闇の底に...Cuckoo

 

 

兄弟 - 2003年01月30日(木)

キミが居ないから
キミの存在を感じないから
キミの声を聞けないから
文字さえも見れないから
だからだよ
他の誰かにキミの姿を
見ようとしているのは分ってる


お父さんとお母さんの離婚はなくなりそうです
弁護士さんと話した結果
あまりメリットが無いというコトだそうで。
家はもしかしたら取られるかもしれないです
家を売りに出して買い手が無く
2年くらいしたら母名義で銀行でローンを組みなおし
買戻しができるのですが
すぐ知覚にすむ大きな風俗を経営してみえる社長夫婦が
周りの土地を買い占めてるので
きっと彼らが・・。

弁護士さんいわく
普通は大丈夫なんですが
や○ざとかが出てきて買い取る可能性もある
そう言っていたので
確率は高いです。
その社長夫婦とは折り合いが悪いので 容赦なく買い取られそう。

今ある借金は数百万なんてかわいいものじゃないです
自営業で借金の無いところは無いと言いますが
そんなのなんの慰めにもならないくらいです。
これからどうなるのでしょうか
母も言います
先はまったく分らない って。

最近昼間の仕事に実はほとんど行っていません
お母さんが出ています
低血圧だったから今まで朝から仕事に行ってなかったのですが
アタシが夜 遅くまで働いているので
朝からお母さんが行ってくれてます
おかげで随分アタシも楽になりました
家族中で出来る事をやる それが我が家の今の生活です
父は朝早いので 子供達の朝食を作る
アタシは夜のうちに子供の学校の用意をしておくのです
母は 朝から仕事に行きます
アタシは起きたら掃除洗濯等をし
子供が帰宅したら少し忙しいけど家事 育児をし
夜仕事に向かいます
子供は寝かせてから。

仕事の要領を掴んだおかげで随分楽になりました
精神的に時々おかしくなるのですが。
生理が1週間以上遅れているのも 疲れているせいですかね?
お肌もボロボロです
化粧品関係の仕事なのにこれじゃぁダメってくらい




バイト先に21歳の男の子がいるのです
元ホストなのですが かなり落ち着いています
最近仲がいいです
アタシには兄弟がいないのですが
弟がいたらこんな感じなのかな
そうふと思います
兄弟がいたらアタシも
もっと違ったかもしれない
真夜中に目が覚めて一人ぼっちだった小学校時代
兄弟がいたらあんなに孤独じゃなかったかもしれない
夜中 帰ってくる両親を真っ暗な部屋で起きて待ち
帰ってきたら寝た振りをしてたあの頃から
アタシは誰かに淋しいと口に出した事は無かった
ずっと
今でも。

ココでは何度言っただろうね
淋しいよって

もっかい言ってもいいかな?

もうだめかな?



            水鳥。


...

おもいやる - 2003年01月27日(月)

相手を思いやる気持ちが無くなったら
その関係は終わるのでしょう
恋愛にしても
友情にしても
職場関係にしても
同級生にしても
人は思いやるという
とても素敵な感情を持つことができるのに
それをまるであえて捨てたかのように
そんな振る舞いをします


まるで
綺麗な綺麗な川に
ゴミを捨てるかのように。

アナタの捨てた物は
ゴミじゃなくて
『人の心』


              水鳥。


...

なんの為に?生きるために。 - 2003年01月26日(日)

ふと出た言葉
本音か建て前か
どっちだろうね。


彼と連絡取れない
メールしても返ってこない
最近話してないから
なんだか不安だ
今日はバイト休みで話せるはずが
バイトが入った
彼はどこにいるんだろう
どこでなにを
逢いたい。


昨日バイト中
バイト先の奥さんに愚痴を言われた
旦那さんであるオーナーが
若い女の子と仲が良くて不安らしい
『私 ヤキモチやきなんです』
素直に妬ける彼女がうらやましい
それが原因でオーナーと喧嘩したって
素直に言える関係がうらやましい
アタシは彼に何も言えないのだから。

奥さんはアタシに言った
『子供の為に働くって思う
 なんの為に働いてるの?子供?生活?』
アタシは答えた
『生きるため』
たった一言だった
その一言を口にした瞬間笑えた
死にたいっていつも思うくせに
『生きるために働く』と答えたのだから。

自分で言って笑ってしまった
奥さんは不思議そうな顔をした
アタシは笑いが止まらなかった
なんでもない
そう彼女に告げ
一人で笑っていた

死にたい
けど生きるために働こう
それでいいじゃないか
遠くにいる金持ちの政治家や
金に困らない経済評論家にわからなくていい
今ギリギリ必死に生きてる事を
ココにいる人が分ってくれればいい
そんな気がしてきた

生きるのって苦しい
それでも生きるために
今日も又仕事に向かう

それでも心が淋しくて
彼を求めては更に淋しくなる
逢いたいだけじゃ
逢えない
声を聞きたいのに
携帯は今日も鳴らない


いまどこで何をしてるの?

