闇の底に...Cuckoo

 

 

不安定な安定 - 2006年11月24日(金)

憂鬱な時間は過ぎるのが遅い
それは時間の経過が変わるわけではなく
その憂鬱を考える時間が多いために感じる
感覚なんだろうとは思うけど
それでも無駄に時間を過ごしたくて
明日を待ちわびる事しか出来ない。

年下の元彼は 突き放すと逆上するようで
ちょっと危うい精神状態になってしまうので突き放せない。
何を言われてもそれに対してきつく返したり
冷たく態度で示したり
元彼に興味が無いしぐさをしたり
敬語で返事をしてみたり
人妻の話ばかりしてみたり
けど無駄のようで
信頼を取り戻すだとか
アタシの心を何年かけても癒すだとか

何年かけても…
何をしても離れてくれる意思は無いようで
向こうが鬱状態になって もう無理だね
そう言ったら そうだねと答えるのに
結局数秒後には
「嫌だ」
と言われてしまい
かなり諦めてきたのが現状だったりする。
会いたいという言葉の10回の内の9回はなんとか断り
1回会った日の夜
遠くのあの人に電話して気持ちの安定を量る

将来の夢を聞かれて
「普通がいい」としか答えないアタシは
たぶん普通を美化しているのは分かっている
どんな人生も波乱はあり
どんな人生も涙はある
人が涙を流す理由はそれぞれで
悲しいと思う内容もそれぞれ
耐えられる痛みが違うように
耐えられる苦しみも違う

そんな事はよく分かっているの
それでも今は
漠然とした言葉でしかない「普通がいい」以外
何も思い浮かばない

遠くのあの人は 仕事の弟子入りを土曜にしてしまう
という事はもう会えるチャンスが無い
無理をすれば時間が作れるかもしれない
だけどアタシのために無理をするだろうか?

大丈夫3年会わない日々が会ったのに
何も変わらず傍にいさせてくれたのだから
そうは思っても
少し悲しい。

みんなはどうやって安定を保っているのだろう?



笑っている人間が
幸せだとは 楽しいとは限らない
そう思わない?


水鳥。


...

生のつきと性のつき - 2006年11月12日(日)

世の中は厳しい
生きる為に人は産まれる
後世を残す徹底した義務を持たない人間は
いろんな道を模索できる
それは生きるという行為を
更に複雑にしている
沢山の選択肢は
同じ数だけ苦悩がある
悲しみも苦しみも


仕事場の若い女の子と
いろんな話をしていた時
ポロッと彼女は
昔二回もレ○プされた事があると言った
情緒不安定な彼女の理由はそこにあったのかと
やたら過保護な親の理由がそこにあったのかと
納得した

性にあまりつきがないのですよ
と言われ
生につきがないのですよと答えた

生きるのが嫌じゃなくて
生きるのがめんどくさいよね
と言ったら

余計な経験ばかりする人は
皆そう思うのですねと言われた

呆れるほどにある選択肢から
どうやって選び出せば平穏が手に入るだろう

人妻の話を聞いていると
家を建て 車は大きなワゴンと軽の2台
旦那は子供の遠足の下見をするため
休日に山を登るような人

何が不満だったか それは
旦那がかまってくれない事


あたしが欲しかった物全て持っているあの人は
あたしが手に入れたと思っていた
ちっぽけな幸せも持ち去った
そして今は

話のできるお姉さんという
あたしを欲しがる

下らない世の中

めんどくさい




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約束のない安心 - 2006年11月05日(日)

アノ人に会ってきました
3年ぶりに抱きしめてくれました。



完全に壊れてました アタシ。
めんどくさい そうだ死のう
そんな簡単にあっけらかんと先を決めた時
どうしてもアノ人に逢いたかった

2年愛して3年離れてたアノ人は
時間を作ってくれた
だからアタシは
親に言い訳をして1泊の許可をもらい
職場に言い訳して休暇をもらい
水曜の夜会いに行きました。

アノ人は仕事を辞め 整体の資格を取る勉強をしていました
ホテルに入ってテレビを見た後
お風呂に入り出たら
全身マッサージをしてくれた
肩から背中 腰 足 首
硬いなぁと言いながら。
その時アタシは全身の力が抜けた ふっと。

アノ人は何も聞かなかった
何があったのかも
三年何をしていたのかも
これからどうするのかも
何も聞かなかった
それは興味がないようにも見えるけど
なんとも心地よかった

アタシは将来の希望を話してた
サラリーマンと結婚して
趣味のない人で
毎日家で食事をする人で
1年に1回温泉でも旅行して
小さな家を建てるの
ローン返済の為に週に3日くらいアタシもパートに行って
夜は二人でビデオでも見るの

うん うん
途中何も感想を言わないで
ただ聞いてくれた
最後に彼は
「サラリーマンは辞めたけど 年収高い方がいいだろ?」
そう言った
それはアタシに対して言ったのだろうか

抱きしめあって眠った
「逢いたかったよ」と言ったら
「うん」と言った
5年の中で初めて聞いた彼の意思表示かもしれない
それはその場限りかもしれない
雰囲気で言っただけかもしれない
だけどアタシはこのたった一言の「うん」で
多分誰も想像つかないほどに救われた。


髪を撫でられながらアタシは言った
「お互いもし結婚しても 数年事に逢ってそうだよね」と
そしたら彼は笑った
何も言わずに フッと笑った

次ぎ逢える保障は無い
けどアタシはなんとなく
逃げ出したいとき彼は必ず受け入れてくれると思っている
約束はしない
保障もない
ただなぜかあるのは
アノ人は受け入れてくれるだろうという
不思議な安心感。


水鳥。


...




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