天上天下唯我独尊

2006年05月21日(日) うなぎボーン

3泊4日の独り暮らしも、今日でお終い。
普段よりも、早寝早起きの生活だった。
凄いじゃん!>自分
やれば出来る子なんだよね、私って。
なのに普段は何故、やる気にならないんだろう……。

ダーリンは、ちゃんとお土産を買って来てくれた。
いつも通りの消え物(=食べ物。笑)
お菓子は私のおやつに、おかずは明日の晩御飯に。
それと、おつまみ系。
名前は妙だが、これがとっても美味しくて、すっかり気に入ってしまった。
ネット通販でも買えるらしい。
これはオススメ。
お酒の飲めない人も、カルシウム補填にどうぞ!

ところで今回の研修、なかなか勉強になったらしい。
それなら、自腹でも送り出した甲斐があったってものよ。
でもね……やはり釈然としない。
彼の趣味でもあるものの、やはり仕事に関する研修なのだ。
出張扱いにしてくれてもいいんじゃやないの!?
おかしいよ、絶対おかしいよ。
かかった費用全部併せても10万も行かないからまだいいけれど、そうじゃなきゃ職場に私が電話して、文句言っちゃうよ?
何なら直接殴り込みに行ってもいいんだけれど。
勿論その前に、彼が体を張ってでも止めるだろうけれどさ……。



2006年05月20日(土) やるときゃやるよ!

ダーリンもいないし、お天気も悪くない。
少し早いけれど、衣替えをしようと思い立った。
服が無い訳ではないのに、気に入ったものばかり着るので、ダーリンの服はボロボロだ。
本人に訊いた方がいいかな?と思いつつ、取っとけと言われたらそれはそれで面倒なので、外に着せて行くにはみっともないと思う物を片っ端から捨てた。
それでも自分の古い服は捨てられない私……。
まだまだ着れる物でも、1年着なかった物は捨てるべし、とは一般によく言われる事なのだが、なかなかねえ。
だって高かったんだもん!

衣替えはすぐに終わったので、物置スペースの片付けにも着手した。
我が家では殆ど米食なので、出番の少ないオーブントースターを箱に仕舞い、1本しか入っていないワインの箱を撤去し、ダーリンが大人買いした炭酸飲料を1箱に纏め、買い物の度に溜まる紙袋を綺麗に並べると、物置の中は随分すっきりした。
いいねえ〜。
もっと早くこうしてれば良かったのだが、なかなかやる気にならなかったのだ。
いつもの事だが。

暫くすると、猛烈なくしゃみと鼻水が襲って来た。
いつもの事だが、アレルギー性鼻炎か……。
大丈夫だと思っていたのに、物置の中にも結構埃は溜まるらしい。
今度から、普通の掃除以上の事をする場合には、マスク着けなきゃ駄目だな。

お風呂に入った時以外、くしゃみと鼻水は寝るまで続いた。
飲み薬が見付からなかったんだもん!



2006年05月18日(木) 独り暮らし

今日から主人は、3泊4日の研修で留守になる。
仕事関係の研修なのに、出張扱いではなく、交通費も宿も参加費用も全くの自腹である。
しかも、わざわざ有給休暇を使うのだ。
まあいいさ、そろそろボーナスの季節だし、身になるのなら行っておいでよ、と送り出す私って良い妻だわ。
その代わりと言っちゃあなんだけれど、私もボーナスで欲しい物があるのよね、買ってもいい?

