2002年09月29日(日) |
今月のアンジェ&LaLa |
今頃こんなの書いてるあたりがとってもやる気ナッシング☆(偉そうに言うな)
アンジェ: 今月のアンジェは前月に引き続き特別ショート編です。登場キャラは前回の残りの人達です(オイ)。 …正確には光・地・炎・夢です。 やっぱりショート編は面白いなぁ〜と思うのですが…恋愛が絡まないから?(爆) いや、恋愛絡みの話を脳内補完する分には構わないんですけど、オフィシャルで(というか由羅絵で)自分の萌えとは違うカップリングを描かれるとちょっとヘコむというか…。 激しくショックを受けるわけでもないですけど、ルヴァ様はやっぱアンジェの方がいいのですよ、私の場合。てかロザリアにはオスカーがいいというか…要するに両方なんですけど。 カプに関してはここで言っても仕方ないことですね。ランリモでもいいですけど、納得いくラストにしてほしいです。当然アンジェが女王になると思われるので…(なるんですよね?)
それはともかく、今回のショート番外はオチのヴィエがイイです〜。この人って普段オチに使われることがあまりないように思えるんです。ルヴァ様とかオスカーは思いっきりオチに使われる人達ですがね。 まぁオリヴィエらしいオチかと。
本編もそろそろ佳境だと思うんですけどね〜?全10巻では終わらなそうですね。ラストはタイトルに「光」がついて綺麗に終わるかと思ってましたが、どうなるんだろう?
遙か: アンジェと共通して言えることなんですが、恋愛なしでは話が進まないんですかね?どうもマンガ版天真は私的に好きになれないんですが。 あかねに拘り過ぎてる気がするんですよ。今回ヨリーに色々言われていますが、八葉として、友達としてあかねを心配するのはいい。でもね、他の男にヤキモチ妬いたりは違うような気がします。 というか、天真ってそういうキャラじゃないと思いたいんですよ…。 天あかそのものがイヤなんじゃなくて、マンガの天真の態度がイヤ。 でもルビパチェックが入ってるんだよなぁ一応…。 オフィシャルでああいう天真を良しとしてるなら私には何も言えないんですが(-_-;)
その他(オイ!)…
『獣王星』最終章が始まった〜!\(^o^)/ ああ長かった…やっと完結するのね。個人的意見を言うなら弟くんが完全に死んでたのはちょいショックだったんですけど(生きてると思ってた)、ここまで来たら細かいことはもういいです。 とにかくラストまで一気に突っ走って欲しいです〜。
カレカノ: 雪野…え?そのヒキは何?ま、まさか有馬の…!(以下ネタバレになるので自主規制) 最近のカレカノは、ここまで堕ちるかというくらい暗い展開なので、さすがにこれ以上暗くはならないでしょう。 ある意味有馬もアダルトチルドレンなんだなぁと思ったりして(正確にはまだ「アダルト」じゃないけど)。ここまで精神的に崩壊するとは連載開始当時は思ってもいませんでした。 こういうテーマを少女マンガで扱うのは珍しいし難しいだろうな。 精神的な問題というのは本当に難しいです。 私自身も自分が分からなくなることがありますからねぇ(←昔自分の性格を評して「複雑怪奇」と言った奴)。 有馬の気持ちも分からなくはないんですよね…。私も雪野よりは有馬に近いしね。 ああ、これ以上語ると暗くなりそう…。 早く明るい展開が見たいな〜ということで感想を締め括ります(^^;
2002年09月24日(火) |
アンジェ新作主人公?(ちょいネタバレ) |
ラブ通を買いました…結局表紙描き下ろし由羅絵に釣られちゃうのねん。 さてさて、アンジェ新作主人公キャラ(まだラフ状態)が発表されてました。 ネタバレも何も、ルビパから詳しい情報が何も発表されてないので全然ネタバレになってないんですけどね。
新しい主人公ちゃんはお下げちゃんです。性格などは一切不明。リモ宇宙に暮らすごく普通の女の子のようです。名前はエンジュだそうで。 アンジェをもじっただけじゃないの?のちょっと言ってみたり(笑) 取りあえずアンジェじゃなかったからまあいいか。 これでまたアンジェリークなんて名前だったらコーエーブッ飛ばす!とかなり本気で思ってましたが。 でもゲームタイトルとの繋がりは訳わかんないですね。 アンジェリークというタイトルでもアンジェリークは脇キャラでしか出てこない…(^^;
