ま お の 日 記...まお

 

 

何だ、このヤロー。←A猪木風に読んでね。 - 2005年08月31日(水)

 今日は地方へお使いに出されました。
 最近、ほんとにリーダーは、私を使いたがる。
 でも比較的早く札幌に戻ることができ、銀次郎くんとご飯を食べることができました。

 ご飯を食べた後、ふたりで何となくテレビを見ていたら、マキアージュという資生堂の新しい化粧品のシリーズの宣伝が流れて、篠原涼子ちゃんvvがとても可愛かった(彼女の顔はもちろん、体つきとか髪型とか好きさあ〜vv)。
「篠原涼子ちゃん可愛いなあ…vv
と私が嘆息すると、銀次郎くんが言いました。
「そう?、さっきの『飲んで歩くだけ』の彼女のほうがいい」
「水野美紀?」
「そういう名前なの(←普段テレビを見ない)?、うん、あのね」

 次の発言、注目ー!!!


「前のカノジョが、その彼女と小雪を合わせたような感じだったの」



 …オマエ、何が言いたい(怒)?

 ていうか、何故そんな美人がオマエのカノジョだったの?←まずこれが思い浮かんだ(笑)。

 ところで前のカノジョっていつのカノジョ?
 過去の女の話を今ここでする意図がわかんねー…。

 ま、私はどこにもカウントされてないけどねーっっ。
 カノジョじゃないからさあー。

 こうして、銀次郎くんに膝枕でテレビを見せてあげているのに、カノジョじゃありませんからねーっ、だ。


 ふーんだ。
 ばーか、ばーか、ばーか、ばーか、ばーか、ばーか、ばーか、ばーか、

 ばーか。

 ↑よく瞬間沸騰しなかったと自分を褒めたいくらい、一瞬、すごい臨界点に近づいたさ(笑)。


「あれ?、まお、どうしたの?」
銀次郎くんは、私の様子が変わったのには毎度気づきますが、何故変わったかっていうのには気づかないのよね。


...

会いたいときにあなたはいない。 - 2005年08月30日(火)

 …とかいうタイトルのサザンの歌、ありませんでしたっけ?


 夕方、銀次郎くんから
「今日はWさん(銀次郎くんとこの頭領)に飲みに行こうって誘われた」というメールが来ました。
 ああ、行っておいでー。
 久しぶりにH田さんでも誘って、ご飯に行こう!、と思ってそう答えたのですが、その後でH田さんが地方出張していることに気づきました。

 あーあ(泣)。
 人生なんてらららーららららーらー♪←古ッ。


 で、家に帰った。どうせ銀次郎くんたちはウチの近所で飲んでいると思ったので、帰りにでも寄るかしら、と思ったのだけど、その思考回路の動きに、自分でムショーに腹が立ってきました。

 何で、私は彼のカノジョでもないのに、彼にそんなに気を遣って生活しなきゃならないんだ!!!

 私だって本屋に行きたいんだ、ひとりで行けばいいじゃないか!
 だって銀次郎くんが通ってくるまで私は何でもひとりでしていたじゃないか!!
 思い出せー!!

 ひとりは自由だ、楽しいぞー!!


 で、久しぶりにコーチャンフォー(っていう巨大な本屋があるのですよ、札幌には)で
「わーいvv
って本にまみれ、文房具にまみれ、CD試聴しまくり…。

 お店を出るところで電話が来ました。
「今帰るとこー」←酔っ払い。「これからタクシーに乗って帰るよー?」
 何でこのひとは、予実管理をさせてくれないんだろう…?
 急だなあ…。
 ――ていうか、まだタクシーに乗ってないなら、会えるかも、と思ってしまった自分が嫌いだ。頭にくる。
「ふーん。じゃあねー」
としか言い様がないよね。


 ぐわー!!!!



【今日の原稿】

 らぶじゃ更新ー♪

 「のこりすくない心のつかいかた」の00ってことで、実は本編にも入っていないあたりです。
 で、お題の「12:A012」で語った、クラトスさん強奪編とは別。アナザーストーリーってやつですが、実はお題よりずっと早くから書き始めていたのでした。
 だから今回はアップするにあたり、コピペ後、体裁整えただけ。ははは。

 クラトスさん、アンナちゃん、お久しぶりですー…。←って言うなよ、ホントにさ。


...

もうイヤだ。 - 2005年08月25日(木)

 朝から鬱が背中にへばりついて来ました。
 別に何か悩みがあるとかいう類の理由で鬱になっているのではなくて、私は月のものの間、すごくローテンションなので、そのせいかと思います。

 が。明日休みをとってしまいました。
 銀次郎くんが明日からお江戸に出張なので、その間いろいろと余計なことを考えて、今日以上の鬱になったら困るので、もともと父の誕生日のために週末は帰省する予定でしたが、それより早くに実家バカンスを開始し、くーたんと遊んで気を紛らわせていようという作戦です。


 昼休みのほんの少し前に総務課から、私の近くの机のどこかに電話が来ました。
「はい」
今日は事務所の人口密度が低いので仕方なく出ると
「銀次郎さんの席ですか?」
「はあ(たぶんそうですがー?)」
「私、総務の○○ですが、銀次郎さんに明日の出張の航空券が届きました。でも事務所にいらっしゃいませんよね?、どうしたら良いか、銀次郎さんに確認していただくこと可能ですか?」
「…はあ…」
ってコトで仕事で、銀次郎くんに電話することになってしまいました。

 …実は、銀次郎くんに電話をかけるの初めてです。いつも彼からかかってくるのを待つだけ。そう、私は日陰の女(笑)。

「もしもし、ことほぎです」
「知ってます(笑)。何?」
――事情説明。
「どうする?」
「まお受けとっておいて」
「ええー?、じゃあ今日会わないといけないんだよ」
「俺がまおんちに行けばいいんだよね?、何か問題あるんだっけ?」

