闇の底に...Cuckoo

 

 

噂の裏側 - 2002年09月30日(月)

噂で聞いたよ
『いい噂』『悪い噂』
そんな区別はいらない
だって所詮 居ない場所で話される会話は
『噂』でしかなくって
それは確実に ほんのちょっとの食い違いがあるのだから。


前に東京に遊びに行った時
初めて会ったネット仲間達と話してた
いろんな噂話も出てきた
知らない訳ではない話が圧倒的で
『あぁ』
そう相槌を打つ
彼女達は言った

『水鳥って意外といろんな事知ってるね』

驚かれた。
当然だろう
今まで『知ってる』とも『知らない』とも言った事も無いし
知ってる話しを他の人に言った事も無いのだから。

水鳥は噂話が怖い
嫌いじゃなくって怖い
何度それで哀しい思いをしたか
どれだけその噂で人を疑ったか
気がつけば人を拒絶していた

水鳥が噂は怖いよって話を
今までも何度もしてきてる
いい噂なんて存在しないんだよって思ってる
違うかな
違うなら教えて欲しい
いい噂話ってやつを
誰も傷つけない
誰も悲しまない
誰も憎まない
誰も馬鹿げた笑いを浮かべない
そんな噂話。

時々思う
今アタシはどんな噂をされてるだろうか
きっと 離婚したらしいよぉ
これは当たり前か。

誰の話題にも登らない
そんな人生でいい


傷つくのはいやだ

傷つけられるのはいやだ

知らない所で薄っすらと

傷をつけられるのも


みんなわかっているのにね

なんで人は

人を傷つけるんだろう



最近誰とも話してないな



怖いのかな


いつになれば



笑わない笑顔を浮かべなくなるのだろう



            水鳥。


...

『鍵』 - 2002年09月29日(日)

いつも思ってた
沢山沢山雪が降って
沢山沢山雪が積って
誰も家から出れなくなればいいって。


秋が来て冬が来る
日が落ちるのが早くて夜が長い
朝起きても暗いんだ

学校が終わって帰ると
ランドセルの奥底にある『鍵』を探しながら考えてた
沢山雪が降ってお父さんとお母さんが家から出れなくならないかな
そしたら三人でオセロをするんだ
テレビ見ながらご飯食べて
そうだ トランプでもいいなぁ

鍵っ子だった。
だからと言って孤独だった訳ではないはずだ
きっとすごく大切にされてたはず きっと。
虐待なんてなかった
ただ家に居なかっただけ。

真夜中に車の音がする
親が出かけた音
大人になって聞いた話では
溜まったストレスを ドライブ好きのお母さんが夜中に
お父さんと2台の車でドライブに行ってたらしい
そんな事知らなかった
アタシは置いていかれたのだと
よく一人で窓から外を眺めてた

次車がきたらきっとお母さんだ
次こそはお父さんだ
そう思いながら 道を行く車の数を数えてた
そう 真夜中に。
小学生の頃だった。
帰ってきた2台の車を見て安心して
まるでずっと眠ってたかのように寝たふりをして親を迎えた
帰ってくると必ず水鳥の部屋を覗くからだ
眠った顔を見て安心しただろう
不安と気を使う
そんな事を覚えたのは小学生だった
小学生の低学年の時
今でも忘れられないこの不安感と孤独感
アタシは自分の小学生の子供に与えちゃいけないと思う。

土曜日 学校から帰ってきたら
お母さんがキッチンで料理をしていた
だから土曜日が大好きだった
大急ぎで帰って いい匂いのする家の玄関を開ける
ちっさな家だった
玄関を開けたら 開けっ放しのドアからキッチンが見えた
『おかえり』そう笑ってお母さんが料理を作っている
何作ってるの?
水鳥は必ず答えた
お母さんは決まって言う
名前なんて無いから分らない
そんな名の無い料理を水鳥は
すごく楽しみに待ってた。

子供達が言う
『今日のご飯何?』
水鳥は答える
名前なんて無いからわかんない
子供達はキッチンを覗き込んで考える
時に意味不明の料理の名前をつけたりして笑ってる彼らも
あの時のアタシと同じ気持ちなんだろうか


今はいくつもの『鍵』を持つ
家 仕事場 車
小学生の時はたった一つ
大切な『鍵』
アタシはその『鍵』が
実は大嫌いだった

鍵のかかってない家に帰りたかった
冬の寒さの中
冷え切った家に帰りたくなかった

淋しくなって知りもしない電話番号を押し捲った
単なるいたずら電話に思えただろう
知らない人達にアタシは
『母』がどこにいるか聞きたかったのだ

時々鳴る無言電話にアタシは
遠い記憶を重ねる
この電話の向こうでは
小さな子供が泣いてるんじゃないだろうか


きっとアタシの孤独の根は

『鍵』の中にある

孤独の拒絶の哀しみのドアを開ける『鍵』は




どこに行ってしまったんだろう



『鍵はどこですか?』



              水鳥。


...

