ま お の 日 記...まお

 

 

ゆく年くる年。 - 2005年12月31日(土)

 とうとう2005年の最終日になってしまいました。

 今日も父は仕事だったので、外出するとすれば公共の交通機関か徒歩で行かなければならないのですが、お正月用の花が欲しいと母言い、言うまでもなく氷点下の気温の中お出かけです。

 自宅から20分ほどのショッピングセンターに入るまでに、その近くのユニクロとか寄ってみたりして、最終的にピンクのオリエンタルユリ(←この花を探してここに来たのですよー)の代金を払おうとレジに並んだのは14時過ぎ。
 何か。
 背後で

「あっ、まっ、まおちゃん!」

という声がしました。が、呼ばれた実感がなくて3秒くらい後に振り返ってみたら、そこにはすごく見覚えのあるお嬢さんが立っていた。

「あっっ、てる!!」←すごい偶然でしょー!!

 しかも、てるはカレ連れだった…!!

 おーっ、このひとが噂の…!、と思ったのだけど。

 写真を見せてもらったことはあるし、話は昨日も聞いたのに突然過ぎて言葉がなかったです(笑)。挨拶が精一杯でした…。ははは。
 てるとお別れしてから、母がしきりに感動していました。
「ぴったりのひとと巡り会うものなんだねぇ…。素敵な彼だったね、てるちゃんに言っておいてー」
…ハイ(笑)。
 でも私も、写真で見たときよりもてるとマッチングしている感じがして、ヘンな胸キュンを覚えてしまいました。てへvv

 ちょっと、てるカレを目撃したことで、銀次郎くんどうしているかな、と思ったけど、こちらから連絡する気は起こりませんでした。どうせ出ないし。どうせかかって来ないし。
 少し、幽体離脱未遂のこととかが気にはなりました。でも連絡しない(笑)。


 父は午前中仕事でしたが、午後には帰宅していたので、3人で早めにおそば食べて、テレビを見ながらいつもより少し豪華なだけの普通の食事。今年は本当に、私も両親も身構えていない年越しです。
 こうして年々、それなりの準備をしない度合いが多くなるんだな、きっと。


 テレビは、格闘技チャンネルをハシゴして、見たいカードを放送していたらそっちを見る感じ。
 紅白も、去年と同じように見たいのだけプログラムを追いかけて見ました。
 その中には勿論布施明も入っていたのだけど。

 ギャー!!!
 響鬼ー!!、あれは絶対(スアクの)伊藤さんだーっっ!!
 何故ライダーが、まんまNHKに出ているのだー!!←親の視線そっちのけで夢中。

 そしたら、細川茂樹も出てきましたね。びっくりサプライズですよ、もう。しかも細川茂樹ってば、ヒビキさんとして台詞言ってたし(笑)。


...

楽太郎。 - 2005年12月30日(金)

 母と、モスバーガーしました。フォカッチャサンドのセットを注文。母はあまりファストフードに馴染みがない(まあこの年代のひとはそれが当たり前かも知れませんが)ので、なんだか嬉しそう。
 お正月のお買い物をして帰宅。


 夜。
 今日はてるが仕事納めなので、カレの先約がなければ遊んでくれろー、と言ってみたら釣れました。実は去年もこの日、てると遊んでいる…。←しかもゲームして夜が明けた(笑)。


 まおちゃん、黒いよね、とてるに言われた(笑)。別に新調したコートが、とかではなくて、私の腹が黒いのです、楽太郎さんみたいに。

 彼女はこの日記を読んで、私の、銀次郎くんに対する常軌を逸した行動に、驚愕しているらしい(いや、それを通り越して呆れてる/苦笑)。
 まおちゃんそんなことよく言えるね、と思うことがよくあるということだと思うのだが、それはたぶん、相手がカノジョ持ちだから言うのだ。
 倫理から外れているのが相手もだから言うのだ。
 私は、もし私だけを好きでいてくれるひとなら言わないようなことを、銀次郎くんにかなり言っている。それがいいのか悪いのか分からないけど、銀次郎くんを傷つけることも多い気がしているので、これからはちゃんと考えましょうかしら…(泣)。


...

