天上天下唯我独尊

2015年04月29日(水) 安倍に負けた日

安倍総理がオバマ大統領と通訳抜きで楽しげに話している様子が、TVに映し出された。
えっこの人、日本語もままならないのに、英語話せるの?
ウィキペディアによると、南カリフォルニア大学に9箇月だけ在籍していたという事になっているが、それって本当に留学だったの?
南イリノイ大学(日本校)みたいなもんじゃないの?
英語の講義について行けなくて退学したんじゃないの?
と疑惑は尽きないが、麻生さんほどペラペラじゃないにしても、ある程度は出来るのかも知れない。
というか、ある程度出来る時点で凄くね?
私、英語はセンター試験で180点を獲ったものの、それ以来勉強していないし、全く話せないんだった。
ヒアリングにしても、映画もドラマも字幕が無いとわからないし、それ絶対日常会話で遣わないだろうってレベルの卑猥な単語が幾つか聞き取れる程度。

成蹊大学なんて聞いた事無いし(笑)
とか今まで馬鹿にしていて、本当に済みませんでした。

ぐぬぬ……悔しいから、スピードラーニングでもやろうかしら。



2015年04月27日(月) かわりばんこ

週末は寝たり起きたりで、家の中でぐったりしていた。
幸い頭痛も無く、喉が痛い程度で熱もさほど上がらなかったが、兎に角だるくて使い物にならなかったのだ。
土日は主人が仕事で、例年なら私も関連イベントを見に行ったのだが、それも叶わず。
基本面倒臭がりなので行かなくて済んでラッキーと言えなくもないが、今回のは一寸レアだったので、勿体無い気もするが仕方無い。
一番具合が悪くなったのは、土曜の夜。
主人が作ってくれた食事を食べている途中で、世界が回り出した。
着席しているのにフラフラし、視界が狭まり、音が遠くなった。
なんか駄目だこりゃ一寸横になるわーと寝室に向かって歩こうとして、力が入らなくなって途中でへたり込んでしまった。
這うようにしてベッドに辿り着き、ごろんと横になったが、心配して付いて来てくれた主人の言葉がよく聞こえない。
両耳の脇で、耳鳴りがしていたのだ。ステレオ放送。
初めての出来事だったので、なんだこりゃーと吃驚したが、暫くすると耳鳴りは徐々に消えて行き、視界も元に戻った。
治ったのでテーブルに戻って食事を続けたが、一体あれは何だったのだろう。
死ななくて良かった。

そして週明け。
まだ本調子ではないけれど、顔を洗って買い物に行くぐらいなら大丈夫かなと思っていたら、主人から電話があった。
具合悪いから迎えに来て、と。
土日の仕事がプレッシャーだったのか、或いはそれが終わってほっとしたのか、今度は主人が布団の中でうんうん唸る番であった。



2015年04月24日(金) お疲れモード

赤ん坊は、今日から保育所復帰。
朝、妹と赤ん坊を送り出してから、掃除と洗濯を終わらせて、自分の荷物を纏めて妹宅を後にした。

帰宅して、溜まっていた洗濯物をぶち込んで洗濯機を回し、掃除をしていると、主人が帰って来た。
「ただいま!おかえり!」と言って抱き付く。
この3日間、抱っこしてばっかりで、抱っこされることが無かったもんなー。
やっぱり、抱っこするより抱っこされる方が楽で良いわー。嗚呼癒される。
主人の体調は大分良くなっていたが、入れ替わりに、今度は私が体調を崩しそうな気配。
疲れが出たのか、赤ん坊から風邪をうつされたのか、喉が痛い。
帰って来る途中で買った風邪薬を飲んで、早めに布団に入った。

しかしなー、手伝いに行く度にこれでは、私の体が持たない。
せめてベビーシッター代ぐらい弾んでくれたら良いのに、交通費しかくれなかったよ……とブツブツ言っていると、主人に叱られた。
「いちいち回収しようと思っちゃ駄目だよシオン」
「なるほど! 利子を付けて後でドーンと返して貰おうって事ね」
「違う! 情けは人のためならずって言うでしょ」
「そうだよね、回り回って自分のためだもんね。恩を売っておいて後でドーンと」
「だから違うってば! どうしてシオンはそうなの……」
どうにも噛み合わない夫婦であった。
私の解釈、なんか間違ってた?