秋のにおい@本日2回目の更新 - 2002年09月28日(土)

空高く雲流れ
秋の匂いを嗅ぎながら
心の底に吹く風を
ゆっくり吐き出そう。


秋になる
空が高く見える
秋晴れなんて言葉があるくらい
秋の晴れは気持ちいい

孤独を感じるのは
淋しいと感じるのは
哀しいと感じるのは
秋のせいなのだろうか


木の葉が舞い落ちるその姿
心を隠すかのように厚着になるその人々
その全てが淋しさを誘う



きっと秋だから

淋しく感じるんだろう


紅葉が綺麗になり
毎年京都に見に行きたいって思う
一度くらい行ってみたい
紅葉の時期の京都。
風流なんだろうなぁ
そう思う
風流って大好き
心が安心する


真夜中にベランダに出る
夏は暑かったけど
それでも星が綺麗だった

真夜中のベランダに出る
空がキンキン冷えだして
星が遠くなる
息が白くなり
暑くまとわりついた風が
冷たく通り過ぎる


アタシの側を通り過ぎたのは
風だったのかしら
それとももしかしたら
彼だったのかしら

遠い記憶は意外と近くて
実は昔話ではなかった
ただ彼のその手とか目とか声は
もう記憶の片隅でしかない

通り過ぎたのは
アタシだったのかもしれない
彼の側を通り過ぎた
つめたい風と同じ
すぐにまた次の風が吹く

同じ場所にとどまれないのか

彼の吸う空気にはなれない






淋しいのは秋のせい
会いたいと願ってしまうのは
遠くで輝く星のせい






流れ星は






見つけれない







願いは






叶わない。




                水鳥。


...

言葉の乱舞 - 2002年09月27日(金)

舞い乱れるのは
花だけでいい・・。


昨日日記に書く事を考えてた
夜は8時半に子供を寝かして
11時までは親がPCを使う
ゲームをしているだけなんだけど
その間水鳥は
部屋でボーっとしたり寝たりしている
昨日は疲れてベッドに横になりながら
日記のコトを考えてた

水鳥の日記は その日起こったことを記録する
そういう日記では無い気がする
日記と呼べるようなものじゃないなぁ
そう思いながら
いろいろ考えてた

気が付くと
頭の中を単語が埋め尽くす

孤独 憎しみ 拒絶 淋しい 哀しい
会いたい 逢えない 諦める 諦める?
死にたい 生きたい 明日は来る?明日が来なきゃいい
寒い 怖い 泣きたい 泣きたい 泣きたい

単語であって言葉として 文章として成り立たないもの
いつもはなんとかそれを紡いで文章にするのに
昨日の夜はできなくなった
溢れ出しちゃうかのようだった

時々そうなる時がある
そんな時は日記を書かないか
意味不明の文章になっていた
昨日は
疲れていたせいかそのまま寝た
すごく眠かった
頭が痛かった
それでも目を瞑れば
言葉が溢れてた
何かが不安なんだろうか

生きることは不安だらけだ
明日が分かる人はいない
1年後が分かる人はいない
死に方を知る人はいない
人とは結果がわからないと恐れる生き物じゃないだろうか
生きることに希望を見出せる人が
この世の中に何人いるだろう
その希望を探して生きるのだろうか
『幸せになる』
ただそれだけの希望じゃだめなんだろうか

もしそれだけでいいのなら
この世の中に
戦争なんて存在しないのだろうか
『幸せになるために戦うんだ』
そう言われそうだね
じゃぁ
『笑う為に生きる』
それでもダメかな

最近怖いのは
なんだか『戦争』だとかが
すごく近くにある気がするんだ
なんだか怖い。



なんだか言葉がまとまらない

なんだか何も希望が無い

なんだか疲れている

目を瞑っても

何も考えずにはいられない



頭の中の混沌が


何を意味するのか

何も意味の無いことか



そんなコトもわからない






何もわからないのは



何も見ようとしないから?




               水鳥。


...

狂った時間 - 2002年09月26日(木)

遠い過去の記憶か
それとも最近の思い出か
人間とは
忘れる為に生きているのだろうか


今日少し過去の日記を読んでいました
自分の。
自分の日記ってなんだか読み返さない
なんでだろうなぁ
恥ずかしいのか めんどくさいのか

日記を書き出して1年以上経つ
だから全部を読み返すのはきついし
最初の頃の『元友達』との揉め事はもう詠みたくも無い。
そういえば カウンターが10000超えたんだよね
どうもありがとうございました。


昔を思い出したかったのか
それとも忘れる為なのか
それはよく分らない
けどアタシは
過去を読み出した
今と変わらない過去
だけど今とは違う過去
何も変わって無い部分と
まったく変わっちゃった部分が見え隠れする。

1年経っても
『あぁこんな事もあったなぁ』
そんな風に思えないのは
自分の中の時間の経過が狂っているのか
それとも実際に時間の経過は僅かなものなのか

時計を進めるには
その経過を
心が
体が
目が
全てが認知しなきゃいけないんだろう





置いてけぼりなのは

アタシだけでしょうか






狂っているのは



時間?



アタシ?



それとも全て?





              水鳥。


...

希望と言う名の絶望 - 2002年09月25日(水)

希望は持っちゃいけない
期待はしちゃいけない
夢は見ちゃいけない
憧れは所詮憧れである。



今日 Kから電話があった
最近イライラが続いてる中の電話
『あ 俺〜』
誰かわかった けど水鳥はあえて聞き返す
『は?誰?』
ちょっと自信なくした返事で
『Kだけど』

なんなんだよ
『何?』
Kは言う
『ブラジャー買って〜』
かなりむかついた
『はぁ?馬鹿じゃない』
冷たく冷たく言い放った後
テレビ見てるからって切った

人に優しくできないでいる
人の話しを聞く気力も無い

鳴らない着メロは
ちょっと前にDLしてきたお気に入りの曲
彼の専用の着メロ
いまだにその曲が携帯から流れた事は無い。

9月は仕事が忙しいから会えない
10月は仕事が休めるかわからないそうだ
11月にお母さんが旅行に行ったら?そう言った
水鳥がずっと憧れてる北海道旅行が
格安であったからだ。
彼に聞いてみた
『仕事が休めない』そうだ。