未遂? - 2005年12月29日(木)

 日付が今日に変わってから寝ました。銀次郎くんはたぶん5時過ぎじゃないと来ないと思ったので、その頃に目覚ましをセットする。

 朝の5時過ぎに、銀次郎くんが自分で鍵を開けて入ってきました。私はセットした目覚ましで起きて、これから実家に帰る準備をしていました。
「ずっと起きてたの?」
「ううんー、さっき起きたよー。飲み会楽しかった?、ぜんぜん…」酔ってないみたいだけど?
「飲んでないもん」
「えっ?」
「飲み会に行ってないもん。ずっと仕事してて、今一回家帰って着替えて、ここに来たの」
「ええーっっ!!」
さすがに憮然とした表情でしたが、お腹すいたー、まおもおにぎり食べようー、ってローソンのおにぎりをくれました。おにぎり食べながら、何故飲み会に行けなかったか聞く。←プロジェクト全体の遅れの皺寄せが銀くんひとりにきたらしい。本当に可哀想だ…。
 そして判明する驚愕の事実!!!

 実は銀次郎くんは、二連徹

「まお、眠い…。寝てもいい?」

いいよ、って言ったら、フツーにTシャツとパンツになる彼。←だけどロマンチックなしでした…。本当に文字通り「寝た」。

 しかし…。
 何か不思議だなあ。
 去年の年末は、全然知らないひとだったのになあ。
 今年、自分にこういうことが起こると思わなかった。デートしたり、泊まってもらったり、世間にはありふれていることだろうけど、自分の身の上に起こるとは思っていませんでした。
 というか、このまま、こういうことが身の上に起こらずに人生を終える覚悟をしていたのも確かです。

 不思議だなあ。



 寝ていると、銀次郎くんから、すーっと生気が感じられなくなりました。

 ずーっと鼾をかいていたのに、何も言わなくなったので、無呼吸になったと思い、口元に手を遣ったら案の定、空気が動いていない。
「銀くん、起きて」
ゆさゆさ。
「…」
「起きてーっ」
「うー…」
うっすら目をあけた銀次郎くんが一言。

「また、あの耳鳴りがした…」

 このまま放っておいたら、身体から魂が離れたかも知れない…。

 怖くなって、すっかり目が覚めた私を置き去りに、二連徹の彼はまた睡眠の続きを貪りました。こいつ、神経太いな、本当に。



 すっかり朝になってから家の設置電話が鳴りました。この電話にかけてくるのは両親だけ。出たらお母さんだった。
 少し話して戻ると、銀次郎くんは起きていました。
「今のお母さん?」
「うん」
「気をつけて帰って来なさいって言ってた?」
「うん」
少し笑われた。
 しばらくして
「まお、言っておくことがある」。
「なあに?」
「俺は転職する。年明け、部長にも話すつもり」
「そう…」
それ以上、言葉がありませんでした。あまりそのことについて想像できなかった。

 銀次郎くんは、帰省する私を駅までクルマで送ってくれました。


...

薄氷を踏む。踏んで割る。 - 2005年12月26日(月)

 おともだちが、占いをしてくれました。私の今を占ってくれました。銀くんとのこととか。
 占いの結果がかなりシビアに当たっていて、すごく考えさせられました…。
 何か、私が暴走するとダメになるらしいです(苦笑)。薄氷を踏むように行動しないといけないようです。慎重に慎重に。

 よく恋愛をすると「素直になったほうが良いよ」とか言いますよね。
 だけど、私が素直になると、相手を傷つけると最近思うのです。素直というのと考え無しっていうのは全然違うんだけど、私が素直になったときというのは、何も考えないで行動しているときでもあるようで、だからこそ相手の気持ちとかを想像できないまま行動してしまう。――そう、慎重に考えないまま。
 だから、今回の占いの結果は、本当に自戒です。


 結局銀くんが連絡をくれないまま今日になり、こっちから電話をしてしまった。寝てたさ。
 もちろん“素直に”即ギレですよ。←占いが自戒になっていない(泣)。
 私はよくこの日記で「キレた」と書きますが、たぶん今回が一番キレている。向こうが電話に出て、
「ごめん寝てた」
って言った途端に
「ひどい…」
って一言だけ言って、あとは号泣ですから。うわー、ウザイ女(笑)。
 さすがに驚いたらしく、
「明日(というか今日)はまおは札幌にいる?、ごはん食べに行こう?」
と言ってくれました。


 そう。
 私は今日はずーっと札幌の事務所にいる予定だったのですが、現実には、隣の隣の街へ、午後から派遣されてしまいました。うぜー…。
 それでも19時には札幌に戻ることができ、銀次郎くんが私の家の前にクルマを停めて待っていてくれたのですが、すんごい面倒臭そうな顔してました。
「俺、食欲ないんだよね、何食べる?」
自分が食欲がないのに、私に何を食べるか訊く。しかも表情は面倒臭そう。すっごい苛々した。銀くんてば昨日まで東京でイイコトしてきたくせに、札幌に戻ってきた途端こうなのかよ?

