闇の底に...Cuckoo

 

 

苛めの始め?きっかけは先生だった。 - 2002年10月31日(木)

沢山の誰かを笑わせる為に
なぜ一人の子を悲しませなきゃいけない?
気がついたのは直感
知ったのは事実
繋がった線は哀しい事実。


我が子が行っている学校で苛めがあるという話しを知ったのは
昨日のことだった。
通学路の途中にマンションがある
新しいマンションでいくつか並んでいる
その真中に ゴミ捨て場がある。
マンションのゴミ捨て場はフェンスで囲われた籠のような場所
そのマンションに知り合いが住んでいるのだけど
ある日沢山の子供がその周りを取り囲んでいたらしい
が 急に子供達がパッと散った。
そのゴミ捨て場のフェンスの中に子供が一人閉じ込められていた。

随分前に日記に書いた事がある
近くに住む4兄弟の話。
放置という名の虐待を受ける子供達。
長男は優しくて心優しい
がしかし 下の三人は暴れん坊なのね
その三人がお兄ちゃんの同級生の女の子達に暴言を吐くらしい
たまりかねた女の子達 そしてクラスメイトは
お兄ちゃんを責めるらしい
『お前のしつけが悪いんだ』
そう殴られたり体育館に閉じ込められたりしてる
初めて知った
哀しかった。
こんなに近くに苛めが存在してただなんて
誰だよ 苛めは減ったなんて馬鹿げた話しをしてるのは。




昨日の夕方
子供が帰ってきて話しをした
下の子が幼稚園だったので 二人でゆっくり話しをできた
『ぷくぷく君』そう呼ばれて悔しい話
『でこぼこコンビ』って呼んだ先生は誰?

よぉく話しを聞いてみた
話しにくそうに すこし嫌そうに
それでもゆっくり聞き出したことは哀しい話だった
どうやら『ぷくぷく君』と名づけたのも『でこぼこコンビ』も
隣りのクラスの学年主任の先生だったらしい。
我が子いわく
『おもしろい先生だから皆を笑わせる為に言ったんじゃないかな』
アタシは彼に聞いた
でも哀しいんじゃないの?
『うん・・』
先生に話しをしたい
そう彼に言ったら
『お願い 一生のお願いだから言わないで!』
ここまで嫌がるには必ず訳があるもんだ
先生を信じてないな そう思った
でもアタシは彼に言った
みんなを笑わせる為にいーちゃん(我が子)が悲しい思いをするのは
おかしいことなんだよ
ママはいーちゃんが悲しむのを見たくないし
ママも悲しい。
先生っていうのはいろんなコトを教えてくれるけど
沢山の子を見なきゃいけないから全部わかるわけじゃないんだよ
いーちゃんが悲しい思いをしているのを先生は知らないんだから
それをママが先生に教えてあげなきゃいけないんだよ
ママたちはね 先生の先生でもあるんだよ
それでも嫌がる彼に出した案は
担任の先生に話す というコト
彼は担任の先生が大好きだから。
学年主任のその先生には絶対言わないから ね
そう言ってみたら わかった って言ってくれた
担任の先生を信じて大好きなのは救いだな そう思う。

彼はね 言ったんだ
学年主任の先生に言っていい?って聞いたら言ったの
『どうせいーちゃんはデブだからしょうがないよ』
小学一年生が『どうせ』なんて
『しょうがない』だなんて言うんだ
彼の深い悲しみを感じて心が痛んだ
もっと早く気がついてあげるべきだったんだ。

アタシが彼と手を繋いで英語の塾まで行った
二人っきりで話せた
ピリピリしてた彼が甘えてくるその姿を見て
がんばらなきゃって思った
守れるのはアタシしかいないってあらためて思ったんだ。

学校に行った。
担任の先生を呼び出してもらって一気に話しをした
まるで息をするのを忘れたかのように
一気に話しをしていった
哀しすぎます そう力を込めて。

先生は険しい顔をして教頭先生を呼んでくるといった
実は担任の先生は今年赴任してきた若い先生
彼に 学年主任の先生を責めることはできないだろう
それは分っていたからアタシは通された会議室で待った
戻ってきた先生と一緒に会議室に入ってきたのは・・
問題の学年主任だったんだ。

裏切られた
そう思った
席に着いた二人の先生を直視した
背筋を伸ばして姿勢を正し
まっすぐ見つめた。
実はアタシは先生というものが怖い
信用されたこともない
『恩師』なんてものは存在しない
母親になった今でも変わらない
それでも強くいくためには まっすぐ前を見て
彼らを見つめることから始めるしかなかったんだ。

学年主任の先生が発した第一声はこんな言葉だった




『誰が 言ったのですかね?』




お前だよ
心の中で呟いて
アタシは担任の先生を見た。




続きは明日書きます
長くなりすぎた。
あきれるほど馬鹿な学年主任の話しを明日します。





苛めはなくならない

そう感じた

なぜなら

『先生』には無くす気がないのだろうから。





でもアタシは彼の笑顔を守る



               水鳥。


...