昨日そう聞いた
アタシは決めてた
絶対無理だってわかってたけど決めてた
駄目だったらもう彼は諦めよう
何もかも諦めよう

無理だってわかってても
それでも心の奥底で
お願い
そう願ってた
お願い まだ希望を捨てたくない
そう思ってた

今は
諦めるんだ
そう言い聞かせてる
自分で決めたでしょ
そう言ってみる
そんなに簡単に諦めれるわけも
そんなに簡単に忘れるわけもないのだけど。


もうね
1年近くになるよ
彼を知って
彼と話して
彼に惹かれて
もうすぐ1年になるんだよ。

初めて会った日は
クリスマスのイブイブだったね
あれからいろんなコトを知って
いろんな話しをした
何度諦めようと思っただろう
彼に振られて
そのくせ又会って
二人で遊んで
二人で旅行して
遠くの友達に会いに行って
一緒に寝て
一緒に笑って
泣いて抱きしめてくれた

それでもアタシ達は
手を繋いで歩くことも無く
電話をしたりもしない
メールのレスはほとんど無くって
誕生日にはプレゼントも無い

この日記を
ずっと読んでくれてる方々は
その間の経緯を全部知ってるんだもんね
変な気分だな
まだ彼の存在が出てくる前から日記をつけだして
徐々に好きになっていくその経緯も
毎回落ち込んで泣きそうになって
それでも流れない涙を知ってくれてるんだな
そう思ったら
すごく恥ずかしいけど
それでもちょっと暖かかった





アタシが最後に泣いた日を

アタシが彼に思った事を

アタシが絶望の淵に立った日を

アタシが喜んだ日を




今はただ
遠くにある何かを探して
痛む足を引きずりながら歩いてる
それでもまだ
傷をつけようとするのか
それとも
逃げ出すのか

アタシにはわからない

遠くで眺めてる誰かなら

わかるのだろうか



アタシの心とか

彼の心とか



アタシには見えない物が



誰かには見えたりするのかな?






希望は持っちゃいけない

期待はしちゃいけない

夢は見ちゃいけない



憧れは所詮憧れなんだろうか



                 水鳥。


...

理由が見えない拒絶 - 2002年09月24日(火)

キミは何を思ってるんだろう
何も見えない
擦りガラスの向こうで
笑ってるんだか怒ってるんだか
いや
姿さえ 形さえもう見えないじゃないか。


変な感じ
違和感を感じるような
変な感じ。

昨日夜 彼がメッセをつけた
ひさしぶりだった
仕事が忙しい為 夜寝てしまうそうで
今日は起きれたとか言ってた
会話しだしてものの10分足らず
会話の途中で途切れた
何度話し掛けてもレスは無い
寝たのかな?

それから1時間くらい待って水鳥も寝る
朝になり 昼になって 夜になる
携帯にメールした
「昨日寝落ちしたの?」
レスは無い
夜一瞬メッセがついた
9時くらいだった
そして2〜3分で消えちゃったよ

メールのレスももちろん来ない

何か怒ってるんだろうか
何があったんだろうか
わからない
わからないのだけど
壁があるのは分る。

理由がわからないとどうする事もできない
彼が元彼女からのメールを無視してたのは知ってる
切ってしまう時には
レスをしなくなるって知ってるから
だから不安になった

女って
いや男もだろうか
心のどこかで「拒絶」とか「感心が無い」とか
分っていても認めたくないところがある
認めたくない


今まで何度諦めただろう
今まで何度繰り返しただろう
また繰り返すのだろうか
それでもどこかで
わかっている
もうそろそろ限界じゃないの?
そう心が心に問い掛ける
その問いかけに
耳を塞いでいるだけなんだろうか







さよなら の変わりにいえる言葉が







まだ 愛してる しか見つからない




     


                水鳥。


...

生きていると大声で言えますか? - 2002年09月23日(月)

目を閉じれば寒さから逃れれる
そう思ってしまうほど
居場所を求めて
淋しいと呟いて
現実から逃げ出そうとして
結局逃げ場なんて無いって知るんだね。


PCの調子が悪い
お母さんがPCをいじったらしく
なんだかおかしくなっちゃった。
元々壊れ気味だったから
直しに行かなきゃいけなくって
そうなるとしばらくネットができない状態になるなぁ

それでもいいか

ちょっとそう思ってしまうくらい
アタシ誰とも話してない。

誰とも話したくないって
なんで思い出したんだろう
いつもの軽い冗談が聞き流せなくなったのはなんでだろう

今日ストレスのコトをテレビでやってた
5つのうち 3つ以上丸があれば重症だって
アタシ5つともだった。




もう1ヶ月以上彼に会ってないなァ
会いたいなぁ




風邪だろうか
頭が痛くって辛い
薬ばっかり飲んでいる気がする
疲れだろうか
何もする気力が無い



「生きている」って
自慢できるように生きてみたい




明日は晴れるだろうか。



            水鳥。


...

モラル - 2002年09月22日(日)

モラルの低下って
何を基準に言ってんだろう


正直いっぱいいっぱいだ
精神的に
かなり疲れてる
生きるのってマラソンみたいで
近くに見える目標に向かって
ただ走るんだ
その目標が見えなくなり
ただ漠然と走っていると
くたびれちゃって
もう走りたく無いって
そう思う。


昨日の日記は
誤字脱字だらけだったね
ひどいな この日記
そう苦笑した
それでもなんとか読んでくれた方
ありがとう。

今日は運動会だった
すごく疲れた
それほど暑くない
雲の多い1日だったのが
大きな救いだった

水鳥はタバコを吸う人間で
きっと依存率はかなり大きくて
校庭でタバコを吸っていた
だけどちゃんと
吸殻は持ち帰るよ

帰りに
タバコを袋に入れて
敷物を取って
立ち上がった
ふと知り合いに会って話し込んでいた
下を見たら校庭に散らばるタバコの吸殻
『校庭』にだ。

小学生になってない子達が裸足で遊びまわっていた
その足元にタバコの吸殻が散乱していたんだ
その吸殻を片付けるのは
小学生達なんだろう
掃除の時間に
誰が吸ったか分らない
タバコの吸殻を拾い集めるんだろう
情けなかった
素手で拾わなきゃいけないのは分っている
よく校庭に捨てられるもんだ
飽きれた。

