ま お の 日 記...まお

 

 

親父越え。 - 2001年10月29日(月)

 定時で退社でした。
 それで、本屋さんへ行き、「ヒーロービジョン」と「ああっ女神さまっ」の23巻を買いました。
 相変わらず江國香織の新刊は買っていません…。今日それを買わなかったのは、赤の「冷静と情熱のあいだ」江國版が売り切れていたせいなんだけど、何故か、あの赤と青の表紙を見てもそそらないのは確か。購買意欲が沸かないの。


 「ああっ女神さまっ」は、自分で言うとかなり悲しいのだけど、いろんなマニアック要素の凝り固まったマンガです。
 そのマニアック要素と、やけに線がすっきりしてる感じの藤島康介の絵が好きで買ってしまう。時折「ほろり(泣)」とくるストーリーもあって、現実離れしているけど、単純に、いい、と思う。
 主人公は、森里蛍一という、身長の低いことに多少のコンプレックスを感じていた大学生(だったの、連載当初は。今は留年しながらも働いている)。
 その蛍一のところに、故郷から両親がやって来る。
 で、かなり説明は端折るけど、蛍一が「親父越え」のレースを決意するのが、この23巻な訳です。

 それがね、蛍一の出身地って、釧路なんだよね(笑)。
 何か、すっっっっっごい嬉しい。

 蛍一のおかんが、カンガルー革(と思われる。大体そうだからね)のレーシングシューズを履いてるのもツボでした。


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「来週の仮面ライダーアギトはお休みです」 - 2001年10月28日(日)

 マジな話、最近平日はだいたいニュースステーションしか見られなくて、それ以外に見るのは、日曜日の特撮くらいになってしまった。
 …何か間違ってるな、私の生活。

 んで、ここからは、その、私が見ている数少ないテレビ番組・ガオとアギトについて語るので、知りたくないひとは読むな、ナリ。


 今週のガオ。
 ロケ地は新宿歌舞伎町。コマ劇場のあたりでした。もう懐かしいな、ここらへん。
 その大都会で、1000年前の平安時代生まれのガオシルバー様が、何故かビリヤードをしている不思議。…まっ、いっか。似合ってたから。
 しかし、今週は大問題が起こってしまいました。
 どうも、私が望んでいる通りに行ってくれないみたい。カップリング。
 私は黄×巫女がいいと言うのに(笑)、雲行きが銀×巫女方向に流れ始めたような…。
 いやん☆

 今週のアギト。
 先週放送分でアギトの正体を知り損ねた氷川が、今週は大捜査。いろんなひとに疑いをかけ、質問しまくるのね。
 そのあたりは、けっこうカットに凝ってて良かった。氷川が可愛かったし。一番可愛かったのは、予告編のトボケた表情かな。
 でもその予告で、今回、津上翔一がアギトだってことを知ってしまった氷川が言うらしい、
「津上さんにこれからどういう態度をとればいいのか分からない」
みたいな台詞も流れたので、ちょっと気になります。

 氷川って、津上翔一のこと、認めてないんだね、人間として。
 …と思った。

 結局、氷川は、望んだことだけど、フェイクな仮面ライダー。
 津上は、よく覚えてないけど、とりあえずリアルな仮面ライダー。

 氷川はそのことに多少なりともコンプレックスがあって(または、今回津上の正体を知ったことで、コンプレックスとなって)、自分より強いのが津上ってことを認めたくないから、その事実を知ってしまった後で、自分がとるべき態度が分からなくなったんだろうなあ。
 そういうことって、普段あるよね?、私、氷川みたいに狭量な(笑)人間だから、けっこうそういう経験あるよ。

 そんな氷川を小沢姐さんが優しく導いてくれる展開を期待するわ。

 でも「来週の仮面ライダーアギトはお休みです」だってー(泣)。


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東北海道ヤナセ釧路支店の岩間さんをよろしく。 - 2001年10月27日(土)

 昨日の事故でできたキズを修理するのにいくらくらいかかるのか、修理の見積もりに、ディーラーへ行きました。
 そこで、この車を世話してくれた岩間さんという営業の方に
「あー、本当におケガがなくって良かったです」
と言われる。
 今朝、母親に「いろんなひとが、まおの心配したんだからねッ」と説教されたばかりで、ああ、本当だと思う。

 いや。
 それでですね。
 東北海道にお暮らしの方で、お車の買い替えを考えてらっしゃる方。
 東北海道ヤナセの岩間さん、いいひとですよー。


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「大丈夫女」、事故る。 - 2001年10月26日(金)

