日々是迷々之記
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2003年10月29日(水) 世の中はブロードバンドォ!

今日は会社ではじめてスキャナを使うことになった。なんとUSB2.0のいかした奴だ。神々しくすらある。私は某T社のノートパソコンを使っており、PCカードスロットにUSB2.0のカードを挿して使うことになった。

が、しかしである。そのカードのドライバをインストールしようとしたら、「Service Pack1を当てんかい!」というようなメッセージが出てインストールができない。私が今まで使ってきたパソコンはService Pack1(以下SP1)が当たっていなかったようである。ということでウィンドウズアップデートを試みた。

なんと「重要なアップデート」が13個、それに何やらかんやらで43個ものアップデートをしなければならなかった。合計で65MBで予想時間は33時間!

うちとこはISDNなのである。工業地帯というのもあって局から遠く、ADSLの導入を考えたこともあったそうだが、最速で1Mbps出るかどうかといわれたので導入してないようだ。

とにかくSP1だけ当てることにした。これだって2MBもある。お昼の11時にアップデート開始。その間、他のパソコンを触ったり、書類を整理したりしつつ、夕方4時半にやっとSP1を当てることができた。

そこからは嵐のスキャンニングだ。A4で26枚を300dpi。ほげー!スキャンニングが終わったのが5時ちょっと過ぎ。そこから画像をおそうじしてwebにアップした。お客さんにサンプルを見てもらうのだ。このアップする作業がもう、鼻毛が抜けるほど遅い。一枚200キロくらいにしたのだが、もう「中国四千年の悠久の時が流れる。」って感じのアップロードだ。結局45分くらいかかったと思う。

私はふらふらとカブで帰路についた。運悪く目前の車は重機である。上り坂は時速20キロ以下。私は突っ込まないように気をつけつつ、今日の出来事を思い返してみた。

・Service Pack1をあてた。
・26枚スキャンニングをした。
・26枚画像を調整した。
・26枚アップロードした。

本当なら半日で終わる作業だ。それが、ブロードバンドでないってだけで、それだけで一日が終わってしまった。ちょっとむなしいような。

そのとき、後ろからヤンキーな若者の原付がやってきた。2台で連れ立っているのだが、マフラーが爆音君で抜けが良すぎてものすごく遅い。遅いし、うるさいし、走り方がわかってないみたいで左右をふらふらして邪魔である。重機を抜きたいようだが、長いし遅いしで抜きにくいようだ。だからって右に寄るってのもどうかと思う。

イライラがおもっくそ(思いっきり)増幅されてしまった。珍走予備軍ってなかなか廃れないのが不思議だ。家に帰ると何だかしんどくてお茶を飲みながらボーとする。

今日楽しかったのは「トリビア」くらいのもんである。この番組にしてもちょっといらないところに金かけすぎって思うけど。


2003年10月28日(火) しあわせなリンゴ

ふと気が付くと台所の片隅にリンゴ(紅玉)が転がっていた。う、忘れてた先々週の週末に岐阜県の道の駅で買ってきたものである。腐ってたら自分を折檻せなあかんなあと思いつつ、よく見ると大丈夫だった。ほっ。

さっそく食べることにした。紅玉の赤ワイン煮である。とりあえず4つに割って皮がついたまま、バターと砂糖でちょっとくたっとするまでフライパンで焼いて、リンゴの高さの半分まで赤ワインを注ぎ、あとは適当に煮詰めるだけなのだが。今日はシナモンと少しのクローブ、ナツメグをひとふりして。

今部屋の中はリンゴのかおりで何だか幸せである。が、つまみに「オニオンスライスに鳥皮の湯引き」を食べたので、鼻からタマネギのニオイが抜けてくるのはちょっとどうかと思うが。

で、肝心の味だがまだである。フライパンで煮詰まったワインをなめてみようとスプーンですくって口に入れたらやけどをしたのである。イタイ…。
ということで試食は明日になりそうだ。

帰りにバニラアイスを買ってこようと思う。(写真も撮るぞっ!)


2003年10月27日(月) ビーアンビシャス!

JRのコマーシャルでかかっている歌がアタマの中を回っている。「ビ〜アンビシャス♪我が友よ。冒険者よ。」というやつである。あの歌はTOKIOの歌としてはヒットしているらしいが、それもよく分かる。さびがアタマを回るタイプだからだろう。

それに替え歌も作りやすそうだ。
「ビ〜アンビシャス♪我が友よ。傍観者よ。」とか、何でも出来そうだ。

そう思っていたら、あるサイトで同じような人を見つけた。
ここの「10月28日の日想」である。引用すると申し訳ないのでリンクにしておきます。

いや〜、何か手抜きだなぁ、最近の日記は。(^_^;)


2003年10月26日(日) ともだち

今日は久しぶりに学生時代の友人らと会った。今年の年末に旅行へ行くことになって、その打ち合わせである。小学校を卒業してから20年らしい。が、相変わらず、会うとしょーもない話ばかりしている。しょーもなさすぎて字に出来ないのが惜しい。

バーミヤンで食事をしつつしゃべっていたのだが、肉団子が甘くて食感がむにゃむにゃだったので、「マクドのテリヤキマックバーガーみたい。」とか、「この肉団子、ペディグリーチャムちゃうか?」とか、おいおい、店員さんに聞こえてるでと笑いながら一応制する。

みんな阪神ファンなので、時折携帯電話で試合の状況をチェックする。やっぱ伊良部はアカンなぁとか、今日負けたら明日もアカンわとか、でかい声で言うので店のお客さんたちが聞き耳を立てている。

