皆さんこんばんは、「シオンの部屋」の時間です。 もう、すっかり夏ですね。 今月に入って急に暑くなりましたね。 私なんて、早速、肘の裏に汗疹を拵えちゃいましたよ。 無意識のうちに掻いてしまうようで、10日経っても治りません。
ペンネーム・Kさんからのお手紙です。 「シオンさんの過去日記に、『そのうち「焼遺体」とか「水遺体」とかいう珍語が出て来るに10,000ウォン』という記述がありましたが、アサヒドットコムに『日本人留学生、水遺体で発見 米マディソン市』という記事がありましたよ!」 お手紙有難うございます。 ホントにそんな言葉を遣う人って、いたんですねえ。 しかも、天下の朝日の記者ですよ! ただ残念な事に、この記事、当初は見出しが「水遺体」で文中は「水死体」という言い方だったのに、今見ると、どちらも「水死体」に統一されています。 そこで、キャッシュを探してみました。 ありました、ありましたよ! こちらです。 それにしても、この可笑しな造語を朝日が「水死体」という普通の言葉に差し替えた、その経緯を知りたいですね。 読者からのクレームなのか、それとも内部からの指摘なのか。
さて、今日も暑い日でした。 25度を超えると辛いですね。 せめて、これ以上暑くならない事を祈りつつ、今日はここまでといたします。 それでは皆さん、御機嫌よう。
西瓜の名産地をアップ。
「ビューティーコロシアム」を見た。 いつも思うのだが、何故皆、二重瞼にしてしまうのだろう。 一重は一重でいいと思うのだけれど……と二重の人間が言っても説得力無いのか?
整形前の面接で、どよ〜んと暗い表情をした女性がいた。 顔の美醜以前に、雰囲気が暗く、これじゃあ運気も下がるだろう。 まさに「不幸顔」。 「薄幸顔」は、女優で言えば「ぶっしゅうぅ〜」の田中裕子や、ビオフェルミンの岡本綾である。 (あくまで私の印象。本当に彼女等が薄幸かどうかは知らない) しかし不幸顔は、更にその上を行く。 「私は不幸」と顔に書いてある(ように思える)のだ。 一緒に見ていたダーリンも、 「如何にもって感じの不幸顔だねえ」 と言った。 私も相槌を打ったが、やはり、訊いてみたい。 「ねえねえ、私は不幸顔?それとも幸福顔?」 顔をTVに向けていたダーリンは、くるりと振り返りじっと私の顔を見ると、こう言った。 「シオンはねえ、大事に育てられましたって顔」 ぶっ。 「ご、ごめん。御飯粒、噴き出しちゃったよ」 慌てて飛んだ御飯粒を拾う。 「そう言えば、昔、言われたよね。第一印象は、大事に育てられたお嬢さんって」 「うん。そう思った。当たってるでしょ」 うーん……自分では、至って普通だと思うんだけれど、どうなんだろう。 少なくとも、秋田の女の子みたいに、母親の恋人が来たからとカップ麺持たせて外に追い出されるなんて事はなかったなあ。 普通の家庭だと思うけれど、それが大事って事なのだろうか。
2006年06月05日(月) |
高額納税者を讃えましょう |
村上ファンドの村上世彰代表が逮捕された。
逮捕前の会見で彼は、 「頑張る人、税金いっぱい払った人を讃える、そうあるべきじゃないんですかね」 と言った。 頑張る人は偉いと思う。 しかし、税金を沢山納める人って、偉いの? 世の中には税金を払わない奴もいるが、税金というのは納めて当たり前だと私は思う。 そりゃ支払いは少ないに越した事は無いが、少ししか納めない人より、沢山納める人の方が褒め称えられるべきって、その発想は如何なものかと。 何だかなあ、ホリエモンにしろこの人にしろ、頭は確かにいいのだろうけれど、品が無い。 今日の会見でも、 「相談してインサイダー取引やった訳じゃないんです、聞いちゃっただけなんですよ。そんなつもりは無かったのだけれど、結果的に悪い事をしたという事になってしまいました」 と言い訳をしていたように思えたのだが、違うのだろうか。 村上さんほど頭の良くない私には、よく理解出来なかった。
