闇の底に...Cuckoo

 

 

- 2004年01月31日(土)

消えてなくなればいいと思った
けど何も消えちゃいない
明日なんて来なけりゃいいと思った
目が覚めたら『明日』だった
世の中そんなもんだって煙草くわえて
まるで全てを悟った顔してみた
遠くで誰かが笑った

血が流れた
思ったより黒かった
それは血じゃないのかもしれない
涙が流れた気がした
けど一瞬で乾いた
きっと涙じゃなかった


優しく誰かが触れる
けどきっと
アタシは裏切る



          水鳥。


...

憎しみの最後の日 - 2004年01月28日(水)

あの人が消えた
今日は晴れていた
別れの言葉は
何もいらない


明け方の4時過ぎ
電話が鳴った
目が覚めて一瞬で
内容がわかったけれど
アタシはそのまま眠りについた
たいした興味も持てないアタシは
壊れているのだろうか
けど壊したのは
電話の先の人々じゃないか。

昨日の夜
母が思い出したかのように言った
『おじいちゃん危篤だよ 今日朝行ってきた』
一瞬誰か分からなかった
あぁ 父方の人だ
アタシにとっては『おじいちゃん』なんだけどね。
何度かココに書いたことがある
アタシの名前を呼んだ声を
アタシは聞いたことが無いあの人
生涯で1度だけ
高校一年生の時にくれたお年玉は千円だった
アタシはあの人が
あの人達が大嫌いだ。

母と父は明日お通夜に行くそうだ
父はあさっての葬式にも行くそうだ
アタシはどっちにも行かないけど。
友達の家の猫が死んだほうがよっぽど悲しい
これはどうしてだろうか


明日も今日と同じ一日が来る
人が死ぬとはそういう事


               水鳥。


...

- 2004年01月27日(火)

誰かを愛せず生きれるだろうか
誰かに頼らず生きれるだろうか
誰かを憎まず生きれるだろうか
誰かを求めず生きれるだろうか

分からないことだらけで
無我夢中に誰もが生きているのだろうか
先に待つものは死だと
知らないのだろうか

どうして人は人を裏切る?
どうして人は人を求める?
どうして人は人を傷つける?

誰かと関わると
いつも悲しい結果が起こる
誰かを求めると
いつも孤独を思い知る


わからない事ばかり
アタシは28年間分からないことばかり
大人と呼ぶに相応しいアタシは
実は何も知らない事ばかり

年を取れば大人になれるのかな
子供を産めば大人になれる?
結婚すればいい?
仕事をする?

どこに境界線があるのだろう
28年間生きてきて
悲しい結末をいくつも見ただけ

食事を与えないと生き物は死ぬという事すら知らない
そんな大人がいたりする
5階から落ちると死ぬという事実をしらない
そんな大人がいたりする

終末の近いこの世の中
腐った人間が腐った人間を作る
明日もきっと
見えない腐敗が支配する
そんな毎日に僕らは生きている。



        水鳥。


...

すれ違った道 - 2004年01月24日(土)

一度すれ違った道が交差する事は
なかなか無いのだろう
だったらずっと並行のままの方がよかった
キミを横に眺めながら
ただまっすぐ歩くほうが。


時々
思い出したように遠くのあの人がメールをしてくる
アタシは昔のまま
そのメールを消す事が出来ない。
内容は変わらず
くだらない話ばかり

昨日の夜だった
彼氏が聞いてきた
『○○って誰』
メールを見たときにあの人の名前を見たのだ
初め誰かわからなかった
忘れてたんじゃなくて
その名前が出たのが不自然だったから
アタシは笑って答えた
『ネットの友達』
アタシはどんな顔をしてたんだろう
どこを見て言ったのだろう
『親がお見合い進めてきたらしいよ』
笑えていただろうか

一度離れてしまったあの人とは
又前のようにはなれないだろう
彼氏はアタシを愛してくれる
求めてくれる
こんなに愛された事はあるだろうか
それほどまでに愛をくれるけれど
きっともうすぐそれも終わるんだろう
求められた事を渡せないから

逢う時間が違う
昼間に動けないアタシは夜中しかない
けど夜がつらいと言い出した彼
毎日逢いたいと
毎日傍に居たいと
そう言われると辛い
出来ないことばかりだから。

いっその事全てを捨てようかと思った時もあった
彼氏も仕事も親も子も
どうしてだろう
全てが苦痛でしかなくなり
生きる意味より価値がない
そんな気すらしてきた
自分と自分がすれ違うような感じ
心がいくつもあって
それが違う道を示す
いくつもの風船の紐を手に握り
それを一気に離してしまいそうな感じ

今日は笑えるだろうか
明日は笑えるだろうか
明後日は?




ほら 道がある
先が見えない真っ暗な道があるよ



             水鳥。


...