アタシはココで

必死に生きている。




           水鳥。


...

権力と引き換えにモラルを捨てたのでしょうか - 2003年01月24日(金)

その言葉がどれだけ惨めなものか
それはきっと
本人には分らないが
本人にだけ分らない事なんだろう。


夜飲食店でバイトをしていると
いろんな人に出会う
おかしな人も多い

ある夜だった
若い男の4人組がいた
帰りの清算で彼らはわざわざブザーを押し
店員を呼びつけ
『会計』
そう言った。 
一番レジに近い席に座っていた彼ら
歩いて2歩も行けばレジなのに。
その隣りの席には スナックのママ風の人が
お客様と思える男性4人と計5人ですわっていた
彼女はレジまで来て支払いを済ませ
『ありがとう』そう笑った。
世の中には『水商売』を軽視する人間は数え切れない
『人』として軽視するべき相手はどっちだろう。

こう書くと
『若い世代は』
なんて年寄りに言われるんだろう
だけどこれは実は珍しいパターンだった。
女子高校生より『若い男の集団』の方がたちが悪い
特に大学生あたりから20代半ばくらいの男性だ
高校生の態度の良さとは比べ物にならない
必ずと言っていいほど『店員』より『自分』の方が上だと
そう感じてるのが手に取るように分る
馬鹿馬鹿しい事だとは思う
だけど
『若い男の集団』よりたちの悪いのは
『おじさん』と呼ばれる世代の人達。

アサヒのビールが置いてないだけで
品揃えが悪いと激怒するおじさん
酔っ払って酌を要求するおじさん
スープまで飲み干して『まずい』と大声で笑うおじさん
備え付けのありとあらゆる調味料を出し
テーブルにこぼしまくるおじさん
毎日飽きれるほどにいろんなおじさんが
アタシ達を悩ませる
ある日の事だった
一人で来たおじさんがいた
アタシに一言
『ラーメン』
そう言ったからアタシは
メニューを取り出し
たくさんある種類のページを開き渡した
『沢山ありますので お選びください』
彼はアタシに向かって言った
『接客は最悪だな』
どのあたりが最悪だったのかわからないが
店の真中で大声で言った彼の態度の方が最悪だった
『こんな店はすぐ客は来なくなるな そうだろハハハ』
とりあえずすみませんでしたとは言ったが
いまだにどこが最悪だったのか理解できてない
彼は厨房の男の子にこう言った
『俺が誰かわかるだろ』
厨房の彼はおじさんを見
少し首をかしげた。

その後ラーメンを食べて帰っていったのだが
レジに経った人の話によると
どこかの雑誌の人だったらしい
おじさんが自分でそう告げ
サービス券を受け取り嬉しそうに帰っていったそうだ。
レジに経った人はこうも言った
『確か前も来て 普通のラーメンって言われてメニュー見せたら
 何か怒ってた』
だそうで
きっとそういう人なんだろう
『自分の中のだけで通用する理由』を持って
それに反するものに激怒する人は多い
きっと彼は
『どこかの雑誌のおえらいさん』なんだろう
椅子の座り方
話し方
そして
『俺が誰かわかるだろう』
その言葉。
会社の中では通用しても
誰もが自分を知っているとは限らない
いやありえない

年を取るとはこういうことなんだろうか
アタシは思った
謙虚さもモラルも感謝も
どこかに忘れてきてしまうのだろうか

小さな小さな子供が
持っていった品物を嬉しそうに眺める
『ありがとう』
にっこり笑った顔を見ると安心する
小学生くらいの子供が
帰りのレジの横で
『おいしかったです』
そう言う
アタシ達は小さな子供に
深く深く頭を下げる
ありがとうございました。
いつかこの子達も
こんな素敵な笑顔をなくしていくのだろうか


立派なスーツを着て
高い靴を履いて
沢山の人に指示を出す事が
そんなにすばらしい事なんだろうか
大切なものは何か
きっと彼らにはもう分らない
小さな笑顔もきっと
彼らには見えない


夢も希望も無くしたこの世界

失う物が多すぎて

得る物が見つけれない

明日になれば

そんな希望

もう誰も持っていない。



            水鳥。


...

