【読書記録】金城一紀「対話篇」

ストーリー:突然倒れた主人公は、明日死ぬかもしれないという不安と恐怖を抱えながら毎日をだらりとすごしていた。しかし、突然入った友達からのバイトの依頼「九州まで高速道路を使わずに運転してくれないか」、そして依頼主を聞いてバイトへと乗り出す。そこで待っていた人物、そしてこのドライブの目的とは…。(『花』より)

02年だったかな。読書記録をつけ始めたころに読んで、心地よい読後感に魅せられた記憶が残っていたので、再たび借りてきました。どれにもどきっとするような温かな言葉がちりばめられていて、数年前の自分はこの文章が好きだったのだなぁと、わかるようなわからないような複雑な気持ちになりました。劇的な事があるわけではない。どちらかといえば淡々と過去を語るように進む物語たち。けれど、そこにある気持ちはとてもやわらかくて暖かい。そんな本でした。『恋愛小説』死神と呼ばれていたという友人の過去の話、『永遠の円環』愛していた女性の突然の死をめぐるKとの一幕。それぞれに優しいのにどこかインパクトのあるお話。
NO.9p221/講談社/03/01
2007年07月24日(火)

【アルファ】灰谷健次郎「天の瞳幼年編2」

表記ミスではなくて、当時内容メモが取れなかったので
今回はタイトルだけで失礼させていただきます。
次回からは、ストーリー紹介も含めた以前のような形式になるので、
ここ最近の更新よりかは、だいぶましなものでUPできると思います。

とりあえずここには久しぶりということになるので、
アルファとしてなにか書こうかなぁと。
2007年07月14日(土)

ワタシイロ / 清崎
エンピツユニオン