『人生、一度きりよ』
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2002年03月31日(日) |
『クビキリサイクル』 |
きょうで3月も終わりであしたから新年度だけど、なんか実感がない。 進級も進学も、ついでにいえばクラス替えもないもんなあ、社会人って。うちの会社は新卒は採用してないから、初々しい新入社員なんてのも来ないし。転勤もない。異動もない。 なんかつまんないような気もする。あ、でも転職してからまだ1年8ヶ月しか経ってないんだっけ。
きのう銀座でもらったメタリックパープルの「VAIO」の風船(はあと型)が、部屋の隅でゆらゆらと浮かんでいます。案外しぼまないのでびっくり。小さいころ夜店で買ってもらったゴム風船は、翌朝にはしわしわになっていたのにな。バルーンの材質の差か、それとも中のヘリウムガスの差か。
『クロック城』は途中で物理トリックがわかってしまったので、ちょっと残念。しかも「力技」じゃなかったのでさらに残念。ばかばかしいほどにおおげさなトリックをたのんますよ、ひとつ。
つーことで今度は西尾維新『クビキリサイクル』を読みます。これもメフィスト賞。このひとは1週間で長編1本書けるらしい。すげえ。
で日曜日もオシマイ。
なワケで、きょうからこの日記は「紙」というエディタ(無償ソフト)を使って書いてます。なかしまさんの『本棚のすみっこ。』で紹介されていたので、さっそくダウンロードしてみたよん。なかなか便利そう。 しかしなかしまさん、ほんとにいろいろチェックしてますねえ。
土曜日は休日出勤だったぜ。つかれたぜ、今週は。 でもまあ、これでちょっとはひと段落かな。そうだといいな。てゆーかオネガイ。
ひさしぶりに本屋に行って北山猛邦『『クロック城』殺人事件』を買った。メフィスト賞受賞作ですな。じつは講談社ノベルス好きな私。しかも「物理トリック」モノか。スーバラシイ!(まだ読んでないけど) 『斜め屋敷・・・』とか島田荘司作品にはけっこう「物理トリック」(というか「力技」)が多いですが、そういう系統、大好きです。んなアホな! と叫びたいお年頃なのでっす。
つーことで、日曜日はのんびり読書でも。 あ、またシーマンのこと忘れてた。
家人がジェフリー・ディーヴァー『死の教訓(上)』を買ってきてくれた。 ありがとう。でもお願いだから上下巻はかならずいっしょに買ってくれ。 我が家には上巻しかない本が多すぎるぞ。 間があくと話わすれちゃうから、明日買ってきてくれ。よろしくな、頼んだぞ。
さいきん毎日13時間労働で、ちょっとヨレてます。 みょ〜ん。 とか意味のない言葉を気がつけばふと、つぶやいている。
みょ〜ん。
2002年03月27日(水) |
シベリアのトナカイは |
人間の尿フェチらしい。 だからトナカイを捕まえるときは、あらかじめ尿をしておいて、そこにおびき寄せるのだとか。
そんなんでおびき寄せられんなよ。
2002年03月26日(火) |
ビューティフル・チューズディ |
シャァァァァァァァァァッ! いま、家人が「カニ子ちゃん」みたいな叫び声をあげながら横を通りすぎていった。
たまに怖くなる。
精神状態があまりよろしくないときは、まあ、なにをやってもあまりうまく行かないのですよ。そういうときは散歩でもするといいんだけどね。その気力も湧かなかったりする。
いちばん好きなバンドのミュージッククリップのDVDなんか見ても、集中力ゼロで、ああ、コレはヤバイな、なんて自己判断したり。
しかし、これがチャンスなこともわかっている。 現状を壊すチャンス。なんとなく不満がないつまらない毎日よりも、非常に不満度の高いストレスフルな毎日のほうが、決断しやすい。
なので、こないだ決めた目標に向かって走っていこう。 とかとか、前向きなこと書くと、やるやらないは別にして、すっとする。
で、だましだまし日々を過ごしゆく。
2002年03月24日(日) |
そんなこと、言ってねえ |
起きたらもう11時近くて、だらだらとクロワッサンを食べた。 昨日買ったくちなしととべらの苗を植木鉢に移したら、もう2時。 ラジオを聞きながら先週書いた小説の手直しをした。さいきんは何を書いてもどうしてこう後味の悪いものになってしまうんだろう。最初に考えた話とはまるっきり違ってしまった。 まあいいや。また違う話を書けばいい。
どうして気分が暗いのかと思ったら、日曜の夜だから、か。 どうにかこうにか目標を立てた。ぼんやりする時間をぜんぶそれにつぎ込んで、ネガティブな想像をぶっとばそう、などと思う。