モラルの低下を騒ぐ親がいる
『常識』とか『モラル』を語る大人がいたら
ぜひ言ってやればいい
「そんな大人達を見てきたからね」
運動会にはきっと
孫だとか子供だとかがいるから見に来たんだろう
子供達に
なんて汚い一面を晒してるんだろう

目についた吸殻を拾って歩いた
気持ち悪かった
他人が吸ったタバコを拾うのは
気持ちいいものじゃない
だけど
小さな子供達が
拾い集める事を考えたら
いや
自分の子供が
拾い集める事を考えたら
思わずアタシが拾い集めてた








ごめんね

こんな大人たちばかりで。




               水鳥。


...

小さな瞬間。 - 2002年09月21日(土)

そんな小さな瞬間が
今のアタシには遠いのです
そんな小さな瞬間を
夢に見てしまうのです。


疲れと人を遠くに追いやるような壁を作るのが
どんどん大きくなり
今は孤独よりも
嫌悪感を感じてします
自分に。


今運動会シーズンですね
子供の運動会が明日ある
忙しくなりそうだ
朝からお弁当を作らなきゃいけないから
峡は早く寝よう。

もうすでに2つの運動会に参加している
下のこの幼稚園で
近くの中学の招待があった
高校の運動会にほんの少し参加するんだ。
その少し前には
上の子の小学校で近くの高校の招待があった
最近は小さな子供を招待する学校が増えてきたようだ。
そのたびアタシは出かけていく
親を見つけた時の子供の顔はかわいらしい
演技を終え戻ってきた時の誇らしげな顔がいとおしい。

中学生の運動会と高校生の運動会に行って思ったのは
高校生にもなるとある種大人の目で子供を見れるようだというコト。
もっと冷たい目で見るのかなとおもいきや
盛大な拍手
音楽に合わせて手拍子をしてくれて
子供達は嬉しそうだった
『大人』は高校生を『子供』だという
でも対応は違う
大人が『子供』だという高校生は
すごく心が温かくて 見つめる目は優しい
さすがに中学生はまだそこまでいかない
自分たちのコトで一生懸命なのが見てわかる
それでも小さな招待客達を必死にまとめる
そんな姿をみていたら
じぶんの子供が大きくなっていくのも悪くないって
そう思う。
反抗期を迎え
何も話さなくなるんじゃないだろうか
アタシに嫌悪感を抱き
いずれ憎まれるんじゃないだろうか
ずっと怯えてた。
誉められた母じゃないから
自慢できるような事がないから
運動会で
大人になっていく姿を垣間見て
なんだか悪くないなって思えた
大きな心境の変化かもしれない。

それでも将来の事は見えない
今を
今だけを生きてる気がする
先が無い

ずごく生きるのにいっぱいいっぱいで
何かを求めてばかりいる
そして何も無いって思い知って
泣けなくって笑えなくって
無表情な心のまま
一日を消費する
まるで浪費だ

なにか小さな印があれば
なんのしるしだろう
何か小さな証があれば
なんの証が欲しいんだろう

アタシは何を思えばいいんだろう

アタシは何をしたいんだろう

アタシは何を求めてるんだろう




小さな瞬間が欲しい




『今』の瞬間が。





                  水鳥。


...

誰とも。。 - 2002年09月19日(木)

話し掛けないで
アタシの殻を破らないで
壁を壊さないで
触れないで
目を向けないで



今なんだか
誰とも話したくない病。
リアルな世界ではそうもいかなくって
元々話し好きだし
一人で居るのいやだし
孤独って痛いくらい感じてるから

だけどなんだか
誰とも話したくない病。
ネットを繋いでもメッセは彼以外みんな禁止
アタシに話し掛けないで
そう壁を作っているのは分かっている
でも笑って馬鹿話できないでいる
いつもみたいに
お前 馬鹿だなって笑われて
何考えてるかわかんないなっていわれて
そうゆうの疲れちゃって
冗談でも言われたくなくなっちゃって
仲のよかった人とも今は話さない。

携帯のメールもめんどくさくって
少しレス返した後 仕事忙しいとか言って終わらせる
家にいるくせに。

なんでだろう
なんでこうなっちゃうんだろう
こんなんだからみんなみんな離れて行っちゃう
そんで又
一人ぼっちだって
淋しいよって思うんだ。
自業自得なくせに
わかってるってば・・。

彼のメッセは繋げるのだけど
最近彼はネットを繋いでるんだかいないんだか
話しをしていない

淋しいと壁を作る
そんな癖も知ってる
いじけた子供みたいだってわかっていながら
それでも誰とも話しをしたくなくなる


今唯一ちゃんとやってるのは
PCのメール
でもすぐレス来ても
1日に1度書くだけ
なんだか今は丁度いい距離感
だけどほとんどメールは来ない
ズボラな正確ゆえ
まともに返さないから
メールをくれる友達も少ない。



まるでそっと消え往くかのように

まるで静かに何かが去るのを待つかのように

まるで何かに怯えてるかのように

傷つくのが怖くって膝を抱えて座り込む

そうそんな感じ




ただの病気だ

そう思おう






一人はいやだって

泣きながら窓の無い部屋に逃げ込んだ


そんな気分。



              水鳥。


...

ベール - 2002年09月17日(火)

遠くの月を眺めた

まるで薄いベールをかけたように

空が透けるような雲が

月を覆っていた

見えているようで

本物は見えない

目の前にあるようで

それは影なのかもしれない

雲に映った月の影




まるであの人の心のようだ




            水鳥。


...