虐めの第一歩?先生の無責任な言葉。 - 2002年10月30日(水)

些細な一言が人を傷つける
大人でさえそうだとしたら
子供のキズはどれほどだろう
守れる者が親だけだとしたら
アタシは何ができるだろう。


昨日水鳥は風邪を引いていました
子供が帰宅して 友達と遊ぶと出かけていった
相手は幼稚園からのお友達で
その子の親はアタシと仲がいい。
がしかし
何度か書いた事のある子。
時々嘘をつく子だった。

出掛けに
『喧嘩しないようにね』
そう言っておいた
遊ぶたびに言ってしまう。
だって遊んで喧嘩するといつもうちの子が悪者扱いされちゃう
彼の親でアタシの友達は
我が子しか見えない人だから。

育て方が違うと思ってる
それがいいか悪いかはわからないけど。
前に喧嘩した時
その時もアタシはいなかった
もう一人他の友達がいたんだけどその人から聞いた話しじゃ
喧嘩した後 彼女の子がすねてたら
『ちょっと ○○君(自分の子)が怒ってるから
 謝ってきてよ』
そう怒ってうちの子に言ったそうだ。
いつも双方の言い分を聞かない
誰に対してもだ
自分の子が被害者
必ずそう言う
そしてそんな時は必ず水鳥に電話してきてやんわりと
『先に殴られたから うちの子が手を出しちゃって』
そう言う。

昨日子供が帰ってくるなり喧嘩しちゃったと言った
頭がもうろうとしていたなか話しを聞こうとしたら
遊んだ友達から電話があった
子供に代わったらお互いごめんね そう言いあってた
なんだったんだろう?
話しを聞いてみたら
どうやらうちの子が
『ぶくぶく君』とからかわれたようだ。
同い年の子が4人いて
そのうちの3人に言われたらしい
かなり落ち込んでいた
確かにうちの子はちょっとふっくらしてる
デブとまでは言わないけど。
かなりむかついた
うちが悪いと電話してくる彼女がかけてこない
メールで
『迷惑かけちゃったみたいだね ついていけばよかった』
そう送ったら
『気にしなくていいよー』
だって。
気にするよ うちが言われたんだから。

些細な虐めのきっかけになりそうだ
そう心配した
朝 水鳥の母親に相談したら こんな事を言い出した
子供が母に話したようだ

『担任の先生が いーちゃん(我が子)と○○君を
 でこぼこコンビって呼んでるみたいだよ』

○○君。昨日遊んだその子はからだが細い
背も高い
その見かけを先生はそう呼んでるらしい。

子供の集団の中で
『先生』というものは大きい。
たった一言で虐めに繋がる可能性もある
先生にいじめられたという話もよく聞くし
先生のからかう言葉によっていじめられたって話もあまりに多い

『いーちゃん ちょっといやそうだったから  
 アンタから先生に言った方がいいよ』

もちろんそのつもりだ。
今日学校に行ってくる。

子供同士の虐めは微妙だ
どう絡んでいけばいいのかどうしても分からない
介入する事によって更に苛められないか
子供の世界にどこまで踏み込めるか
きっと親は必ず悩む
そしてアタシも悩んでいる
今回は先生の言葉について話してこようと思う
もちろんその後の対応も報告してもらわなきゃいけない。
曖昧は許されない。

もう一つ
今朝聞いたほかのこの苛めの話もしてこよう
あまりに哀しい苛めが
すぐそばで行なわれていた話を
知らなかったなんて言わせない為に。

地域との 親との連携なんて嘘ばっかり
対外的なものに惑わされちゃいけない



アタシは絶対
我が子が苛めにあってるのを知らなかった親にだけはなりたくない
子供の死によって知ることだけはしたくない。
小さな芽の内に
勉強を教えるのが先生なら
笑顔を守るのが母親のように。

明日できれば 今日聞いた苛めの話しについて書きたい
文部省が発表した
苛めが減ったと。
世の中は馬鹿ばっかりなのか
盲目ばっかりなのか
現実を見つめたくないのだか・・。


弱いばかりの女じゃいられない

強い母の顔になる。






どうして人は人を苛めるんだろうね






哀しいね。






               水鳥。


...

遠い昔の出来事。 - 2002年10月29日(火)

全ての悪には根っこがあって
どこかに人間らしさがあるらしい
根が腐った人間は居ないって
誰が言ったんだろう


昔父は夜中の2時3時に帰ってきてた
会話も無く 会う事もままならない母は
とうとう別居を切り出した
止める訳でもなくただ別居を受け入れた父。

アタシが高校の時だった
アタシが悪さばかりをするから両親は学校に呼び出される
らちがあかないって結局家に母は戻ってきた。

それでも父の帰りは遅かった
前よりよくなったとはいえ。
そんな時だった
近所で連続レイプ事件があったんだ。
ひどいありさまだった
ひどすぎる事件だったんだよ。


夜 両親と娘が犬の散歩に行っていた
妻と娘がお父さんの前で集団レイプにあったんだ。

ある日 おじいさんとおばあさんが散歩に歩いてた
おじいさんの前でおばあさんが集団レイプにあった
おばあさんは自殺した。


そんな連続集団レイプ事件があった。

彼らに人間らしさのいいところってあるのだろうか
アタシには理解できない
死んでしまったおばちゃんに
何を思っただろう
きっと何も感じない


人間の根本なんて誰でも一緒なわけない
そこに悪意以外の何かがあるとは思えない


その事件があり
母は一人が犬の散歩に行く姿を見て父に行った
一人でいかせていいの?

それ以来父は遅くても11時には帰宅するようになった
今では10時頃に帰ってくる
随分早く感じるけどよくかんがえたら
そんな時間まで仕事してるわけないよね


根っこが腐った人間はいないってさ

誰が言ったんだか

だからアタシは思う



人間って怖い生き物だって。







犯人は捕まったって聞いた事が無い

世の中には笑顔の下に

隠れた悪意を秘めたヤツが


沢山沢山いるもんだ。



          水鳥。


...

