闇の底に...Cuckoo

 

 

憎しみ=恐怖 - 2003年02月28日(金)

人は必ず裏切るものだとか
そんなんだから
人間は大嫌いだとか
きっとそれは
アタシが怯えてるだけなんだろう


どうやらアタシは付き合ってる人がいるらしい。
そう 最近急に近づいて来た年下の彼
彼いわくアタシは彼女らしい
残念ながらアタシはそう思っていない
わずかでもそう感じていない
心の矢印がこんなにも違った方向を向いているのに
なんで彼はアタシを好きだと言うのだろう

その人がアタシに部屋のかぎをあげると言ってきた
アタシは間を置かないで
『いらない』
そう答えた。
一瞬黙ってからどうして?そう聞いてきた
部屋の鍵を渡すって事は
『信頼してる』って事に似てるのだろう
アタシは答えた
『例えば いきなり来て部屋をあけたら
 違う女と寝てたとして
 アタシはどんな顔をすればいいかわからないじゃん』
彼には理解できないらしい
一言呟く
小さな小さな声で呟いた
『そんなに信用されてないんだなぁ』

聞こえない振りをした
だから元々人を信用してないんだってば
そんな事を言っても理解してもらえないのだし。
それにしても不思議な感じがする
元ホストで今でも女から金を貰ってる男の
どこをどう信用しろと言うのだろう
金は返す
そう言っているけど実際まだ返してないのだし
普通に使っているじゃないか

人の悪口を言わない人を見たことが無い
裏切らない人を知らない
浮気しない男もしらない
短気な男なら飽きるほど見てきた
行動と言動が違うのが人間だ
信じないから落胆しない
なにもかもどうでもいいから
笑っていられる

こんな言葉をだれが信じる?

本当は信じたい
愛されたい
抱きしめれたい
信じて欲しいし
愛したい

でもできない
アタシの中の何かが壊れてる

人間なんて大嫌い
憎しみだけで生きてやる
本当は?


アタシは人間が嫌いなんじゃなくて
きっときっと
ただ怖いだけ。


昨日久しぶりにバイトが休みで
遠くの愛しい人にメールをした
今日は休みだよって
返事は無かった
夜になり
彼のメッセは赤いまま
不在をアタシに知らせてた
次の休みは1週間後
きっと彼には興味無いだろう
アタシを浄化して欲しかった
愛しいとか淋しいとか恋しいとか
楽しいとか嬉しいとか哀しいとか
そんな心を思い出したかった
アタシ達はもう
遠くに離れすぎたのだろうか
話したいことは山ほどあるの
でも一言だけでいいわ
おやすみなさい
もう二度と目が覚めない事を
どうか祈ってください。

今日もアタシは

笑顔で

人の裏切る姿を想像して

怯えるんだ




               水鳥。


...

kissのないsex - 2003年02月26日(水)

遠い記憶で囁くのは
誰の声?
体に染み付いた思考は
今でもまだ消えない


昔付き合ってた
馬鹿な男は時々
馬鹿じゃないセリフをアタシに吐いた
それは教訓?

『大切な女とのsexはkissから始まる  
 どうでもいい女とのsexはフェラから始める』

馬鹿な男
そう思っていたけど
昨日ふと思い出した。

あの男はアタシに
無関心とポーカーフェイスを教えた
本人は意識していなかっただろうけど。
ポーカーフェイスという時点で無意識じゃない気もするね

昨日初めて
kissの無いsexをした
そのまま眠った彼を置いて部屋を出る
今日の昼間に電話があった
『初めてkissの無いsexしたよ』
すこし笑いながら言うアタシに
彼は何も言わなかった
そうそれでいい
腐ったアタシには
ピッタリな夜の出来事


本当は愛されたいだけなのに
本当に欲しい人は
違う人なのに




明け方メールを打つ

もう逢えない気がしてきたよ
何もかもが嫌になった


何もかも
そう
アタシの中のなにもかもが
大嫌い



            水鳥。


...

