闇の底に...Cuckoo

 

 

迷子のボクら - 2003年10月28日(火)

迷子の迷子の子猫さん
ぼく等のおうちはどこですか?


淋しいって感じますか?
感じない人っていますか?
たくさんの人の中にいて
淋しさを感じたことないですか?

人間ってみんな最初は迷子のようで
居場所を探して歩くんだと思う
やっと見つけた居心地のいい場所も
いつか手放してしまうんじゃないかって
怖くって怖くって
必死でしがみついても
心の中では淋しさがある時ってあるでしょ
自分の家が見つからない
その『家』ってのは
心が落ち着く場所
相手の心の中。

誰にも侵入されたくなくって
心の扉に鍵をかけて
けど必ず誰かがノックする
迷子の誰かが心の中に入ってきそうになって
受け入れた時 きっと自分も
さまよいつづけた日々から解放される
自分の鍵を誰かに渡すか
渡さないで迷い続けるか
悩んで悩んで
いつか又 部屋をボロボロにされて居なくなるのが怖くて
だから鍵をかけたまま
自分の居場所を探す
人は2つも部屋なんて必要なくって
鍵は1個しか持てなくって

誰かに心の鍵を渡して
誰かの心の鍵をもらう
そうするしかないはずなのに
臆病なアタシ達は自分の鍵を隠し持ったまま
誰かの鍵を手に入れようとするから
いつまでも迷子のまま。



迷子の迷子のぼく達には
おうちを探してくれる
犬のおまわりさんなんていないんだ
だから自分で探すしかない

泣きながら
怒りながら
叫びながら
つまずきながら

アナタのおうちはどこですか?



           水鳥。


...

変わりやすいもの - 2003年10月25日(土)

不安な訳はなぁに?
泣きたい訳はなぁに?
何に怯えているの?
抱きしめようと手を伸ばしてくれた人は
だぁれ?


友達が19歳の彼氏と別れた。
まだ1ヶ月だったのに

その子には別れたばっかの彼女が居た
そして友達と出会ったの
きっと年上がめずらしかったのね

とびっきりの美人の友達は
彼氏と別れたばっかりだった
1人になりたくなかったのかもしれない

そのお互いの状況は
恋愛に発展しやすいものだったのかもしれない
気持ちが追いつく前に付き合いだしたのかもしれない。
付き合いだして
彼氏は毎日愛を語る
それが新鮮でかわいらしくて
そう言っていたのに
昨日別れてしまった
元彼女が忘れられないって理由で。

2人とも好き
そう 馬鹿げた事を言い出した彼氏を
友達は切り捨てた。

そう 馬鹿げてる。

昔元旦那がアタシに言ったわ
浮気相手とアタシ
どっちも好きだって
前彼も言った
アタシともう1人 どっちも好きだって
どいつもこいつも。

じゃぁあたしはどう?

なんだか怖くなった
好奇心 興味で振り回されるなんてイヤだ
始まりなんてそんなものかしら


不安になってるアタシを
彼氏が抱きしめてくれた
風邪で熱がある体で
熱い体で抱きしめる


アタシは
どこまで甘えていいのか
どこまでわがままでいいのか
わからないでいる





誰かに甘える方法なんて

とっくに忘れてしまったから。


             水鳥。


...

急な涙 - 2003年10月24日(金)

真夜中に涙が出た
理由がわからなかった
何が淋しい?
何が悲しい?
冷たい涙は
幸せの涙には
ほど遠かった


誰も居ない

久しぶりに音楽を聞きながら
無理やり眠りにつこうとしたの
けど出来なかった
真夜中の3時過ぎ
携帯を眺めながら涙が溢れた
彼氏にメールを打った
風邪で寝込んでいるのに。

あたりまえに来ない返事を待ちながら
アタシは違うことを考えている

何が不安?
何が不満?
アタシって何を求めているんだろう

眺めてた名前は彼じゃなかった

またなの?
また戻ろうとしちゃうの?

こんな自分が大嫌い
アタシは幸せにはなれない
幸せになりたいと思っていないかのよう


何を求めているんだろう


           水鳥。


...

変えられない想い出 - 2003年10月23日(木)

名前を呼ぶその声が
忘れられなくて
キミを
忘れられなくて


どうしよう
ひとりぼっちになると
どうしても
声が聞きたくなる
逢いたくなる

淋しい夜は嫌い
孤独は嫌い
けど今でもアタシは
幸せがわからないでいる


幸せだって
もしキミが言ったら
アタシは嬉しいだろうか



     水鳥。


...

