朝起きて、さて弁当詰めなきゃ……と思ったら、何と。 ご飯が無い。 炊き忘れた模様。昨夜お米すら研いでいなかった私。 予備の冷凍ご飯も無い。 ごごごごめんね! 今日はお弁当無しで勘弁して下さいと謝って、主人を送り出した。 まあいいよ、昨日買ったカップ麺もあるし。と主人は出勤して行った。
そして昼。 昨日買った主人の職場用内履きが、まだ玄関に置いてある。 内履き壊れちゃったと言うので新しいのを買ったのに、何故。 コンビニで見付けて買った新製品のカップ麺はちゃっかり鞄に入れておきながら、何故、より必要な物を忘れる? 届けようか?とメールしたら、ううん、いい……もう寝る。と返事が。 仕事中に寝るなー!
2012年01月26日(木) |
寒いのは歳のせいだけじゃなかった |
昨年の秋から待ち続けてやっと! 風呂場の換気扇の修理をして貰った。 スイッチを入れると異常な音がしていたのだ。 発覚して初めの頃は騙し騙し使っていたが、次第に異音が大きくなったので流石に危ないと思い、ずっと使えずにいたのだ。 窓が無い風呂場なので、換気扇が壊れたら換気が出来ない。 仕方が無いので、風呂場入り口の戸を少しだけ開けて、洗面所に空気を逃がして、そこの換気扇を回していた。 勿論すぐに大家さんに連絡を入れたが、業者は震災からずっと繁忙期。我が家は後回しにされ続けて、本日やっと換気扇を付け替えて貰ったのである。 新しい換気扇はとっても静か。動いてるの?と耳を澄まさなければ判らないぐらい静か。 これが普通だったのかしら。もう覚えていない。
同時に、部屋の窓枠も修理して貰った。 大地震であちこちに歪が出たようで、窓硝子の結露が隙間から漏れて、床に染みが出来ていたのだ。 それ以来、結露は拭き取るように心がけているが、限界がある。 結露防止のためにはエアコンを使えと言う話だが、普通に無理。灯油じゃないと寒くて死ぬし、エアコンなんて空気が乾くから体調崩すもん。
換気扇と窓枠の問題は解決したが、これで全てではない。 1番結露が酷いのは玄関なのだ。 ドアを開けると滴がぽたぽたと落ちて来るので、これも気が付いたら拭いてはいるが、夜中はそうも行かない。 そして冷え込みの厳しい朝は、ドアが凍るのだ。 そういう日は、主人がドアに体当たりしなければならない。 よく見れば、ドアの下に隙間が出来ている。これも地震のせいか。 うちは賃貸なので大家さんがやってくれるからいいけれど、持ち家だったらこれ全部自分で手配して金を出さなきゃならないのか。大変だな……。 一応大家さんには報告したので、対処してくれるかどうかは、大家さん次第。
大阪市音楽団と言えば、吹奏楽コンクールの課題曲の音源としてもお馴染み、あの佼成ウィンドオーケストラと並ぶ名門楽団である。 そして、日本で唯一の公務員吹奏楽団である。
大阪市、公務員、と来たら当然、それは橋下市長の公費削減の対象となる。 府知事時代にも大鉈を振るい、文化芸術部門への補助金を次々にカットした橋下さんは、大阪市長になったら当然のように市音も切る気満々である。 橋本市長には明確な信念があるらしい。何を言われようともぶれない。 それはそれで凄いが、不幸な事にこの人は、文化や芸術に対する思い入れが全く無いようだ。 大阪では文化は根こそぎ引っこ抜かれて、芸術なんて根付かなくなっちゃうんだろうな。 昔から商人の町と言われていたように、大阪ではお金が全てなんだろうな。 それが大阪の選択ならそれでいいけれど、文化や歴史、芸術というのは、永い時間をかけて作られたものである。 由緒あるものまで一瞬で無くしてしまうなんて、その選択は本当に正しいのだろうか。 教養の無い貧乏人が権力を握ると、こうなるのか。残念な事である。
嘗て項羽は王の宮殿(阿房宮だか咸陽宮だか)を焼き、その火は3箇月も燃え続けたと言う。 そしてそれを諌めた者を処刑し、その人は「ものの価値のわからぬ者は、人間ではない」と項羽を責めながら死んで行ったとか。 橋下改革のニュースを聞いて、そんな話を思い出した。
終の棲家を探すため、不動産検索サイト巡りが日課の1つになっている。 一寸高いけれど、この中古マンションなんてどうよと主人に訊いたら、 「そこからだと山が見えないんだよね」 所謂何々富士という類の、昔はその土地で信仰の対象になっていたような大きな山の事である。 主人はこの山が好きで、以前そこに住んでいた時も、山を見ながら通勤するのがお気に入りだったのだ。 「山が好き」と言うと普通は登る事だと思うが、彼にとっては勿論、山とは見るものであり、登りたいとは全く思っていない。 「それに、マンションに2千万以上も出したくないなあ」 だそうで。 幾ら田舎でも、2千万を切るマンションは中古しかない。 新築なんてとても無理と言う事ね……。
じゃあこれはどうだ!と次に私が出したのは、売り地である。 少し前に見に行った所の近くで立地は良し、今度は道路挟んだ西側に建物は無い様子で、見晴らしも悪くない筈なのに、広さの割りに良心的な価格設定。 どんなんだろうね、とグーグル地図を開いたら、表通りでもないのに今ではストリート・ビューが出来るらしい。おお、これは便利! わくわくしながらぐるりと振り返ると、道路を挟んだ向こうにあったのは、
