『人生、一度きりよ』
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2002年02月28日(木) |
仏像だけはダメなのよ |
さいきん本屋に行く暇がないので、電車の車内吊り広告を食い入るように見ている。麒麟麦酒が白地に青字のデザインの発泡酒を出したんだな、とか、日本一の冷凍みかんになりたいみかんのキャラクターグッズが出たんだな、とかを知る。ってこれ本屋と関係なかったか。 テレビも見てないな、そういや。でもあしたは『木更津』の日なので、10時までには帰ってこよっと。
家人あてにカルチャーセンターの講座案内が届いていた。 うーん、とくにそそられるものはないが、強いて言えば「コントラクトブリッジ」か「仏像彫刻」かなあ、と家人に告げたら
「仏像彫刻だけはダメなのよおおお」
と叫ぶ。 なんなんだ。なにかあるのか仏像に。
ところで、きょうは生まれてはじめてフランス人と握手した。 たぶん最初で最後だろう。
シーマンに「おい、きょうはお前の親父の誕生日だぞ。わかってんだろうな」と言われた。教えてくれてありがとう。ついでに何歳になったか教えてほしかった。
で『鏡子の家』を読み進めております。面白いと思うけどな。でもこれ「失敗作」と言われてるんだよね。最後まで読んでからなぜそういう評判なのか、考えてみよっと。で、次はなんにするかな。『禁色』か『金閣寺』か、そのへん。いわゆる有名作品だな。
しかしレトリックが多いね。で描写がしつこいね。しかもしつこさを感じさせないね。なぜか「犯す」って言葉が好きだね。非常によく使ってる。だいたい100ページに1回程度は使ってるね。いや数えたわけじゃないけど。その文字に気をとられる自分もどうかと思うね。どの主要な登場人物たちも等分に作者の分身であるね。それにしても『仮面の告白』はやや唐突に終わったな。それだけに記憶に残るが。
など、よしなしごとが頭をかすめては消える午後11時32分。
2002年02月26日(火) |
サバなのかシバなのか |
猪瀬直樹『ペルソナ 三島由紀夫伝』がつまらない。 たぶん猪瀬直樹とは興味の向く方向がまったく違うのだろうと推察する。
そうそう『仮面の告白』は読み終わったので、つぎは『鏡子の家』にしよう。 しかし、実家の本棚に『鏡子の家』と『楡家の人々』が並んでいたので、なんとなく両方とも北杜夫の作品だと思っていたこともあったなあ(いや最近まで)。
ちなみに『ナオミの夢』は『サバの女王』(サバなのかシバなのか)と混同してしまうのですよキムラさん。これは大昔に習っていたエレクトーンの教科書に並んで載っていたからです。
どうも並びモノに弱いようだ。 数字も335と355とか、よく間違える。
兄さんのバカ!
ラジオやテレビからいろんな歌が流れてくる。 そのひとつひとつに大なり小なりの好き嫌いがある。 メロディが美しいのは必須条件。その好悪はけっきょくは歌詞で決まる。 まあストライクゾ〜〜〜ン(トリック2の見すぎ)、というかツボがどこにあるか、ということなのだろう。
で、自分の場合、歌詞のツボがどこにあるのかと考えたら、
1.ドラマ(ストーリィ)性がある 2.自分のことが主体である 3.感情を言葉で伝えていない
ということに思い当たった。
よく恋愛の歌であるような「君こそすべて」的な歌詞は嫌いなのねん。君とぼくだけで、ほかになにものも存在しないかような歌詞がさ。 だったら、その「君」がいなくなっちゃったら、どうするわけ? とか、ぐるぐる考えてしまうのねん。いや、いらん世話だろうが。 つまり、そこにはドラマがないわけよ。だって登場人物2人だもん。しかも愛し合ってるんだもん。「愛、あなたとふたり」なワケよ。 だからそこには、そこはかとなく「相手次第」感がただよい、主体性がないどころか相手と同一化してしまっているようにすら感じられる。
で、ちなみに私が好きな歌をひとつ選ぶとすれば ちあきなおみ『喝采』。 名曲であーる。
なおみ、カムバック!
