闇の底に...Cuckoo

 

 

- 2006年10月30日(月)

ルールを無視して生きれば
その報いはいずれ訪れるんだろう
悲しい事を感じなくなれば
余計な感情がなければ
全てがたいした事じゃなくなる
そう願っていても
人が人である以上そうはいかない

ルールを無視してるだろ?


土曜の夜
元彼と浮気相手の人妻が会っているのを見た
最近元彼とアタシは会っていたし
人妻とは会っていないといっていたのだけど。

三人で話すことになった
その話の内容はいずれ書くとして
また体に痣を作り
なんだか生きることが面倒になった

いやになったんじゃなくって
面倒になった
理解できないからだ
結婚したいのはアタシで
好きなのは彼女だという彼の言葉も

好きだけど旦那と離婚する気は無い
彼女と別れたら付き合うと言ったという彼女の言葉も
理解できなくなって
明け方にめんどくさくなった

どうかこの関係からアタシを開放してくれと頼んだ

帰宅して 彼女がアタシにメールをしてきた
アタシに彼の愚痴を聞いて欲しいから月曜に会いませんか

朝の五時は思考回路が停止していた
いいよとは言ったけど
このまままた巻き込まれたらかなわないから
後で断るつもりだ

めんどくさい
生きて考えなきゃいけないことを遮断できないのなら
逃げようかと思う


...

副産物 - 2006年10月12日(木)

そしてどこに向かうのか
そんな事を考えながら生きてきただろうか
そんな事を考えながら生きていけるのだろうか


元彼とはまだ完全に切れていない
なぜアタシは殺意をもたれるのだろうかとか
なぜアタシは悲しいのかとか
なぜアタシは…
考えても答えは出ない
きっとこのままわからないままなのだろう

ふと思い立ち、元姑の働くスナックに夜行ってみた
元彼の事を話て
「首締められてね」って言ったら
「また!?」と言われた
息子のしたことだから当然なのかもしれないけど
覚えていたようだ。
スナックのママさんがと話をしていた

「あなた何歳?」
年を答えると ママさんの娘の1歳下らしい

「その年でそんな人生送っているの?」

なんとも答えにくい質問をされ苦笑した。
「私もいろいろあったわよ 当然こんな仕事をずっとしてるんだしね
 だけどその若さでそんな人生送ってるなんてね」

その後 なぜか元旦那の店長をしている居酒屋に行くことになった
もう7年ぶりくらいの再会だ
緊張した
背を伸ばして堂々としなきゃ

店に入った瞬間に目が合った
トイレに行き呼吸を整え席に戻ったら
しばらくして元旦那がやってきた
「ひさしぶり」
そう 明らかに引きつった顔を見たらなぜか緊張が解けた
ものすごく堂々と 久しぶりと答えた

もう一度再会したら刺しあいになると思うほどに
憎んでいたと思う
けどそうじゃなかった
結婚してた期間と同じ時間を要したけど
子供の話が出来るほどあたし達は大人になっていた
傍にずっと若い女の子のバイトの子がいた
間違いなく元旦那の事を好きなようだ
少し余裕が出る
顔が丸くなっていた
2ヶ月前まではもっと太っていたらしい
「よかった 2ヶ月前に来なくて」思わず呟いた

他人だけど他人じゃない
同じ時間を共有し
血を分けた子を持つ他人
アタシは深く痛感した
この人はアタシが乗り越えなきゃいけない壁なんだって

元彼の事があって
アタシは思う
いつかアタシは誰かに殺されるんだろうって
それは間違いないような気がする
だったらいいや
一番それに近い人を避けてても同じだ
そう思った
だから会いに行くことも出来た
だけどそれは意外と違う面を見付けることが出来た
あんなに憎んでいたのに
あんなに恐れていたのに
全ての憎しみの象徴であって
全ての恐怖の象徴であって
何かあった時全てあいつのせいだと思っていて
だけどそこに居たのは
ただの人

「お前はまったく変わってないな」
そう言われた
そうね なぜか見た目はあまり変わらないのよね
心の闇が深くなっただけ

バイトの子たちの視線が痛い
元嫁と言ったらしい
結局は他人になりきれない他人か
もしかしたらお互い何かでこだわっていたのかもしれない
これかもそうだろうし
深い傷が癒える日なんてないのかもしれない
だけど少し気持ちが変わった
それは 殺しあうほどの殺意が消えただけかもしれないけど
大いなる前進
乗り越える壁を確認した。

元彼とのことは妙な副産物を生んだんだろう
そうね いつか誰かに殺されるんだとしても
どうしても幸せなんて見付けられないのだとしても
今を生きているのには変わらないの

明け方の4時
うれしかったのか緊張してたのか
ドロドロに酔った元姑を我が家から1時間もかかる実家に送り帰る道
なんだか不思議な気持ちを味わった
言葉ではうまく表せないけれど
不思議な空気だった

水鳥。


...

描く理想 - 2006年10月08日(日)

幸せってどんな形なんだろう?