 …こいつ…。←やり場のないイライラ感。


 そのくせ、定時後は現場から真っ直ぐ、高校時代の同級生の飲み会に参加しに行ってしまった銀次郎くん。
「…」
早く帰宅しようと努力した自分が惨めです。そこでひよこりんとH田さんに電話をして捕まえようとするが、ふたりとも電話に出てくれなかった…。
 仕方なく帰宅…。
 帰り道、デパートの地下で“きのとや”のケーキ買った。銀次郎くん用。
 家で銀次郎くんが来るまで日記更新。既に報告書と化している(笑)。

 彼はケーキを喜んでくれましたが、それ以上に私の様子がおかしかったらしくて
「今日はどうしたの?、情緒不安定だね」
って言っていました。
 …これもガンダム占いに書いてました。陸戦型ジム(笑)は「甘えられ上手」なのだけど、それは、自分の情緒不安定を他人に悟られないように落ち着いたふりをしているからなんだってさ。
「ううん、何でもないよぉ」
「そう?」
って言うけど、男の子がそれ以上突っ込んでこないことは知っている。何故って、彼らは言葉がすべてだと思っていることもわかってるから。
「うん。大丈夫」
じゃあ何か?、君がお江戸で、かの地に置いてきているカノジョに会うんじゃないか、って怯えているんだよ、とでも言えば良かったか?、そしたら君、二度とここに来なくなるだろ?

 彼の帰り、銀次郎くんがいつも通る歩道側のベランダから下を見ました。
 今夜も彼はその道を通り、上を見上げて、私に気づいて手を振ってくれました。
 手を振りましたが、姿が見えなくなったら本格的に悲しくなってしまい、手すりにそのまま顔を伏せて泣きました。

 もしかしたら彼は、本当に、二度とここに来ないかも知れない。

 ――と、私が思って泣いているなどとは、おそらく銀次郎くんは、思いも寄らないんでしょうね…。


...

天罰。 - 2005年08月22日(月)

 午後からひとりで個室に閉じこもって仕事。
 しかも、ディスクフォーマットしてからのOSインストールだから、ほとんど待ち時間でときどき画面に
「××のCDを入れてください」
とか出たら、CD入れ替えて

 …こんな日はアナタ、することはひとつです。日記の更新です。


 で、欲望の赴くまま日記を更新したのですが、すーっっっごい書いてから保存をかけたら、私が使っているテキストエディタの○丸が固まりまして、そのとき書いたものはすべて失われてしまいました。

 あ゛ーっっっ!!!
 すっっっっごい量書いたのに、書いたのにー!!!

 仕事中にこんなことしているから天罰が下ったのね…。


 呆然…。←しかし、やる気なくした。



 夜、T井さんがメールをくれました。何やら、T井さんのいる現場の空調が壊れ、サーバが満載のその場が異常に暑くなったとのこと。それで、その場にいた銀次郎くんが管理のひとを呼んできたところだよ、みたいな。
 へぇー。
 空調が壊れるなんて、そんなことあるんだなあ、と、のんびり思っていたら、銀次郎くんから電話が来た。
「今あがるー」
「仕事終わったの?」
「いや、終わらせた」
「っていうか、空調壊れて仕事してられなくなったんでしょう?」
「…え?、何で知ってるの?」
数秒沈黙。
「ああーっっ!、T井さんだーっ」
ピンポーン♪


 やがてやって来た銀次郎くんには、冷蔵庫のあり合わせで悪かったけど、ゴーヤチャンプルをつくってあげました。


...

買い物させてください…。 - 2005年08月15日(月)

 今日は私は会社でしたが、終戦記念日です。

 去年もこんな日記を書いたような気がするのだけど、私は思想的には赤くもなく、右も左も、何の宗教も関係ないのですが、いつも、この日はしんみりと、戦死したり犠牲になった方を思うことにしています。
 確実に、私の今日という日は、この方たちの犠牲の上になりたっているのですから。


 で。
 今日は銀次郎くんが泊まりに来ることになってしまいました。←昨日の日記参照。
 でも、夕飯は食べてから行くね、ってメールが来ました。
 実は、昨日ばつ丸に出した牛肉としし唐の炒め物を今日もつくろうと、手ぐすねひいていた私。昨日と同じメニューだけど、昨日成功しておいしかったし、同じ料理を集中的につくって手でつくり方を覚えたかった。
 代わりと言っては失礼だけど、T井さんが今日は事務所に来ていたので、うちにご飯食べに来ませんか?、と言おうと、彼女の前に行ったのだけど、
「…」
「まお、どうしたの?」
「イヤ、今日我が家にご飯食べに来ませんか、って言おうと思っているんですが、買い物もしたいなあ、と思ってるんです」
「何買うの?」
「下着」
「…」
「すみません!、露骨ですみません!!」

 おーばーかーさーんー♪

 でも、すんごい怯えてたさ(笑)、いろんな意味で。

 T井さんは、買い物に付き合ってくれ、その後、私の手料理を食べてくれただけでなく、台所周りの洗い物をしてくださいました。
 そして
「鉢合わせしたら困るから帰るねー」
って、帰っていきました。「じゃあ、頑張ってー、まおー?」
…って、何を…?
 イヤ、私ももういい歳して、何トボけてんだか…。はは、は…。

 うーん。
 T井さんが帰ってから次の行まで記憶がありません。


「おじゃましまーす♪」
…能天気サラリーマン登場。仕事着、仕事道具持参。
「まおー、腹減ったー」←こういうとき、こいつ、オレンジ色の髪した神子様がのりうつってるんじゃないか、と思うときがある。
「腹減ったぁ?、だってご飯食べてくるって言ったじゃないか!」←しいな(笑)。
ご飯まではいらないよ、って言うから、またトマトとモッツァレラチーズのサラダと、生ハム。生ハムはこないだのぐうたらの会の間に、おつかいに出されて買ったものでした。


 ↑…この文書いたの、8月27日だからかも知れないけど、ほんと記憶が薄いです…。


...