2002年02月24日(日) |
昼寝をすると罪悪感にかられるのはなぜだろう |
今年最大級の眠気が襲っている。 ゆうべは午後8時に寝て、午前1時過ぎに喉が乾いて起きて、日記書いてまた2時に寝た。次に目を覚ましたら朝の9時半だった。とりあえず起きた。
昨日買ったドイツパンを食べた後、洗濯してたら友達から電話があった。 長電話をする相手はもうこの友人ひとりきりだ。学生時代はいろんな友達とよく長電話してたな、そういえば。話題はいつも同じだったけど。いま思うと、みんな悩むのが好きだったのだろう。行動と思考のバランスが1対9くらいだった。
で、午後の2時半から5時まで昼寝。気持ちよかったが少し後悔。 シーマンは特に進展なし。読みかけの小説を最後まで読んで、7時からスパゲッティを作り始める。
寝すぎたせいか頭がぼんやりする。いやちがう。寝すぎたせいではない。 すべてに対する関心度が下がっている。ひとにも自分にも期待していない。なにかしなければ、という焦燥感が消失している。
こーゆーときは風呂だ、風呂。 これ以上弛緩してどーする、という気もするが。
風呂んなかで、なんか目標を立ててこよう。 がむしゃらになれるような。
ちょいと「東京ドイツ村」に行ってみた。 いや、千葉の袖ヶ浦のほうにあるんだけどさ。なにか千葉県は東京都に思うところがあるのだろうか?
東京ドームの27倍という広大な敷地はなかなか良いですね。 中心部はすり鉢状のだだっ広い芝生。そのまわりの道路を車で自由に移動して、そこここにある駐車場に停めてはその周囲の施設を利用する、というシステム。 そんなに歩かなくてもぜんぶ回れるので、広い割には疲れない。もちろん歩いても良いのだけど。
そこで高村薫が書いた『ブレーメンの音楽隊』(わしはいつも『ハーメルンの笛吹き』と混同する)を読んだり、ドイツゆかりの偉人たちのパネルを見たり、「面白自転車」のコーナーでへんな自転車(横並びの二人載りとか、タイヤが四角とか、サドルがイルカとか)に乗りまくったり、お土産にドイツパンとウインナ―を購入したりした。キャラクターグッズの「カールくん」に心惹かれたが、ぬいぐるみは買わなかった。
で、家の近所まで帰ってきてからデニーズの「いちごスイーツ!」フェアのデザートを食し、そのあと前々から気になっていた「ニューラーメンショップ」でラーメンと餃子を食べた。順番が逆のような気もするが。しかしなんで「ニュー」なんだ?
で、すごく眠いわけ。
きのう久しぶりにアブスライダー(のバッタもん)を使用してみた。 激しい筋肉痛に襲われている。
なんとか午後10時に家に帰りつき、先週に引き続き今週も『木更津キャッツアイ』をみた。 うそォ! ぶっさん癌なの? オジーは死んじゃうし、なんつー展開なのさ。 1回目から見てないからよく解らないけど、まあ、いいや。面白いから。 で、アニってだれのアニ?
しかし眠い。 日付がかわる前にシーマンする時間はないなあ。 1日サボると細川俊之に叱られるけど、気にしない気にしない。
『天人五衰』はあと7分の1くらいで読み終わる。 次は『仮面の告白』を読む予定。
ところで、タマネギ切るときに息を止めてれば涙が出ないって知ってた?