こっちに来たらいいのにと実家の親は言うが、家を空けるのも不安なので、4日間だが、独りでお留守番をする事にした。
ずっと独り暮らしだと寂しいけれど、偶の独り暮らしは何だかうきうきわくわくする。
夜更かし遅起き、何をやっても叱られない、まるで子供の夏休みのような気分である。(いや、普段も遅寝遅起きなんだけれど)
しかし私の心を見透かしたかのように、
「ちゃんと御飯食べるんだよ。それと、夜通しゲームしないようにね」
と主人は保護者よろしく、しっかり釘を刺して行ったのだった。
ぬーん……。



2006年05月17日(水) 痩せるお茶

先日買った痩せるお茶を、毎日食前食後に飲んでいる。
朝の仕事が増えるので楽ではないのだが、昼食を職場で摂る主人には、ペットボトルに入れてお茶を持たせている。
しかし、そこまでしても痩せて欲しいと願う妻の気持ちは届かず、主人に変化は見受けられない……。
一方、私の体重は落ちている。
少〜しずつだけれど。
主人はこのお茶の利尿作用が凄いと言うが、私は家にいる間、今までも普通に緑茶などをよく飲んでいたのでわからない。
ただ、便通は確実に良くなった。
それで体重が減って来ているのだろうと思われる。(勿論、間食を控えるという努力もしているけれど)
私は日中家にいるので、好きな時に好きなだけトイレに行けるが、仕事をしている主人はそうは行かない。
そして大便は涙と同じで、出そうな時に出さないと出なくなるものなのだ。
私とは逆に、なかなか出ないようと言って、主人は大きなお腹を摩る。
可哀相に……早く引っ込むといいね。

ていうかもっと努力しろよ!!
と本当は叫びたい私なのだ。



2006年05月16日(火) 家に着くまでが遠足です

主人がチョコレートケーキを作った。
原材料:チョコレート、小麦粉、バター、砂糖、卵。
チョコレートは安いからネットで買うと言っていたのだが、この人の「安い」は送料別である……。
そこで、送料込みで果たして本当に安いのか、近所の安売り店で比較させたところ、近所の方が少し安い事が判明した。
それで今回は近所で購入したチョコを使ったのだが、これが見事に

失敗。

全く膨らまない上に、苦くて、しかも酸味も強いという恐ろしい黒い塊……これ、どうすんの?(笑)。
笑って済ませればいいのに、作った本人は御機嫌斜め。
言うに事欠いて、安いから近所で買えと言った私が悪いんだそうな……ハァ?
そんな事言われたって、どんなチョコかなんて、実物を見て買った本人すら作ってみるまで判らなかったくせに。
しかも、2パックも買っちゃったって……験しなんだから1個にしとけば良かったのに。
バカ?と喉まで出かかったが、珍しくむすっとしている人に、これ以上の追い討ちをかけるのは如何なものかと思い、優しい(ここ強調ね)妻は黙っておいてあげた。

しかし。
台所に足を踏み入れると、床がツルツルに滑る……何なのよ?
よく見ると、床がテカテカしている。
どうやら、溶けたバターを零したらしい。
でもって、スリッパで歩き回って、あちこちに拡散した人がいるらしい。
と言っても1人しかいないのだが。
今度は私がむすっとする番だ。
床を拭けと言っても、彼の事だから、どうせちゃんと拭きはしまい。
却って汚れを広げるだけだろう。
明日にしようと思ったが、ますます汚れを拡散されては堪らないので、夜中だが雑巾がけをする私。
もう疲れたよ……。
しかも、流しには使い終わったボウルやら攪拌機やらが置いてある。
これも私が片付けるのかよ。
ケーキ作るのはいいけれど、片付けるまでが料理だと思うんだけどな。

帰って来たら、絶対文句言ってやるううう!(今朝は忙しくて言うの忘れた)



2006年05月15日(月) 昼の散歩道

自転車を買ってから、天気のいい日には、自転車で買い物に行くようにしている。
自動車と違って小回りがきくので、狭い道にも入れるし、道を間違ってもすぐに引き返せるのが良い。
新しい道を開拓しながら、名前は知らないけれど綺麗な花が咲いているなあとか、よく手入れがされている庭だなあとか、ふらふら見て回るのも楽しい。
そして自動車との大きな違い、それは匂いである。
花のいい匂いがしたり、土の匂いがしたり、肥料の匂いがしたり……目だけでなく、鼻でも季節を感じる事が出来る。