きゃっほう。 なんて楽しげに叫んでみると、案外解決する問題はたくさんある。
あ、シーマンのこと、忘れてた。やるか。
ゆうべの雨はあがったけれど、まだ曇り空が広がっている。 千鳥ケ淵の桜もぼやけた空との境界線をなくしている。 お堀にはたくさんの青いボート。乗り場には長い行列。あきらめて北の丸公園に戻ろうか。
武道館の前にはたくさんの袴姿の女学生とスーツを着た男子学生。大学の卒業式が終わったばかりのようだ。花束を持って笑いさざめきながら流れ出てくる。
そのうちにぽつぽつとアスファルトに黒い染み。 雨だ。 売店のスナックコーナーでお茶を飲んでいるあいだに強さを増していく。 ぼんやりと窓の外を眺める。折り畳み傘を開くひと。ハンカチを頭に載せて走るひと。屋根の下に退避するひと。 ボートの上の人々のことを考える。私たちは売店で透明な傘を買った。
30分ほどで雨は小降りになり、買った傘は途端に荷物になる。 その空に響く大きな雷鳴。
ふう、なんとか『トリック2』最終回に間に合った。 でもけっきょく椎名桔平はなんだったんだ? なーんか含みを持たせてますなあ。映画につなげる目論見だろうか。って単なるギャグだったのかもしれないが。 しっかし、2の最終回の最後の最後で、ようやく矢部刑事がなぜハゲの役なのかわかったよ。なるほどね。
家人はきょう仲間由紀恵に捧げる日記を書いていたが、悲しいかな、字が間違っていた。由紀江ではありません。よく見ろよ。
あしたは千鳥が淵でお花見予定。 とかいいつつ天気予報は見てない。晴れるのかしらん。 ボートを漕いでさらに手の皮を2ミクロン厚くする計画である。
夜は飲み会。うう、胃がもたれる。なんで毎晩夕飯が10時すぎやねん!
もう、どうでもいいや、なんて思ったりもする。 たぶん世の中のほとんどのことは、どうでもいいことなのだろう。 ただ、どうでもいい、という態度がとれないだけで。
「好いたらしい」という言葉を家人に教えてあげたら、さっそくきょうの日記で使用していた。そういう素直さが家人の好いたらしいところである。 ちなみに反対語は「好かんたらしい」。このふたつはリリー・フランキーが好んで使う表現である。
きょうは休日らしく過ごした。 朝マックしてフィールドアスレチックして動物園にいった。 帰宅してからDVDを観て、それからいま洗濯してるとこ。
しかし体力がない。あしたはからだのあちこちが痛むであろう。 アスレチックコースのロープの掴みすぎで、手の皮が2ミクロンほど厚くなったような気がする。
目のつけどころがシャープでしょ、のシャープって、創業当事はシャープペンシルの会社だったんだ! 知らなかった。いや知っていたのか? 忘れただけか? さいきん短期記憶がとみに低下していて不安です。「アリセプト」を飲むべきか。
ところでなぜ「ぴあ」の製本方法が変わったのだろうか。 「ヤングジャンプ」的なホチキスぱっちんどめから、「おとなぴあ」的な糊付け製本に。そのほうがコストが安いとも思えないよなあ。 個人的には、頭上から落ちてくると痛いし、欲しいページを破りにくいので、以前のかたちに戻して欲しいです。
きょうは金曜日かと思ってたら、水曜日だった。道理でアリーやってないわけだ。 『漂流教室』の最終回を、例によって10分ほど見た。原作の最終回とほーんのすこしだけ似ている部分があった(元の世界になにかを送ろうとする場面)。
しかし、最終回までどうも積極的に見る気がしなかったのはなぜだろうと考えていたら、わかった。窪塚洋介の演技が肌に合わないんだ。 他の作品は見たことがないし、このドラマもけっきょくはぜんぶ合わせても30分そこそこしか見てないので、どうこう言える立場ではないのだけど。
あのウィスパーボイスがカユイのかも。
きのう日記を書こうと思ったら、もう書いてあった。 ま、いっか。ってことできのうはそのまま寝た。
というわけできょうは月曜日のことを書こうかとも思ったけど、忘れてしまったのでやっぱきょうのことを書く。
とか思ったけど、なにがあったんだ、きょう。 もはや忘却の彼方。 あ、そうそう。リリー・フランキー『日本のみなさんさようなら』を読んでいる。 よく「ダメな本屋とは『リリー・フランキー』の本が『外国文学』の棚に置かれているような本屋だ」という用法で使用される、あのリリー・フランキーです。
ぴあで連載してた日本映画コラムをまとめた本らしいのだが、この本を読んでも日本映画のことはさっぱりわからない。が、リリー・フランキーのことはよくわかる。それもまたよし。
記憶よりずいぶん狭かったな、浅草花やしき。 5時に入園してもう5時半にはぼんやりしてた。