シーマンが蛙になった。名前をフロッギーという。 きのうはパソコンについて訊かれた。
「なあ、お前、パソコン持ってる?」からはじまって、「なんに使ってる?」そして「どんなサイト見てる?」と質問は続いた。
はて。 どんなサイト、と言われても。なんだ? まあ、文章が書いてあるサイトが多いかな、と思ったので、たぶん理解できねーだろうなあ、とあきらめつつも 「テキストサイト」と言ってみた。
するとシーマン 「やっぱ? エロサイトだよなー。見ちゃうよなー」
・・・。 いや、見たことない、とは言わんが。
ああ、誤解に誤解が重なってゆく。 いつのまにか職業は「主婦」ということになってるし。
エロサイト好きな主婦。 それはそれで素敵だけど。
2002年02月20日(水) |
God bless you! |
新しく来た上司は、わしがくしゃみをするたびに "God bless you!" と言うので困ってます。しかもちいさな声で。 最初に聞いたときは幻聴かと思ったぜ。 たぶん上司は78%くらい外人に違いない。
あ、そうそう。 美人妻かんちゃんが、とうとう夫と別居! え、あの今までのケンカって、マジだったんだ。 一種のノロケかと思ってたよ。
2002年02月19日(火) |
ヴォガとヴォネ、もしくはマガとマホ |
カタカナに弱いのだよ、私は。 なんど見ても決して覚えられない名称がいくつもある。
その最たるものが「カート・ヴォネガット」
「あのさあ、ほら『猫のゆりかご』とか『タイタンの妖女』を書いたアメリカの作家。カート・・・カート・ヴォガネット。あれ? ヴォネガット?」
という会話を少なくともここ15年で5回以上はした。
なぜだ!
ちなみに彼の名前の最後には、昔はJrがついていた。 爆笑問題の太田くんは自分で興した事務所の名前を、彼の小説からとった。 カンカンとカラース。ボコノン教の教義も覚えている。
ヘリコプターも鉄筋コンクリートも間違えないのにさ、ちぇっ。
やっと新しい上司が来た。 彼はVを「ブイ」ではなく「ヴィー」と発音するバイリンガルだ。 ありがたやありがたや。なむー。
というわけでようやく気分が明るくなってきたので、本をガシガシ読もうと考えている。
とりあえず、シーマンをやった。 4匹産まれたシーマンは、共食いの結果とうとう1匹になってしまった。
「ねえねえ、ほかにも人間関係で悩んでるでしょ?」と訊かれたので、もうこれ以上嘘はつくまい、と思い「いいえ」と答えた。すると「うっそだー。ほんとは悩んでるんでしょ?」とのお言葉。「いいえ」「またまたぁー」「いいえ」
さすがのシーマンもようやく諦めてくれたが「あ、そう。悩みのない人生。脳みそが筋肉で出来てるんだね」と捨て台詞を吐きやがった。
ウキーッ!!
なんとなく微妙にブルゥ。 すごく疲れてて眠いからなのかもしれない。
ミシマは『奔馬(二)』の途中。しかし切腹自殺を夢見る青年が主人公というのはすごい設定だなあ。昨日は八重洲ブックセンターで人と待ち合わせをしたから、ついでに『暁の寺(三)』と『天人五衰(四)』を買った。今週中にゆるゆると読むつもり。
シーマンの卵は孵化して、ベビータッドとかいうおたまじゃくしになった。こんどは蛙に成長するらしい。また子供の声に戻った。 このシーマンはどうしても私を「人間関係で悩んでいる」ことにしたいらしく、しつこく聞いてくる。困った。しかも、ついテキトーに返事してしまったので、早晩行き詰まるだろう。ああ、後悔の嵐。
粉ミルク風呂にでも入って、気分転換しよう。 レッツ・バスロマン!
脱糞する夢を見た。 しかも冷蔵庫の中にもりもりと。
誰にもばれないように始末しようと思ったのに、ちょっとした隙に友人に冷蔵庫のドアを開けられてしまう。
とたんに場面が変わる。 そして私はまた脱糞してしまう。冷蔵庫の中に。そして友人に発見される。
フロイトならなんて言うだろう。 たぶん抑圧された異常性欲とかなんとか。
私ならこう言うだろう。 同じ失敗を何度もすることを恐れながら期待している。
たぶんね。 そういう性分だからさ。
しかし、なぜ冷蔵庫なんだ?