2015年04月23日(木) 子守2日目

妹宅の朝は早い。
6時15分に起床、妹は朝食と離乳食を作り、その間に私は寝泊りしている居間で朝食を摂れるように自分の布団を片付けなければならない。
いつもより1時間も早いので、元々早起きが嫌いな私には非常に辛い。なのでとうとう(まだ2日目ですが)爆発した。
「何で人の手を借りないと生活が立ち行かないってわかってて子供産んだの? 家族だから協力して貰えると思って甘えてるんでしょ。でも今の私の家族は私の夫なの。私には私の生活があるの、そこわかってんの? アンタのせいで皆迷惑してんの!」
まあ普通は言わないよな、こんな風に相手を追い詰めるような事。
でも他人は遠慮して言わないからな、身内として姉である私が言ってやらないと。
妹は一瞬色めき立ったが、寝起きの姉が不機嫌なのはいつもの事なので、ぐっと我慢した模様。
私は私で爆発してスッキリしたので、後はちゃんと協力した。窓を開けて布団を上げ、床にモップをかけて家具の位置を戻し、7時に赤ん坊を起こしておしめを交換して着替えさせた。
そして朝食の後は妹を送り出し、赤ん坊との一日が始まった。

赤ん坊をバウンサーに座らせて一人遊びをしている様子を見ながら、朝食の片付けと洗濯を済ませる。
何やらフニャフニャ言い出したら、取り敢えずおしめチェック。それでも駄目なら抱っこ。
抱っこもただの抱っこでは駄目らしい。
這えば立て、立てば歩けの親心と言う言葉があるが、抱っこしたら立て、立てば歩けというのがこの赤子。楽をさせてくれないのだ。
そして眠くても泣く。眠いんなら勝手に寝ればいいのに、何故か泣く。
やっと眠ったかと思って下に置こうとするとまた泣く。そう言えば妹も同じだったなあ。
暫く抱っこして、よし今度こそしっかり寝たなと確認して、ゆっくり慎重に横たわらせて、やっと筋トレから解放された。

目覚めるとまた泣く。濡れたおしめを取り換えても泣く。
ミルクか? まだ11時だが……と保育所の連絡帳を確認すると、毎日10時半頃にミルクを飲んでいた事が判明。
慌ててミルクを作る。何杯入れたか判らなくなるので、いーち、にーい……と声を出して数えると、赤ん坊はんきゃきゃと合いの手のように笑う。
そして飲む。凄い勢いで飲む。哺乳瓶が空になってもシュコシュコと空気を吸い続けるので、取り上げると泣く。でももう終わりだよ。
げっぷをさせて、おしめを換えて、機嫌が良いので抱っこして買出しに行こうとするが、抱っこ紐の使い方がイマイチわからずに手間取る。背中でバックル留めるの難し過ぎ!
洗面所で鏡を見ながら何とか留められた。
そして近所のスーパーまで徒歩でお出かけ。昨日も今日も晴れてて良かった。雨だったら絶対無理だ。
赤ん坊は泣かず騒がず、お外では本当に大人しくしている。いつの間にか寝ていたが、本当にお利口さんだ。
ずっしり重い赤ん坊を胸に、荷物を両手に持って、ヨロヨロと帰還。
こんなの毎日やってる人って凄いよ……それどころか、中には多頭飼い(この言い方が適切かどうかは兎も角、まさにそんな感じ)している人もいるのだ。
凄過ぎる。

本日、うんこおしめは2回取り換えた。
この分なら楽勝かと思ったら、妹が帰宅した途端に大量のユルユルうんこ。
勿論妹にやって貰ったが、これを私と2人きりの時にしなかった赤ん坊は、やっぱり空気の読める良い子だと感心した。私と血が繋がっているのか疑わしいぐらいだ。
別にプレッシャーを与えたつもりは無いんだけれど、向こうはひしひしと感じていたんだろうか。