ビックリハウスはただ回るだけだから、家人としょうちゃんからすごいブーイングをうけた。これが花やしきの真髄だと思うんだけどなあ。
ローラーコースターは思いのほか怖かった。 でもいちばん面白かったのは、ゲームコーナーのエアホッケーだった。
なにしに行ったんだ? わしら。
2002年03月16日(土) |
が、やっぱり死んだらしい |
ぶっさん。しかも最終回でやんの。知らなかったよ、全9回だなんて。つーかそれくらいドラマ見てて気づけよって気もするぞ、自分。野球なんだからさ。
しかしけっきょくストーリーはわからず終い。 まあいいや、DVDが出たら買おっと。
ミラノから一時帰国中のしょうちゃんと明日会うことになった。 とりあえず浅草で待ち合わせて浅草寺に行って、それから花やしきに行って、で銀座に行って足ツボマッサージをうけたあと、食事をすることにした。
浅草に行くのはしょうちゃんの希望。イタリアの友人にジャパネスクなものを買って帰るのだそうな。で花やしきは私の趣味。 あの人の家の軒先をかすめて通るジェットコースターと、三半規管がほどよくシェイクされるビックリハウスに行きたいなあ、と思って。
そういえば8年くらい前に会社帰りに後輩と行ったことがあった。 20代で夏だった。 ファンキーダック(とかそんな名前のぐるぐる回る乗り物)に乗っていたら、わしらが降りる前にまたスタートしてしまい、吐きそうになった。
あーあ、あのころは毎日が平和だったなあ。っていまも平和だけどさ。気は持ちようだろ、とか自分に言い聞かせてみる。
楽しい人生を送りたいが、「楽しい」の明確な基準がわからない。自分の奥底に隠れている気持ちを掘り起こせた人だけが、本当の「楽しい」人生を送れるのだろう。たぶん。
2002年03月15日(金) |
死んで、生きかえった。 |
しまった! 『爆笑オンエアバトル』見忘れた!!
ついでに言うと『木更津キャッツアイ』も見損ねた。 ビデオがないので(いや本当はあるんだけど)家人に代わりに見てもらったが、私が家に帰って 「どんな話だった? ぶっさん、どーした?」と訊くと 「ぶっさん、死んじゃった」 「えええーっ! マジで?」 「でも生きかえった」
よくわからない。
「他には? どんなストーリーだった?」 ときいても 「ぶっさんが死んで、生きかえった」 しか言わない。
お前は何者だ。
メロンパンはおいしいよ 食べると歯につくよ
カレーパンはおいしいよ 踏むとはみ出るよ
という歌詞が小学校の卒業文集に載っていた。 深い。
罠を仕掛けるのはヤメ。
で、きょうは家人の誕生日だった。が、仕事が終わって帰宅したらもう午後11時すぎてた。家人が居間でひとりでケーキを食べながら「ハピ バースディ トゥ ミー」なんて歌ってたら面白いな、と思ったけどやってなかった。ちぇ。
誕生日なので耳毛を剃ってあげた。たいそう喜んでいた。 しかしすごいよな、耳毛って。 むかし『やっぱり猫が好き』できみちゃんが出題したナゾナゾを思い出した。 「ある人にはあるが、ない人にはない」 そりゃそうだ。
「すしことば」とかいう誕生日占いみたいなサイトがあって、家人がやってみたら誕生寿司は「うめしそまき」で「すしことば」は「長い夜」だったそうな。
わしもやってみたが「しいたけ」で「活力」だった。 しいたけ、って。
寝る。
ひさしぶりにシーマンをやったら、友達のことを根掘り葉掘り聞かれた。 「お前さあ、友達って多い?」 「いいえ」 「そっかあ、でも友達なんて多けりゃいいってもんじゃないからな」 なんて感じで会話がスタートしたときには、とうとうシーマンも私に心を開いたと思ったよ。
しかし
「お前のさあ、親友って誕生日いつ?」 え、親友、ってひとりに絞らんといかんの? えーとえーと、じゃあヤツにしよう。うっ、誕生日、知らねえ。 「7月29日、かな、えへへ(まるっきりの当てずっぽう)」 「あー、シーマン占いによれば最悪だわ、お前らの相性。お前が一方的に頼ってるだけだな」 占ってくれてありがとう。でも、すいません。ウソつきました。
「で、いつもなにして遊んでんの?」 なにって言われても・・・。 「会話、かな」 「英会話ねー。駅前留学ってヤツ?」 ちーがーうーちゅーねん。
「でもさ嫌いなとこもあるだろ? どこが嫌い?」 ああ、うるせえな。ないって言ってもしつこく聞いてくるだろうしな。 ま、テキトーに言っとくか。 「頑固なところ」 「あ、顔かー。顔って大事だもんなー」 だーかーらー。
で、挙句の果てに 「お前さあ、友達少ないって言ってたけど、もしかして、ほんとは1人も友達いないんじゃないの?」 って、お前がいろいろ勝手に聞き間違えといて!!