どうして? - 2003年10月21日(火)

何が怖いんだろう
人は何におびえているんだろう
人はきっと
人が怖いんだろうね

何か自信が無い
全てが嫌になる
雨のせいかしら
外を眺める。

もうすぐ無くしてしまう自室の
天窓から外を見る
真っ暗な闇しか見えないくせに
それでも何かが見える気がする
心の奥底を見つめるような
そんな静かな気分で。


ねぇ
遠くに住むあの人
キミはいったい何をしているの?
幸せなはずなのに
なぜかキミを想いだす
キミから得られないものを
くれる人がいる
どうしても手に入らなかったものを
両手いっぱいくれる人がいる
それなのに
どうして
毎日が淋しいのだろう
どうして
毎日満たされないのだろう

何もかも投げ出したくなるのはどうして?
一人の夜に泣きたくなるのはどうして?








                  水鳥。


...

サイン - 2003年10月20日(月)

キミに出したサインを
気が付くだろうか
小さなサインは
大きな気持ちの現れだと
気が付くだろうか


昨日友達が結婚した
二次会に誘われて行ったけど一時間で親友と抜け出す
『幸せ』の場にどうしても馴染めなかったのか
なぜか苦痛だった。
年下の彼氏が近くでダンスをしていたから
そこに行った
寒い中しばらく眺めていた
普段見慣れない姿を見るのはいいものだね
人の真剣な姿はすごいと思う
アタシにもそんな頃があったんだろう
いや
ダラダラ生きてしまったのかもしれない。

その後 友達と彼氏と
ネットでの知り合いでのみ仲間の男の子と
4人で飲みに行った
そして友達が彼氏の話をしだした。
彼女には前にも書いたけど9歳下の彼氏がいる
その彼の気持ちが『本気』かどうか
どうしてもつかめないでいた
もちろんアタシもそうだけど。
隣に彼氏が居ながらアタシ達は落ちていく
飲み仲間の男の子が19歳の時
『興味』で30の女と付き合ってた
そう言ったから。

友達と二人でトイレに立った
彼女は言った
『好きの大きさが違う気がする』

気持ちが見えればいいのに
よく思う
形の無いものを見ようとしても
それは『想像』でしかなくって
見えないものは見えない
考えれば考えるほどマイナスになるのに
人はどうしても考える
いっそ聞けばいいのだろうけど
答えをもらったからといって
それを信じれるかどうかといえばきっと信じない
たくさんの恋愛をして
たくさんの経験をして
その分人は弱くなる
不安になる
悲しくなる
怖くなる
逃げ出したくもなるけど
一人にもなれない

彼女は彼氏にサインを送る
不安な気持ちを隠して送る
彼はそれに気が付かない
若いからね
そう言ったけど
気が付いてあげてほしかった
だけどそう
隣で笑っているあたしの彼氏も
気が付かないでいる

アタシ達はサインを送る
それはきっと
相手にはあまりに小さくて分からないサイン
けど
泣きたくなるほど切ないサイン

誰もが誰かにサインを送る
それを毎日毎日
見逃して生きている気がする



アナタの愛しい人も
きっと何かのサインを出している
気が付ける人が
何人いるだろう


どうかお願い
見つけてあげて



               水鳥。


...

キミの居ない冬の始まり - 2003年10月17日(金)

震えるのは
体か心か
キミの温もりなんて
初めから知らなかったのに
時々ふと
思い出そうとする



今アタシはきっと
一人なんかじゃない
彼女と別れてまで
アタシの所に来た
幼い顔した彼は
いつもいつも
アタシを抱き締めては
愛の言葉を囁く
アタシは
心からそれを喜んで
そう
心から。

真夜中
凍える空気の中
遠くの空を眺める

あの人は
随分と遠い所に
行ってしまったんだな

ほら
爪先から
アタシが腐っていく


凍えそう

温かいはずなのに




水鳥。


...