匂いに抱かれて眠りたい夜 - 2003年02月24日(月)

そうだ
今度会うとき
あの人のTシャツを
1枚もらおう
それをパジャマにして
毎日眠るんだ
アノ人の匂いに包まれて。


バイト先の人にいい匂いがするって言われました
香水つけてる?
アタシは匂い系の物が苦手なのです
きつい匂いが苦手。
香水はいくつももっている
元旦那もそういえばくれた
もうどこにいったのかすらわからないけれど。
だから香水なんて絶対につけないの
いい匂いがする
そう言われて自己嫌悪に陥る
アタシの匂いじゃない
これはきっと
移り香。

青いマスカラを買ってつけてみたら
なんだか印象が変わって嬉しくなった
だけど淡い春の色のシャドウには合わなかった
気持ちを変えようと思った
想うより想われる方が幸せなんだと
何度も心の中で呟く
それでも
通り過ぎる人の中に想い焦がれるあの人の姿を探す
後姿や髪型 仕草
コンビニですれ違った人の中に
アノ人は居ない事は分っているくせに。
じゃぁなんで
アタシは違う人の隣りにいるのだろう
甘えさせてくれない遠く離れたアノ人の変わりに
甘えさせてくれる近くにいる年下の彼にすがる?

なんだか展開についていけなくて
ただ呆然と時間が過ぎていく気がしてしょうがない
好きになりすぎたから
彼から心が離れれない
夏になれば彼に出会って2年
2年もの間 片思いを続けてた

あたしにとっての彼は大切な人だけど
彼にとってのあたしに意味はあったのだろうか

彼のくれたピアスが光る
誰にも触れさせたくない
誰の目にも映らせたくない
小さな小さな箱にしまい込んで
それはまるで
アタシの心のようで。



今度会う時彼に言おう
Tシャツを一枚くださいって
彼の匂いの付いたTシャツを
毎日パジャマにしよう
眠れない夜に
彼に抱かれて眠る錯覚を見よう

目が覚めたらアタシは
違う人の横で笑うのでしょう
誰も居ない夜は
小さな少女の初恋のように
遠くの人を思い出して
眠りにつきましょう


どんどんアタシ
醜くなっている。



                水鳥。


...

煙 - 2003年02月22日(土)

この世の中はもう終わりだと
どこかのおじさんが言った
真ん中辺で少しよじれたタバコを吸って
大きくため息をつきながら
時間もわからない真夜中に
どこから集まったか
沢山の若者達のはしゃぐ姿を眺めて
ぼんやりしていた
おじさんは気が付いていない
この世の中を終わりに向かわせているのは
常識はずれな若者なんかじゃなくて
何もしようとしなかった
どこにでもいる大人達だって事を
全ての人間が実は悪だって事を
ねぇおじさん
煙たいよ
声をあげたけど聞こえない
無関心に世の中を嘆く人間には
ボクたちの声は聞こえない
こんなに近くにいるのに
道端の雑草なんて
誰にも気がつかれない
そんなもんさ
ねぇおじさん
ボクも賛成さ
この世はもう終わりを向かえていいんだ




               水鳥。


...

矛盾の言葉 - 2003年02月20日(木)

自分の過去を後悔した事?
そんなのいくらでもあるわ。


昨日バイトが終わった頃
アタシを好きだと言っていた人のストーカー?が
店の駐車場にやってきた
これで2回目だった
バレンタインのチョコかな 
そう彼は言って出て行った。
戻ってきた彼は微妙な表情を浮かべて
『金をもらった』
そう言った。

元ホストだけあって
普通に金を受け取ったようだった
アタシは薄笑いを浮かべて
『最悪だな』
そう言った。

金が全然無いのは知っていた
夜の世界で生きていた人間には
金をもらうという行動が悪いこととは受け取れないのも
当然知っていた
アタシも若い頃はそうして生きてきてたんだから。

どこかの社長におごってもらう
それは極普通のコトだったし
男が金を出す物だって意識は
これから先も消えることもなさそうだ
おこずかいをもらって
あぁこれでしばらく楽に暮らせる
そう思っていた
それが少し間違ってる事に気が付いたのはいつだったか
普通に昼間働いて普通に生きていても
なかなか消えることの無いその思考は
きっと10代半ばの時期にその生活をしていたせいか
それとも そんな若いときに付き合ってた
元ホストのアノ男のせいか。