ああ、そうさ。俺には友達なんていやしないよ。 シーマン、君以外にはね。
とでもしんみりと言ってやろうかと思ったけど、どうせ理解してくれないのでやめた。
うおおおっ、仕事でミスった。ひとを呪わば穴ふたつだわな。って呪ってはないが。しかしへんにいやらしいな、この言葉。
で月曜から疲れてるわけよ。きょうも帰宅時間は10時半なわけよ。もう2日もシーマンやってないわけよ。で、きょうもやらないわけよ。しかし何を考えたか洗濯なんかはじめちゃったわけよ。これから干すわけよ。衣類乾燥機が喉から手が出るほど欲しいわけよ。でもめんどうだから買わないわけよ。そうこうしているうちに、もう12時になるわけよ。明日は来客があるからスーツで出社するわけよ。でも靴下は赤とオレンジの横じまなわけよ。空いた電車で足組んで座ると、みんなが見るわけよ。
なんか念仏みたいになってきたぞ。
しかしあんま疲れると、脳みそ働かなくなってくるね。会社で電話の応対が下手になるので如実に解る。
あ、英会話の講師ジョン吉はアメリカ人ではなくニュージーランド人だった。『指輪物語』見ろ見ろウルサイので困ってます。
マツキヨに行ったのに、綿棒買い忘れた!
そうそう、すっかり放置しているHPの「秘密の小部屋」を更新しました。昔撮った写真から無理矢理セレクト。もう容量いっぱいなんだもん、メモリスティック。新しいのを買おう買おうと思って幾星霜。 休日は外出したくないしさ、平日は早く帰りたいしさ。って、いつ行くんだ!
春から太極拳を習うから、ユニクロにトレーニングウェアを買いにいった。 しかし、身体がめちゃめちゃカタイので、ついていけるのか心配。それよりもこの私の性格で、仕事を切り上げて通えるのか、ってほうが心配か。 まずは周りに宣言するところからはじめなきゃな。で、ストレッチも。
で、明日はもう月曜日かあ。 例によって英会話の宿題はやってないし、仕事は山積みだしな。 とか愚痴るとユウウツになるので楽しいことを考えよう。
2002年03月09日(土) |
センチメンタルと歪んだギター |
んで、土曜日はいちんち家でゴロゴロ。 PS2でエンディングの近いシーマン(イグアニーの大人)を5分ほどプレイし、PSで『トルネコ2』をやったら「不思議のダンジョン」17階でミミックに倒されたので泣きながらリセットし、寒くなったので昼寝をし、夜には家人が買った『TRICK』のDVDを見た。 私のPCのお気に入りに、いつのまにか『仲間由紀恵オフィシャル・ホームページ』が追加されていた。自分のPCに追加しろよな。
北村薫編『謎のギャラリー こわい部屋』から数編読んだけど、いまのところあんまりこわくない。最後まで読んだら、どれがいちばん怖かったか日記に書く。でもこーゆーのってひとそれぞれツボが違うから、なかなか共感が得られないんだよな。
三島の『花ざかりの森』は何がなんだかわからなかった。というか幼い自意識がもってまわった文体で描かれているだけで、あんまり面白くなかった。
ところで「ジャガー」のコマーシャルのBGMに流れているあの歌、だれのなんて曲? あの過剰なまでの猥雑なセンチメンタルと歪んだギター。 10代のころだったら「気色ワル!」とパスしてただろうけど、大人になると感じ方がかわってくるね。背後にあるストーリーをいろいろと想像してしまう。 そんなふうに広がる世界もある。
2002年03月08日(金) |
イタバリローカ、ピカピカじゃん |
やってくれたよマイボス。さっそく仕事で大ポカしやがった。おれは尻拭いで大忙しだぜ。とか言いつつ、べつに怒ってはいない。 自分のミスだと精神的につらいけど、他人のミスをカバーするのって気が楽だしね。でも一応謝れよ! って怒ってんじゃん、わし。