結局阪神は負けてしまったが、楽しい一日だった。冬の旅行が楽しみである。


2003年10月24日(金) 遅ればせながら「白い巨塔」

昨日の番組だが見始めてすぐに電話がかかってきたのでビデオにとって今日見た。

感想。里見先生かっこよすぎ。んで、財前先生、ちっともかっこよくない。「若きカリスマ」らしいが、西田敏行に泣きついたり、黒木瞳に慰めてもらったりと、非常にかっこわるい。(あくまで私の感想)

初代の田宮次郎・山本学、その次の村上弘明・?(忘れた)、そして今回の唐沢寿明・江口洋介、全バージョンを見ているが、一番古い物が一番のめり込んで見ていた。まぁ、その時も里見先生萌え→山本学(・∀・)イイ!という非常にわかりやすい反応を示していたわけだが。(全然成長してないです。)

で、誰が財前先生の役をやったらいいかと考えたが、佐藤浩市なんかいいかもしれないが、そうすると里見先生と同期というのはムリがありそうだ。

どうも田宮次郎のイメージが強すぎる事と、ああいう年齢の俳優さんであくの強い人があまりいないので思いつかないのだ。35歳くらいまでなら結構かっこよくてあくの強い人もいるわけだが。

が、脇役はみんな異様にはまっていると思う。へたれの東教授に石坂浩二、関西弁の産婦人科おやじに西田敏行、日和見な外科部長に伊武雅刀。明るいおかあさん役の水野真紀もイイ感じだと思った。

こういう最初から物語がネタばれしているドラマで視聴者を引っ張ってゆく原動力は、その俳優が演じるキャラクターに他ならないわけで、ぜひ財前先生はちゃんと「若きカリスマ」らしくして欲しいと思った。

(10年後くらいに木村拓哉と草なぎ君あたりで再演したらそれはそれで面白いかもと思ったりして。)


2003年10月23日(木) セルシオじいさん参上

今日は会社にセルシオに乗ったじいさんがやってきた。同僚の女性は「来よったで。」と小さな声で言った。

そのじいさんは会社と古くからつきあいのある人のようだ。詳細は不明。とりあえず、見て感じたことだけを書いていこうと思う。

まず小さい。ヨボヨボと移動をしている。なのにセルシオだ。ちょっとでかすぎるのではないか。会社に入ってくるなり、「あんた、水ちょうだい。」と来た。むむむ、と思いつつ私は炊事場に立ち、水を入れようとした。

グラスにミネラルウォーターを注いでいると、同僚の女性が来たので、「今日は肌寒いから氷は要らないですよね?」と訊いてみた。すると、「いらんのんちゃう?じいさん、氷水なんか飲んだら死んでまうで。」と言った。うむむ。

私が冷水を差し出すと、一口だけ口に含んでグラスを返してきた。むむむ。

奥の部屋で社長と話をしていて、時折、事務所にやってきて、自分の会社に電話をかける。全体的にもがもがぶつぶつ言っており、意味がよく分からない。要約すると、ファックスを送れと言ったようだった。

数分後、ファックスが送られて来たので、私はそれを持って、奥の応接室まで渡しに行った。すると、紙を受け取るなり一言、「なんや、これだけかいな。もっとあったやろ?」と言われた。私は?と思いながらもファックスを確認しに行こうかときびすを返すと、「あ、ええわ、2枚あるわ。」と平然と言った。見ても触っても2枚あるかどうか分からなかったらしい。むむむ。

昼ご飯で外出し、1時半ごろセルシオじいさんは戻ってきた。そして、一言私に言った。「あんた、爪楊枝、くれ。」はいはい。私は手を止めて、炊事場の爪楊枝を取りに行った。同僚の女性はお茶の準備をしていた。私はふと、「この爪楊枝、ケースごとほらよって投げて渡したらビビりよるでしょうね。」と言うと小さく笑っていた。彼女もセルシオじいさんが煙たいらしい。

お昼からも、水が飲みたいだの、コーヒーが飲みたいだの、紅茶はあるかいななど、しこたま水分を取り、一時間おきにトイレに行っていた。一体なんなんのだ。

なんか地位のある人のようだが、私からみれば宇宙人みたいな人だった。見た目だけでなく行動が。どんだけエライかしらないが、人の会社で好きなように物を言い、歯をほじって何が面白いんだか。

後で同僚の女性に訊いたが、このじいさんの運転は恐ろしいらしい。

会社は港という立地にあるので、往来のほとんどがトラックだ。そこに左右もなんも確認せずにいきなり停車してUターンをかまし、周りきれずに向かいの会社の駐車場に積んであるパレット(木製のすのこのようなもの。重い物を乗せて、フォークリフトで運びやすくする。)の山でクルマをこすったことがあるらしい。あのー、見通しもいいし、トラック基準で道が整備されているからすごく幅が広いんですけど。(普通のステーションワゴンでUターンは余裕の広さらしい。普通の人なら。)

結局このじいさんが何者かはわからなかったが、うざかったのは確かである。こういう人の相手をするのはエクセルと格闘するより疲れた一日だった。


2003年10月22日(水) iBook G4、ついに出た。

出てしまいました。正直欲しいなあと思います。今使っているeMacは気に入っているけれども、不満がないわけではない。いきなりモニタが薄青くなったりするのでいつか本当にぶっこわれるのではないかとハラハラしながら毎日使っているのだ。