終わらない1日と始まる1日 - 2003年01月22日(水)

3月 仕事の講習で彼の住む県に行くはずだった
その時かれは有給を使って遊びにきてくれるはずだった
だけど子供の卒園式と重なって
中止になったから
彼と会うことができなくなった
楽しみが無くなった
最後になるはずだった
彼はその時
アクセを買ってくれると言っていた
それもダメになった
彼に会うのを『期待』したせいか
だからダメになったんだろうか


楽しみが無くなった
希望が無くなった
それでも明日はやってくる
それでも今を生きなきゃいけない
体の調子がおかしい
心のバランスが悪い
誰もが憎い
誰もがうらやましい
先が見えない
先なんて見ない

生きる代償に
アタシはこれ以上何を失うんだろう
それでも生きろと
そんなひどい事
誰が言うんだろう


終わらない一日か

始まる一日か

どっちが辛いだろう



       水鳥。


...

- 2003年01月19日(日)

今更なんだけどさ
馬鹿な男だな なんて。


今日は子供が元旦那と会う日だった
向こうの実家に連れて行かないと言った
少し不安を感じた。

夜は子供は8時に寝室に行く
元旦那と会う時は8時までに帰宅する約束だ
それからお風呂に入って寝かせたら9時ごろになる
それでも朝はなかなか起きてこない。
今日は帰ってきたのが9時だった
それだけでも少しイライラした
子供とお風呂に入って話しをしてたら
一日中ゲームをしていたらしい
ヤツの家で。

それだけでも十分にあきれた
でもその話の後が問題だった
夕食何食べた?
ふと聞いてみた
何も言わない
変な感じだった
だからもう一度聞いたら
『何も食べてない』
そう答えた。
おやつにポテトとパン食べた
その残りを少し食べた
そう答えた。

小学一年生と幼稚園児に
夕食を与えない父親なんてどこにいるだろう
テレビの虐待のニュースを見て思っていた
だけど元旦那は
普通に食事を与えなかったようだ
食事もせず ゲームをしていたらしい
信じられない。

お風呂を上がった後
子供達に少しだけご飯を食べさせた
子供達は何も思ってないようだった
きっとスナック菓子を食べてたんだろう
食事とおやつの区別を
元旦那はつかないのだろうか
いやそんな問題じゃないはずだ。


アタシは毎月 ヤツと子供を会わせるべきだろうか
これでいいのだろうか
たった1日食事を与えずゲームをしてたからって
気にしすぎだろうか
そんなコトないはずだ
絶対ヤツはおかしい。

いつもヤツの行動には理解できないでいる
一緒に居る時よりひどくなってる気がする
もう会わせたくない
それが本音
だけど子供達にとってヤツは
今でも『父親』なんだ。


自分に自信がない
常に自信が無い
昔はそうじゃなかった
アタシの持ってたプライドとか自信とか
その全てをヤツは打ち砕いた
アタシは自分の考えにも自信が無い部分がかなりある
いつになれば
何年たてば
アタシはアタシになれるだろうか


憎しみより大きな幸せが
どこかにあるのだろうか

  


              水鳥。


...

がんばってるよね って。 - 2003年01月18日(土)

アタシ
がんばってるよね?


時々アタシは口に出して言う
『がんばってるよね?』

時々アタシは人に聞く
『アタシがんばってるよねぇ?』

今日バイト先の人に聞いた
『アタシ がんばってるよ ね?』
うん すごくがんばってるよ
そういわれると安心する
ホッとする
きっと週に1回くらいは誰かに聞いてる
『アタシがんばってるよねぇ』
そう聞かないと不安なんだろうか
それはちょっと自分でわからない
だけどよくアタシは人に聞く
なんでだろう

冗談でもまだまだだって言われると落ち込む
がんばれって言われると哀しくなる
がんばってるんだもんって思う
にっこり笑ってがんばってるよって言われると
すごく嬉しくなる
なんだか子供みたいだ
今ふと思った。
人に誉められると恥ずかしくって
でもすごく嬉しい
今まで誉められた人生を送って無いせいだろうか
優しくされると泣きそうになる
糸が張り詰めてるからだろうか
それでも泣いた事なんてないけど。

子供みたいでいい
がんばってるよね?って聞いたら
がんばってるよって笑って言って欲しい
そしたらもっともっとがんばるから



ねぇアタシ

がんばってるよね?