「何か具合悪いんだよね」

っていう言葉で、また、ぷちん、と来てしまいました。私だっていきなり遠くに派遣されて疲れてるよ。

「どうしてまおと遊べるときだけ具合悪いの?、まお、まおだってそんなの気にしないで銀くんと遊びたいのに!!」
東京で散々遊んで来たんだろ、私だって銀くんとクリスマスに遊びたかったーっっ。
 うわーん。
「まおは銀くんと一緒にいたいだけなのに、何でそんな面倒臭そうな顔するの!!」
 うわーん。

 …車内はブリザードが吹きすさんでいました…。
 薄氷を踏むときのように慎重に行動しましょう、というのは、もう私にはできません(笑)。別れることになるなら別れればいいや。
 たぶん、このまま今日はもう帰る!、って言って車を降りれば、そのまま永遠にサヨナラだ。さーよーなーらー♪
 でも言いたいこと言ったし、いいや。
 って思って、言葉を出すために息を吸おうとしたら、

「外でご飯食べないで、何か買って帰ろうか」

呆気に取られていたら「ね」って念を押された。
「…うん」
自分の狭量さが恥ずかしくなるのは何度目だろう?
 私の家に行くのに“帰る”って言ってくれたのも嬉しかった。

 適当なコンビニ飯の後、銀次郎くんが昨夜の話をしてくれました。


 昨夜。
 私がかけた電話の後、銀次郎はまた寝たものの、息苦しさに(←おそらく無呼吸となったためと思われる)何度か目が覚め、手足から血の気がすーっと引いていったそうです。
 銀次郎くんは金縛りに遭うとき、手足が冷たくなるそうで「今回も金縛りがくるなあ」と思ったそうです。案の定、間もなく身体を動かせなくなったのですが、目を開けることはできた。でも、いつもと違うのはここから。

 うるさいくらいの轟音が彼の耳に聞こえてきた。――大きくて、低い、耳鳴り。

 でも耳を塞ぐこともできなくて、どうしたらいいんだろう、と思っていたら、視界がぐっと狭くなった。横のほうはほとんど見えない状態になった。見えるのは目の前だけ。

「そしたら、身体は動かないはずなのに、上半身を起こせたんだよね

すごい矛盾。だがそれを可能にすることを、私は恐る恐る言ってみた。
「…それって、魂はずれたのでは…?」
「うん、俺もそう思って『死にたくないー!』って手にすごく力を入れたら何とか動かせるようになって、そしたら、すーっと身体に戻った気がした」


 これが世に言う、幽体離脱…(うすら寒っ)?

 もし身体に戻れなかったら、銀次郎くんは死んでいたのかしら…。単純にそれはヤダし、怖いなあ。



 28日の仕事納めの日、銀次郎くんは飲み会があるらしい。その飲み会の後、ここに帰ってきてくれるようにお願いしてみた。
「うーん、それは難しいなあ、たぶんオールだからね」
H田くん主催だったらそうだよね(苦笑)。今日はわがまま放題言ったので、そうだよねムリだよねー、って納得の返事をしたのだけど、
「でも、できるだけ帰ってくるよ。明け方になるけどいい?」
って言ってくれた。
 申し訳ないくらい有難いなあ…。
 彼が大らかで、しかも私の心が狭いのだ。その差たるや、本当に恥ずかしい。
 せめて、具合悪いのに会ってくれたことにお礼を言った(あと、肩コリのつぼ押してあげて、肩もみしてあげた)。


...

宿酔い。 - 2005年12月17日(土)

 宿酔いにもなるわ。

 昨日、空腹からいきなりビール一気飲みとかしてたもん。健康なときであってもムリだろう、というギアチェンぶりだった。師匠のO山さんに、飲めないと思われたくなかった…というより、最近O山さんと飲む機会がなくって、思う存分飲みたかったの。


 昼間はずっとリバース!!!、ギャー。蛍光イエローですよ、もう!