 私は「大丈夫」な女らしい。
 「大丈夫女」。
 周囲から「あのひとは大丈夫」と言われて、誰からも手助けしてもらえない女。

 再三に渡って、この日記でもどこでも、果ては小説の中身でさえ(笑)「大丈夫女」は悲しい、私は全く「大丈夫女」ではない、と叫び続けているというのに、今朝メールチェックをしたら、私が「大丈夫女」であると念押しするような内容のメールが届いていた。

 …失恋気分である。
 一番「大丈夫女」であると言われたくないひとから言われた。
 私はもうこのひとから助けを受けられない。

 で、ボーっとしてたら、とうとう車を擦りました。
 私が借りている駐車場の区画の、隣の区画に既に駐車してあったピンクのヴィッツに

 じゃりー(泣)。←私の右前のタイヤカバーと、ヴィッツの右前バンパーが擦れた音。

 知らん振りができないほど、私の車はピンクだし、向こうの車はグレーになってしまいました。
「…」
とりあえず、保険の書類を見てみるんだけど、ここに載っている電話番号にかけていいのか迷い、結局父親に電話してしまいました。
 ほら。
 私なんて全然「大丈夫」じゃないじゃん。
 私は相手の車の持ち主に電話をかけ、謝罪をしましたが、やったのはほぼそれだけ。あとは、私が頼んでもいないのに、親父殿がすべて裏で動いてくれました。
 事故から10分も経たないうちに携帯に電話が来た。
「まおー?、今どこにいるんだい?」
「もう事務所に上がったよー。これから保険屋さんに電話するねえ」
「ああ、お父さんがもうかけたよー。今、保険屋さんと事故現場にいるんだよー」
事務所の窓から現場を見下ろせば、父親がそこに立っていたのは驚きました。

 最初、そうやって親父殿が勝手に物事を片付けていくのが、腹立たしくてならなかった。
 私はもう子どもじゃなーい!!…ってね。
 だけど、親父殿もやりたくてやっているんだろうし(やりたくないことをここまでスピーディにする訳がないのだ。特に私が既に社会人で、世間と法律からは大人として扱われるのだから、親がすべてやってやる必要も本当はないからね)、親孝行も親が元気なうちにしておかなければならないことならば、親に面倒をかけるのも、親が健康なうちしかできないことだなあ、と思ったんだ。

 自分の甘えを、棚に上げる意見だなあ、って分かってるよ、勿論。

 夜。
 てると遊んだ。
 そのまま帰ったら小言を言われるだけなので、なるべく遅く帰りたかったのだ。


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暇だったらデートしようー? - 2001年10月23日(火)

 昨日出したメールで

「お正月にこっちに帰ってくるの?、暇だったらデートしようー?」

って書いたのに、今日来たお返事では、そのことはノーコメントだった。

 …帰って来るな(怒)。



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「私、本の話がしたかっただけなのに」 - 2001年10月21日(日)

 今朝のガオレンジャーのロケ地は川越市でしたね。
 川越は555もロケしてたよね。一度菓子屋横丁に行ったときに、とあるお店の中に写真が飾ってあるのを見ました。

 昼間、てるに遊んでもらった。
 実は今日は、情報処理の資格試験があって、私も実は受験料を納めていたのだけど、特に勉強もできなかったし、試験会場が帯広なので受けに行きませんでした。
 やっぱり帯広はまだ鬼門。
 行きたくない。
 …しかし、お盆には一度行っているんだよね、私。
 でもそのときは「遠藤を釧路まで連れてくる」っていう使命と、長さんが前の晩に「明日はねー」って、待ち合わせ時間を知らせてきて、考える暇がなかったから行けたんだと思うよ(花火大会の日で、阿呆のように空を見上げてたら、携帯に電話が来て何も考えずに「分かったー」って言ってしまったんだよね)。


 夜。
 「last resort」の“彼女”のモデルになった(というよりも、本人の知らないところで私が勝手に書いたのだけどね)彼女から携帯にメールが来ました。
 大学2年くらいまで付き合っていた彼が、出張で彼女の住む関西地方に来て、彼女のところに1泊したらしい。…そして来週からは大阪に主張だそうで、1週間プチ同棲をする、と書いてありました。

 …しろよ(呆)。

 彼女と私とは、小学校から一緒のガッコ。中学のとき同じクラスでした。彼のほうも私と小学校から同期なので知らせてくれたんですが、彼はどこのグループの会社か知らないけど、SEという因果な商売に就いていました(笑)。
 ふたりとも、当時は真面目で堅かったんですけどねえ…。←つまり今は、柔軟性に富んだひとだということです(笑)。