冷静に考えると同じ金額でウィンドウズのノートでも買った方がお得感は高いが、やはりマックなのだ。両方使ってみるとその違い、個性がよくわかる。機械的なことはよくわからないので、あくまで「感じたこと」といった範疇になるのだが。

まず、ウィンドウズを使って気がつくのは、とにかくソフトが落ちるということ。OSを安定させるために敢えてソフトを落としていると思われるのだが、精神的にはうざく感じる。勝手に落としておいて「報告しますか?」とか訊いてくるし、再起動したら、「以下のファイルを救助しました。」みたいなあんたが勝手に落としておいて、勝手に救助しなや!と気持ちを逆なでするようなダイアログが出てくる。ちょっとむかむか。

ちなみにこのよく落ちるソフトは、エクセルである。早打ち、早変換を繰り返すと動きがまったりしてきて、そのうち反応がなくなり落ちる。

一方、マックを使っていて思うのは、やはり使えない部分が多いということか。ネットの銀行も、カードの明細の閲覧もマックには対応していないところがある。企業サイトでもマックで見ると文字がずれずれで見苦しいが、ウィンドウズで見るとまともだったりする。邪悪な言い方をすれば「そんなシェアの低いパソコンに合わせて、サイトを作る金なんてムダだね。けけけ。」ってことなんだろうけど。

だんだんありがちな「マックVSウィンドウズ」論争になってきたが、結局肌に合う方を選べばいいし、置き場所とお金があれば2台持つのがいいと思う。ウィンドウズは思い入れがなければ激安だし。

私も数年前に作った自作機に大昔購入したゲートウェイのモニタ、キーボード、マウスを接続している。家計簿をつけたり、フリーセルをやったり、その程度なら十分なのだ。

一方マックはそれなりにお金はかかっている。最初グラフィックをやる目的で買っているのでそれはそれで、と納得はしている。が、とりあえず「マックっていいかも。」とウィンドウズユーザーの人がピンと来たら、例のiBook G4なんかをちょっといじってみるのも新鮮でいいと思う。音楽を聴いたり、デジカメ写真を整理したり、メールを書いたりするのならソフトは不要だ。

が、iPodやらなんやら欲しくなってしまう可能性も大いにあったりして。
んーと、それで結論は、何だっけ。(^_^;)

とりあえず今日は芋焼酎の酔いにまかせてこのへんで。


2003年10月21日(火) 米とサンマで秋の夜

行きしなは濡れずに済んだが、会社に着くなりどばどばと雨が降り出した。今日はエクセルVBAを勉強する日なのでなんとなく気が重い。なんでかと言うと、以前に一度挫折しているからなのだ。

が、今の会社は仕事に波があって、ひまなときは激しくひまである。ということで、一念発起、ちゃんとやることにしたのである。

真剣にやると時間が過ぎるのがめちゃくちゃ早い。夕方には燃え尽きていた。

家に帰ると郵便受けに郵便局から手紙を持ち帰っていますのお知らせが入っていた。日付は15日。ひぇー!いつもゴミチラシばっかり突っ込んであるので、真面目に見ていなかった。私はクソっと思いつつ、某宗教のやたらりっぱな冊子、ふすま屋のパンフなどをゴミ箱にぶっこみつつ、郵便局に明日の夜配達して下さいと電話をした。ふう。

雨が止んできたので徒歩で買い物へ。米がないので米屋に行った。きららが売り切れていたので同じような価格帯のお米を5キロ購入。1840円だった。お店の人が、「今年は悪天候でちょっと高くてすみません。」と言った。確かに100円くらいいつもより高いが、自然が相手でいつも同じはありえないとわかっているので、かめへんでと言い店を後にした。

が、その後、それでもそのお店は良心的な商いをしていることが分かった。激安系スーパーに行ったが、5キロ1750円の米があった。よく見ると、「複数原料米」で「複数産地米」、なおかつ「複数産年度米」だった。要はとりあえず「米」ってことらしい。私が買ったのは「複数原料米」だけど、兵庫県産で18日に精米した15年度産である。

どちらが安いかは数字通りだけど、どちらがお得かは人それぞれだ。底値的思考では安心感や(多分)おいしさまで見失いそうに感じる。

帰りにサンマを買って帰った。旬のサンマは圧力鍋で骨まで柔らかくして全部食べた。

焼酎が進むのだ。(今で何杯目か不明)


2003年10月20日(月) 今日はネタの日〜♪

今日も朝起きたら7時を過ぎていて、あわてふためき会社に行って、という一日だったので、さすがに日記にしたためることに飽きて来た。ちなみにホンマに遅刻したし。会社のドアを開けたら社長が掃除機をかけていたze!(なんのこっちゃ)

ということで今日は久々にwebネタで攻めようと思います。

「河原でバウム」
河原でバウムクーヘン作りに挑戦しています。焼けてゆくバウムクーヘンはまさしく「マンガのあの肉」の形なのがなかなか…。(^^;)

「ネットで見るハウス名作劇場など」
見たい!見たいけど、50話以上あるのに一ヶ月の視聴期限付きで2980円って高いぞ。フローネとか、ルーシーとか見たい…。

「10分間でIQがわかる。」
ほんまかな〜。やった感じでは自動車教習所の「運転適正検査」に似てる気がしました。

「10分間で自分発見。」
やったけどピンと来ませんでした。「企業人」ってどやのん?