逃げる人。 - 2002年10月28日(月)

見えない壁
逃げる人
父親の弱さ。


おとついから自分の中に溜め込んでいた
なんで何も言わないのかわからなかった
おかあさんんも知ってるのかな
なんだか憂鬱だった
誰も見たくなかった
嘘つき
嘘つきって大嫌い。

今日おじいちゃんが家に帰った
新幹線に乗る為に駅に送っていった
その帰り
仕事のこと お金のことでお母さんが
お父さんのことを
『信頼は出来ないね』
その一言でアタシは口を開いた

病院でお父さんと会った事
知らない子供を連れていた事
アタシに嘘をついた事
あからさまな嘘だった事
それ以来話しをしていない事
すごく気まずいのに話してくれないんだ
話してくれないんだよ・・。


お母さんは何もしらなかった

お父さんとお母さんは仲がいい
でもそれはアタシが結婚した頃からだった
それまでは別居もしていた
会話なんてなかったらしい
父の帰宅は夜中の2時3時が当たり前
それが丁度 14.5年前の話だ。
それ以前からだったけれどね。

もし他に子供がいても
あぁ やっぱり?そんな感じらしい
まぁそんなことはないだろうけど
結構楽観的に母は言う
もし子供がいてもしょうがない
確かにそれはそうだ

父は収入がまったくない
会社が傾いて
今は借金を返すために社員を無くし働いている
もう5年近く収入がないままだったりもする
母とアタシ そして元旦那がいたときはそこからやってきてた
だからこずかいを渡してない
だけど毎日毎日
昼食と夕食をどこかで食べてきてる
外食する金は無いはずなのにね
そう随分前に話してた。

造園業をやっている父は毎日帰りは11時ごろ
そんな時間までどこで何をしてるかはわからない。
ただ仕事の話しを聞くと怒るから
もう何年も
いやアタシは仕事の話や
どこで何をしているかを聞いた事がない。
聞かない
それはまるで家族の暗黙のルールのようにもなっている
それが何十年も続けば今更聞く事が出来ないのだ。

今になって疑問が膨らむのは
食事も 毎日何をしているのかも
そういった毎日の出来事がすごく不思議で
もし彼が父の子供なら
他にも家庭があるのなら
なんだか全てが納得いったりもする。

ただね
地元のすぐ近くの病院に隠し子を連れてくるかってゆうと
さすがにそれはないだろ って思うし
その子が子供なら10何年かも隠してきたってことで
それは隠しきれる事なんだろうかって疑問もある

違うのだとしても
そうなのだとしても
アタシにあからさまな嘘をついたことには変わりないわけで
事実を事実として受け止めれない年じゃないのだから
嘘をつくのは辞めて欲しかった
隠しておきたいことがあったのだろうか


お父さんが帰ってくる
アタシとの会話は無い
お母さんがさっきアタシに呟いた
『やっぱりアンタを避けてるみたいだね』
かえってすぐ寝室に行ってしまったからだ。


昨日はいろいろ考えてたけど
今日はお母さんに話したぶん楽になった気がする
一人で抱え込むのはよくない
アタシが悩んでもしょうがない
悩んだところで何も変わらないのだから
父はアタシに嘘をついた
父はアタシに話しをする気はない
アタシを避けて
このまま流してしまおうと思っているのは
手に取るようにわかるのだから。


話しをしてくるまでは
ずっと疑いの目を向けるだろう
距離と壁を確実の物として。






親に嘘をつかれるって

やっぱちょっと哀しすぎるね。


              水鳥。


...

ほんのほんのちょっとだけの大きさ - 2002年10月26日(土)

小さな子供に嘘をつく
大きな子供に嘘をつく
きっとどちらも
見えない傷をつくる
きっと誰もが
疑いを隠せなくなる
大切なのは真実?
それとも誠実?


友達の家に行って来た
車で一時間の距離を走った
家に居たくなくて
自分の見たものが勘違いだと知りたくて
でも嘘をつかれたことは変わらないと
そうわかっただけだった
結局それが哀しかっただけだと知った。


もう27歳になった
子供も二人いる
いろんな人間を見て来た
水商売もした事がある
そう いろんな人間がいるのを見て来た

元旦那は下らない人間だった
でも元々そうだったわけじゃない
ただちょっとだけ
浮気を悪い事だと思わない人間で
ただちょっとだけ
自分以外の人間に心がある事を知らなかっただけ

学校の先生は傲慢だった
でもそれが全てじゃない
ただちょっとだけ
先生の方が生徒より偉いと思ってただけ
ただちょっとだけ
人を決め付けてみる癖があっただけ

知り合った友達に裏切られた
でもきっと悪意の塊なんかじゃない
ただちょっとだけ
アタシを利用しただけ
ただちょっとだけ
嘘をついてみちゃっただけ


お父さんが知らない男の子を連れていた
でもそれが彼の子供とは限らない
だたちょっとだけ
アタシに見られたのを動揺しただけ
ただちょっとだけ
アタシがまだ子供と思って嘘をついただけ



ちょっとだけの事
だけど
みんなみんな
そのちょっとだけが
どれだけアタシを深く傷つけたか
ほんのちょっとだけ
気がつかないだけ。

深く深く深く深く
どんなに深い傷でも
ちょっと気がつかないだけ
ほんのちょっとだけ
アタシを見たら
その傷にすぐ気がつくのだけど

ほんのちょっとだけ
注意力が足りないだけ

だからアタシは
ほんのちょっとだけ笑って
全てを隠してしまえばいいの




そしてまたちょっとだけ

人間が嫌いになるの

大丈夫


どうせ誰も気がつきやしないのだから。




                水鳥。


...

疑いの目。 - 2002年10月25日(金)

生きる上で必要な物は
信頼?
愛情?
友情?