昔も日記に書いた事があるね
覚えてる人がいるだろうか
おばさんのひもとして生きていた男
アタシはあいつからいろんなコトを学んだ
馬鹿な男と馬鹿な女の関係を。
その事を思い出した
アタシは店の彼を見ながら
そんな男のことを思い出してた
そして
そんな男に出来なかった軽蔑の眼差しを向けた。

なんであの頃は自分の感情を見せなかったんだろう
麻痺してたんだろう
見ず知らずのおばさんから貰った金で
アタシに食事を奢るあの男の行動を
当たり前の事に受け取っていた
そしてそのおばさんが待つアパートに帰っていくあの男に
笑顔で手を振っていた
心が苦しくなった
今ごろ苦しくなる
アタシの感情は
今になって機能しだす
その気持ち悪いような感情を
バイト先の彼に向けた

『別にいいんじゃない 使えば』
そう笑っていった
彼は落ち込んだようだった
『返す もう一度信頼してもらえるチャンスが欲しい』
アタシは気が付いた
あぁ この男はアタシのことをなにも知らないんだな って。
アタシが信用してたとでも?
アタシが人を信用するとでも?

『生き方が違うし考え方も違うんだよ』
呟くように言った

金は使えばいいし 信用はしない
そう何度も告げた
他に言葉が見つからないから
本当に金はつかっていいじゃん って思った
そうやって生きてきたんだから
そうやって生きてきた過去をもっているんだから
アタシも。
信用しない
それは少し違ってるかもしれない
元々信用なんてしてない
そう言えばよかったか
でもそれを言うとひどく傷つける気がした


アタシが人間を信用しないことも
アタシが人間を憎んでいる事も
どう説明すればいいのか分らない
生きていたくないけど
必死で生きようとしている現状を
どう説明すればいいのか分らないのと同じように
アタシの中には常に矛盾があることを
言葉として説明するのは難しい
人を信じたいのに信じれないのも
誰かに愛されたいのに心をあげれないのも
全部全部アタシには説明できる言葉をもっていない
どんなに暑くても
布団を頭の先まで被らないと眠れない
どんなに眠くても
2時間は眠れない
アタシの行動を説明しても納得は得られない
伝えたい言葉はいくらでもあるのに
下らない笑い話でごまかす
アタシはまるで言葉を知らない子供のように
大切な言葉を捜しては諦める
自分の中にある矛盾をもてあます。

くだらない男ならいくらでも見て来た
だから気にしなくていいわ
アタシはどうせ
誰も信用しないし
誰にも信用されない
そんな言葉は
きっとこれから先も
誰にも言えない
アタシの中にある闇は
誰にも消せない
だからその闇を
心の奥底に



今日も

闇の底に眠る。



              水鳥。


...

目を開けるか瞑るか - 2003年02月17日(月)

もしも明日地球が消えるなら
最後の日を誰とすごしたい?
誰と食事して
誰と笑って
誰と抱き合って
誰とkissして
誰に抱かれて眠りたい?
そのまま消えゆくこの世界を
誰と眺めたい?

そう考えた時
きっとアタシが
一番求めてる相手がわかるはず

問題は
その事を
今考えるべきか
このまま
目を瞑るべきか。


ソコでみんなして
アタシを笑ってる?



         水鳥。


...

- 2003年02月16日(日)

きっとアタシは
誰かを傷つけて
自分を追い詰めるのだろう




日記を書くのを避けてたかもしれない。



年下の子とSEXした。
分った事があった
他人に抱かれてる最中に
どうしても彼を思い出した。
他人だなんてひどい言葉を言ったね 今。


あの人が好き
すごくすごく好き
でも好き過ぎて
淋しいの。
不安なの 哀しいの 心細いの 苦しいの
でもアタシのしたことは
間違ってるの。


あの人に会いたい
抱きしめて欲しい
不安なんて消しちゃって
お願い



             水鳥。


...

