ほっこり日記
ふー



 お疲れ様でした。

 山形の特急列車の事故の不明者捜索が終了したというニュースが流れた。この押し詰まった大晦日に雪にまみれてスコップを振るう人を見ていると、お正月どころではない人も多いのに、暖かい我が家で、家族とそばをすすっているのはとてもありがたいことだと思う。

 亡くなった人、その家族・・・いろんな事件・事故に対して、本当に親の立場でいたたまれない気持ちを共有した一年だった。事件が増えたのか、自分の気持ちが反応するようになったのか、幼い子供が親より先になくなるのは、本当にひどい・非道だと、思うようになった。

 今日は小中高大と同じ学校だった同級生とお茶をした。彼から言わすと私は、およそ達観した向きがあって女の子としては小学校時代から恐れ多かった・・・といわれてしまった。そういうもんかい。

 まあとりあえず、とりあえず、今年一年お疲れ様でした。来年もどうぞよろしくお願いいたします。なんだか、無力な自分を痛感しながら、お題目を唱えて何もしてないことアリバイ作りにしてきたことを反省して、小さなことでも、きっと続けようと思います。とりあえず、目に付いたところの片付け。

 そして、笑顔であいさつ。目で笑う。そんなこと。

2005年12月31日(土)



 似ている?

 この間、子供と一緒に映画『ハリーポッター』を見に行った。映画としてはなんだかな〜という出来だったけど、主演のダニエル・ラドクリフの青年ぶりがたいそうかわいく見えて、むしろそちらにはまってしまった。というわけで、家族共用のアカウントでは、デスクトップの背景がダニエルになっている。

 ハリーポッターの背景なんであるが、これまた久しぶりに最近どっぷりとはまっているマインスイーパ(ちなみに上級のハイスコアが175秒)をしていると、こちらをじっと見られている気がする。目が合うと笑っている。(←ばか)そこで、ふと、思い出した。この感じは、あの、ヨン様に似ている。

 ヨン様にはあまり興味はないのだけれど、どうしてあのおよそ男性ぽくないヨン様が韓日でうけるのかというと、あの、女性性の強い微笑なんだと思う。「かわいい」のだ。そういえば、ジャニーズ系のタレントがなんだかんだといわれながら、日本の芸能界に君臨していられるのも、およそあの男性らしくない柔らかい感じつまり、かわいらしさ、なのだ。

 ハリー役のダニエルについては、幼年・少年時代にファンだった人は青年期を迎えた今の彼に興味を失いつつあるようだが、私は、やっとその魅力に気がついたところだ。これを「萌え」というのかな。だとすると、下手に出る・自分より力の弱いもの・自分に媚びるもの・自分を必要とする弱きもの、子猫・子犬・赤ちゃん・・・・そういった存在に対する優位。これが、今の、多くの人の心を動かす衝動なのか。だとすると、本当はただ、ずっと弱いだけの存在でなんていられない弱き者が思い通りにならなかったとき、その衝動が暴力として噴出する・・・それが、小さな子供の命を奪う事件につながった?

 かつて、SMAPの木村拓也氏が結婚したときに、彼のファンが見せた、パートナーに対するすさまじいまでのバッシング。あれは、自分のかわいいおもちゃだった木村氏がただの男でもあるということを認めたくなかったからなのだろう。木村氏の例に漏れず、幻想にファンは生きているのだ。

 幻想に生きるという点では、私も長く、結婚相手に対する幻想を捨て切れなかった。今も完全に捨て去ったわけではない。捨て去ることができないともいえるが、それにすがり付いて離れないのはやはり私の意志なのだ。捨て去った、と簡単に言い切らないほうが、まだ賢明だと思っている。今は、幻想の呪縛は、私たちを幸せにしないのだと言い聞かせ、言い聞かせ、そこから自分を引っぺがそうとして躍起になっている。