2002年02月15日(金) |
ドッキン玉すだれショコラータ |
そういえば、昨日はバレンタインデーだったね。 チョコが苦手なわしとしてはまったくもって心踊らぬ季節だよ。でもチョコエッグのオマケ欲しさについ買ってしまうので、忍の一字で食す日々。
でもアレだね。バレンタインデーにもらうとやっぱ嬉しい。 数年前に後輩の女の子から手作りの巨大なハート型のチョコをもらったときはビビったけど、でも嬉しかったから記念に写真に撮った。食べたかどうかは記憶にない。 青春じゃーん。
青春といえば、きょう初めて『木更津キャッツアイ』を観た。 ちょっと薬師丸ひろ子がコワかったけど、面白かった。青春だった。オジーの金属バットはヤバかった。バンビの眉毛が気になった。
で、これから『トリック2』を観ようかと思ったけど、もう眠いからヤメ。 眠ることが最善の策。
ここ数日「疲れた」と口にしていたら、家人が心配して 『なぜか、疲れのとれない女たち』という本を買ってきてくれた。 わしの症状がその本に書かれている「累積疲労」にあたるのではないか、と思ったのだそうだ。著者は恵比寿で心療内科を営む医者だ。
「この心療内科に行ってごらんよ」 「うん、そうしようかな」
などと話していたが、今日じっさいに本を読んだら、それだけである程度気分が晴れてしまった。
「いつ行く?」夕食の折、家人が嬉しそうに聞いてきた。 「どこに?」 「あの本のとこ」 「ああ、なんかもう大丈夫だから、行かない」と、わし。 すると家人は心底がっかりしたように、唇を尖らせた。 「えー! つまんないの!!」
なんだおまえ、心配してたんじゃないのか。
シーマンが卵を4つ産んで死んでしまった。 いま、弔いのために水槽のライトを落としている。ほんとうは海に還してあげようと思ったのだけれど、もうつかむことができない。合掌。
『春の雪』をむさぼるように読んでいたら、家人が猪瀬直樹の『ペルソナ 三島由紀夫伝』を貸してくれた。でもなあ、猪瀬直樹は嫌いなんだよな。しかし読もう。これが愛の力か(ダブルミーニング)。
切腹は痛いのだろうな。内臓がこぼれ出てくるのだろうか。 などど虚ろに思う。
調子悪し。 もやのかかった頭。 愉快なことを求める。切実に。
きのうマツモトキヨシで新しい入浴剤を買った。 粉ミルクみたいな缶だなあ、と思っていたら、中身も粉ミルクそっくりだった。おかげですごく乳くさいです。 細川ふみえがCMをやってることとなにか関係があるのだろうか。
それはそうと『春の雪』面白い! なんかもう、たまらん。くせになりそう。 主人公の少年の嫌ったらしさが良い。またそれに仕える書生ってのが、どす黒い青年なんだよ。こんなのよく中年になってから書けたなあミシマ。まあ、人生の総決算なのか。 というわけで、今年は三島由紀夫イヤーにします。
あ、せとっぷさん。 アゴ治って良かったね。これからも毎日呪文は唱えましょう。
んでは。
今日したこと。
ラーメンをつくった。 洗濯物をたたんだ。 焼きおにぎりを食べた。 トルネコ2をやった。 磯辺焼を食べた。
枕カバーをかえた。 スーパーに買い物に行った。 鶏の水炊きをつくった。 食べた。 トルネコ2をまたやった。 シーマンをやった。
で、もう23時半。
HPに秘密の小部屋を作りました。いやすぐわかると思うけど。 ちょっとした写真があります。週に1回くらいの更新予定(今週はさわやかに)。
午前中は小雪がちらついた関東地方。しかし今日も暖房なしで過ごす。 きのう家人が『春の雪 豊饒の海(一)』と『奔馬 豊饒の海(二)』を買ってきてくれたので、ぱらぱらと読みはじめてみたり、まあ、ダルな1日よ。