ということでこのへんで。(なんか手抜きやなぁ。)


2003年10月18日(土) 我が友人達よ、幸あれ。

数ヶ月に一度、カナダに住む友人からメールが来る。季節の挨拶や、近況報告、「今度日本に行くよ。」といったことがらが、ほとんどだったが、今日のメールは違っていた。

会社を興していたのだが、それをたたんだという。借金は残ってしまい、残務処理、そして、新しい仕事、ついに体をこわして入院しているらしい。1週間ほどらしいが、私はココロがざわざわしてしまった。

いつも元気でばりばりやっていたのに、と思うと何か出来ることはないかと焦ってしまう。とにかく体を休めろよ、と云うことしかできない。

今、私のまわりには、いろんな困難の中で戦っている人が数人いる。仕事場でのトラブル、体のこと、いろいろだ。

そんな中で私にも悩みのようなものはあるが、これは端的に言って「お金がない。」ことなので解決は思い切ることだけなのだ。が、あと3回でローンが終わるクルマを、ローンが残った状態で手放すのはいかにももったいないというケチ心で、敢えて家計は火の車、鼻血もなんも出まへんで!といった状態である。

話は逸れてしまったが、友人達には今の困難を乗り越えて欲しいと願ってやまない。

また、楽しく遊べる日を待っています。>All


2003年10月17日(金) 今日はCADの日

午前中はエクセルでグラフ作り、午後からはCADに没頭する。

CADソフトを触ったのは初めてで、勝手が違うのでかなりとまどう。今市販されているパソコンソフトは大体同じようなメニューの構成になっているが、このJW-CADはぜんぜん違うのだ。独創的。昔、ワープロソフトの一太郎が、ESCキーを押すとメニューが出てきたのとちょっと似ている。

ドアや建具などを書くのは楽しい。アドビのイラストレーターなんかとは全然お作法が違うのですんなりはできないけど。書いた後で線種を変えられないのはちょっと参ったりして。

もっとも3DのCADをやっている人からすれば、私の書いているようなもんは「まんが」というらしい。JW-CADは精度が甘いのでCATIAという3DのCADソフトとは全然別次元とのこと。が、私が働いているのは木工屋さんなのでミクロン単位の精度は必要ないと思われる。相手は木だからね。

が、画面を見つめるのでどうも疲れやすい。で、ウィンドウズ版のJWでやっているのに、マニュアル本はDOSバージョンなので要所要所が全然違う。それをネットで検索したりしてえっちらほちっら進んでいく。

エクセルより格段に面白いので、もっとさくさくと描けるようになりたいと思った。


2003年10月16日(木) ダレダレな日

昼休み前に一気に日記を書いただけでなく、昼からはろくなことをやらずに一日が過ぎていった。

一応、エクセルの表とグラフを作るといった作業はあったのだが、まぁ、すぐにできる。ところどころ思った通りにならない部分があり、そこをどうしようかとネットで検索していたら思いっきり脱線してしまったのだ。

そうこうするうちに何故かフリーセルがやりたくなり、フリーセルをやる。が、マウスでかちかちやってるとばれるので、タッチパッドのみでやった。そうこうしているうちに3時になり、同僚の女性が、チョコレートとおせんべいをくれた。そしてコーヒーを入れてくれた。

何だかもうしわけない気分だ。ちょっと反省。

おやつを食べるとフリーセルはきっぱりやめてグラフを直した。直す、と言ってもカラーを白黒にする、とか、件数で表示しているものを百分率で表示するようにしたらいいだけであった。

しかし、エクセルがデフォルトで持っているグラフウィザードはいまいち分かりにくい。棒グラフの上に折れ線グラフを乗せたグラフを作る場合、こっちの数値群は棒グラフ、こっちの数値群は折れ線グラフって頭の中で考えると思う。

これが、ウィザードではどっちにするか選べない。(作った後、プロパティをいじくりまわせばできるけど、正しく「棒」や「折れ線」を選択するのが難儀であった。バックの部分を選んじゃったりして。)

「棒と折れ線」の組み合わせを選んでいるのにもかかわらず、何故かどっちも棒になったりするし。アホ〜!アホ〜!アホの坂田〜♪と何故か「関西のトシちゃん」の歌を口ずさみそうになった。

結局グラフはできたが、何だかなぁというのが感想である。これが世界一売れている表計算ソフトだと思うと目頭があつい。ほんとにみんな、便利だと思って使ってるんやろか?

そんなこんなで家に帰ると5時半だった。銀行に行こうと思ったが、自転車の鍵がどうしても見つからなくやめ。残高を確認しようと電話をかけたら、夕方5時以降に電話で残高照会できるのはほんとのプッシュ回線の人だけです。とむげに留守番電話のアナウンスに断られてしまった。うちはプッシュホンだけど、プッシュ回線ではないのだ。(小さな節約のつもり。)

ということで、「トリッパのトマト煮込み」を作って焼酎を飲み、ネットラジオを聞きながらこの日記をしたためている。

プッシュ回線は月額390円


2003年10月15日(水) 食事作り道楽?