意地悪 - 2003年02月13日(木)

今アナタに逢えなかったら
もうだめな気がしてた
神様は意地悪で
あの人とアタシを遠ざけてるのだろうか
もうすぐあの人のバースディ
逢えるはずだったのに
逢えなくなった

こんなにがんばっているのに

今あの人に逢えなかったら
もう後戻りができなくなるのに

あの人の笑顔の変わりに
違う人の笑顔が側に。。



         水鳥。


...

聞こえない - 2003年02月11日(火)

ボクの声は届かない
キミの声が聞こえない
こうやって
少しづつ 消えていく?
不安と寂しさと孤独は
たどり着くべきじゃない場所に
ボクらを連れて行く

このままどうなるのかなんて
誰にもわからない
流れゆくままでいいのか
そんな事さえ
考えられない

ボクの細い糸を
キミが持っていてくれなきゃ
ボクはどんどん遠くに飛んでいくよ


キミが思い出せ無くなってきた



水鳥。


...

混乱と逃げ道 - 2003年02月10日(月)

何を思えばいい?
どう笑えばいい?
思考回路の中にあるものは何?
手に入れたいものと
手に入るものは違う?
明日は雨がいい
全てを流してしまう
冷たい冷たい雨がいい


明日です。
父が自己破産をするのは確か明日。
それからどうなるのかなんてまったく分らない
見えない闇に入っていくのは
すごく怖いけど
怖いのはアタシだけじゃなくて
父も母もなんだろう
アタシはただ毎日働いて
笑えばいいのだろうか。

アタシはきっと今すごく大変で
でもなんだかそんな気がしてこない。
考えなきゃいけないことが多いといつも
何も考えなくなる
でも本当は後回しにしちゃいけないことだらけだろう。
生活のことも
遠くのあの人のことも
そしてバイト先の店長のことも。
なんでこうなるのかなぁ
ちょっと頭が痛い。

昨日 土日だけのバイトの女の人に愚痴られた
きっとアタシが愚痴られやすいタイプだろう
ある女の子の愚痴だった
その子はすごく動くしかわいいから男性社員や客に人気だ
元気もよくててきぱき動く
非の打ち所のないような子なんだけど・・。
彼女はなんていうか
『言い返さない相手には強い』タイプ
だから他の子が愚痴を言うんだけど アタシには思い当たらないから
なんでだろうって不思議だった
どうやらアタシには言わない事を
大人しそうな人には言うらしい。
しかも言ってる事が自分でもできてないことだから
言われた方は納得できないでいる。
自分で出来ないコトを他の人に要求するのは間違っている
出来ている人に言われると言い方がきつくても認めるしかない
だけど出来ていないのに言われたら?

中学校の時 真冬にマラソンの練習をしていた
当時はまだブルマ-姿
寒くて走れないのに
全身防寒具で包まった先生が走れと怒鳴る

そうまるでそんな感じ。
彼女のせいで辞めたいと言い出した人は二人
前の子はなんとかフォローした
今回の人はアタシに愚痴を言ったこともあってか
晴れ晴れと帰っていった
一応オーナーの奥さんには様子を見るように言っておいた
煮詰まってくると日曜日まで出勤しなきゃいけなくなりそうだ
アタシもバイトなのになんでここまでフォローしなきゃ・・
そう少し思ったけど
誰かが話しを聞かないとこの店のバイトの回転が速くなりそうだ
まだ オーナーや奥さんに直接愚痴れる環境ではなさそうだ。

頭が痛い
頭の奥のシンの部分が痛い
疲れきった心と体を
抱きしめて欲しいけど
力任せに抱きしめてきたのはあの人じゃなかった
それでも何も無い顔して仕事に向かう
一定の距離と壁は崩さない
近づかないで
アタシの闇は誰にも見せない
アタシの逃げ道にならないで
逃げ方を思い出したら
もう前には進めない

頭が痛い
何も考えたくない
ほら
思考回路が壊れてきた




そういえばとっくに壊れてた。



          水鳥。


...

kiss - 2003年02月09日(日)

ごめんなさい
ごめんなさい


腕を掴まれてkissをされた
きっとすぐに振り払えたはずなのに
できなかったのは
なぜだろう
彼の強引さに少し惹かれたのは
いつもアノ人を求めては
冷めた態度に疲れていたから?
求められる事に
居心地のよさを感じたから?

