白馬鹿日記

2016年06月28日(火) Sutliff・Mark Twain

というワケで開封。
週明けから何となく忙しくしております。旧プロジェクトの仕様追加なのでありますが半年も前に納品したアプリのソースなんて覚えてないですよもう。40代前半くらいまでは結構覚えていたんですけどね。50も半ばになると全然ダメでありまして例えば僅か2日前の日曜日の夜に何を食ったのかすら。いやこれは覚えてるな。ずっとカレーだし。例えば最後にセックスをしたのがいつだったかすら。覚えてるワケが無いですわもう何年も前なんだから。と言った按配でありまして長期記憶も短期記憶も共に劣化している有様であります。なのでソース眺めなおしてやっと作業に掛かれる状態でありますれば大した作業で無くても忙しくなってしまうワケであります。もうダメかしらんワシ。

忙しい時こそ息抜きが必要であります。まあ暇な時は息抜きしかしてませんからね。などと思いつつ新しいバルクを開封いたします。モノはSutliffの新製品のMark Twainであります。名前の由来は言わずと知れた著名文筆家でありましてトム・ソーヤーでありハックルベリー・フィンでありますがパイプ・スモーカーとしても有名な方だったりいたします。ちなみにブランドはSutliffでありますが元はA&C/Petersonのブランドだったそうでありましてレビューサイトはそちらにリンクしております。だってSutliffに無いんだもの、まだ。

薄茶・濃茶・黒とほぼ均等に入り混じったリボンカットの葉っぱはやや湿り気味であります。着香がキツいのかなと思いきやパウチ・ノートはかなり控えめでありまして何となく甘い香りがするかなどうかな風邪引いてたら絶対分からんなというくらいであります。気持ち軽めにボウルに詰めます。点火一発。湿っている割に一発で火が点きましたが特別燃え易いという感じではありません。ふむ。火を点けても薄味でありましてカラメル風味でありますかねこれは。ちょとコクのある砂糖風味でありますが鼻が愚鈍なワシには断定し辛いところもあったりいたします。吸い口はミディアム・ライト−。ちゃんとタバコ感がありますがタバコの味わいという意味ではもうひとつかな、とも。でも常に甘いワケでは無いというのはワシの好みでもあったりいたします。それと大変に扱い易い葉っぱの様でありまして、同じパイプでふたボウル吸っても底が白いままというワシの様なエターナルど素人には珍しい現象も見られたりいたしました。正直、美味しいのか美味しくないのか良く分からん状態でありますが吸い応えと飽きの来なそうな味わいから日中の常喫用には向いているのでは無いかと思います。ま、もう少し吸ってみませんとね。悪く無さそうでありますよ。

忙しい時は糖分の補給も大切であります。脳の栄養でありますよ。大した脳ではありませんけどね。クッキーと牛乳でひと息、と思ったら何故か牛乳がほろ苦かったのでありますが何事だったのでありましょうか。随分と長い事生きてきて牛乳も人並み程度には飲んでまいりましたが苦いってのは初めてでありますな。ググってみると悪くなりはじめという説が有力な様でありますが大丈夫なんですかねワシは。今のところ吐き気も腹痛も起きていないので大丈夫だとは思うのでありますがこれが最後の日記更新になるなんて事は無いですよね。どうしても書きたい事がまだ残っているとかそういう事情はありませんので別に最後でも良い様なモノでありますが問題はその理由でありまして。ま、様子見るしかありませんな。ダメだったら病院へ、ってこの辺に夜中もやってる病院なんてあるのかしらん。ちょっとピンチ。だだだ大丈夫だよね。誰か大丈夫だと言ってくれ。



2016年06月26日(日) 墓参

というワケで早起き。
のつもりでありましたが起きられませんでした。風の音が五月蝿いのと風でしなった竹が我が家に当たる音が気になって眠れなかったのであります。まあ竹の枝が当たったくらいで家が壊れるワケではありませんがひと晩ずっと窓をノックされている状況をご想像いただくと鬱陶しさがお分かりいただけるのでは無いかと。台風とか来たらどうなっちゃうんですかね。