2015年04月22日(水) 初のうんこおしめ交換

面倒臭いが、職場復帰した妹に頼まれて、月に1度か2度、妹の所に行く事になっている。
赤ん坊は保育所に入れたが、一寸でも熱があると預かって貰えないので、妹がどうしても仕事を休めない日には、私が妹宅で待機しなければならないのだ。
そしたら初日から早速、買い出しを終えてスーパーから戻った途端に、出動要請キター!!
食品を冷蔵庫に入れるのもそこそこに、アパートを飛び出して保育所に。
赤ん坊は一寸赤い顔をしていたが、割と元気なので病院には行かずに、そのまま負ぶって帰宅。8kgは重いよ……。
妹の帰宅まで4時間、一緒に過ごす事になってしまった。
まだハイハイ出来ないので、機嫌が悪くなければ基本転がしておけば良いのだが、問題はおしめである。
おしっこなら換えられる、しかしうんこは遠慮願いたい。(と友人に言ったら、父親みたいな発言だと言われた)
頼むぞ、まだうんこはしないでおくれよ……と念じていたのに、妹の帰宅前にやってくれた。臭い。そしてスッキリしたようで本人はご機嫌。
取り敢えず妹には早く帰って来いとメールしたが、このまま放置しておく訳にも行かず、思い切って開けてみた。
べっちょりしたやつならお手上げだったが、形あるうんこだ。しかも大量ではない。これならいける!
頑張った、頑張ったよ私。そして取り易いうんこをしてくれた赤ん坊もよく頑張ったと思う。
偉いぞ〜お前は本当に空気の読めるいい子だな!と沢山褒めてつかわした。

ほんの4時間一緒にいて、おしめを交換してミルクをやって抱っこして寝かしつけただけだったが、こんなのの面倒を毎日見ている人って凄いと思った。
保育所の保母さん達も凄いよ。小さい子のエネルギーって半端無いもの。
私なんて一寸立ち寄っただけだったが、ここで毎日過ごすなんて無理。自分のエネルギーが枯渇するわ。
でもまだ洟が垂れているし、この調子だと、明日も私が面倒見るのか……。
うんこどうしよう。「大変! ○○ちゃんが息をしていないの!」と嘘のメールで呼び戻すしかないのか。



2015年04月21日(火) 無償の愛と有償の愛

NHKにチャンネルを変えると、「クローズアップ現代」の時間だった。
本日のお題は、「“行方不明児20万人”の衝撃〜中国 多発する誘拐〜」
てっきり臓器目的かと思ったら、生きたままの人身売買という話で、一寸安心した。
しかしその動機が、自分の老後の面倒を見させるためと知り、その安心も吹っ飛んだ。
子供のいない夫婦が愛する対象欲しさに子供を買うならまだしも、老後の世話目的って。
うちにも子供はいないが、子供に対する親の愛は無償であるべきだと思っているので、その発想は無かった。
流石中国。どこまでも利己的!
私も大概利己的な人間だが、中国人には敵わない。

番組によると、家の中にまで忍び込んで子供を攫って行くとか、虐待などが認められない限り買った側は罰せられないとか、警察じゃなくてNGOが奪還していたり、なんかもう色々と凄かった。
これって、中国の法律とそれを執行するシステムに問題があって、そこをまず改善しない限り無くならないと思うんだが。
中国国内の事なんて私には関係無いし(先日もドラッグストアにて買出し中国人のせいで嫌な思いをしたので、積極的に何とかしてあげて!という気持ちになれない)、どうでもいいっちゃどうでもいいが、子を攫われた親は気の毒だったし、子供の頃に誘拐されて貧乏人に買われて育ち、育てて貰った恩があるからと安月給の中から養母に仕送りしていた男性は、哀れですらあった。
子供が親の犠牲になるのを親孝行と言うのか、甚だ疑問である。
中国では大昔から孔子や孟子が人の道を説いて来た筈なのに、2500年経った今でもこのざまなのか。
歴史だけ無駄に長い割りに、進歩の無い国だなと思った。

