2014年04月29日(火) |
発想の転換(悪い意味で) |
JTBの社員が自分のミスを隠蔽しようとして大失敗、自分の行いが全国的に報道されてしまうという事件があった。 事件を起こしたのは、岐阜県のJTB中部多治見支店の男性社員30歳。 県内の高校の遠足バスを手配しなければならなかったのに、すっかり忘れていたよ!遠足明日だよ!どうするんだよ俺! という焦りは理解出来る。 蒼褪めるよね、死にたくなるよね。 遠足なんて中止になればいいと思うよね。 しかし本当に中止させるべく、生徒を装って「遠足を実施したら自殺する」と学校に脅迫状を送るのは理解出来ない。それは駄目だろう。 そんな脅迫状を作る暇があったら、上司に相談するなり、バス会社を回るなり、学校に頭を下げるなり、問題解決に全力を注ぐのが普通だが、なんかもうね。 当初の仕事を忘れて、遠足中止のために全力を尽くすという、その方向性がね。
結局、脅迫状が功を奏したのではなく、バスが来なかったために、社員の目論見通り遠足は中止になってしまった訳だが、遠足程度でまだ良かった。 大学入試センター試験と言うのは、どこでも受験出来る訳ではない。 会場が限られているので、遠方だと、受験生を集めて泊まりがけでバスで遠征(?)する高校もあるのだとか。 この騒動が受験の時じゃなくて幸いだったと、私は思ってしまった。 勿論、遠足が潰されたのは、学校関係者にとっては相当痛い。 遠足は後日仕切り直しになるとの事で、授業日程の組み直しだの、余計な仕事を増やされた訳だから、教職員は大変だ。 訴えるとか逮捕とかそこまでやらなくても……と言っている連中は甘い。 そんな甘い事言ってる連中こそ、こういう馬鹿のトラブルに巻き込まれればいいのに。
うちの主人は繊細に出来ているようで、しょっちゅうストレスで体調に異変を来たす。 最近は花粉症の薬の副作用も相俟って、頻尿に悩んでいた。 そこで八味地黄丸という漢方薬の小瓶を買ったところ、調子が良かったらしく、飲み続けたいと言うので、今度は大瓶を買い与えた。
ところが、いつまで経っても次を買って来るようにという要請が無い。 あの薬、飲んでいないの?と訊いたところ、 「あーあれね。トイレに行く回数は確実に減ったんだけれど、用を足す時、凄く痛いんだよね。ずーっとおしっこを我慢していた時のような痛みが」 という返事が来た。
下痢にしても尿にしても、体が外に出したいと欲しているのに、無理に薬で止めると良くないのだなあ、というお話。 今更言っても仕方ないけれど、瓶の底にあと数回分残った錠剤を見て、せめて大瓶に手を出す前に気付いて欲しかったなあと思うのであった。
朝、主人が開口一番にこう言った。 「疲れた……」 元々うちの主人は寝起きが悪く、ぐっすりすっきり眠れた!という事は少ないのだが、それにしても酷く疲れた様子である。 なんでも夢見が悪かったらしい。 どんな夢だったのかと問うたが、あまり話したくないと言って出掛けてしまった。
朝から話題にするような事じゃなかったからと言って、夜に帰宅した主人が話してくれた。 何故かうちで下宿屋のような事をやっていて、私が下宿人達に出すシチューの肉が、なんだかおかしい。 えーとこれはもしや……とこっそり私に訊くと、 「人肉だよ」 とあっさり答えるので、骨をどこかに埋めて来なきゃ……と仕方なく死体の後片付けをする主人。何故手伝うし。 そんな事が何度も何度も続いたある日、警察が訪ねて来たところで目が覚めたそうな。 「怖かったよう! シオンが人を殺しても平然としていられる人だったなんて。しかも何故殺したのと訊いたら、『だって楽しいから』と、これまた平然と答えるんだよ? 寝たのに余計疲れた……」 妻がシリアル・キラーとわかっていても警察に突き出さず、庇い続けるなんて。 いやー、夢の中でも私は愛されているのだなあ。(そうなの?)
というか、どうみても「クリミナルマインド」の影響です。本当にありがとうございました。
2014年04月16日(水) |
どうかしているアメーバ |
アメーバブログのCMに、市川海老蔵が登場。 芸能人が多く利用しているアメブロだが、私はそんなのに全く興味が無く、寧ろそんなんばっかり読んでるからペニオク詐欺に引っかかるんだよと、芸能人ブログを愛読する一般人を鼻で笑っている。 以前どこかで話題になった折に、海老蔵のブログをちらっと見た事があるが、これを楽しく読む人間がいるのかと甚だ疑問であった。 そもそも「読む」以前の問題で、文章の体を全くなしていないのだ。 一応日本語らしき文字は並んでいるものの、主語も述語も目的語も繋がりが悪く、一寸前に流行したケータイ小説を髣髴とさせた。 親父さんが死んだ時のこの人のコメントも、大人としてその言葉遣いはどうなのと首を傾げたものだが、文字になってみると余計に酷い。 歌舞伎一本で生きて行くのだから、ほかはどうでもいいのだろうけれど、三十代妻子持ちの男性がこんな文章しか書けないというのは、正直ドンビキした。
長文でもないんだし、1日10記事更新するんなら、海老蔵君にはブログよりツイッターの方が向いているだろう。
昼間、主人からメールが来た。
「題名:今日の弁当
本文:グルーポン……?」
そう言えば、今朝は弁当作りが間に合わず、主人の「もう出かけるよー」の声に、おかずを半分しか詰めないままで手渡したのであった。 後でごめんねメールを入れようと思っていたのに、そのまますっかり忘れてしまっていた。
帰宅した主人によると、鞄の中で弁当箱が傾いたようで、開封時にはおかずもご飯も箱の半分に偏っており、3年前のグルーポンおせち事件を彷彿とさせたそうである。 正直、ネタとして職場で披露される事も覚悟したが、主人はそのような事はしなかったという。 なんていい人なんだ。逆に、私だったら絶対やるのに。(←人でなし)
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