 そのメールを読んで、
「もう結婚すればいいじゃん」と思ったのですが、彼女が私に言いたかったのは、数年経過して彼と会っても、何のときめきもなかったということでした。
 私は彼女とは、彼女が大学入学したときから住むところが離れたから、彼女がどういう男性遍歴(と書くと、何かものすごそう/笑/だけど、そんなことはなく、彼女は賢く素晴らしい女性だ)を辿ったかはっきり知らないけど、今回再会した彼が、一番お似合いだと思うけどなあ…。


 彼女が語ったことで、ひどく印象的だった言葉があるんです。

「私、本の話がしたかっただけなのに…」

 夏に彼女が帰省した折に聞いた言葉。
 その帰省の数日前、今年の春まで付き合っていたひとが、酔った状態でふらりと彼女の家に来て、涙ながらに彼女に復縁を迫ったそうです。
 そのとき、彼は「前にお前が言っていたように本を読んでいる。読書が楽しいと思うけれど、誰もそのことを話しても理解してくれない。話題にしたいのに」と言ったんだって。

 初めてのときに「お前の胸がもっと大きかったら良かったのに」と言い、俺の前で本を読むな、と言い、彼女が大学院に進学するのを良しとせず、俺よりバカだったら良かったのに、と彼女に言ってきたのに、ですよ?←ここが私の小説のネタになった訳だ☆

 彼女は、
「あなたと付き合っているとき、そういう寂しい気持ちだったんだよ、って言ってやったの。私、本の話がしたかっただけなのに…」
と、私に話してくれました。「まあ、明け方に雄めいて乗っかってきたから、追い出したけどねー、あはははは」←強い(笑)。

 男のひとって、女性には、物理的繋がりしか求めてないんでしょうかね。
 同じものを見たり、味わったり、楽しんだりする。意見交換をする。それは全く子どもの付き合いですか?
 そういえば、そのSEになった彼と彼女が別れた理由も、そこのところの意見相違が原因だったかも知れない…。


 彼女がそのメールに「冷静と情熱のあいだ」が面白いと書いてました。
 おお。江國香織さんだね。
 読みたいなあ…。


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読点のないメール。 - 2001年10月19日(金)

 オンラインで付き合いのあるひととのメール交換について、前にも語ったことがあるんですが、更に。

 会社から帰ってきて、メールチェックをしたら、全く読点のないメールが引っかかってきました。
 数行、疲れた勢いで書かれたらしいその文章に、私はキレて、その文章をそのまま載せて
「読点の全くない文章をどうもありがとう。おやすみなさい」
とだけ書き足して返送しました。

 …厭味ですよ、勿論。
 私が、そのときに思いついた最高の厭味でした。
 それが通じる相手だと思ったからやったというのはあるんだけど、それ以上に怒ってましたねー。

 読点のない、大雑把さに怒ったのではありません。こういう態度で書かれた文章は日本語を冒涜してるとか言いたいのではない。そういう意味では私だって日本語をこうして冒涜し続けていると言えるからね。

 ただ、これじゃトロと同じじゃん、と思ったのね。

 私は、トロ(ゲーム「どこでもいっしょ」の、あの白いネコ)からメールが毎日届くというサービスを申し込んでいます。
 本当にトロが毎日、日々の呟きを送ってくれるのだけど、彼は所詮ヴァーチャルなので、私の状況なんかお構いなしの内容を、ある意味暴力的に送りつけてくるだけです。

 それと同じだと思ったのね。
 メールをくれてるのはリアルな存在のはずなのに、何でこんなん寄越すかなー?、って。

 最もそれ以前に、私は毎日彼からメールをもらえるってことだけに価値を感じていなければならないのかも知れないんだけどね。


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マジかーっっ??? - 2001年10月18日(木)

進捗会議でした。
昨日から釧路に来てたK松課長も参加して、R病院のプロジェクト進捗会議だったんだけど、他の病院のことも議題にしようということになりました。

その会議。
9:30〜14:30。途中1時間の休憩アリ。
私以外全員喫煙。お気に入りのブラウスがいいだけ燻される。

どちらにせよ、どうしてSEの進捗会議はこう、建設的じゃないんだろう。
建設的な会議はT部長のPA会だけしか知らないよ。
思わず、メモしていたノートの最後に、終了時刻と

マジかーっっ??