それは強力な胃薬。 - 2005年08月14日(日)

 今日はばつ丸がうちに来ます。
 ばつ丸は、唯一私が手料理でもてなす友人です。部屋は、こないだのぐうたらの会以来、銀次郎くんが時折遊びに来るので美しいまま。大田区グッズも押入れに入れられたままです。

 …ほんと、逆“電車男”だな、私。
 原稿もやってないよ…(泣)。

 起きて身支度して、超安いスーパーへ車ででかける。もてなしの食材を買わなければなりません。
 道々、ぼんやり、昨日銀次郎くんが傷ついていたらしいのを思い出していました。
 たぶん――自信過剰かも知れませんが――嫌われていないのだと思います。ただ、私に個人的に会うたびに彼の気持ちが少しでも傷つくなら、もう会うのをやめたほうがいいのかも知れない。

 と、思うあたり、やはり私も全く悪くはなれないみたいです。自分ではじゅうぶんに、殻を壊したつもりだったのだけどね(笑)。
 滅入ってきたけど、今日はばつ丸との約束があるから良かったなあ。これで何もなかったら家で一日じゅう鬱々とするところだった。
 スーパーをぶらぶらしていたら、銀次郎くんからメールが来ました。
「お昼一緒に食べよう」


 …。

 こっ、こいつめ…(怒)。


 あ゛ーっっっ!!、他人の気も知らんで、こいつはー!!

 私はあんたを大事に思うあまり、もう会わない方がいいとさえ思ってたのにー!!!


 しかしここは気を鎮めて(笑)有難いと思っておくのがスジなんでしょうね、きっと。
 でも、Tシャツとジーンズに顔がすっぴんな私は、これから外食をしにでかける準備をするのが面倒なあまり「何かつくるから家でご飯食べよう」とお返事して、夜、ばつ丸と食べるものと、餃子(←昼間っから臭いなー、もー)の材料を買って帰りました。

 餃子の皮は30枚入り。その半分くらいを包んだところで銀次郎くんが来ました。
 憎らしいほどいつもと変わりない。
 私は今朝、本当に悩んだのに。

 餃子(泣)。
 昼食だろうが関係ないわよ。私がただひとつ、自信を持ってつくれる料理なのだもの…。
 でも私は、焼くのは下手なの。包むのは上手だけど焼くのは下手。そう言ったら、銀次郎くんが羽根つき餃子に焼き上げてくれました。
「ええーっ、どうやってやったの?」
「適当。俺の人生、全部適当だから」
それは嘘だろう?
 この後、彼はにっこり笑って
「ねえ、明日さあ、明後日会社に行く準備してくるから、“可能なら”泊まってもいい?」
と言うのでした…。
 こんなこと言う男の人生、すべてが適当な訳がない。それにこいつ、私が断らないのを見抜いて言ってるから始末が悪いよ。

 ぐわー!!!、叫び出したいっっ!!



 夜、ばつ丸が来ました。
 ちびギャラリーのパンダの、携帯ストラップを土産にくれました。
「XXX゛Xン、って書いてあるけど、何?」
「胃薬。超強力な」
彼女は医者なので、製薬会社の営業さんからこれをもらったらしい(笑)。

 今日のメニューは、トマトとモッツァレラチーズのサラダ、茄子の梅風味煮浸し、牛肉としし唐の炒めものに大根おろしを絡めたもの。夏野菜オンパレードです。
 ああ、でも料理上手になりたいなあ。だって私、料理本で予習しないとつくれないんだもん…。

 ばつ丸は、このお盆にお義母さまとお食事したり大変だったようだから、今日は旦那と離れての息抜きってことでゆーったり、お酒飲んだり、お菓子食べたり、竹松(仮)に電話したり。楽しかったなあ。
 竹松(仮)は、一回かけたら出なくて
「あいつ、私たちを無視なんかして、生意気だーっ(笑)」
って言っていたのだけど、その少し後で、自室に新しいオトコがいるのにコールバックしてきました。
「…あんたさ、そういうときはかけて来なくていいよ…(泣)」
「ええ?、何で?、せっかくだもん」
って、こうも無邪気だとどうしたらいいんでしょうかー…。ははは。
 しかし、今回明らかになったのは、通称「わんこ」というオトコは見限られたらしいこと。
 どうなるんだよぉ…。←と言ったら「まお、自分のこと心配しな」と、ばつ丸に言われた。


 昼間銀次郎くんが来たときに撮った写真を見せたら、
「まお、この野獣のような男は何?」
と訊かれました(笑)。
 古くからの私の友人は、私の男の趣味を未だに“醤油顔のサムライ”だと思っているので、ばつ丸に銀次郎くんの写真は衝撃的だったらしい…。


...

ドライアイスで。 - 2005年08月13日(土)

 昼間日記更新。

 T井さんからメールが来た。まーさんと、私の家の近所に買い物に来ているらしい。
 昨日銀次郎くんは「連絡するね」って言ってくれたけど、特に音沙汰もないので、T井さんを誘ったら釣れました(笑)。おみやげにケーキとアイスを買って来てくれました。

 アイスの包みに、ドライアイスが入っていました。こうなったらやることはひとつ!!

 お湯を張ったボールにドライアイス投入!!