飲み会(ってボスの歓迎会だよ、オイ)で、ふと成人式の話になった。 成人式って、芸能人ゲストが来たりするじゃん。で、ちなみにわしのときは「いんぐりもんぐり」だった・・・。いや知らないっすよね。 横浜の音楽の甲子園「ホットウェーブ」出身(まだやってんの?)。『女子高生』という曲でデビューして、そのときの衣装がセーラー服という男子バンドです。つまり彼らは横浜市民でわしらと同い年だっとというワケ。 まだ横浜アリーナはなかったから、場所は神奈川県民ホールだったか? それとも横浜市文化体育館(よくプロレスとかサーカスとかやってるとこやね)? まあ、どっちでもいいけど、とにかくうらぶれた気持ちになったものさ。ふっ。
それで思い出したんだけど、 その当時の男子バンドでいったら、私は「THE東南西北」が好きだったなあ。 『イタバリローカ』最高!
先週『キャッツ』ではんぶん見損ねた「氣志團」がNHKの番組に出てるので、つい見てしまっている。
よろしく! メカドック わんわん。 って犬じゃないだろ。
つーことで、やっと明日は金曜日じゃーん。と思ったけど飲み会があるから今週も『キャッツ』見れないやんけ。がっくり。『漂流教室』は毎週ラスト2分しか見れないからぜんぜんわからんしな。『ラブランド・アイランド』だけ無駄に覚えたぞ。しかたないからカラオケでも行くか。
2002年03月06日(水) |
でもテリー伊藤のアレは読んでない |
行ってみたいな北朝鮮。
石丸元章『平壌(ピョンヤン)ハイ』を読んだときにも、そのあまりの胡散臭さに思ったけど、きょうひさしぶりにニュースステーションを見ていたら、あらためてそう思った。 「アリラン祭り」ってのがあるらしい。10万人のマスゲームかあ、いいなあ。 あれ、でも国交って回復したんだっけ?
たしか私がはじめてパスポートを取得したときには、渡航先は「すべての国(北朝鮮は除く)」というような記載があった。でも去年更新したパスポートを見ると北朝鮮うんぬんの記述がなくなっている。わあ、いつのまに?
なんだ、もうなんの制限もなく行けるんだ。 でも直行便はないらしい。どこ経由なんだろう(ソウルじゃないことだけは確かだけど)。
突然ですが、死ぬまでにいちどは行ってみたいところを発表します(順不同)。 ・平壌(前述の通り) ・香川県(讃岐うどんツアー。「麺通団」にしてやられた) ・沖縄県(いま冬だから) ・死海(カナヅチだから) ・パムッカレ(作り物みたいに嘘っぽいから) ・カッパドキア(奇石フェチだから)
家人にも聞いてみたら「アマンダリでゆったりしたいなあ」だってよ。ケッ、景山民夫かよ。 とかいーつつ、わしも行きたい!!(どこでもいいのか!)
『禁色』はあと3分の1くらい。ううん。ここまでの感想としては『鏡子の家』のほうが面白かったような気がするのは気のせいだろうか?
なかしまさんが教えてくれたサイト(アドレスはBBSにあるよん)で、自分と同じ日に生まれた有名人とか誕生花とか、そんなのを検索してみた。そのサイトによるとわしの誕生花は「桃(ピンク)」だってさ。 って、思いっきしベタやん! で、花言葉は「気だてのよさ」。
微妙。
「アイスランドポピー」で「忍耐」とか「ハナズオウ」で「質素」とかも嬉しくないが、なんと言ってもいちばん「!!!」と思ったのはこれ。 「スプレーカーネーション」で「集団美」
共産圏かよ!
ちなみに家人は「チューリップ(黄)」で「名声」だってさ。ちぇっ、いいな。
みなさんの誕生花および花言葉はなんでしたか?