今日 子供を連れて夕方病院に行った
いつもは朝行くのだけど
上の子が小学校に上がったのと 今日がスイミングだったから
夕方に行くしかなかった。

行った病院は耳鼻科だった
どうもアレルギー性の鼻つまりで
ちくのうではないけど苦しそうだった。

思ったより込んでなくて
友達の子と一緒に中待合室に入る
中の長いすで座っていたら先に友達が呼ばれた
隣りで下を向いて本を読んだままの子供
なんの気無しに中待合室の入り口を見たら
アタシの父親が居た。

アレ?
びっくりしてみたら
父親は見たことも無い中学生くらいの男の子に話し掛け
そしてそのまま出て行った。

アタシは慌てて追いかけて
『お父さん?なにしてるの??』
そう言ったら一瞬びっくりした顔して
『いや なんでもない』
そういって出ていった。

元の場所に戻ってもこの違和感が隠せない
扉のすぐ近くに立つ中学生くらいの少年の顔を眺めた。
アタシの方をちらちら見る少年を
なんだか気まずい空気の中
会話も交わさずに眺めつづけてた。

アタシの診察が終わって少年が入った
看護婦さんが少年と出てきて
『車の中?』
そう言いながら探しに行ったようだった
そのまましばらく戻ってこなかった
結局アタシが薬局の方に行くまで。

薬局で薬を待っている間
外を父親の車が止まった
店の中に入ってきて
『ちょっと喉見てもらうから』
そう言って病院に行った
保険証アタシが持ってるのに
なんだか頭が痛い
外に出て病院を見た
全面窓ガラスの病院は中がよく見える
診察室の中からお父さんと少年が出てくる姿が見えた

もし知り合いの子なら
紹介できるはずだ
なぜか意味不明のいい訳を聴かされた
なんだったんだろう。


いつもよりも4時間ほど早く帰宅した父
ろくに会話も交わさないで
話し掛けられても曖昧な返事しかできなかった


疑いの目

拒絶反応

曖昧な感情

人間なんてやっぱり
こんなものなのかもしれない
そう父の後姿を見て思った。


できれば勘違いで終わればいい
アタシの立ち入る話じゃないから
だから言わないだけなのだろう

アタシは子供じゃない

ねぇお父さん



アタシはもう子供じゃないんだよ



             水鳥。


...

霧の向こうの笑顔 - 2002年10月24日(木)

なんかね
逢いたくて淋しくて愛しくて
遠い記憶のあの人の顔を思い出してみる
一緒に歩いた場所も
一緒に見た景色も
一緒に笑った場面も
沢山沢山思い出す
だけどただ一つ
あの人の笑顔だけ思い出せない
全ての景色に立つ彼の
顔だけが思い出せない

淋しくて思い出そうとして
その顔が思い出せなくて
もっともっと淋しくなる


もう逢えないのかな

また逢えるのかな


霧に隠されたその顔が

はっきりするのはいつだろう

どうしてこの心だけは

霧に隠れてしまわないのだろう




その向こう側には

アタシを見るあの人の笑顔があるはず

あったはず。




             水鳥。


...

残る物 - 2002年10月21日(月)

ガラスの収納テーブルには
あの人と行ったテーマパークのチケット
あの人がくれたおかしな人形
あの人がくれたおかしなキーホルダー

小さな箱に入っているのは
あの人と行ったホテルのマッチ
あの人としたゲームの券
あの人とした占いの結果

携帯の中にある物は
あの人が送ってきた意味不明の絵
あの人が寝転んだ姿
あの人と行った場所の景色
あの人がくれる猫の画像

テレビの横にある物は
あの人がくれた淡い黄色の箱
小さな小さなその箱に
小さな小さなハートのピアス
小さな小さな心の痛みを
そのまま閉じ込めた
淡い黄色の箱

心に残るのは
あの人の笑顔でも
あの人の真剣な顔でも
あの人のやさしい声でも
あの人の仕草でも
あの人の手つきでも
あの人の長い足でもなく
駅を立ち去る後姿





その記憶が

全ての物に宿る想い出を

哀しいものにしている気がする。




                 水鳥。


...

いつの日か本当の笑顔で - 2002年10月20日(日)

偽物の笑顔でも
いつか本当に笑える日がくるのなら
それでいい
偽物の笑顔をしていれば
本当の笑顔がいつかできるかもしれないのなら。


今日子供が元旦那と会ってきた
今日会うってのは向こうが言ってきたのだけど
時間を言ってこなかった
電話かかってくるまで知らん顔しておこう
そう想っていたけど子供達が待ちわびていたから
いつもの待ち合わせ場所にとにかく行ってみた。

30分待っても来る気配は無い
下の子が電話をした
まだ寝ていたらしい。

それから10分くらいしてやってきた
子供達は大喜びで出かける
アタシは何も言わないでその場を去った。



夜になって帰ってきた
嬉しそうな子供の顔。
アタシはいつも 子供が帰って来た時は
笑顔で迎える
本当はあわせたくも無いのだから
憂鬱なんだけど
満面の笑みでおかえりを言う

元旦那が言った
『ごめん 朝寝坊した』
アタシは笑顔で答える
『いいよー』
大嫌いな奴だけど
ココで冷たい顔をしていたら子供が気を使う。
楽しく一日を終わらせてあげたい。


いつか本当に笑える日がくるかもしれない

だけどいつまでたっても張り付いた笑顔かもしれない

それでも小さな心が

これ以上苦しまないようにしたいんだ。



もう十分苦しませているのだから。




アタシ

こんな母親でいいのかな?

アタシ

母親を名乗る権利なんてないかもしれない







憎しみと哀しみにまみれすぎてる。






                 水鳥。


...