という独り言を書きました。
それからR病院に移動して、栄養管理室(要は、給食室です)で栄養士さんと、入院患者の食事の献立を入力する画面づくりをした。
そのとき、質問されたことをメモしようとノートを開いたら、↑の独り言が。

「○川さん、マジメにやらないとダメじゃないですか(笑)」
「いや、だって9時半からですよ、この会議ーっっ」
「ええーっっ」
そうだよ、普通驚くよね。
栄養士さんは私を哀れんでか、コーヒーを出してくれました…。アリガトウ(泣)。


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「氷川くん、根性出しなさいッッ」 - 2001年10月13日(土)

 朝から両親が、おかんの実家へ行き庭仕事をしてあげるんだ、と言ったのだけど私は迷った末に行きませんでした。

 何か、帯広の土踏んだだけで、まだ吐きそうだもん。せっかく精神的に安定しているので、大変申し訳ないが行かない。

 久し振りに、ほぼ一日ひとりでした。

 なんとなく蔦屋に言ったら、昨日借りそびれてしまったアギトの1巻が返却されていて、速攻借り!
 そのままマックでフライドポテトのLを買い、近所のパン屋さんで五目春巻き風トルティーヤ(好きなのだ〜vv)を買い、2時間没頭。


 仮面ライダーアギトについて語るので、知りたくないひとは読み飛ばすナリ。

 …まず。
 氷川誠、こと、要潤くんが、申し訳ないが「要潤の演技」として非常に面白い(笑)。
 このひとは、「がぎぐげご」の発音が半分噛んでて可愛いね(要するに、その行がやたら喋り難そうなの)。

 ちょっと小沢さんには、更に惚れてしまいましたね。
 このひとの強いところは、氷川に対して何も負い目を感じていないこと。

 私がメガで大好きなところに、久保田が普通の高校生を、自分と鮫島の確執に巻き込んでしまったことに対して、負い目を感じ続けているところ、っていうのがある。
 たぶん、久保田という大人はもともと、子どもである高校生に対しては理由もなく優しくできるひとだと思うんだけど、負い目があるからこそ、もっと優しくなれたというのはあると思うんですよ。

 だけど、この小沢ときたら、製造者としての責任も感じてないし(笑)、もちろん彼女が彼を選んでしまった訳でもないので負い目もない。
 アギトにボコボコにやられている氷川に対して
「氷川くん、根性出しなさいッッ」とか何とか言って、悪びれないんだな(笑)。
 氷川にしてみたら、上司の言うことを聞きたいのはやまやまだけど、バッテリーは切れてくるし、自分を保護するものは壊れてくるし、全く泣きそうでしょうね。


 夕方、釧路湿原のほう(と言っても、私がいつも行くのとは反対の端)の運動公園に行きました。
 30分くらい土管でできた遊具で遊んで帰宅しました。デジカメで写真も撮ったので、そのうちアップしたいな♪


 


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「まあ黒飴でも食べなさい」 - 2001年10月11日(木)

 今日は再診予約画面のレビューだったんだけど、どういう訳か前日までと打って変わって、先生は5人しかいらっしゃいませんでした。
 素敵な内科部長(笑)もおいでにならなかったんだけど、今日は前日までよりグレードの落ちる服を着ていたので、私はちょっとホッとした。

 レビューの後、医事課に用事があるO山さんを待っていたら、医事課長さんが私を自分の机の横に手招きした。
 このレビューには毎回顔を出してくれているし、その前から私に声をかけて下さるので、私もすっかり懐いていて
「わーい」
という具合に走っていきました。O山さんの用事はまだ済みそうもなくて暇だったしね。
「まあ黒飴でも食べなさい」
「ありがとうございます!!」
黒飴。引き出しから取り出して、私の手に載せてくれました。
 安岡力也がコマーシャルしてるやつ(笑)。
 私ならぜーったい買ったりしないような種類の飴なんだけど、こういう疲れているときに食べると格別おいしい。
 昨日も看護婦さんが味覚党の鼈甲飴(赤い袋で売っている「純露」って飴)くれたんだけど、すごくおいしく感じたんだよねえ。


 帰宅してしばらく、もう寝ようかなあと思った頃、大学の友人から携帯にメールが来た。11時近くなのに「今帰宅途中」。
 …ちょっと待て…?
 こないだ電話したとき、朝は7時半までに出勤していると答えた彼女が、今帰宅だとーっっ???
 彼女は、そんな多忙でますます恋愛から遠ざかる自分を嘆き、「誰かに優しく抱き止めてもらいたいと思う私は欲求不満?」と訊いてきたので、私は何も躊躇わず「私も常にそう思っていると言っても過言ではない」と、自分の重症ぶりをアピールしておきました。





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どうしてこんなに鬱陶しいのかしら。 - 2001年10月10日(水)

 T部長の夢を見ました。
 どういう内容か覚えていないのだけど、目が覚めたときの身体の感覚が、T部長に対する態度をとったときと同じ感じ。
 昨日のF部長と東京組がもたらした寂しさが、まだ尾をひいているらしい。

