天上天下唯我独尊

2011年12月31日(土) 今年の愚痴も今年のうちに

大晦日である。
物臭夫婦なので、通常の掃除と洗濯だけで特に大掃除などはしなかったが、ガス台の回りだけは綺麗にした。
私がな。主人はだらだらとPCとTVゲームで遊んでいた。
けど後で煮しめを作ってくれるって! ワーイ♪
でもガス台汚したら折檻な!

気付いたら、ある人のマイエンピツから解除されていた。
やっとか。
随分しつこい人であった。そら心も病むわ。
しつこいから心を病むのか、心を病んでいるからしつこいのか判らぬが、あっち系の人には関わらぬが吉と学んだ1年であった。キチだけに。(ここ笑う所だよ!)
うちの亭主の発言と職業が気に入らなかったらしいよ?
日本には、職業選択の自由と言論の自由があるんだけれどなあ。
あと、身内が公務員である事とか。
何を勘違いしたか、我が家が「先祖代々公務員の家」という事になっていた。
何それ。先祖が鬼平で、代々火付け盗賊改め方とかなら話は判るが、多分我が家は遡ったら水呑み百姓だと思われる。というか祖父は自営業だっつの。
思い込みが激しい人って疲れるね。本人も疲れるだろうけれど、周囲の人はもっと大変だろうなあ。
振り返って自分も、口は災いの元、ツイッターとミクシィは止めておこうと思った。碌な事にならん。
つうかね、自分でツイッター公表しておいて、そこで人の悪口書くとかどうなの。喧嘩売っているとしか思えないんだけれど。
単なる悪口ならまだいい。人がネット上に公表していないプライベートな事まで呟くとか馬鹿なの?死ぬの?
そのくせ自分は匿名掲示板に曝されてお冠て。個人的なメールのやり取り曝すのとどっちが悪質よ。
んで私に知れたら言うに事欠いて、違う名前でフォローしている人は誰だか判らないからいつもの名前教えて下さいだと。
知るか。ツイートなんて非公開にしていない限り、誰でもネットで見られるじゃん。
全く、こいつ本格的にぶっ潰してやろうかと思うほど、今年1番頭に血が上った出来事であったよ。

はー。
今年の嫌な事を吐き出したので、後はスッキリして新年を迎えよう。



2011年12月30日(金) どうせなら派手に祝おうぜ

年賀欠礼の我が家には関係無い話だが、世の中には、来年の年賀状に「おめでとう」を自粛する方向性の人がいるとか。
何でも、今年は東日本大震災があったからだそうで。

バッカじゃねえの?

毎年世界のどこかで誰かが死んでいるんだから、そんなんで一々祝いの言葉を自粛してたら、永遠に「おめでとう」なんて言えないではないか。
身内が死んで年賀欠礼なら兎も角、生き残って年を越せるんなら、それはそれで目出度い事だと、何故思えないのだろう。
馬鹿だからだな! そうに違いない。

因みに我が家の欠礼は震災関係無い。
被災はしたけれど、生き残って、今は普通に生活できる事に感謝である。



2011年12月29日(木) 八つ当たり

暫く実家に里帰りしていたが、やはり自宅の方が断然居心地が良い。
アレルギーが出ないからな!
しかし自宅は自宅で、仕事が山積。
夕食は主人が作ってくれたが、私は帰宅するなり洗濯機を回し、食後は洗い物をし、デザートの林檎を剥く間、主人はのんびりTVを見ている。
私ものんびりしたいのに。そう思ったらムカついた。
苛々していたら、手が滑って林檎が床に落ちた。
舌打ちして、投げ付けるように庖丁を俎板に置いたら、弾みで指が切れた。
益々苛々したので、林檎の続きと後片付けと風呂の用意は、主人に任せた。
だって指が痛くて私には無理だし。
しかし風呂洗いから戻って来た主人が、
「下向いていたら血管が切れそうになった」
と言う。
これだから高血圧のデブは!

でも一緒にいると、落ち着くんだ。
このデブには長生きして貰わないとな!