薄明るくなった頃に多分眠って起きたら10時。地区の班長さんのご来訪で叩いや起床いたしました。何かと思えばお祭りの寄付というか割り当てというかそういうモノの集金でありましてまあお祭りくらい良いのでありますが町内会費と一緒に集めてくれませんかね面倒臭い。などと言っても仕方がありませんので大人しく払わせていただきます。別に班長さんのせいじゃ無いし。歯を磨いてコーヒーを淹れてパイプの準備をしつつ天気予報を確認。をを今日は晴れですか。やっぱお墓参りに行きましょうかね。生きてる時には滅多に会いに行かなかったのにねえ。会っても話題が無かったのが多分その理由なのでありますが今は手前が一方的に喋って5分くらいで帰って来れば良いワケでありますればその分行き易いのでは無いかと。などと言うと薄情なヤツだと思われそうでありますがそういう家族だったのでありますよウチは。

パンとヨーグルトを胃に流し込んで準備完了。バイクで出発いたします。一時期グズっていたバイク君が最近また調子が良いのでありますがどうなっているのでありましょうか。オイルも全然減らないし。機嫌が良い分には良いのでありますがいつまた悪くなっても不思議は無いですからね何しろ直してないんだから。かと言って調子の良いバイクを持ち込んでそのうちどっか悪くなるから先に直せと言われてもバイク屋も困るでしょうからもう少し様子を見るしかありません。などと思いつつどんどん高速に乗ってしまいます。ホントに心配してるんですかねワシは。横横狩場から国1国15と乗り継いで無事に到着。いや〜都会は道が広くて走り易いわ。田舎道をのんびり、なんて話はウソですな。歩道を整備して無いところが多いから怖いし横断歩道も少ないから歩行者の飛び出し多いし渋滞すると逃げ場が無いし踏切とか平気であるしDQNスクーターはウジャウジャいるし点数稼ぎの暇な警官は多いし。やれやれ。ワシが田舎に馴染むにはもう少し時間が必要な様であります。

予定通り5分程で撤収。帰りは下道。別に急いで帰らにゃイカン理由はありません。スーパーに寄って給油してから帰宅。小腹が空いたので軽くオヤツでもとキッチンに立つと蟻の大群を発見。念の為と常設しておいたアリメツに蝟集していやがりました。くそっ。シリコンで塞いだ穴を食い破りやがった様であります。アリメツを3皿に増やし1時間おきに補充。小さめの黒蟻でありますが実に良く食いやがります。発見から9時間後の現在も絶賛食事中。まずい。アリメツが尽きそうじゃ。急いで発注しましたが急いでも発送はどうせ明日なんですよね。まあ仕方がありません。ちなみに「アリメツ 食わない 効かない」等で検索して来て下さる方がいらっしゃいますが100%置き場所の問題と言わせていただきます。壁際とかで蟻の通り道になっているところに置いて下さいまし。それと主力部隊が消えた数日後に残存兵が来る事もありますので1週間くらいは置いておいた方が良いかと。この時期は乾き易いので面倒臭い事ではありますがひつこくやらないと根絶は出来ませんです。

蟻と戦いつつLNFを燻らせます。安いし美味いし文句無しの一品ですな。ワシの週末ブレンドとして定着しております。のんびりと一服しながら週中に届いたOldenkottを磨いたりいたします。珍しくも未使用品なのでありますがいかんせん古いので大分、色艶が。しかし最近高いよなあOldenkott。前はあんまり売れてなかったんだけどなあ。何故かここ1年くらいは値上がり傾向であります。と言うワケで皆様に於かれましては見掛けても入札などなさらない様にお願いをいたします。止めた方が良いですつまんない安パイプですよワシは好きだけど。てか買うなッ!



2016年06月22日(水) Lane・Dark Red

というワケで味見。
忙しい日々が一段落したと思ったらそのまま暇になってしまいました。今月の収入はどうなるのでありましょうか。神と担当者のみぞ知るところでありますれば戦々恐々と月末を待つばかりであります。って月末まで暇なままかい。それは流石に少々困りますがお金をいただけるならそれでも良いです。コジキかワシは。