映らない物 - 2002年10月19日(土)

ハートを両手で隠しても
ぽろぽろこぼれ出す物は
どうする事もできない。




逢いたい気持ちが溢れる
だけどあの人はそうでもない
いつかこの思いが冷めたとき
今のこの気持ちを笑えるのだろうか



逢いたい。




明日はおじいちゃんと両親が出かける
子供は元旦那と会う日だ
アタシは一人で何をしていよう

この間の事だ
あの人がHNじゃなくて名前で呼ぶように言ってきた
どうもHNは恥ずかしいようだ
そうだろうなぁ
どこででもHNで呼んじゃうし
普通の名前じゃありえないような名前だしなぁ
不思議なコトに
本名で呼ぶほうが恥ずかしい
すっごく恥ずかしい
だから呼べないでいる
なんだか子供みたいだ
好きな人の名前が呼べないなんてね。



沢山の人がいて

急にひとりぼっちになる

何をすればいいのかわからなくて

あの人を探してしまう

どこにいるの?

何を思っているの?






アタシは彼の目に映らない。 





                水鳥。


...

吹き荒れる風 - 2002年10月18日(金)

失恋の似合う季節
寒いのは空気か心か
温まる日は来るのだろうか


PCが直った。
だけど夜寝てしまう
さっき友達から電話が無かったら
朝まで寝てただろうな
一度起きちゃうとなかなか寝れなくなる
明日も仕事なのに。

最近テレビで拉致題のニュースがすごいね
それについて考える事はみんな違うんだよね
立場とかその時の感情で見る目が変わるんだもんね
アタシはやっぱり『母親』として見ちゃうから
例えば娘が遠い異国の地に連れて行かれて
ノイローゼで自殺したって言われても絶対納得できない
だけど他の人からみたら
もう納得しろよ って思う人もいるようで
立場の違いは考え方も大きく変わるんだなって思いました

立場の違いは他にもあって
日本が過去先人達によって韓国や北朝鮮の方を
大量に拉致した事実もあってそれはなんだかそっと隠れている
昔の話だというのなら 
亡くなった日本の拉致された方々も同等に扱われちゃう訳で
絶対忘れちゃいけない事なんじゃないかとも思うのです。
信じられないような事を平気でする国だと思うけど
それは韓国や北朝鮮などから見たら日本だってそうかもしれないね

政治やこの拉致についてはいろんな意見があるし
それで反論もあるし
こうやって書くことに勇気はいるけど
意見とか見方の違いってのは大きいなってしみじみ思っちゃった事を
なんとなく書いてみました。


でもアタシは
一番情けなく思うのは
今回の事件の陰で
在日北朝鮮の子供が苛められているという事実です。
知ってましたか?
知っておきましょう。この国のみっともない姿を。
ほんの数秒ニュースで苛められてる子供の親の声が流れました
テレビ局の視聴者の電話の声
ただそれだけの短い時間 瞬間で
声を詰まらせ我が子がイジメにあっていると訴えた
父親の声が耳について離れない。

アメリカでテロが起こった後
ビンラディンに似てるって人が襲われたそうですね
イジメもすごかったらしいですね
アタシはそのニュースを見てあきれました
いい大人が善悪の区別がつかなくなる瞬間にあきれました
『八つ当たり』に他ならない。
まったく同じ事が日本でも起きているようです。
集団によっておかしな心理がまかり通らない事を
一人の親として願うしかないです。



どうして誰もが幸せになるって事がないのだろう

どうして誰かが誰かを憎んでいるんだろう

どうして人は人を傷つけなきゃいけないんだろう

どうしてこの世は存在するのだろう






吹き荒れる風は

全ての人の心の中にある?





               水鳥。


...

とある1日。 - 2002年10月17日(木)

おじいちゃんが来てる
全ての生活のリズムが狂う
けどそれでもなんだか家が明るい。


朝6時半に起きる
上の子を学校に送り出す
洗濯を干す
下の子を送り出す
掃除をする
2回目の洗濯をする
洗い物を済ませる
昼食のお弁当を作る
仕事に行く。

3時に帰宅して上の子が帰宅
おやつを食べさせる
3時半に幼稚園でやっている英語の塾に送る
下の子をその時迎える
帰宅して洗濯物を入れる
子供のかばん等を見る
上の子のお迎えに行く
そのまま仕事場に行き 母と交代
夜7時半帰宅
夕食
子供をお風呂に入れる
疲れて寝ちゃう。


最近疲れている訳は
ゆとりが無いせいか
金が無いせいか
心が淋しいせいか・・。


            水鳥。



...

暗い先の未来に目を懲らしても - 2002年10月15日(火)

欲しいものはそんな物じゃない
必要な物は生きる力
大切な物は未来にあるアタシの未来じゃなくて
「彼等」の未来。


アルバイトの電話をした
子供がいるから
時間に制限があるアタシは
なかなか使ってもらえない。

朝の四時まで営業してる店で
夕方の五時から夜の十時までか
夜の十時から明け方の四時までを募集してるって言われた
どっちも無理だね。

昼は働いてる
夜も働かないと生きていけない
違うや
育てていけない。

そういえば母子手当が少なくなるらしい
医療費は上がって
手当は減る
そのお金が 業務拡大しすぎて藤テ産しそうな銀行とか
賄賂をもらって辞める政治家の 退職金になるのだろうか

アタシは母子手当をもらう事すら出来ないけど

今を生きるのに必死なのに
将来子供を大学はおろか
高校に行かせてあげれるか不安になる。


高級な車もおっきなテレビも
食べたこともない料理も 広い優雅なホテルに宿泊も
テレビに映るような素敵な服も靴もバッグも
出たばかりの新機種の携帯もDVDの見れるパソコンも
そんな物欲しがったりして無い

奪われる物ばかりで
その内 生きる力まで奪われそうだ


こんな声は
高級車にに乗って
居眠りをする為に出る会議に出席する偉いさんには聞こえないんだけで。





人に愚痴は言わない

辛いって言った事は無い

苦しいって泣いた事も無い

そう 一度だって誰かに

呟いて無い




生きるのって苦しいね


笑うのって辛いね



水鳥。


...