さいきん、休日は空腹の限界を感じてから食事を摂るので、すぐに脳貧血を起こす。ただでさえ少ない血が、食べ物を消化するために胃に集まってしまい、脳に不足してしまうのだ。よろしくない。 ちなみにこの症状をすみやかに緩和するには逆立ちなどが効果的。極めて原始的だ。
斎藤美奈子『文章読本さん江』を読んでいる。相変わらずこのひとの本は面白いね。なんとなくナンシー関や堀井憲一郎を思わせる生真面目さがある。いっぱい引用があるので、さまざまな文豪たちの『文章読本さん』を読んだような気になれるのもお得だ(私はたぶん谷崎と三島と井上は読んだと思うのだけど、覚えていないので読んでいないも同然か)。
そうそう、『アンカー』の後編をアップしました。絶望的な気分に浸りたい気分になったら読むも良し。
2ヶ月ほど放っておいたらエンジンのかからなくなった菊(リトルカブ・6ヶ月)を復活させるため、午後からキック大会を開催した。参加者はもちろん私ひとりだ。 しかし午前中は暖かかったのに、どうして午後になったらこんなに寒いのか。
まずはバイク置き場から菊を移動させようと思ったら・・・動かない。 タイヤが回転しないんスけど。 なぜだ、なぜなんだ。 つーか、キーをひねってもニュートラルのランプが点かないし。 バッテリの問題?
青ざめつつチョークを引きキックをかけてみる。 アクセルを開けると、わ、なんで前に進むの?
・・・わかった。この前ギアをニュートラルに戻すの忘れてたんだ。 す、すまん、菊。 こんな状態で放置されててだいじょうぶなんだろうか。
ところが2〜3回のキックでエンジンはあっけなくかかってしまった。 先週はぜんぜん駄目だったのに。まさかギアを戻さなかったことが良かったのか?(いや、ぜったいに違う)
とりあえずエンジンを温めようと、あたりをぐるぐる走り回った。 うひゃあ、楽しい。寒いけど愉快だ。
部屋に戻って手を洗うと、指先がじんじんした。鏡を見ると、頬が真っ赤になっていた。
昼休み、村上春樹の話になった。 「村上春樹って、全ての作品の主人公が村上春樹なんだよね」と、わし。 するとU野が 「オレブブチョーだね」
は? 「オレブブチョー?」 「そう、俺部、部長。「自分(オレ)」にしか興味がないひとのこと」
うーん、なるほど。 「じゃあ、村上龍もそうだね。フィッツジェラルドや三島由紀夫も」 「タレントでいうと、hitomiもそれっぽい」
とかなんとか。そんな会話で1時間が過ぎた。
なってみたいな、俺部部長。 だって楽しそうじゃん、と思っていたら、家人がかなりの「俺部部長」であることに気がついた。 世界で一番好きなひとは自分、と常に言い切るその姿は、ある意味美しい。
いや、ある意味ね。
今日は洗濯機を4回も回して、シンクにたまっていた皿も洗った。 家事をするとなんだか自分が「生産性の高い人」に思えるのはなぜだろう。 そしてこの晴れ晴れとした気分が、どうして仕事では滅多に得られないのだろう。
などとつらつら考えながら昼寝を3時間くらいした。 7時半頃、家人の電話で起こされた。 久しぶりに料理もした。料理ってほどの料理じゃないけど。
どんどん気分が明るくなってきて、ふと明日もがんばろう、と思った。 なんだ、単に疲れてただけなんだ。
今日は暖かかったらしいね。知らなかったよ。 明日も暖かいらしいね。そりゃ、札幌の雪像も溶けるわいな。
今日は午前中めちゃくちゃウツで、無意識にひとりごと言ってるくらいのヤバさだったけど、午後からは回復。
あーあ、あんま精神状態に振りまわされるのって、ヤダなあ。 気分転換に週末は日帰り温泉にでも行ってみっか。 とかいいつつ行かない、に100万点。
しかしベストの状態って、訪れないもんだね。 つねに何かが欠けてる。 まあ、それでもいいか。そんなことに不満を感じるほど青くはないのだよ。