 昨日、連絡ちょうだいね、って言ったことを覚えていたのか、夜、銀次郎くんが電話をくれました。
 ただの胃腸系の異変だと思っているのは昨日と同様で「おかゆでもいいから食べなさいよー」と言いました。
「心配して電話くれたの?」
「うん」

 …。
 何か、だましてるみたい、私。

 私の心の真相を語るべきなんでしょうか。でも、言ってしまえば彼は、もうここには来なくなる…。


...

フラット。 - 2005年12月14日(水)

 今朝体重を量ったら50キロちょうどでした。50フラット!!、なんて久しぶりだ!!
 …すみません、私重いです。これでも日曜日から比較すると、4キロ痩せました。
 軽いねえ、いいねえ。と、T井さんに言ったら
「いやいや、それは不健康なダイエットだからね」
と窘められる(当たり前)。

 今日も電車で1時間半の現場へ。
 一緒に行ったひとは、うちのリーダと同期入社で、プライベートでは双子の父。
 超優しいひとで、私は密かにファンです。わーい♪、ご一緒できるの嬉しいなあ。月曜日に私が休んだのを知っているので
「大丈夫?、無理しちゃダメだよ」
って言ってくれて。←ちと心が痛みましたが。


 夜。
 今日は夜ご飯を、銀くんと一緒にする予定でしたが、もう昼の時点で
「今日はたぶん遅くなる〜、また連絡します」
というメールが来ていました。

 …なんだと?←キレた。

 でも、午後は、にこにこ、お客様に操作説明。何も食べていないから、口が臭くないかしら、とすごく心配になる。それなら食えば良いのだが、倒れる直前にでもばつ丸のところに行けばいいや!、とすごい開き直りができているためか、全く食欲なし。
 また連絡します、とか書いてきたが、銀次郎くんは相手の都合に目が行かないのか、そんな気配りを忘れさせるほど仕事が忙しいのか、こっちが待つだけ待って、新たに何か行動ができないような時間になってからやっと連絡がくることが殆どです。
 どちらに転んでも良いように、とりあえず夕食の準備をして帰宅しました。
 それから電話が来たのが20:30過ぎ。

「今日ムリだねぇ。今日中に帰れるかどうかわからないくらいだから」
「…」


 と、この経緯をT井さんにメールしたら「まお、ひとりで大丈夫ー?」というメールが来ました。
 何か、転んで、ひとりだったら泣かない子供が、大人に優しい言葉をかけられたら泣く、みたいな。そういう感じで、T井さんに電話してしまいました。
「もう、泣いてるんでしょう?、大丈夫?」
「…あんまり大丈夫じゃないです…」←泣いてた。
「ちょっと待って、今行くから」
 ああ、私は鮭になれない…。
 甘えん坊でごめんなさい(泣)。
 T井さんは、健康に良さそうな食品や飲み物をたくさん買ってきて、冷蔵庫に入れてくれました。
 ふたりでニュースを見る。そう、今日は耐震偽装の証人喚問があったので、そればっかり。私も今日の現場のロビーでちょっと見てたさ。
 T井さんはいつも優しいけど、今日は特に気を遣わせているなあ…。本当にごめんなさい。

 23時頃。
 意外と早く終わったー、って銀次郎くんから電話が来ました。これはサービスではなくて、私が「どんなに遅くても良いから、作業が終わったら電話ちょうだい」って言っておいたから来たの。
「またね」
と銀次郎くん。
「また、って、いつ?」
「…またね」
「また、って、いつ?」
「…またね」
「また、って、いつ?」
「…」
絶対不確定なまま家には帰さん!、と思った。
「会いたかったよぉ…」
って、T井さんの前で何言ってんだー、私?
「…軽くご飯食べる?、今ひとり?、出られる?」
ちらっとT井さんを見たら、イケイケゴーゴーのサインだったので
「うん」
と言ってみた。…今ひとりでいるのかという問いに「うん」は嘘ですよね、T井さんが来てくれているのだもの。
 電話を切った後は平謝り。せっかく来て下さったのにすみません。
「いいよぉ、心配なまま帰るよりずっと安心だから。それより、良かったね」