墓地。
ああ、それでお手頃価格なのか……と納得が行ったのだった。 霊感の強い人間が住むには向かない場所なので、諦めた。
2012年01月23日(月) |
映画「あしたのジョー」 |
有名な「あしたのジョー」だが、実は漫画もアニメも見た事が無い。 幾度と無くTV等で取り上げられるので、粗筋だけは何となく知っていたけれど。 私は興味が無かったのだが、主人が見てみたいと言ったので、わうわうの放送を録画した。
親切な事に実写映画の前に、ジョーを知らない若者達にも予習としてアニメ映画版を放送してくれたので、私も初めてちゃんとアニメのジョーを見る事が出来た。 でも当時の日本って、こんな感じだったのか……今はすっかり先進国の顔をしているけれど、どこの発展途上国だよ。 小さい女の子が、スカートの下に駱駝の股引を穿いているのに、私は大きな衝撃を受けた。ティム・ガンなら卒倒しそうなセンスである。 ワカメちゃんもちびまるこちゃんも、スカートの下は白いパンツが幼女の基本、鉄板でしょ。 あっでも私も中学時代には、似たような格好をしていたんだっけ。冬場は寒かったから、制服のスカートの下に体操ズボンを穿いて登下校していたのを思い出した。 でも下駄は無かったな、流石に。うん、それは無いわ。 荒くれ不良少年のジョーが丹下のオッサンに見出だされ、少年院で友とライバルを得、娑婆に出てから天下を目指すというお話だが、えーとえーと。 丹下のオッサン、ボクシング協会を追放になったのが、門下生の対戦相手をボコボコにしたからって……それはアカンやろー。 「あの3兄弟の父親が、丹下段平のモデルになってるんだよ」って主人……時系列的におかしいだろソレ。一瞬騙されそうになった私も私だが。ってこれで何回目だよ。 そして力石は患者さんですか。この人は、ちゃんと精神科にかかった方が良かったと思うの。 主役のジョーはいい声してるな、と思ったら、あおい輝彦だった。案外いいじゃん。 勿論力石役の細川さんの声もいい。
そして2011年実写版。 沙織お嬢様、いや、葉子お嬢さんがイマイチお嬢様っぽくなかったけれど、ドヤ街出身の設定なら香里奈でもいいのか。 「あっ、ファブリーズ」と私が言ったら、「いやいや時代考証がおかしいだろ、どこの韓国ドラマだよ」と主人。 違う。出ていたのはファブリーズじゃなくてCMの人……。 それは兎も角、力石が凄かった。あれ、こっちが主役?ってぐらい。ジャニーズはもっと演技頑張れよ。 伊勢谷友介はこの役のために10kg減量して、体脂肪率を3〜4%に落としたと聞いたが、仕事のためとは言え凄過ぎる。 ここまでやらなくてもいいから、もう少し体を絞って欲しいな……とうちの主人を見て思ったのであった。 仮令金を詰まれても、絶対やらないけれどね、この人は。
2012年01月22日(日) |
独墺の大晦日はいいなあ |
今回の「プレミアムシアター」は、ベルリン・フィルのジルベスター・コンサートと、歌劇「こうもり」@ウィーン国立歌劇場の2本立て。 私の目的は当然ジルベスターだったのだが、1つの番組として扱われていたので「こうもり」も録画されていた。 折角なので観てみたが、案外面白いね! オペラのストーリーって大抵、それどうなのさ……という微妙なものが多いように思うが、これも例に漏れず、なんか微妙であった。 それでも面白いと思えたのは、歌が良かったのか演出が良かったのか。 所々に鏤められた小ネタが私好みだったというのもある。 出演者もきっと良かったのだろう。 オペラ歌手の事は全く判らないが、あの人達って、歌だけじゃなくて演技もしないといけないから、普通の楽器奏者よりよっぽど大変だと思う。 特に、第3幕の看守が最高だった。この人は宣言通り、全く歌わなかったけれど。どうやら本業の役者さんらしい。 これって脚本? 演出? それともアドリブ? 主役より多く、拍手喝采を浴びていた。 この看守だけでも、観て良かったと思った。 喜歌劇というか、もう普通にコメディ。 いやー楽しかったわ。
で、メインのジルベスター。 これは既にネットで見ていたのだが、鮮明な大画面(当社比)で見ると、更に良い。 先日のシドニー響とは大違いで、ソリストとの息も合っていた。 1楽章の後で大きな拍手が鳴っていたのには一寸驚いたが、まあ大晦日のお祭り気分でこういうのもありなのかと。 ただ、ソリストにはもう少し体を絞って頂きたく。天使のような美少年が今では恰幅の良いオッサンになってしまって、ファンとしてはただただ残念である。 見た目もさる事ながら、健康面も心配なのだ。健康で長生きして、もっと沢山の曲を弾いて欲しい。 しかしうっかり、DRモードにし忘れて、いつものHXで録画してしまった間抜けな私。 永久保存版にしたいので、もっかい放送してくれないかな、NHK……。
予定を書き込むための壁掛けカレンダーは、大きくて見易くて沢山書き込めることが条件だ。 不景気だからか、昨年末も良い物を貰えなかった。 今年に入ってから百円ショップに探しに行ったが、カレンダー売り場が見当たらない。 店員さんに聞いたら、全て売り切れたとの事……先んずれば即ちくしょー!