違う道 - 2004年01月21日(水)

アナタと違う道を生きている
それをわかってもらえないと
歯車はかみ合わない


母と喧嘩した
普段は我慢しているけどつい言い返したがために
悔しかったら稼いでこい
そんな風に言われた。

母はキャリアウーマンタイプだ
頭がよくて よく動く
母に言い返したところで理屈で押さえ込まれる
だから普段は何も言わず
母のイライラを受け止めるしかない
けどアタシにだって意識はある
意見もあれば 考えてもいる
それでも母にいわせると
『何もしない』になる。

些細な事だった
食事に行って帰ってきたら母はすでに酔っていた
テレビを見ながらバイトに行く用意をしていた
温泉の情報がやっていて
『温泉行きたいなぁ』
そうつぶやいたら
何いってんの 北海道行ったでしょ
アタシはイライラしていた
何年も旅行なんていかなくて
憧れてた北海道に年末に行ったけど
それに対して 時々ぶつぶつ言っていた
仲良しの母の友達にも言ってた
その人の子供とは幼馴染で その話をアタシは聞いていた
だけど今まで黙っていた
きっと疲れてたんだろう
アタシはつい言い返した
『自分だって海外旅行とか行ってるやん』
母は 去年10日間ほど海外に旅行に行っている
毎年数日旅行に行く
アタシはその間 家の事 育児 母の店 自分のバイト
全てをしなくちゃいけない
母が自分の事を棚に上げてる気がして
そう だからつい言い返してしまったんだ。

そしたら母が言ったんだ
『悔しかったら稼いでこい』って。

アタシはバイトしている
そのお金の9割は子供の学費や保険で消える
後は食費にも。
確かに母とは稼ぎも違う
けど父の自己破産で アタシの貯金全てを渡した以上
アタシのお金は無い
子供のこれからの学費に貯金もしなきゃいけない
だけどそれも 当面は生活のために出来ない

くやしかった
アタシは意味の無い仕事をしているんだ
アタシは存在そのものが無意味なんだろうか


母とアタシの生きる道は違う
母にはアタシが理解できない

アタシは母を憎まずに生きれるだろうか

逃げ出したい

全てから。


          水鳥。


...

恐怖の正体 - 2004年01月19日(月)

君が居ない
それだけで怖いのはなぜだろう
さっきまで抱きしめてくれた手が
明日又抱きしめてくれるとは限らない
その恐怖はなぜだろう


人は一人だ
一人だから誰かを求める
一人では何も出来ない
そんな事わかってい
綺麗事じゃなくて事実だから
手を繋ぐ恋人たちが
幸せに見えるのは誰でもだ
うらやましくって
ふと横を見るとボクも手を繋いでいた
それなのに些細な拍子に感じる恐怖はなんだろう
それはきっと
『永遠』を知らないから。

その手がボクをいつも求めるとは限らない
明日には違う人がボクに手を伸ばす
キミは見たことも無い顔で
見たことも無い人と
誰もがうらやむ恋人同士として
町を歩くだろう
それをボクは
見たことも無い人と
見たことも無い顔で眺めるのだろう
そんな悲しいことを考えるのもきっと
『永遠』を知らないから。

誰かは知っているのだろうか
どこかにあるのだろうか
永遠と呼べる幸せを。
この地球ですら
寿命があるという
それをボクラがどんどん削る
まるで貪欲な餓鬼のように
どんどん食いつぶす
永遠は無いんだと
知らしめる為だろうか

全てを潰してしまえば
無という永遠を手に入れれるんだと
誰かが叫ぶ
それを虚無と呼ぶのかもしれないけれど。


怖い怖い怖い
先が見えない恐怖
分かりにくいだろうか
例えば坂道を登る
登りきる手前に来たとき
先に見えるのは無だ
先の道が見えないんだ
真夜中に前が見えないボクらは
そろりそろりと前に進む
そしてその先に
道がある事を知って安心する
けどキミとボクとの道は
いつになっても先が見えない
いつか安心するときがきたら
そしたらボクはどんな顔をするだろう
キミに全てをあずけて
深く眠りにつけるだろうか


今夜も眠れない
恐怖の訳は
知らないという事実



            水鳥。


...