2011年12月18日(日) 空飛ぶクリスマス

子供もいないし、信者でもないので、クリスマスには余り興味が無い。
それでも一応毎年、貰い物の組み立て木製ツリーを飾っていたのだが、数千円の安物だったらしく、歳を経る毎に本体部分が歪んで、組み立てるのも解体するのも一苦労だったため、昨年お役御免にしたのだ。
飾りだけは取っておいたので、それを再利用すべくシンプルな金属製のツリーが欲しかったのだが、ネットで探したところ、4,000円近くする事が判明した。送料を入れたら、当然もっとする。
クリスマス間近だから安くなっているかと思ったが、お洒落小物として通年使える物だからか、季節は関係無いらしい。
いいのが無いかなあと思っていたら、ショッピング・センターで出会いがあっので買ってみた。

700円の品物を、半額の350円でゲット!

本当に欲しかった物とはかなり違うが、お値段10分の1である。
高さ40cm程の安物だ。
安物だけあって非常に安定が悪かったので、軽過ぎる植木鉢部分に文鎮を突っ込んだら、ぐらぐらしなくなった。
ごちゃごちゃしていた物を全てどけて綺麗にしたPC机の上部の棚に、卓上ツリーと、主人が転勤する時に贈られたという硝子の天使人形と、バカ歩きするジョン・クリーズ人形を並べて飾ってみた。
随分クリスマスっぽくなったが、ジョン・クリーズだけがどうしても浮いてしまう。ツリーに向かってキックしているみたい。
それはそれで、モンティ・パイソンっぽくていいか。



2011年12月11日(日) 懐寒し

新しい冷蔵庫は、頗る快適である。
中が広くて、見通しがとてもいい。
今頃気付いたのだが、正面奥が鏡になっているー!
嗚呼、だから見通しが良いのか。
とても気に入ったのだが、1つだけ困った事が。
自動製氷なので、氷が溜まる溜まる……冬場は殆ど使わないからなあ。
説明書によるとストップする事も出来るのだが、再開時が面倒らしいので、そのままになってしまっている。
そろそろ抽斗が氷で溢れるよ。どうにかしないと!

新しい車も快適だ。
まだ新車の匂いがする。
しかしまだ説明書に目を通せていない……頑張れ私。
納車直後に車内で30分ほど説明書と首っ引きで格闘したハンズフリーは、諦めた。
無くても死なないしね。
便利な筈のアイテムも、私にかかれば無用の長物だ。
そう言えば、今年買い替えた携帯電話もそうだった。
音楽を聴けるらしいが、ダウンロードだのなんだのが面倒でそのまま。
普段家にいるから使わないしね。
旅行の前になって慌てて頑張るんだろうか。

今年は他に、室内用物干しも買ったのだった。
これはヒット!
少し高かったが、頑丈で良い物を買えたので満足。
古い物は捨てようと思ったのに、結局小さく畳んで、外套掛けとして使っている。一部の金具が外れてぷらぷらになったままで。
捨てるのは、次回引越しの時かなあ。
一方、買って失敗したのはPC用の椅子。
ネットで買ったら、実物の余りの安っぽさに吃驚した。
コクヨあたりのちゃんとした奴を買えば良かったなあ。
来年買いたいのは、食卓と椅子かな……もう限界かも。
座るとギシギシ言うのだ。座っている時に分解して、腰や背中を強打して半身不随とかになりませんように。



2011年12月10日(土) ノブレス・オブリージュ

私がこの言葉を知ったのは、「東のエデン」でだった。
「高貴さは義務を強制する」転じて「持てる者の義務」だそうで。
早い話が、金持ちは貧乏人に与えよという事らしい。

日本でも震災があって、有名人は多額の寄付をしたり、被災地で炊き出しをしたり、チャリティ・イベントをしたり、大変だなあと思った。
私は有名人じゃなくて良かった。
何かをしないとヒソヒソされるんだよね、きっと。
アメリカには、有名金持ちの寄付金をわざわざ調査して発表する余計なお世話団体まであって、寄付の少ない人は槍玉に上げられるんだそうだ。
他人の財布を覗き見するような浅ましさには、反吐が出る。

有名人でも芸能人でも金持ちでもない市井の人々でさえ、震災後には寄付をする姿が多く見られた。
それはそれで偉いと思うし、外国の人がそうしてくれているのを見ると有難いと思う。
ただ、うへぇと思ったのが、他人に寄付やなんかを強要する行為。
私はこれだけやっているのよ、あなたもやったら?みたいな。
本人は良い事を勧めているつもりでも、朝ドラ「カーネーション」に出て来る国防婦人会(後の大日本婦人会)と、根本は変わらないと思うのだ。
被災者が大変な思いをしている今、自分だってこれだけの援助をしているのだから、あなたもそうすべし!という押し付け。
私がとても違和感を覚えたのが、サンドイッチマンだった。
地元・宮城県が被災したから故郷のために何かをしたいという気持ちはわかる。
しかし、その結果が街頭に立っての募金活動ってどうなのよ……?
自分の身銭を切るならまだしも、他人(ひと)様にたかるって。
たかっているんじゃない、寄付をお願いしているだけ!と言うだろうが、他人の財布を当てにしている訳だから、同じ事である。
それは違うだろー!と突っ込みを入れる人はいなかったのかしら。