言わないという事は・・ - 2002年10月14日(月)

言わないという事は
思って無いという事
ずっとそうだと思ってた。


思いは口に出していわなきゃ
心で思ってても
伝えなきゃ意味がない

彼はそんなあたしが嫌いみたいだ

沈黙は肯定の意味

彼はそう受け取るあたしが
嫌いらしい。

今月も逢えないみたいで
淋しくて
でも心の底では
きっと逢えないってわかってて
がっかりはしなかったけど
なんだかもう二度と逢えないような気がしてて
それが現実になりつつあって
ちょっと意地悪な気持ちになった。

「淋しく無い?」
絶対言わないだろう言葉を
言わせようとしたけど

男はそんな事言わない

そう言われた

そんなの関係無いと思うけどな・・

思って無いから言わないだけだよ

そう言った。

どうやら又
喧嘩が始まったようだ

最近煮詰まってる気がする
なんだか疲れてるから
なんだかなにもかもが気になるから

ネットが繋げないせいかな?


あの人の言葉が突き刺さる


出会った時からまったく意見が合わない相手だったじゃない

そんなの

慰めにもならない。



もう逢えない気がする

気のせいでは無いかもしれない


淋しい


言う事も聞く事も




出来ない




水鳥。


...

続:あの人を嫌いになる方法 - 2002年10月12日(土)

昨日の続き
その後レス無し。






送信 (10月13日 夜中1時過ぎ)

こういうメールでもレスくれないんだね
がっかりだよ●●(彼のHN)さん。




返信 (同日 10分後)

すまん、地下だったから携帯の電源切ってた




送信 (同日 即)

地下??




返信 (同日 即)

そうカラオケです




送信 (同日 即)

オフ会ね




返信 (同日 5分後)

まぁ、そんなもんだ。
友達が個展開いたらしくって見てた、結構すげぇぞ
なんだかわからんかったけどな


   (同日 5分後)

まぁ、明日には電話するからそう凹むな。













あの人を嫌いになる方法





失敗。



                  水鳥。



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あの人を嫌いになる方法。 - 2002年10月11日(金)




送信(10月11日 夜)

あのさ メールしてレス無いのはいつもの事だけど
電話してでなくて かけなおさないってのは普通?
「うざい」とか「めんどい」ならそう言えばいくない?
そしたら水鳥もちゃんとむかつけるしさ(←?)
アタシも○○(元彼女)と同じように無視なの?
これってアタシの我がままなんかなぁ




返信(同 夜 10分後)

仕事じゃけぇ(困ったマーク)


返信(10分後)

製造業はサービス業と違って暇がないんだよ
ていうか、こっちの週の奴らはみんな働かないの(困ったマーク)





送信(同 夜 20分後)

てゆうか 夜の話なんだけど
さすがに昼は仕事って分かってるし




返信(10月12日 朝)

夜も仕事じゃ
定時で帰る時なんてまずないんだぞ(びっくりしたマーク)




送信(同 昼)

微妙に話し噛みあってない(汗マーク)
おとつい夜10時半過ぎにかけた電話の事だよ
直前までメールしてたじゃん




その後のレスは無し。






           水鳥。


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長い片思い。 - 2002年10月10日(木)

アナタと始めて出会った季節が過ぎ
もうすぐアナタに始めて逢いに行った季節が来る
あの頃から少しもアナタの心に
近づけてない気がする


今日も携帯からです
昼に仕事場から昨日の分を書きました
でも 夜になると又書きたくなる


元旦那からの養育費が又遅れている
月30万以上収入があって
女と住んでるなら経済的に苦しいとは考えにくい
奴のいいかげんな性格には苦労させられる

お母さん経由で連絡が入り
今月子供と会うのを又第三日曜にしてくれって
アタシの仕事場は第三が休みだ
第二に子供を出苅テけさせてアタシはお母さんの代わりに
仕事に出るはずなのに
予定がたたなくて困るけど
そーな事を言っても奴にはなんの意味も持たない
昔からアタシの言葉に
耳を貸した事はなかった



アタシの発する言葉は

無意味ですか?


アタシの声は誰にも聞こえませんか?


愛しいあの人には



アタシの言葉が聞こえるだろうか




まだ届いた事は無いけど。





水鳥。


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甘えん坊の孤独屋さん - 2002年10月09日(水)

パパママきっとお空には
僕とそっくりな子が僕を見てるんだよ
そして僕を羨ましそうに見てるんだ
だってホラ こぉんなに大きなドーナツを
あの子は食べられないんだもんね


昨日ドーナツを買ってきた
不思議でね
全部2個づつ買っちゃうの
また喧嘩になるしなぁ って二人の子供の顔を思い出して
二つずつ。


水鳥は甘えてるんだと思う
すごく生活は苦しいのにこうやってドーナツ買ってたりするから。
お父さんの会社はもう潰れたようなもので
借金ばっかりで そのうち 
お母さんのやってる店も共倒れになりそう
アタシもそこで働いてるの
家も取られるかもね って。
お父さんは仕事ができる人だと思う
知り合いが多いから営業も得意
だからと言って
仕事ができる=経営者に向いている
とは違うんだよね
経理に無頓着なんだか・・。

バブルがはじけて以降経営が苦しかった
銀行に金を借りて仕事をしてた
会社っていうのは必ず借金があって
それは当たり前のことなんだよね
だけどお父さんは返済が出来なくなると
銀行とかからの電話にでなかった
人として礼を欠く
まさにそうゆうことだと思う
当然銀行は金を貸してくれなくなる
そして 貸してくれないとお父さんは怒る
アタシはそんな父が大嫌いだ。

