主人の親から、仕事の序でに我が家に寄ると連絡があったのは2日前。 本当は主人に商談に付き添って欲しかったようだが、普通に考えればわかるように、平日で主人は仕事があるので当然無理。 じゃあシオンさんにお願い出来ないかな……と言っていたようだが、シオンを巻き込むな!と即座に主人が突っぱねてくれていた。 どう見ても私は商談向けキャラではないので、そこは主人のナイス判断である。 破談なら任せて!なんだけどな。
商談は午後からと聞いていたので、早くても11時頃には到着するのかなー、体調もまだ不安定だしもう一眠りしたいけれど掃除ぐらいしておくかね、嗚呼めんどくせえから玄関先で荷物だけ置いて帰ってくれないかな……と思って腰を上げたところで、電話が鳴った。 「もしもしシオンさん? 今、下の駐車場に着いた所なんだけど」
(゚Д゚)ハァ?
早過ぎね? まだ9時半ですよ? 携帯電話持ってるんだから、なんで出かける時か、せめて高速降りたあたりで電話入れないの? 何の前触れも無しにいきなり到着コール入れるとか、馬鹿なの? ……頭痛がぶり返した。 それでも来ちゃったものは仕方ないので、玄関ドアの場所を教えて電話を切ると、すぐに顔を洗って着替えた。 掃除はもういいや。部屋の中も思いっ切り散らかっているけどいいや。時間も教えずにいきなり来るのが悪いんだよ。 玄関チャイムが鳴ったので、ドアを開けると、 「あー疲れた、ただいま〜」 と主人の両親が荷物を抱えて、当然のように雪崩れ込んで来た。ただいまじゃねえよ。 こうなったら、私も開き直ってやる。 時間の指定無しに突然来られても迷惑である事、文明の利器である携帯電話を持っているのだから、せめて道中で大凡の時間を連絡して来るのがマナーである事を説いてやった。 しかし相手は老人しかも土人。どこまで伝わったか、そして理解したかどうかは甚だ疑問である。 プリプリ怒っていても仕方ないので、お湯を沸かしてコーヒーを出して、TVのスイッチを入れた。後はご随意にどうぞ。 2人を放置しておいて、私は掃除以外の最低限の定番家事をやり、その合間に主人に連絡を取った。 お昼はどこに連れて行けば良いかを訊いたのだが、主人が「うちの親が迷惑かけてごめんね(´・ω・`)」としょぼくれるので、「まあな。この分は後できっちり清算して貰うからな!」と返すと、ますますしょぼくれていた。
お昼は近場のレストランでご馳走して貰った。午後からの商談には義父だけが出かけるという。 じゃあ義母はどうするのかと訊いたら、取引先の駐車場でエンジンかけて車内で待っていると言うので、環境に悪いし近所迷惑だから家で待とうよと、義母だけ再び家に引き取って来た。 というか、レストランから家まで車で義父に送り届けて貰ったのだが、忘れ物をした義父を追いかけようとした義母が、スリッパのまま土間に降りたので、また私がぶち切れる事になった。 何故家の中は土足禁止でスリッパを履くようにしていると思っているんですか、そのスリッパで家に上がらないで下さいよ!とさっきまで義父が履いていたスリッパに替えさせ、お義母さんが綺麗にして下さるんならまだしも、裏が汚れたこっちのスリッパは私が拭かなきゃらないんです、ご自分のお家なら何しても勝手ですが他人の家ではやめて下さいね、と指導した。 ううむ、こうして文字にしてみると、如何にも鬼嫁である。 まあ否定はしない。
とは言え、主人の親と険悪な訳ではない。 主人の両親はマナーのなっていない田舎の老人だが、穏やかで大らかなので、歯に衣着せぬ鬼嫁の事も大目に見てくれる。現に家の中がとっ散らかっていても、何も言わないでいてくれた。 書いていて気が付いた。私、今まで一度も嫌味らしき事を言われた事が無いのだ。(もしかして、私が鈍いだけ?) だから私も、一通り怒った後はハイお終い、に出来るのだ。後の事は主人がやればいいし。 一寸困ったところはあるけれど、基本的に良い人達なので、私は恵まれているのだなあと思う。 逆に主人やその親兄弟にとっては、良い嫁に恵まれたとは言い難いだろうけれど(笑)。