会社帰りに図書館へ寄るつもりだったが、朝に本をかばんに入れるのを忘れた。家に帰ってから本をかばんにいれ、再度外出。

図書館では圧力鍋料理の本を探したが、見つからなかった。かわりに「暮らしの手帖」の別冊である「ご馳走の手帖」を借りた。今見るとデザインはレトロだが、広告が一切ないのでひとつの読み物として落ち着いて読める。

パソコンでも、料理の雑誌でもそうだけど、タイアップ記事&広告のようなものがよくあって、何だかうっとうしい。やたらとマンセーしてるのではてはて?と思ってよく見るとタイアップだったりしてむっとする。

帰りに図書館の隣のスーパーでハチノス、牛タン、鮭の切り身を購入。ハチノスは半額になって山積みされていたが、誰も買っていなかった。牛タンも半額。これを塩こしょうで焼いて、シーザーサラダとともに食べることにした。
家に帰ると早速ハチノスを使ったトリッパ煮込みのレシピを検索した。トマトの水煮缶、白ワインなどが要るようだ。明日買ってこよう。

そうこうしているうちにもう夜中である。ああ、また血相変えて通勤せなあかんわと思い、あせりながら寝た。


2003年10月14日(火) エクセル、家計簿と格闘→疲れた

いつものように目が覚めたら地獄のような時間で、あわてふためいて会社へ行った。今日はエクセルでグラフを作るという仕事が待っており、エクセルと一日格闘。ほんとに疲れた。なんか融通が利かない。

家に帰ってから連休のぶんの家計簿をつける。家計簿をつけるようになってから思うのは、レシートをくれない店でお金を使うのは何だか苦痛だということだ。市場とか出店なんかだとしょうがないかと思うが、レストランとか呑み屋はくれてもいいと思う。案の定、韓国料理屋と温泉のそばの料理屋の正確な金額はわからず。財布の中身と照らし合わせて適当に入力した。

そしてまとめて日記をつけた。が、さすがに3日ぶんはよぅ書かんで寝てしまった。むむむ。


2003年10月13日(月) 愛知県旅日記・第四日

連休も最終日である。朝から大雨。窓を開けていられないほどだ。
昨日購入したブツを担いで帰るかと思うととほほである。

もよりの駅まで送ってもらい、今度は地下鉄経由ではなく名鉄線経由で帰ることにした。
結果、240円も安く、30分以上も早く名古屋に到着できることが判明。つーか、大阪で調べてから来いよと自分にツッコミを入れてしまった。

2時間後、大阪なんばに到着し、いつもの「かつや」というとんかつ屋に直行した。朝から何も食べていなかったのだ。そこでかつ重780円を注文した。漬物と豚汁がついてこの値段なので私はこのかつ重が好きなのだ。まぁ、私以外に女性でかつ重を食べている人を見たことはないが。

まだ5時だったのでビックカメラでPDA、マックなどを眺めた後、会社で使用するためのマウスパッドを購入して家に帰った。

家に帰ると、荒れていた。別に泥棒が入ったわけではなく、金曜日に何もせずに家を出たから荒れているのだ。洋服はちらばり、ポストからはダイレクトメールとかチラシがあふれている。最悪だ。

わたしはとりあえず、メールチェックなどをして、荒れた部屋は見なかったことにしてその日は寝てしまった。


2003年10月12日(日) 愛知県旅日記・第三日

アウトドアな外出をするぞと意気込んでみたものの、どんより空に鬱々と目が覚めた。が、とりあえず温泉に向かって出発する。

今日は各地で祭りがあり、ところどころで渋滞していた。が、予想していたよりもすんなり目的地の「稲武温泉どんぐりの湯」に到着した。ここはダンナさんがバイクでツーリングをしていて見つけたらしい。

早速食事をしようと思ったが、併設の道の駅はとても混んでおり、食事をする雰囲気ではなかった。ので、となりの料理屋「山武き」(「き」は七が三つの文字)へ入る。ここがなかなか良かった。

ダンナさんは岩魚の活造り定食、私は地材てんぷら定食をいただいた。この岩魚の造りがでかいのだ。多分尺ものだろう。これが正方形の無骨な和食器に氷が盛られ、その上に巻きすを乗せた上に出てきた。まだ頭は動いている。思わず冷酒を1合だけ注文した。

二人で食べても十分な量の岩魚の造りに寄せ豆腐、切り干し大根の煮付けに赤だし、地元産のご飯は食べ放題だ。わたしの天ぷらは本当に地元の物で、渋皮のついた栗、きのこ2種(名称不明)、ひらたくて大きなインゲン、そしていちじくの天ぷら。なんだか料亭みたいだ。(行ったことないけど。)

山の中なんだからそれらしくしており、エビとかキスとかでてこないところがうれしい。きょうび、山奥でもまぐろの造りとか出てくるのがあたりまえなので好感を持った。

ご飯を2杯づつ食べて、ふたりで2500円くらいだった。ここの店はまた来なければと固くココロに誓う。(ちゃんとカメラを持って)

お腹がまんぱんになったので温泉へ。となりのどんぐりの湯である。ねっとりしたお湯で、雨の中露天風呂でぼやんとしていたら暖まりすぎてふらふらになった。

温泉からでるとロビーに「中国式足裏マッサージ器」があった。100円入れて足をつっこむともんでくれる機械だ。わたしは興味があったので試してみた。すると死ぬかと思った。特に腰痛のツボが。1分くらいでギブアップしてダンナさんに明け渡した。「うごごっ。」と小さくつぶやきながら足をもまれている。それなりにイタイらしい。

それから併設の道の駅で農産物を大量に購入してしまった。玄米5キロ、紅玉のりんご6個、かぼちゃ2個、インゲン豆、栗1キロ。絶対に大阪まで持って帰れない量である。

帰り道でブルーチーズとナビスコプレミアムを購入し家に帰った。昨日購入したワインとブルーチーズとプレミアムをつまみながら料理はだんなさんに任せた。あっちの台所は異常に小さいのでめちゃくちゃやりにくいのだ。あっという間に金時豆のチリ風水煮、紅玉の赤ワイン煮などを作った。