本屋さんならまだあるかも、そして年明け暫く経っているからもしかしたら値下がりしているかもという期待を持って行ってみたが、近所の書店にはナントカ易学カレンダーの類しか置いていなかった。 しかも高い。カレンダーごときに千円以上も出せるかー! しかしカレンダーが無いと困る。他の本屋に行くか? でも面倒臭いなあどうしようかなあ……と思って本屋をうろうろしていたら、音楽の友1月号があった。
結局、音友の付録が我が家のメイン・カレンダーとなった。 出来ればもう少し大きいのが、そして指揮者シリーズではなくピアニスト特集なら良かったのだが。 音楽の友1,350円……易学と張る値段であるが、部屋に飾るとしたら、やはり易学より音友だろう。 1月の指揮者は、ダニエル・ハーディング。 しかし手前にぼや〜んと何かが写り込んでいる……奏者の禿頭である。 以前、私も似たような写真を撮った事があった。 イベントの客席からステージ上の主人を撮ったつもりが、前の席の知らないおじさんの禿げ頭が、ばっちり入り込んでしまったのだ。 移動するにも、席を立ったら他の人に迷惑だし、前のおじさんに頭を下げて貰うようにお願いするのも躊躇われたので、仕方なくそのまま撮影したのだった。 記念に現像して複数の人に見せたら、非常にウケた。何でこんなの写したのと。 いや、私は主人を撮りたかっただけで、別に狙った訳じゃないのに……。
2012年01月20日(金) |
自民党はこの女を何とかしろ! |
フジテレビの野田聖子親子番組を見た。最初のちょこっとだけ。 というのも、主人が「子供が可哀相で見てらんない」と、途中で音を上げたからである。
この企画、野田聖子が自分でテレビ局にねじ込んだらしい。どんだけ自分大好きなんだ、この人。 しかしそれを受け入れるフジテレビもどうかと思った。 何なのこの作りは。 映像無しの音声だけ聞いていると、野田聖子が愛に溢れた悲劇の母親であるという錯覚に陥ってしまう。 これじゃあ洗脳される人もいるんじゃ……と思ったら、やっぱりいた。 後でツイッターを覗いてみたら、大半は野田聖子を批判するコメントだったが、ちらほらと野田聖子への応援&感動メッセージも散見された。 こんな風に簡単に情に流される馬鹿がいるんだ、そりゃマスメディアを使って扇動するのは容易いよなあ。
最初から最後まで見た訳では無いので、番組については偉そうな事は言えないが、結局野田聖子は何をしたかったのだろう。 以前彼女は、産みたい人が産めるように国が補助すべき!と主張していたようだが、ここまで無理を通して税金で賄えとか、我が儘にも程があるだろ。 うちも子供が出来なかったクチだが、そんなものに皆様の血税を注ぎ込むのはヤメテと思ってしまう。 少子化対策をしたいなら、他のところに力を注ぐべきかと。 つかアンタ、何年か前に頑張って妊娠したものの、仕事にかまけて流産してなかったっけ? 命を何だと思ってるんだよ。 私が受け取った彼女のメッセージは、「頑張っている私を見て!」だった。そうとしか思えなかった。 この人、若い時から周囲にちやほやされて、間違った方向のまま大人になってしまったのかしら。 何かもう、色々と間違っているとしか思えないし、誰も彼女に物申してくれなかったのか、とても不思議だ。 周囲に彼女に意見出来る人がいないのか、或いは彼女の事などどうでもいいと思われているだけなのか。 どちらにしろ、不幸な事である。彼女にとっても家族にとっても。 いつまで生きられるか判らないけれど、折角生まれて来たからには、辛さより少しでも多く幸せをこの子供が感じられる事を願う。
朝鮮半島の国はかなり我々と感覚が違うという話の一例として、諺で「水に落ちた犬は棒で叩け」というのがあると聞いた事があるが、元は中国の「水に落ちた犬を打て」らしい。 そして中国では元々「水に落ちた犬を打つな」という、普通に卑怯な行為を戒める言葉だったのだという。 それが、魯迅によって「打て」に変えられ、中国共産党の粛清スローガンになったのだと、のりたまみ著「へんなことわざ」には書いてあった。 車に轢かれて瀕死の幼女を大勢が見て見ぬ振りをしたというあの事件も、魯迅の時代から続く、中国共産党が生んだ歪みなのだろうと思った。
さて、弱っているものを叩いてはいけないというのは非常に道徳的な教えだが、手を差し伸べたいと思うかどうかは、弱っている者の態度によるところが大きいのではないか。 津波の被災者達が、別の自治体に集団疎開して来た。 受け入れ先は厚意で仮設住宅傍の公民館のトイレを開放したが、まあ使い方が酷いの何のって。 散々汚しておいて、自分達では決して掃除をしない。 そしてありとあらゆる事に文句ばかり言うのだそうだ。 いやいやそれぐらい自分達で何とかしなよ、と言おうものなら、俺達は被災者なのに!酷い!と逆切れして、手が付けられない。 そんな感じで、受け入れ先は非常に困っているのだそうだ。 聞いているこっちも、なんだかなあ、という気分になる話である。 津波の被災者は気の毒だし、事実弱っているが、それが他人に迷惑をかけていいという免罪符にはならない。当然だ。 こんな事を大っぴらにしたら、中にはそうじゃない人もいるんだから、その人達に迷惑がかかるからそんな事言うもんじゃない、と窘める人もいるだろう。 でも、こういう話もあるという事は、是非知っておいて欲しい。 被災者なら無条件で同情されて我が儘も許されるなんて、決して思ってはいけないのだ。 次は自分が被災者になるかも知れない。 でも、こういう被災者にだけはなりたくない。
指先が、荒れて荒れて、大変な事になっている。 ガサガサを通り越して、ツルツルのカピカピなのだ。 指紋が消えかけている。今なら犯罪し放題!(でも掌紋はあるし、汗でDNA鑑定が出来てしまう) それは冗談としても、冗談じゃないのが、指先のパックリ割れ。 酷い時は、3箇所もあった。 1番大きい割れは、しつこく治らない。 肉が盛り上がって、治りかけても、すぐにパックリと割れるのだ。 先日は間違って、檸檬汁が着いたままの俎板に触ってしまい、当然ながらギャーとなった。 ヒビケアも買ってみたけれど、本当に効くのかね、これ。 皮膚科に行けばいいのかと思いつつ、いつもの医院は馬鹿混みなので、あんまり行きたくない。 第一、今は寒くて、なるべく外に出たくない。 こないだなんて、結露した玄関ドアの内側が凍ってた。 それぐらい寒い。 日々の買い物だって億劫なのに。