 …もくもくもくもくもくもくもくもくもく〜。



「きゃー!!!」
今日の札幌は暑かったので、まさに一服の清涼剤でした。ありがとうございます。


 夜。銀次郎くんから連絡がありました。
「これから行ってもいい?」
一泊しちゃった子は、もうウチ来るの平気になっちゃったみたいです。「ご飯食べた?」
「ううん」
「何で?」
「…だって昨日、連絡くれる、って言ったから…」だから、昼間、T井さんがおいしい和食屋さんに誘ってくれたのに行かずにじーっと待っていたのだ。
 そしたら、何か食べたいもの買って行ってあげる、って言うので、私は遠慮なくモスのサラダとオニオンリングを注文しました。

 果たして30分後、銀次郎くんは私のリクエストのものを持って来てくれました。


 私はたぶん、というか絶対に、何も打ち込むもののない人間だと思われている。
 最も、自分自身が恋愛にかまけると疎かになるような類のものだから、他人から見れば打ち込んでいないのも同然なのかも知れないけど、何も持たないと思われるのは心外だ。
 私、ビリヤード、一度もしたことがありません。
 それに限らず、いろんなもの、一度もしたことがありません。けれど銀次郎くんはそれらをことごとく体験していたりする。
「…あのさあ、訊いてもいい?」
「うん」
「まおは、どのくらいの間カレシいないんだっけ?」
「…2年」
「まおさあ、けっこう何もしたことないって言うけど、その、前のカレシとデートするとき何してたの?」

 無邪気ほど恐ろしいものはありません。

 そして私が凍りついたのも、言うまでもありません。

「…そのときは遠距離だったから、会ってただけでハイテンションだったから」そうそう、それでテンションを上げる元気のない日に別れることになったんだよね。
「ふうん。どこと遠距離?」
「千葉」
千葉県内のどこの市に彼が住んでいたかまでは、わざと言うのを控えました。言うと社内恋愛だったのがバレるからです。
「ふうん…」
その納得し切らない表情に、傷ついてしまった。
 やっぱり、つまんない付き合いだったのかなあ、あれって。
 あれだけ自分の中で引きずったけど、やっぱり別れるべくして別れたのかも知れない、って思ってしまったら涙が出てきました。
 で、しゃくり上げて泣くことになってしまいました。
 銀次郎くんには背中を向けてただ、わーん、って泣きました。彼はびっくりしたみたい(当たり前ですが)だったけど、私を抱っこしてごめんねぇ、って謝ってくれましたが、何かそんなことどうでもいいくらい悲しくなってしまった。
 これに触発されたのか、銀次郎くんはカノジョと別れてないのに、私とこんな感じになっていることに罪悪感を感じ始めたようでした。

 でも、恥ずかしそうに、初めて会ったときに、前に付き合ったことのあるカノジョに雰囲気が似てたから、ああ俺の弱いタイプだ、って思った、って言いました。
 彼はそのことにすら罪悪感があるようなので、私に誰かを重ねているのかも知れません。

 どうするべきなのでしょうかー…。


...

夜景リベンジ。 - 2005年08月12日(金)

 私が傷心のまま札幌にひとり帰った水曜日、銀次郎くんはこんなメールもくれていました。


 可能なら金曜に公園に行こう。リベンジ。


 公園とは、夜景の見える公園のことです。こないだ、私の車で行って、車上荒らし怖さに引き返した公園。
 本当に次回があるとは思っていなかったので「あ、あれって社交辞令じゃなかったんだ?」ってメールしたら「社交辞令なんて言わないよ」。

 …何か、慣れてらっしゃる。そう思った水曜日の帰り道でした。

 私のような、若輩&未熟者を操作するのなんて彼には簡単なんでしょうねー…。
 外見はどうでも(という言い方は超失礼だけど/笑)、裕福そうで、口の利き方も賢そうだから、モテてきたんだと思いますよ。

 でも断る理由もないので、行くと言っておいたのでした。
 今日は夕方、現場に出動でした。そしたら
「じゃあ今どこ?、迎えに行くよ」
って、現場まで迎えに来てくれました。
 何か、勘違いするじゃん、そんなに親切にしてくれたらさあ?


 このひとは、リアルタイムで私に二股かけてるんですよー!!!


 夕飯を食べてから、その夜景スポットに行こうということになって、ご飯を食べることになりました。
 差し向かいでご飯を食べていると訊かれた。

「ねえ、何て呼んだらいい?、まおちゃん?、まおさん?」

 はあ(溜め息)、コイツ本当に女の子と付き合うの慣れてるなあ、って、改めて思いました。
「呼び捨てでいいよ
「えええーっ?、それって恥ずかしいじゃんっっ」
…って、何を照れているんだ、中年に片足突っ込んだ男が(笑)。
「ああ、それでね、会社ではことほぎさん、って呼んでくれたりしたら、そのギャップが楽しいなあ、なんて思うんだけど」
「えええーっ」

 くすくす♪、両想いじゃないんだもん、これくらい楽しんでもいいじゃないか。ははは。


 食事をしているときに、彼のケータイに仕事の電話が入りました。
「無視」
無視された(カワイソウ…/泣)東海地方の市外局番。
「ええーっ、いいの?」
「いいの。大体用件わかるから」
「でも、銀次郎くんのこと頼りにしてかけてきたんだよ」
「いいの。アフター5は無理っ」
…実は、このひと、相当仕事のできるひとだったりします…。よく北海道に呼び戻せたなあ、っていうくらい。
 まあどれほどすごいか詳しくは書きませんが、そのせいで私は彼を名前だけ、だいぶ前から知っていました。H田くんとかY子ちゃんがよく困ったときに電話をかけていたのを見てたから。
「さあ、飯ーっvv、食べようー?」
私なら怯えて電話に出てしまうだろうに、堂々としたものです…。ごめんね、東海地方の誰か。


 夜景はきれいでした。

 周囲は全部カップルだった…(泣)。
 やっぱりこういうデートスポットは苦手だなあ。
 どういう態度でいればいいかわかんなくなるじゃんー。でも
「つれてきてくれてありがとう」
とは言っておきました。
 社交辞令じゃなくしてくれて。


...