お母さんはその影響をもろに受けてる
銀行に走り回ったり 金策に忙しい。
お母さんのやってる店
水鳥の働いてる店の経営はいたって順調なんだけど
連帯保証人などになってるから
お父さんの会社がこれ以上悪化すると当然この店も潰れる。

そんな中でアタシは離婚した
両親は自分の会社でいっぱいいっぱいなのに
アタシと子供二人をも抱えたようなものかもしれない。

アタシは確かに働いているけど
でも子供が帰宅する3時には帰らなきゃいけない
それに家族で仕事をしていても
金が家の中でまわるだけなんです

なのにアタシはずるずるバイトをしてなかった
働かなきゃいけないことくらい分かっているのに。

アタシは甘えている
もう子供もいる大人なのにも関わらず
自分の親に迷惑かけてる
もう面倒みなくちゃいけないのにね。

昨日バイトの募集の電話をした
20日以降に一斉面接だって
他にも探してみよう











彼と話せない夜

淋しさを紛らわせる為かもしれない。





                水鳥。


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広がる距離 - 2002年10月08日(火)

来ないアナタを待つ時間より
居るかもしれないのに
行けない方が辛いかもしれない。


パソコンを修理に出した
ずっと調子が悪かったから
だからこの日記は携帯からです
けっこう大変だ文字を打つのって。

もう一個の日記は昼
仕事場から書く
この日記は夜ゆっくり書いていたのに・・
パソコンが戻ってくるのはいつになるのかな
その間 他の日記を読んだり
票を眺めたり
チャットをしたりできない

あの人と話せない

すごく淋しいのはきっと
いつも待つ事に慣れてるから

彼にはパソコンを修理に出した事をまだ言って無い
最近はメールを送っても
レスもくれないから
なんだかメールが送りにくいの。

アタシが繋がなくなって
どうしたんだろって思うかな?
淋しいなって思うかな?
ありえない事を考えてみる


もしかしたら
ネットに対する依存も
彼に対する依存や期待も
薄れる事ができるかもしれない
ほんの少しそう思った

それを自分が願っているかは別として。

いつものように

いつもの場所で

何事もなく

あの人は笑っているかもしれない


アタシが居ない事なんて



気がつきもしないで・・。




水鳥。


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常識を教える大人 - 2002年10月07日(月)

常識と非常識
ソレは時に紙一重かもしれない
自分の常識が正しいとは限らない
だけどね
だけどそれはどうなの?


おとついの事でした
風邪を引いていた為昼過ぎ 室内犬と一緒に
部屋でうたた寝をしていたんです
突然抱いていた犬が吠え出して
部屋を飛び出していきました
何が起こったのかと思い部屋を出ると
2階のダイニングに見知らぬおじさんが立っていました
唖然と見つめるとその人は
『○濃運輸ですけど』
そう言いました

どうやら寝ていてチャイムが聞こえなかったようです
がしかし
誰も居ないと思ったのかその人は家に上がりこんできました
まるでアタシを探していたんだといわんばかりな態度
アタシはびっくりして唖然としたまま荷物を受け取りました。

そのおじさんが帰ってからしばらくして
急に怖くなりました
なんだったんだろう
なんで家に上がってくるんだろう


もしかしたらその人にしてみれば普通の事かもしれない
だけどアタシには普通の事には思えない

その行為はひどく非常識にも思える
だけど違うのだろうか?
他の家でもあたりまえに起こる事?
そんなのおかしい
絶対におかしい
だけどそれはアタシの価値観なのかもしれない。

そう思ってもやっぱり納得はできない

そんな父親に育てられたら
子もやっぱり当たり前にそういった行動をとるのだろうか

世の中の常識も非常識も価値観も
子供は初めて接する人間であって大人である『親』から
学ぶ部分が大きいと思う
そう考えたらアタシは学べる人間じゃないなぁ


ちょっと怖い体験をした

憂鬱になった

人間ってわからないなって思った

悪意があったのだか無かったのだか


考えるのさえ憂鬱だ。





              水鳥。


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隠れた噂の運動会。 - 2002年10月06日(日)

感謝して
噂のネタを提供したのよ
そんな風に言ってしまえば
どうって事ないわね。


昨日なぜかネットにつなげなくって
日記を書こうと思ってたのに書けなかった
やっぱりアタシはネットに依存してて
出来ないとなると落ち着かない。
こんなんでいいのか なんて
考えたってしょうがない。

土曜日に運動会だった
今年4回目の運動会。
高校に招待されて 小学1年生が踊りに行ったのも見に行った
中学に招待されて 幼稚園の子が競技に参加したのも見に行った
9月に小学校の運動会
そして土曜日に4回目の幼稚園の運動会。
疲れたなァ・・
すごく暑かった
眩暈がしたくらいだった。

幼稚園の運動会は 親が参加するのが多い
年長さんの場合 かなりハードだ
去年もアタシが出た
まだ別れてなかった元旦那は
何度電話しても来なかった。

子供をおんぶして走り回る
帽子取り という競技はかなり辛い
だけど今年は土曜日に運動会だったから
仕事でこれないお父さんが多く
おんぶして走るお母さんの姿が結構あった
でも比率はだいたい9:1 いやそんなにもいないかな
1クラスに2人か3人はお母さんだった


最近彼女の行く幼稚園では離婚が相次いでるらしい
運動会の日に来たお父さんと卒園した女の子は
上の子と同い年の子
つい最近奥さんと別れたのだけど
お父さんの兄弟の娘が幼稚園だからって参加していた
そのちょっと離れたところで
知り合いがそう言ってた
別れた奥さんはもちろん来てなかったけれど
子供と父親を遠めで見ながらあたしに言った。