仕送りと言うのは、大学生の子供に親が生活費を送る事だと思っていたが、日本でも子が親に送るという逆のケースが存在するらしい。
そういうおうちもあるのだと初めて知った時には驚いた。親が子供の負担になってどうするんだと。
子供には子供の人生があるのだから、子供に寄生するような親は碌なもんじゃないと思う。
これは、老人が無駄に長生きするようになってしまったのが問題なのだろう。
でもうちの親は、長生きしているもののうちの主人より稼いでいるので、もっと元気で長生きして下さい。



2015年04月20日(月) 同性婚絶対反対断固反対

TVを付けたら、同性婚の話題をやっていた。
朝っぱらからこんな話題見たくなかったわー。
先日は渋谷区で同性カップルを普通の夫婦と同様に扱う条例が決まったとか何とかやっていたけれど、
本当にお腹一杯です。胸焼けしそうです。

男同士、女同士で愛し合ったっていいじゃない!と彼らは言うが、正直に言おう。
気持ち悪い。
どうしてもってんなら、そういうのはひっそりやってくれ。
日向に出て来るな。
水商売と同じで、子供の教育上宜しくないんだよ。
同性愛を擁護している連中に、私は言いたい。
自分の子供が将来同性愛に走ったら、それでもいいの?
普通嫌だよね。
自分の子供には、普通に幸せな結婚をして欲しいと思うのが親だよね。
わざわざ自分の息子に男と、娘に女と結婚して欲しいと願う親なんていないよね。
でも同性愛が世に認められたら、そのリスクは格段に上がる。
だって、同性愛が認められた世界で育てば、それがいけない事だと思わないから、結婚の選択肢の中に簡単に入ってしまうのだ。
同性婚擁護者は、「誰にも迷惑かけてないからいいでしょ」と言うが、存在自体が迷惑だという事に気付いて欲しい。

同性婚反対論者の中には、
「同性との結婚を認めたら、次は兄弟・親子の結婚を認めろと言い出す者が出て来る、だから絶対に許す事は出来ない」
と言っている人もいる。なるほど、蟻の一穴か。
倫理や道徳は、守られなければならない。
(って殺人大好きな人が言っても説得力無いけどな!と主人に言われたので今凄く悔しい)



2015年04月12日(日) 再放送まつり

先週からBSで始まった、「あまちゃん」の再放送(最初の方は何話か見逃していたのだ)の録画を消化した。
本でもドラマでも、1度見れば大抵の物は見返さない私だが、「あまちゃん」はやっぱり面白い。
何度見返しても視聴に耐え得る事が、良い作品の証左なのだろう。
これから半年、またあのテーマ曲でワクワク出来るのだ。

金曜日から放送の始まった、Dライフの「アタックNo.1」と「エースをねらえ!」も観てみた。
「アタックNo.1」はちゃんと観た事が無いのだ。
一応主題歌は知っているが、正確に歌えるほど覚えていなかった。
そして意外と、子供には難しい。えっそこ頭から入るんじゃなくて一寸前から引っ張るの?みたいな箇所とかあって。
昔のアニメなので色々と酷いが、取り敢えず観続けようと思う。
「エースをねらえ!」は、学生時代に友人から借りた漫画で全部読んだので、初回で切る事にしたのだが、なんと。
主人が主題歌に合わせて、そらで歌っていた……。
「何で? 私ですら歌詞を見ないと歌えないのに、何故貴方が知ってるの?観てたの?」
と驚くと、
「何でだろう……観てないのに、でも知ってる」
と、本人も驚いていた。
更に、エンディングまでも歌える事が判明!
私なんて全然知らないのに!
もしかすると子供の頃、主人の妹が夢中になって観ていたのを、同じ部屋にいた主人が耳にしていたのかも知れない。
今度義妹に会ったら訊いてみよう〜♪