 気にし過ぎなんだよねー。
 分かってる。
 それなのにどうしてこうまで振りまわされるのかしら。

 会社にも掲示板があって、けっこう私は書き込むほうだと思うのだけど、かなり前にした書き込みのカウンタの進みが遅くて(会社でもプライベートでもチェックポイントは同じなのねー/笑)、こんな感じなら書き込みしなくても同じだよなー、なんて思う。
 自己顕示欲の強さも、じゅうぶん仕事の障害になるらしい。特にこっちのは、私が管理している訳ではないから、一旦こう思ってしまうと、復活はかなり後になるかも知れない。私など参加しなくても勝手に世界が回っているのだから。


 今日は午前中からR病院。
 移動はO山さんのプレサージュワゴンvvv
 超快適な乗り心地。

 実は私、少し前までワゴン車をかーなりバカにしてたのね。5月の連休に帯広から釧路まで遠藤の実家所有のワゴンに乗せてもらって、目からウロコだったの。
 そのとき、おっきな車でこんなに静かに走るなんて!、とすごく感動したんだけど、よく考えれば、ウチのハイラックスはディーゼルだから、でかくてうるさい上に揺れるってだけだったんだよね(笑)。
 そもそも、スカイライン大好きっていうあたりから「スピード重視」なことはお分かりでしょうが(笑)、北海道のひとって“無闇に”デカイ車が大好きなんだなー…と思ってた。
 道民は車を選ぶ基準から、まずアウトドア志向だ。道東のエスティマ普及率なんて、他の地域のひとに見せてあげたいよ。
「車が大きいと、そこで寝泊まりできるでしょ」とか言うひとも中にはいて、思わず
「そういう機会が年に何回あるの?」
と、面と向かって言い返したこともあった。相手は誰だったか忘れたけど。
 O山さんはたぶん、お子さんがいるからワゴン車を選んだんだと思うけど、まーまー、事務所からR病院の道のりが物足りないくらい!
「わーん、まだ乗っていたいのにー」って感じよ。

 今日の夕方は検体検査と生理検査の画面のレビュー。昨日ほどではないけど、これもまた大盛況。
 ふふふ。内科部長のM城島先生もいらっしゃいましたvvv


 しかしプレサージュもM城島先生も、私の浮揚には少しも役に立たない。
 帰宅してから、遠藤にヤツ当たりまがいのメールを書いてしまう。エンターキーを押してから後悔したけど、ずるくも私は彼の心の広さを信じてしまった。


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勝手に飲め。 - 2001年10月09日(火)

 会社でした。

 私の師匠のO山さんは午前中から、S病院のシステムに不都合が起こり、それの対応で出かけてしまい、私は午後にひとりでR病院に行くことになった。
 それまでひとりで事務所にいたのだけど、釧路班の仕事を見にF井部長が来ているのを見かけました。
 それだけで、まずは滅入るね(笑)。
 部長も、自分の姿を見ただけで滅入る部下がいるとは心外だろうけど、ほんとに。私の顔を見ても何か言う訳でもないので、私にはただのオヤジだ。
 特に、同期のCちゃんがT部長に連れられて東京に転勤になった今は、滅入り方に拍車がかかる。追い討ちをかけるように、東京組から同期全員にメールが来ていて、自分の今週の予定の後に
「追伸。東京組で飲もうねー」なーんてことが書いてあったりして。

 …。 

 …飲めよ(怒)。

 このひとたちには、ぽっつーん、と東の果てで、その文章を見るだけで寂寥に襲われる私の気持ちなど分かるまい。
 だって、私には誰も飲もうって言ってくれないもん。
 せっかく気分が浮き立つように来てきたメルローズのスーツも意味をなさなくなった。


 午後から、言いつけ通りM利さんからタクシーチケットをもらって、R病院に行った。何かまた鬱っぽくなってきた。
 最も今日はそれに浸れるほど暇じゃなくて、R病院で夕方(外来診察時間後)、今回導入してもらうシステムの画面を医者にレビューしてもらうっていうイベントがあったのだ。
 今日は処方の画面。
 先生が処方箋を出すときに、処方情報をサーバへ送信する手続きをする画面。処方は診察に欠かせない手続きだし、今回レビューに参加しなかった先生は今後画面作成に文句は言わせない!、という病院さんの強ーい意向もあり、もー、すっごい数の先生が来た。