ビジネスマンとデート。 - 2005年08月11日(木)

 デートしました。

 スーツに、出張荷物のカートを引き連れた彼とJR札幌駅で待ち合わせ。
 私は昨日でレパートリーを使い果たしたので、今日は超テキトーなクールビズ(笑)スタイルです。
 一応自分で決めていることがあって。
 それは、社外に出てお客様先へ伺うときは襟のある服を着用、生足厳禁、革靴ってこと。
 生足は社内にいても自分で禁止しているので今日もストッキングは履いているけど、今日はVネックのニットにこないだの白ミュールでした。涼しそうでごめん。
 そんな私はともかくとして、彼は完全にサラリーマンです。
「あー。私、サラリーマンとデートしてるー、すごいなー」
「“ビジネスマン”って言って」
 そこで思うのは、先週の金曜日と同じようなこと。
 私、ほんとはもう大人なんだな、ってこと。社会も私をそう思っているんだろうなあ、って。だって同い年の彼がこんなにしっかりした佇まいなんだもの。
 そうならなきゃならないという焦りはないけど、ただ、今のままがそんなに長く続く訳もないと思う。
 両親のことが大好きで親離れできず(と自分では思う)、空想の世界に遊ぶ私には、デートする相手がスーツだっていうそれだけのことが、本当に様々驚愕の事実を突きつけてきます。

 待ち合わせ場所に、彼のチームのひとが偶然近くに佇んでいて逃げるように移動。
 やっぱり見つかるのはヤバいです。
 私はどうでもいいけど、彼は、転勤してからまだ2週間しか経ってません(笑)。オマエ、何やってんの、って感じだよね。

 私がおいしいと思うもので良いと言うので、私はまた「青海苔のスパゲティ」の店を選んでしまった…。
 ああ、でもさあ、ワインとか飲みたくなっちゃうよねえ。
 それがね。
 銀次郎くんはあんまりお酒飲めないんですよ…(泣)。←何故泣く?
 あんまり飲めないひとの前で、自分だけ楽しめません。しかし、じっと堪えているのが顔に出たらしい…。
「いいよ。頼もう?、俺も少しはもらうから」
スパークリングのハーフボトルを注文したものの、やはり彼は1杯でアウト。2杯目を注ごうとしたら
「もう…そんなに酔わせてどうするつもり?」。
って、アンタそりゃあ、女の子が言う台詞なのでわ…?
「飲めそうな外見だから余計可哀想だね」
「うん、俺も可哀想だと思う」

 今日までの出張を、疲れた疲れたと何度も言っていましたが、
「でも、あなたもっと過酷な仕事こなしてきているでしょ?」
って言うと、にやりと笑ってましたね。
 たぶん、私が事実を言い当てたからでしょうが(だって夜中ドライブのとき、3徹した話とかしてたからさ)、こういうところに惹かれたんですかね。
 というか、こういうのが好みなんでしょうかね、私。タフなひと。


 彼は23時に帰って行きました。
 シンデレラか、オマエは…?


...

現実なんてこんなもの。 - 2005年08月10日(水)

 今日が約束の水曜日な訳ね。

 昨日メールが来ていて、今日、私が行く目的である打ち合わせが終わったら、銀次郎くんのチームのひとも合わせて撤収することになったと書いてあった。だから一緒だねー、って書いてあった(すっかりメールでも敬語が取れてしまいました)。
 とても嬉しかったので、最近買った中でもお気に入りの服を組み合わせて着て行き、ネイルもしっかり塗って会社に行きました。
 今日地方出張する目的は、打ち合わせじゃなくて、銀次郎くんの顔を見ることさーvv

 しかし、午前中、私の背後で密談が交わされているのを聞いてしまった。

「あいつ、3泊する準備させて行かせてるから、木曜日まで残らせてもいいんじゃん?」
 …私の背後は彼の上司たち。

 あ゛ー!!!(叫)


 予想通り、彼は作業場で私と目が合うと、口パクで

 終わらない

 と言いましたとさ。
 …でも、口パクしてくれるなんて、胸キュンだった…。←バカ。工藤静香が頭の中で歌ってます(どの曲かわかったひとは、私と同年代ね、きっと)。

 それから私は打ち合わせに行き、帰り、銀次郎くんが作業している部屋に、ちょっとだけ顔を出したのだけど、全く修羅場である状況は変わらず、ほんのり奇跡が起こっているかも知れないという私の期待は見事に打ち砕かれました。

 しくしくしく…。
 打ち合わせの内容なんてもう忘れたよ。
 どうして私は帰りの列車で、ロッテリアのカレーカツバーガー食ってんですかー??
 窓に映る自分の顔は、いつもよりちゃんとしたお化粧顔。それがまた悲しい。

 明日は帰るよ、っていうメール来てた。「時間があれば何か食べよう」。



 このひと、たぶん、ほんとのカノジョには、この数倍優しいんだろうなあ。


...

星が味方してるってこと? - 2005年08月08日(月)

 昨日早く寝たのに、今朝起きたの7:30。ぎゃー!!、どういうこっちゃねん!!

 銀次郎くんは今日から数日、地方に出張するって言ってたので、顔も髪も服も、先週から比べるとグレード下がった感じで出勤したのに、午前中、彼、事務所にいたさ(泣)。バカー。何でいるんだよー!!

 にしても。
 銀次郎くんてば、すげー澄ましてて(本人はそんなつもりないんでしょうが、そう見えて)面白かった。たぶん向こうにしてみたら、私が取り澄ましているのが面白かっただろうなあ。


 10時頃、喫煙スペースに彼が行ったところをキャッチ(笑)。ストーカーです。
 咥えタバコで、何故かブルーな顔。
「聞いてー?」←すっかり言葉遣いタメ口。
「なあに?」
「そこの自販機で、グレープフルーツジュースを買おうと思ったの。グレープフルーツジュースは16番だったから、1と6を押して確定を押すのかと思って、まず1のボタンを押したら、それで確定しちゃって、1番のココアが出てきたさー。朝からココアってどうよ?」
私もその間違いしたことある(笑)。
 その後、私は昨日銀次郎くんが帰った後のこととかを話したのだけど、一通り私が話し終わってから、彼は
「…ココアいらない?」
と言い出した。
「てゆーか、銀次郎くん、これいらないんでしょ?」
「うん」
朝食を食べていなかったので、お腹すいてたのも事実で、私はそのままもらったのですが

 タバコ味。げーっっ。


 それから間もなく銀次郎くんは、ドナドナのように地方へ拉致され、私はぼんやり仕事。ほんとは全然ぼんやりしている場合じゃないくらい仕事が詰まってきているのに。
 リーダが部長と打ち合わせに行ったのをチャンスと見て、A木くんと逃げ出し(笑)ました。
 帰宅して、土曜日にみなさんが残していった食材でモッツァレラチーズとトマトのサラダ。あとビール。それが夕飯。と、T井さんが日曜日に持たせてくれたカットパイナップルを食べる。

 何となくクセで、銀次郎くんにメールする。タイトルは「ドナドナ」。それくらい可哀想な連れ去られ方だったので(笑)。
 お返事は「後で電話するね」。


 「後で電話するね」?