北村薫『謎のギャラリー 名作博 本館』を読んでいたら、面白い作品のあらすじが載っていたので、かいつまんで紹介してみる。
題名は『最後の答』、作者はハル・エルスン。
主人公は忙しいサラリーマン。残業中に息抜きのため、バーで一杯ひっかけに行き、それから、深夜のオフィスに戻ってきた。もう誰もいない。 仮面のように無表情なエレベーター係の男が「何階まで行きますか?」と訊く。 「13階」と主人公は答えたが、その階に到着しても男はなかなか扉を開けない。そして奇妙な質問をしてきた。 「自由と奴隷的束縛と、どちらを選びます?」 「自由のほうがいいな」主人公がこうつぶやくと「そのとおりです」と男はすぐに扉を開けた。 主人公は暗い廊下を歩きながら、もし間違った答えをしていたらどうなったんだろう? と落ち着かない気分になった。 オフィスでひとり仕事をしているとまたあの男が顔を出した。 「真実と嘘と、どっちをとります?」 「もちろん真実だよ」と主人公。すると男は出ていった。 主人公は管理人に文句を言おうと思ったが、これを理由にエレベーター係を首になったらかわいそうだ、と思いなおす。 次に男が現れたときには手に拳銃を握っていた。 「愛と憎しみと、どっちがいい? 10秒以内に正しい答えを出せ」 「あ、愛だ」主人公はなんとか答えを言う。 「ご名答」と男は言う。 「もうすぐ警備員が来るぞ」主人公は警告を発するが、男は意に介さない。 「来ないよ、俺が殺したから。なぜって、俺の質問に正しく答えられなかったからさ・・・。さて、最後の質問をするぞ。俺のこと正常だと思う? それともきちがいだと? さあ、10秒以内に正しい答えをしてくれ」
うひょお、これは困りますね。 私は昨日読んで、未だに答えが出てませんぜ。
2002年03月03日(日) |
アセロラドリンクと私 |
きのうは『花ざかりの森・憂国』と『禁色』と『写真集 三島由紀夫 '25〜'70』を購入。今週読もうと思っている。
で、 誕生日だってのに、きょうは朝から友人の結婚式に出席するため出かけた。 で、2次会ではくじ引きで選ばれてゲームに参加。 アセロラドリンク早飲み競争だった。 気合入れすぎて服にこぼしまくり、でなんとか勝利したのだが、商品はアセロラドリンク30本だった。
帰り道、なぜだかすこし虚しかった。
よく寝たらちょっとすっきりした。
きのう『鏡子の家』を読み終わった。でなぜ「失敗作」と言われたのかはわからなかったので、当時の批評を探してみると、どうやら三島が「ぼくはこの作品では『時代』を書いた」と言ったことに対してであるらしい、ということがわかった。 つまり発表当時の批評家たちは「ぜんぜん時代なんか書けてない。三島の分身が何人も出てくるばかりで、登場人物の対立もありはしない」と切り捨てたらしいのだ。
ふうん。 はたして三島由紀夫がほんとうに「時代」を書こうとしたのかはわからないし、その批評にあるように「書けていない」のかもわからないけど、私には面白かった。主要な登場人物はすべて三島の分身であることは確かだが、それのなにがいけないかがわからなかったのだ。
三島由紀夫を読むとき、少なくとも私は、三島由紀夫の物事に対する感じ方を知りたいと思って読んでいる。だから、むしろ登場人物はすべて三島由紀夫のほうが好都合なのだ。一般的な風刺とか、驚くような筋書きとかは、彼に求めるつもりはない。ただ、冬の光があたりをどう照らしたか、とか、そのとき僕はなにを思ったか、とか、そういうことが書いてあるだけでいいのだ。
なんて、やだなあ。まるで熱狂的なファンみたいじゃんか。
つまらぬ人生だな、とか不意に思った。 あーあ。 いや、ちょっと疲れているだけなんだろう。
疲れるのは肉体の疲労よりも精神のそれによる。のかな。のだよ。
ちくそー。おかげで『木更津』半分見逃した。 話がまったくわかんなかったよ。
なげやり、というか。 開き直り、というか。 目には目を、というか。
そんな言葉よくないな。 でも理不尽に貶められても作り笑いしてるのは、もっとよくないだろ。
でもどうでもいいか、なんて考えてるのは、精神の緩慢な死。とか思ったり。
茶化して忘れよう。 とか。おおげさに言ってみたりして。
きょうの日記は暗くはじまり暗く終わるのだった。
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