2011年12月05日(月) 「自分なりに」という愚かさ

このところの一川保夫大臣の問題について。

1.担当大臣なのに防衛の素人だと公言
2.ブータン国王を招いての宮中晩餐会<集金パーティー
3.部下が、犯罪の前に予告はしないという不適切な喩え
4.少女暴行事件の詳細は知らないと答弁

1と2に関しては到底あり得ない、あってはいけない事である。
この人は大臣以前に、政治家としての資質に問題がある。政治家になってはいけない人間だったのだ。
これは、彼を選出した選挙区の有権者の責任であり、次の選挙で絶対に落とさなければならない。
ただ、3については彼の発言ではないし、オフレコをばらした記者の記憶によるもので、正確なところはわからない。
どういう状況でどういうニュアンスで発言したか、それによって印象は大きく変わるからだ。
とは言え、沖縄での彼と部下の印象は揺ぎ無く最悪なものになった事は間違い無いだろうが。
4に関しても同情の余地はある。全く知らないと言ったのではなく、詳細を知らないと言ったのであって、それを非難するのは行き過ぎでは無いだろうか。
防衛大臣なら沖縄で米兵が仕出かした事件は全て熟知していないといけないとでも言うのか。無理だろう。
それに、知りもしないのによく知っていると嘘を吐く方が、よっぽど不誠実ではないか。
なので、3と4について彼を責めるのは酷だと思うのだ。
但し、それらは1と2を帳消しに出来るほどのものでは決して無い。
やはり彼は、政治家であるべき人間ではない。これは定説でいいと思う。

その一川大臣が、自らの進退について、「信頼回復は大変だと思うが私なりに一生懸命、職責を全うしたい」と答弁し、辞任の考えの無い事を強調した。
辞めるしかないかなあ、と弱音を漏らしていたという報道もあったが、任命責任者である野田総理から慰留されて翻意したのだろう。と推測する。
しかし、「私なりに」というのはどうだろう。
よく遣われる言葉ではあるが、その恐ろしさを皆理解していないように思う。
今まで自分なりにやって来た結果がこれなのだ。
そんな人が、これからも「自分なりに頑張る」と言ったところで、どれだけ信頼と期待を得られるだろうか。
そこを誰も突っ込まないのが不思議だった。

一連の事件を見ていると、嗚呼やはり民主党には人材がいないのだなあと改めて判ってしまった。寧ろ無能の宝庫。
自民党政権が良かったとは思わないが、人材に関しては民主よりまだましだった気がする。



2011年12月04日(日) これで3軒目か?

ネットの情報によると、また私の好きな店が消えたらしい。
建物が競売にかけられて、お店のサイトも消えているので、どうやら潰れたのではないかと。
一体何故。どうして。
飲み屋にしても本格カレー屋にしても、何故私のお気に入りが消えてしまうのだ。
今回消えたのは、焼き肉屋。
安い焼き肉屋にありがちな躾けの行き届いていない子連れ家庭が入って来られないような、お値段一寸高めだけれど美味しい、上品な感じのお店で気に入っていたのに。
主人とも、今度行こうかと話していた矢先だったのに。
もっと足繁く通えば良かった……と後悔するのはいつもの事である。

いいお店だったのになあ!!
残念でならない。



2011年12月03日(土) 形骸化する恒例行事 その1

先日、今年の新語・流行語大賞が発表された。
毎年思うが、今年も実につまらない結果であった。
震災関連を避けて、大賞が「なでしこジャパン」てどうなのよ。
この、無難な所を狙いました感がヒジョーに嫌。
どう見ても、ACなら「こだまでしょうか」より「ぽぽぽぽーん」だろうし、政治部門なら「どじょう内閣」より「ただちに」或いは「放射能うつすぞー」だし、震災関連なら「絆」より「セシウムさん」だろうよ。
ユーキャンはもう新語・流行語大賞の権利を手放せよ。本気でやる気無いだろ。
国民投票もネット投票もさせないで、爺共で適当に選んでいるとしか思えない。
こういうのはアメリカのタイム誌の「今年の人」と同じで、選者の恣意的なものが加わると、途端につまらなくなるのだ。
もうそろそろ、新語・流行語大賞はその役目を終えたと見て良いのでは無いだろうか。