 何故?、何?
 わー、もう迷惑だからメールしてくるな!、とかだったらどおしよおー??
 うろうろうろうろうろ…。←家の中を歩き回っている。

 果たして。
 私をあれだけ挙動不審にさせたくせに、そんな悪い電話ではなくて。
「もしかしたら水曜日に札幌に帰れるかも。水曜日こっち来るんだよね?」
「うん」
「もし帰り一緒の列車だったら、札幌でご飯食べようか」
…こんなこと男のヒトに言われたの、2年振りだ(笑)。

 …しかしこのヒト、カノジョはどうしちゃったんでしょうか?

 まあ、私が心配することじゃないよねー。ははは。そんなの知らないよー。はははは。←モラルハザード。
 なんで、わざわざお断りすることもなく
「うん
ありったけ(残り少なし!)の乙女ヂカラを込めて返事しておきました。
 あと、私が、日曜日に、ちざきバラ園に行こうとしたのだけど迷ったと言った(のです、事務所の喫煙スペースで)のを覚えていたらしくて
「バラ園行きたかったんだよね?」
「うん」
「今度連れてくよ」。

 えええーっ?

 何だこれー!!!、何でこんなに親切にしてもらえるの?

 これが大殺界を抜けた後の運なの?

 わかんないよー!!


...

偶然って、マジすげー、という話。 - 2005年08月07日(日)

 私の家は、自慢じゃないけど、ひとり暮らしには広いです。

 昼頃、銀次郎くんが帰りました。
 彼の名誉のために書きますが、何ーもありませんでした。私は彼がいてくれただけで嬉しかったから、それでいいんですが。

 …しかしなあ、人生初めてでした。外泊は遠距離恋愛してた頃何度もしたけど、家に泊めるってのは初めてだった…。
 親には絶対に言えない(笑)。あんたもいい歳なんだからそんなことあって当たり前でしょう、みたいな理解はたぶん表面上だけだと思うから。

 誰もいなくなると、ものすごく寂しくなってしまいました。こういうのが嫌。久しぶりに、あー私は本当に独り者なんだなあ、ということを実感しました。


 とりあえず目覚ましに風呂でも入るかー、って、シャワーじゃなくて、浴槽にお湯溜めて、がっちり入浴してしまいました。
 上がったら、髪の毛も乾かないうちに、トラブルの電話が来ました。
 緊急時に電話がかかってくる順番、私4番目のはずなのに…。すんげー濡れ鼠なのに、スクランブル出動しなきゃならなくなってしまいました。
 着替えて、車を出して、しゅっっっぱーつ!!!

 …処置終了。とりあえず電話の発信源である部長に報告の電話をしたところ、

「まったくお前んとこのチームは誰も電話に出ないな、どうなってるんだ?、その点お前は危機管理がなってるな」

 …そんな褒め言葉嬉しくねえよ。日曜だってのにヒマだってことを証明したようなもんじゃねーか。

 何か、そのまま家に帰るのイヤで、こないだ夜景を見損なった公園の近くにある「ちざきバラ園(植物好きだから)」にひとりで行ってみようと思って、そこから車を走らせたのですが、

 ふつうに迷いました。

 ふらふらしているうちに、T井さんちの近くのコンビニの前の交差点に出て、そこで信号が赤に。
 待っていると、その横断歩道を見たことのある男性が渡って行く。

 まーさん!!
 すごい偶然だ!!!

 青になってすぐ駐車場に停めて、店内へ。
「まーさーん」
「?」←一瞬何だかわからない顔。
「まーさーん、おなかすいたー」←たぶん、巣で口開けてるヒナと同じ顔してたと思う。
「お?、まおか。どうしたー?」
「あのねえ(涙)…」
そこで家を出たところからすべての事情を説明。14時だというのに何も食べていないことも説明。
「スパゲティとインスタントラーメンくらいしかないぞ」
「それでじゅうぶんですー」
「よし、じゃあ来い」
「わーい!」

 まーさんは私の中の早川裕作vvだ(笑)。


 …てことで。
 私は昼ごはんに、まーさんのスパゲティをゲットしました。ピリ辛のツナトマトソース。さーいーこーうー♪
 出かけていたT井さんも帰宅して、私は夜ご飯にお好み焼きまでつくってもらいましたとさ。はははは。ほんとにここのうちの子供みたいだなあ。


...

1日に2回会う。 - 2005年08月06日(土)

【昨日までのあらすじ】

 銭函(ぜにばこ。小樽市内の海岸)方面迷走中。
 花火をしようと砂浜を求めて銭函に来たのに、銭函は岩の海岸だった!!←ショックだったさ、かなり。

 …以上、あらすじ終了。


 さて。今日の話(要するにドライブしているうちに日付が変更された)。


「花火するのに、川岸を見つけたほうが良さそうですね(←まだ私を先輩として立ててくれてるので敬語)」
という銀次郎くんに
「そうだね。札幌市内に戻ろう」
同意して、今度は豊平川を目指すことに。
 そこで、改めて車に乗ることになったのだけど、交通量も少なかったので銀次郎くんに運転してもらうことにしました。
 左ハンドルってことでテンパって、
「うわー、これ、ハンドルがシビアだねえ」
って、すっかり敬語が取れた銀次郎くん。彼の運転のまま札幌市内に戻りました。
「意表を突いて、旭ヶ丘とか行ってみようか?」
「?、何があるの?」
「夜景。名所だよ。知らない?」
知らなーい。
 私は全く知らなかった。釧路の夜景なら知ってるけど、札幌は知らないよ。私の街じゃないもん。
 そしたら、その名所の前にパトカーが。
 車を停めちゃダメなのかと思ったのだけど、話を聞いてみると、おまわりさんは別に駐車する車を取り締まっているのではなくて、その駐車場にタチの悪い車上荒らしが出るからパトロールしてるんだって。