2015年04月11日(土) 可哀相な人形

五月人形と鯉幟に関しては、買ってもいいか?という打診は、事前にあったのだ。
しかしその時に妹は「やんわり」断ったらしい。
私の妹なのに、何故か外面だけは良いのだ。
その時も相談されたので、
「要らないんならハッキリそう伝えればいいじゃん。お前が何で困っているのかがさっぱりわからんね」
と言ってやったら、
「そりゃお姉ちゃんの性格ならハッキリ言えるんだろうけれど、嫁の立場としてはホラ……」
と言い澱む妹。
いや、私も一応嫁の立場にあるんですけど。自覚と責任が無いだけで。
ったく面倒くせえ。
「嫁だから何なのさ。黙って言いなりにならなきゃならないって事? だったらそうすればいいんじゃね?」
「えー、でも……ゴニョゴニョ」
「『淵に臨みて魚を羨むは、退いて網を結ぶに如かず』! 角が立たずに済むような、魔法の言葉なんざねえんだよ。理詰めで行きな。何故要らないのか、欲しくないのか、寧ろ迷惑なのか、片っ端から思い付く限りの理由を並べて、プレゼンとやらをして納得して貰うしかないだろ。それでも買いたいって向こうが言って来たら、買うのは自由だが持って来られても迷惑、どうせ孫のために金を遣うんなら現金で渡してくれた方がよっぽど有難い、そんなもん買うのはジジババのオナニーに過ぎない、こっちに押し付けんな!という事をハッキリ告げたまえ」
そう言ってやったんだけどなあ。
私の妹なのに、馬鹿だから出来なかったらしい。
そして現在困っているというね。
本当に馬鹿。馬鹿のスパイラルである。

リサイクル店や不用品バザーを見ると、五月人形が結構並んでいる。
ジジババが可愛い孫に買ったであろう人形が、ご家庭でどれだけ邪魔者扱いされているかがわかろうというものだ。
伝統的な人形というのは、職人さんが手間隙かけて作る工芸品である。
ハンクラーの端くれとして、職人というものを尊敬する者として、職人さんが心を籠めて作っただろう作品が邪険に扱われるのは、とても悲しい事なのだ。



2015年04月10日(金) いい嫁キャンペーン

妹から電話。
先月甥っ子の面倒を数時間見るために3泊滞在した時に、私が作ってやった酢の物の作り方を教えて欲しいという電話だったのだが、しかもそれはただの三杯酢だったのだが、
メインは、現在義弟が単身赴任中なので、その母親つまり甥っ子の父方の祖母つまり妹の姑が遥々手伝いに来てくれて実に有難いのだが、断ったのに先日は鯉幟持って来やがったよ!という愚痴であった。
妹親子が住んでるの、普通のアパートなんですが。
ちっちゃい玩具みたいな鯉幟なら兎も角、普通サイズの大きいのを一体どうしろと。
しかも、今回は持って来なかったものの、兜も買っちゃったらしい。
「で、アンタ、以前に『買おうと思うんだけれど』と打診があった際にちゃんと断らなかったの?」
と、妹に訊いてみた。
「K司君(妹の連れ合い=仮名)に言ったよ! 狭いアパートだし飾る場所無いし仕舞う場所もないし今後も引越しがあるから要らないって」
「うん、じゃあK司君は彼の実家との防波堤にはならないって事が判明したので、今後は自分で断れ。相手に遠慮して言いたい事も言えないと、お前も彼みたいに精神病むぞ。いい嫁キャンペーンなんて早々に終了するこった」
と、お前が招いた事態だろバーカと言ってやったら、後ろで聞いていた主人がボソッと言った。