私は、主人が「欽ちゃんだ!」とTVの村上さんを指差したのに大笑いしたぐらいで、好きでも嫌いでも無かったが、今回の事で「嫌い」に傾いてしまった。 お金持ちだから妬んでいる訳ではない。 自分は税金いっぱい納めているんだから、讃えられてもいいだろう〜?という考えが気に入らない。 それは、お前等は一寸しか税金払っていないくせに威張るな!と言っているように聞こえるのだ。 納税額至上主義か。 村上氏はファンドを始めた頃、「日本を良くするために」と言っていたらしいが、本当にそうしたいのなら、彼は外国人投資家などを相手にすべきではなかった。だって所詮外国人にとっては、外国である日本の事なんてどうでも良く、利益さえ上げてくれれば良いに決まっているのだから。 私は野球なんてどうでもいいし、上場案であんなに熱くなる阪神ファンの気持ちも解らないが、星野前監督の予言「(こんな事をする村上ファンドには)天罰が下る」は、成就したようである。 村上氏はこれに怒りを露わにし、 「天罰下れなんて、青少年を指導する立場の人が口にする事じゃない。うちの子供にも影響が出た」 と声を荒げていたが、それなら天罰が下らないように正しく生きれば良いだけの事である。 子供は親の背を見て育つのだから。
ダーリンと買い物に出掛けた。
スーパーに入るとすぐ、食べ物好きなダーリンは、1人でゆっくり見て回る。 私はさっさと買ってさっさと帰りたいので、目的の物だけ先に買うべく、単独行動になってしまった。 野菜&果物売り場では延々と、何やら明るい歌が流れていた。 音質のせいなのか音量のせいなのか、よく聞こえないが、「スーダラスーダラダー」と言っているようだ。 何の歌だかちっともわかりゃしない。 「おさかな天国」の爆発的ヒット以来、商品のキャンペーン・ソングというかコマーシャル・ソングが色々と作られているようだが、「きのこの唄」ぐらいしか、大当たりは出ていないのではないだろうか。 この歌も駄目そうである。 何をテーマにしたものか解らないようでは、商品のアピール度が足りないと思った。
帰宅途中、ダーリンに訊いてみた。 「野菜売り場でかかっていた、スーダラの歌、あれ何だったの?」 「スーダラの歌? 何じゃそりゃ」 スーダラでは通じなかったので、聞こえたままに口ずさんだ。
♪ソソミミレレミレ ソソミミレレミレ シーシシラーララソー♪
「スーダラじゃなくて、『スイカの名産地〜♪』だよ。「ス」しか合ってないじゃないか。全くシオンは」 「わ、私は近くに行かなかったから、よく聞こえなかったのよ! 他の部分は何て言ってたの?」 「知らない。兎に角『スイカの名産地〜』しか聞き取れなかった」 「なあんだ」 ダーリンなら全部聴いていたのかと思ったら、一寸がっかりである。 「んで、どこがスイカの名産地だったの?」 「だから聞き取れなかったってば。他は何て言っているのか、全然わかんなかったよ。あれじゃあ意味が無いだろうよ!」 「そういや、もずくソングとかもあったよね。『♪もずくずくずく』とかいうやつ。最近聞かないけれど」 「あったね。『もずくの気持ちも 考えて♪』とかいうやつね。もずくの気持ちなんて解る訳ねえだろ!」 取り敢えず作ればいいというのではなく、コマーシャル・ソングには、それなりの質も欲しいものである。
2006年06月03日(土) |
世界がもし100人の村だったら |
気分が落ち込みそうなので読んだ事は無いが、「世界がもし100人の村だったら」という本の題名は聞いた事がある。 その特別番組を見た。 これで4回目らしいのに、私が見るのは今回が初めてである。