「今日はやめて、今度、俺の車で来よう」


 …これは社交辞令と思っておいたほうが身のためだな☆

 その後、豊平川の岸で花火をしたのだけど、仕事後で銀次郎くんはワイシャツでした。
 それを見て、私も大人になったんだなあ、って思いました。サラリーマンとデートしてるよ(笑)。
 あと、そのときの私の格好に、それを実感した。
 私は、実はしばらく自分で服や持ち物を選ばずに、親が与えてくれたものを黙って着たりしていたのですが、自分で稼ぐようになり、最近それなりの買い物ができるようになりました。
 今日のミュールとか。このとき持っていたバッグも、こないだの合コン(笑)未遂の前日に自分で即決で買ったものだったから。
 ああ、自分でお金出して選んだものを身につけてデートしてる、って思ってさ。普通の女の子なら当たり前のことなのにね。

 それからはすぐに自宅に戻りました。車庫で彼の車と私の車を入れ替えた。
 イイ女ならここで
「あがってお茶でもどう?」
くらい言うものなんだけど、もう部屋はぐちゃぐちゃです。本当は明日のために、ドライブなんか行かないで片付けをしなきゃならないくらい。
「…ごめんね(泣)。今日の午後まで片付けておくから」
…ぐわーっっ!!、情けないっっっ!!


 お別れして、またその10時間後、銀次郎くんと会いました。ぐうたらの会です。我が家で。
 一番乗りしてくれた(もしかすると他の面々が気を遣ったのかも知れないけど)ので、届いていたテーブルを組み立ててもらいました。
 銀次郎くんは、ペンダントをしていました。
 …ペンダント男。…数年前なら無条件に拒絶対象だった(笑)。それ以外にも彼には、私がかつて無条件に拒絶していただろう要素がかなりある。愛車は白いワゴン、シートにファーが置いてある、中にLEDの照明がある…私の辞書でこれは「ヤン車」だよ。
「それ作ったの?」
実は昨日ファミレスで、銀細工をするんだ、って話を聞いたのです。←だから長男坊なのに、仮に“銀次郎”くんとなってしまったのだけど。
「ううん。俺にシルバーを教えてくれたひとが一番最初につくったやつで、大学出るとき、俺が持ってたシルバーのベルトの時計と交換したの」
何だその、面白カッコいいエピソードは。


 今日はぐうたらの会フルメンバー。しかも、銀次郎くん以外の全員が私の腹の中の黒さを知っているという…(泣)。
 だからすごいヘンな雰囲気アリアリで、会の途中で、ふたりでお使いに出されたりしました。
 ワインとビールと生ハム、百円ショップでぐい呑み8個、ジェンガ。
 どうも緊急性がないものばかり。やはり気を利かせてくれたんでしょうね。ジェンガは、私が「酔っ払い同士でやったら面白そうじゃないですかー?」って言ったから、責任取らされた形。
 だからお使いから戻ったらジェンガ大会。
 言い出しの私が一番、積み木を崩してしまった…(泣)。

 ぐうたらの会のメインである、まーさんの料理は今回もとてもおいしかった。
 鳥のささみのタタキとか(←素人レベルではない)。今回、チコリの葉の上に生ハムのサラダをのせたのつくってくれたんだけど、それ、すごーく好きだったなあ…。おいしかった。

「じゃあねー、まおー、銀次郎くーん」
と言い残し、みなさんは帰って行かれました。
「どうして俺も手を振られるんだっけ?」
と言いながら残ってくれたはいいけど、私ももういい加減アルコールが回ってて、すっごい眠かったよー。
「…」←目が半分閉じている。
「我慢しないで寝なさい?」
「…やだー」←そのくせ寝たがらない。
「はいはい、寝る寝るー」
お姫様抱っこで運ばれて寝かされた。


 私が大人しく横になったら帰るのかと思っていたのだけど、彼は結局帰りませんでした。


...

「私の外車でドライブしない?」 - 2005年08月05日(金)

【昨日までのあらすじ】←一日一日書くの面倒になっちゃったので、ダイジェスト(笑)。

 7月25日(月)に、私好みの社員が出向から出戻りました。彼の名前は仮に“銀次郎”くんとしておきます。
 銀次郎くんは、入社年次で言うとA木くんやH田くんと同じで、私より一年後輩ということになります。
 銀次郎くんが結婚していない、独身さんだということは、7月28日(木)に判明(Y子ちゃんに訊いてしまった/笑)。

 7月30日(土)、T井さんちで、まーさんの手料理を囲む会(=ぐうたらの会)。酔っ払ったY子ちゃんは先輩として(Y子ちゃんと私は同期)銀次郎くんをその場に呼びつけました。私が「銀次郎くん好みだーっvv」って言ったから、気を利かせてくれたのです。
 先輩に言われたら断れない体育会系な銀次郎くん登場。
 そこで、銀次郎くんと私は同学年だということが判明。しかも1ヶ月向こうが年上。
 帰り、可哀想な銀次郎くんは、ほぼ初対面の私を自分の車に乗せて送ることになってしまいました。本当に可哀想に。
 そこで私は彼に、カノジョがいるのかどうか訊いてみたよ。
 まあ、当たり前のことながら、いるそうです。
 とりあえず、私は君に好意があるよ、くらいのことと送ってくれたお礼を言ってその日はお別れしました。