 私も一丁前なカオして説明させてもらいました。
 大変だったけど、嬉しかったのはお医者さんが、案外静かに私の言うことに耳を傾けてくれたこと。
 しかし若い医者ほど生意気であることは間違いない。「うわー、めんどくせー」とか言って、やってもみないうちに言うな?、お前ら大学生んとき、ウチの製品じゃないかも知れないけど大学病院で使ってただろが。←勿論そんなことは言わず「はい、少しばかり先生のお手を煩わせますがー…ほほほ」なんて笑ってみせてますが。

 あー、でも更に嬉しかったのは、M城島先生という内科部長に初めてお目にかかったことだな(笑)。スーツ着て来てよかった。←単細胞。
 どういう経緯が知らないけど、うちのおかんと叔母が姉妹で「素敵なの」と言っていた先生。

 うん、確かに素敵だ。納得。

 背がたっかーい。
 こういうひと釧路にいるんだー、って思った(笑)。


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アメリカ三昧。 - 2001年10月08日(月)

 朝っぱらから、ビン・ラディンのアメリカ批判…というか「聖戦だーっ」という演説のVTRばかり。
 このひとが本当に首謀者だったのかどうか、まだ証拠が明らかになっていないけど、とりあえず彼についてだけ言うならば、彼は、資本主義国の人間の想いがすべて現在自分に集まっていることに気付いていないらしい。

 聖戦。
 向こうの言葉では、「ジハード」というんでしょ。

 私はイスラム教について、正直何も知らないに等しいんだけど、これは本当に「ジハード」というものなんだろうか。


 夕方。
 テレビもつまんないし、とうとうネタ帳を書きにミスタードーナツへ。
 やっちゃったね(笑)。ネタ帳、復活。
 やっと戻りました。あとは絵を描こうという気が戻れば完全復活(笑)なんだけどね。

 しかし久し振りでした、こういうの。
 東京にいたときは、いつでも、どんな天気でも、思い立ったら即座に隣の駅前行って、ぼさーっと2時間くらいノートに落書きしてたものでしたが、引っ越して来てからは初めて。帯広にいたときは今よりモノ書きから遠ざかっていたし。

 ある意味、精神的に健康。
 またある意味、とても不健全(笑)。


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狂牛病がなんぼのもんじゃい。 - 2001年10月07日(日)

 狂牛病。

 かつての農林水産省は、現在何と呼ばれているのだっけ?

 とりあえず対応が後手後手にまわってしまっているのは、最近ニュース番組すらまともに見られなくなってしまった私でさえ知っていることなのだけど、どうもこの根釧地区では、あの武部勤というのがここらへんの選挙区から出ている(んだよ、確か。それどころか、日本一ダーティーな鈴木宗男もここらへんなのだ!)ので、表だってぎゃあぎゃあ言うのもあまり聞かない。

 今日、狂牛病騒ぎから初めて、まともに牛肉食べた。
 池田町へ家族で行き、十勝牛のステーキ食べた。
「私は池田町の農家を信じる!」と言い切り、駅前のよねくらですてーきどん食べた。すてーきどん。←ふざけてるんじゃなくって、ほんとにメニューは平仮名です。
 いい具合にミディアムになったお肉に、山わさびが添えてあって(泣)。
 いや、ほんとに、おいしい。
 としか言いようがない。

 池田町のよねくらは、けっこうな老舗で昭和初期か大正に創業、その初代が名物・バナナ饅頭を発売したことで有名(なの!、このあたりでは!!)。

 バナナ饅頭。
 バナナの香るカステラ生地に、白餡。…と書くと「何じゃそらー?」ってカンジだけど、飽きない味。形は勿論バナナの形。

 私にとって、すごくノスタルジックな味なのよね。
 今は釧路でも売っているのだけど、私がまだ小さな頃は本当に池田にしか売っていなくって、母の母であるおばあちゃんが帯広の先の芽室というところから釧路にくるたびに、その通り道である池田からお土産として買ってきてくれてたの。
 だからね、私、池田でバナナが生産されているって、小学校の半ばまで信じてたさ(笑)。←あるわけねーだろ、この北海道にバナナなんて。
 またその頃、バナナ饅頭の容器は木でできてたんだ。今はフツーの厚紙で何の面白味もないんだけど。
 学生の頃、帰省するたびに駅で買ってきて食べてました。


 帰宅して、ビデオに録画しておいたアギトを見ようと思ったら、何故か録画されてなかった。
「うだーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!」←25歳。
こういう予定…というか、心づもりがぶち壊されるのって、本当に許せないわーッッ!!