増悪。 - 2002年09月16日(月)

出かかった言葉を何度飲み込んだろう
傷ついた心を何度隠したろう
例え他人になろうとも
憎しみが増えるのはどうしてだろう
どうして
だろう。


まだ結婚してた時
何度となく言葉を飲み込んだ。
母いわくそれが駄目になった原因らしい
思った事を言わない
言われた通りにしてしまう
相手の冷たい目とか態度を気にしてたら
夫婦なんてまったく会話が無くなる
会話の無い夫婦に
楽しい未来は無い。

例えば会話が無くて
それでも子供がいるからその『夫婦』という関係を続けたとして
子供が成長して自立したら
家に残るのは『夫婦』二人になるんだ
その時どうすればいい?

そんなこと考えた事も無かった
その時その時
奴からの憎しみにも似た冷たい目を怯え
思った言葉を口に出来なくなっていった
徐々に徐々に
『自分の意志』をも
黙殺していったのだ。

言わなきゃその場をやり過ごせる
そうやって7年もの間
心を殺していった結果
アタシは奴に対して恐怖と服従の心を積み上げた

3度目の浮気の後
ソレを責める事をしなかった
ただ言葉を発するのを止めた
存在を無視した
アタシは全身で奴を拒絶した
こうやってアタシ達は
破滅していったんだ。
いや 破滅の道は
随分前からだったし
奴はアタシを
もしかしたらアタシはアタシを
破壊していったのだろう。


別れて半年以上たつ
別居期間を入れると一年半以上
それでもアタシは
いまだに奴の『目』と『言葉』に怯えてる
でも我慢する必要がどこにあるだろう


日曜日。
アタシの親経由で子供をどこに何時に連れてくるかを
連絡してきた
アタシが電話にでないからだろう。
アタシは決めていた

『女に会わせるな 
 次同じ事をしたらもう二度と子供と会わせない』

そう絶対言うんだって

待ち合わせの場所で奴の車を見つけた
子供を降ろしてアタシは車の後ろの
奴と顔を会わせない位置に立った

子供が車に乗り込んだ
ドアを閉めた瞬間目が合った
アタシは
つばを飲み込んだ

『もう前みたいなことしないでよ』

腕を組んでそう言った
まるで自分を守るかのような仕草だった
奴は
冷たく凍りつく目で見
低い声で言った

『・・・・・・はぁ?前って?』

わからない訳は無いくせに
吐き気がした

『女と会わせたり』

そう言ったアタシに
下からゆっくり見上げるように
視線を動かして奴は言った

『関係ねぇ』

関係無い?
関係無いって言われた
そして奴は
電話の最中に切る奴らしく
バタンとドアを閉めた

アタシは自分の車の横に戻り
窓の閉まった
音楽の大きな音のする
奴の車に向かって言った

『次同じ事したら もう会わせないから』

まるで負け惜しみみたいだ
そう自分で情けなかった
馬鹿みたいに
怯えてた
そして
体中で怒りを感じた




子供が帰ってきた
結局は実家に連れて行ったようだった
子供が言った
『パパの家にはお友達がいるから 行かなかったんだよぉ』
どうやらもう女と一緒に住んでいるようだね
その家にはもう子供を連れていかないでほしい

実家の御母さんが居ないと
又同じ事をするんだろうな
そう思ったが
今回は何とか大丈夫だったようだ
夕食もちゃんと食べたみたいだし
楽しかったらしい。

アタシは又一つ奴に対する憎しみを募らせた
いつになれば開放されるのだろう
他人だから
そう割り切ればいいだろう
そう思うだろう
だけど
あの目
あの言葉
アタシのもっとも嫌いだった
奴の部分
それがある限り
アタシは憎しみを募らせるんだろう

できれば二度と会いたくない
そうすれば薄れるかもしれないから
そうすればどうでもよくなるから
だけどアタシは
1月に1度
憎しみを募らせる数秒を
迎えなきゃいけない
愛すべき子供の為に。




毎日毎日必至に生きても

たった数秒で

もう生きていたくないと思ってしまう






小さく積み重ねるものは


簡単に崩れてしまうものなんだろう。




                 水鳥。


...

冷静に。 - 2002年09月15日(日)

日記を書こうと思いました

でも思い出すと

冷静になれませんでした

ほんの僅かな会話で

ここまで怒りに満ちるなんて

自分であきれるくらいです。

たった数分

いや数秒の時間が

冷静さを失わせるのに大きな力になりました

明日にでも書きます

たった二言 三言の会話を。



眠れぬ夜が待っている。




           水鳥。


...

チクチクした怒り - 2002年09月14日(土)

チクタク音がする
時計の音かな?
心の音かな?
できればこうやって
音だけに耳を澄ませたい
何も考えたくないから。


明日アタシは何をすればいいのだろう
彼に会いたい
こんな時は。

第二の日曜日に元旦那と子供が会うはずで
お母さんからの伝言で明日になった
また近くのコンビにまで送っていかなきゃいけない
ほんの少しでも会いたくもないのに。
憂鬱だ
怒りとか憎しみとか
毎日忙しい中で少しずつ薄れる
消えるわけじゃなくって
遠い記憶になる
だけどアタシは
毎月こうやって思い出させられるんだ


憎しみとかね

どうやったら消えちゃうんだろう

怒りとかね

冷める事はあるのに

憎しみってどうして消えないんだろう


毎回 元旦那と子供が会う時は
体中が怒りを思い出し
心中で憎んでいる
眠れなくてイライラしてくる
ほんの一瞬がアタシを苦しめる

又女とあわせるだろうか
奴は何も考えずにそうするだろう
嫌悪感は永遠だろうか



小さくため息をつく

たった一日のことじゃないか

小さくため息をつく

もう遠い昔の記憶が

体中を怒りで熱くする

たった

一日のこと

そんな言葉では済まないくらい

深い深い傷



憎しみよ永遠に。




          水鳥。


...