ごめんなさい
ごめんなさい


なのに遠くのあの人に呟いた
きっとあの人は
知っても何も言わないだろうけど
愛しい人はどこにいる?
どこで眠る?
アタシは
誰の腕の中で眠ればいい?



           水鳥。


...

- 2003年02月08日(土)

間違えて表の日記を
こっちに書いてしまいました
消したけど。
登録に出てた題名が違うのは
そのせいです。
ごめんなさい。


今日は日記を書かないつもりだったんだけど
間違って更新したから
こっちも更新しようと。
でも時間が無いんです
今日もバイトです
毎日。

父親の自己破産まで一週間を切りました
これからどうなるかさっぱり分らないです
債権者がどう出るかとかね。
家にいるのが怖い

お父さんの実家の方がなにやら言い出したらしい
助けてはくれないけど
文句だけは言うのは昔からです
その昔
父のお父さんが出した債務を
父の会社で返していた事は
あの人達にとっては
記憶の底にもないのです
2千万もの金を父の会社で払っていたのに。
アタシは永遠に
あの人達を親族とは思わないでしょう
こんな時
無くなった母方のおばあちゃんを思い出します
アタシを愛してくれた人です
おばあちゃんが無くなって
母のお兄さん夫婦と弟夫婦が仲が悪くなったらしく
昔は年に2回みんなで集まっていたのにな
哀しいです

また詳しく書きます
それでは
仕事に行きます



                水鳥。


...

言葉の凶器を知る者 - 2003年02月05日(水)

人の傷つけ方を知る人間は
人を傷つけないようにできる
人の傷つく言葉を知る人間は
優しく包む方法を知っている
傷つけられればられるほど
人は優しくなれる
その訳は
傷つけ方を知っているから。


昨日 バイトの男の子が来なくなった
厨房もフロアもできる 一番使える子だったのに
おかげで 風邪でふらふらでも休む訳にはいかなくなった
すごくきついです。

理由はかいつまんでしか聞いてなくて
だけどこれ以上聞いても『悪口』を聞くことになりそうだと
アタシは聞くのを止めました
聞いたことはこんな内容でした

オーナーの奥さんが仕込みをして帰ったんだけど
その器具を洗浄しなかったらしく
バイトの子が洗ってくださいと言ったそうで
メモで書いたらしいけど。
中途半端で帰るならやめてくれ みたいなコトらしくって
それに対してオーナーが怒ったらしくって
それを奥さんに言ったら泣いたかららしいんですが。

例えばそれを
今度から洗ってくださいね
そう言えばよかったかもしれない
他のバイトの人達の話では
明らかに彼の悪者だったのだけど
言い方の問題だけであって 彼には彼の言い分があるはずだ
だけどオーナーは
うちのかみさんが泣かされた
そうアタシに言ったのです。
普通この場合身内を叱るものなんだけど
オーナーは違うようで。
その話しを他のバイトの子達に話したらしく
当然バイトの子達は噂をしだした
それが彼も気になったらしくって又オーナーに
『ボクに何か言うコトがあるなら直接言ってください』
そうメモを残したらしい。

店長の話では
奥さんは仕事に入ってたわけでもないし
子供を連れて来てただけなのに手伝ってくれたんだから
そんな言い方はおかしいって。
でも オーナーと奥さんの店なんだから
手伝うのは当然な気もする。