 夜。
 てると映画。
 最近、てるに遊んでもらってばかりで悪いなあと思う。
「千と千尋の神かくし」をついに見る。

 …泣いちゃった。ごめん。でも「耳をすませば」よりは泣かなかったよ。

 今回は正直疑ってた。どんなに「おもしろかったよー」とか言われても
「本当ー???」って思ってた。
 でも、ほんと、宮崎ワールド健在。
 しかし噂には聞いていたが、何故、北海道のアイドル・大泉洋と安田顕が出ているのだろう?、大泉くんはもう全国区だからいいけど、ヤスケンさんはどういう経緯で出演することになったんだろう?

 遅くなるから寝てていいよ、と両親には言っておいたんだけど、父がサッカーを見て起きていました。
 私には、楢崎が出ていないので、どーでもいい試合。しかも私のイチ押しストライカー・播戸竜二も今回合宿までで代表を落ちたので、ほんとにどーでもいー試合。しかも柳沢が調子良さそうで余計どうでもよさが増しました。柳沢には悪いけど、別に恨みはないんだけど、好きでもないのね。
 ふたりでサッカーを見終わって、少ししたら今度は空爆。
 とうとうアメリカがやっちゃった。
 これについてはコメントなし!


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深夜のモスバーガー。 - 2001年10月06日(土)

てるの家と私の家の中間地点くらいにモスバーガーがある。
そこで日付変更線をふたりで越えました。
こんな夜中にファーストフードの店になんかいるのは私たちくらいのものだ、と思ったんだけど、田舎には深夜に開いている店も少ないので、どうしてどうして、案外混んでたりします。

「あー、スカイラインだー」店の駐車場から出て行くスカイラインを見て、私。
「ほんとに好きだよねー」笑われた。
でもほんとに好きなのだ。生理的に。今の車じゃなかったら、中古でもスカイラインかセリカに乗ってただろうと自分で思う。「あのねえ、映画で氷川くんがねえ」
「知ってる(笑)、日記読んだから」

てるはけっこう頻繁にここをチェックしてくれているらしく、私の漆黒の叫び(笑)にも気づいていて
「何でもできると思われるの、嫌なんだね」と言いました。
私が仕事を始めていろいろと泣き言をこぼすまで、彼女は私を“何でもできるおねえさん”タイプと思っていたらしい。

ショック。←「クレーマークレーマー(@明石家マンション物語)」の関根勤風に。

…よくぞ10年以上も私は彼女を騙していたものだ(笑)。
いや。
別に意図的にではないけど、真実と違うことを表現するのを「騙す」というなら、私は本当に周囲を騙している。

こんなに何もできないんだけどなー。



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まお好みの女。 - 2001年10月05日(金)

今日も休みでした。
昼間っから母親を連れて温泉に行きました。
釧路の郊外に、山花という土地がある。そこにほんとの温泉が出ているの。市営(だったと思う)の温泉施設があるので、その「山花リフレ」という宿泊施設に日帰り入浴に行ったのだ。
余談だけど、山花リフレにはナンちゃんも来たことあるのよ。「気分は上々」の、桜と梅が同時に咲いているのを見に行こう!、という企画で、釧路湿原に来たときに泊まってました。
釧路にしては天気のいい日で、私は露天風呂にぼさーっ、と浸かってました。思うことは、
「小説書かないと、ただ漫然と連休が過ぎて行ってしまうなあ」
ということ。

帰ってきてから何やら書き始めるも、脇でおかんがレースを編みながら(彼女の趣味はレース編み。我が母ながら素晴らしい趣味をお持ちだと思う)わあわあ言ってくるので、しまいには
「…書くこと忘れちゃったじゃん(怒)!」。
ムカついたので、またビデオ見てやった。

要するに、実家に暮らしているからって、そこに暮らす家族と一緒にいなくたっていいのに、私は誰かがいると気を遣ってそのひとと一緒にいてしまうから、本当に自分のことが何もできなくなるのね。
しかも尚悪いことに、私がひとりでどんな暮らしをしていたか知らない両親は、私が中学生のときと同じように、自分たちと居間にいるのが当たり前だと思っている(のだと私は思うんだけど)から、私がふらりと出かけようとするものなら
「どこ行くの?」。←全く悪気はない。しかしだからこそ、どうしようもなく逃げられない。

あー、もう。どっか行きたい。
…と思って、携帯を見たらてるからメールが来てた。
Oh!
早速連絡をとって、家から遠く離れた新装開店の本屋へ行く。
蔦屋書店が新装して「コーチャンフォー(どうしてこういう店の名前になったのかは知らない)」になったの。