 7月31日(日)、朝起きて、まず、銀次郎くんのことをこの先どうしようかと考える。
 何故って、入社一年目のとき、カノジョ持ちにアタックしてこてんぱんになった経験があるし、これで負ける(まあ、恋愛は勝ち負けではないのですが)と、社内恋愛3連敗になってしまう。
 しかも前の2敗は幸い、現在勤務地が違うので顔を合わせることはないけど、銀次郎くんは北海道に戻ってきたばかり。私が退職するまで勤務地は一緒です。
 …ま、でも、いっか(笑)。楽しければそれで。はははー。←モラルハザード。あとで一番傷つくのは私なのに。
 翌日からの乙女ヂカラ充填のため、パーマをかけ、化粧品を手当たり次第購入、次のぐうたらの会を我が家(確信犯)で催すため、無印良品でバーチ材テーブルを購入。テーブルは6日の土曜日昼間配達予定。

 8月1日(月)、携帯電話の番号とアドレスを交換。

 8月4日(木)までちょこちょこ、夜にメールで会話したりする。週末の土曜日は予定がないというので、我が家で開催のぐうたらの会に誘ってみた。



 …以上、あらすじ終了。


 さて。今日の話。


 今日は金曜日です。

 だからと言って、何もありません。特急列車に乗って市外に出張して打ち合わせして帰宅でした。
 夏休みだからか、列車がいつもより混んでいる気がして、ひとり心寂しくなったりして。私は休めそうにありません。
 …まあ、だからと言って、一生懸命仕事をしている訳でもない。仕事があってしなきゃならないのと、一生懸命やるっていうのは別物ですからね。

 打ち合わせも、何か、うちのリーダがお客さんに無理難題を押し付けられた形(と私は思った)で終わりました。その無理難題が、じきにA木くんと私(主にA木くん)に降りかかることになる訳だ。

 帰りの列車。
 少し料理上手になりたいと思い、オレンジページを購入。薄切り肉INサマー(笑)。相変わらず写真がきれい。

 札幌に着いて、大丸デパートの婦人靴売り場で、新しい仕事用の靴を買おうとしたのだけど、実際に買ったのは真っ白いサンダル(流行りの言い方だと「ミュール」って言うんだよね、確か)。
 …おいおい、いつ履くんだよう?
 どうせ、休日や放課後に遊びに行く機会なんてないのになあ…。そんな、履く可能性のない靴に1万円も出してしまった。だって可愛かったんだもん、ということを理由にするには高過ぎだ。

 家でだらだらして、適当な時間に銀次郎くんにメールする。すごく他愛のない、今日は私のほうがきっと仕事から早く上がれたよね?、まだ君は仕事でしょう?、っていう内容。
 お返事は、まだ仕事です、あとで明日のことで電話したいんですが可能ですか?(←この「可能ですか?」っていう言い回しがサラリーマンっぽくてひとり笑ってしまったのだけどね)
 はいはい、可能ですよー?

 本当に電話かかってきた。電話で話すの初めて。
 明日って何時頃行けばいいですか?、とか、買出しがあれば早めに行きますけど、っていう話。ぐうたらの会は本当に規則もぐうたらなので、改めてレギュレーションを尋ねられると困ってしまう。
 最後に私は

「ねえ、これから時間があったら、私の外車(ウソではありません。ほんとに外車です)でドライブしない?」

と言ってみた。試しに。
「ああ、いいっすよー」
「えええー?、いいのー?」
「あれ(笑)?、ほんといいですよ。どうしたらいいですか?」

 釣れた(笑)。←釣ろうとしたくせに、釣れて一番驚いている。

 今日買ったミュールをおろして出かけた。
 ああ、今日これを買って良かった♪

 私の駐車場に彼の車を入れて、私の車の助手席に彼を乗せて出発。
「何か、ディズニーランドの乗り物に乗ってるみたいっすね…(笑)」
 お腹がすいたというので、とりあえずファミレスに入りました。←全くロマンチックじゃないけど(泣)。
 私は抹茶パフェを食べながら、いろんな話を聞いたけど、そこでわかったのは、彼は“リアル”のひとだってこと。
 私の知識は表層です。活字から得て、ほとんどが実体験の伴わない“ヴァーチャル”に対して、彼は興味のあることで、することが可能なことはやってきている。多趣味で、クリエイティブで、アーティスティック。
 …こりゃあ、私には合わないかも…(泣)。私の趣味、他人に言えないしね…。ははは。


 それから市内をぐるぐるして、小樽方面に行く途中でガソリンを入れた。セルフの給油所で、セルフ初体験の私に、彼はきちんとガソリンの入れ方を教えてくれた。
 はーあ(溜め息)。何かこういうの弱いんだよなあ…。私、男のヒトに指図されるの好きだからさ…。

「これからどうしよう?」←誘っておいてこの体たらく。
「いいですよー、どこでもー。明日もどうせまおさんに予約されてますから」
「あ、花火したい」
「じゃあコンビニ寄りましょうか」
 コンビニで花火購入。
 花火で遊ぶ場所を求めて、銭函(ぜにばこ。小樽市内の海岸)に行くことにしました。

 つづく。


...

ウェストニッパー。 - 2005年08月02日(火)

 というものを知っていますか?
 要するに、医療目的以外のコルセットです。
 持ってはいたけれど、私がこれを最後に着けたのは、4月の玉三郎の結婚式のとき。それから初めて、今日着けました。

 キツー!!

 でも、自己満足であっても、すごい痩せ加減ですよ、これは。上半身がコンパクトだとこんなにキュート(笑)な体型になれるんだねぇ…。←そう思っているのは自分だけなんだけどね。


 昨日かけたパーマは上々。
 もちろんまつ毛は昨日の3倍(メイビリンのマスカラはすごいねー!!)。
 しかも超早起きで、会社にはいつもの1時間前に着いてしまった。これくらい、いつも気合い入れて生きていたらなあ…。

 いや、もしそういう生き方してたら、たぶんもう息切れして、今頃生きていないかも…(笑)。


【今日の原稿】

 ぐわー!!!!
 書く時間がなーい!!!


...




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