         水鳥。


...

笑いましょう 全てを隠して。 - 2003年01月17日(金)

明日になれば明後日が来る
いつか終りが来るのなら
その瞬間をただ待てばいいだけ?


笑いました
理由も無く笑いました
嫌なコトがありました
だから笑いました
悲しい事がありました
だから笑いました
淋しくなりました
だから笑いました
愉快な事がありました
だから笑いました

いつも笑っていればいいのです
そうすればみんな満足するのです
だから笑っているのです
偽物の笑いを見破られた事はあまりありません
悩みが無さそうだといわれました
満足しました
いつも楽しそうだと言われました
満足しました
楽観的だと言われました
満足しました
それでいいのです
それがいいのです

人は裏切るものです
それを憎んではいけません
なぜなら初めから分かっている事なのですから
人は怖い生き物です
いちいち怯えてはいけません
怯えていたら
隣りに座るクラスメイトの顔が見れなくなります
そんな時は
ただ笑えばいいのです
隠したものはなんでしょう
それは
誰もが持っているのに
自分のものしか見えない
『心』なのです

アナタは知ってましたか?
お母さんやお父さんに心があることを
コンビニで本を読んでいる少年に心がある事を
アタシに

アタシに感情があることを。





          水鳥。


...

きっと - 2003年01月16日(木)

この世で一番怖いものは
人間だ

この世で一番汚い物は
人間だ

何より耐えられない物は
孤独だ

ひとりぼっちだと自覚したら
人はだめになる
人間は人間を嫌い
だけど求める
なぜだろう
汚い部分を見せ付けられ
それでも何を期待するんだろう

この世で一番崇高な生き物だと
まだ思っている人間が
いるのだろうか



それでもなぜ
僕らは愛する人を求め
人は人を愛さないと生きられないのだろうか


人は幸せになるために生きるという
自分が幸せになれば
他人を傷つけてもいい
そんな人間ばかりなこの世の中
全ての人が幸せになることなんて
ありえない

傷つく事を恐れるようになったのは
いつからだっただろう
思い出せないのか
思い出したくないのか
それは誰にもわからない。


          水鳥。


...

病んだ夜 - 2003年01月13日(月)

もう何も聞きたくなかった
これ以上を求められても無理だと
そう思いながらも
生きていく方法を探した
まだ先があるのだろうか


昨日の夜
お母さんが今月が乗り越えれないかもしれないと言い出した
お父さんとの離婚を早めて
自己破産を早めにするかもしれない。
お父さんが最近滅入っている
お母さんが大好きな人だ
孫とも一緒に暮らせない
大切にしてこだわってきた会社も潰れる
お父さんはどうなっちゃうんだろう
なんだか急に不安になった。

アタシの郵便局の定額貯金がある
今月30万 どこからも借りれないという母に
アタシの最後の定額貯金を渡した
今まで何十万と渡して
アタシには貯金がまったくなかった
アタシの最後の切り札
子供に使うはずのお金を渡しちゃった
そしたらなんだか急に落ち込んだ
もうだめなのかな って。

1週間のうちの5日 夜働いている
本当は3日か4日のはずなのにねって笑ったら
お母さんは言った
1週間の7日働いたら って
もうかなり限界にきてるのにな

昼間の仕事をお母さんに任せて
他のバイトをしようかと考えている
違う昼のバイト
でもお母さんは体が弱く
すぐ寝込むから店が心配だ
子供が小学校に二人とも行きだすと
帰ってくるのがすごく早い
だんだん身動き取れなくなってくる
どうしよう 

お父さんの車の保険を無くした
今月切れるらしい
今月はとてもじゃないけど払えない
お母さんは言った
事故したらみんなで死ねばいいさ って
アタシは答えた
子供だけは置いていくけどね
お母さんは言う
子供だけで置いていくの?