気力を失うと言う事 - 2004年01月16日(金)

疲れてしまった。


生きることに疲れると言う事は
全ての気力を失うという事だと
改めて思う
先が見えないという事は
本当に怖いことなんだと痛感する

彼氏との三ヶ月記念だと
二人でケーキを食べてもおいしくない
車の中でいつものように寝てしまう彼を
起こすこともせず
ただぼんやりと考える

今月でバイトを辞めると思う
辞めたくは無いけど
1ヶ月前に怒ったバイト内の盗難で嫌になって
辞めると言った
その人が居なくなって
彼氏も辞めると言わなくなったけど
新しい人が入ったからあたしの居場所はもう無い
2月に引越しする
3月の1日には全てがいまと違う生活だろう
新しいバイトを探して
新しい家で
知らない人達の中で
知らない生活をする
その恐怖が今アタシを悩ませる

バイトをしないと生活できない
ううん 子供を養えない
けどその気力が無い
引越しの準備をしなきゃいけない
けどその気力が無い

食事をする気力も
掃除をする気力も
呼吸する気力さえも失いかけて
これで生きてるというんだから笑える
今日は昼からバイトだ
後20分後には仕事に入っているはず
だけどココで日記を書いてる自分が居る
行かなきゃ
けど行く気にならない
足が動かない
心が動かない

もうそろそろ逃げ出してもいいだろうか?



          水鳥。


...

雪の思い出と悲しみ - 2004年01月14日(水)

眠れない
静かな雪の音がうるさくて
心がザワザワ言っている


どうしても眠れなかった
最近すぐ眠れるようになったのに
不安だった
淋しかった
怖かった
布団を頭までかぶって思い出した
アタシ前までこうやって寝てたって
こうやってしか眠れなかったんだって。

いま どこを探しても居場所が見つからない気がする
家の中でもバイト先でも
きっとそれはアタシが無意識に
周りを遮断してるだけなんだって分かっている
それでも怖い
いっそのこと全て捨てて消えてしまえたら
そう思うのにそれもできない
それは捨てれないものがあるから。


作り笑いに疲れた
けど笑わなきゃいけない
イライラする
けど隠さなきゃいけない
全部壊してやりたい
けどいい人ぶってみる
笑いながら心で思う
おまえら全部消えちまえ


彼氏が優しい
すごくすごく愛してくれる
こんなに人に求められたことがあっただろうか
そう思うくらい求めてくる

遠くのあの人からメールが来た
何時にバイト終わる?ってきた
電話しようかと思ったけどその時間は無理だなぁって
電話しようかと思っただなんて
知り合って2年以上経つのに始めて聞いた
 
揺れるな
もう決めたはずだ
揺れるな。


雪なんて大嫌いだ

苦しい

淋しい

怖い


誰か助けて。


      水鳥。


...

幸せの形 - 2004年01月13日(火)

いつも傍にいるね
何も話さないねって悲しそうに言うね
なんでも話してるけどってけらけら笑ったら
ちょっとすねたね
ごめんね分かってる
アタシはきっと
心の底にあるものを
何も話していないって。


不思議だね
幸せってすごく遠く感じてて
でもその幸せを手に入れたら
今度はそれを手放したくなくて
怖くなるんだね
一人でいる方が楽だなんて
時々思うのは
二人でいるという証なんだろう

ほんの30分でもって
学校帰りの彼氏が来た
子供と一緒にゲームをしだして
帰るとき子供が言ったんだ
『また来たときゲームしようぜ』
そしたら彼氏が答えたんだ
『おー 今度は俺が勝つけどな』
不思議な感じがした
友達かよって笑ったら
そうだけど?って笑い返された



これはきっと
『幸せ』の形なんだろう



きっと。




           水鳥。


...

ストレス - 2004年01月12日(月)

ボクは生きてていいですか?
ボクは愛されていいですか?


最近最悪で
イライラしてて
子供にやつあたって
どっか行っちゃいたい
けどそんなの隠して
彼氏と仲良しの振りして
それでもきっと隠し切れなくて
小さな事で喧嘩する

弱いアタシが
弱い子供を
弱い彼を
守ることなんて出来なくて
それでもしなきゃいけなくて
また涙が隠れて
作り笑いが増えてきた






あのね
ボク淋しくって悲しくって
でもね
どうしてなのかわかんないんだ


              水鳥。


...

心に着込む服はありますか? - 2004年01月09日(金)

風が吹く
冷たい空気に触れる
空に星が輝く
冬の空は美しい
その美しさに触れても
心は寒いまま


昨日彼氏とメールで喧嘩した
はぁめんどくさい
これが本音だった。
最近喧嘩が多い
あまりにくだらない事ばかりで
それが全てめんどくさい。

最近気力が無い
バイトも変えるはずがめんどくさい
食事も作るけどやる気が無い
人と接するのが嫌だ
両親と話をするのも嫌だ

何かが凍っている気がする
それはなんだろう

寒さに弱い
夏生まれだから。
そうなのかな
わからないけどあたしはいつもそう言う
きっと寒いからだね
全てが嫌なのは。




春になると生き物に力が宿る
色鉛筆では無い緑色の草
ふわふわ飛ぶちょうちょ
人々の服も明るくなる

そうだ春を待とう
きっと元気になる
きっと前を向ける



コートを羽織り
暖かい格好をしよう
真っ白なマフラーをして
暖かい飲み物を飲もう

でもどうしても寒い
手も足も温かいはずなのに
どこが寒いのかな
キミは暖かい?
だったらボクを暖めてよ



         水鳥。


...