 …ああ、大きな鮭になりたい…。


 銀次郎くんとデートのときに着ようとしていた組み合わせのマフラーとコートとブーツは、新調黒づくめ3点セットだったのに
「寒そうだけど、大丈夫?」
と訊かれた…。本当に乙女心のわからないやつだなあ。かわいいとか言えよ。←ほんとにムッとしてたと思う。


 うちの近所に新しくできた定食屋さん(っぽい。夜は居酒屋さん)に行きました。
 気持ちのよいほど、もりもりと食べる銀次郎くん。私にもっと食べろと言う銀次郎くん。そして
「本当に足りてる?」
「うん」
「俺、あとラーメンとか食える、きっと♪」
「ええっ?」
結局この店での食事が終わったら、そのまま彼は帰りましたけれども。

 …もう、だめ、私は食べられない…。


...

ちゃんと点滴してあげる。 - 2005年12月13日(火)

 今日のご飯は、紙コップ自販機のコーヒー。1杯。終了。


 こんなに精神的にガタガタなのに仕事はやってくる。ある意味とても有り難い。でも、列車で移動している間もずっと泣いていて、ハンカチで目頭押さえてた。
 こういうの、2年前くらいにもあったなあ…。何かしていない間はずっと泣いている、っていう。遠藤と別れたときですねー、それって。4月に新宿で別れよう、って言われたときのほう。

 でも、そのときは、口に何か入れようものならガボカボ吐いたりしていたから、それと比べると今回は昨日T井さんと焼肉食べられたくらいだし、ほんと、食べる気が全くないだけ。
 どういうタイミングで食事をすれば良いのかを忘れた感じです。


 帰りの列車に乗る前に、暖かい緑茶のペットボトルを買ったのだけど全部飲むと戻しそうで、少しずつ半分まで飲んだ。
 家についてから、ばつ丸に「まだ食欲がなくて食べられないでいるんだけど、このまま何も食べないと死ぬ?」というメールをしました。
 何となく、怒られるような気がしていた。あんた、何やってんの!!、何でもいいから食べなさい!!

 ばつ丸からの返事。
「食べなくても2−3日は大丈夫だよ。つらかったらXXX病院(ばつ丸の勤め先)においで。ちゃんと点滴してあげる」
 涙はたくさん出しなさい、目がきれいになる。彼に誠意がないなら離れなさい。


 それからまた涙を、たくさん出してしまいました。
 どうして私の周囲のひとたちは、こんなに優しいんだろう。


 銀次郎くんに電話をした。
 仕事が上手くいっていないらしく、すっごい機嫌が悪くてローテンションだった。
 …こいつ…(怒)。
 タバコやめたら太っちゃったんだよねぇ、とか言ってぶくぶく体重増えているくせに、お前のことを考えてモノも口に入って行かない私にそういう態度とるの生意気なんだよ!!!!
 …と思ったけど、声音には出さずに。超甘えモード。
「お願いがあるのぉ…」
と言ったら、固まってましたが(笑)。10秒くらい経ってから「何?」って聞き返してきた。
 何?、彼女と別れて、とでも言われると思ったかな?


...

ズル休み。 - 2005年12月12日(月)

 休みました。

 昨日実は寝る前にもう「明日は休めたら休もう」と思って、今日までに社内販売のコロッケ詰め合わせ(笑)の代金を納めなきゃならないのをO田さんにお願いしたりしてた。根回し。


 T井さんが夕方食事に誘ってくれました。
 実は今日は、それまで何も食べていませんでした。何も食べられなくなる。――こういうことには、前の恋が終わったときにも経験がある。
 T井さんとは焼肉を食べました。
「今日はいいよ。まおはまだイクラだから、鮭になって帰っておいでー」
と言いながらお勘定をするT井さん。どうもすみません…。大きな鮭になりたいと思います。



 日付的には13日。
 午前1:00ちょうどに銀次郎くんに電話をかけたら通じました。
「今帰ってきたとこ」
と彼は言いましたが、そんなこと嘘です。
 私は、0:00から病的なほど断続的にあなたに電話をかけていたのに、あなたの電話はずっと話し中でした。


...