よく無理心中とかある
でもね
施設に入ってでもこれから先がある子供の命を奪っちゃいけない
そう思うんだ
それに
不本意だけど
元旦那だっている
関係無いところに今はいるけど
アタシになにかあったら
子供を見捨てるような人間じゃ無い
そう今は思おう


病んでいた
そのまま仕事に向かった
もう死にたいと思った
若いあたしが死ねば
保険の額は大きいだろうか
子供の学資保険も
親が死んだら金が出る
そんな事を考えながら
バイトをもっと探そうと思った
生きるのが苦痛だ
どうしてこんなに辛いんだろうと
もうすぐ幼稚園も終わる
そうすれば3万は浮く
それまで持つかどうか
今はすごく微妙


病んだ夜
ため息ばかりで
もうだめだよって思った
彼にメールして
少し話がしたくても
もう夜中の2時だった
メールのレスは無く
布団にもぐりこんだ
それから20分
彼からメールが来た
大丈夫 ごめんとレスしたけど
『やっぱり声が聞きたい おやすみだけダメ?』
そう返したら
すぐ電話があった
1時間の電話で
ちょっと元気が出る
先なんて見えないから
今ほんの少しの元気が嬉しかった

それでも現実は変わらない。


死ななきゃいけないときが
すぐそこにあるのかもしれないです。




            水鳥。


...

わがままさんの淋しがり屋 - 2003年01月12日(日)

ふと携帯を眺める
届いても無いメールの着信履歴を眺め
また携帯を閉じる
もしこの携帯が無かったら
とっくに終わってただろうカップルが
この世の中にどれだけいるだろう
そんな事を思ってみる


彼はあまりメールのレスをくれない
それが原因で喧嘩になった事もあった
そろそろ慣れればいいのに
頭で理解していても
心が理解できないでいる
たった数秒の行動じゃない
何をしてるんだろうな

それはわがままなんだろう
人それぞれなんだし
それでも淋しい


一人でいる方が楽だったりする
彼と居る時がすごく楽しいかっていうと
実はそうでもない
淋しい気持ちと
哀しい気持ちと
そしていつまでもある緊張感と
彼の顔色をうかがっていたり
どうすればいいのかわからなかったり
最後はいつも
孤独に支配される
それでも会いたいし
声が聞きたいし
抱きしめて欲しい。
すっごいわがままなんだろう

自分がどうしたいのか
それはいつもわからない

いつか本当の強さを身につけるのだろうか
哀しみを乗り越えた先に何があるのだろうか
アタシはどうしてこんなにわがままなんだろうか
考えなきゃいけないことは山ほどあるし
やらなきゃいけないことは数え切れない
淋しがってる暇なんてないはずだ

心とは本当はいくつもあるのかもしれない
その時によって どこかの心が大きくなるだけで
いくつもある心を
みんながもてあましてたりもするかもしれない



例えば携帯が無かったら
今以上の淋しさを感じるのだろうか
もしかしたら
今よりもっと
心安らかなんじゃないだろうか
ほんの数行の彼の言葉を
いつまでも待ちつづけなくてすむんだから


そんな馬鹿げたことを考えながら

今も彼の言葉を待ちつづける

アタシの声を待つ人なんて

この世に存在するのだろうか

もし居るのだとしたら

それは彼がいい。




             水鳥。



...

現実 父という人間。 - 2003年01月11日(土)

大切なものに優先順位をつけるとしたら?
そんな事を考えてしまうほど
アタシはバカな人間なのです。


両親が離婚する事に決めたらしいです
理由は父親。
会社の経営が傾いて
もう2年も給料を持ってこない
4年近く前に新築した家は大きな2世帯住宅
よくそのローンや生活費を今まで払えたものだ。
払えていたから父親はそこまで危機感は無かったんだろう
実際は銀行に借りたりした借金でまわっていたのに。

今は食費ですら苦しい
それなのに父は会社を片付けなかった
どんなに苦しくても金にならないような事しかしない
生活に余裕があるならボランティアもいい
だけど生きていくのに必死なのにね。

すごくすごく苦しいのに
バリに行きたいだとか言い出す
あきれて言葉も出ない。

今年の三月に会社を潰す
正直やっとかと思う
会社の借金の為にどれだけ貯金を使い果したか


もう無理だと感じて
父方の親にお金を借りに何度か父は行ったらしい
当然1円も貸してくれなかった
そのくせ毎日電話してくるんだ
あっちの家は昔の地主
どでかい家があり土地があり
田畑をいくつか持っている
そのうちの数個 父が相続するはずの土地もある
その土地を担保にする事も認めてくれなかった
それなのに働いてもいない父のお父さん
アタシの祖父にあたる人の給料を払っていた
会社を設立するのに一度名前を借りたかららしい
もう30年近く前の話になる。