1番の発見は、遊歩道である。
自動車もバイクも入って来れない道で、片側には小さな川が流れ、その向こうともう片側には、綺麗な花や草木が植えられている。
道沿いの家々は、通行人に見られる事を意識してか、庭の手入れが行き届いていてとても美しい。
ここに住んで3年、道があるらしい事は知っていたが、実際中に入るのは初めてだった。
もっと早く自転車を買えば良かった、と後悔した。
近くの幼稚園のお散歩タイムにぶつかると、先生に誘導された園児達が、大きな声で「こんにちはー!」と挨拶してくれるのも、何だかくすぐったい。
ある家では、小川に面した庭で、鳥を飼っていた。
庭に2羽いるけれど、ニワトリじゃない。
近寄って来る猫を、逆に威嚇している。
私の後ろからやって来た園児の集団が、それを見付けて叫んだ。
「あーっ、アヒルだー!」
いや、白くないから家鴨ではなくて鴨だと思うよ……。



2006年05月14日(日) 母の日胸にカーネーション

今日は全国的に母の日らしいが、我が家ではどちらの実家にも、この日にプレゼントを贈るという習慣が無い。
今年は黄金週間最後に主人の実家に行く予定が流れたので、1週間ずらして行こうと言う話が出ていた。
しかしこれも直前に、主人がやっぱ行かないと言い出した。
「母の日なんだし、手土産持って、顔ぐらい見せて来ようよ」
と私が言っても、聞く耳持たず。
じゃあプレゼントだけでも何か送る?と言っても、別にいいよと言うので、放置していた。

母の日だし、電話ぐらいするかと思い立ち、夕食後に自分の実家に電話をかけた。
用は無いんだけれど、一応母の日なので電話してみた。と正直に述べたところ、
「あちらのお母さんには何か贈ったの?」
と質問され、これまた正直に答えると、
「駄目じゃない、何か贈りなさい」
と叱られた。
だって子供本人が贈らんでいいって言ってるんだもん、と申し立てても、
「本人が要らないと言っても贈るのが、嫁の勤めでしょう。お母さんもそうしたわよ」
だと……何じゃそりゃ。
参考までにお母さんは何を贈ったのか聞かせて欲しいと私が訊くと、羽根布団だと……まさか毎年羽根布団ではあるまいが、私の母にしては随分見栄っ張りな贈り物である。
そうだな、寒い所に住む主人の両親には、羽根布団は良いかも知れない。
しかしなあ……喜んではくれるだろうが、贈ったところで、大事に使って貰えるとは思えないのだ。
プレゼントなのだから、贈った側にとってその後についてはどうでもいいのだが、粗末にされたらと思うと悲しい。
やはり主人の両親には消え物が一番か。
そんな事を考えながら母の話を聞いていたが、何も贈らない私が悪いと延々説教され、段々苛々して来た。
「何で私がそこまで言われなきゃならないのさ。お母さんの愚痴を聞くために電話した訳じゃないんだけれど」
と言い放ち、父に代わって貰った。
いつもはわざわざ父と話をしたいとは思わないのだが、今日は訊きたい事があったのだ。
最近TVで見る小泉首相の顔が、以前より浮腫んで見えると主人が言うのだ。
もしかしたら、どこかが病気かも知れない。
父なら何か解るかもと思って訊いたが、よくわからんとの事……そうですか。
今度ちゃんとTVを見るようにと頼んでおいた。
もしどこかが悪いとしたら、小泉が9月で自民党総裁を退くのは、そのせいもあるかも知れない。
頭以外にもどこか悪いのだろうか。

それにしても、実の親からアレコレ言われ、婚家に気を配らなきゃならないのなら、母の日なんて要らねえよ。



2006年05月13日(土) 自殺防止は国の仕事?