逃避というものの難しさ - 2004年01月08日(木)

自分のルールで生きれるなら
もう終わってもいい頃だろう
人はなぜ『死』を考えるんだろう
生きる為ではなく
死ぬために明日を迎える気がするのは
アタシだけだろうか?


調子が悪い
何もかもがうまくいかない
子供たちに八つ当たりをしてしまって
くだらないことで怒って
後で自己嫌悪に陥る


遠くの大好きだった人からメールが来た
お兄さんのお見合い相手を
お母さんが見つけ出したらしい
お兄さんはアタシと同じ年
お見合いをするにはちょっと早い気がするけれど
お母さんは早く結婚してほしがってて
それは2年前からずっとだった。

お父さんが入院している
ずっとお母さんが働きながら
お父さんの病院に通っている
きっとそれが原因なんだろう
やけに息子達の結婚をせかす
でも二人の息子には彼女の影は無い
結婚願望も無い
アタシにメールしてきた彼は
『親戚に結婚しないのって聞かれたさ』
そう言って来た
アタシには何も答えれなかった。

結婚なんていいものじゃない
夢も希望も無い
結婚生活が50年あったとして
幸せなのは
始めの3年くらいだろう
これは アタシの意見と経験であって
ずっと幸せな夫婦もいろだろう
広いこの世界
浮気をしない男も
女に一度も手を上げない男も
金銭感覚の狂っていない男も
いるだろう
けどアタシは信じない。

うちの両親は一緒にお風呂に入る
喧嘩はよくするけど
基本的に仲がいい
お父さんはまめで お母さんに食事を作ったりする
そんな絵に描いたように仲良しの両親も
アタシが高校時代は別居してた
母も父も浮気をしていて
父は帰ってくるのが深夜の2時過ぎ
母はアタシが学校から帰ってきても居ない
時々中学をサボって遊んでいたことすら知らない
家には誰も居ない
淋しくて何度泣いただろう
両親がそろっている所の記憶があまり無い
ある時は喧嘩ばかり
どうして一緒にいるんだろう
よくそう思った。

アタシは潔癖すぎるんだろうか

アタシだけを愛して
アタシだけを見て
どこにも一緒に連れて行って
全てを共有して
そんなことは無理だろうか


夢とか希望とか捨てちゃえばいい
そんなもの生きるのに必要ない
愛なんて幻
夢なんて綺麗事
明日死ねるなら
それだけでいい。


アタシ最近

また死を求めてる?




                 水鳥。


...

今 思う 幸せという言葉 - 2004年01月04日(日)



生きることに苦痛を覚える


きっと誰もが時には


死を望む


でももしかしたら


アタシの見たことの無い


無数の幸せに囲まれた人もいるのかも


じゃぁ何が幸せなんだろう


うーん


消えてなくなること?



            水鳥。


...

- 2004年01月02日(金)

新しい年が来た
それがどうした?
苦しいのは同じなのだろう
もしかしたら
少しはよくなる
希望とか期待は
無意味だって
思い知っているはずだろ?


2日前までの去年のことを思う
信じられないくらいいろいろあった
離婚して元旦那が養育費をくれなくなったのは
年が明けてすぐだった
親が自己破産して
家を売らなきゃいけなくなって
付き合いだした彼氏が
同じバイト先のほかの女の子に乗り換えて
目の前で仲のいい姿を見た
結局好きだった遠くのあの人に戻ったけど
それでも淋しい日々が続くだけだった
大好きなおじさんが亡くなって
新しい彼氏が出来た
家を売らなきゃいけないのに
落札されなくて困って
アタシの貯金を全て親に渡して
ほら ここまでで十分苦しいね

12月に入っても大変
最後の最後でバイト仲間だった人が
アタシの財布から1年近く金を盗んでいることを告白されて
過労なんだか風邪なんだか
1日嘔吐を繰り返して点滴と注射
あげく 子供が遊んでいて
石をぶつけたといい
車の窓を割った

ここまで徹底して
悪いことが重なると
年が明けたら少しはましになる
そうも思いたくなる


毎日思う
明日はもっと悪くなるんじゃないかって
明日は生きていられるのかなって
それでも不思議
人はなかなか死なない
人はなかなか死ねない


身体がおかしい

ううん きっと
心がおかしい



今年をアタシは
乗り切ることができるのだろうか






そんな疑問を感じるアタシは
きっと間違っていない



           水鳥。


...




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 また読んでくれますか?マイ返しはしない事にしてますが必ず読ませていただきます。

 

 

 

 

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