人には変わっていくものと変わらないものがあるのだろうと、ふと解釈できた。

ボクにとって変わっていくものとは、興味の向く学問領域ではないのだろうかと思う。それはボクが飽きっぽいとか、そういう次元の問題ではなく、ボクはあらゆる事に対して頭を使うという事に本気になれるのではないだろうか。つまり、頭を使うことが出来るなら、或いは考える能力さえあれば出来る事が好きなのではないだろうか。

だから、心理学に興味をもてるし、同時に文学や社会学のような領域であっても興味が持てる。

ボクは身体能力が低い。瞬発力も持久力も並以下だと思う。よくて平均程度。
基本的な能力が低いのだ。
何が違うのかといえば、それは方法が違うのだ。
同じ目的を達成るために、他人とは違う方法を取っている。
だから、もし、他人と全く同じ方法で事を進めたなら、たいていの分野でボクは負けるだろう。

そんなボクの中で、唯一、平均以上の能力を持っているのではないかと思えるのが「頭」だ。
ボクは頭がいいのではないかと、自分で思っている。
一般の平均以上にはいいのではないだろうかと思っている。
だから、もしかしたらこの頭を使う事なら、どこか一点であっても天才達の牙城に食い込めるのでないかという想いを抱いてるのではないだろうか。

「頭」を使って天才達の領域へ到達するための手段として、何らかの学問がある、と解釈できる。だから、より高みへと達することが出来るならどのような学問領域であっても、興味が持てれば、かまわない。

その点から考えると、ボクにとってバイクという存在が、何があろうとも変わらず興味の中心にあるという事実も新たな解釈を与える事が出来る。

ボクにとってバイクとは、身体能力に左右されず、頭、言い換えれば｢センス｣で誰よりも速く走ることが出来るものなのだ。ボクが今まで感じることが出来なかったほどの、身体に直接与えられる快感をもたらしてくれる存在なのだろう。

だから、ボクはバイクに中毒になり、もはや止められないのだ。ボクにとってのバイクは変わらないものであり、ボクがバイクからそう簡単に降りる事は有り得ない。

変わっていくものと変わらないものがある。
ボクは、本気になれるものが欲しい。
そして、まだ誰も到達したことのないほどの高みへと昇っていきたいという想いを抱いているのだろう。
ボクにとって、それが変わらないものであり、ボクの「基礎」なのだ。
ならば、この基礎さえガッチリとしていれば、その上に建つ建物も安定する。
それに、建物は建て直す事が出来る。
あまり、不安になる必要もないのかもしれない。

現実感の喪失と言われ、今のボクはなるほどと思える。
自分の生活がリアルでないのだ。
常に、何かが違うという違和感にも似た想いを抱えている。
本当の自分はこんなものではないと思いたい。

思い返してみれば、ボクはずっとこれを意識しつづけてきたように思う。ボクはそれを「本気になれるものが欲しい」という言葉と共に抱えていた。

ボクは本物が欲しい。本気になって、自分の全てをつぎ込まなければ手に入らないような、とびっきり上等の本物が欲しい。そんな本物を手に入れる事が出来るくらい、凄い人間になりたい。ボク自身も本物になりたい。それがボクの生きる意味だと想いたい。

そして、二十年間の内に自分なりに「本気になれるもの」を探してきた結果、その候補が二つ見つかった。その一つが単車であり、もう一つがＫさんだった。

ボクにとって単車は未だonly one ではない。いや、これだと言えるマシンにまだ出会っていないのだ。人生を捧げてもいいと思えるほどのマシンをボクはまだ知らない。
だけど、ボクにとってＫさんは恋愛対象となる異性ではなく、やはりＫさんだった。one of them ではなく、the one なのだ。この人とだったら人生を棒に振ってもいいと想った事さえある。

でも、ボクではお話にならないのだ。ボクが二十年間積み上げてきたはずのものは、肝心なときになって初めて、無駄だと気付かされた。ボクが本気になればなるほど、ボクの無駄さ加減が浮き彫りになる。

自分勝手に卑屈になっているだけだと言われるかもしれないけれど、ボクはそういう人間なのだ。ならば、自分だけでも自分を肯定するしかないじゃないかと思っても、ボクにしては自然な思考なのだ。

どうせダメなら、徹底的にダメになればいい。ボクの劣等感を徹底的に増大させて、押し込めて、その力で昇華できるかもしれない。本物の領域まで。ボクの求める領域はそんな近くにない。まだ足りないのかもしれない。

だから、まだ本気になれないと感じるのかもしれない。もっと、自分を落し込んでいけば、嫌でも本気にならなければならない時が来るのかもしれない。今はその次の領域へと足を踏み入れる前段階にある、混沌とした時期なのだろう。だから、ボクはひどく混乱しているし、頭の中が混沌としている。けれど、もっと追い詰められれば、不意に決断する時が来るだろう。

