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■ 大晦日なのだ。
父はだいぶんと回復した。退院もしたし、時々一人ででかける(犬はついていくが)
ただ、昔と違うのは、ずいぶんとやさしく、そして弱くなった。
余り口をきいてくれず、それが父の威厳でもあったような、頼りがいでもあったような、それは影を潜めた。
かわいく笑い、はしゃぐ父は、私には子どものように思える。
それが寂しいといえば、寂しい。
父には、強くあってほしかった。
私を守ってくれた人が、だんだん弱くなっていくのはとても寂しい。
仕事の上でもそうだけど、父というのは特別な存在なのだ。
仕事の上で、仕事を始めたばかりの頃守ってくれてた人、
一つの時代を作った人、胸を貸してくれた人、見守ってくれた人、
そしてもう一緒にやったといっておかしくない、少し上の先輩・・・
そこらがやめるときは、私もやめたい。できることならば。
彼らがいなくなって私は誰に守ってもらったらいいんだろう・・・
そんな弱気なことは、絶対人には言えないんだけど。
私が自分の思いを持ってこられたのは回りのお陰なのだ。
周りをはがされてやってはいけない。
寂しいのは、イヤだ。
それでも、大晦日はやってきた。
明日はとうとう、正月だ。
そして今日から二週間後は、試験だ。
逃げることはしない、そう決めてきたんだけど、この一年がそうだったように来年も走り続けるつもりだけど。
でも、回りがどんどん弱くなっていくのは、寂しい。
特に上が、いなくなるのは、辛い・・・
あんな人、いないほうがって何回も思ってたし、相手だって私のことを気にいらないだろうに。
送別会に名乗りを上げる人がいないなんて、ありえない。そんなの、だめ。
否が応でも。
もりあげちゃる!
父は、もう元には戻らない。前頭葉が壊れたんだから。
でも、職場のムードは変えていこう・・・
愚痴とか人の悪口とか言わないようにしていこう。
出たい人にはチャンスをあげよう。私がその礎となろう。
だから、楽しくやろう。
楽しく、世界一の仕事をしよう。
顧客満足度ってんじゃなくて、同業者グンバツで一番。新しい年はこれで。
そして、手書き重視。なぜだかうまく説明できないけど、今一番必要。(苦)
年賀状の字がへたくそで、泣けた・・・
ああ、大晦日だ。
あと12時間で、2009年はおしまいで、2010年が始まる。
2009年は、よい年だった。2010年も元気で、幸せいっぱいな年にしよう。
感謝してます。みんな、ありがとうございます。
おかげさまで、余裕を持って自分を振り返り新たな決意をすることができました。
どうか。新しい年もよろしくお願いいたします。
皆様にとっても、すばらしい年となりますように。
エンピツさんにとっても、いい年になりますように。
エンピツに参加されている皆さんにとってもいい年になりますように。
2009年12月31日(木)
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