むかーし、皮膚科でパックリ割れ用の透明のシールを処方して貰った事があったな。 今は出回っていないのかしら。 確実に貰えるなら行ってもいいんだけれど、皮膚科。
TBSのお昼のワイドショーで、野田聖子親子を特集していた。 外国人から卵子を提供して貰い、かなりの無理をして高齢出産に臨んだ挙句、生まれた子供は多重障害児。 なんかもう、見ていて、うへえ……となる話であった。 これって、公共の電波に乗せていいのか? 壮大な虐待物語だろ……。 野田聖子は、まさに産んだだけ。 苦労を背負っているのは彼女ではなく、子供本人と、その世話を全て押し付けられている病院職員である。 職員はそれでお金が貰えるからいいかも知れないが、こういうのは老人医療と同じで、医療として疑問を持たざるを得ない。 生まれてこの方、管に繋がれっ放しの子供は、生まれて来て幸せだったと思っているのだろうか。 野田聖子のオナニーに大勢が巻き込まれている様を見るのは、実に不快であった。
更に不快だったのは、スタジオの空気。 コメンテーターの誰一人として、野田聖子を批判しないのだった。 素晴らしいだの頑張って欲しいだの、言論統制でもあるんだろうか。 兎に角、只管気持ち悪かった。
1週間頑張ってタニタ食を作り続けて、もう限界。 「明日はレトルト・カレーですよ」 昨夜、主人にそう宣言したら、 「おでん食べたい。僕が作るから、材料買っておいて」 と有難い申し出が! ご所望の具材をメモして、本日スーパーへ行ったところ、なんということでしょう。 卵が売り切れ……。 偶々安売りだったようで、私が行ったのは既に夕方だったため、棚は空っぽであった。 先んずれば即ち人を制す。くそう。 仕方が無いので、他の具材を購入し、卵だけは別のスーパーへ買いに行った。
帰宅したら、主人から電話。 会議が長引いているので、大根だけ先に煮ておいて、だそうで。 しみしみの大根命だものね、貴方は。 まあ大根と卵を茹でるぐらいは私にも出来るけれど、私の目論見は外れ、完全なる楽は出来ないのであった。
主人が作ってくれたおでんは美味しかった。 まだ半分残っているので、明日も同じメニュー。 しかもお弁当要らないって!ラッキー♪
2012年01月15日(日) |
オイル・ショック再び |
スーパーに買い物に行ったら、18巻き入りの便所紙が1パック298円で売られていた。 思わず2度見する私。間違い無く18R入り。 2枚重ねで30mという私の中の基準もちゃんと満たしている。 これはお買い得だ。 しかし先日他のスーパーで、少々お買い得の12R入り247円を3パック購入したばかりである。 そして時期を同じくして、主人の職場経由で箱ティッシュ(河野製紙の物が好きなのだ。「アプローズ保湿」はスーパーでも買えるが、「エリカ」はなかなか手に入らない)も段ボール箱で纏め買いをして、取り纏め係の人に 「沢山買いましたねえ」 と言われた主人は、 「家内が未だオイル・ショックを引き摺っていてねえ」 と答えたそうな……だから私は記憶に無いんだってば。 それだけ家にあるのに買って帰ったら、また主人に揶揄されるに違いない。 諦めかけたが、やはり買っておきたい。 どうしよう。 家にいる主人に電話して訊いたら、 「買ったら? 腐る物でもないんだし」 とあっさり許可が出たので、1パック買ってほくほく顔で帰宅した。
「お帰り。さて、どこに置こうかね……」 私から便所紙を受け取った主人は、呆れた風にそう言った。 「だって貴方、腐らないから買ってもいいって言ったじゃん!」 「言ったよ。だって電話の向こうで、すんごく切なそうに『買ってもいいですか……?』って訊くんだもん」 そんなに切実だったのか、私。たかが便所紙なのに。
先日、「池上彰スペシャル〜宗教がわかればニュースのナゾが解ける〜」という番組を見た。 民放ではよくある、池上さんが解説しながら進行して、殆ど役に立たないアシスタント役の若い女子アナウンサーがいて、数人のタレントがどうでもいい感想を言い合うという作りの番組だったが、なかなか面白かった。 タレントがいなきゃもっと内容が濃くて、良いものになったと思う。出演料も嵩むし、タレント要らないだろ。 で、ヨーロッパの歴史は宗教に翻弄されたという結論でいいんですかね。 恐らくこの番組を見たのであろう誰かが、ツイッターで呟いていたが、
「キリスト教って、こっちは何もしてないのに勝手に原罪を背負わせて「神を信じないとそれ消えないからね!」って言ってくるあたりむかつく。ワンクリック詐欺みたいな雰囲気する。
これは言い得て妙だと思った。 ホントむかつくよね!
そして正月に録画していた「池上彰の現代史講義」を漸く見終わった。 第2次世界大戦から現在までの世界の流れを解り易く教えてくれるもので、これは社会科嫌いな私でも面白かった。 くそー、全部見たかったなあ。HDDの容量が足りなくて幾つか逃してしまったといういつものパターン。 昨年の信州大学の夏季集中講義を編集した番組の再放送であり、今度DVDが発売されるので、もう再々放送はしてくれないだろうなあ。 3度目の放送があるなら、今度こそ全部見たい。それぐらい面白かった。 しかし、ためになるかどうかは不明。基本的に右から左へ抜けちゃうから、私……。 でも池上さんみたいに話の上手な先生に習いたかったなあ。勉強が好きになるかどうかってのは、子供にとっては、先生によるところが大きいもの。 社会と理科の先生に恵まれたかったと、つくづく思う。こればかりは運だね。
それにしても、古代史はロマンだが、現代史には人間の愚かしさをまざまざと見せ付けられる。 進歩しないよね。こりゃカミサマも怒って、ノア時代みたいな大洪水来るか?