誰もここまで読んではいないかもしれないけれど、或いはこれを読んで不快になるかもしれないけれど、ボクはここに吐き続けていこうと思う。人間はそんなに簡単ではないのだから、少しでもその複雑さを開示して、見せ合わなければ、人はいつまでも互いを分からずに生きていかなければならない。それはあまりにも不幸だと思う。何も知らずに傷つくなら、ボクは知った上で傷つきたい。

とにかく、しばらく書きつづけようと思う。
そうしなければ、自分でも自身の考えがまとまらないだろうから。

どーも疲れる。
そう言えば、栄養ドリンクは効果が切れたら疲れが一気にくると聞いたことがある。
物事がめんどくさい。
やる気は起きるが長続きしない。
全てについて。

楽しい事はあるにが、楽しいだけだ。
上り詰めるような快感を味わうことがない。
カタルシスがない。
つまり、満足できない。
あまりの欲求不満に、ストレスが指数関数的に増大してる。
死ぬほど面白くない。
もう、投げ出したい。責任なんて全部投げ出したい。

誰もが一度は思ってもなかなか投げ出すことなんて出来ないと思う。
だけど、まだ大人になりきっていない「学生」という身分を持ったボクなら、確信犯的に責任と呼ばれるものの一切を投げ出すことが出来るかもしれない。
投げ出しても、生活が激変したとしても破綻するような事はないような気がする。

今のボクにとってそれはちょっと魅力的に思える。
犬だって餌をやらなければ噛み付くというものだ。
takeできるものもなくgiveし続けられるほどボクは人間が出来ていない。

それとも、何かを掴むには、ボクはまだ若すぎるのだろうか。
とうてい、それだけだとは思えないが。

最近、何かにつけて先が見えない気がしてしようがないです。
どうも閉塞感を感じてしまうのです。

いつもなら、イベントがある度に「あれをしよう。」とか「こうしたらどうだろう？」とかワクワクしながら考えていたのですが、今はそのワクワクどきどきがないのです。

ただ、別にそれが嫌なわけでもない自分がいるようで。
最近はいちいち小さいことで一喜一憂しなくなったし、金遣いの荒さも収まってきたし。(←単に所持金がないだけですが(汗)
何か、日々の生活を面白おかしくしようと張りきってきたけど、一息ついてホッとしてる、みたいな感じでしょうか。

もう少し、しばらくはこのまま現状維持をしてみようと思います。
変化しない現状に、耐えてみましょう。
このダウソな気分をそのまま、そっとしておきましょう。
今は動くときではないと思う。

これでも、あまり動いてないんですよ。
自分的には。
今までのボクなら、あれやこれやをやろうとするんですよ。
失敗ばかりでも楽しいですからね。
ただ、さすがに今は失敗を楽しむ余裕はないやう。

どうもこの頃、学業やサークル活動にやる気が起きません。
これは流行りのスチューデントアパシー(無気力症)というやつでしょうか。

とにかく、追い詰められている事は追い詰められてるのですが。
専門の演習でやる実験を、何をやるか決定しないといけないし。
それ関連で論文を探さないとならない。それも一、二週間の内に。
もうすぐ五月祭もあるってのに。

やはり、まだ「危機」が足りないのかな。
カイジよろしく、もっと追い詰められないと真価を発揮しないみたいな？
なので、ちょっとボクの周辺に波風を立てようと思いました。

で、彼女が出来そうです。
ホントに誰でもいいや、と思ったので手っ取り早く簡単に落せそうなのからモーションかけてみましたら。
意外と簡単に出来そうです。

それでも、いつもの動揺はありません。
やはりＫさんの事を想うように気持ちは昂ぶりません。
ま、いいか。

栄養ドリンクみたいなものでしょう。
長くは続かないけど、一時的に元気は出ます、みたいな？
一種のドーピングですよ、ドーピング。
ま、ボクのやることですから、始まった時には既に終わってる、みたいな？

明日から実家の岡山へTDR(←ニューまっすぃ〜ん)で帰ります。
久しぶりのロングツーリングだが、六時間くらいだったらTZRでも走る事が何度かあったので楽勝でしょう。
実家で何かしらリフレッシュ出来たら、と思います。

最近は生活費を削ってマンガを買い漁ったりしてるしねぇ。
ここ一週間で十五冊くらいかな？
マンガを読んでる時は楽しいからいいけど。
TDRに乗るのも素直に楽しいね。

うん。楽しいことが増えてよかった。
けど、やっぱ人生は足し算ではないのだよ、ワトソン君。
プラスとマイナスで差し引きゼロとはいかないよ。

最近はときどきプラスで、ときどきマイナス。な気分。