先週は、どうにも調子が悪かった。 いつもの頭痛のようだったので、ノーシンやロキソニンで対応していたのだが、木曜日にはとうとう嘔吐。 眉間の痛みが鼻の奥に下がって来ると駄目なのだなあ、と思いながら吐いていた。 しかし、風呂に浸かって横になっても、改善されない。 いつもの頭痛なら、吐いて体を温めて眠れば、大抵良くなるのに。しかも、いつもの頭痛と違って、項の上部まで痛む。 そもそも、いつもの頭痛なら、寒い時に発症する筈。こんなに暑い日に出るだろうか。 うんうん唸っていたら主人が帰宅したので、これまでの経過を話したところ、いつもの緊張性の頭痛ではなく、拡張型ではないかと言う。 えーと、だとしたら、効果が無いどころか悪化させる対処を取っていたのか……。 取り敢えず、何か食べてから薬飲みなよと言って、主人は手早く雑炊を作ってくれた。 食べ終わると、主人が偏頭痛の時に飲む高い薬を飲ませて、 「頭痛が酷い時って、体に余計な力を入れちゃうから疲れるでしょ」 と言いながら、腕と脚のマッサージまでしてくれた。 流石、頭痛のエキスパートである。
ひと眠りすると、頭痛は嘘のようには治まらなかったものの、頭の芯に鈍い痛みを残すのみで、だいぶ良くなっていた。 その後、日を追う毎にゆっくりと回復に至っている訳だが、今週は主人の仕事が忙しくなって来るので、私も寝込んではいられないのだよな。 早速、明日は主人の親がうちに立ち寄るらしい。 私だってまだ本調子じゃないし、玄関先で帰ってくれないかな……。
国内ではすっかりクールビズが定着してしまい、その流れに乗らない奴はエコじゃない非国民!みたいな勢いになりつつある。 うちの主人も夏場はノーネクタイで出勤するが、ニュースを見ていると、男性でも半ズボンやアロハシャツでOKという役所もあるらしい。 しかし、あまりにラフな格好は見苦しく、見ていて不快である。 特に成人男性の半ズボンは、お願いだからやめて頂きたい。 ボーボーの脛毛なんて、頼まれたって見たくない。 電車通勤の人なら尚更、他人との接触を考えれば、肌の露出を控えるべきであろう。 脛毛同様、年寄りの首元も見苦しいものである。 出来れば年寄りほど1番上の釦まできちっと留めて、皺だらけの首を人目に曝さぬよう、気を遣って頂きたい。 若者も、外す釦は1番上のだけにして欲しい。 第2釦、第3釦を外すのが昨今ではお洒落とされているようだが、どんだけ肌蹴たいんだよ、露出狂かよ。 鳥越俊太郎とか何を勘違いしているのか、ジジイのくせに釦を外し過ぎていて、あれは酷い露出の暴力だと思った。 特にTVなどで人前に出る立場の人は、場を弁えて、なるべくネクタイを締めて頂きたいものである。
ビジネスだけでなく、プライベートにも、その波は押し寄せている。 しかしやはり、やり過ぎで眉を顰めてしまうのが、ユニクロのリラコのCMである。 リラックス+ステテコ=リラコ、という事のようだが、ステテコはどう足掻いてもステテコ、所詮は下着なのだ。 それなのにユニクロのせいで、堂々とこの格好で街を闊歩する馬鹿共が出て来てしまったではないか。 ポケットを付けようが何をしようが、シルエットはステテコなので、遭遇してしまったこちらが一瞬ギョッとする。 流石にその下にパンツぐらいは穿いているのだろうが、どう見てもカラフルなバカボンのパパでしかない。 家の中で穿く分にはいいが、それで外をうろつくんじゃない!