2012年01月13日(金) |
どんだけ人でなしと思われているんだか |
宝籤が当たりました。 高額当籤です。
と報告してみたい。今年こそ。 そしたら日記は全部削除して、逃亡するんだー。 そんな野望を抱いている私だが、主人には 「シオンは大金が手に入ったら、僕を置いて出奔するんだろ」 と言われた。何故。 「そんでお金がなくなった頃に『ただいまー』って戻って来るんだろ」 「なんで私が1人で散財する事になってるのさ。どうせなら2人で遣おうよ! 私はね、宝籤で大金を獲得したらタニタ生活とは縁を切って、JALUXのカタログを片っ端から取り寄せて、貴方と2人で贅沢な食生活を堪能したいのー♪」 と夢を語る私に、主人は溜め息を吐いた。 「そんな、貧乏人みたいな事言うなよ……」 「えっ、だって私達、贅沢出来るほどのお金持ちじゃないでしょ」 お取り寄せが嫌なら、じゃあやっぱり私が出奔するのがいいんですかね。
オウム真理教の残党が捕まったが、彼等を「元信者」と断定していいのか、疑問が残る。 平田信は尊氏・麻原との写真を捨てたとは言うが、麻原の写真は出頭直前まで持っていたとも聞く。 本当に信仰を捨てたのなら、何故後生大事にそんな物を持ち歩いていたのかと言う気がするのだ。 麻原との写真を捨てるにしても、わざわざ裏返して鋏で切るという面倒な事をしているし。 ただ、それは5年前の事だという。 それまで12年も信仰していたのかよ!という人もいるが、カルトから距離を置いてもすぐに毒が抜ける訳では無い。10年はかかるだろう。 そして彼は信者と行動を共にしていたため、それ以上時間がかかっても仕方無いと言える。
私が気になるのは、斉藤明美が顧客宛に出したという年賀状だ。 宗教臭さを感じた。 しかしそれがオウムの匂いかどうかは判らないので、彼等の告白が本当なのか、或いは嘘なのか、どちらとも言えないのである。
ところで、斉藤が頻繁に2人分の弁当を買っていたという話に、私は腹が立った。 何がつましい生活だ。弁当なんて贅沢品だろ。 女を働かせてその稼ぎで生活して弁当まで買わせて、お前何様だよ平田。 炊事洗濯ぐらい、引き籠もりのお前がやれー! ……自戒を込めて。
主人の職場で、「春さんの奥さんは美人」という噂が出回っているとか。 誰だ、そんなカゼネタを流した奴は! ○○部の△△さんが言っていたという話だが、えーと、どちら様ですかね。 昨年の震災で避難所の世話になった時に、主人の職場の人達と合流して同じストーブに当たっていたが、ほんの2、3人の顔しか覚えていない私。 大きい余震も頻発していて心の余裕はゼロ、主人の同僚だけれど私には無関係な人達だと、始終むすーっとしていた私。 一緒に避難した隣の子供(当時2歳)の方が、よっぽど愛想が良かったぐらい。 そして私ときたら、避難所に通い詰めている間、すっぴんだったような。 少なくとも、地震発生当日は遅く起きて買い物にも行っていなかったから、下手したら顔すら洗っていなかったような。 「あああああ、毎日フルメイクしておくんだったー!」 後悔先に立たずである。 「いやいや、あの非常時にバッチリ化粧なんてしていたら、却って変な人だろ……」 と主人。 うう、でもそんな噂が出てるんじゃ、もう2度と主人の職場には顔を出せない。 従って、届けに行けないから、もう忘れ物すんなよ!
2012年01月10日(火) |
石鹸シャンプー報告書 |
福島の原発事故が起こってから、洗髪時の抜け毛が酷くなった。 セシウムさんのせいなのか、震災ストレスのせいなのか、はたまた年齢によるものなのかは判らないが、兎に角ごっそりと抜ける量が多くなった。 元々薄毛なのに、これはヤバい……! 藁をも掴む気持ちで、ずっと使っていた通販のシャンプーから、石鹸シャンプーに変えてみた。 いきなりどどーんと大量購入しても手に余るのは見えていたので、まずはトライアル・セットから。 ちゃんと使い方の説明も付いていたので、きっちり読んでからやった。 解ったつもりでもどこか間違えてしまうのがいつもの私。 なので、説明書を読みながら洗った。2回目も3回目も。 紙はふにゃふにゃになったので捨てたけれど、もうしっかり頭に入ったよ!
そして1箇月半。 抜け毛の量は明らかに減った。元に戻ったと思う。 セシウムさんがいなくなったのか、或いは慣れたのか、ストレスが和らいだのか、石鹸シャンプー効果なのかは、残念ながら判らない。 ここで普通のシャンプーに戻してみて、それで抜け毛の量を見れば判断付くのだろうが、まだ気が向かない。 なので、もう暫く石鹸シャンプーで様子を見てみようと思う。 しかし、利便性で言えば、断然普通のシャンプーの方がいい。 石鹸シャンプーは、ちょいと面倒なのだ。普通のよりも、手間と時間と水道代が懸かる。 それさえ無ければいいんだがなあ。
連休は連休じゃなかった。 あーあ、また閑職に回されればいいのに。と妻としては思うのだが、本人が好きでやっている仕事だから、まあいいか。
そんな世間で言うところの連休中に、偶々「さんま玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP」を見た。 そういう番組があるらしいと噂で聞いてはいたが、見たのは初めてである。 いつもならフーンとスルーするところだが、そこにはランランがいた。 パンダではなく、中国のピアニストである。 チャンネルを回すと丁度、日本の女子高生の、ランランと共演したい!という希望を叶えて貰う話をやっていたのだ。 気合の入った舞台用のドレス姿でランランに対面してガッチガチに緊張している女の子に、靴を脱いで自分のお茶目な靴下を披露して、和ませようとするランラン。 私の中ではランランはピアニストではなくパフォーマーという認識であったが、何か凄くいい奴なの?この人。 クラシックの音楽家にしては、コミュニケーション能力も高そうだし。 モーツァルトの2台のピアノのためのナントカを弾き終わった後も、彼女の相談を聞いてやっていたし、ランラン株が上がった番組であった。