給料プラス向こうの家の電話代
他にもかなりの額を払わされてしかも
会社の経営にケチをつける
出勤した事すらないのに。

アタシは何度も言っているけど
アッチの家が大嫌い
孫として見た事も無い彼らに嫌悪感どころか憎しみすらある
今回会社が倒れて
向こうの家が取られるらしいけど何も思わない
担保に入ってない土地がごろごろあるから。
歩くと軋む家を捨てて
違う土地に新しい家を建てるだけなのだ。


父は自己破産をする
その前に母と別れる
この家にアタシと母と子供だけで住む
それにしては広すぎるこの家も
二年くらいしたら引っ越す
もっと小さな家で十分なんだから
父は何も言わない
アタシが毎日夜中まで働いて
毎日昼間働いて
毎日家事をして
毎日子供の面倒をみて
他の人に顔色が悪いといわれて
それでも父は
昼間どこで何をしているのだか
母すら知らないのだから
アタシが分るわけもない。
それでも父を憎まないのは
『父親』だからなのか。

元旦那を見ていると
『男』というものに嫌悪感を抱く
父を見ていると
『男』というものに対してがっかりする
でもそれが全てじゃないこともわかっている
分ってはいるんだけど。


父が最近は朝子供を起こして朝食を作ってくれていた
どうしても朝はさすがに辛いから
3時近くに帰宅して
4時に寝たとして6時半には起きれない
でもその父は時期いなくなる
今よりきっともっと大変になるんだろうな
そう思うとため息が出た
なんでこんなコトになる前に
手を打つことをしなかったのか
出来なかったんじゃない
母が散々 使ってない事務所を解約しろだとか
使ってない無駄に大きな土場を返せといっていたのだから
無駄なお金なんて無いのに
父は何も行動しなかった
その大きなつけがまわったのだ
それはアタシ達にも当然のしかかる
ただひとつ
アタシはきっと父のせいにしてしまうだろうコトがある

父と母が離婚すれば
土日母は仕事だから
これからきっと
大好きなあの人に会いに行く事が出来なくなる
当然子供がいるのだから。

3月
彼の住む町の隣りの町で
アタシは仕事の研修に行く
彼は誕生日の休暇を取って会いに来てくれるそうだ
きっときっと
それが最後になりそうだ
そんなの
そんなの嫌だよ。




         水鳥。


...

午前2時の幸せ。 - 2003年01月09日(木)

かすかに夢の世界に入りかけた瞬間
携帯を手にアタシは
もう一度現実に戻る
午前二時の夢。


珍しくバイトが早く上がれる日
0時に終わると言って帰ったのが結局1時
ネットをつなげて見たけど彼は居なくて
そのままベットにもぐりこむ
最近寝方を思い出せない

何度も寝返りをうつ
数える羊もねむの木も
思い出す事ができないから
目を瞑って頭の先まで布団で覆い
ただひたすら睡魔の到着を待つ。

それから一時間
かすかに眠りについた時
携帯のメールの着信音が鳴る
今起きたらもう眠れないよ
そう携帯を布団の中に入れて抱え込む
それでも少し気になって見て見たら
彼からのメールだった

『起きてる?』

ただそれだけのメール。

『うん』

それだけを返すのが精一杯なくらい眠くて
それでも返事を返したら

『んじゃおやすみだけ』

・・?
意味がわからなかった
おやすみ
そう返事を返そうとしたら電話が鳴り出す
彼からの電話だった。

夜中に目が覚めたのだろうか
彼から電話をしてきたのは初めてかもしれない
少しだけ話しをした
それでも20分も話してた
眠いのか時々途切れる言葉が
それもまた少し愛しくて
彼の声を耳の奥で反復させる
寝坊しないでね
そう笑うと難しいなぁって彼は言う
そしておやすみを告げる。