確かにバイトの彼の発言は時々きつい
しかもかなりきつい。
バイトだけど仕事に一生懸命できっと周りに気配りをする余裕なんて
彼にはあまりないのだろう
アタシも時々 ほかの子と話しをしていると
『やる事無いのですか?探してください』
なんていわれちゃう
アタシにはアタシなりの言い分がある
無駄話をしてるだけに見えても
他の子の愚痴を聞いてあげたりもしている
人間 詰まってくると何もできなくなる
接客で笑顔を無くしたら最悪な店になるだろう
いろんな客がいていろんな問題が起こる
楽しめるようにするのは誰かの努力が必要だったりもする
素でいていいのかしら
そう想う時もある
だけど彼の言い分も確かだ
彼には遊んでいるように見えるのだし。
ただ言い方の問題
他の子に言わせれば
『何あの言い方』
そうなってしまう。
きつい言葉使いは 言ってる内容が正しくても
すごく冷たくなる
そして人を傷つける
思いやりが欠けた瞬間から
正論はただの言葉の槍になる
その事にまだ彼は気がつけないでいる


真夜中
仕事が終わって21歳の店長を送っていくとき
部屋寄る?って言われて
暖かいウーロン茶を飲みながら
そんな話しをしていた
最近時々彼の部屋でまったりする
気を使わなくていいから楽だったりする。
たった一言で
どうして人は傷つくのだろう
どうしてその言葉が
相手を傷つけてる事に気が付かないんだろう
そんな事を考えながら
湯気の出るお茶を飲み干して外に出た
真っ黒な空から
真っ白の雪が舞い落ちてきた
この世の全ての人の心を
真っ白な雪が覆い尽くせば
もう少し生きやすい世の中になるのかな
そう呟いた


それでもきっと
淋しさだけは隠し切れない



            水鳥。


...

タンポポ - 2003年02月04日(火)

僕らは愛を求めて
そして哀しみを知る
人はどうすれば幸せを感じれるのだろう
幸せの瞬間を実感できるんだろう
あの時はよかったなんて
もう言いたくは無い
今がいいんだと
そう胸を張って言える日まで。

風邪を引いたようで
熱は無いと思う
咳が出るのと眩暈がするのと
すごく寒い。
バイト先の制服は半そでだから
いつも鳥肌が立ってる
辛いなぁ
そう思うけど 少し楽しくもなってきてる
外に出て働くのはいい事だ
取り巻く周りの環境が変わると心境も変わる
なにもかもが変わったけど
彼を想う気持ちが変わらないのは不思議だね

最近時々彼と電話で話す
ずっとメールのレスが来なくって
でも我慢ばかりでどうする なんて自分で自分に言ってみた
真昼に彼が昼食だろう時間電話してみた
少しだけ話しをして切った
昨日よる 早くバイトが終わる予定だった
彼にメールしたら
眠いから電話で
そんなレスが来た
30分ほどくだらない一日の話しをして切る
相変らず眠れないあたしだけど
彼の声を聞いた日は
すぐに眠れる
なにより強力な安定剤なのは確かだ


たんぽぽってね
太陽に恋をしているんだよ
小さな体で太陽の真似をして
明るい色で咲くタンポポ
精一杯背伸びして
太陽に近づこうとしている
道端に咲く小さな恋する太陽を
簡単に踏みつけないで
必死で生きているアタシを
簡単に踏みつけないで

愛してなんて言ってないでしょ
ただ気が付いて欲しいだけなんじゃないかな
無欲な恋を
少しうらやましいね。



              水鳥。


...

笑顔と涙 - 2003年02月01日(土)

作り笑いもなれたもので
いつも笑っているけど
心の底から笑えるのは
きっとアノ人の前だけなのでしょう

辛さを隠して
涙を流さないアタシが
辛すぎて涙が出るときは
いつもなぜか
アノ人の前だけなのです
淋しいとか哀しいとか辛いとか
彼の前では隠し切れないのでしょう

彼を好きでいると
辛くて辛くてしょうがないけど
彼がいなかったら
その感情すら
無くなってしまう気が
なんとなくしているのです

数少ない
人としてのこの感情が
必要なのか必要ないのか
そのあたりはまだ分らないのですが。


アノ人が
アタシの前で泣けるようになることは
あるのかな
アタシは次
いつ涙を流す事ができるのかな



           水鳥。


...




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 また読んでくれますか?マイ返しはしない事にしてますが必ず読ませていただきます。

 

 

 

 

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