継続な痛み - 2002年09月13日(金)

何かを変えたかった訳じゃない
何かを求めた訳じゃない
ただこの苦しみを
継続していくのも求めてない


今日歯医者に行った
親知らずを抜いた
血が沢山でて
血の味がして
ずっと痛みが疼く

彼からメールが来た
ごく普通のメールだった
もう終りにしようと消した彼のアドレスは
又登録された
血は出ない
涙も出ない
ずっと痛みが疼く


鎮痛剤はありませんか?
この痛みはどうすればいいですか?
また続く
今までと同じ
変わらない距離を保つ
学ばない女と
学ばない男の
学ばない関係が。



歯が痛い

今夜は眠れない

心が痛い





今夜も眠れない




              水鳥。


...

培われる連帯感 失われる個性 - 2002年09月12日(木)

一人一人なんて関係無い
必要なのは団体で
個人なんてどこかへ吹き飛ばす
そんなもんなのかな


子供の運動会が近づく
毎日練習してるようだ
なんだかかわいい。
第一応援歌
他に応援歌が4個ある
意味はわからないけど・・。

彼が行く小学校はアタシの母校
彼の行くだろう中学校はアタシの母校。

あの中学の体育祭は最悪だった
毎日 後ろに手を組んで
合図で動いてた
歩き方から立ち方まで全部決められてた
昔母が言った

『まるで軍隊みたいだね』

学校に行っている本人のアタシには
わからなかった
『中』にいる人間はわからないものだ。
今考えたら
あの体育祭で何がしたかったのかわからない。
毎日の練習は応援だった

学校っていうのはなんで
『連帯感』や『集団行動』を重んじるのだろう
ずっとわからなかった
今でもわからない
誰もアタシに答えを見せてくれなかった
無意味ではないのだろう
生まれた子供が始めて集団で物事を行なうのは
やっぱり小学校なんだろうし
社会に出ても付きまとうものなんだから
だからといってソレを全て押し付けるのはどうだろう
どうしても無理な子もいるじゃないか
そして『落ちこぼれ』の烙印を押されるんだ。

中学の時
合唱の練習中にアタシに
『お前の目は腐ってる 一緒に歌う資格は無い』
そう言った先生は今でもあたしを見て
同じコトを言うだろうか
我が子がそんな言葉を浴びせられたら
アタシは耐えられるだろうか
『資格』はどうやったら得られるんだろう
先生は何も説明はしなかった
ただ
腐ってるって言ったんだ。



今でも腐ってるように見えるだろうか

もう10年以上経った今でも忘れない言葉を

我が子が浴びなければいいのに

今でもアタシは腐ってる?


『資格』をみんなは




どうやって得たの?




             水鳥。


...

片足の無いカエル - 2002年09月10日(火)

片足の無いカエル
翼の折れた鳥
目をえぐられた猫に
矢の刺さったカルガモ
この世は救う余地も無いほど
悪意に満ちている。


子供が片足が無いカエルを持って帰ってきた
奇形らしい。
ここ数年そんなカエルが増えてきたって
知ってましたか?
何を意味してるだろう
人間が壊した物は
心だけじゃないのだ。


彼と喧嘩した
アタシのわがままだ
いつものことのようだけど
それ以来彼と話していない
もう無理だなって思い出した
諦めなきゃいけないときなんじゃないかな


壊れた心

行き場を無くした想い

夜中に考える

『もう忘れよう』


忘れようと思えば想うほど
いろいろ思い出すのはなんでだろうね
決まって思い出すのは
一緒に行った場所でもなく
一緒に食べた物でもなく
kissでもsexでもなく
初めて抱きしめてくれたあの瞬間。
強く強く抱きしめてくれたあの夜だった。

ごめん の意味だと理解したあの日から
いろいろあったのだけど
もっと思い出せるコトもあるはずなのだけど
なぜか最初のあの日を思い出す
強い腕の感触を忘れた事は無かった
アレ以来
あんなに強く抱きしめられた事は無かった。

彼と会話を交わさなくなって3日
思い出すのはその手と力
だけど言い聞かせてる
もう忘れよう
忘れたんだ
もう終り
無理

なるようにしかならないのだから
このまま彼がアタシと会話をしなくなったら
もうそのまま受け入れるしかない
後は彼次第なんだろうな
また友達と恋人の間を続けるか
もう忘れるか


壊れたものはなんだったか

なくしたものはなんだったか





子供の小さな手のひらの

片足の無いカエル






奪われたのは


足だけじゃ無いはず。




           水鳥。


...

泣けない鳥 - 2002年09月09日(月)

もうそろそろ





アタシ諦めなきゃいけない






そんな感じなのです




拒絶されるのなら




素直に受け入れましょう





            水鳥。


...

忘れられない憎しみとか恐怖とか。 - 2002年09月08日(日)

時間が解決してくれる
そう言いだしたのは誰だろう
そんな馬鹿な言葉を言い出したのは
ダレデスカ?



