**Secret**..miho
卒論
2004年06月12日(土)
自分を追い詰めながら必死で頑張ってきた卒論も、ようやく理論の土台となる前半の第犠呂搬茘蕎呂鮟颪終える事ができました。後半の第珪呂搬茘絃呂任蓮∩鞍召慮正擇鮃舁的に実証していく作業です。一つ一つの仮説に関して具体例を用いながら帰納的に検証していくのだぁ。。言葉で説明しようとすると、すごく難しそうだなぁ…一応、論理学的な研究分野だからねぇ**頭が複雑にこんがらがってばかりです(×O×)

私は英文科の英語学・言語学専攻なんだけど、ちょこっとだけ異端的な卒論を書いているような気がします。同じ専攻の学生たちは、たいてい日本語、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語などの言語を対象として、それらを音声学的、音韻論的、語源学的、形態論的、統語論的、意味論的、語用論的に詳細に分析していく事になるんだけど、私の場合は、言語そのものを対象にしているのではなく、言語を使用している人間の心理に焦点を当てて研究しています。狭義的には、「言語心理学」という学問に属する研究分野です。心理学的な観点から説明しようとした言語学なのです(^-^)

言語心理学は語用論の一部に入ります。語用論とは、その名の通り、言語の使用に関する学問です。言語学の中でも最新の分野で、最も人気があるんだよ♪♪でも、最新なだけあって、まだまだ理論が浅いんだよねぇ…だから、授業ではほとんど詳しく扱われなかったので、大部分が独学で研究しなくちゃいけなくて大変でした(≧_≦)私の卒論では、一人の人物が構築した斬新的な理論を扱っているんだけど、その人物は、厳密的には言語学者ではなくて哲学者なのだ☆日常生活における言語の使用について心理学的かつ論理学的に理論を編み出した人物なんだよ☆
(*^▽^*)彼の名前は、H.P.Griceです。ソシュールやチョムスキーなどの有名な言語学者たちと比べたら、知名度はかなり低いと思います。でも、私は大学1年の「英語学概論」という授業で、彼の理論に一目惚れをしちゃったのだぁ(///o///)♪

私の卒論のテーマは、一言で言い表すと、話し手と聞き手という会話の参与者が協調的に行う言外の相互交渉についてです。会話というものは、話し手と聞き手の共同作業による言語行動なので、話し手と聞き手がお互いに協力し合わないとコミュニケーションは成り立たないのです。当たり前の事だよね??あんまり詳しく書くと、序論と結論みたいになっちゃうので。。(^_^;)ゞここでの重要な点は「言外の」という言葉です。人間は言いたい事を全て正直に口に出して言っているわけではないのです。例えば、「あなたとは良い友達です。」と言っても、実はそれは皮肉で、心の中では逆の事を思っていたり…「暑いねぇ。」という言葉は、状況によっては間接的に「クーラーを付けて欲しい。」という要請として機能していたり…このような、文字通りの意味の裏に隠された話し手の意図である「言外の意味」について研究をしているのだ。

聞き手は話し手の真意を正確に解釈するために様々な推論を行います。それは、相手は当面の会話に対して協調的であるはずだという仮定があればこその行為です。もしも、相手は理性のない人だと断言できる状況であれば、わざわざ相手の真意を読み取る努力なんかせずに、きっぱりと会話を放棄するものです。遠回しに間接的な言葉を用いる場合には、それには何か理由があって、その効果を利用して何がしか別のレベルの事を伝達しようとしているのだと解釈するのが普通です。そのような「会話の含意」の存在を理論的に考え出したのがGriceなのだぁ☆これから、具体的に発話解釈のメカニズムや含意の算定過程などを検討していく予定です。あくまでも言語学的な視点なので、「人間はなぜ素直に言いたい事を言わないのか。」に対する答えは見出されずに終わると思います。。今はね、まだGriceの会話の理論の基礎を導入した段階だから、これからの展開がこの卒論にとって重要なポイントとなるのだ☆

どうやら仮提出は来月末みたいなので、それまでには何とか一通り書き上げて形にしてしまわないと。。本提出は9月の上旬なので、仮提出の後、約1ヶ月間で全体の校正をしていけば、9月30日の卒業には何とか間に合いそうかなぁ(*'ー'*)♪もう卒論の内容がどうのこうのじゃなくて、とにかく少しでも早く解放されたいです。。(ノ△・。)17日に再び千葉へ戻ったら、もう一度エンジンを掛け直して、引き続き頑張るぞぉφ(≧。≦)あともうちょっとの辛抱だぁ☆p(・∩・)q




m a i l



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