元彼君から連絡きまくります。
話をやっとしたら 彼はアタシの首を絞めたのを
ほとんど覚えてなかったようです
なきながら謝ってこられたけど
彼に会う気にはなれない

アノ手この手で会いたい事を伝えてくるけど
アノ手この手で断る

先日とうとう人妻と切れたと本人は言っていた
その日、相手からもう連絡しないでほしいとメールが来て
夜バイト先まで話に言ったら
やっぱり連絡取りたいと言われ
断った という

信じられるわけないけど
なんだかあまり怒りも悲しみも嬉しさも無い
相手の女に対する復讐心がやっと芽生え
家庭潰してやろうという気になってしまっている。



アタシの描いた理想は
趣味も少ない旦那さんと
2階建ての家を建てる
2階は3部屋とトイレがある
ローンを組んで、そのためにアタシも週3日はパートに出る
1年に1回 無理なら2年に一回でいい
旅行に行く
海外とかじゃなくて一泊二日の温泉旅行でいい
月に1回くらい外食がしたい
ファミレスで十分
誕生日には 忘れてたって言ってコンビニでケーキを買ってきてくれて
お風呂から上がったら
数本の花が食卓の上に飾られてる
どうしたの?って聞いたら
なんとなくな って答える
パジャマのままテレビを見て
子供達は寝室に行き
おやすみと行って布団に一緒に潜り込む
イビキがうるさいなぁと思いながら
けどそれが当たり前のように眠りに落ちる事が出来る

そんな生活
普通の生活が理想


水鳥。


...

深すぎる闇 - 2006年10月04日(水)

深すぎる闇に
飲まれる人々


きっとアタシの闇は深すぎるんだと思う。
親友と話をしていた
もう15年以上の付き合いの彼女とは
あまりにコアな日々を共有しているんだと思う
他の人と話してて分ったけど
アタシは結構危険を知らないうちに回避しているようで
や○ざに連れ去られたのが16歳
あの日事故が起こらなかったらどうなっていただろう
そんな事今まで考えたこともなかったし
薬を飲んだ知り合いの車に乗って
道のど真ん中で車内で全員寝てたのも事故が起こらなかったのが奇跡
当然元旦那に絞められた時も含め
アタシは今生きている
強運はあるのかもしれない。


元彼はきっとアタシの闇が重かった
あまりに重過ぎて アタシを引きずり出す直前で
いっしょに沈んだんだろう
その闇は余りの漆黒で
手を離してしまった瞬間から全てを見失った。

彼は今アタシを探している
闇の中で探している
それをアタシは冷たい目で見ている
沈む様を遠くで眺めている
少しでも浮きかけたら棒で突く様に
更に深く落ちるのを願っている
憎しみの結果なのだろうか。


共通の友達に
「殺さないと殺されると思った」
というメールを送った彼
車内で端に寄って頭抱えてたあたしがどう殺そうとしたのか分らないけど
理解できたのは
本気だったって事。

もう人を憎むのが嫌だとか
誰かに信用されたいとか
愛されたいとか
孤独が嫌だとか
居場所が無いだとか
そんなくだらないことを考えるのは止めよう

アタシには無理だから。


       水鳥。


...

殺意とトラウマ - 2006年10月01日(日)

揺れる憂鬱
騒ぐ狂気
あの中で君は殺意を見付け
あの中で僕は怒りを見付けた



完全に元彼と別れました
人妻ときったはずが
その人妻が違う携帯で連絡を取ってきて
またそのまま連絡を取り合うようになっていたようです
何を話してたかをどうしても言いませんでした
発狂し問い詰めたアタシを
彼は黙れと叫び 
首を絞めてきました。

アタシの車の車内だった為出て行くこともできず
けど彼は 出てけと叫んでも嫌だの一点張り
1時間ちょいのやり取りで7、8回も首を絞められ
今では頭にたんこぶが出来
両腕に痣も出来
鎖骨にまで痣があります。

その後 数十回の携帯への着信がありましたが
拒否し、多少おびえた生活を送っています。


アタシはこれまでに2人の人間に首を絞められたことがある
友達は喧嘩してもそんな事されたことがないと言っていた
初めての相手は元旦那
次が元彼
アタシは長く付き合うと殺したくなるような女なんだろうか
生きていてはいけない人間なんだろうか
人の殺意を煽ってしまうのだろうか

2回も経験があるからわかる事がある
テレビであるように 首を絞められた後手を離されると本当にむせる
急に酸素が入ってくるせいだろう
後ろから腕で首を絞めてきたときアタシは
こんな技 あったよな
なんて事を考えていた
そう 最中は物が考えることができる
ただ むせている間は何も考えれない
テレビでよく思うのが、手を離されたらその瞬間に逃げ出せばいいのにといいうこと
だけど出来ないものなのだ
脳の中まで酸素が侵食するのを待つしかない
何もかんがえれない
そしてその後
恐ろしいほど冷静になる
なぜかパニックを起こさない
それはその瞬間に生きるのを諦めたせいなのか
それとも実際パニックを起こしてそれこそ冷静に判断できてないのだろうか
ただ直前まで半狂乱だったのが
急に まぁ落ち着こうという気になる

ものすごく冷静に見えた彼が一番狂っていたかもしれない
何度も何度も首を絞めたのに
「結婚しよう」なんて言ってくるくらいだから
さすがに それには驚いたけど
彼は自分の携帯を道に投げつけた
アタシはそれを拾い綺麗に二つに分けた

帰り際 知らない番号から電話が鳴り
出たら彼が父親の携帯から電話してきた
電源を落とし帰宅して付け直したらまた鳴った
20回ほど鳴って消えた。
翌日もなり続け
さらに翌日朝履歴があり
そのまま居なくなった。

人を憎んで生きる醜さは知っている
だけどそれを止める方法は知らない
生きる目標はある
だけど諦めてしまった
どうでもいいと思いながら
それでも拒否してある奴の番号が履歴に残るのを
待っている気がする
それは執着ゆえなのか
それともこのままあいつが執着し壊れていくのを
待っているのか


水鳥。


...




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