今日は第二の日曜日だった
子供が元旦那と会う日。
昨日の昼間に電話があった
でなかったら お母さんが伝言を持ってきた
今月は第三日曜日にして欲しい
そう言っていたらしい。

養育費も振り込んでいないのに
会う気ではいるらしい
不思議でしょうがない
また女と一緒に子供を遊ぶのだろうか
夕食はマックで
ママに内緒って言うんだろうか
昔から自分勝手だって知ってたけれど
よくそんなことがいえるもんだって思った
奴にとって大切なことの優先順位は
なによりも自分なんだろう。

昨日の夜電話があった
Kだった
覚えてる人も沢山いるだろう
アタシがKによって苦しんだ数ヶ月を。
『就職が決まって働き出した』
らしい。
そんな報告いらないのにね。
もう怒ってない?って聞かれた
結構時間あけたよね って言ってた
あの日々がついこないだのように思えるのにね
人によって時間の経過は随分違うようだ。

もうしばらくおとなしくしてて
そう告げた
それが精一杯だった
どうしてアタシをほっといてくれないだろう
何も考えたくないのに。


時間によって忘れる記憶もある
忘れる憎しみとか
忘れる怒りとか

でも忘れない事もあるんだよね


来週がいやだなって思った
それだけで憂鬱だ
電話が怖いなって思った
好きな人からの着信は無いのに。


忘れたい記憶が多い

忘れたくない記憶を忘れたような感じ


例えば彼のKISSとか
彼の目とか声とか仕草とか
随分遠くに行っちゃった




勇気も元気もどこに行ったんだろう



きっと彼の思い出と共に



手の届かないくらい遠くに。。





         水鳥。


...

哀しい現実。 - 2002年09月06日(金)

ココにアナタが居ないと言うコトは
それはそれは哀しい
そして疑う事の出来ない事実
コレが現実
アタシが一人なのも
哀しい現実。


どうもPCがかなり調子悪い
また途中で消えちゃいそうだ。
昨日は書いてる途中で消えたから
今日は何度か更新しつつ書くことにします。


最近イライラが押さえられない
子供にあたってるんだろうなぁ・・
すごくいっぱいいっぱいな気がしてる。
チョコレートを沢山食べちゃうのもそのせいなのかなぁ。

9月になった
元旦那からの養育費は振り込まれていない
明後日の日曜日は第二だ
会う予定の日
連絡が無ければ会わせないけれど
それを原因に養育費を払わない気がする
あいつを信用する方が間違っているんだ。

いつも怯えてる
いつも憎んでる
いつも泣きたくて
それなのに泣けないんだ。

最後に泣いたのは・・
そくそれを考える
考えなきゃいけないほど涙が出ない
最後に泣いた日は
彼と駅で別れた日
元旦那に対しての涙は
永遠に流れないのだろう。

人は長い人生を
幸せを探す為に生きてるんだそうだ
動物は短い命を
子孫を残す為に生きている
なんだか違うね
人っていうものは
どうしても自分のことしか考えれないのだろうね。
当然アタシもなんだけれど


今月生活できるかなぁ
そんな風に不安に想う
夜になるとあの人ネット繋がないかなァ
そうやってただ待ちつづける
淋しいのと苦しいのと考えたくない事と
寝るときになるといろいろ考えて
だから倒れそうになるくらいまで寝ない
ふと気がつくと朝だった
そんな毎日ではある
子供の運動会がもうすぐで
練習の話しを聞くのが少し楽しくて
アタシ子供いてよかったなぁ
そんな風に思った。

確かに時として大きなストレスになるコトもある
子供同士の喧嘩だとか
泣いたり騒いだり
疲れてるんだよぉ って思う
けど 元気な事はいいことなんだもんね。


明日は晴れるといいなぁ
雨も結構好きなんだけどなぁ
人として生きたいなァ
彼はどこで何をしてるのかなぁ
バイトしなきゃなぁ




思うだけじゃだめなんだけど

何かをするには気力がない

元気が無い



甘い甘い元気を


くれないかなぁ




               水鳥。


...

強い思いと弱い心 - 2002年09月04日(水)

強く誰かを想って
哀しみとか苦しみとか味わって
弱い心を知るんだね。



ちょっとPCの調子が悪いようです
画面が真っ白になって何もうつらなくなっちゃう
どうしたんだろう・・
何度か再起動すれば直るのに
今日はいつもよりたちが悪いらしい


人は弱い生き物だ
だけど強くもある
水鳥は水鳥だけれど『母』だ
大好きな人を想って涙しても
誰も信じれないって呟いても
目が覚めれば食事を作って笑顔で子供を送り出す。
心が淋しいと泣いても
子供を抱きしめて生きていかなきゃいけない

不安が沢山ある
だけど守ってもらいたいとは願ってない気がする
心を守られたいとは想うけれどね。
アタシが子供を守るんだ
そう強く強く決意していても
心のどこかでずっと
死にたいよと呟いている
強さと弱さは正反対にもみえるけれど
実は同じ心の中に存在するんだろう。

人は生きなきゃいけない
ただ生きるだけに見えてそれはすごく勇気がいることだ。
逃げても逃げ切れない事ばかりなのだから
人を愛すコトで生きられる人と
人を憎むコトで生きられる人間がいるけれど
生きていくというコトを評価して欲しいものだと想う
それくらい『生』とは辛く苦しいものじゃないだろうか

生きていくうちに10幸せがあれば
辛さは100くらいだろうか もしかしたらもっとだろうか
そんなに苦しんでどうして生きてかなきゃいけないだろう
そう思い悩んでも朝はやってくるのだ。

強さと弱さは一枚のコインで
それは裏と表である
そう言う人はかなりいる
けれどどうかな
大画面のテレビのブラウン管
右が幸せ左が苦しみ
そんなもんじゃないかな

わかりずらいかもしれない ごめんね。






なんだかね


『幸せだなぁ』って


呟いてみたい






なんだかね


『死にたいなァ』って


呟いてばかり





なんだかね





『疲れたよぉ』って





そんな言葉しか見つからない。







アタシの強い心はどこに隠れてしまったの?






               水鳥。


...