今回登場したのは、3人の子供達。 1人目、ウクライナのエイズウィルスに感染した9歳の浮浪児。 ウィルスは、麻薬中毒の親父が回し射ちで貰って来たのを、一緒に暮らしている間に、親父の吐血に触ったか何かで貰ってしまったらしい。 入院先から逃げ出したこの少年は、施設に入れられたらまたあの暴力親父の許に連れ戻されため、キエフの街を逃げ回っているのだ。 ……HIVキャリア、しかも浮浪児が、街中をうろうろしているってどうなのさ。 この子供が怪我をして、この子の病気の事を知らない人が、親切心を起こして手当ての最中に感染しないとも限らない。 この国の福祉は一体どうなっているんだ? 病院にいればウィルスを抑える薬を貰えるのに、彼には病気よりも、親父の暴力の方が耐え難いらしい。 少年の夢は、父親がクスリを止めて、蒸発した母親が戻って来て、可愛い妹と家族4人で仲良く暮らす事である。
2人目は、ガーナのカカオ農園で働く11歳と6歳の兄弟。 彼等は、チョコレートを食べた事が無い。(だからと言って、彼等に「これがチョコだよ」と食わせるのも酷だと思うが) そして、弟は「学校に行きたい」と言う。 日本の子供達なんて、「学校に行きたくない」などと言っているのに。 取り敢えず不登校児は、これを見て、自分の贅沢を知るが良いと思った。 彼等の農園での労働の様子を見たが……危険。 6歳じゃなくても危ないよ! 下手すりゃ指を切り落として、鉈でココ事件になってしまう。 それでも彼等は働くのだ。 生きるために。
3人目は、アルゼンチンの15歳の未婚の母。 子供の父親は、彼女の妊娠を知ると逃げてしまった。まあ日本でも、よくある話である。 しかし彼女には親はなく、スラム街で姉弟達と暮らしているため、誰にも頼る事が出来ない。 しかも2人目を妊娠中……ハァ? お腹の子供の父親は出稼ぎ中で、帰って来たら結婚して、上の子も一緒に4人で暮らそうと言ってくれたという。 うわーそれって思いっ切り常套手段じゃんよホントにその男は戻って来るのかい?と猜疑心の塊になる私とは対照的に、嬉しそうに語る彼女。 果たして男は出稼ぎから戻って来たが、結婚を迫る彼女をのらりくらりとかわし、出稼ぎ前の約束はあっさり反故にされた。 まあこれも、日本でもよくある話よ。 (15歳の小娘ならまだしも、30歳代の女でさえ、こういうのにひっかかる馬鹿はいる。尤も日本では、15歳で2人目なんてのは稀だと思いたいが。それに、月が満ちる前にその多くは堕胎するだろう) そして10代半ばにして、計画性の無い人生を歩み始めてしまった彼女は、稼ぎも無いのに幼子2人を抱えてしまったのだった。 アホ……。
ガーナで心が痛んだものの、アルゼンチンが余りに余りだったため、私の同情心はすっかり吹き飛んでしまった。 だってこの少女の場合は、自己責任じゃんよ。 番組始めに募金のお知らせがあったが、心の優しい人々は募金してしまうのだろうなあ。我が家はしないけれど。心が優しくないから。 しかしこの終わり方はないだろう、フジよ。 安倍官房長官という豪華ゲストを招いたものの、コメントの多くは時間の都合で省略されてしまったのね、という印象を視聴者に与えるような終わり方だった。
どこの国にも、金持ちと貧乏人がいるものだ。 それでもやはり、重要なのは教育だと思った。 勉強だけではない、道徳や性教育も含めた教育が必要である。 (但し私が言う性教育とは、小学校低学年から教えるという性科学教育ではない。道徳的性教育である) そして、日本では勝ち組負け組の組分けが流行っているが、仮令日本で負け組でも、世界的に見れば勝ち組なのだ。 上を見てもきりが無い、下を見てもきりが無い。 向上心が無い奴は馬鹿だ(by K)が、上ばかり見てあっぷあっぷしているのもどうかと思う。
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