…デカイ。

もう、本屋でデカイというだけで胸躍りましたね(笑)。
本だけじゃなくって、文房具(超コアなスクリーントーンなどもアリ)や、CD、DVDもめちゃくちゃ品揃えがいい!←特撮コーナー充実。これはヤバイ(笑)。
何かもう、こんな寂れた街にここまで立派な本屋建てていいのか、ってカンジ。
でも、個人的には大歓迎。CDの視聴機がたくさんあって嬉しい。学生時代の日記も読んで下さっていた方はご存知でしょうが、視聴機さえあれば、私はその場で2時間は立ちっぱなしになれる人間なので、本当に心から嬉しかった。

てるはその本屋でお菓子づくりの本買ってました。
もともとお菓子づくりは好きだったのだけど、つくる機会から遠ざかるにつれて作り方を忘れてしまった。でも、また思い出したくなるようなことが彼女には起こっている訳で。
「ははは。今更こういうのをアピールしてどうするんだろう」と彼女は言いましたが、そうする心根と本のページを繰る仕種が何とも可愛くて
「いいじゃん、まお好みだよ」と言っておきました。

その後、てるとつぼ八に行き、モスバーガーに場所移動しました。


明日の日記につづく。



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今日から5連休だぜー♪ - 2001年10月04日(木)

特に計画を立てないままに連休の初日が来てしまいました。

本当は東京に行こうとしてたんだけどね。
で、平日にディズニーランドに行こうと思っていた。
先月の末に大学時代の友人に「…と思っているんだけど、もしも私がそっちに行ったら付き合ってくれる?」って尋ねたら、

「えー、わかんない。だって、今ディズニーシーにいるんだもん」←携帯。

…ヤル気、超減退。
別に、すべてそのせいにするつもりはないんだけど、その彼女の一言で私の「東京に行こう」っていう気が80パーセントは削がれましたね。
あとは、遠藤が忙しそうだったから。
彼はたぶん、同期で唯一、一日に一度だけど私のことを思い出してくれる有り難いひとです。
とっても私は彼に会いたかったのだけど、彼は別に私に対してそういう義理もなく(笑)、もうすぐ自分のプロジェクトのヤマを迎えるというので忙しそうで。それでも彼は
「来ないの?、結構楽しみにしてるよ」と言ってくれていたのだけどね。
…この“結構”という言葉に引っかかった私でした(笑)。
彼はきっと“とても”という意味で遣ったんだと思う。それは分かっているけど、何故かプラスの意味には受け取れなかったの。

こう言うと、人任せの人生みたいでとても嫌だけど、このふたつのうち、どちらかの要素が取り除かれていれば、私は借金してでも行ったなあ。…と今朝思いました。
だって、会いたいひとは東京にたくさんいるもの。

そんなアンニュイな私に母親は「丸井今井に連れてってねー♪」と容赦なく言い、私も私で、赤福が食べたいばかりに、丸井今井で今日からやってる「名物うまいもの展」に行ってしまう…(泣)。
ちなみに丸井今井っていうのは、北海道内のデパートチェーンです。けっこう規模は大きくて、フツーにブランド品とか売ってます。

赤福ゲーット!!←凱歌。


午後から、やっと月曜日の仮面ライダーアギトスペシャルを見ました。
「この子が仮面ライダーなの?」と母は言い、25歳の娘が
「そう。今回は仮面ライダーが3人いるんだよーっ」と答える…(泣)。

京本政樹が期待した通りの、いいキャラでした。
どうして彼はあんなふうにヘンに気取った台詞を自然のものとして、つらーっと言ってのけることができるんでしょう…。

あー、あと、こういうのって、スポンサーがつくか、つかないか、なのかも知れないけど、アギトって乗り物が豪華だよね。
今回の京本政樹が乗ってたバイクって、BMWじゃない?←いや、私の気の迷いかも知れないけど。
映画では氷川くんはスカイライン乗ってた(すみません、スカイライン狂いの私としては、それだけで氷川くんの株が上がりました)し、G3の指揮車なんてメルセデスのトレーラーだよね。

このスペシャルは映画版の前段になるんだなあ、ラストから察するに。

…うーん、ひとつ言ってもいいかな?

小沢さん。
「世の中に存在してはいけないシステム」のドキュメントを、どうしてそんなに大事にとってあるのかな?
どんなに厳重にパスワードをかけたとしても、所詮、無ということに勝る訳がないんだから、消去しちゃえば良かったのよ。
…と、思ったりした。
とっておくから盗まれるんだってばー(笑)。

そういう意味深なことされると、すごく想像力が働いてしまうぢゃないか☆


それからyoheyくんちに遊びに行って、帰宅してからはずーっと日記書いてます。
9月20日から今日までの日記は、今日更新しました。
読んでね。


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