 ダニエルが遠い国の人でよかった。子供だから、成長とともにいい意味でもそれまでの周囲の期待や評価を覆し、裏切り続けるのが才能なんだから。ヨン様が十分大人でよかった。呪縛に見合う見返りを目的に生きることができるから。木村氏のパートナーが賢い人でよかった。もしかしたらあとで離婚してしまうのかもしれないけど、それでも、強い意志をもってお互いを選んだことは彼らの人生の勲章だろう。ファンの呪縛が恐ろしくて、本当のパートナーを明かせない人は、数多くいたはずだから。

 幻想は、やはり誰でも、これからでも、もってしまうだろう。思い通りにならなかったときに、さて、どうするのか。おもちゃなら、泣いてたたいてほりだして壊してしまってもいいだろう。でも、本当はよくないよね、おもちゃでも。何とか元に戻さないと。まして人間だから、本当は、相手を傷つけるくらいならと黙って自分ひとりで泣いておいたほうが、美談だよね。・・・

 デスクトップでハリーの衣装を着て微笑んでいるダニエルは、これから新しい映画・新しい舞台に挑戦するらしい。俳優としては、これからも長く続くであろうハリーの影を超えて成長してほしい。・・・

 

2005年12月27日(火)



 勝てなかった馬。

 馬の話で恐縮だが、ディープインパクトが有馬記念で勝てなかった。さして競馬ファンというわけではないが、走る馬は美しいと思う。京都競馬場にさえ行ったことはなくて、駅売りの新聞をタイトルだけ見て喜んでた。

 賭ける気は毛頭ない私も、強さの持つ魅力には勝てない。菊花賞のときもおかげで電車が混雑して大変だったし、有馬記念さぞかし。

 なのに、勝てなかった。敗因は門外漢の私にはどうでもいい・・・ただ、勝てると思われて何十万・何百万という期待を受けた馬が勝てなかったときの失望感は、かなりこの世を暗くする。ほかの馬よりどうしても先を行きたい馬が、勝てなかった。勝負というものはそういうもの、・・・怪我がないだけよかった。

2005年12月26日(月)



 大人。

 大人ってなんだろうなと思う。年齢的には大人なんだけど、私は私、という部分では、大人でも子供でない私がいる。プライドが高いというかつまらないって思うときもある。そう思われてるんだろうなって感じることもある。でも、独りになって考えていると、やはり、同じ。20台のときから変わってないって思い込んでる。

 大人って、めんどくさい。これって年だろうか。

2005年12月25日(日)



 寒くなりました。

だんだん吐く息が白く見えて。冷たいなあと。

冬きたりなば春遠からじ、とはいうが、これから
どんどん暮れるのも早くなって、一日の少ししか明るくない
冬の日が続くのだ・・・

はあ。

部屋でがんがんストーブをたいている。
子供たちは二階、夫は忘年会。
晩御飯を終えて、持ち帰っている仕事をするかというと
それは・・・気合が入らない。

肩を痛くしながら持ち帰った仕事をまた明日、
もって行くわけだよ。ああ。

最近、眠たいけど、眠れなくて、
夜中に起きることも多くて、薬を飲んでから寝ることにしている。
そうすると眠りが深いせい?朝がなかなか起きれなくて、困る。
ただ、おかげで、疲れがましになった気がする。

雪が降るのは嫌だけど、やっぱりちょっとは見たい。
温暖化を受け入れたくなくて、気分だけの問題かもしれない。

まとまりがなくて恐縮なんだけど、近況を記しておきます。

また出入りする掲示板ができました。
私は、ACの傾向を自覚しているんだけど、これがやめられない。
自分から飛び込んで、しまう。

荒れているブログのコメント欄に書き込んだら、レスが止まった。
過去に、スレッドストッパーという有難くない役割をもっていたので
あまり書き込まないことにしているが、やはり、フレアを起こしている
掲示板を見ると、管理者の気分になっていたたまれなくなる。
いずれも、管理者は実名をさらしていて、下手に書き込めないでいる。

何をしているのか自分でもよく分からないのだけど、確かに
スレッドはとまってしまう。(涙)
招かれざる客の一人でいることには違いないと思うので
とまったら失敬することにしている。
なにやってるんだろう。






2005年12月09日(金)
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