などと思いつつ梅雨空を眺める日々であります。ソースのバックアップとかLinuxのドライバ開発とかの軽作業は無いワケでは無いのでンな事をしつつボーっとしているワケでありますが手持ち無沙汰なので何か一服しようかな、と思っていたらタイミング良く郵便局員様が登場。夏向けの着香を中心に頼んだ荷物の到着であります。税金と通関手数料で3900円。ちょと高い予感。インボイスを見るとサンプルのDark Redが1ozなのに何故か1.3ozとなっております。実際に量ってみても1oz。ををを100円余計に盗られたッ!とはいえこれは通関のミスでは無いので仕方がありません。パッケージひとつずつ全部量れとは言えないですからね缶とか開けられても困りますし。いつかこのお金が回り回ってうちの前の道路をちゃんと舗装してくれるモノと信じる事にいたします。

と言うワケでそのDark Redを味見する事に。着香は桃山とMacBarenのMixtureが開いていたりするのでありますが正直どちらもワシにはベストというブレンドでは無いモンでありますれば。まあワシに合わないというだけの事でありますのでファンの方はお怒りになりません様に。ジップロック・バッグを開くと出て来たのは真っ黒単色の大変に短いリボンカットでありました。これもリボンカットなんですよねきっと。どう見てもリボン形状では無いのでありますがまあいいか。ややべたっとした手触りでありますがパウチ・ノートは強くはありません。仄かなチェリーとバニラの香りであります。ぱらぱらっとボウルに落とし込んで軽く押さえて詰め込み完了。点火一発。メラメラという程ではありませんが燃え易そうな感じであります。

ううむ。軽い。吸い口はライト−後半がライトといたします。軽い分口当たりは柔らかくタン・バイトや口腔内への刺激は全くありません。味も香りもやや控えめでありますがその風味はチェリーの乗ったショートケーキという感じでありまして中々に美味。レビューサイトではチェリー+バニラ+キャラメルなのでありますがワシ的にはチェリー+ホイップ生クリームであります。正直もう少しタバコ感があっても良いかなと思ったりもするのでありますが、オヤツ的に着香を楽しむには中々に良いブレンドでは無いかと。

夕方から何故かクシャミ連発開始。風邪引いたかしらん。何だか体調の良い温度帯が年々上がっている感じでありますがトシを取るというのはそういうモノなのでありましょうか。温度計に拠れば只今の室温は28℃あるのでありますが熱も無いのに涼しく感じて靴下履いているという。話題の地球温暖化はまだでありましょうか。靴下にすぐ穴が開いて不経済でかないませんですよこのままだと。



2016年06月14日(火) Samuel Gawith・English Summer

というワケで開缶。
客先の無茶な要望に困惑する昨今であります。いや昔からか。でもねえ、例えて言うならば過積載の軽自動車にオプションパーツを付けるだけでサーキットも砂漠も走れてソコソコのタイムが出る様にしろと言われてもそれは無理な相談でありまして。フツーに考えたら分かりそうなモノなのでありますが何故か全然分かろうとしてくれ無いのであります。信用無いのかなあワシ。信用が無いとしたらそれはワシの不徳の致すところでありますれば仕方が無いのでありますが、信用の無いヤツにンな無茶をやらせようとしないで欲しいなあ、と。もしかして無茶だと思って無いのかしらん。そうかも知れないなあ。でも自称パソコンに詳しい人なんですよ?どうすりゃ分かってもらえるんですかね。経験的には自称詳しい人ってのは8割方は思い込みの激しいだけの人だったりもしますので益々分かってもらえなそうな気も。だとすると暫くはこの攻防が続くのでありましょうか。鬱陶しい事でありますな。やれやれ。

などと愚痴りつつ久々にプシュいたします。ここしばらくはバルクとパウチばかりでしたからね。貧乏なので仕方がありませんが。モノはEnglish Summerでありましてイギリスでは無いですが夏だから良いかな、と。出て来たのはSGらしい厚手ではありますがぼろぼろと崩れやすい柔らかいフレイクでありました。見るからにゴールデン・バージニアという色合いでありまして微かに酸味を含んだヘイ風味がいたします。適当につまんで折り畳んでボウルにポン。点火一発。SGのフレイクにしては乾いておりますが一般的には丁度良いと言って良い湿り気かと。点火も簡単でありました。