きっとあたしのちょっと離れた所から
同じような目であたしを見ながら
誰かが話してるんだろう
『あそこ離婚したらしいね』
幼稚園も小学校もそんなもんだ
噂って嫌いだし怖い
だけど勝手に言えばいい
どうせアタシは
噂の耐えない母親なんだろうから。

若いってだけでいろいろ言われた
27歳なんて若くもないのだけど
幼稚園の母親の中では若い。
他の人と平均しても4〜5歳は下だ。
いろいろね
言われるんだ。

だんだん言われ慣れてくる
そんな自分も情けないけど
なんとも思わなくなってくる
そうやって 心を守っているんだろう
だって誰も
噂されていい気分な人はいないし
直接 冷たい言葉をぶつけられて
心が傷つかない訳は無いのだから。


運動会って結構噂が話される場所だったりするんだろう
沢山の人が集まれば自然に誰かの話題になるんだろう
やだな 









それでも平気

子供が笑ってるから。

アタシも笑ってらたから。



        水鳥。


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思うのはひとり  - 2002年10月04日(金)

願ったり
思ったり
哀しかったり
苦しかったり
その全ての思いは
たった一人で思うものなんだよね

嬉しかったり
楽しかったり
幸せだったり
願いが叶ったり
その全ての思いは
一人では叶わないんだよね


不思議だなぁ
いつも一人だと思っている以上
幸せは訪れないのかなぁ

そんな風に思います。





        水鳥。


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恋の始めの一歩 - 2002年10月02日(水)

長い人生で何度人を愛し
何度裏切られ何度泣くのだろう
小さな胸を痛めてそして大人になるの?


我が子の小さな恋の話。

上の子はすごく恥ずかしがりや
女の子が苦手で照れ屋さん
幼稚園の時から誰が好き?って聞いても
一度も教えてくれた事はなかったんです
下の子はいろんな名前を出してきて
バレンタインにはチョコレートを買って
相手の家まで渡しに行ったくらい
男の子と女の子はこんなに違いものなんだろうか

この間 結婚の話しをしてたんです
うーん違うなぁ
『独身』の話
下の子が『独身』って何?そう聞いてきました

おじいちゃんとおばあちゃんは結婚してるから
独身じゃないんだよ
こう君のパパとママは結婚してるから独身じゃない
結婚してない人を独身って言うんだよわかる?
そう聞いたら 彼女は
じゃぁ アタシは結婚してないから独身?
うん そうだよ
じゃぁ いーちゃんも結婚してないから独身だね
そうだね
じゃぁ ママも結婚やめたから独身だね
そうそう

そんな会話を交わしてた
水鳥の『離婚』を彼女達は普通に受け入れてるようだ
時々言う
『ママ 結婚しないの?』
ママが結婚する そうしたら結婚した相手が自分達のパパになる
そこまではまだわからないようだ。

その時上の子が言った
『ボクさ 結婚する人はもう決めてるんだけどなぁ
 でも 皆狙ってるんだもんなぁ』
初めて知った
好きな人いたんだぁ
なんだか嬉しくなった
というより 楽しくなった
あぁ 恋愛してるんだぁ。

これからの長い長い人生
沢山の恋愛をするだろう
沢山泣いて沢山傷ついて
沢山笑うんだろう
そんな恋愛の始めの瞬間。

授業参観があった
同じクラスの人と話してたんだけどね
その男の子はすごくもてるんだ
幼稚園の時からすごかったの
バレンタインにはチョコレートもらって
卒園の時には 一緒に写真撮りたいって女の子が殺到
その子のお母さんと話してたら
うちの子は結構一途よ 年中さんの時から3年
同じ子好きだから。
そう言ってた
結局 彼との約束だからって
誰かは教えてもらえなかったけど
母親って 結構子供の恋愛を知ってたりもするんだよね

友達の娘が 彼の事を大好きなんだよね
彼は3年間好きな子がいるんだって
でもまったく相手にされてないみたい だって

恋愛の縮図

駆け引きとか 疑いとか 裏切りとか
下心とか そんなものがまったく無い
小さなそして確かな恋愛の縮図がそこにある
それはいずれ大きくなり 涙と哀しみとそして喜びを含む


誰もが幸せになれる そんなことはない
誰かが幸せだと誰かが悲しい
哀しい瞬間の向こうに幸せがあるかっていうと
それは確実なものじゃない


小さな頭が教室の中で並ぶ

小さな体で
小さな手で
小さな心で

彼らは生きている。




初恋は実らない

そんな迷信は誰も口にしない







恋は辛いものだと


まだ誰も知らなくていい。





             水鳥。


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自分次第。 - 2002年10月01日(火)

いつも一人のような気がして

いつも淋しいって呟いてて

いつも心は寒くって

いつも空を眺めてた。


今日昼間
車に乗っていたらおばあちゃんが
道の真中で進めなくって戻れなくって困ってた
対向車の車はどんどん進むばっかりで
こっちの車は渋滞で止まってた
真っ白でスモークを貼った軽がふと止まった
おばあちゃんは安心した顔をし
申し訳無さそうに頭を下げて道を横断していった
いろんな車がいて
いろんな年の人がいて
いろんな性別の人が通る中
止まったのは若く髪が茶色く
派手な車の女の子だった
なんだか嬉しくなった



誰も信じれないと呟く

傷つきたくないと布団を被る

拒絶が怖くて言葉を無くす

偽物の笑顔ばっかり上手になる


でも周りを見れば


笑顔の欠片が残っている



壁を作るか壊すか

それはもう



自分次第。











そんなコト分ってる。





         水鳥。


...




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