でもあのオーバーアクションな演奏はあまり好きじゃないんだけれどね。
2012年01月08日(日) |
ジブラルタル生命に苛付く |
ジブラルタル生命のCMが、地味に気になる。 ハッピーバースデイの歌が流れるのだが、フェルマータ(溜め)の中ほどで、 「ハッ……」 という小さい音が入る。 多分、歌い手の1人が最後の「ハッピーバースデイ」に入るタイミングを間違えたのだろうが、暫く待ってから出て来る最後のフレーズは「ハッピーバースディ・トゥ・ユー」ではなく、「ジブラルタル生命」なので、聞いていて余計苛々する。 何故最終チェックを怠ってこのCMを流したのだろう。 CM制作会社が悪いのだろうが、これを放置しているジブラルタル生命も、大概いい加減な会社なんじゃなかろうかという気がしてしまう。
夕方の「報道特集」を見たら、カネミ油症事件のその後をやっていた。
カネミ油症事件(カネミゆしょうじけん)とは、1968年に、PCBなどが混入した食用油を摂取した人々に障害等が発生した、主として福岡県を中心とした西日本一帯の健康被害事件。(by ウィキペディア)
西日本に生まれなくて良かったと思った。 仮令西日本に住んでいたとしても、うちの親はカネミ油は使わなかった気もするが。 というのも、祖母が新し物好きの正反対で、チクロにしても 「砂糖があるんだからそんな物要らない」 と決して使わず、抱き癖が付くから赤ん坊が泣いても抱っこしちゃいけないという当時の最先端育児方法にしても、 「抱き癖なんてどんどん付けたらいい。昔から人間はずっとこの方法でやって来たんだ」 と全く耳を貸さない人で、そんな祖母に育てられた母も同じように「昔からずっと続いているものが1番」という考えだからである。 とは言え、母は同時に無類の勿体無いお化けでもあるので、もし贈答品としてカネミ油を貰っていたら使ってしまう虞はある訳だから、やはりカネミ油圏住まいじゃなくて良かったと思うのだ。
油症事件の原因物質はPCBだと聞いていたのだが、どうやらそこから生じたダイオキシンが本当の原因らしい。ウクライナのユーシェンコ元大統領のじわじわ慢性版か。 色素沈着、内臓疾患、頭痛に倦怠感。これが恐ろしい事に、子や孫にまで遺伝する。自分一代では終わらないのだ。 母親が作った物を食べて油症になった被害者の話を聞いて、気の毒だと思った。 しかし孫子の代までの被害を補償するとしたら、これは大変な事になる。 加害者たるカネミ倉庫(驚いた事に、まだ存在していた)に支払い能力は無いから、税金で何とかしろと言うのは如何なものかと。 確かに二代目三代目にまで被害は拡大しているが、子を持たない事で犠牲者を増やさない選択もあったのではないかと。 酷な話だが、正直そこまで国に出させるのはどうかと思った。
茶のしずく事件にしてもそうだが、無闇に新しいものに飛び付くのは危険だと感じる話であった。 やはり古くから続いていて、安全性が確立しているものが一番なのだなあと。 不謹慎ながら番組を見ていて笑ってしまう場面があった。 私がカネミ油なんか使ったから……と自分を責めるおばあさん(当時の主婦)。そう言って泣きながら、何故か揚げ物をしていた。あれか、TV局の仕込みなのか。 それでも揚げ物はやめないのかよ! もう懲りろよ!とTVに向かってつっこみを入れる主人。 揚げ物が苦手な私は、それでも揚げ続ける彼女は寧ろ凄いと思った。 だってはねるじゃん、油が。熱くて怖いんだよ。
ネットのニュースサイトでは、 「宮根アナ、隠し子報道認め謝罪『事実です』」 「宮根誠司、自身の番組で隠し子報道を認め、謝罪」 という見出しが並んで、恰も自分の番組できちんと事実を認めて謝罪したように取れるが、これは誤解を招くもので、報道として正しくない。
ネットで騒動を知っていた私は、隠し子の存在を女性週刊誌にすっぱ抜かれた宮根の反応が見たいがために、TVの前で待機して冒頭の謝罪コーナーを見たが、あれのどこが謝罪なのか。 まず、事実内容について全く触れていないのだ。これでは話を知らない視聴者には、何の事か全く伝わらないではないか。曲がりなりにも情報番組なのに(笑)。 そして「わたくし共」と、何故か主語が複数形。隣には、アシスタント役の若い女子アナウンサー。この子と何かやらかしたのか?と、視聴者に誤解を与えるばかりか、若いお嬢さんの将来を傷付けかねない。当然の事ながら彼女は全く無関係なのに、何故さりげなく巻き込もうとしているのだ? 確かに宮根は謝罪の言葉を述べ、週刊誌の内容が事実であると認めてはいたが、内容については全く触れずに謝罪されても、初耳の視聴者には、何の事やらさっぱりわからないだろう。 そしてそのまま煙に巻かれた視聴者を置いてけぼりにして、番組はいつもの通りに進んで行った。 何と言うクズだろう、宮根もTV局も。
以前、関西の親戚の家に遊びに行った折りに、当時は関西ローカルだったこの番組をやっていた。 いいなあ、関西には独自のワイドショーがあるのね、と私が羨ましがったら、 「この人は品が無くてなあ、大っ嫌いやわ。チャンネル変えて」 と大叔母に吐き捨てるように言われた事を思い出す。 私と違って温厚でおっとりした大叔母が、そんな風に言ったのが驚きで、印象に残っている。 それもミヤネ屋が全国進出して、私の居住地でも見られるようになって、腑に落ちたのだけれど。 大叔母の言う通り、司会者も番組も品が無かった。これが関西基準なのか? 産休で交代してしまったアシスタントの女性アナウンサーだけは、落ち着いて品があって良かったのだけれど。 さっさとミヤネ屋は潰して、草野さんのザ・ワイドを復活させて欲しいものである。
2012年01月05日(木) |
オペラ「ランメルモールのルチア」 |
わうわうで録画したメトロポリタン・オペラを観てみた。 初心者の私にも優しい、解説付きの親切な番組である。 しかも出演者のインタビュー付きで、なかなか楽しかった。