午前二時の小さな幸せ
疲れた体に染み込んだ

睡魔はどこかに旅立って
また眠り方が思い出せなくなった
窓から見える空が明るくなって
新聞配達の音がたくさん聞こえたけど
不安でも哀しくも苦痛でもなかった
何度も着信履歴を見て
夢じゃないって思う
こんな些細な事を幸せだと思う自分が
少しおかしかった。


真夜中に目が覚めて
ふとアタシを思い出してくれたのが
きっと何より嬉しかったんだろう

しあわせの効力は短くて
新しい一日が始まると
新しい苦痛がはじまる
夢は儚いとはよく言ったもので
消え行く幸せの瞬間は
すぐには思い出せない
それはもしかしたら
欲張りなのかもしれない。


午前二時の幸せは
怖い夜を消してくれた
それでもまた
新しい夜はやってくる
眠れない夜が
眠り方を思い出せない
そんな怖い夜が。




             水鳥。


...

No gains with out pains 2 - 2003年01月07日(火)

きっと最初に誰か言い出した
あまりに使い古された慰めの言葉
必ずいい事はあるから
苦しみを乗り越えればそこには幸せが
幸せが・・。


朝の7時をほんの少し過ぎたとき
彼の携帯が震えだす
彼のアラームで目が覚めた
同時に目を覚まして彼はアラームを止め
そして又眠りについた。

アタシはそのまま又目が覚めて
しばらく何をするでもなくおきていた
それから2時間もの間
何をしていたか記憶は無いけど
おきていた。

アタシのアラームが9時に鳴り出した
彼を起こしてテレビを見たり
10時になってシャワーを浴び
化粧をして髪を整え
抱きしめるわけでも抱きしめられる訳でもなく
出かけの準備をした
この時間が大嫌いだった
部屋を出たらあたし達は二人じゃなくなる
二人だけじゃなくなるんだ。

明るい街の中でアタシ達は
知らない街を歩き回る
中華獅子舞を見たりして
そんな新年を味わってみた
そんな街の小さなショップを見つける
キラキラしたアクセサリーのショップ
沢山のカップル達が幸せそうに腕を組んで
お揃いのリングを選んでいる
その店に入って眺める
アクセサリー好きのあたしは嬉しくって
でもその店は『ペア』物を中心に扱っていて
『欲しい』とは言えなかった。
それでも
二人で見つけた店
そんな気分がとても嬉しくって
今でも心に残っている。

また移動してフラフラ歩き回って
その間彼はいったい
何度
『眠い』
と言っただろう
アタシは
不安で哀しくて
そして言った
『帰ろう』 と。

彼の睡眠時間はすごい
この一年ですごく眠るようになった
それは分っていたけど
眠いという言葉が
つまらない 帰りたい
に聞こえた
アタシにはそう聞こえるんだ
駅で入った喫茶店
新年3日目の日
大混雑をしていた
その中で彼と話しながら
彼は何度も時計を見た。

彼の父親はずっと入院をしていた
年末から家に帰ってきていた
3日の日に病院に戻る予定だったらしい
だからだろう
家が心配だったんだろう
アタシは自分に言い聞かせる

午後三時
喫茶店を出て彼を新幹線の乗り場に送る
入場券を手に
アタシは新幹線のドアの前に立った
少し眠そうな彼は
そのまま手を振って
帰っていった。


電車の出発の合図が哀しくて
それでも笑っている自分が不思議だった
走り去る新幹線を背に
アタシは持っていたウオークマンを取り出した
耳に当てボリュームを最大にする
もう何も聞こえない
ただ前を見て歩いた
周りなんて見えない 見ない
全ての音を遮断して
全ての景色を無視して
アタシは心を空にした
淋しい帰宅なんてしたくない
淋しくなんてない
そんなの嘘っぱちだけど
その事に気がつかない振りをすればいい


冷たい雨が降っていた
いつもの駅にたどり着いたら
冷たく凍える雨が降っていた
空は黒く
まるで天井があるかのような重い雲
彼の住む町でも雨が降っているだろうか
同じように凍る空気が流れているのだろうか
そんなコトは考えない
冷たい雨を浴びながら
アタシは一人家に帰る
残った物は
彼がくれた小さなキーホルダー
車のキーにつけてみた
ほら
淋しくなんて無い。



No gains with out pains
苦しみを乗り越えれば幸せはやってくる
違うわ
アタシ知ってるの






幸せの後には孤独がやってくる。







               水鳥。


...