人として生きる - 2002年09月03日(火)

肌の目の髪の違いは
『違う』と言えるのだろうか
考え方の違いは
忌み嫌う原因になるのだろうか
アタシには見えないものがアナタに見えることも
アナタには見えないものがアタシにみえることも
そんなこともあるんじゃないだろうか


随分前に
友達の彼氏の親の話しを書いたことがある
ちょっとわかりずらい話だけど・・。

その親は 自分の娘の子供二人を差別する
上の子の誕生日には家族そろってバーベキュウ
下の子は誕生日にプレゼントを貰った事もない。
上の子にだけお年玉をあげて
上の子にだけクリスマスプレゼントをあげる
もちろん下の子の目の前で。

その親は友達に言った
『苛めてるように見えるかもしれないけどね
 あの子(下の子)は性根が腐ってるからしょうがないのよ』

友達は結婚を考えてた
そんな話もでてたけれど同居が絶対だったから
結婚したくないと言っていた
半月前に同棲も解消してしまった。

そんな親の話。

昨日その友達に会ったんだ
遊びに来てね いろんな話しをしたの
またその親の話が出てきた

彼女のおじいちゃんが脳の病気で倒れたのが1年ほど前
持ち直したものの物忘れが激しくなった
アルツが出てきたんだろう。
ちょうどその頃結婚の話が大きくなっていた
彼女は彼に言ったんだ

『おじいちゃんのコトとかちゃんと理解して分かってて欲しい
 もちろんそっちの両親とかにも』
彼は答えた
『分かってるよ うちの親も』
彼女 『なんか言ってた?』
彼  『痴呆とかは長生きするから大変だね ってさ』

長生きするから大変だね?

例えばそれがまったく他人だったら
無関心に言えばいいだろう
事実なのかもしれないのだから
家族にしか分からない物もあるけど
でも彼は彼女に言ってしまった

彼女がおじいちゃんを大切に思ってたのは知ってる
なぜ彼がそれを知らないのか不思議なくらいだ
彼女は泣きながら言ったそうだ
『早く死ねってコト??』
アタシはそんな事をいう人間は大嫌いだ
彼女は傷ついてた。

アタシの元旦那もそんな親みたいな人間だった
おばあちゃんが倒れて 遠くのおばあちゃんの家に駆けつけた
おばあちゃんはそのまま植物人間になった
死を免れたと言ってもそばにいたかった
奴は笑ってアタシに言った
『俺は他人だからどうでもいいけど
 今帰ったらやらしいからいるだけだからな』
アタシは一生この言葉を忘れないだろう
この瞬間に奴を見限ったのだ。

彼女もきっと忘れないのだろう
いい年して思いやりがもてない親と同居は大反対だ。


彼の実家の家では犬を飼ってるらしい
我が家と同じく老犬で目が見えなくなった犬
彼はその犬が大切らしい。
彼の実家は料理屋で改装したいって
そこで親は言うんだ
『改装したら この子(老犬)の居場所が無いのよねぇ』
友達は聞いた
『え?どうするんですか?』
親はすました顔で言う
『どうするって言っても無い物は無いのよね』
結局その親は言った
『だからそんなに長生きされてもねぇ』

やっぱり
死ねばいいということなんだろうか
なんでだろう
なんでそう思えるのだろう
例えば我が家の犬が死ぬとしたら
そんなこと考えたくも無いよ
どこまでも自分のコトしか考えれないんだろう

水鳥の親に言ったら苦笑してた
もう笑うしかないねって苦笑してた
友達の親もだそうだ
怒りというより嘲りだと思う
そんな人間もいるのね
そんな感じだろうか
できれば関わりたくないものだ
だからアタシは友の結婚に反対だ。

人として生きるには
人として物事を見なきゃいけない
今まで何年も飼って来た犬の死を思ったりできないはず
それよりなにより
自分の孫に当たる小さな小さな子供に
腐ってるなんていえないはずだ。


その親は友達にこう言った

将来動けなくなって息子の嫁に下の世話してもらいたいと思わない
自分の娘に面倒みてもらうつもり


自分がどうやって育ててきたか
わかってないようだ

障害児のセンターで作られたケーキを
娘が持ってきた
旦那の親がくれたけど
『<B>気持ち悪いから
そう言ったらしい
そしてそれを受け取った親は
『障害者が作った物は汚い気が ねぇ』
そう友達に言った
そんな人間だ
そしてそんな人間に娘を育てたんだ
そんな娘が将来 下の世話?
するわけがないじゃないか






思いやりを持たない人間は

思いやりを持たない子を作り出す

自分がやったことだ

責任持てばいい

苦しむ感情はあるのだろうか

人としての感情が欠落してるその人に

悲しいと言う感情は残るだろうか


自分本位の人間だった

思うに決まってるね

今までの事を後悔するかどうかはわからないけれど







吐き気がするほど哀しい人間のお話。




            水鳥。


...

愛されたいのか愛したいのか - 2002年09月02日(月)

それはそれは晴れた日だった
空を見上げると飛行機が飛んでいた
ココにアタシがいることなんて知らないで
優雅に飛ぶその光る物を見ていたら
自分がちっぽけで惨めだと
痛感したんだ。


今日友達に会った
久しぶりの友達だったんだ
いろんな話しをして
いろんな話しを聞いた

彼女は言った
アタシにこう言ったんだ

『誰かとちゃんと付き合えば?』

水鳥は愛情が不足してるんじゃないか
そう彼女は言う
思うばかりじゃなくて思われて
水鳥だけを思ってくれる人に沢山思われたほうがよくない?
なんでだろう
わかんなかった
けどなんとなくわかった

アタシ

愛情不足かもしれない。

思うより思われるほうが幸せだと言う
そんなことない
アタシは思いたい

そう思ってた
けどどうだろう


思われたいと思うのは

わがままだろうか


だってなんだか


すごく疲れてるんだもん。


          水鳥。



...




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