最近、私の影響を受けてか圧力鍋をゲットしてからというもの、煮物にはまっているらしい。牛すじおでんやら、チリビーンズやら、フル活用しているらしい。恐るべし…。

それらをつまみつつ、ワインはカラになり、焼酎に切り替えてさつま揚げなどをつまんでいるとF1日本グランプリが始まった。わたしはこれが苦手である。キライというわけではなく、見ていると眠くなるのだ。

あのクルマがヒュイーンという音を聞いているととてつもなく眠くなる。ということで私はレースが始まると早々に寝てしまったようだ。


2003年10月11日(土) 愛知県旅日記・第二日

キャンプへ行こう!と意気込んでいたので目覚まし時計は五時にじりりりん!と激しく鳴った。が、外は激しくどんより。今にも雨が降りそうだ。ネットの「ヤンボーマー坊天気予報」によると曇り時々雨とのこと。

キャンプに行く気力もなくなり二度寝をした。目が覚めると九時頃だった。鳥はむとパンとコーヒーの朝食を済ませ、車で外出。でも行く当てもなく、とりあえずカーナビに「ドンキホーテ」と入れてみた。一番近いのは岐阜県岐阜市のようだった。ここから約40キロ。とりあえず行くことにした。

途中、死ぬほど渋滞しており、かっぱ寿司で気合いを入れ走り出す。すると「ドンキホーテ」はいわゆる「激安の殿堂ドンキホーテ」ではなく、ふつうの住宅地にあるそういう名前の洋品店だった。

アハハハハと力無く笑い、なんとなく向かいの酒屋へ入った。するとそこは地方都市の酒屋とは思えないほど酒が充実している。そこで純米吟醸酒、赤ワイン、黒ビール、泡盛などを購入し、帰った。

家に帰ると近所のショッピングセンターの韓国料理屋へ。ここは前から気になっていたのだが、外からだと値段帯がわからないので行ってなかったのだ。私がソルロンタンとごはん、だんなさんがカルビ盛り合わせ、プラス卵焼きを頼んだ。韓国式に座っただけでキムチ類がどどっと出てきた。それをつまみに生中を飲む。結局2,000円ちょいだったのでリーズナブルだったと思う。

家に帰って明日こそはアウトドアな外出をするのだ!とココロに決めて眠った。


2003年10月10日(金) 愛知県旅日記・第一日

目が覚めるともう七時を余裕で過ぎていて、私はとりあえず弁当箱にご飯とかつおぶし、醤油に海苔をのっけて蓋をして、家から飛び出した。会社に到着したら8時01分。遅刻だ。でもラッキーなことに今日、会社の鍵を開ける係の人も遅刻していて、私は時間通り来たような顔をしていた。

今日は家に帰ったらすぐに愛知に行く日だ。

5時になると同時に会社を出て家に戻った。予定では6時に家を出て、7時発の特急に乗る。すると10時半ごろ目的地に着く予定だ。

が、帰るなり予定外のことが起こった。書留が来ていたのだ。しかも来たのはほんの三十分くらい前のようだ。速攻郵便局に電話をかけたらもう局に戻ってきているという。私は服も着替えずにダッシュで家を出た。自転車だったので汗まみれになり、5時45分に家を出て、戻ってきたのは6時05分。ひえー!

そこから弁当箱を洗い、忘れ物がないか確認して、家を出たのは6時30頃。駅へ行くと地下鉄は出たところだった。特急に乗り換えるべく、近鉄難波駅に着いたのは7時05分。間に合わなかった。しょうがないので次の特急の座席指定を取った。

そして名古屋に着いたのが9時50分。そこから地下鉄を2本乗り継いで、最後の私鉄のところでタイムアウト。終電は11時06分とのことだった。大阪的にはアホちゃう?というくらい早いが、地方都市のこれまたローカル線だとこんなもんらしい。ここから旦那さんの住むアパートまでたぶん七キロくらいだが、タクシーだと3000円くらいかかるらしい。しょうがないので車で迎えに来てもらった。

今日は長い一日だった。一日中急いでばかり。地下鉄の中で死神と明石家さんまを合体させた顔で体が叶姉妹の姉みたいな人を見たり、とにかく疲れる一日だった。

明日からは近場にキャンプに行くつもりだが、どうなることやら。

その日はビールを飲んでさっさと寝た。


2003年10月09日(木) 完璧な主婦労働者

別に完璧であろうとしているわけではないのだが、よくあろうとすることは難しいと思う。

ご飯を食べたり掃除をしたり、仕事をしたりといったやらねばならないことに、さらに自分のやりたいことがある。これは別に「世界征服」とかそういう大儀なことではなく、「鍋でごはんを炊いて食べたい。」「自転車で秋の空を満喫したい。」「ゆっくりネットで調べものをしたい。」など、ほんのささやかなことである。

が、働き出すと状況が許さないのは私だけだろうか?こっちを生かすと、あっちが出来なくなりどうにもこうにもイヤになってしまう。たとえば、私は目覚めに体操と踏み台昇降を日課にしていたが、働きだしてからはどっちもやっていない。朝起きたら弁当を作って、叫びながらバイクで飛び出してゆく。その繰り返しだ。