クールビズのせいで、世の中は随分だらしなくなったものだと思う。 人一倍暑さに弱く、すぐに汗疹が出てバテちゃう私が言えた義理ではないけれど。
昨日録画しておいた、「題名のない音楽会」を見た。 「50周年記念(5)史上初!吹奏楽オールスター夢の祭典/後編」で、前回に引き続いて吹奏楽の名曲を、その曲ゆかりの大御所の指揮で聴く事が出来た訳だが、ここで衝撃の新事実が! 「宝島」編曲者の真島俊夫氏がポソポソと、申し訳無さそうに告白したその内容は、発表から27年間ずっと、ホルンパートの音が間違ったままであったという事だった。 何故、何故今ここで言うし。 全国の、もしかしたら世界中の演奏者達のためを思えば、判明した時点で大々的に告知しないと駄目じゃないのか? 編曲者としてそうするべきではなかったのか? 私は演奏した事が無いので、そう言われてもフーンという感じだが、一緒に見ていた主人は、 「おかしいと思っていたんだよ、何でここだけハーモニーの質が違うんだろうって。 なるほどね、間違いだったのか。永年の謎がやっと解けたよ」 と1人でスッキリした顔をしていた。
先日(主人が)見た「きょうの料理」は、梅酒作りの回だった。 みりん梅酒ではなく、20度以上の合法梅酒である。 主人が20年物の自家製梅酒のお裾分けを貰って来てくれた事があったのだが(主人が作ったケーキのお礼なのに、主人は酒を飲めないと知っているのに、何故その方がケーキ作りに何ら関わっていない私に下さったのかは謎)、とてもまろやかで深い、極上の味わいであった。 つまり、毎年こつこつと自作すれば、毎年あれに似たものを味わえるのか。 テレビを見ながら、あの梅酒は美味しかったねえ〜と何十回目かの思い出しヤミヤミをしていると、 「作ろうか? シオンが材料買って来たら作ってあげるよ」 と主人が言ってくれた。 この人は何て優しいんだろう!
という訳で、梅と氷砂糖を買って来た。 酒は随分前に実家から貰って来た、頂き物のヘネシー。 ヘネシーとは言え、なだらかなラインでお馴染みの15,000円もするXOではなく、プリビレッジという安物で、チェーン店の酒屋の店長さんによると、既に製造は終わってしまったと言う。 仕方無いので、1.5リットル瓶を新たに買い、さあ作って!というところで、 「じゃあ瓶を洗っておいてね」 と主人が風呂に行ってしまった。 しかし瓶を洗ってしまうと、なんか自分で作った方が早くないか?という気分になり、序でに梅も洗ってしまった。 先日の梅酒番組では瓶を熱湯消毒していたが、耐熱硝子ではない瓶を買ってしまったため、先に少量のヘネシーで濯ぐように消毒しなければならない。 蓋を開けようとして、先の画像の通りの悲劇が起こった次第である。 コルクはモロモロになっていて、誰がどうやっても水没したであろうと思われる。なので自分を責めない。 仕方が無いので茶漉しで漉した。もう知らん。
ヘネシーで使い切れなかった分の梅は、下戸なのに何故か酒を持っている主人の、秘蔵のウイスキーで小さい瓶に漬けてみた。 どうかかびませんように。
(ノ∀`) アチャー
TVでは朝から晩まで、どこのチャンネルを回してもサッカーの話題ばっかりだが、
正直どうでもいいです。
だって、他にニュースあるよね? 報道しなきゃならない事って一杯あるよね? NHKのBSで平日毎日やっている海外ニュースも、今日はお休みだった。サッカーのせいで! 世界情勢よりサッカーの方が大事なの? おかしくね? 確かにW杯で盛り上がっている人は沢山いるんだろうけれど、そうじゃないのは非国民!とでもいう勢いなのがおかしい。 押し付けがましいんだよ。
そもそもスポーツに興味が無いので、日本に何としても勝って欲しいとは思わないんだよね。 皆頑張れって感じなのだ。ベストを尽くせばそれでいいんじゃないかな。 大体サッカーというのは、見ているとうへぇと思う事が度々ある。 外国人選手の倶利迦羅紋々には、ギョッとさせられるので、スポーツ選手の刺青は世界的に禁止して欲しい。 それと、フィールド上での唾吐きも禁止して。 他人の唾があちこちで吐かれているのに、その上にズザーとスライディングするんでしょ? 唾の上を転がって唾塗れになったボールをヘディングするんでしょ? 唾と汗に塗れたユニフォームを、試合終了時に相手選手と交換するんでしょ? 普通に汚いよね。想像しただけで無理! あと、ビデオ判定も導入しようよ。ゴールだけでなく、ファウルについても。 物言いがついたら、その場で録画を巻き戻して再生してから判定すれば、誤判定した審判が恨みを買う事も無いし、ラフプレイも減ると思うよ。
それにしても、加茂水族館のくらげは凄いね! 対ギリシャ戦は引き分けって、予言通りだったよ!