「ランメルモールのルチア」は、スコットランド版ロミオとジュリエットである。 ロメジュリと違うのは、ジュリエットであるルチアが恋人と引き裂かれたために気が触れて、無理矢理結婚させられた相手を殺してしまう事。 幾ら政略結婚とは言え、これは相手に同情せざるを得ない。 でもルチア役のナタリー・デセイは凄かった。狂気が溢れていた。 流石ベテラン。失礼なので、敢えておばちゃんとは言わない。 ゴロンと横になって歌ったり、数段とは言えゴロンゴロンと階段を転げ落ちたり、こういう演出って好きだ。 思わず噴き出してしまい、 「いや、ここは笑い所じゃないから」 と主人に窘められるいつもの私。 ルチアが凄過ぎて、最後の墓場の場面のロミオが霞んで、見ていて眠くなってしまったほどだった。 いやー偶にはオペラもいいね! 折角加入料支払っているのだから、もっと観ないと損だな。
ただ、最初から最後まで何か違和感あるなあと思ったら、悲劇的な歌詞なのに何故か長調なんだよな。 ドニゼッティは敢えてこのチョイスで曲を作ったのだろうけれど、初心者にはとっても尻の座りが悪く、むずむずとした違和感が拭えなかった。
主人に付き合って、大晦日に録画しておいた、わうわうのクイーン番組を見た。 同性愛についてはこれを認めない私だが、レオナルド・ダ・ヴィンチとピョートル・イリイチ・チャイコフスキーとフレディ・マーキュリーが世界3大ホモである事は、流石に認めざるを得ない。 ロックには全く興味が無く、当然クイーンの事もよく知らない私だが、ゴスペルだと言われる「Somebody to Love」を聴いて泣きそうになった。 フレディには神様が誰か愛し愛される人を与えてくれたんだろうか。 エイズをうつされただけだったとは思いたくないなあ。 でも彼は確実に、世界で一番愛されたホモだと思う。
そして昨年の大晦日、フィギュア・スケートのジョニー・ウィアーがホモ婚した。 ジョニーの事は好きだし、嗚呼やっぱりと言う気がしてしまうが、おめでとうと言いたくても言えない。だってホモは敵だから。 キャーキャー言いながらオカマやホモを持て囃している女達は、足りないその頭でよーく考えるといい。 しかし彼は、キリスト教徒ではなかったか。 同性愛を野放しにしているキリスト教には、怒りすら覚える。 アメリカで奴隷制度があった時代には、黒人には魂が無いから奴隷にしてもOKと奴隷制度を認めていた事といい、本当にいい加減な宗教だ。 そして嘗て先祖を堂々と差別していた宗教を信仰するアメリカの黒人達も、正直どうかと思う。 聖書では、同性愛を「不自然な肉欲」として、それに耽っていたソドムとゴモラの町を神が焼き払ったという記述もある。 聖書はキリスト教の経典ではないのか。信者達はちゃんと聖書を読んだ事があるのか、甚だ疑問だ。 カトリック総本山の聖なる童貞集団のように皆が皆生涯純潔を守り通したら、人類が滅びてしまうのでそれはそれで困った事になるけれど、あいつ等アメ公はクリスチャンを自称しつつも、教義のいいとこ取りしかしていないだろ!と傍から見ていて腹が立つのだ。 差別イクナイ!みたいな風潮の中でこんな事を言ったらこっちが叩かれるんだろうが、嫌いなものを嫌いと発言する自由ぐらい認めろと思うのである。 もうアメリカも焼き払われちゃえよ。
先日友人にホモ嫌いだと宣言すると、 「えっ、アンタ萩尾望都好きだから、てっきりホモ好きだと思ってた」 と驚かれた。何だその理由(笑)。 萩尾作品は好きだが、近年の物は読んでいないし、ホモは女の敵なんだよ!と力説しておいた。 子供がいないという点では、私もホモ婚と変わらないんだけれどさ。
つぼ膏のお蔭で私は元気になったけれど、代わりに主人が不調。 なので大型電気店へ行った。目当ては38.8万円のマッサージ椅子。 主人が他の売り場をうろつこうとしたので、目的はそれじゃない!とマッサージ椅子コーナーに強制連行。 目当ての椅子には既に先客がいたので、主人が後ろの足揉み機で待機&暇潰しをしている間に、私は他の売り場へ。 冷蔵庫は買ったし、次に壊れるとしたら洗濯機かなあとうろうろ見ていたら、何故か主人が付いて来た。 「あの足揉み機、駄目だった。脹脛に届かないんだもん」 と暢気に感想を言う主人を連れて、マッサージ椅子コーナーに取って返したら、先を越されているし! 馬鹿じゃないの!虎視眈々と狙っていなきゃ駄目でしょ!と主人を叱るも、暖簾に腕押し糠に釘。もー本当に馬鹿。 一足違いでどこかのジジイが孫らしきちびっ子を大型マッサージ椅子の上に載せていたので、邪魔だどけオーラを出していたら、係員のおばちゃんが気付いて「小さい子は危ないから駄目ね」と排除してくれた。 つか餓鬼だけ置いていなくなるんじゃねえよジジイ。 どう見たって対象外だろうよ、この年齢じゃ。サイズ合ってないし。 ジジイが目を放した隙に孫が悲しい椅子の事故にでも遭えば、放牧ジジイざまあ見ろなのだが、そうすると係員のおばちゃんの責任が問われて気の毒だからなあ。 そんな悪魔的な私の思考など知る由も無く、深々とマッサージ椅子に沈み込む主人。 ジャガー横田似のおばちゃんが、色々と操作してくれて、昨日お買い上げのお客様も値引き交渉したらかなり下がったみたいですよ、と耳打ちして来た。 値引き交渉か……主人も私も苦手なんだよなあ、そういう関西人みたいな品の無い真似は。(正月早々関西人に喧嘩を売るつもりは無いが、むかーしの「白い巨塔」にそういう関西人の描写があったのだ。関西ではそれが文化なのだろうが、人の足許を見るえげつない行為だと、私は思った) 肩凝りの度に電気店に通う訳には行かないし、古いマッサージ器具を処分してしまった今、貴方にとっては必要な物なのだから買ってもいいよと言ったのに、主人はもう少し考えてみると、今回購入には踏み切らなかった。 曰く、もう少し待ったらもっといい物が出るのではないかと……じゃあ永遠に待ってろ。