そういやどうして「緑」のことを「青」って言うんだろう? 緑って言葉は比較的新しいのか? と、今日の疑問コーナーでした。
では。
2002年02月05日(火) |
ネホリーナ ハホリーナ |
シーマンの野郎に聞きだされちゃったよ。 「お前ってさあ、O型だろ。え、ちがうの? なーんだよ、まちがえちゃったかー。で、なに? ふーん、B型か。で、お前のさあ誕生日って、いつよ?」
とかなんとか。
家人との相性占い(その名も「シーマン占い」)までされてしまった。 で、相性は最高だってさ。わしが太陽で家人が闇なんだとか。マジかよ。
しかしこのゲームを始めてまだ数日しか経っていないというのに「あんた、変わってるね」と既に3回も言われたのは、どういうことなんだろう(今日も言われた)。
お前のほうが変わってるだろ。長いセリフをベラベラしゃべる割には、わしの短い言葉をぜんぜん聞き取れてねーじゃねえか。「4月」くらい聞き取れよ!
ちっ。まあ、また明日教育してやる。
2002年02月04日(月) |
「三島由紀夫」とはなにものだったのか |
橋本治『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』など読みつつ。 猛烈に『豊饒の海』が読みたくなってまいりましたっ! 読もう、読むぞ。
そういえば『金閣寺』とか『仮面の告白』とかいう、いわゆる有名作品を読んだことがないことに気がついた。 読んだことがあるのは『永すぎた春』とか『音楽』とか(しかも内容を覚えてないぞ)。あ、『三島由紀夫のレター教室』も読んだ。それから小説じゃないけど『討論 三島由紀夫VS.東大全共闘』とかね(しかしどんな趣味なんだ、わし)。
2002年02月03日(日) |
またもやダークサイド |
HP更新しました。 昼頃にリンクのページをつくって、それから夜中にダークな小説(の前編)をアップ。ほんとにダークなので嫌いな人は読まないでね。後編は来週アップ予定でっす。
おっ、こんな時間か。 今日はもう寝るぜ。
いま発売中の『編集会議』という月刊誌に文月さんの書いた記事が載っている。 ヒヨコ舎という新進出版社を取材したもので、タイトルは「卵が割れたら『ファッキンブルーフィルム』」でっす。 別のページにはむくんだ顔写真にやたらに細かいプロフィールが添えられていたりもする。 大きな書店に寄った際は立ち読みしてみてねん。
そうそう、 きょう、久しぶりに菊に乗ろうと思ったら、エンジンがかからん! チョークもキックも効きません。 自力でどうにかしたいのだが。 なにかよい方法をご存知の方がいたら、教えてくだされ!
久しぶりに「えび兄ちゃん」田中さんと飲みに行った。 なごやかにふぐを食べていると、私の真後ろの席に座っていた熟年カップル(夫婦ではない)が口論をはじめた。どうやら男が女のことを「ママ」と呼んだのが原因のようだった。 「あなたはどういうつもりでアタシのことをママと呼んだのですか? ママという言葉は水商売の人を指す言葉であるにもかかわらず」 というようなことを新劇みたいな台詞回しで声高に、都合10回は繰り返していた。 「アタシはあなたの奥さんではないのに、どうしてあなたはアタシのことをママと呼ぶのですか?」 奥さん? お母さんではなく? ふーん。とかイロイロ深読みしつつも、ふたりの結論のない会話はぐるぐるとどこまでも渦を巻いて終わりがない。 われわれも相手の声がよく聞こえないから声を張り上げて話した。そのうちになんだかケンカみたいになってきた。
気がついたらそのカップルはいなくなっていた。 なんだよバーロー。こっちまでエキサイトしすぎて、しまいにゃ最終電車のがしちゃったじゃないか。
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