見えない鎖 - 2003年10月16日(木)

絡みつく
逃げ出したくてしょうがないのに
絡みつく
重い重いその鎖が今
アタシに圧し掛かる


父の自己破産で家を出る
家を売って借金を返して
そして今の家より小さな家を建てる
母のお店を1階に
そんな新しい生活が来るらしい。
なんでかなぁ
地道に生きればいいのに。

そうじゃない
そんな風に思っていない
例えばまわりの人間が
アタシを変わっていると言う
けどアタシはこれが普通
それはきっと その環境ゆえ。

ただ今アタシは
新しい家とか生活とか
両親と一緒に生きていくのがちょっと苦痛
昼も夜も働いている
二人の小さな子供も居る
アタシには両親の助けが必要
わかっているの
両親が居るから生活できている事も
両親が居るから子供が育つ事も

けどそれが苦しい
親の監視下にいる気がして
そうじゃないのだろうけど
だけど
なにか息苦しい
呼吸が浅い
家に居たくない。


8歳下の子に告白された
今更の告白には訳がある
彼女の居た彼とは付き合ってなかった
それでもアタシ達は
毎日毎日飽きもせず
一緒にいた
離れたくなかった
淋しいのはもう嫌だ
一人でなんて生きれない
今朝
そう 仕事が終わって深夜
『付き合ってください』
そう言った彼は
彼女と別れてきてた
アタシ達は
『彼氏』と『彼女』
後は名前だけのそのものを手に入れた





アタシは
家に居たくないから
一人が嫌だから
愛されていたいから
だから彼と居る訳じゃないよね?






呼吸が浅い…。




          水鳥。


...

忘れた思い - 2003年10月14日(火)

パズルのピースが足りない
そのカケラは
遠い記憶のどこかに
置き去りにしてきたはず

もう 見つからない

探しても探しても
見つけだせない

不完全なパズルには
あたしの笑顔が
描かれていたはずなのに。



水鳥。


...

- 2003年10月13日(月)

哀しみの涙と
苦しみの涙と
喜びの涙は
どこが違うんだろう


真夜中に
声を出して泣いたのは
いつだったか
覚えているかい?



呼吸が出来ないほど愛して欲しい。





           水鳥。


...

普通じゃない普通 - 2003年10月10日(金)

ボクを普通じゃないと言う
ボクは普通だと思ってた
普通じゃない生活が普通
普通じゃない恋愛が普通
何が普通で何が普通じゃない?


最近『普通じゃない』とよく言われる
今日メールが来た
8歳下の彼からだ
『学校で友達の恋愛話聞いてて思ったんだけど
 俺普通じゃないってわかった。けど大好きだからね』
普通じゃない恋愛
アタシには当たり前の生活と
アタシには当たり前の感情が
彼の周りでは普通じゃない。
よく考えたらそうだろう
同級生たちに8歳上の子もちのバツ1と居ると言ったら
きっと引かれる。

普通がいいならアタシじゃない人にしてよ
だってアタシ『普通』を知らないもの

今までの生き方が普通では無いらしい
コアな人生だね
よく言われる。
おもしろく生きてきただけよ
笑って答えてみるけどアタシには
『普通』がわからない。

年内に引っ越す。
親の自己破産の決定が裁判所で認定されて
とうとう家を売りに出すのだ。
これから先なんてどうなるか分らない
けど流れるままに。
そうして生きていくしかない
そんな日常がアタシの『普通』なんだから





          水鳥。


...

慣れない『愛情』 - 2003年10月09日(木)

卑怯者が居るよ
手に入れる為に壊した物は何?
卑怯者が居るよ
ほら そこにも。




友達と話をしてた
アタシと彼女
哀しいくらいによく似てる


ねぇアタシ達
『好き』だと言ってくれるから好きなのかな
求めて求めて
けど手に入らなかった『愛の言葉』をくれるから
だからなのかな
淋しかっただけなのかな
そんな事無いよね
ちゃんと愛してるよね



どこを?



優しい目とか優しい手とか
数え切れない『好き』とかkissとか
ちょっと不安な目して覗き込んで
『本当に好きだよ』
それが欲しかっただけじゃないよね
強く抱きしめられて
それで安心を得てるだけじゃないよね



本当に?



『幸せにしてやる』なんて言われたよ
いいなぁ羨ましい
大好きなんだって
離れられないって
誰よりも大切って



幸せってなぁに?








心が腐る
ぶち壊したくなる
慣れない『愛情』のせいか
なにが不安なのか
それがホンモノかニセモノか
どうしたら判断できる?





どうしよう
なんだかやけに苦しくて
全てを捨ててしまいたくなる





消えてしまいたくなる






                水鳥。


...