「シオンはキャンペーン、いっさい張らなかったもんな……」

電話を切ってから、
「だってあれは貴方が! 寝てていいよって言ったからじゃん!」
と掴みかかったら、
「そうだよ言ったよ。だってシオン、物凄く眠そうだったんだもん。そして別にそれを責めちゃいないよ、僕はシオンがキャンペーンを張らなかったという事実を述べたまでだ」
そうですね、事実ですよね……。
結婚後すぐに主人の実家に行った時に、私は猛烈な眠気に襲われて、寝てていいよとのお言葉に甘えて、ソファで横になってしまったのだ。
そして目が覚めたら、既に夕食の支度が出来ていたというね。
元から料理が嫌いなのでラッキーとしか思わなかったが、その話を人にすると、特に年配のご婦人は目を剥くよね。
私の場合は初回がこれだったため、義父母も過度な期待をしないので、とても楽である。
という訳で、いい嫁だと思われたい一心で無理なんてしない方がいいよ!という話であった。



2015年04月09日(木) 平和のために戦え

主人は頭の回転が速くて楽しいし、美味しい物を食べさせてくれて妻の我が儘を聞いてくれる、夫としては申し分の無い素晴らしい夫だが、傍から見ていると
「何故ベストを尽くさない!」
と思わざるを得ない事がある。
今回もそんな感じで、私一人でやきもきしている。
面倒だし嫌いだからその人間に関わりたくないという気持ちは一応理解出来るが、それが相手を増長させるのだとわからないのだろうか。
私の性格からすると、取り敢えずぶっ潰してやる!となるので、主人やその仲間の事なかれ主義が理解出来ない。
平和主義者って、実はただの腰抜けなんじゃ?と最近思い始めている。

そう言えば主人は、憲法改定派だった。
日本もちゃんと軍隊を持つべしと言っている人が、周囲の人間関係ではコレだよ。
まず自分が守るべき存在のために戦えよ、と思ってしまう。



2015年04月08日(水) サントリーのサは流石のサ

大企業は違うな!と思った。
昼過ぎに出した質問に対して、夕方には回答をくれた。
内容は私の意に沿うものではなかったが、きちんと対処してくれたので満足だ。
有難うサントリー!お酒買うよ!と言いたいところだが、「澄みわたる梅酒」は残念だったのよね……香料が入ってるのはやはり駄目だ。
あと紙パックも駄目ね。
そして出来れば醸造アルコールじゃないのがいいなあ。

でもサントリー・ホールには行きたいです……次に行けるのはいつになるだろう(溜息)。



2015年04月07日(火) また邪魔をされる

隣の隣町に、新しいレストランが出来たという。
以前食べに行った事のあるお店のシェフが自分で開いたお店だそうで、前のお店も美味しかったし評判もいいらしい。
水曜休みなので今日行こうと思っていたが、主人は今日も病人モード。
大人しく寝ていればーとは思うが、今日も休めない日らしい。
仕方が無いので、車で送って行ったら、
「一日乗り切れないから、お昼過ぎに早退するね。お迎えもお願い」
だそうで。
結構あるよね、このパターン。
どこか行こうと私が計画していると、主人が病気になって潰されるケース。
別に恨んじゃいないけどさ〜。
これでレストランが明日潰れましたーだったら恨むけれど。

私にうつさないでね★



2015年04月06日(月) 痩せない理由

昨日から調子の良くなかった主人は、本日仕事を早退。
近所のじいさん医者に診て貰った後は、殆ど寝ていた。
どうやら風邪のようで、寒い寒いと言って布団に包まっている。
なのに食事は普通に欲しいんだって!
私がそんな状態だったら、食欲なんて失せて精精お粥ぐらいしか食べられないのに。
しかし主人曰く、
「食べないとエネルギーが無くなるでしょ」
だそうで、それを聞いて思わず笑ってしまった。
「何言ってんのよ。腹にこんだけ備蓄しているくせに! 無理して食べるから太るのよ、いい機会だから断食でもして痩せなさい」
「鬼……!」
苦しい息の下からそう返すのが精一杯の主人であった。