日本の自殺者は、7年連続で年間3万人を上回っているという。
自殺対策の法制化を求めて、遺族や自殺防止NPOが、全国7都市で署名活動を行った。
NPO法人「自殺対策支援センター・ライフリンク」(東京都千代田区)の清水康之代表(34)は、
「3万人と言葉で言うと一言だが、名前も家族も故里もある人がこれだけ亡くなっている。法制化で、追い詰められている人達を支える足場を作りたい」
と語った。
自殺対策については昨年12月に政府が総合対策を纏めているが、自殺相談窓口と、自殺の原因になり得る借金や暴力に関する窓口の連携が出来ていないのが気がかりである。
そこで、「自殺を防ぐのは国の仕事」という法的根拠を作る事で、政府に一層の取り組みを期待したいという。

ええと、それで、具体的には何をしろと……?
ニュースを見ていても、この人達は国に何とかしろと言うだけで、自分達では具体的な名案が無いように思えてしまった。
3万人といったら、小さな市と同じ人数である。
確かに大変な事だ。
しかし、何でも法律で片をつけようという発想は如何なものか。
最近巷で大ブームの「国家の品格」で、著者の藤原正彦氏も、法律の多い国は碌な国じゃないと言っているではないか。
(と言っても私は未読なのだが)

自殺は一種の贅沢病だ。
死にたい奴は、死ねばいい。
そして、あの世で後悔すればいい。
石の上にも3年と言う。
どんなに辛くても3年もすれば、生きてて良かったと思える筈だ。
少なくとも私はそうだったからな。
自分が死んだら、家族がどれだけ悲しむか、迷惑するか、そこまで思いやるべきだ。
それでも死にたいなら仕方ない。
生きるだけの強さが無かっただけの事なのだから。

あんまり騒ぐので、この人達は、自殺者遺族に国から見舞金や生活費を渡せとか言いたいんじゃないのか?と余計な事を勘繰ってしまいたくなる。

「法制化っていっても、具体的にはどうして欲しいのかが伝わって来ないんだけど。貴方はどう思う?」
と、釈然としない思いでダーリンに訊いてみた。
「自殺者は死刑」
ブハァ。
どうして貴方はそういう変な事を考え付くんですかっ。



2006年05月08日(月) 犯罪者はタクシーがお好き?

平塚事件で逮捕された岡本千鶴子容疑者の過去が報道されている。
白黒の古い写真を見ると、当時中学生の彼女の顔立ちは整っていて、確かに将来が楽しみな美少女である。
それなのに、彼女は道を踏み外した。
彼女の母親のインタビューを見たが、私はやはり、親が育て方を間違ったのだろうという印象を受けた。
母親の話によると、中学卒業後、北海道に働きに出る娘に対して、「稼いだお金は自分で好きなように遣ったらいい」と言ったところ、本当に稼いだだけ自分の事に遣ってしまっていたと呆れていた。
母親にしてみれば、実家の事は気にしなくて良いという親心で言ったのだろうが、後で文句を言うぐらいなら、初めからきちんとお金の尊さについて教えてやれば良かったのだ。
1人暮らしで、千鶴子のほかにも子供がいる筈なのに生活保護を受けている母親は、娘について、
「利加香を殺さないで、自分が死ねば良かったんだ」
という意味の言葉を吐き捨てた。(東北育ちの私にも理解出来ない方言だった。字幕スーパー万歳)

この容疑者、どうやらタクシーが好きだったらしい。
娘を遠くの高校に入れ、タクシーで弁当を届ける事もあったらしい。
林眞須美もそうだったが、金遣いの荒い犯罪者は、何故タクシーが好きなのだろう。
お抱え運転手がいるみたいで、上流気分が味わえるのだろうか。
殆どタクシーには乗らないが、やむを得ない事情で乗ると、メーターばかりが気になってしまう私には、到底理解出来ない。
担任教師のインタビューも見た。
それによると、中学時代にも何回か、タクシーで学校に乗り付けた事があるらしい。
決して裕福ではない家庭の中学生がタクシーで登校したので、学校の先生も驚いたという。
中学生がタクシー……。