今月中に再び大地震が来るのではないかと地震学者が言っているらしいので、スーパーに寄って、水と蝋燭と電池とサトウのご飯を買った。 避難所でもご飯は貰えたけれど、配給の赤十字米がクソ不味かったので。贅沢を言える立場では無いしそんな場合でない事は判っていたが、そんなのを抜きにしても激マズだったのだ。 夕食後は、NHK教育で「ニューイヤー・オペラコンサート」を鑑賞。 「牧神の午後」ニジンスキー版にドン引きする。てか牧神はオペラじゃないような気が。 森麻季嬢は相変わらず音程が素晴らしい。声が細いのと清く正しくない役が似合わないのが残念だが。 整形&豊胸という噂は本当なのだろうか。でも整形ならまず前歯を治すよねえ。それに声楽家は体自体が楽器なのだから、下手に手を加えたりはしないんじゃないだろうか。 そしてスカルピアの迫力凄いと思ったら、大トリが更に凄かった。 無学な私は知らなかったが、藤村実穂子さんという人で、現在最高のメゾソプラノの1人と言われ、世界的に高い評価を受けているそうな。 歌の事は(も)判らない私だが、TVの前で惹き込まれた。 同じNHKでも紅白とは違い、この番組は本当に素晴らしい歌い手をトリに持って来てくれたのだという事は理解出来た。 オペラは殆ど観た事が無いが、偶にはいいなと思った事であった。 丁度わうわうで昼間やってるのよね。観てみようかな。
2012年01月02日(月) |
ウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート2012 |
元日は頭痛でそれどころじゃなかったので、録画を見た。 指揮はマリス・ヤンソンス。かなりの目立ちたがり屋である事が判明。 ニューイヤー・コンサートは毎回、指揮者が小ネタをかましてくれるのだが、今年は盛り沢山であった。どんだけ好きなんだ。 1番印象的だったのは、指揮そっちのけで打楽器に夢中なヤンソンス。 しかもオケと合っていないし。 指揮センスとリズム感は比例しないのだろうか……いや或いはもしかして、わざと下手糞に叩いてみただけ? それはご愛嬌として、共演のウィーン少年合唱団は、質が落ちていた。 昔はまさに、天使の歌声だったのになあ。
今回は新曲があるという事だったのだが、何で今頃新曲?と思ったら、つまりはニューイヤー・コンサートで初めて取り上げられると言う意味での新曲だった。 「ラデツキー行進曲」と「美しき青きドナウ」をそれぞれモチーフにした2曲が演奏されたが、えーとえーと。 これは単なる丸パクり、しかもオリジナルを全く超えられないものであった。 そして下手に元ネタとなる曲を知っているものだから、本来とは全く異なるフレーズが出て来るため、聴いていて非常にフラストレーションの溜まる曲であった。 温和な主人ですら 「うわあ苛々するー!」 と叫ぶほど。 世の中には稀に、後に発掘される埋もれた名曲もあるが、それなりの理由があって埋もれている駄作もあるのだという事が、よく理解出来た。
後半の見所であるバレエはイマイチであった。 いや、踊り手は素晴らしいのだと思うが、衣裳が。私が毎年楽しみに観ているのは、踊りより寧ろ衣裳なので。 今年のは、踊りを引き立てるふんわり感に欠ける衣裳だった。 敢えて硬質な布を使ったのかも知れないが、裾が折れちゃうし、私は好きじゃない。 なので、クリムトの絵を絡めた演出は面白かったが、一寸残念であった。
終盤に差し掛かり、客席の女性が大写しにされた。 「見た事ある人だな」 と主人。 だよね。しかも最近だ。 「『トゥース・フェアリー』?」 と主人が言うより先に、私はネットで検索していた。 先日録画で観た「妖精ファイター」に、妖精の偉い人役で出ていた品の良いおばちゃん…… えええええ
ジュリー・アンドリュースだったのかよ!
映画は主人がメインで観たもので、私は横からちょこっと覗いた程度だったので、かの大女優だとは全く気付かなかったのだ。 そういや私、ミュージカル映画の中の若い頃の彼女しか知らないんだわ。 そうか、もうこんな歳だったのか。 でもまだ元気で活躍しているのが判って、一寸嬉しかった。
2012年01月01日(日) |
年末年始はクラシック三昧 |
大晦日は、クイーン@WOWOW→N響第九@教育→クラシック・ハイライト2011@教育と、音楽番組の梯子で暮れた。 紅白はレディー・ガガだけ見た。 電気を消した部屋で、蝋燭の灯りの中で「ゆく年来る年」を見てしまったために、東急ジルベスタの年越しボレロは見られず。 もっとちゃんと番組表をチェックしておくべきだったー! 元日は昼からBS朝日で、小林研一郎と金聖響@ミムラの前夫をそれぞれ見たけれど、コバケンの指揮が面白かった。 正確には、主人によるコバケンの指揮真似だけれど。脚プルプルさせちゃ駄目だろ(笑)。 金聖響の指揮はどうなの?と訊いてみたら、無駄が多いとの事。 じゃあ佐渡さんは?と訊いたら、佐渡さんは大振りなだけで、無駄振りはしていないそうな。 色々と違いがあるようで、主人の解説が面白かった。
しかしTVは、こういう時でもないとクラシック番組やらないんだもんなあ。 もっとクラシック音楽番組増やせよ! 特にNHK! うちはアメリカの野球が見たくて受信料支払っている訳じゃないんだよ。
今年もネットで買った御節は美味しかった。 しかし、頭痛の気配が。元日なのに。 一年の計がこれでは困るので、掃除や洗濯をして気を紛らわせていたが、その気配が強まる。 主人に肩を揉んで貰ったら、肩と首に集中しているらしい。紛れも無くいつものやつである。 そのうち寒気までして来た。吐き気が来るのも近い。 肩揉みでは太刀打ち出来なかったので、早々と風呂を沸かし、湯舟に浸かった。 追い炊きをするうちに、じんわりと温まって来た。 同時に眠気も襲って来た。昼近くまで寝ていたのに。 湯舟で眠るのは危険だと知っていたが、つい眠ってしまった。幸い事故は起きなかった。 1時間ほど温まって風呂から上がると、夕食の支度が出来ていた。出来た亭主である。 つぼ膏貼ってメシ食ってすぐ寝た。 そんな感じで、1日の半分以上を寝床で過ごしてしまった。年の初めがこれでいいのか私。
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