家に帰ると風呂に入り、弁当箱を洗って、食事の準備。食べて片づけて、弁当の下ごしらえをやったらもう十時前。洗濯物をたたまなきゃとか、シャツにアイロンをかけようかなとか、リサイクルのブツをまとめなきゃとか、どうでもいいことをやっているうちに、家計簿をつけ忘れたり、残高を通帳記入して帰ってこなきゃいけなかったのに忘れて家に帰ってきてしまったことを思い出す。

そんな繰り返しだ。

今日はそんな毎日を打破すべく弁当も料理もやらなかった。優雅に?7時に自転車で家を出て、渡し船を乗り継ぎ、五十分以上かけて会社に行った。お昼は自転車で海を渡り、ホカ弁を買いに行った。帰りも行きと違った道を通り、通りすがりのコンビニで担々麺を買って帰った。家では担々麺と冷や奴を食べながら焼酎を飲み、ネットをやり、白い巨塔を見た。なんだか楽しかった。お金は使ったけど。

家庭料理は無駄のかたまりみたいな考え方もできるなぁと思ってしまった。買い物に行かなければいけないし、料理して、片づけて。弁当がある場合は使い回しも考えなくてはならない。半分残ったきゅうりと卵一個を消費するために、冷麺の麺とハムを買って、「何か残り物をそのまま食べたほうがよかったかも。」とか思うこともしばしばだ。(私だけかもしれないけれど。)

こうやって気が済むまで日記を書けるのも、弁当とかアイロンとかを忘れたふりをしているからである。連日コンビニとかホカ弁てのも若干気が引けるので、明日はおにぎりときゅうりもみを弁当として持ってゆくつもりだが。シャツはアイロンのいらないポロシャツでゆく。どうせ社長も専務も出張でいないのだ。

ああ、楽だなぁと思う反面、ほかの人がなんだか偉大に見えてしまう。電車で通勤してたらほぼ100%毎日同じ景色だし、主婦の人なんかだといくら秋空がきれいでもおいそれとふらふらしたりできないだろう。でもみんな、淡々と日常をこなしているではないか。

ふと会社の勤務表に時給をかけて来月の収入を予想してみた。私が思っているより多いけど、二割ぐらい少なくてもいいから自分の時間が欲しいと思うのは贅沢なんだろうか。別に会社が嫌いなわけじゃないけどね。

というわけで明らかに失格的主婦労働者のわたしは、淡々と会社に通いつつも、新たなる物欲にふつふつと燃えているのであった。

今欲しいもの。
新クリエ(TJ25)
Mac OS 10.3 (Panther)


2003年10月08日(水) XPはお節介なおばさんみたいだ

今日は会社で、明日から中国へ出張に出る人のパソコンのセットアップを手伝っていた。

先日購入したノートパソコンにデータを移してメールのセットアップなどなど。それほど難しい作業ではないと思われた。が、やはり問題発生。異常に動きが重たいのだ。

とりあえず思い当たるものを消し去った。ケバケバしいルナのデスクトップは消してあったが、「デスクトップのテーマ」自体を使用しないようにして、なおかつアニメーションも削除、ウィンドウの外側の影も消す。タスクトレイのアイコンも、バッテリーの残量と、ノートパソコンのタッチパッドのユーティリティ以外殺した。

それだけでも結構軽くなるもんである。が、問題発生。データを移そうとドライブにCD-RWを挿入したら「パラメーターが間違っています。」というメッセージが出て前に進まない。その口の利き方がいかにもウィンドウズらしくて笑ってしまう。パソコンの専門家以外で「ああ、パラメーターが間違っているのか。」とつぶやきつつ、正しい状態に戻せる人間はいるのだろうか。

素人に残されたのは片っ端から開けてみて設定を見ることだけである。

結局30分くらいかけて、そのドライブを右クリックして出てきた「プロパティ」から、「このドライブでの書き込みを許可する」のチェックボックスにチェックを入れ事なきを得た。なんでこんなもん、常時許可するようにできないのか?んで、これのどこが「パラメーターが間違っている」のか?間違ってるのは某「小さくて柔らかい」サンの作り込みやろが。

てなことでどうにかこうにかセッティングは完了した。

が、マイコンピューターからCドライブにアクセスしようとすると、「システム関連のファイルが格納されており、削除や移動を行うと正常に起動できなくなる可能性があります。」とかいう表示が出て、内容を見る前に注意を受ける。何だか鬱陶しい。必要なファイルを捨てないための親切心らしいが、そのわりに、スタートメニューを右クリックして出てくるエクスプローラでは普通にアクセス出来るのはなんでやねんと思ってしまう。

近所によくいるお節介なおばさんみたいなもんだろうか?