そう言えば、私も中学時代、タクシーで帰宅した事があった。しかも2回。
すっかり忘れていたのだが、数年前に母の話で思い出した。
「あの時は吃驚したわよう。帰って来るなり、『タクシー待たせてあるから、お金払っといて!』って怒って2回に上がってっちゃうんだから」
「……そ、そうだっけか」
記憶の糸を手繰り寄せてみると、確かその時は酷い土砂降りだったのだ。
風が強く、傘を差していても、雨が横から容赦無く叩き付け、鞄の中の教科書まで濡れてしまうほどだった。
車が飛沫を上げて、ずぶ濡れの私の横を通り過ぎて行く。
……こんなに文明が進んで、世の中が便利になったというのに、何故私はこうして濡れ鼠になって、とぼとぼと歩いて帰らねばならないのだ。
そう思ったらムカついた。
通りすがりのタクシーを止めたのか、最寄のタクシー会社に寄ったのか、覚えていないが、私は1人でタクシーに乗って帰ったのだった。
そして支払いは母に……今考えると、とんでもない話である。
本当に済みませんでした。
でも私は、後先考えずに借金したり、無駄遣いしたりしないから!



2006年05月06日(土) 豪華プレゼント実施中

連休の最後は、主人の実家に行く予定が、連絡を入れるのが遅かったがために向こうの都合が悪く、結局近場でブラブラになってしまった。
だからいつも早めに電話入れとけと言っているのに……。

午後から2人で食べ物系の催事に出掛けた。
勿論、主人のたっての願いである。
まあ誕生日週間なんだし、折角の休みなんだし、本人の好きなようにさせてやろう。
そう仏心を出したのが間違いだったのだろうか、彼はあれも食べたいこれも食べたいと……コドモか?
「そんな事だから太るんだよ!」と言いたいのをぐっと堪え、「買うのは後にしようね」と彼の手を引いて、ひとまずぐるりと回ってみる事にした。
健康食品コーナーをさらっと通り過ぎようとしたその時、小さな看板が目に留まった。

「痩せるお茶」


楽して痩せられる訳ないじゃん。
だらしないから、自分に甘いから太るんだよ。
私は基本的に、こういう物は信じないのだが、
「ほら、貴方にはあれがいいんじゃないの?」
と指差した。
勿論、暗に「痩せろ」と言っている訳である。
最初はムッとした彼であったが、販売員の話に足を止め、説明を聞くうちに心が動いたらしい。
「1つ買ってもいい?」
と訊いて来た。
まあいいけど、誕生日週間だし……痩せる気があるんなら。

買ったはいいけど、淹れるのは私の役目なんだよね……。
毎食前後に飲まなければならないらしいので、朝の仕事が増えるのは一寸嫌だわ。
これで痩せてくれるんならいいんだけど、夜中に口寂しいからといってお菓子の袋開けるのは止めなさいよね!



2006年05月05日(金) ハッピー・バース・ウィーク

世間で言うところの黄金週間は、我が家ではダーリンの誕生週間である。
と言っても、特別な事は何も無い。
彼は殆ど毎日職場に顔を出さなければならなかったので、丸1日休みを取れたのは飛び石で2日だけ、今年も例年通り「連休」という感じではなかった。
2人で午後から街に出かけたり、お買い物をしたり、家でまったり過ごしたり、ゲームに興じたり、普通の休日と変わらない日々であった。

毎年「プレゼント何が欲しい?」と訊いても「特に無い」と言う彼が、今年はどうしても欲しい物があるという。
それは、ハンドミキサー
普通の泡立て器では手が疲れるので、電動でウィ〜ンとホイップ出来ちゃうのが欲しいんだと……まあいいけどね。
そんな訳で、2人で電気店へ出掛けた。
しかし、ハンドミキサーって案外種類が少ないのね。今時は需要が少ないのかしら。
そして序でに、今までの物が壊れていたため、新しい血圧計も買った。