No gains with out pains - 2003年01月05日(日)

痛みを乗り越えたら幸せがやってくる
そんな風に思える人が
少しうらやましい
永遠の傷
永遠の痛み
アタシは弱虫だから乗り越えれないだけ?

2日の日
彼と昼間に待ち合わせる
住んでる隣りにある大きな街の
大きな駅で5ヶ月ぶりにあった彼を
アタシはすぐ見つけることができた。

前は白い半そでのTシャツだったのに
今は分厚いコートを着ていた
時間の経過を思い知る
いつも愛する人と居れる人は感じない時間を
アタシは一瞬で感じていた。

二人で電車を乗り継いで
知らない街にある海辺の水族館に向かう
アタシがずっと行きたいと言っていた場所だった
思ったより混んで無く
二人で笑いながら水族館に着いた
海辺の水族館はすごく寒くてすごく大きくて
たくさんの家族連れでごったがえしていた。

寒さに震えながらもイルカのショーを見て
館内を時間が来るまで歩き回る
暗い館内の中で彼は何度も
『眠い』と連呼した
朝が早かったからだと言っていたけど
起きたのは朝の10時だそうだ
少し不安になりながらもお土産を買ったりしていた。
なんだか哀しかった。


電車で少し移動して泊まる場所を探す
知らない街ですぐ見つかる訳も無く
寒い中を歩き回る
携帯で検索してやっと見つけたホテルでも
彼は眠いと言ってばかりだった。

アタシ達は約束してた
アタシより先に寝ないで って。
いつも先に彼が寝る
いつもアタシは
一人置いてかれた気分になる
でも分っている
アタシは一人でないと眠れない人間だった
彼と一緒に居る時に先に眠れるはずもなく
真っ暗な闇の中
一人で天井を眺めてた。

どうして彼と居る時に孤独になるのだろう
いつも孤独なのかもしれない
だけど彼と居ると
彼が先に眠ると
不安と孤独が全身を覆う
彼にしがみついてみたけれど
その哀しい気持ちがおさまるコトは無かった。
彼の寝息を聞きながら
嘘つきと呟く
眠れないのは自分のせい
眠るのがいやなのも
眠るのが怖いのも
全てアタシの問題なのに。
アタシには
乗り越えれない傷があるのだろうか
分らない振りをしてみる
なんでこんなに淋しいのだろうか。


それからどれくらいの時間が過ぎたか
アタシは眠りについた
彼の横で
彼の腕の中で
彼の寝息を聞きながら
孤独感を感じたまま。



時は過ぎるもの
目が覚めたら
そう
別れの時はやってくる

すぐ目の前に・・。



(明日に続く)



              水鳥。


...

遮断。 - 2003年01月03日(金)

アナタの言葉は
すごく残酷すぎるのです。


後悔した。
それでも諦められない自分が
あまりに情けない。
言葉に傷付いてる事に
気が付かないアナタ
なんでそんな男を好きなのか
わからないけれど
それでもやっぱり
帰り際が淋しすぎて
電車のベルが苦しくて
手を振るアナタに心がギュっとする

大丈夫
涙は出ない
ウオークマンから流れる音を
最大にして
全ての雑音を遮断した
自分の思考回路さえも。




何も見えない
何も聞こえない
何も考えない
今考えると
壊れる気がして。




幸せな時間なはずなのに

なぜか哀しい言葉しか思い出せない。




       水鳥。


...

明日。 - 2003年01月01日(水)

いつの日か
そうきっといつの日か。。


明けましておめでとうございます
とうとう新しい年が来てしまった
そんな感じです
1年が過ぎると新しい年になる
新しいという事は
また苦しい毎日が始まる
そう感じてしまうのです
でも今のアタシはかなり元気です
多少頭痛がするけど。

明日です
いきなりですが明日彼と会えるのです
5ヶ月ぶりだろうか

いつものことながら
実感は無い
今こうやって日記を書きながら
予定を彼と立てているけど
それでもなんだか実感無い
どうしてなんだろう

方向音痴なの
二人して方向音痴
でも二人で迷うなら怖くない
二人で笑いながら
見当違いの道を行くの
そんな事も
素敵な想い出にしちゃうの
あの人と二人なら
なんでも笑えるから。


明日になれば
明後日はすぐ来る
あの人と会った次の日は
また彼を求めて心が泣く
アタシはずっと
片思いを続ける気なのだろうか



         水鳥。


...




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