こてこてに着飾って、他人を思いやっているつもりだろうが、どこか間が抜けている。なんかそんな感じだ。

確かにMacOSXだって重いけど、デフォルトの状態で普通に使えるようにはなっているし、みたいところを見ることはできる。もちろん、ピリオドで始まるような根幹をなすファイルは見るのにそれなりに知識はいるけれど。

ということで、これからはXPを勉強しなければと思った。

しかし、値段も高いし、すぐにワケの分からない警告は受けるし、何だかケバくてセンスもないし、よくぞこんなものを世の中に出すなぁと思わずにはいられない。仕事だから普通に動けばいいと思っている私のような人間には無用の長物である。

いっそのこと、「XP for Business」とか言ってシンプルなバージョンを出して欲しいくらいだ。Win2000でもっとメモリの管理がしっかりできているやつって感じで。

#しかし、そんなこんなで問題を解決していると、会社の人に感心されてしまった。私はマックの人なのでウィンドウズについて褒められてもなんだか困惑してしまう。どうしたもんか…。


2003年10月07日(火) わーわーわーな一日

私は携帯電話を目覚まし時計がわりにしている。第一報は5時半。そして第二報は6時。そこからは5分置きに7時まで鳴る。

そこまでして今日起きたのは6時45分だった。

うぉ!どないせっちゅうねん、ホンマ!しばくで!とフトンから飛び起きつつ、お茶を沸かしつつ、お弁当にゴハンを詰めつつつぶやく。炊きたての玄米にごましおを振って1分30秒で食べ、20秒でお茶を飲み干した。

家を出たのが7時29分。会社までは実測で13キロくらいか。カブのエンジンが一発でかかるのがせめてもの救いだ。片側3車線の道を時速70キロくらいで流しながら、ああ、これがカブじゃなくてハヤブサ(現状で最速のでっかいバイク)だったら一瞬で着くやろか?でも、信号あったら止まらないといけないのはカブでもポルシェでも一緒やしな、などとどうでもいいことを考えてしまう。

結局いつもより道路は空いており、無事7時55分に会社に到着した。が、大事なものを忘れてしまった。

眉毛である。

私は「自信のない犬の顔」で会社に入り、ポットにお湯を補給しつつ、7秒で眉毛を描いた。いつもほどの出来ではなかったが、ないよりマシである。眉毛って別になくても死なないけど、ないと嫌なものの一つであると思う。

かくして一日は始まり、5時になって会社を出るまでは、うんうんと唸りながらこの2.3日頭を悩ませている翻訳に没頭することになるのである。

仕事が終わると頭がホヨヨンとしており、ドンキホーテに寄るとまるでどっか別世界に来たような感覚に襲われ、思わず箱売りされている「かたぬき」や、「行軍将棋」を買いそうになってしまった。

あぶない、あぶない…。


2003年10月06日(月) 働け!へたれ者

先週の水曜日から仕事をしている。

仕事先はとある貿易会社。木材を輸入して、アジアで加工し、また輸入して日本で売っている。そこで貿易事務に従事しているわけである。

貿易事務と言っても千差万別だ。前働いていたのが外資の航空会社の貨物部門、その前は船の代理店、その前はでっかい貿易の総合商社みたいなところで一般のお客さんの相手をしていた。この中でどこもやってることにつながりはない。強いて言えば、英語ができてパソコンが使えると便利ってことぐらいか。

私が思うに、大企業になればなるほど仕事は決まり切ってくるので仕事自体はそんなに大変ではない。それよりも人間関係の方がうっとうしい。まぁ、仕事も人間関係も全てがうっとおしい沈みゆく狸の泥舟みたいな零細企業もあるにはあるんだけれども。

で、今の会社はめちゃくちゃ小さい。社長と息子さん、経理の女性に、私だけである。私の役割はぼちぼち引退しようかな〜っていう社長の後を息子さんが継ぐ予定なので、私がそのお手伝いをするような形だ。ということで、とても貿易事務とは関係ないことを毎日やっている。

まず、ちょっと書いたがCADの練習。CADというのはおうちなんかの図面をコンピューターで書くソフトのことだ。会社は木材から家の中のドアとかを加工する会社なのでドアのデザインが多いようだ。

それと翻訳である。これが結構マジもんの真剣な書類なのでびびってしまう。ちゃんと省庁に提出するやつなんである。これを一日10枚くらい翻訳すると心底疲れ切ってしまうのだ。

んでエクセル仕事である。私はエクセルを仕事でしか使わないが、何故か派遣会社では「エクセル上級」として登録されているらしくて、とんでもなくレベルの高いモノを要求される。まぁ、出来ないとは言わずに出来るふりをして、家でエクセルのマニュアルを熟読したりして適当にごまかすんだけど。今もそうやって、「行程の管理と請求に対する入金の状況が一覧表で一目でわかるやつ」というのを作っている。できあがるのかはちょっと不明。

そんなこんなで8時始まりなのも重なって、なんだかめちゃくちゃ眠い。ぼちぼち冬なんで毛糸の帽子でも編もうかなぁと思っていたが、とてもそんなヒマはなさそうである。

さて、明日の弁当は何にしよう。


2003年10月02日(木) 31の手習い

昨日から仕事を始めた。

今まで貿易関係の英語を使った仕事が多く、今回もそんなかんじだと聞かされていたが、ちょっと勝手がちがうようだった。CADを勉強しているのだ。

わたしがメインで製図をするわけではないのだが、ちょっとした修正なんかをやって欲しいようだ。新しいソフトウェアを勉強するのはフォトショップやイラストレーターをやったとき以来、もう6年ぶりくらいである。

でも、いじりだしたら面白かった。まだ丸を書いたり、線を延ばしたりといったことしか出来ないが、一ヶ月もすればモノが書けるようになるような気がする。

ただ、8時始まりなのでここのところ5時半起きなのがちょっとつらい。ということで何だか手抜きな日記なのだ。とほほほほ。

本当はベランダにネコが来た話とか、でかくて丸いパンを焼いた話とか、圧力鍋で料理をする話とか書きたいのだが、書き出すと長くなるので書き出せずにいる。明朝は粗大ゴミを出さなくてはならないし。7時厳守ってのが泣かせるぜ。

ではでは、おやすみなさい。


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