今更…。 - 2005年12月11日(日)

 銀次郎くんは、まだ彼女と別れていませんでした。そうは思っていたのですが、こうも眼前に持ってこられると涙すら出ないほど落ち込みました。イヤ、別に言われた訳ではないのですが。

 前から銀次郎くんは、俺とのことを誰に話してもいいんだよ、って言ってて。その気持ちは今も変わらない?、って今日訊いてみたんですよね。何となく、と言いたいところですが、実はかなり核心的に。
 果たして彼は「うん、変わらないよ」と言いました。
「でも、困らないの?」
「うん、俺の状況を知っているひとは何をやってんだ、と思うだろうけど、軽蔑されるの俺だけだしね」


 このひとは、ひとから軽蔑されるようなことをしていると自覚がある。


「…」
言葉がもう出てきませんでした。
 そして、銀次郎くんのことをオフラインの誰かに改めて話すことはないと思います。今まで話してきたひとにはたぶん今まで通りに話すけど、更に新しく誰かに同じ深さまで喋ることはない。
 だって、好きなひとが自分のせいで軽蔑されるの嫌ですから。

 銀次郎くんは23日から東京に行きます。
 たぶんクリスマスの週末は彼女と過ごすんでしょう。


 たぶん銀次郎くんとしては、私に詰られたいのだと思う。すごく「何か言いたいことない?」っていう目で私を見ていました。
 実は、こういう仲になる前に、はっきり言葉で「俺ひどいことしてるよね?」と訊かれたことがありますが、私は「もう好きだから、私にそんなこと言う権利はない」と言ったんですよね。
 もしかしたら、そのときに冗談めかしてでも
「じゃあ彼女と別れて」
と言ったら別れてくれてたかも知れません。
 …今更何を思っても無駄ですけれども…。


 銀次郎くんが帰った後、ほうぼうにメールしてしまいました。「まだ彼女と続いてた」。

 何を根拠にしていたのか、最近、何か自信があったので、その鼻っ柱をへし折られた屈辱で真っ白になってしまっていました。

 困難な恋をしていた友人から
「まおちゃんが私と同じ思いをするのはイヤだ」
という内容のメールが来ました。
 そう言ってくれるひとがいる有り難さと、私はその彼女が困難な恋のど真ん中にいたとき、大層心ないアドバイスをしたなあ、という反省で心が詰まりました。


 どうしよう…。


...

レッツトライ!! - 2005年12月04日(日)

 昨日の残りの、ざく切りトマトを載せたトーストを朝食にする。
 一枚だけバターを塗らずに、そのままトマトを載せてみたんだけど、何となく味気がなかった。やっぱりバターっていうのは調味料なんだと実感。

 今日は早起きして、マジレンジャー見ました。何故かというと昨日、私の(笑)岡元次郎さんがマジシャインだってことを知ってしまったため。そう、そこで次郎さんが40歳だってことも知りました…。驚異の40歳。素敵だ。
 朝食を食べながら響鬼を見ました。トドロキくんには、死ぬよりもつらいことが来週待っているようです…。
 でもザンキさんが変身するのは嬉しいvv、死なないで欲しいな…。

 日中、家事。

 夕方、Jさんのお誘いの趣味の場所へ。ふふ。Jさんの新しい趣味、それはね、

 じゃーん♪


 クライミングですっっっ!!

 どうだ、すごいだろう(笑)。


 勝負服(=ジャージ。BY「水曜どうでしょう」)で待ち合わせ。いやいや、JさんとO田さんはちゃんとクライミングパンツです(笑)。

 初心者体験講習を受けました。
 倉庫のようなクライミングジム。壁面には、色とりどりの足場のブロックみたいのが取り付けられていて、ちょっとその風景は夢に出そうな感じ(笑)。
 指導の先生はとても気さくで明るくて、楽しい方でした(先生は現在の職につくまで、いろいろ仕事を変えたそうで、別れ際には仕事の辞めどきを見極める方法まで教えてくれた/笑)。

 最終的には、ハーネスつけて、命綱をつけて3階くらいの高さまで上らせてもらいました。下を見る余裕がないから全然怖くないし。
 のぼった後、消防士さんみたく、両手でロープ掴んで壁をつま先でトン、トン、って蹴りながら下まで降りてきた(というか降ろしてもらった)のが最高に楽しかったー♪

 最初、すっごく力が必要な運動だと思っていたのだけど、全然力なんて要らなくて。コツをちゃんとしたひとから習って、チョークバックさえありゃ、ひとはみなヤモリになれるねー。
 ボーリングなんかよりぜんぜん疲れませんでした。