2011年12月02日(金) 本「へんなことわざ」

著者は「のり・たまみ」。諺以外のテーマで色々と「へんな〜」シリーズを出しているようだ。
私はこういうナントカ新書系は殆ど買わない。主人の本である。
彼が読んでいるのを覗き込んで、何となく面白そうだったので借りてみた。
世界の珍しい諺を集めた本で、どこから読み始めてもいいし、途中で飛ばす事も出来るので、ジョーバのお供として気楽に読めた。
私が1番気に入ったのはマルタの諺、「結婚はスイカ、そして閉じた箱」。
そのこころは、「開けてみないとわからない」だそうで。なるほどー。
やはり結婚ってギャンブルなんだろうか。
だとしたら、私は運を使い果たした事になるなあ。
それはそれで困るんだけれど。まだ当てる気でいるから。



2011年12月01日(木) 映画「愛の流刑地」

渡辺淳一の官能小説を、豊川悦司&寺島しのぶの主演で映画化!と話題を呼んだ、2007年の邦画である。

渡辺淳一と言えば、数年前にJRの指定席券も持たずに指定席に座り、車掌と揉めたけれど空いてるんだからイイジャンとネットで発言してブログが炎上した事件が記憶に新しいが、その前には「失楽園」がブレイク。
私が唯一読んだ渡辺小説がこれだったが、「愛の流刑地」もそれと同じく、男女が心よりも体で強く結ばれているという話で、渡辺ワールド炸裂であった。
しかも思いっ切り男性目線の。
少女漫画は普通或いはそれ以下の女の子が超カッコイイ男の子と、少年漫画は普通或いはそれ以下の男の子が超可愛い女の子と、それぞれが何故かくっ付く超ご都合展開が好まれるが、それのオッサン版と思えばいいのだろうか。
脳内妄想もここまで来ると甚だしい。
色々と突っ込みどころ満載であった。
但し、無駄に出演者は豪華だし、映像は綺麗。
その美しさを悉く破壊しているのが、ヒロイン役の寺島しのぶだったりする。
多分、原作だと、美しい人妻と言う設定なのだろう。
映画でも、2人の初対面は写真機のファインダーに入り込んだヒロイン冬香に主人公が一目惚れする事になっているのだが、申し訳無い事に、私にはちっとも人目を引く美しさとは思えなかった。
これなら普通にスルーするだろ。
人目を引くとしたら、彼女の脚。酷いO脚だった。
可哀相なぐらい、膝の出る服装が似合わない。スタイリストは何故あの服を選んだのか。映像化に当たっての必須条件だったのか。
ただでさえあんまり美しくない女優を殊更見劣りさせるなんて、苛めとしか思えない。

考えるに、知名度があって脱ぎっぷりがいい女優が、他にいなかったのだろうなあと。
そして母親と共演させれば、話題性も上がる。
そういう打算が透けて見える上に、ストーリーが熟年男性の妄想の域を出ないので、無駄金を掛けた駄作としか思えなかった。
どうせなら、AVでやれば良かったのに。
それなら不自然なぼかしも規制も無いし、今時のAV女優の方がよっぽど綺麗に撮れるだろうよ。寧ろそっちが観たい。
はっきり言って、クソ映画であった。主題歌以外。
平井堅の「哀歌 (エレジー)」だけは良かった。
主題歌以外クソって、主題歌以外は良い今の朝ドラと丸っきり逆だな。
「カーネーション」は主題歌だけがつまらない。話は面白いのに(今のところ)。
椎名林檎は紅白でこれを歌うのか?
どうせなら、昔の歌をやって欲しいなあ。朝ドラの主題歌はもう飽きたわ。
毎日最低2回は聴いているんだもん。土曜の一挙放送分も入れたらもっと。
椎名林檎ほどの歌い手が、なんでこんなつまらん歌を……と私が文句を言うと、主人は、えーそんなにつまらない歌かなあ?と。
戸川純に歌わせたら凄くいいと思う、だそうで。
でも、椎名林檎には合わない、という点では意見の一致を見た。


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