逆 - 2003年10月08日(水)

強がりは壁
誰にも心を許さない
自分を守る壁なのよ


弱いあたしは
弱い事を知られるのが怖い
人を傷つける事で自分を守る
そうやって生きてきたけど本当は
弱さを見せれる相手が居ないだけ

弱い君は
弱い事に気が付くのが怖い
笑う事によって自分を守る
そうやってごまかして生きるのは
疲れてしまうだろうに


人を信じるのが出来ないのは
傷つくのを恐れるが為
一人ぼっちが怖いくせに
人を遮断してみる
明日になれば
キミも裏切るでしょ?




人は生きる為に
誰かに頼らなくちゃいけないのかな



        水鳥。


...

- 2003年10月07日(火)

アタシ
8歳も下の人を好きになりました
遠くに住むあの人を
忘れようと思います

彼には彼女がいるけど
どうしても離れることができないのです

淋しがり屋で弱い彼を
守りたいの
アタシがアタシを傷つけると
彼が傷ついてしまうの
そんな彼に抱きしめられていきたいのです
一番にはなれないけれど
それでも好きなこの気持ちが
わかってもらえるでしょうか?


...

- 2003年10月05日(日)

淋しいなんて
哀しいなんて
切ないなんて
知りたくも無い感情を
どうして人間は持つのかな





















淋しいよ
一人でなんて生きていけない




              水鳥。


...

足りない物 - 2003年10月03日(金)

夢を売るおじさんが
ボクには売れないって言ったよ
どうしてかな
ボクは
夢を見る資格が無いのかな
おじさんは言ったんだ
『夢は見たい人が見るんだよ』
そうだった
ボクは夢なんて見たくない





淋しいという気持ちは
楽しいとか嬉しいとか幸せとか
そんな気持ちを知っているから。
きっとアタシもいっぱい知っている
どこで道を間違えたのかな
最初からかな
途中からかな
実は今も
幸せなのかな?

『お前を自分の物にしたい』
『誰にも奪われたくない』

小さく小さく言った声を
アタシは聞こえない振りをした
まだ二十歳の彼には
アタシの背負った物を理解できないだろう
勝手にそう決め付けているけどもしかしたら
意外と大人なのかもしれない
触れる手が優しかったり
見つめる目が苦しそうだったり
そんな姿を見るたびに
嬉しいより哀しくなるのはどうしてだろう
心半分
遠くに置き去りにしているせいかもしれない。


幸せな振りしてみたり
楽しい振りしてみたり
けど本当に見せたい笑顔は
もう取り戻せないのかな

逢いたいと言う言葉とか
大好きという言葉とか
言ってはみるけど本当は
誰に一番言いたいのかな


どうでもいい事ばかり集めて
どうでもいい言葉ばかり言って
どうでもいい生き方してる訳では無いけど
どうしても
何かが足りない




何が足りない?



       水鳥。


...

受身のキミ - 2003年10月02日(木)

居なくなった時
キミは気が付くだろうかと
ずっと思っていた
消えてしまったボクを
キミは探してくれるだろうかと
怖かった
分っていたから
だから怖かった。


あの人と連絡を取らなくなって
もう一週間になる。
時々携帯を手にしては
名前を見てそして
また閉じる

ボクは消えた人間なんだ

そう思う。
キミはきっと
ボクが居なくなっても気にしない
お揃いの指輪も
二つに割ったネックレスも
キミにはなんにも意味を持たない
大切に思っていたのはきっと
そうボクだけなんだ。

関係がわからない

よく言われてた
周りの友達の話なんて興味無い
ボクにとって大切だったらいいんだ
そんな言葉
自分に言い聞かせてた。

想っているから想われたい

我がままなんだろうか
愛しいから淋しい
淋しいから逢いたい
あえないなら声を聞かせて
あの人はいつも
わがままだと笑った。

ずっと思ってた
きっとボクが離れてしまったら
あの人は探さないだろうって
必要なのはボクにとってだけ。


あれから一週間
携帯が壊れてから連絡を取らなくなって
本当は代えの携帯を借りているから
けどきっかけ。
キミと離れてボクは
ふと思った
やっぱりキミとボクの心は
遠くはなれていたんだ
2年かけて近づいた距離は
まやかし。



少し離れてみるのもいい
けど心のどこかで気が付いている
口に出しちゃいけない事



またボクは



キミに戻っていくのだろうな





淋しがりやの水鳥。


...

- 2003年10月01日(水)




沢山の愛の言葉が
心に届かない訳ではないけれど
どうせまた
すぐ一人になるのだと
そんな事分っているから
だから
壁を作るしかないじゃない。


 


        水鳥。


...




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 また読んでくれますか?マイ返しはしない事にしてますが必ず読ませていただきます。

 

 

 

 

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