都議会で、35歳の新人女性議員が、女性の妊娠・出産を巡る都の支援体制について質問をしていたところ、他の議員から、 「早く結婚しろよ」 「子供もいないのに」 と野次が飛んだという。 女性議員は一瞬困ったように笑い、質問を続けたが、仕舞いには声が震えて涙声になっていた。
まあ、この手の野次は本当に品が無い。飲み屋と勘違いしてないか。飲み屋でも嫌だけれど。 しかも個人攻撃になっている。これはイカンだろう。 ツイッターを覗いてみると、「酷い。涙が出た」という不妊女性もいたけれど、なんだかなーと醒めた目で見てしまう私。同類相憐れまないよ。 野次ったオッサンも大概だが、この女性議員もどうかと思うのだ。 何故笑うし。何か困った事が起きても、曖昧な笑いを浮かべてやり過ごすのが、日本人の悪い所だ。 何か引っかかったなら、まず立ち止まれば良いのだ。 一旦質問を止めて、不規則発言に対してその場で抗議すべきだった。 後からじわじわ悔しくなるのはわかるけれど、悔しくなるとすぐ泣くのが女の駄目な所。 だから女に政治と運転はさせるなと言われるのだ。
安倍政権は女性の社会進出を進めたいらしいが、本当に勘弁してくれ。 男と女は違う。差別ではなくてただの性差、向き不向きがあるのだ。 個人差はあるが、総じて男は精神的苦痛に強く、肉体的苦痛に弱い。女はその逆だ。 何かあると女はすぐに感情的になり、パニックに陥る。こんなのがワンサカ社会に出てみろ、邪魔で仕方ないぞ。 本当に仕事が出来る切れる女性なんて、ほんの一握りだ。 そうではない普通の女性は、是非家庭で子育てに専念して頂きたい。 それが本人のためであり、子供のためであり、社会のためにもなるのだ。
石原環境大臣が、フクイチ由来汚染物質の中間貯蔵施設の建設について、 「最後は金目でしょ」 と発言した事が問題になっているらしい。 何が問題なんだろ、本当の事じゃん。というのが私の感想だ。 結局金で解決するしかないんじゃないの? これに怒っている人達は、じゃあどうしろと言うのだろう。 石原長男の言い方が気に入らないから、単に感情的になっているだけだよね。 政治に感情を持ち込んだら、問題はそこから先に進まなくなってしまう。 そういう面倒な事態を回避するために、政治家は言葉に気を付けなきゃならないのだろう、難儀な仕事だ。 そもそも、福島が目先の金に釣られて、東京電力の原発施設を引き受けたんだから、ある意味自業自得じゃん。 それを本当の事を言われたからって怒るのって、かなりおかしい。 でも、わざわざ問題を殊更に煽り立てるマスコミが、一番悪いんじゃないんだろうか。 垂れ込んでおいて外野で高みの見物とは、いいご身分ですなあ。
風呂の中で沸々と思い出し笑いならぬ思い出し怒りをしていたら、一曲出来た。 ので、風呂上がりに早速、主人に披露。 正確には、いや、別に聴かなくてもいいよ……という主人に、無理矢理歌って聴かせた。
♪まったくのクソだぜ〜
「もういい」 といきなりストップをかけられた。しかもふるふると肩を震わせて。 「え、まだ1小節しか歌っていないのに」 「全部聴くまでもない。もう歌詞からして駄目。何でそんなに品が無いの……」 「だって、これは怒りと失望の歌だもん。折角だから全部聴いてよ!」
♪まったくのクソだぜ まったくのクソだぜ まったくのクソだぜ まったくのクソだぜ まったくのクソだぜ まったくのクソだぜ まったくのクソだぜ まったくのクソだぜ
客(おれ)達の事なんか まるで考えていやしない あいつらにどうか 鉄拳制裁を
まったくのクソだぜ まったくのクソだぜ まったくのクソだぜ まったくのクソだぜ まったくのクソだぜ まったくのクソだぜ まったくのクソだぜ まったくのクソだぜ
客(おれ)達の事なんか まるで考えていやしない あいつらにどうか 正義の鉄槌を
「どうしてシオンの作る歌はいつも繰り返しばっかりなの? しかも単調」 と脱力しながらも講評してくれる主人。 「そうね、今回の歌は短調だよ(違)。タイトルは『楽天市場』。楽天の糞対応に対する怒りを曲にしてみました。 でも、『正義の鉄槌』は『竃(へっつい)』と聞き違えるからやめた方がいいかなあ。ねえ、どう思う?」 「(ガン無視)もう寝る……なんで人が寝る前になってこんなの聞かせるんだよもう、笑い過ぎて目が冴えちゃうだろ」 酷い! 私は真剣なのに!
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