旅の疲れでも出たのかと思ったけれど、もしかしたら葬儀会場で何か貰って来ちゃったのかね。
風邪のウィルスとか。



2015年04月05日(日) 先立つ不孝は許されない

この辺りでは一般的なのか知らないが、主人がお葬式に行って、お花を貰って来た。
こういうお裾分けは、結婚式等の慶事だけだと思っていたので一寸驚いたが、折角なので多過ぎる葉を落とし、水切りをしてから飾っている。
しかしどう見ても、仏花は仏花なんだよな……。

今回は、若い人の葬式だった。
独り暮らしで、死後数日が経過してからの発見だったという。
病気なのか事故なのかわからないが、はっきり告げられなかったという事は、自殺かも知れない。
親御さんが気の毒だ。
一人っ子じゃなくて良かったけれど、遺されたきょうだいもやっぱり気の毒だ。
先の短いヨイヨイの年寄りならいいが(いいのかよ)、若い人が親より先に死を選んではいけないと思った。



2015年04月04日(土) 鬱は甘え

単身赴任中の義弟が、鬱気味らしい。
鬱と言っても今のところは入院治療が必要なレベルではなく、環境の変化による気鬱のようなもので、カウンセリングのようなもので対処しているという。
まあ一応心配ではあるが、正直言ってそれより、

クッソ面倒臭えな!

という気持ちの方が大きい。勿論本人には言わないが。
だって、環境の変化って何だよそれ。
それまでずーっと実家暮らしならまだしも、大学時代から自炊で、その後も何度も引越ししてるのに、今になって一体どうしたの?
仲の良い人達と離れてしまって寂しいって何それ、意味がわからんのですが。
私なんて主人の転勤に付き合って引っ越してるから、数年毎に人間関係がリセットされる生活だし、土日も主人は仕事で不在が多いから放置されているけれど、糞田舎でつまらんとは思っても、寂しいなんて思った事無いよ?
(元から友達が少ないからだろ、という突っ込みは受け付けません)
そりゃ家族から離れて遠い所で暮らさなきゃならないのは気の毒だけれど、それを承知で自分で引っ越した訳だよね。
なんかもうね、今度会ったら、
「鬱なんですって? 頑張ってね!」とか、
「鬱は甘え」とか、
言ってしまいそうな自分が怖い。言わないけど!多分。
妹もなんだって、こんな男を選んだのかしらね。
永年付き合って、大丈夫だと思ったから結婚したのに……とボヤいていたが、永年付き合ってこれかよ!と思ってしまった。
寧ろ短期間で結婚を決めたのに当たり籤を引いた私がラッキーだっただけか。
義弟も悪い奴じゃないんだけどね、気の利くいい子なんだが、この件で私の評価はだだ下がりである。
鬱の人に「頑張れ」は禁句らしいが、これじゃあ「しっかりしろ!」と檄を飛ばしたくもなるわ。

主人に愚痴ると、
「でもシオンは自分がその立場になったら、絶対に周囲に配慮を求めるよね」
と返されてしまった。
うん、自分でもそう思う★



2015年04月03日(金) 赤子連れは家にすっこんでろ!

旅行は楽しかったが、当然嫌な事もあった。
それは観光客のマナー!
歩きながら食べるな!
つーか、土産物以外の食べ物売るなよ!
白人も大概だが、一番酷いのは中国人だったね。ほんっと煩いし行儀悪いし、噂通りの酷さであった。
外人共の行儀の悪さを目の当たりにして、改めて思った。やっぱり日本は、観光立国なんて目指さないで欲しい。
他人の金を当てにして媚び諂うなんて、プライドの無い乞食がする事だよ。
オ・モ・テ・ナ・シ♪なんて糞食らえ!