ふむ。美味い。一服目からもう美味い。典型的な若いバージニアでありまして酸味と甘味に麦わらの香り。良いコクもあって大変に美味しいです。やや舌にピリっと来ますがこれはワシの吸い方の問題かも知れませんので内緒であります。吸い口は軽め。ライト+といたします。気持ち、燃えるのが速めの様な感もありますがまあ気のせいかも知れません。これもワシの吸い方の問題でありましょう。軽くて味がしっかりしているというのはワシ的には珍しい気がいたします。夏の暑い盛りにあっさりしながらも美味しい一服という意味でSummerの名が大変に相応しい感じがいたしますよ。このシリーズを秋夏といただきましたがどちらも美味しかったので春と冬も試さにゃイカンですな。

と言うワケで横浜は鈴栄までバイクを飛ばして。いえ飛ばしてません道交法ほぼ遵守であります。バイクでゆっくりと買い出しに行ってまいりました。週末の話であります念のため。いつもながら、という程にはお伺いしておりませんが気持ちの良いお店であります。目的の春と冬その他数点を購入。このシリーズ、レビューサイトではLimitedとなっているのですがと聞くとカタログに載っているから定番になるのでは無いでしょうかとの事でありました。ま、メーカーしか知らんですよね真実は。美味しいし定番になってくれると良いのでありますが。



2016年06月06日(月) C&D・Black Gold Maple

というワケで開封。
残念な天気の週末でありましたが久しぶりの様な気もいたします。降らなきゃ降らないで困るワケではありますが出来ればワシの仕事のある平日に降っていただきたいモノであります。土曜日はバイクで買出し、日曜日はパイプ磨きをやっておりましたがこの土曜日はバイクの機嫌が良かったのでありますよね何故か。オイルが上がってるのか下がってるのか知らんですがそういう事が起きたり起きなかったりするモノなのでありましょうか。帰ってからプラグを外してみましたがやや黒っぽい程度でありましてこれはハイカム入れて全然回さないワシには珍しい事ではありません。前の時はカーボンがべったり張り付いてましたからねえ。機嫌が良い分には良いのでありますが原因不明というのは困ったモノであります。って開けなきゃ分からんですよねやっぱり。ワシとしても開けたいのでありますが地方税払っちゃったから今は益々金が無いのであります。やれやれ。

雨の日曜日はパイプのお手入れ。どうしてニオイが抜けないFalconのボウルをアルコール漬けにしていたのを取り出しペーパーを掛けて染料を塗布。ちゃんと抜けたかどうかは吸ってみないと分からないのであります。最後の最後、底に近くなると良くあるパイプクリーンと思われる人造アニスみたいなニオイがするのでありますがボウルそのものは臭いませんし吸っている最中も前半中盤は全く臭わないという困った状態なのであります。これで綺麗に抜けてくれると良いのでありますけどね。

更に最後に買ったOldenkottの仕上げであります。煙道内の汚れが中々綺麗に落ちずに時間が掛かってしまいましたがまあ何とかなったというか諦めたというか。ワシじゃもう無理、と。人のやった事特に手前がやられた事に関しては実に執念深い性質なのでありますが手前の能力次第とかそういう事に関しては大変に諦めが良い事になっております。カルナバ・ワックスを掛け直して空磨きしてマウスピースはコンパウンドと仕上げにObsidian・オイルを薄く塗って完了といたしました。やあ綺麗じゃ。やっぱバフ・ホイールは偉大でありますな。手でやってた時とは大違いでありますがもしかするとこれもワシの諦めの良さとか根性の無さとかに拠るモノなのかもしれません。ま、素人ですからね。道具で上手く出来るなら道具に頼ったら良いじゃん、と。

片づけをしてから一服いたします。モノはBlack Gold Mapleであります。黒と明るい茶と言うよりは黄金色系の荒めのリボンカットからは大変に心地良いメープルシロップ風味が漂ってまいります。軽く揉み解してボウルに投入。点火一発。しっかりタバコしてますな。吸い口はミディアム・ライトといたします。着香風味はどちらかと言えば控えめでありますが上品かつ自然な甘さと香りでありまして中々のお味。若いバージニアの軽い酸味がややミスマッチな感もありましてレッド・バージニアの方が合うのでは無いかしらんと思ったりもしてしまいますがそうするとAutumn Eveningになってしまうのかも知れませんですな。でもアチラよりタバコ感強めの着香弱めでありますのでよりタバコらしい着香モノが好きな方には合うのでは無いかと。ワシは気に入りましたです。レギュラー・ローテーションに入るかどうかは分かりませんが代打要員としてなら定着するかな、というくらい。美味しいです。


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