帰宅して、早速ダーリンはケーキ作りに取り掛かった。
ミキサーを買ったのが、よほど嬉しかったらしい。
「凄い〜、こんなに早く泡立つなんて! もっと早く買えば良かったなあ」
と感動しきりである。
焼き上がったケーキは、とても美味しかった。
自分の誕生日ケーキを本人が焼く事に、何も疑問に思わない我々であった。



2006年05月04日(木) 思わぬ再会

主人が午後から休みだったので、2人で出掛けた。

空には雲ひとつ無い、とても良いお天気。
先週末には蕾ばかりだった公園の桜も、丁度今日が見頃だった。
それなのに。
重いからとデジカメ置いて来ちゃいました……馬鹿。
しかも、カメラ付き携帯電話も、充電したまま忘れて来ちゃいました……阿呆。
「ねえ、私って馬鹿なのかな……」
と呟くと、
「ある意味そうかもね」
と、いつも通りの返事。
冷たいなあ!!

花見をした後は、普段行かない街中の本屋に寄った。
本が一杯〜(当たり前だ)と店内をうろうろしていると、本棚の間の通路を歩いて来た男性と目が合った。
この人、見覚えがある。
そうだ、大学の教授に似ているのだ。
しかし、何故ここに?
私が(辛うじて)卒業した大学はここから遠いのに、こちらで学会でもあるのだろうか。
私を探しに来た主人にその話をしてみると、
「じゃあこっちの大学に引っこ抜かれたのかもよ」
と言う。なるほど、そういう場合も考えられるか。
「挨拶した方がいいかなあ」
「うん。して来れば?」
「でもねえ、名前を思い出せないのよねえ……」
「ああ、じゃ止めとけ」
そ、そうか……。

帰宅して、私の出身大学をネットで調べてみた。
教授の写真と名前が載っていた。という事は、まだその大学においでのようである。
やはり学会なのか? GWなのに?
うーん……。
それが、お風呂に入る時になって、突然思い出した。
何かの話の折に聞いたのだが、教授の出身地はここだったのだ!
そうか、それでGWに帰省なさってたんだ……。
名前さえ思い出せてれば、挨拶ぐらいしたんだがなあ……やっぱり馬鹿だわ私。

ゼミの教授の名前すら忘れるなんて、あんまりいい思い出が無い大学時代だったのかも知れない。
折角入ったのに、勉強は面白くなかったし。
社会科苦手なのに、どうしてあんな学部に入ったかなあ。
まさに税金の無駄遣い。
役人みたいに、国民の皆様にお詫びしろー!と言われそうだ。
名前は忘れても、教授の顔はわかったんだよね。
どことなく、父に似ているのだ。
いや勿論、教授は家の中ではパジャマで過ごしたりなさらないだろうし、パンツ一丁で庭先に出たりもなさらないだろうけれど。(どんな親父だ……)



2006年05月03日(水) 危険なアニキ

DNA鑑定結果マダー?(・∀・)

「ねえねえ、16も年下の異母妹と関係を持とうなんて思うもの?」
と、主人に訊いてみた。
「伊保内?」
「違う、イボナイじゃなくてイボマイ。腹違いの妹ね」
「ああ、そっちね。うーん……」
彼は暫く考えると、真面目な顔で、
「二十歳の時ならそんな事考えないと思う」
と答えた。
「人がトイレ我慢してる時にそんな事言うかあ! 噴き出したら膀胱が刺激されたじゃないかっ」
「えー、そんな事言われても、僕はちゃんと質問に答えただけなのに〜」
という彼の声を背中に聞きながら、私はトイレに駆け込んだのだった。


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