勿論、日本人も酷かった。
それは子持ちの馬鹿女共!
一寸疲れたので一休みしようかと某百貨店の喫茶室に立ち寄り、案内されて中に通されたら、ベビーカーが何台も!
店も狡いよなー、知ってりゃ最初から入店しなかったよ。
しかし疲れていたので判断を誤った。子連れ達はもう食べ終わったみたいだし、じきに出て行くだろうと思ったら、なかなかの長っ尻。
そしてグズる赤子。立ち上がって抱き上げたので、よし出て行くかと思ったら、なんとその場で立ったままあやし始めた!
うわあ……子連れに優しくした結果がコレだよ、付け上がりおったよ、案の定だよ。
ママ友(笑)同士で乳児連れてランチですか、乳母車に乗せたまま入店ですか、いい御身分ですね。
赤ん坊泣かせてその騒音で周囲に迷惑かけてでもしなきゃならない大切な用事なんですか、それって。
こいつらのエゴには反吐が出るぜ、全く。
あやして誤魔化して泣き止むもんじゃねーだろーが、ミルクが欲しいかおしめが濡れてるか眠たいかのどれかだろ。
そのどれも店内では解決出来ないんだから(流石に店内でおむつ交換はしないだろうから)、さっさと店を出ろよノータリンが。
お前以外は、赤ん坊も他の客も店員も皆迷惑してんだよ!
と、どれだけ言いたかった事か。
もーホントにね、子連れは煩くて邪魔。勘弁してよ。
どうしてもってんなら、ファミレスにでも行ってくれ。
こいつらのせいで、大人が寛げる雰囲気の良い店が激減したよ。
一寸お高い店は、堂々と乳幼児お断りの看板を掲げて欲しい。
子連れ差別だと騒ぐ馬鹿共がいるが、その条件って「店内禁煙」というのとなんら変わりないのだ。
馬鹿親も、差別問題に摩り替える馬鹿も、少子化だから子供は大事にしなきゃ〜とか明後日の方向に話を持って行く馬鹿も、纏めて死んで欲しいと思う。
馬鹿の遺伝子は要らないよ。量より質!



2015年04月02日(木) 京都散歩おわり

京都から帰還。
ヨーロッパで飛行機の墜落事故があったばかりで不安だったが、無事に帰って来られた。

大阪・京都は桜が満開直前で、気持ちの良い季節であった。
3月なのに日差しが暑く、歩くにはジャケットを脱いで半袖になって丁度良いぐらい。
前回は鞍馬だったので、今回は嵐山方面を攻めてみたら、物凄い人の波!
秋には川が溢れた渡月橋に溢れる観光客。
毎日死亡事故が起こっても不思議じゃないのに、人を轢かずに運転する市バスの運転手さんが凄いと思った。
桂川の遊覧船に乗りたかったし、「ちはやふる」に出て来た時雨殿にも寄りたかったのだが、何しろ宿を出るのがゆっくり過ぎた。
人混みで溢れる土産物店を一通り冷やかした後で、主人が行きたがっていた隠れ家的なお寺まで、てくてく歩いて行く事にした。
以前来た時にタクシーの運転手さんが教えてくれたというそのお寺は、我々以外には1人しか訪れておらず、その参拝客が帰った後は貸し切り状態に。
観光客がひっきりなしに訪れて石を数える龍安寺とは違って、室内からゆっくりと庭を楽しめた。
あんまりリラックスし過ぎて、思わず寝転がりたくなるほど。やらないけど。
代わりに、庭を眺めながら脚のマッサージをした。だって1年分ぐらい歩いたんだもの……。

これだけ歩いたんだから、さぞや体重も減った事だろう!と思って体重計に載ったが、重量的には全く変わっていなかった。
体脂肪率は減ったのに。何故だ。
「そりゃ、美味しい物を沢山食べたからな」
と主人に言われた。そういや、旅先だからとつい財布の紐が緩んで、エンゲル係数高めの旅になったよな。
「でも、折角行ったんだから、その土地の美味しい物を食べるのも楽しみでしょ。ケチケチしたって仕方無い」
その通りです。
でも折角の機会だから、一寸体重も落としたかったな……。

そして、我々が帰宅した翌日から、阪急梅田駅にこんなものが!
リラックマストア阪急梅田期間限定SHOPオープンって。行きたかったわああああああああ
でもそしたらあれこれ買ってしまっていただろうから、これは遭遇しなくて良かったのだと思うしかないわね(血涙)


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