ゲームの詳細も不明。一応リモ・コレは出てくるようですが、守護聖・教官・協力者が出てくるのか、恋愛対象は新キャラになるのか等は全然分かりません…。 詳細は待て次号!みたいな展開はカンベンしてくれー。
2002年09月15日(日) |
フィーメンニンは謳う&フラワー=デストロイヤー |
最近全く更新をせず、思いっきりやる気なさげな管理人です。 申し訳ありません。せめて日記だけでも更新するのがサイト管理者の義務だと分かってはいるのですが…。
さて、ここのところの復刻ブーム、文庫化ブームの例に漏れず、上記2作品も遂に文庫化です。 両作品とも既に白泉社では絶版になってます。私に言わせりゃ絶版にするのが早すぎだと思うんですが、一個人の意見など黙殺されるのが世の常なのでどーにもならんでしょう。
それはともかく、懐しくて思わず買ってしまったこの2冊、いっちょ感想など行ってみようと思います。 未読の方も興味を持たれたなら購入してみて下さいませ。
●フィーメンニンは謳う(山口美由紀)
山口美由紀の作品は、メルヘン調、ファンタジー調のものが多い。 でも、それは決して「おとぎ話」のような甘い話ばかりではない。 主人公・リーナは不本意にも事件に巻き込まれ、妖精族の女王となる少女・ミルッヒを「育てる」羽目になってしまう。 リーナが連れて行かれた「あちらの世界」は、美しい世界だったけれど「こちらの世界」の悲しさ、醜さを映し出す「鏡」のような世界でもあった。 美しさの中に生じる歪み。そして自ら封印したリーナの幼少時の記憶。 それらが明らかになったとき、リーナの心はどう変化するのか。ミルッヒは無事成長を遂げることができるのか。
物語の核は要するにその部分なのだが、今読み返すと、私は寧ろ闇に君臨する魔女・ラミアドナが気になってしまう。 孤独の壁を自ら打ち破る勇気を持たず、やり場のない悲しみばかりを募らせる彼女は、本当はどこにでもいる存在なのだと思う。 少し落ち着いて周りを見れば、魔物になる前に気付けたことが沢山ある筈だった。 彼女の家族が彼女を忌み嫌っていたわけではないこと、何よりも全てを捨てて愛してくれる存在(フェロール)がいたこと。 尤も、悲しみに囚われた人間は、周りに目を向ける余裕などないのだろうけど…。
人は、自分の心の闇とどう向き合い、乗り越えていくか。 その先にこそ本当の「強さ」があるのかもしれない。
●フラワー=デストロイヤー(那洲雪絵)
那洲雪絵の代表作といえば「ここはグリーンウッド」である。 だけど私はこの作品も好きだ。 正確には、一連の作品の主人公である高西姉妹が好きだ。 勝気で無鉄砲で破天荒な妹と、おっとり・のんびり・ぼんやりの姉。 一見正反対のこの姉妹は、だけど根っこの部分では非常によく似ているとも思う。 妹・智恵は突然自分が超能力を身に付けても全く動じず、能力を使いこなそうとさえしている。 姉・智美は自分の恋人の正体を知っても、殆ど慌てず騒がずそれを受け入れる。 ある意味この2人の居直り方には感動さえ覚える。 そして物語の重要部分に登場する姉の恋人・不破徹。 思いきり怪しさ全開の彼もまた、私は結構好きだった。それから別の意味で怪しい智恵の同級生・宮野も。
好きだったけど、でも私は智恵たちのようにはきっと一生なれない。 今を生きてる人間の大半は、多分鳥井さんのように混沌とした悩みを抱えて生きている。主人公達のように突き抜けた生き方をできる人間は少数派なのだ。 不安定で不確かな思春期と呼ばれる時代。不安や疑いや無知に覆われた暗黒時代(ダーク・エイジ)を終えた少女たちは、その先にもっと辛い現実が待ち受けていることをやがて知るだろう。 無知では済まされない、許されない。それでも泣いて逃げるわけにはいかない「大人」の現実に直面する。
だけど「198X年の私達に起きた出来事」を「忘れずに」いる限り、彼女達は決して「負けない」のだ。 どんなに弱い人間でも、超能力なんか持たなくても、負けない気持ちがあればいつか暗闇は晴れる時が来る。その時を信じて、人は辛い現実を乗り越える力を手に入れる。
号泣。
今号のフルバはこの一言に尽きる。 夾っ辛い時には我慢しなくていいのだよっ。さあっ姉さんの胸で存分にお泣き! (誰も望んでねぇ。しかも綾女入ってるし)
今号ほど由希王子の存在を恨めしく思ったことはなかった私であった…。 由希、すまん。ただの逆恨みだ。
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