 楽しかったよぉおおおーっっ!!!!←小学生の登り棒制覇気分。

 ジムに通い詰めるJさんの気持ちがわかりました!…でもO田さんが寂しそうなので、今度からふたりで来たらいいのに。ね。

 …またやりたいな…vv


 それから私は、明日の朝6:30に現場入りすべく列車移動。ふー…。
 今日の移動のおともは「もじぴったん」。


 今日はいつもとは違うホテルを予約してみました。何故、って?…温泉に入りたかったから。大浴場に入りたかったから。←疲れなかったと言いつつ、ちょっと癒されたかったのよぅ。それくらい心は一気に列車で荒んだ(泣)。ほんとにもう、この現場に来るのイヤだ…。


...

乙女曜日と見せかけて、おたく曜日。 - 2005年12月03日(土)

 「お」の字しか、かぶってねえじゃん…。おとめとおたく。


 10:00開店と同時にいつもの美容室へ行き、いつもの美容師さんに散髪とカラーをお願いする。
 久しぶりに栗色に仕上がりましたvv
 しかも!
 今回は、ウルフにもされず、ギザギザにもされず、お気に入りの形にしてもらえましたーっ(泣)!!
 いつもスカスカに剥かれてしまい、散髪直後は後ろで結べなくなるのを嫌って、最初に
「いつも後ろで結ぶから、なるべく剥かないで、一番上にかぶせている髪(頭頂部付近の髪)も整えるくらいで、できれば切らないでください
と言ったから(いつも面倒で「おまかせします」と言ってしまうのさ)。美容師に切るなとはこれ如何に(笑)。
 でも、今回はお正月に向けて失敗できない(地元の友達と一年に一回会うのにヘンな髪の毛ヤダもん!)し、何より、こないだのキャバ嬢の判例が私に勇気を与えましたね。

 キャバ嬢の判例とは。
 先月だったか、先々月だったか。髪の毛を思うように切ってもらえなかったキャバクラ嬢が
「自分のアピールポイントは長い髪だったので、このヘアスタイルになって接客に自身が持てなくなった」
として(現に収入にも響いたらしい)、訴えを起こして裁判に勝っちゃったこと。額は忘れたけど、慰謝料と、エクステ代を取り戻したと報道されてた。

 でも、要するに。
 ちょっとの手間を惜しむな、ってコトですよね。自分の意志を持て、と。説明して伝えるということの大切さですね。
 …いつも「お任せします」などとカッコつけてるから泣くことになるのだ(笑)。

 それから、自分の靴を買おうと思ったのですが「これ!」っていうのが見つからなくて、それは結局買いませんでした。
 でもせっかく時間があるので、本屋さんで立ち読みした後、本屋さんの近くのセレクトショップで銀次郎くんにクリスマスプレゼントを買いました。
 確固とした趣味があるひとのようなので、選ぶの難しかったんだけど。シルバーのキーホルダーと、時計と、ライターで迷った末にライター(この中で一番安い…)。ごめん、うちのお父さんと型違いだ。
 でも、私、タバコ吸わないくせに“ライター”って好きなアイテムのひとつなんですよね。銀次郎くんはジッポー派ですが敢えてサロメ。欲しいものなら、私より高給取り(後輩のくせにー!)の彼ですから自分で買うでしょ?、だからハズしてみました。
 …さて。いつ渡せるかなあ。


 夕方、T井さんとまーさんがタングロンを取りにきました。私が数日前、出張先で仕入れてきたので(笑)。
 T井さんが
「昨日銀次郎を見たよー」
って教えてくれました。
 生きてんだな、あのひと。
 …そうなの、私の中で彼は水曜日に感動させてくれて以来行方不明(笑)。

 三人で、マダムミクニのハスカップのロールケーキ食べた。ハスカップっていうのは、木の実です。北海道にしかない訳じゃないと思うけど、どうなのかな?、ベリー系の。
 おいしかった〜vv



 夜。
 運動がてら、近所の電器店に出没。札幌のおたくの殿堂です。
 ひとしきり特撮オモチャを見てしまいました。笑ったのは、響鬼のトドロキくんのギターの箱の後ろに、ちゃんと演奏者の方(決してトドロキくんではない/笑)のプロフィールが顔写真とともに載っていたこと。ああ、この方が清めの音撃かましてるんだー、って思った。

 …何故か帰り道「もじぴったん(PSPのソフト)」を持っていた私…。


...




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