさん きみへ 贈ってる
寂しい夢をみた日は きみは 僕の声を 聴きたがってた
楽しい夢をみた日には きみは 僕の処へ 逢いに来たがってた
いつだって きみの傍に
僕が 居られればよかったのに
夢でなく
この手で きみに触れていたかった
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負けちゃ ダメ
でも やっぱり
寂しいょ
そう呟く声が
耳元で
どこか遠くから
聞えるみたいに
染み込んでいった
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